JPH067742Y2 - パチンコ機のランプ表示器 - Google Patents

パチンコ機のランプ表示器

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JPH067742Y2
JPH067742Y2 JP10905488U JP10905488U JPH067742Y2 JP H067742 Y2 JPH067742 Y2 JP H067742Y2 JP 10905488 U JP10905488 U JP 10905488U JP 10905488 U JP10905488 U JP 10905488U JP H067742 Y2 JPH067742 Y2 JP H067742Y2
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lamp
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lamps
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吉平 新山
広司 伊東
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株式会社ソフィア
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、パチンコ機に取付けられるランプ表示器に関
するものである。
〈従来の技術〉 パチンコ機の前面枠の上部や遊技盤等に取付けられて、
当該パチンコ機における遊技状態等を視覚的に報知する
従来のランプ表示器は、平板状の本体ベースの前面側に
ランプを交換可能なランプソケットを適宜に配置し、各
ランプソケットに1個宛ランプを取り付け、該ランプの
前面を覆う箱状のレンズ部材を各々ネジにより本体ベー
スに止着していた。そして、ランプ表示器の発光源たる
電球のフィラメントが切れると、レンズ部材を本体ベー
スから取り外して、ランプ交換をするのが常であった。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし、上記したような従来のランプ表示器において
は、本体ベースにネジ止めされたレンズ部材を取り外す
作業を行ってから、新たな電球と交換しなければなら
ず、しかも、ランプ交換作業においても、ランプソケッ
トに取り付けられたランプを回転させて取り外し、同様
の動作を行ってランプをランプソケットに取り付けなけ
ればならないために、このようなランプ交換等の保守作
業が大変面倒であった。
また、従来のランプ表示器のランプ基板にはランプを1
個宛て取付ける構成となっており、広域の発光領域を得
られるようにしたり、適宜な光量(高い照度)を得られ
るようにするためには、複数個のランプ基板をランプ表
示器内に設けなければならず、比較的小型に形成される
ランプ表示器においては、斯かる構成を採ることは困難
であった。一方、1枚のランプ基板に複数のランプを取
付けるように構成する場合においても、ランプ基板自体
が大きくなってしまい、斯かる大型のランプ基板を収納
するスペースを本体ベース内に確保する必要があると共
に、該大型のランプ基板を安定的に保持する構造が必要
になるため、複数のランプを設けたランプ基板を高さ
(取付け面からの突出量)に制限のあるランプ表示器に
使用することはできなかった。
さらに、ランプ表示器に多数のランプを設ける構造とし
た場合には、ランプの数と同数のランプ基板を個別に取
り付ける組立作業を行わなければならず、各ランプ基板
かに引き出されたリード線の取扱いも複雑となるため
に、組立作業を効率よく行うことができなかった。
そこで、ランプ表示器全体の高さ(取付け面からの突出
量)を極力抑えて、複数のランプを集約的に設けること
が可能で、簡便且つ簡易にランプ交換等の保守作業を行
うことができると共に、組立作業を効率良く行えるコン
