JPH0675908U - 車両用の自動ステップ装置 - Google Patents

車両用の自動ステップ装置

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JPH0675908U
JPH0675908U JP1801193U JP1801193U JPH0675908U JP H0675908 U JPH0675908 U JP H0675908U JP 1801193 U JP1801193 U JP 1801193U JP 1801193 U JP1801193 U JP 1801193U JP H0675908 U JPH0675908 U JP H0675908U
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JP
Japan
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movable step
door
vehicle
movable
opening
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Pending
Application number
JP1801193U
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English (en)
Inventor
向一 神保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステップを自動的に昇降させることによりキ
ャブへの乗り降りを楽にする。 【構成】 車両側面のドアの下方に位置する可動ステッ
プ7と、可動ステップ7を昇降させるシリンダ8と、ド
ア2の開閉を検出するスイッチ16と、座席への着座を
検出するスイッチ15、可動ステップに乗り移ったこと
を検出するスイッチ18と、可動ステップの操作スイッ
チ17と、着座とドア開閉の検出結果から乗車か降車か
を判断し、可動ステップ7に乗っていることを条件に、
可動ステップ7を上昇または下降させるコントローラ2
0を備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はトラックなど大型車両において自動的に昇降するステップ装置に関 する。
【0002】
【従来技術】
大型トラックなど高い位置にある運転席などへの乗り降りのため、実開昭63 −201849号公報にもあるように、キャブ側面下部にステップが取付けられ ている。
【0003】 図12は2段のステップを設けた場合を示してあり、キャブ1の側面にはドア 2の下部に位置して、上下に所定の間隔をもって2段のステップ3と4が配設さ れている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、大型トラックの運転席は、例えば地上高が約1.3mの位置にあり、 このようなステップがあっても、乗り降りにはかなりの労力を必要とする。
【0005】 本考案はステップを自動的に昇降させることによりキャブへの乗り降りを楽に した車両のステップ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は図13に示すように、車両側面のドアの下方に位置する可動ステップ 50と、この可動ステップ50を昇降させる駆動手段51と、ドアの開閉を検出 する手段52と、座席への着座を検出する手段53と、可動ステップ50に乗り 移ったことを検出する手段54と、可動ステップの操作スイッチ55と、着座と ドア開閉の検出結果から乗車か降車かを判断する手段56と、操作スイッチ55 の操作時に可動ステップ50に乗っていることを条件にして、乗車または降車の 判断結果したがって駆動手段51を介して可動ステップ50を上昇または下降さ せる制御手段57とを備えた。
【0007】 また、可動ステップを車体に取付けた平行リンク機構に支持し、平行リンク機 構を上下に旋回させるシリンダを備え、かつ可動ステップをリンク先端に対して 水平位置と垂直位置との間で回動するように取付け、可動ステップを水平位置か ら格納位置に回動する補助シリンダを設ける。
【0008】 また、可動ステップを車体に取付けた平行リンク機構に支持し、平行リンク機 構を上下に旋回させるシリンダを備え、かつ可動ステップをリンク先端に対して 水平位置と垂直位置との間で回動するように取付け、可動ステップを最上昇位置 で水平位置から垂直に回動させるように、可動ステップにレバーを設けると共に このレバーと協働する突起を車体側に設ける。
【0009】 また、ドア開閉の検出手段がドアが所定開度以上に開いたときにドアの開放を 検出する。
【0010】
【作用】
ドアの開閉と座席の着座状態から、車両へ乗り込みこむ動作か、または降りる 動作かを判断し、さらに、実際に可動ステップに乗っていることを確認してから 、判断した乗降動作に対応した可動ステップの昇降を行うので、安全かつ確実に 車両への乗降が可能となる。
【0011】 可動ステップは補助シリンダにより格納位置において垂直に格納されドアと同 一面を形成するので、走行時の空力抵抗を小さくできる。
【0012】 可動ステップの格納位置への回動は、平行リンク機構を介しての可動ステップ の上昇に伴いレバーと突起との協働により自動的に行える。
【0013】 ドアが所定開度以上に開かないと可動ステップが動かないので、可動ステップ の近辺に障害物があるときなどに干渉を防ぐことができる。
【0014】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図にしたがって説明する。
