JPH0676867A - アース用端子 - Google Patents

アース用端子

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JPH0676867A
JPH0676867A JP25220192A JP25220192A JPH0676867A JP H0676867 A JPH0676867 A JP H0676867A JP 25220192 A JP25220192 A JP 25220192A JP 25220192 A JP25220192 A JP 25220192A JP H0676867 A JPH0676867 A JP H0676867A
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JP
Japan
Prior art keywords
grounding
piece
terminal
terminals
plate
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP25220192A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Aono
隆 青野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Publication of JPH0676867A publication Critical patent/JPH0676867A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同一の箇所に複数のアース用端子を固定でき
るとともに、固定作業を経時的に行うことを可能にする
こと。 【構成】 電線2の一端にアース用端子1が接続され、
このアース用端子1は、ボルト挿入孔4を備えた板状片
3を備えている。この板状片3の外縁には、当該板状片
3と連続する少なくとも1個の連結片6が設けられてお
り、この連結片6に異なるアース用端子10が連結可能
に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アース用端子に係り、
とくに、複数のアース用端子を同一位置にて固定する際
に好適なアース用端子に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車等におけるワイヤハーネ
スには、当該ワイヤハーネスから延出するアース用の電
線が設けられており、この電線の一端にアース用端子を
設け、このアース用端子を車両のボディに適宜なボルト
を介して固定する構造が知られている。
【0003】図4には、自動車における従来のアース用
端子固定構造の一例が示されている。この図において、
車両30のボンネット内にワイヤハーネス31が配線さ
れている。このワイヤハーネス31内に収容されたアー
ス用の電線32は、当該ワイヤハーネス31の一端また
は途中から外部に延出され、その一端が前記ボンネット
内における車両30部分に固定され、これにより、所定
のアースがなされるようになっている。
【0004】これをさらに詳述すると、図5に示される
ように、アース用の電線32の一端には、ボルト挿入孔
33を備えたリング状のアース用端子34が連結されて
おり、ボルト挿入孔33内にボルト35を挿通してボル
ト35の先端側を車両30部分に形成されたねじ孔36
にねじ込み、これによってアース用端子34の車両30
側への固定がなされるようになっている。
【0005】ところで、自動車等においては、同一位置
にてアースを施すことが多く、従って、この場合には、
図6に示されるように、略同一形状を備えたアース用端
子34を相互に重合させ、各ボルト挿入孔33内にボル
ト35を挿通し、ねじ孔36にねじ込んで車両30部分
に固定することとなる。これによれば、アース位置の集
約が可能となり、ボルト数の削減を通じて固定作業の単
一化を図ることができた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の構造にあっては、複数のアース用端子34を重合さ
せた場合に、必然的に各アース用端子34の肉厚が総合
されることとなり、ボルト35全体の長さや、ねじ形成
領域の長さに制限がある場合には不向きであるという不
都合があった。このことは、極めて狭いスペースにてア
ースを必要とする場合には、その作業を困難ならしめる
要因ともなっていた。
【0007】また、一つのアース回路を取り外したり、
あるいは再度取り付けたりする場合に、その都度各アー
ス用端子34を固定しているボルト35の着脱作業が要
求され、その結果、作業の煩雑化を招来するのみなら
ず、アース用端子34の表面に傷を付け易い等の損傷発
生率を高めることともなっていた。
【0008】さらに、従来のアース用端子34にあって
は、複数を共締めすると、弛みを生じ易く、かつ、ボル
ト締付時に各アース用端子34の曲り等も発生し易く、
信頼性を損うという不都合もあった。
【0009】また、複数のアース用端子34が単一のワ
イヤハーネスから延出されている場合はさほど問題とは
ならないが、異なるワイヤハーネスからそれぞれ延出し
ているアース用端子34を同一箇所にて固定する場合に
は、全てのアース用端子34の配線が終了した後でない
と固定作業ができないこととなり、自動車等の製造ライ
ン作業における組み付け工程に一定の制限を生ずるとい
う不都合もあった。
【0010】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の不都合を改善
し、とくに、複数のアース用端子を同一箇所にて固定す
るにあたり、一つのアース用端子を固定して当該アース
用端子に異なるアース用端子を随時連結することができ
るアース用端子を提供することを、その目的とするもの
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、電線の一端に
固定される板状片にボルト挿入孔が形成されたアース用
端子において、前記板状片の外縁に、当該板状片と連続
する少なくとも1個の連結片を設け、この連結片に異な
るアース用端子が連結可能に設けたことを特徴とするも
のである。
【0012】
【作用】前記アース用端子を固定するに際しては、板状
片を被固定部に位置させるとともに、ボルト挿入孔にボ
ルトを挿入して締付固定を行う。このようにして固定さ
