JPH0675431A - 配合トナー - Google Patents

配合トナー

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JPH0675431A
JPH0675431A JP4228736A JP22873692A JPH0675431A JP H0675431 A JPH0675431 A JP H0675431A JP 4228736 A JP4228736 A JP 4228736A JP 22873692 A JP22873692 A JP 22873692A JP H0675431 A JPH0675431 A JP H0675431A
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Japan
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toner
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charge
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JP4228736A
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English (en)
Inventor
Yoshimichi Katagiri
善道 片桐
Tetsuo Baba
哲郎 馬場
Haruo Kuroda
晴雄 黒田
Yoshio Fujiki
嘉男 藤木
Toshinari Shimizu
俊成 清水
Masaki Nagaoka
正樹 長岡
Yuko Kinashi
優子 木梨
Norihiro Suzuki
則広 鈴木
Masakazu Ide
雅一 井手
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配合トナーに関し、立ち上がり時間を短くし
て、地カブリの発生を防止できるようにするとともに、
立ち上がり後の帯電増加率を低く抑えて、長時間使用時
の印字濃度の低下を防止できるようにした配合トナーを
提供することを目的とする。 【構成】 帯電制御剤を含有し、キャリアとの攪拌によ
り摩擦帯電する第1のトナー及び第2のトナーを配合し
た配合トナーにおいて、攪拌開始後30秒以内に最大帯
電量に帯電する第1のトナーと、攪拌開始後3〜15分
後に最大帯電量に帯電する第2のトナーとを配合した構
成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、フ
ァクシミリ装置等の電子写真式画像形成装置に用いられ
る配合トナーに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば米国特許第2297691号公報
等に開示されている電子写真法では、光導電性絶縁体
(感光体)の表面をコロナ放電等によって一様に帯電さ
せ、その表面に光線を照射して静電潜像を形成し、トナ
ーと呼ばれる微粉末を静電潜像に付着させて現像し、現
像により形成されたトナー画像を紙などの記録媒体に転
写し、定着させることにより印刷物を得ている。
【0003】上記トナーは、天然高分子物質または合成
高分子物質よりなるバインダ樹脂中に、カーボンブラッ
ク等の着色剤(顔料)、帯電制御剤(染料)、添加剤、
表面処理剤などを分散させたものを1〜30μmに微粉
砕したものである。
【0004】これらの組成の配合比は、一般には、バイ
ンダ樹脂80〜95重量%、顔料5〜15重量%、帯電
制御剤0〜5重量%、添加剤0〜2重量%、表面処理剤
0〜1%とされる。
【0005】トナーを構成するバインダ樹脂は、記録媒
体への定着の過程で素早く溶融し、良好な定着性を示す
ことが求められ、溶融粘度の低い低分子量の一般にオリ