【0015】 図1に示すように、キャブ1のドア2の下面に位置して、車体フレーム5には 平行リンク機構6の基端が固定され、この先端には可動ステップ7が回動自由に 取付けられる。平行リンク機構6は車体の側面に向けてシリンダ8により振り出 され、ドア2の下面の固定ステップ9に接近した上昇位置と、地面に近い下降位 置との間で可動ステップ7を移動させる。
【0016】 可動ステップ7はステイ10が平行リンク機構6の一部の支持軸11の同軸上 に回動自由に連結し、かつステイ10の先端に連結した補助シリンダ12により 、水平位置と垂直位置との間で回動する。可動ステップ7が垂直の格納位置にあ るときは、可動ステップ7が反転してその上部の固定ステップ9を覆い、ドア2 の下方にフラットな表面を形成する。
【0017】 一方、キャブ1内には座席14に乗員が着座していることを検出するシートス イッチ15と、ドア2の開閉を検出するドアスイッチ16が設けられる。また、 座席14の近傍には可動ステップ7の昇降を指示する操作スイッチ17が取付け てある。可動ステップ7には図4にも示すように、可動ステップ7に人が乗って いることを感知するステップスイッチ18が、可動ステップ7の背面の平行リン ク機構6の一部に設けられる。
【0018】 これら各スイッチ15〜18からの信号並びに図示しない車速センサ、駐車ブ レーキスイッチからの信号に基づいてシリンダ8の駆動を制御して可動ステップ 7の上昇、下降させる図示しないコントローラが備えられる。このコントローラ で実行される制御動作について図7のフローチャートにしたがって説明する。
【0019】 まず、ステップ1でドアスイッチ16からの信号によりドア2が開き、次いで ステップ2で車速がゼロで駐車ブレーキが作動状態にあるとき、つまり完全に停 車状態にあることを判断したら、ステップ3に移行して座席14に乗員が座って いるかどうかをシートスイッチ15の信号から判断する。
【0020】 もし、座席14に人が座っていない場合は、これからキャブ1に乗り込む動作 であると判断し、ステップ4〜9に移行する。補助シリンダ12により可動ステ ップ7を垂直に格納した位置から水平位置まで展開し(図2参照)、次いでシリ ンダ8を作動して平行リンク機構6を介して図3の所定の下降位置まで可動ステ ップ7を下げて停止する。
【0021】 ステップ5、6で乗員が操作スイッチ17を上昇操作し、可動ステップ7に乗 ったことをステップスイッチ18からの信号で判断したときは、シリンダ8を収 縮させながらの上昇動作に入る(ステップ7)。この場合、可動ステップ7は平 行リンク機構6により水平状態を保持したまま上昇していき、やがて図2の上昇 位置に到達して停止する。この状態で固定ステップ9からキャブ1に乗り移り、 ドア2を閉めたら、もう一度可動ステップ7に人が乗っているかどうかを判断し 、ステップ9で乗っていないことを確認したら、ステップ17に移って補助シリ ンダ12を作動させて図1のように可動ステップ7を垂直位置まで回動し、格納 する。
【0022】 これに対して、前記ステップ3で座席14に乗員が座っているときは、キャブ 1から降りる動作であると判断して、ステップ10から16へと移行する。まず 補助シリンダ12を作動して図2のように可動ステップ7を水平に展開する。
【0023】 この位置で乗員が可動ステップ7に乗ったことを判断したら、シリンダ8を作 動して可動ステップ7を水平のまま下降させていく。所定の下降位置に達したら シリンダ8を停止させる。そして、ドア2が閉まるのを検出したら、可動ステッ プ7から人が降りるのを判断し、可動ステップ7を所定の上昇位置まで上昇させ る(ステップ14〜16)。そして、この後、ステップ17によって補助シリン ダ12を作動させて格納位置へと可動ステップ7を回動する。
【0024】 このようにして、キャブ1に乗り込む場合と降りる場合を判断し、しかも可動 ステップ7に確実に乗ったことを確認してから、可動ステップ7を自動的に上昇 または下降させるので、キャブ1に対する乗降を安全かつ容易に行える。
【0025】 次に図8と図9に示す実施例は、可動ステップ7を格納位置に回動するのに、 補助シリンダ12を用いずに、可動ステップ7のステイ10の先端をほぼ直角に 折り曲げたレバー22を形成する一方、固定ステップ9の下面にこのレバー22 と当接する突起23を設け、シリンダ8を可動ステップ7の上昇位置よりも、さ らに収縮させたときにレバー22が突起23に当たり、垂直位置まで可動ステッ プ7を回動させるようにしたものである。
【0026】 これにより、可動ステップ7の上昇位置で人が降りてから、さらに可動ステッ プ7をわずかに上昇させることにより、可動ステップ7を自動的に垂直の格納位 置に収めることができる。
【0027】 図10、図11の実施例は、ドア2が所定の開度以上開かないうちは、ドア2 が開いたことを検出しないようにして、ドア2の下方に障害物があったときなど 、可動ステップ7の展開を行わないようにしたものである。
【0028】 このため、ドア2の開放を検出するドアスイッチ16として、ドア2に連結し たワイヤ25に連動するロータリスイッチ26を設け、ワイヤ25が一定量以上 伸びたときにロータリスイッチ26の接点26aと接点26bが接触してオンと なるようにする。なお、ロータリスイッチ26はドア2を閉めるときなど、ワイ ヤ25を自動的に巻き取るコイルバネ(図示せず)によって初期位置へ回転する 。