パクトなランプ表示器の開発が望まれていた。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は上記に鑑み提案されたもので、本体ベース
(6)にランプ(8)を装着して該ランプ(8)の前面
側をレンズ部材(9)で覆ったパチンコ機(1)のラン
プ表示器(5)であって、ランプ基板(18)に導電性
材からなるピン(25,25)を2本貫通させて両ピン
(25,25)の端部を該ランプ基板(18)の両側に
夫々突出形成し、ランプ接点(24)を有する一対の差
し込み孔(23,23)を備えたランプ(8,8)を、
上記ランプ基板(18)の両側に突出するピンへ各差し
込み孔(23,23)を装着することによって各々取付
け、上記本体ベース(6)には、上記各ランプ(8,
8)を各々寝かせた状態でランプ基板(18)が固定さ
れる基板ホルダ(15,15)を形成し、該基板ホルダ
(15)に上記ランプ基板(18)を固定して該ランプ
基板(18)の各ランプ(8,8)の前面側からレンズ
部材(9)を着脱可能に取付けたものである。
〈作用〉 ランプ基板の前面側からレンズ部材を本体ベースに着脱
可能としたランプ表示器においては、当該ランプ表示器
の前面側からレンズ部材を取り外すことで、本体ベース
の基板ホルダに支持されたランプ基板が表出する。
ランプ基板の両側に突出する2本のピンに、2つのラン
プの各差し込み孔を夫々装着することで、各ランプのラ
ンプ接点とピンとが導通し、一のランプ基板の両側にラ
ンプを点灯可能な状態で各々取り付けられる。
本体ベースの基板ホルダに固定されたランプ基板の両側
に装着される各ランプは、夫々寝かされた状態(本体ベ
ースの前面側表面に沿う状態)で配置されるので、本体
ベースの前面側よりランプが突出する突出量が小さくな
ると共に、レンズ部材の突出量も小さくなって、ランプ
表示器全体が小型となる。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面にもとづいて説明する。
パチンコ機1は、第1図に示すように、機枠2の一側に
額縁状の前面枠3をヒンジ4,4により開閉可能に蝶着
し、該前面枠3の表面の上部にランプ表示器5を取付け
てある。
ランプ表示器5は、第3図に示すように、前面枠3の表
面に取付ける本体ベース6と、該本体ベース6を包囲す
る包囲枠7と、本体ベース6に取付けるランプ8…と、
各ランプ8を覆うようにして取付けたレンズ部材9…と
が主要な構成部材である。
本体ベース6は、第3図及び第5図に示すように、合成
樹脂製の横長な部材であって、上端縁と下端縁から後方
に向けて縁壁部10,10を起立することにより裏側に補強
空間11を形成し、該補強空間11を区画壁12により区画
し、左右の補強空間11の端部にはねじ孔を有すボス状の
止着部13,13を突設し、前面には横長な窪み状のランプ
収納室14…を形成するとともに各ランプ収納室14のほぼ
中央の上下に基板ホルダ15を形成し、中央のランプ収納
室14の左右には包囲枠7を止着する止着座16,16を突設
し、周縁の少し内側には包囲枠7を案内するガイド片17
…を突設してなる。基板ホルダ15は、間隔を配して対向
する一対の突起状であって、対向する面にはランプ基板
18を挟持する溝乃至突起状の基板嵌合部19,19を形成し
てある。なお、基板ホルダ15の基端部間には、ランプ基
板18の後部を通したり、或はコードを通すための貫通孔
20を開設してある。そして、各ランプ収納室14の内面に
はランプ8の光を反射する曲板状の反射部材21を貼設し
てある。
上記した構成からなる本体ベース6に取付けるランプ8
は、ゴム製ソケット22を有し、該ソケット22に貫通させ
た2つの差し込み孔23,23内にランプ8のフィラメント
に通じた導線24,24を通し、各差し込み孔23から外部に
突出した導線24の端部をソケット22側に折り返してあ
る。したがって、ソケット22の差し込み孔23,23内の導
線24,24に通電するとランプ8のフィラメントが発光す
る。
このランプ8を保持するランプ基板18は、絶縁性を有す
る小さな板に貫通孔を開設し、該貫通孔内に鉄、銅等の