ゴマーと称される高分子樹脂等が広く用いられる。
【0006】バインダ樹脂としては正に帯電し易いもの
と、負に帯電し易いものとがあり、正に帯電しやすいも
のとしてはエチルセルローズ、ポリアミド、アクリル等
が代表的であり、負に帯電しやすいものとしてはポリス
チレン、ポリエチレン、ポリブチルメタクリレート、ポ
リビニルブチラール等が代表的である。
【0007】顔料は、着色の機能を有するとともに、そ
の添加量がトナーの最大帯電量に影響することが知られ
ており、例えばスチレン樹脂に添加されるニグロシン系
染料中に含有される顔料としてのカーボンブラックの添
加量を異ならせると、添加量が多ければ最大帯電量が低
くなり、少なければ最大帯電量が高くなる。
【0008】なお、最大帯電量とは、キャリアとトナー
とを組み合わせ、一定トナー濃度の現像剤として現像器
中に搭載し、連続攪拌を行った際の帯電量の最大値もく
は飽和値を示す帯電量のことを言う。
【0009】また、帯電制御剤は、トナーがキャリアと
摩擦することにより素早く所望の摩擦帯電量にトナーを
帯電させ、その帯電を維持させるために配合されるもの
であり、添加量と最大帯電量との間に一定の関係がある
ことが知られている。例えばスチレン樹脂に添加される
ニグロシン系染料の添加量を異ならせると、ある量まで
は最大帯電量が増大し、その量を超えると最大帯電量が
徐々に低下することが知られている。
【0010】帯電制御剤の材質は、所望するトナーの極
性によって異なり、摩擦により正電荷に帯電する正極性
トナーではニグロシン系染料、4級アンモニウム塩など
が用いられ、摩擦により負電荷に帯電する負極性トナー
ではアゾ染料、サリチル酸錯体などが用いられることが
多い。
【0011】添加剤は主としてバインダ樹脂の溶融粘性
を改良して定着性を高めるために添加され、低分子ポリ
プロピレン、低分子ポリエチレン等がその例として挙げ
られる。
【0012】表面処理剤は、トナー微粉末の流動性を高
めるために使用され、疏水性シリカ、酸化チタン、脂肪
酸金属縁微粉末、アルミナ等トナーの凝集防止及び地カ
ブリ防止に有効なもの、飽和脂肪酸等のトナーの摩擦帯
電の安定化に有効なものなどがあり、表面処理剤を添加
することにより帯電性を改善できることが知られてい
る。例えば、正極性トナーの表面を疏水性シリカで表面
処理した場合、疏水性シリカの処理量を増すと帯電量は
低下することが知られている。
【0013】上記トナーは、現像器内に補給された後、
現像器内で強磁性体である鉄粉等の担体物(キャリア)
と混合され、摩擦帯電してキャリアに静電吸着され、さ
らにマグネットロールにキャリアとともに磁気ブラシ状
に吸着され、マグネットロールを回転させることにより
現像器内から感光体に対向する現像部に運び出される。
現像部では帯電したトナーが感光体に静電吸着してトナ
ー画像を形成する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】トナーは、良好な印字
品質を保持するために、できるだけ一定の帯電量に帯電
することが要求される。すなわち、トナーの帯電量が過
剰になれば、静電潜像のポテンシャルが少量のトナーに
よって埋められることになり、トナーの静電潜像への付
着量が減少して印字濃度が低下する、いわゆる、カスレ
が発生する。また、トナーの帯電量が不足すれば、キャ
リアからトナーが分離、飛散してトナーが非画像部分に
も付着し、記録媒体全体が薄汚れする、いわゆる、地カ
ブリが発生する。
【0015】トナーの組成、配合比などとトナーの最大
帯電量との関係についての研究は上記のように研究さ
れ、ある程度の結論を得ている。ところが、最大帯電量
と地カブリやカスレとの関係については十分な研究がな
されておらず、地カブリの発生を防止しようとすれば長
時間使用時のカスレの発生を防止できず、逆に長時間使
用時のカスレの発生を防止しようとすれば地カブリの発
