JPH067855U - 内部混合式エアスプレーガン - Google Patents

内部混合式エアスプレーガン

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JPH067855U
JPH067855U JP5075192U JP5075192U JPH067855U JP H067855 U JPH067855 U JP H067855U JP 5075192 U JP5075192 U JP 5075192U JP 5075192 U JP5075192 U JP 5075192U JP H067855 U JPH067855 U JP H067855U
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air
spray gun
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信男 大河内
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部、内部混合式一般塗装用エアスプレーガ
ンにて、水系接着剤を霧化させると、ノズル、ニードル
部でのゲル化による詰まり及び空気キャップへの接着剤
付着によるパターン変化などが発生し、安定霧化できな
い。本案は、これらを解決することを目的とする。 【構成】 一般エアースプレーガンの霧化頭は、中心か
ら塗料を吐出し、その回りから圧縮空気を当て霧化させ
ているが、本考案は、このエアースプレーガンの本体を
そのまま使い、霧化部においてのみ、中心から圧縮空
気、回りから材料を供給し、かつカバー内で内部混合霧
化する方式とするため、ノズル基にて塗材通路と空気通
路を逆転させるように構成したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、接着剤吹付および建築塗装分野に利用される内部混合式エアスプレ ーガンに間するものである。
【0002】
【従来の技術】
接着剤をエア霧化し、大量塗布する接着剤専用スプレーガンはなく、単に、塗 装用エアスプレーガンを転用している。そのため、使用範囲も溶剤系でなおかつ 500cps以下の低粘度接着剤のみの接着剤に限定される。 又、最近の傾向として、脱溶剤の水系化が進んでいる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、この水系接着剤を塗装用エアスプレーガンで霧化させると、 塗料ノズルとニードル弁のシート部がテーパーのため、接着剤がニードル弁で たたかれることによりゲル化し、塗料ノズルが詰り易い。 ノズル口径が小さいため、高粘度に対応できない。 空気キャップに付着積層することによって吹付パターンが変化する。 という問題を呈する。 よって、本案は、水系接着剤を上記問題点が発生しないように安定した霧化を 行わせる接着剤吹付ガンとするとともに、高粘度塗材からなる建築材の塗装も行 える吹付ガンを得るようにしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
水系接着剤を安定霧化させるため、中心から圧縮空気、そのまわりから塗材を キャップ内に供給するように構成した霧化頭を一般スプレーガン本体に設けたも ので、スプレーガン本体内に、少なくとも霧化用空気通路とニードル弁を有して なるエアスプレーガンにおいて、前記ニードル弁の先端形状を球状とし、このニ ードル弁の先端に向かい合うようにノズル基を配設し、このノズル基を囲むよう にスプレーガン本体の前方にカバーを、このカバーの先端に吐出口を有する口金 をとりつけるとともに、前記ノズル基は、後方中心に位置する中心孔から斜め前 方に向けて外周に貫通する塗材通路と、後方外周に位置する入口孔から斜め前方 に中心軸孔に向かって貫通する空気通路を有し、前記ノズル基の塗材通路の入口 は塗材導入口に、塗材通路の出口は前記カバー内に、さらに、空気通路の入口は 前記霧化用空気通路と、空気通路の出口はエアーノズルとそれぞれ接続して構成 したものである。
【0005】
【作用】
本案は、ニードル弁のシート部を形成するノズル基にて、塗材通路は中心から 外周へ、圧縮空気通路は外周から中心へ逆転させる通路を形成し、このノズル基 を囲むようにカバーをとりつけるように構成したことにより、ニードル弁のシー ト部と同一中心軸上に圧縮空気を、ノズル基の外周からカバー内に向けて塗材を それぞれ吐出させることができる。これによって、中心より圧縮空気、回りより 塗材を供給し、カバー内で内部混合するので、低粘度材はもちろんのこと、高粘 度接着剤や高粘度建築用塗材も安定して霧化吹付することができる。
【0006】
【実施例】
本案の実施例を図1にもとづいて説明する。 1はスプレーガン本体、2は霧化用空気通路で、霧化用空気通路2の出口から噴 出する圧縮空気の量を調整するつまみ2aが本体の後面にとりつけられている。 又、3はニードル弁で、ガンから噴出される塗材の量をニードル弁3の動きを 規制して調整するための調整つまみ3aが本体後面についている。さらに4は、 空気弁で、霧化用空気通路2への圧縮空気の供給のON、OFFを引金5によっ て調整できるようになっている。又、この引金5によって、前記ニードル弁3の 移動もおこなっている。前記ニードル弁3の先端は球状となっており、このニー ドル弁3の先端に向かい合うようにノズル基6が本体1にとりつけられている。 又、このノズル基6を囲むようにスプレーガン本体1の前方にカバー7を、こ のカバー7の先端に、吐出口を有する口金8を着脱自在にとりつけるとともに、 前記ノズル基6は、後方中心に位置する中心孔から斜め前方に向けて外周に貫通 する塗材通路6aと、後方外周に位置する入口孔から斜め前方に中心軸に向かっ て貫通する空気通路6bを有し、前記ノズル基6の塗材通路の入口は、前記ニー ドル弁3を介して塗材導入口9に、塗材通路6aの出口は、前記カバー7内に、 さらに、空気通路6bの出口は、前記カバー内に配設されたエアーノズル10と それぞれ接続され、内部混合式エアスプレーガンを形成している。