導電性材からなるピン25,25を貫通させて各ピン25のほ
ぼ中央を半田付け等により固定してピン25,25の両端部
をランプ基板18の両側に突出させてなる。なお、貫通孔
を開設した部分はプリント配線して導電性を持たせてあ
るので、半田付けにより容易にピン25,25を固定するこ
とができ、またピン25とプリント配線とを電気的に導通
させることができる。
斯るランプ基板18にランプ8を取付けるには、第3図に
示すように、ソケット22の差し込み孔23,23内にピン2
5,25の端部を挿入することによりランプ8を支持する
とともに、差し込み孔23,23内のランプ接点としての導
線24,24にピン25,25を接触させる。なお、半田付けし
た側に突出するピン25,25にはリング状の絶縁部材26を
嵌合してからランプ8を差し込むことが、短絡を防止す
る上で望ましい。
上記のように、導電性材からなるピン25,25を2本貫通
させて両ピン25,25の端部をランプ基板18の相対する各
板面から夫々突出するように形成し、該ランプ基板18の
両側に突出する各ピン25,25の両端部へランプ8,8の
ソケット22,22に設けた差し込み孔23,23を夫々装着す
ることで、各ランプ8,8のランプ接点24,24とピン2
5,25とが導通し、一のランプ基板18の両側にランプ
8,8を一つ宛て点灯可能な状態で取り付けることが可
能となる。
したがって、1枚の小さなランプ基板18に一対(合計2
個)のランプ8,8を取り付けることが可能となり、比
較的小型に形成されるランプ表示器5に単一のランプ基
板18を設ける場合においても、2つのランプ8,8の点
灯部を近接させることによって、適宜な光量の得られる
ランプ表示器5となし得る。しかも、ランプ基板18に取
付けたランプ8,8の発光方向は、ランプ基板18を挟ん
で互いに相反するので、広域に渡る照明を好適に行うこ
とができ、横長に形成されるランプ表示器5において
も、広域の発光領域を確保することができる。
さらに、各ランプ8,8とランプ基板18とは、各ランプ
8,8の差し込み孔23,23をランプ基板18のピン25,25
の両端へ装着するだけで取り付けることができると共
に、ピン25,25からソケット22,22を抜き取るだけで容
易に取り外せるので、ランプ表示器5におけるランプ交
換等の保守作業はもとより、ランプ表示器5の組立作業
をも効率良く行うことができる。
また、本体ベース6の基板ホルダ15に固定されたラン
プ基板18の両側に装着される各ランプ8,8は、夫々寝
かされた状態(本体ベース6の前側表面に沿う状態)で
固定されるので、本体ベースの前面側よりランプが突出
する突出量が小さくなることと相俟って、レンズ部材9
の突出量も小さくすることができるので、ランプ表示器
5自体の小型化に寄与することとなり、パチンコ機にお
ける装着場所の自由度が高まる。
加えて、ランプ基板18に取り付けられる2つのランプ
8,8は、2本のピン25,25を共通の端子とするので、
ランプ基板18より引き出されるリード線を2つのランプ
8,8で共通に使用できると共に、ピン25,25とリード
線を導通させるためのプリント配線も従来通り一方の面
にのみ施すことで足りる。したがって、ランプ基板18の
製造行程を従来に比して複雑にすることなく、2つのラ
ンプ8,8を設けることが可能なランプ基板18を形成す
ることができる。また、2つのランプ8,8を設ける構
成であっても、各ランプ基板18より引き出されるリード
線の数は増加しないので、ランプ表示器5の製造行程を
従来通りに行うことができる。
なお、上記した実施例においては、一のランプ基板18に
対して各側面に1個宛のランプ8,8を設けるものとし
たが、例えば、ランプ基板18に複数対のピン25,25…を
突出形成するものとすれば、ランプ基板18の各側面に2
個以上のランプ8…を設けることができる。斯く構成し
た場合にも、従来のランプ基板に複数のランプを設ける
場合に比して、ランプ表示器自体を小型化できると共に
組立作業・保守作業の簡易化を期せる。