生を防止できないのが実情である。
【0016】そこで、地カブリやカスレが発生する状況
を研究したところ、地カブリは例えば長時間機器を休止
させた後に再使用するときに発生すること、カスレは、
機器を長時間連続して使用した時に発生することが分か
った。
【0017】さらに、機器を長時間休止させた後再使用
する時のトナーの帯電量、長時間連続使用した時の帯電
量を調べた結果、次のようなことが分かった。すなわ
ち、機器を長時間休止させた場合、トナーが保持してい
る電荷が徐々に大気中に放電され、再使用する時に所定
の帯電量に達するまでの低帯電状態で地カブリが発生し
ていること、長時間の連続使用により所定の帯電量に帯
電したトナーがさらにキャリアと攪拌されて摩擦帯電
し、過剰に帯電した時にカスレが発生することが分かっ
た。
【0018】これらのことから、地カブリの発生を防止
するには、トナーの最大帯電量とは直接関係なく、トナ
ーの攪拌開始から速くトナーを所定の帯電量まで帯電さ
せるに要する時間、すなわち、立ち上がり時間を短くす
ることが有効であり、また、カスレの発生を防止するに
は、トナーの最大帯電量とは直接関係なく、トナーが所
定の帯電量に帯電した後の攪拌による帯電量の増加を低
く押さえることが有効であることが分かった。
【0019】しかし、さらに研究を深めた結果、トナー
の立ち上がり時間を短くするためには、攪拌開始後のト
ナーの単位時間当たりの帯電増加率を高くする必要があ
り、このため、所定の帯電量に到達した後も高い帯電増
加率で帯電量が増加し続け、短時間内にトナーの帯電量
が過剰になる傾向があり、機器を連続使用すると短時間
内にカスレが発生し易くなることが分かった。
【0020】また、逆に、所定の帯電量に達した後に、
長時間にわたって過剰帯電の発生を防止しようとすれ
ば、攪拌時のトナーの単位時間当たりの帯電増加率を低
くする必要があり、このため、立ち上がり時間が長くな
る傾向があり、立ち上がり時に地カブリが発生し易くな
ることが分かった。
【0021】すなわち、単味のトナーでは、立ち上がり
時間を短く設定して地カブリの発生を防止する一方、連
続使用時間を制限することによりカスレの発生を防止す
るか、連続使用時間を長く設定してカスレを防止する一
方、立ち上がり時に機器が使用可能になるまでの待機時
間を長くして地カブリの発生を防止するかという選択的
な仕様設計をせざるを得ず、立ち上がり時間を短くでき
るとともに、所定の帯電量に達した後の帯電量の安定性
を確保できるようなトナーは得られない、という問題に
戻ってくることになった。
【0022】そこで、立ち上がり時間の短いトナーと、
立ち上がり時間の長いトナーとを配合した配合トナーを
試用したところ、立ち上がり時には、立ち上がり時間の
短いトナーによって帯電増加率が高められ、立ち上がり
時間の長いトナーよりも短い時間で立ち上がること、立
ち上がり後は、立ち上がり時間の長いトナーによって帯
電増加率が小さく抑制され、立ち上がり時間の短いトナ
ーよりも長時間にわたって過剰帯電の発生を防止できる
ことを知見することができた。
【0023】本発明は、上記の知見に基づいてなされた
ものであり、立ち上がり時間を短くして地カブリの発生
を防止できるとともに、所定の帯電量に達した後の帯電
量の帯電増加率を低く押さえて長時間にわたって印字濃
度の低下(カスレ)を防止できる配合トナーを提供する
ことを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は、帯電制御剤を
含有し、キャリアとの攪拌により摩擦帯電する第1のト
ナー及び第2のトナーを配合した配合トナーにおいて、
上記の目的を達成するため、攪拌開始後30秒以内に最
大帯電量に帯電する第1のトナーと、攪拌開始後3〜1
5分後に最大帯電量に帯電する第2のトナーとを配合す
ることを特徴とする。
【0025】
【作用】攪拌開始後30秒以内に最大帯電量に帯電する