【0007】 以上の構成になっているので、引金5を引くと空気弁4が開き、圧縮空気が霧 化用空気通路2に入り、調整つまみ2aで通常1.5〜2kgf/cm程度に 調整され、霧化用空気通路2の出口からノズル基6の空気通路6bに入り、中心 のエアーノズル10より口金8を有するカバー内に噴出される。
【0008】 一方、接着剤および建築用塗材は、図示しない塗材圧送ポンプから通常40〜 50kgf/cm程度に加圧され、塗材導入口9から入り、ニードル弁3が引 金5で引かれ、ニードル弁3の先端球弁がノズル基6のボールシートより離れる ことにより、塗材は、ノズル基6の塗材通路6aを通って、カバー7内に噴出さ れる。同時に圧縮空気も、空気弁4から霧化用空気通路2に入り、その出口2a より、ノズル基6の空気通路6bに入り、中心に向かって進み、エアーノズル1 0の先端より噴出される。 ノズル基6の塗材通路6aならびにエアーノズル10より、それぞれ噴出され た塗材ならびに圧縮空気は、カバー7内にて内部混合され、口金8から被塗物に 向かって噴出される。よって、高粘度材の塗装をエアハンドガンの感覚で操作出 来るので、操作がしやすくなる。
【0009】 さらに、本案の他の実施例として、図2に示すものは、平面自動塗装機、レシ プロケーターや塗装ロボットなどの自動塗装機械にとりつけて塗装を行う自動ガ ンに適用したもので、図1に示したハンドスプレーガンと相違するところは、引 金操作と空気弁がとりついていないところである。 霧化用空気通路2に入る圧縮空気は、別途図示しない空気減圧弁で調圧された のち、空気ホースにて自動ガンに供給するようになっている。
【0010】 又、ニードル弁3の移動は、ニードル弁3の後端にピストン室11を設け、こ のピストン室に入る圧縮空気は、別途図示しない空気減圧弁で調圧されたのち、 空気ホースにて自動ガンに供給し、行うようになっている。 霧化用空気通路2の出口からは、圧縮空気は、図1に示したと同じ構成のノズ ル基6の空気通路6bを通り、同様に内部混合される。
【0015】
【考案の効果】 一般汎用のエアスプレーガンの本体を用いて、ノズル基にて圧縮空気と塗材の 通路を逆転させ、中心より圧縮空気、その回りから塗材を供給し、内部で混合霧 化させることができるので、高粘度の接着剤や建築塗材を安定霧化することがで きる。 従来、塗材をポンプを介して吹付ガンに圧送するものは、エアレスガンと内部 混合霧化部を有するガンを使用していたため、一方の手でエアレスガンの引金を 引いて塗材を供給しながら、他方の手で霧化用のコックの開閉操作をする必要が あったが、本案は、霧化部以外は一般汎用のエアスプレーガンの構造と同じため 、一般汎用のエアスプレーガンの感覚で、引金のみの片手操作ででき、操作性が 大巾によくすることができる。 ノズル基とニードル弁のシート形状を、球弁による線接触としたので、ノズル 詰りを解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す縦断面図。
【図2】本考案の他の実施例を示す縦断面図。
【符号の説明】
6 ノズル基 6a 塗材通路 6b 空気通路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプレーガン本体1内に、少なくとも霧
    化用空気通路2とニードル弁3を有してなるエアスプレ
    ーガンにおいて、前記ニードル弁3の先端形状を球状と
    し、このニードル弁の先端に向かい合うようにノズル基
    6を配設し、このノズル基6を囲むようにスプレーガン
    本体1の前方にカバー7を、このカバー7の先端に吐出
    口を有する口金8をとりつけるとともに、前記ノズル基
    6は、後方中心に位置する中心孔から斜め前方に向けて
    外周に貫通する塗材通路6aと、後方外周に位置する入
    口孔から斜め前方に中心軸孔に向かって貫通する空気通
    路6bを有し、前記ノズル基6の塗材通路6aの入口は
    塗材導入口9に、塗材通路6aの出口は前記カバー7内
    に、さらに、空気通路6bの入口は前記スプレーガン本
    体1内の霧化用空気通路2と、空気通路6bの出口は前
    記カバー7内に配設されたエアーノズル10とそれぞれ
    接続してなる内部混合式エアスプレーガン。
JP5075192U 1992-06-10 1992-06-10 内部混合式エアスプレーガン Expired - Lifetime JP2558243Y2 (ja)

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JPH067855U true JPH067855U (ja) 1994-02-01
JP2558243Y2 JP2558243Y2 (ja) 1997-12-24

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ID=12867545

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52126876U (ja) * 1976-03-23 1977-09-27

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52126876U (ja) * 1976-03-23 1977-09-27
JPS5717293Y2 (ja) * 1976-03-23 1982-04-12

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