また、ピン25,25は直線状に形成する場合に限らず、ラ
ンプ8のソケット22の差し込み孔23,23を挿通可能な状
態でピン25,25を屈曲形成した場合には、ランプ基板18
の板面に対してランプ8の配設方向を適宜に調整するこ
とが可能となる。例えば、ピン25,25をランプ基板18の
板面に沿うよう(例えば、第5図において上下方向)に
同一方向へ屈曲させた場合には、各ランプ8,8の発光
部を近接させることができ、発光度を高めることができ
る。さらに、L字状のランプ表示器を構成する場合にお
いても、当該ランプ表示器の屈曲部にランプ基板が配設
されるように基板ホルダを形成し、該基板ホルダに支持
されたランプ基板の一方のランプを横方向に、他方のラ
ンプを縦方向に配置するようにピン25,25の屈曲角度を
調整すれば、一つのランプ基板によって適宜な照明効果
を得ることができる。
上記した構成からなるランプ基板18を本体ベース6の基
板ホルダ15に止着するには、ランプ基板18の上下の縁部
を基板嵌合部19,19内に嵌合することにより取付ける。
なお、ランプ8に電気を供給するコード27は、配線貫通
孔20内から補強空間11内に突出したランプ基板18の後部
のプリント配線部分に芯線の一端を半田付けする。
そして、コード27a,27bの途中を本体ベース6と一体
的に形成したコードバインダ28,28により支持し、一端
に位置するランプ基板18から他端に位置するランプ基板
18までをコード27a,27bで電気的に接続し、他端に位
置するランプ基板18に一端を接続したコード27cの他端
にコネクタ29を接続する。なお、コネクタ29側のコード
27cには比較的芯線の太いものを使用し、一端に位置す
るランプ基板18に接続するコード27aには比較的芯線の
細いものを使用することができる。
包囲枠7は、本体ベース6とほぼ同じ大きさの横長な合
成樹脂製の部材であり、内周面の後端にストッパ30を有
する横長な窓部31を3つ並べて開設し、窓部31,31の間
にはねじ貫通孔32を開設してある。したがって、包囲枠
7の後面を本体ベース6の前面に臨ませてからガイド片
17…を包囲枠7内に嵌合させることにより包囲枠7を所
定位置に位置させ、包囲枠7の前面からねじをねじ貫通
孔32内に挿入し、該ねじの先端を本体ベース6の止着座
16の雌ねじに螺合すると、包囲枠7を本体ベース6の前
面に止着することができる。そして、包囲枠7を本体ベ
ース6に止着すると、ランプ8…が対応する窓部31内に
臨む。
レンズ部材9は、本実施例では左側の第1レンズ部材9
aと、中央の第2レンズ部材9b、右側の第3レンズ部
材9cの3つからなる。
第1レンズ部材9aと第3レンズ部材9cは、前面が曲
面で上下左右の面が平面で後面が開放した略蒲鉾状の透
光性合成樹脂製箱体であり、前面と上下の面の内側面に
は四角錘形の小さな凹凸を無数に形成したレンズ加工を
施し、上面と下面の後端には係止爪33を有する係止部34
を形成してある。
第2レンズ部材9bは、第1レンズ部材9aや第3レン
ズ部材9cと同様に、前面が曲面で上下左右の面が平面
で後面が開放した略蒲鉾状の透光性合成樹脂製箱体であ
り、前面と上下の面の内側面にレンズ加工を施し、上面
と下面の後端には係止爪33を有する係止部34を形成して
あり、長さは第1レンズ部材9aよりも短尺である。
上記した構成からなる第1レンズ部材9aを包囲枠7に
取付けるには、第3図に示すように、開放後面を包囲枠
7の窓部31に臨ませ、後端がストッパ30に当接するまで
窓部31内に押し込む。この様にすると、係止部34の係止
爪33が窓部31の内周面の後端に係止し、第1レンズ部材
9aを包囲枠7の窓部31内に止着することができ、ラン
プ8を覆い隠すことができる。
第2レンズ部材9bと第3レンズ部材9cについても、
第1レンズ部材9aと同様にして、各窓部31内に充分に
押し込んで、係止部34の係止爪33を窓部31の後端縁に係
止させることにより止着する。
上記のように、第1〜第3レンズ部材9a〜9cに夫々
