JPH0678027U - 空調装置のフィルター取付構造 - Google Patents

空調装置のフィルター取付構造

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JPH0678027U
JPH0678027U JP2687493U JP2687493U JPH0678027U JP H0678027 U JPH0678027 U JP H0678027U JP 2687493 U JP2687493 U JP 2687493U JP 2687493 U JP2687493 U JP 2687493U JP H0678027 U JPH0678027 U JP H0678027U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルターを多方向から脱着可能にする。 【構成】 フィルターをダクト1に脱着可能に取付け
る。ダクト1の周面に二つのフィルターホルダー取付孔
2,3を設け、該孔2,3に複数組の係止爪11を有す
る二つのフィルターホルダー4,5を着脱可能に設け
る。フィルターホルダーの4,5の取付時に係止爪11
をダクト1の内側に突出させる。フィルター枠12をフ
ィルターホルダー取付孔2,3に出入り可能に設け、該
フィルター枠12の外周面に二つのスライドレール1
5,16を直交配置する。スライドレール15,16を
係止爪11に摺動可能に係合する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はフィルターを多方向から脱着できるようにした空調装置のフィルター 取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
空調装置は導入空気のゴミや埃を除去するフィルターを備え、これを通常はダ クトに脱着可能に取付けて、その定期的な清掃を可能にしている。 例えば実開昭63ー13320号公報では、空気取入口と冷却ユニットとの間 のダクトに、フィルターを側方から脱着可能に取付けている。
【0003】 しかし、この従来のものは、フィルターの脱着方向が一方向に限られ、またフ ィルターを適用できる空調装置も、そのような脱着を前提にした空調装置に限ら れてしまう、という問題がある。 この問題は、特に近時の車両用空調装置のように、その設置スペースや配置に 種々の制約を受け、空調ユニットの配置が多様化している現状において、多方向 から脱着できるフィルターの開発が望まれていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はこのような問題を解決し、フィルターを多方向から脱着可能にし、空 調装置の設置状況に応じて最適な脱着方向を選択できるとともに、そのメンテナ ンスを至便にした、空調装置のフィルター取付構造を提供することを目的として いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案の空調装置のフィルター取付構造は、フィルターをダクトに 脱着可能に取付けた空調装置のフィルター取付構造において、ダクトの周面に二 つのフィルターホルダー取付孔を設け、該孔に複数組の係止爪を有する二つのフ ィルターホルダーを着脱可能に設け、該ホルダーの取付時に前記係止爪をダクト の内側に突出させるとともに、フィルター枠をフィルターホルダー取付孔に出入 り可能に設け、該フィルター枠の外周面に二つのスライドレールを直交配置し、 該レールを前記係止爪に摺動可能に係合して、フィルターを多方向から脱着可能 にし、空調装置の設置状況に応じて最適な脱着方向を選択できるとともに、その メンテナンスを至便にしたことを特徴としている。
【0006】
【作 用】
フィルターホルダーを移動すると、その係止爪に係合したフィルター枠が一緒 に移動して、該枠がフィルターホルダー取付孔から引き抜かれる。 フィルターの脱着方向を上方または側方の何れかに選択できる。 フィルターを一方向から脱着するときは、他方のフィルターホルダーがフィル ター枠の移動を促す。 フィルターの脱着方向を選択できるから、空調装置の設置状況に応じて最適な 脱着方向を選択でき、しかもそのメンテナンスを至便にする。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を車両用空調装置に適用した図示実施例について説明すると、図 1乃至図4において1は、内外気取入口から取り入れた空気をエバポレータ(共 に図示略)へ導く矩形断面のダクトで、内外気取入口とエバポレータとの間の上 部周面と側部周面とに、フィルターホルダー取付孔2,3が設けられ、これらに フィルターホルダー4,5が取付けられている。
【0008】 フィルターホルダー4,5は実質的に同一に構成され、これは図4のように凹 孔6を有する有底の箱形に形成され、その上部周面には複数のビス孔7を設けた フランジ部8が突設されていて、該孔7の外側からフィルターホルダー取付孔2 ,3の周縁に設けたビス孔10に、ビス9がねじ込まれている。