第1のトナーを配合することにより、攪拌開始後の帯電
増加率が高められ、立ち上がり時間が短縮されるととも
に、攪拌開始後3〜15分後に最大帯電量に帯電する第
2のトナーを配合することにより、立ち上がり後の帯電
増加率が低く抑制され、配合トナーが過剰帯電すること
が長時間にわたって防止される。
【0026】本発明において、第1のトナー及び第2の
トナーの配合量は、特に限定されず、所要の配合トナー
の帯電特性、第1トナーの帯電特性及び第2トナの帯電
特性を考慮して、適宜変更できるが、第2のトナーの配
合量を第1のトナーの配合量の2〜3倍程度とすること
が好ましい。
【0027】第2のトナーの配合量が第1のトナーの配
合量の2倍を下回る場合には、立ち上がり時間が短くな
るが、立ち上がり後の帯電増加率が高くなり、短時間内
に過剰帯電となり、カスレが発生するおそれがあるので
好ましくない。
【0028】また、第2のトナーの配合量が第1のトナ
ーの配合量の3倍を上回る場合には、立ち上がり後の帯
電増加率が低くなるが、立ち上がり時間が長くなり、無
帯電状態からの立上げ時に地カブリが発生し易く成るの
で好ましくない。
【0029】2種のトナーの帯電特性を異ならせる方法
としてはトナーのバインダ樹脂の成分、帯電制御剤の添
加量、帯電制御剤の粒子径、帯電制御剤の材質、バイン
ダ樹脂に対する帯電制御剤の相溶性、帯電制御剤の分散
性、外添されるシリカの添加量等を異ならせる方法など
があることが分かった。
【0030】しかしながら、バインダ樹脂の成分を異な
らせて立ち上がり時間の短い第1のトナーと帯電安定性
の高い第2のトナーとを作り、これらを配合して得た配
合トナーは、第1、第2の両トナーの間でトナーの溶融
温度や溶融時の粘弾性の差が生じ、定着温度域(最低定
着温度〜最高非オフセット温度)が狭まり、実用に適す
る配合トナーを得ることが困難であることが分かった。
【0031】したがって、本発明においては、帯電制御
剤の添加量、帯電制御剤の粒子径、帯電制御剤の材質、
バインダ樹脂に対する帯電制御剤の相溶性、帯電制御剤
の分散性、外添されるシリカの添加量等によってトナー
の帯電特性を変えることによりトナーの帯電特性を異な
らせる方法が推奨される。
【0032】帯電制御剤の添加量は、一般に、トナー全
体に対して0〜5重量%程度であるが、帯電制御剤の添
加量が多ければ立ち上がり時間が短くなり、帯電制御剤
の添加量が少なければ立ち上がり時間が長くなる。
【0033】具体的には、第1のトナーの帯電制御剤の
含有量が、第2のトナーの帯電制御剤の含有量の2〜1
0倍であることが好ましい。第1のトナーの帯電制御剤
の含有量が、第2のトナーの帯電制御剤の含有量の2倍
を下回る場合には、立ち上がり後の帯電増加率は低くな
るが、立ち上がり時間が長くなり、無帯電状態からの立
上げ時に地カブリが発生し易く成るので好ましくない。
【0034】また、第1のトナーの帯電制御剤の含有量
が、第2のトナーの帯電制御剤の含有量の10倍を上回
る場合には、立ち上がり時間は短くなるが、立上がり後
の帯電増加率が高くなり、短時間内に過剰帯電となり、
カスレが発生するおそれがあるので好ましくない。
【0035】帯電制御剤の粒子径は一定以上の分散性を
確保するため一般に2μm以下とされるが、帯電制御剤
の粒子径を小さくすれば立ち上がり時間が長くなり、大
きくすれば立ち上がり時間は短くなる。
【0036】これは、帯電制御剤の粒子径が大きくなる
と帯電制御剤の分散性が低く偏在するようになり、トナ
ー製造時に帯電制御剤が偏在する箇所で、劈解が起こ
り、トナー粒子が形成されるためトナー粒子の表面及び
その近傍に分布する帯電制御剤の粒子数が増大すること
が原因であると思われる。
【0037】具体的には、第1のトナーの帯電制御剤の
粒子径を第2のトナーの帯電制御剤の粒子径の約5/3
(約1.2μm)以上にすることが好ましい。第1のト