形成した係止部34…の係止爪33…を、本体ベース6に止
着される包囲枠7に開設した窓部31…の内周面の後端に
夫々係止させることで、ランプ基板18の前面側からレン
ズ部材9を本体ベース6に着脱可能とすることによっ
て、当該ランプ表示器5の前面側からレンズ部材9を簡
便に取り外すことが可能となる。したがって、ランプ交
換作業等が必要なランプ基板18を、本体ベース6の前面
側(本実施例においては、包囲枠7の窓部31内)に表出
させることが極めて容易となり、上記したランプ8…と
ランプ基板18との取付け構造と相俟って、ランプ交換等
の保守作業を効率良く行うことができる。なお、本体ベ
ース6(或いは包囲枠7)の着脱可能な係止手段は、上
記実施例に限定されるものではなく、ランプ表示器5の
前面側から係脱可能であれば、従来既存の係止手段を如
何様に用いても良い。
上記した構成からなるランプ表示器5をパチンコ機1の
前面枠3に取付けるには、前面枠3に開設した貫通孔35
内にコネクタ29とコード27cを通してから本体ベース6
の後面を前面枠3の表面に当接し、本体ベース6の左右
に開設してある止着部13のねじ挿通孔内にねじを挿入
し、該ねじを前面枠3にねじ込んで固定する。なお、第
5図に示すように、本体ベース6の下端を前面枠3の縁
飾り36に多少重合させると、体裁がよくなる。
そして、上記したランプ表示器5は、例えば遊技中に所
謂大当り賞態様が形成されたときに電気的制御装置37か
らの信号により全てのランプ8…を点灯または点滅させ
ることにより、遊技者や係員等に大当りの賞態様が形成
された旨を可視表示することができる。なお、ランプ表
示器5により表示する内容は上記に限らない。例えば、
打球発射装置の作動を可視表示したり、パチンコ機1の
裏機構盤40の上部適所に設けた上タンク等の球貯留状
態における球切れ状態を表示したりすることもできる。
なお、ランプ8を交換する場合には、レンズ部材9の上
面と下面を手で押圧して係止爪33を窓部31の後端縁から
外し、この状態で手前に引くと、レンズ部材9を包囲枠
7から簡単に取り外すことができる。そして、フィラメ
ントが切れたランプ8をピン25,25から引き抜き、新し
いランプ8を前記した様にして取付ける。この様に、本
考案に係るランプ表示器5にあっては、ランプ8に球切
れが生じた場合にも、レンズ部材9を簡単に取り外し
て、内部のランプ8を新しいランプ8に容易に交換する
ことができる。
そして、第2図に示すように、前面枠3の裏側に出たコ
ード27cを遊技盤収納フレーム38の一部を切り起こして
なるコードバインダ39により止着し、コネクタ29に一端
を接続した中間コード27dの他端を裏機構盤40に設けた
中継基板41に接続し、該中継基板41に一端を接続した連
絡コード27e…の他端を電気的制御装置37に接続する。
上記の様に、コードバインダ39でコード27cの途中を止
着すると、配線を整然と整理することができ、また中継
基板41を設けると、1本のコードの長さを短く抑えて配
線の共通化もできる。
なお、上記した実施例は、本体ベース6に包囲枠7を被
せ、この包囲枠7にレンズ部材9…を嵌め付けるように
したが、本考案は、レンズ部材9を直接本体ベース6に
取付けるように構成してもよい。
〈考案の効果〉 以上説明したように本考案によれば、レンズ部材を本体
ベースの前面側から着脱可能とすることによって、当該
ランプ表示器の前面側からレンズ部材を簡便に取り外す
ことが可能となるので、ランプ交換作業等が必要なラン
プ基板を容易に本体ベースの前面側に表出させることが
でき、ランプ交換等の保守作業を効率良く行うことが可
能となる。
さらに、ランプ基板に導電性材からなるピンを2本貫通
させて、両ピンの端部をランプ基板の相対する各板面か
ら夫々突出するように形成し、該ランプ基板の両側に突
出する各ピンの両端部へランプの差し込み孔を夫々装着
することで、各ランプのランプ接点とピンとが導通し、
一のランプ基板の両側にランプを点灯可能な状態で各々
取り付けることが可能となる。
したがって、1枚のランプ基板に2個のランプを一対に