【0029】 したがってこの場合には、キャブ1から降りる際にドア2がある程度以上開か ないときは、ロータリスイッチ26がオンにならないためシリンダ8が作動せず 、可動ステップ7は水平に展開しない。したがって、車両の停車位置によっては ドア2のすぐそばに障害物などがあったのに気が付かず、そのままキャブ1から 降りようとしてドア2を少し開いたときに初めてこのような状況が分かったとき や、隣車との距離が狭く、可動ステップ7が作動すると隣車を傷つける恐れがあ る場合も、ロータリスイッチ26がオンになるまでドア2が開かなければ、可動 ステップ7がすぐには展開しないため、障害物などとの干渉が未然に避けられる のである。
【0030】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、キャブに対する乗降時に自動的に乗車または降 車を判断し、かつ可動ステップに人が乗ったことを確認してから自動的に可動ス テップを昇降させるので、キャブまでの地上高が高い車両についても、安全かつ 容易に乗降することができ、また走行中は可動ステップを格納位置に保持するこ とができ、空力抵抗を小さくしたり、あるいは降雪時など可動ステップに雪が積 もることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す断面図である。
【図2】同じくその作動状態を示す断面図である。
【図3】同じく他の作動状態を示す断面図である。
【図4】可動ステップ部分の拡大図である。
【図5】可動ステップが展開されている状態の斜視図で
ある。
【図6】可動ステップが格納されている状態の斜視図で
ある。
【図7】可動ステップの制御動作を示すフローチャート
である。
【図8】他の実施例の可動ステップ部分の拡大図であ
る。
【図9】同じくその作動状態を示す拡大図である。
【図10】他の実施例の平面図である。
【図11】同じくその制御回路図である。
【図12】従来例の斜視図である。
【図13】本考案のクレーム対応図である。
【符号の説明】
1 キャブ 2 ドア 6 平行リンク機構 7 可動ステップ 8 シリンダ 9 固定ステップ 12 補助シリンダ 15 シートスイッチ 16 ドアスイッチ 17 操作スイッチ 18 ステップスイッチ 22 レバー 23 突起 26 ロータリスイッチ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両側面のドアの下方に位置する可動ス
    テップと、この可動ステップを昇降させる駆動手段と、
    ドアの開閉を検出する手段と、座席への着座を検出する
    手段と、可動ステップに乗り移ったことを検出する手段
    と、可動ステップの操作スイッチと、着座とドア開閉の
    検出結果から乗車か降車かを判断する手段と、操作スイ
    ッチの操作時に可動ステップに乗っていることを条件に
    して、乗車または降車の判断結果したがって駆動手段を
    介して可動ステップを上昇または下降させる制御手段と
    を備えたことを特徴とする車両用の自動ステップ装置。
  2. 【請求項2】 可動ステップを車体に取付けた平行リン
    ク機構に支持し、平行リンク機構を上下に旋回させるシ
    リンダを備え、かつ可動ステップをリンク先端に対して
    水平位置と垂直位置との間で回動するように取付け、可
    動ステップを水平位置から格納位置に回動する補助シリ
    ンダを設けた請求項1に記載の車両用の自動ステップ装
    置。
  3. 【請求項3】 可動ステップを車体に取付けた平行リン
    ク機構に支持し、平行リンク機構を上下に旋回させるシ
    リンダを備え、かつ可動ステップをリンク先端に対して
    水平位置と垂直位置との間で回動するように取付け、可
    動ステップを最上昇位置で水平位置から垂直に回動させ
    るように、可動ステップにレバーを設けると共にこのレ
    バーと協働する突起を車体側に設けた請求項1に記載の
    車両用の自動ステップ装置。
  4. 【請求項4】 ドア開閉の検出手段がドアが所定開度以
    上に開いたときにドアの開放を検出する請求項1から3
    のいずれか一つに記載の車両用の自動ステップ装置。
JP1801193U 1993-04-09 1993-04-09 車両用の自動ステップ装置 Pending JPH0675908U (ja)

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JP1801193U JPH0675908U (ja) 1993-04-09 1993-04-09 車両用の自動ステップ装置

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JP1801193U JPH0675908U (ja) 1993-04-09 1993-04-09 車両用の自動ステップ装置

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JPH0675908U true JPH0675908U (ja) 1994-10-25

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ID=11959738

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JP1801193U Pending JPH0675908U (ja) 1993-04-09 1993-04-09 車両用の自動ステップ装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006001387A (ja) * 2004-06-17 2006-01-05 Mazda Motor Corp 自動車の可動フロア装置
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