ナーの帯電制御剤の粒子径を第2のトナーの帯電制御剤
の粒子径の5/3を下回ると、第1のトナーの帯電特性
が第2のトナーの帯電特性に近付き、立ち上がり後の帯
電増加率を低く抑えて長時間にわたってカスレの発生を
防止できるが、無帯電状態からの立ち上がり時間が長く
なり、地カブリが発生し易くなるので好ましくない。
【0038】帯電制御剤の材質は特に限定されず、摩擦
によってトナーに正の電荷を与えるプラス系帯電制御剤
であっても、摩擦によってトナーに負の電荷を与えるマ
イナス系帯電制御剤であってもよい。しかながら、同極
性の帯電制御剤の材質を異ならせることにより、トナー
の帯電特性を異ならせることができる。
【0039】トナーの帯電特性を異ならせるために帯電
制御剤の材質を異ならせる場合には、バインダ樹脂との
相溶性が同程度の材質の帯電制御剤を用いる場合と、バ
インダ樹脂との相溶性が異なる材質の帯電制御剤を用い
る場合とに分けて考えることができる。
【0040】バインダ樹脂との相溶性が同程度の材質の
帯電制御剤を用いる例としては、第1のトナーの帯電制
御剤としてニグロシン系染料と4級アンモニウム塩を帯
電制御剤として併用し、第2のトナーの帯電制御剤とし
てニグロシン系染料のみを帯電制御剤として用いる場合
を挙げることができる。
【0041】バインダ樹脂との相溶性が異なる材質の帯
電制御剤を用いる例としては、第1のトナーの帯電制御
剤として代表的なプラス帯電制御剤であるニグロシン系
染料を用い、第2のトナーの帯電制御剤としてこれより
も相溶性が高いニグロシン系染料を有機酸で変成したも
のを用いる場合を挙げることができる。
【0042】ニグロシン系染料を有機酸で変成した相溶
性に優れるプラス系帯電制御剤としては、マレイン酸を
用いて変成したもの(オリエント化学製:商品番号N−
04)、ステアリン酸を用いて変成したもの(オリエン
ト化学製:商品番号N−02,N−11)、オレイン酸
を用いて変成したもの(オリエント化学製:商品番号N
−03,N−13)などが市販され、また、相溶性に優
れたアゾ系染料であるマイナス系帯電制御剤も市販され
ている(オリエント化学製:商品名S−34、保土ヶ谷
化学製:商品名T−95)。なお、やや相溶性の悪いア
ゾ系染料帯電制御剤も市販されている(保土ヶ谷化学
製:商品名TRH)。
【0043】シリカは、トナー微粉末の流動性を高める
表面処理剤として、必要に応じて、0〜1重量%程度以
下外添されるが、この外添量を異ならせることにより、
トナーの帯電特性を異ならせることかできる。
【0044】すなわち、シリカの外添量が多ければ立ち
上がり時間が短くなり、少なければ立ち上がり時間が長
くなる。具体的には、第1のトナーに外添されるシリカ
の添加量は第2のトナーのシリカの外添量の2倍以上で
あるあることが好ましい。
【0045】第1のトナーのシリカ外添量が第2のトナ
ーのシリカ外添量の2倍を下回る場合には、立ち上がり
後の帯電増加率を低く抑えて長時間にわたって過剰帯電
の発生及びこれによるカスレの発生を防止できるが、第
1のトナーへのシリカの外添による立ち上がり時間の短
縮効果が薄くなって立ち上がり時間が長くなり、帯電不
足及びこれによる地カブリが発生し易くなるので好まし
くない。
【0046】なお、シリカの外添量は通常0〜1重量%
であるが、実験によれば0.2重量%以下では立ち上が
り時間は3分程度であり、0.5重量%で立ち上がり時
間を30秒以内にすることができることが確認されてい
る。立ち上がり時間が30秒以内になる下限のシリカ外
添量はまだ実験上確認していないが、シリカ外添量を少
しずつ異ならせて実験を繰り返すことによりこの下限値
を求めることができ、この下限値が第1のトナーへのシ
リカ添加量の下限値となる。
【0047】また、立ち上がり時間が3分以上になるシ
リカ外添量の上限値もまだ実験上確認していないが、同
様に、シリカ外添量を少しずつ異ならせて実験を繰り返