【0009】 フィルターホルダー4,5の下面には複数組の係止爪11が突設され、該係止 爪11は図3のように略L字形断面に形成され、かつこの一対を対向して配置し ていて、これらの間にフィルター枠12の一端が摺動可能に係合している。
【0010】 フィルター枠12は、フィルターホルダー取付孔2,3に出入り可能にされ、 これは枠内に取付けたフィルター13と相似形の略正方形に形成されていて、そ の上部片側の隅角に略正方形の切欠部14が形成され、該切欠部14を挟むフィ ルター枠12の外周面に、スライドレール15,16を設けている。
【0011】 スライドレール15,16は略T字形断面に形成され、これをフィルターホル ダー4,5の係止爪11,11の間に摺動可能に挿入している。
【0012】 一方、ダクト1内の下部には凹溝17を形成したリブ18が設けられ、該凹溝 17内にフィルター枠12の下端部を差し込み可能にしている。
【0013】 図5は本考案の他の実施例を示し、前述の実施例と対応する構成部分に同一の 符号を用いている。 この実施例は、前述の側壁と相対するダクト1の側壁に、フィルターホルダー 5を取付け、またフィルター枠12を前述と左右反対向きにダクト1内に収容し て、図示のようにフィルターをダクト1の上方および右方から脱着可能にした点 を特徴にしている。
【0014】 このように構成した空調フィルターの取付構造は、二辺にスライドレール15 ,16を設けたフィルター枠12と、二つのフィルターホルダー4,5との製作 を要し、これらを例えば樹脂成形によって製作するとともに、指定されたフィル ターの脱着方向と空調装置の配置仕様に応じて、ダクト1の所定位置周面にフィ ルターホルダー取付孔2,3を設ける。 実施例ではダクト1の上部周面と側面との二箇所に、フィルターホルダー取付 孔2,3を設けている。
【0015】 次にダクト1にフィルターを取付ける場合は、例えば一方のフィルターホルダ ー取付孔3にフィルターホルダー5を挿入し、これをビス9を介してダクト1の 側面に固定する。 このようにすると、ダクト1の側壁内にはフィルターホルダー5の係止爪11 ,11が突出し、かつそれらの複数組が垂直方向に配置される。 この後、フィルターホルダー4の係止爪11,11に、フィルター枠12の一 方のスライドレール15を挿入し、該係止爪11,11にフィルター枠12を保 持させる。
【0016】 そして、係止爪11,11とスライドレール15との係止状態を維持しながら 、フィルター枠12とフィルターホルダー4とをフィルターホルダー取付孔2に 一緒に挿入し、かつその際スライドレール16を、前記配置したフィルターホル ダー5の係止爪11,11内に上方から挿入する。
【0017】 フィルターホルダー4をフィルターホルダー取付孔2に収容し、スライドレー ル16を全ての係止爪11,11に挿入後、フィルター枠12の下端を凹溝17 に押し込み、当該部を支持させたところで、ビス9をビス孔7を介してビス孔1 0にねじ込み、フィルターホルダー4をダクト1の上面に固定して、フィルター の取付けが完了する。
【0018】 こうして取付けたフィルター枠12は、スライドレール15がフィルターホル ダー4の係止爪11と係合し、またスライドレール16がフィルターホルダー5 の係止爪11と係合し、更に下端部を凹溝17の弾性で挟持されているから、車 両の走行振動等によるガタを吸収され、異音の発生を防止される。 また、フィルターホルダー取付孔2,3は、フィルターホルダー4,5によっ て閉塞されているから、空調運転時に当該部から空気漏れすることはない。
【0019】 次にメンテナンス時にフィルターをダクト1から取出す場合は、空調装置の構 造や配置に応じて、その取出し方向をダクト1の上方または側方に選択する。 例えばフィルターをダクト1の上方へ取出す場合は、ビス9を取り外し、フィ ルターホルダー4を保持して、これを引上げる。 このようにすると、フィルター枠12がフィルターホルダー4と一緒に引上げ られ、そのスライドレール16がフィルターホルダー5の係止爪11に沿って移 動して、フィルターホルダー取付孔2から引き抜かれる。
【0020】 この後、スライドレール15を係止爪11に沿って移動し、フィルター枠12 をフィルターホルダー4から引き抜けば、フィルター13の清掃が可能になる。 フィルター13の清掃後、これをダクト1内に取付ける場合は、前述と同様に スライドレール15を係止爪11,11に挿入し、それらの係止状態を維持しな がらフィルターホルダー取付孔2に挿入し、かつその際スライドレール16を係 止爪11,11内に挿入し、フィルター枠12の下端を凹溝17内に押し込んだ ところで、ビス9をビス孔7,10にねじ込み、フィルターホルダー4を固定す ればよい。