集約して取り付けることが可能となり、比較的小型に形
成されるランプ表示器に単一のランプ基板を設ける場合
においても、一対のランプの点灯部を近接させることに
よって、適宜な光量の得られるランプ表示器となし得
る。しかも、ランプ基板の相対する2側面に取付けられ
たランプの発光方向は、ランプ基板を挟んで互いに相反
するので、広域に渡る照明を好適に行うことができ、横
長に形成されるランプ表示器等においても、広域の発光
領域を確保することができる。
さらに、各ランプとランプ基板とは、各ランプの差し込
み孔をランプ基板のピンの両端へ装着するだけで取り付
けることができると共に、ピンからランプを抜き取るだ
けで容易に取り外せるので、従来のランプとランプソケ
ットの如く、ランプを回動操作することで着脱する場合
に比して、ランプ交換等の保守作業はもとより、ランプ
表示器の組立作業をも効率良く行うことができる。した
がって、上記した本体ベースとレンズ部材との取付け構
造と相俟って、ランプ表示器の組立作業やランプ交換等
の保守作業を短時間で効率良く行うことが可能となり、
工場におけるパチンコ機の組立作業やパチンコ店におけ
るメンテナンス作業の合理化を図ることができる。
また、本体ベースの基板ホルダに固定されたランプ基板
の両側に装着される各ランプは、夫々寝かされた状態
(本体ベースの前面側表面に沿う状態)で配置されるの
で、本体ベースの前面側よりランプが突出する突出量が
小さくなると共に、レンズ部材の突出量も小さくなっ
て、ランプ表示器自体の小型化に寄与することとなり、
パチンコ機におけるランプ表示器の装着場所の自由度を
高めることができる。
加えて、ランプ基板に取り付けられる一対のランプは、
2本のピンを共通の端子とするので、ランプ基板より引
き出されるリード線を2つのランプで共通に使用できる
と共に、ピンとリード線を導通させるためのプリント配
線の従来通り一方の面にのみ施すことで足りる。したが
って、ランプ基板の製造行程を従来に比して複雑にする
ことなく、一対のランプを倍数宛て設けることが可能な
ランプ基板を形成することができる。また、一対のラン
プを設ける構成であっても、各ランプ基板より引き出さ
れるリード線の数は増加しないので、ランプ表示器の製
造行程を従来通りに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図はパチンコ
機の斜視図、第2図はパチンコ機の裏側から見た斜視
図、第3図はランプ表示器の分解斜視図、第4図はラン
プ表示器の裏側から見た斜視図、第5図はランプ表示器
の断面図である。 図中、1はパチンコ機、3は前面枠、5はランプ表示
器、6は本体ベース、7は包囲枠、8はランプ、9a〜
9cは第1〜第3レンズ部材、15は基板ホルダ、18はラ
ンプ基板、23は差し込み孔、25はピンである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体ベースにランプを装着して該ランプの
    前面側をレンズ部材で覆ったパチンコ機のランプ表示器
    であって、 ランプ基板に導電性材からなるピンを2本貫通させて両
    ピンの端部を該ランプ基板の両側に夫々突出形成し、ラ
    ンプ接点を有する一対の差し込み孔を備えたランプを、
    上記ランプ基板の両側に突出するピンへ各差し込み孔を
    装着することによって各々取付け、上記本体ベースに
    は、上記各ランプを各々寝かせた状態でランプ基板が固
    定される基板ホルダを形成し、該基板ホルダに上記ラン
    プ基板を固定して該ランプ基板の各ランプの前面側から
    レンズ部材を着脱可能に取付けてなるパチンコ機のラン
    プ表示器。
JP10905488U 1988-08-22 1988-08-22 パチンコ機のランプ表示器 Expired - Lifetime JPH067742Y2 (ja)

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