すことによりこの上限値を求めることができ、この上限
値が第2のトナーへのシリカ添加量の上限値となる。
【0048】
【実施例】以下、本発明の実施例及び比較例について具
体的に説明する。本発明の実施例に係る配合トナーを作
るため、常法によって次の各トナーA〜トナーMを作っ
た。 〔トナーA〕バインダ樹脂としてのポリエステル樹脂
(花王製:商品名タフトン2150)、帯電制御剤とし
てのオレイン酸変成ニグロシン染料(オリエント化学
製:商品名オイルブラックBY)、顔料としてのオイル
ファーネスタイプのカーボン、添加剤としてのポリプロ
ピレンワックスからなり、帯電制御剤の添加量をトナー
全体の2重量%としたもの。
【0049】フッ化ビニリデンコートマグネタイトキャ
リアと組み合わせて現像剤とした場合、攪拌開始約5分
後に最大帯電量を示した。帯電量の測定は、以下の各ト
ナーについても同じであるが、マグネットブローオフ法
にしたがって行った。 〔トナーB〕バインダ樹脂としてのポリエステル樹脂
(花王製:商品名タフトン2150)、帯電制御剤とし
てのオレイン酸変成ニグロシン染料(オリエント化学
製:商品名オイルブラックBY)、顔料としてのオイル
ファーネスタイプのカーボン、添加剤としてポリプロピ
レンワックスからなり、帯電制御剤の添加量をトナー全
体の5重量%としたもの。
【0050】フッ化ビニリデンコートマグネタイトキャ
リアと組み合わせて現像剤とした場合、攪拌開始30秒
以内に最大帯電量を示した。 〔トナーC〕バインダ樹脂としてのポリエステル樹脂
(花王製:商品名タフトン2150)、帯電制御剤とし
てのアゾ系染料(保土ヶ谷化学製:製品番号T−9
5)、顔料としてのオイルファーネスタイプのカーボ
ン、添加剤としてのポリプロピレンワックスからなり、
粒子径0.8μmの帯電制御剤を用いるもの。
【0051】スチレン−アクリルコートマグネタイトキ
ャリアと組み合わせて現像剤とした場合、攪拌開始約3
分後に最大帯電量を示した。 〔トナーD〕バインダ樹脂としてのポリエステル樹脂
(花王製:商品名タフトン2150)、帯電制御剤とし
てのアゾ系染料(保土ヶ谷化学製:製品番号T−9
5)、顔料としてのオイルファーネスタイプのカーボ
ン、添加剤としてのポリプロピレンワックスからなり、
粒子径2.0μmの帯電制御剤を用いるもの。
【0052】スチレン−アクリルコートマグネタイトキ
ャリアと組み合わせて現像剤とした場合、攪拌開始30
秒以内に最大帯電量を示した。 〔トナーE〕バインダ樹脂としてのポリエステル樹脂
(三菱レーヨン製:商品名ダイヤールER−501)、
帯電制御剤としてのオレイン酸変成ニグロシン染料(オ
リエント化学製:商品名オイルブラックBY)及び4級
アンモニウム塩(オリエント化学製:商品番号P−5
1)、顔料としてのオイルファーネスタイプのカーボ
ン、添加剤としてのポリプロピレンワックスからなり、
オレイン酸変成ニグロシン染料の添加量をトナー全体の
2.5重量%、4級アンモニウム塩の添加量をトナー全
体の0.5重量%としたもの。
【0053】フッ化ビニリデンコートマグネタイトキャ
リアと組み合わせて現像剤とした場合、攪拌開始約30
秒以内に最大帯電量を示した。 〔トナーF〕バインダ樹脂としてのポリエステル樹脂
(三菱レーヨン製:商品名ダイヤールER−501)、
帯電制御剤としてのオレイン酸変成ニグロシン染料(オ
リエント化学製:商品名オイルブラックBY)、顔料と
してのオイルファーネスタイプのカーボン、添加剤とし
てのポリプロピレンワックスからなり、オレイン酸変成
ニグロシン染料の添加量をトナー全体の3.0重量%と
したもの。
【0054】フッ化ビニリデンコートマグネタイトキャ
リアと組み合わせて現像剤とした場合、攪拌開始約20
分後に最大帯電量を示した。 〔トナーG〕バインダ樹脂としてのポリエステル樹脂
(三菱レーヨン製:商品名ダイヤールER−501)、