【0021】 一方、フィルターをダクト1の側方へ取出す場合は、ビス9を取り外し、フィ ルターホルダー5を保持して、これをダクト1の側方へ引く。 このようにすると、フィルターホルダー5と一緒にフィルター枠12が移動し 、8そのスライドレール15がフィルターホルダー4の係止爪11に沿って移動 して、フィルターホルダー取付孔3から引き抜かれる。
【0022】 この後、スライドレール16を係止爪11に沿って移動し、フィルター枠12 をフィルターホルダー5から引き抜けば、フィルター13の清掃が可能になる。 フィルター13の清掃後、これをダクト1内に取付ける場合は、スライドレー ル16を係止爪11,11に挿入し、それらの係止状態を適宜維持しながらフィ ルターホルダー取付孔3に挿入し、かつその際スライドレール15を係止爪11 ,11内に挿入し、フィルター枠12の下端を凹溝17の側方から押し込み、ビ ス9をビス孔7,10にねじ込んで、フィルターホルダー5を固定すればよい。
【0023】 このように本考案は、フィルターをダクト1の上方または側方から脱着し得る から、空調装置の配置状況によって最適なフィルターの脱着方向を選択でき、フ ィルターのメンテナンスに至便であるとともに、フィルターを上方または側方か ら脱着する空調装置に適用できるから、その適用範囲を広げることもできる。
【0024】 なお、上述の実施例は何れも本考案を車両用空調装置に適用しているが、これ に限らずパワーショベルやコンバイン、船舶等の運転室に設けた空調ユニットに 適用することも可能である。
【0025】
【考案の効果】
本考案の空調装置のフィルター取付構造は以上のように、ダクトの周面に二つ のフィルターホルダー取付孔を設け、該孔に複数組の係止爪を有する二つのフィ ルターホルダーを着脱可能に設け、該ホルダーの取付時に前記係止爪をダクトの 内側に突出させるとともに、フィルター枠をフィルターホルダー取付孔に出入り 可能に設け、該フィルター枠の外周面に二つのスライドレールを直交配置し、該 レールを前記係止爪に摺動可能に係合したから、フィルターを多方向から脱着可 能にでき、空調装置の設置状況に応じて最適な脱着方向を選択できるとともに、 そのメンテナンスに至便な効果がある。 また、本考案はフィルターの脱着方向を選択できるから、脱着方向を異にする 二様の空調装置に適用できる実用的な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のAーA線に沿う断面図である。
【図3】図1のBーB線に沿う断面図である。
【図4】本考案の要部を示す分解斜視図である。
【図5】本考案の他の実施例の要部を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ダクト 2,3 フィルターホルダー取付孔 4,5 フィルターホルダー 11 係止爪 12 フィルター枠 13 フィルター 15,16 スライドレール

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルターをダクトに脱着可能に取付け
    た空調装置のフィルター取付構造において、ダクトの周
    面に二つのフィルターホルダー取付孔を設け、該孔に複
    数組の係止爪を有する二つのフィルターホルダーを着脱
    可能に設け、該ホルダーの取付時に前記係止爪をダクト
    の内側に突出させるとともに、フィルター枠をフィルタ
    ーホルダー取付孔に出入り可能に設け、該フィルター枠
    の外周面に二つのスライドレールを直交配置し、該レー
    ルを前記係止爪に摺動可能に係合したことを特徴とする
    空調装置のフィルター取付構造。
JP1993026874U 1993-04-23 1993-04-23 空調装置のフィルター取付構造 Expired - Lifetime JP2593715Y2 (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000059606A1 (fr) * 1999-03-31 2000-10-12 Yugen Gaisha Infinity Kenkyusho Filtre a air pour conditionneur d'air
JP4717858B2 (ja) * 2007-07-10 2011-07-06 住友建機株式会社 建設機械の空調装置
JP2020001462A (ja) * 2018-06-25 2020-01-09 株式会社ヴァレオジャパン 車両空調装置用の送風装置
JP2020012575A (ja) * 2018-07-17 2020-01-23 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 空気式放射空調システム
JP2021143808A (ja) * 2020-03-13 2021-09-24 三菱電機株式会社 換気装置

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