れたアース用端子には、前記連結片が設けられているの
で、その他のアース用端子を追加的に固定する場合に
は、この連結片に連結することにより同一箇所でのアー
スを行うことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0014】図1には、本実施例の外観構成が示されて
いる。この図において、図示しないワイヤハーネスから
延出されたアース用の電線2の一端には、車両等のボデ
ィに固定されるアース用端子1が連結されている。
【0015】アース用端子1は、略リング状をなして中
央部にボルト挿入孔4が形成された板状片3と、この板
状片3の外縁部分に形成された電線2の接続部5と、こ
の接続部4とは正反対側の外縁部分に設けられた連結片
6とを備えて構成されている。
【0016】前記連結片6は、その両面が板状片3の両
面と連なるように設けられているとともに、本実施例で
は、板状片3の面に対して一定の傾斜角度をもって形成
されている。この連結片6は、段部6Aを介して先端部
6Bが幅狭く形成されており、この先端部6Bに他のア
ース用端子10が連結されるようになっている。この
際、他のアース用端子10は、前記連結片6の先端部6
Bに嵌合可能とするためのスリット11が形成されてい
る。
【0017】以上の構成において、アース用端子1を車
両のボディ等の被固定部に固定するに際しては、図示し
ないボルトをボルト挿入孔4に挿入し、これを締付るこ
とによって行うことができる。
【0018】このようにして固定されたアース用端子1
に他のアース用端子10を固定する場合には、前記連結
片6の先端部6Bと他のアース用端子10に形成された
スリット11とを互いに嵌合させればよい。
【0019】従って、このような実施例によれば、複数
のアース用端子1、10を固定するときに、アース用端
子1のみをボルトによって固定しておくだけで他のアー
ス用端子10を接続することができるから、従来のよう
にアース用端子を重合させる必要が全くなく、これによ
り、ボルト長さが制限される場合でも難なくこれに対応
できるという効果がある。
【0020】また、ボルトによって固定されるアース用
端子は1個であるから、ボルト締付時に端子に加えられ
る回転力や、各端子間の摩擦等によって当該端子の表面
を損傷するという割合を有効に低減することができる。
【0021】さらに、異なるワイヤハーネスから延出す
るアース用端子を同一箇所にて固定する場合に、ボルト
で固定される前記アース用端子1を固定する作業を先行
させておいても、他のアース用端子10はその後に連結
することができるものであるから、自動車組立のように
ライン作業とされているものの各工程において、制限の
少ない作業を行うことができるという効果が得られる。
【0022】また、本実施例によれば、前記連結片6に
連結される他のアース用端子10を取り外し、または交
換する等の必要が生じたときに、ボルトを弛める必要が
全くないので、この点からもアース用端子1、10の表
面を傷つける虞が少ないとともに、交換等の作業を極め
て簡易、迅速に行うことができ、とくに、極めて狭い領
域でアースがなされているような場合に、かかる効果は
より顕著となる。
【0023】なお、前記実施例では、連結片6が電線2
の接続部5と反対側に位置する例について図示、説明し
たが、本発明はこれに限らず、例えば、図2に示される
ように、接続部5と90度間隔の位置に設けてもよく、
また、連結片6は、図3に示されるように2個、もしく
はそれ以上に設ける構成としてもよい。これによれば、
前述の効果の他に、より多くのアース用端子の集約が可
能になるという効果を付加できる。
【0024】さらに、連結片6は板状片3に対して傾斜
していなくてもよく、その形状も図示構成例に限らず、
種々の形状を採用することが可能である。要するに、本
発明における連結片6は、当該連結片6に嵌合または係
合する他のアース用端子の形状との相関関係によって決
定される。
【0025】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され、かつ、
作用するので、これによると、複数のアース用端子を同
一箇所にて固定するにあたり、一つのアース用端子を固
定して当該アース用端子に異なるアース用端子を極めて
簡単に随時連結することができるという、従来にない優
れたアース用端子を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す外観構成図である。
【図2】前記実施例の変形例を示す外観構成図である。
【図3】前記実施例のさらに他の変形例を示す外観構成
図である。
【図4】自動車におけるアース配線例を示す説明図であ
る。
【図5】図4のA部を示す外観構成図である。
【図6】複数のアース用端子を固定する従来構造を示す
外観構成図である。
【図7】図6に示される各アース用端子を固定した場合
の側面図である。
【符号の説明】
1 アース用端子 2 電線 3 板状片 4 ボルト挿入孔 6 連結片 10 アース用端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線の一端に固定される板状片にボルト
    挿入孔が形成されたアース用端子において、前記板状片
    の外縁に、当該板状片と連続する少なくとも1個の連結
    片を設け、この連結片に異なるアース用端子が連結可能
    に設けられたことを特徴とするアース用端子。
JP25220192A 1992-08-27 1992-08-27 アース用端子 Withdrawn JPH0676867A (ja)

Priority Applications (1)

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JP25220192A JPH0676867A (ja) 1992-08-27 1992-08-27 アース用端子

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JP25220192A JPH0676867A (ja) 1992-08-27 1992-08-27 アース用端子

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ID=17233911

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991102