帯電制御剤としてのオレイン酸変成ニグロシン染料(オ
リエント化学製:商品名オイルブラックBY)及び未変
成のニグロシン染料(オリエント化学製:商品名ボント
ロンN−01)、顔料としてのオイルファーネスタイプ
のカーボン、添加剤としてのポリプロピレンワックスか
らなり、オレイン酸変成ニグロシン染料の添加量をトナ
ー全体の3.0重量%としたもの。
【0055】フッ化ビニリデンコートマグネタイトキャ
リアと組み合わせて現像剤とした場合、攪拌開始約15
分後に最大帯電量を示した。 〔トナーH〕バインダ樹脂としてのポリエステル樹脂
(三菱レーヨン製:商品名ダイヤールER−501)、
帯電制御剤としての未変成のニグロシン染料(オリエン
ト化学製:商品名ボントロンN−01)、顔料としての
オイルファーネスタイプのカーボン、添加剤としてのポ
リプロピレンワックスからなり、ニグロシン染料の添加
量をトナー全体の3.0重量%としたもの。
【0056】フッ化ビニリデンコートマグネタイトキャ
リアと組み合わせて現像剤とした場合、攪拌開始30秒
以内に最大帯電量を示した。 〔トナーI〕バインダ樹脂としてのポリエステル樹脂
(花王製:商品名タフトン2150)、帯電制御剤とし
てのアゾ系染料(保土ヶ谷化学製:製品番号S−3
4)、顔料としてのオイルファーネスタイプのカーボ
ン、添加剤としてのポリプロピレンワックス、外添の表
面処理剤としての疏水性シリカ(日本アエロジル製:商
品名疏水性シリカR972)からなり、表面処理剤の外
添量を0.1重量%としたもの。
【0057】スチレン−アクリルコートマグネタイトキ
ャリアと組み合わせて現像剤とした場合、攪拌開始約3
分後に最大帯電量を示した。 〔トナーJ〕バインダ樹脂としてのポリエステル樹脂
(花王製:商品名タフトン2150)、帯電制御剤とし
てのアゾ系染料(保土ヶ谷化学製:製品番号S−3
4)、顔料としてのオイルファーネスタイプのカーボ
ン、添加剤としてのポリプロピレンワックス、外添の表
面処理剤としての疏水性シリカ(日本アエロジル製:商
品名疏水性シリカR972)からなり、表面処理剤の外
添量を0.5重量%としたもの。
【0058】スチレン−アクリルコートマグネタイトキ
ャリアと組み合わせて現像剤とした場合、攪拌開始30
秒以内に最大帯電量を示した。 〔トナーK〕バインダ樹脂としてのポリエステル樹脂
(花王製:商品名タフトン2150)、帯電制御剤とし
てのオレイン酸変成ニグロシン染料(オリエント化学
製:商品名オイルブラックBY)、顔料としてのオイル
ファーネスタイプのカーボン、添加剤としてのポリプロ
ピレンワックスからなり、帯電制御剤の添加量をトナー
全体の3重量%としたもの。
【0059】フッ化ビニリデンコートマグネタイトキャ
リアと組み合わせて現像剤とした場合、攪拌開始4〜5
分後に最大帯電量を示した。 〔トナーL〕バインダ樹脂としてのポリエステル樹脂
(花王製:商品名タフトン2150)、帯電制御剤とし
てのアゾ系染料(保土ヶ谷化学製:製品番号T−9
5)、顔料としてのオイルファーネスタイプのカーボ
ン、添加剤としてのポリプロピレンワックスからなり、
粒子径1.2μmの帯電制御剤を用いるもの。
【0060】スチレン−アクリルコートマグネタイトキ
ャリアと組み合わせて現像剤とした場合、攪拌開始約3
分後に最大帯電量を示した。 〔トナーM〕バインダ樹脂としてのポリエステル樹脂
(花王製:商品名タフトン2150)、帯電制御剤とし
てのアゾ系染料(保土ヶ谷化学製:製品番号S−3
4)、顔料としてのオイルファーネスタイプのカーボ
ン、添加剤としてのポリプロピレンワックス、外添の表
面処理剤としての疏水性シリカ(日本アエロジル製:商
品名疏水性シリカR972)からなり、流動性改善剤の
外添量を0.2重量%としたもの。
【0061】スチレン−アクリルコートマグネタイトキ
ャリアと組み合わせて現像剤とした場合、攪拌開始約3
分後に最大帯電量を示した。 〔実施例1〕トナーAを70重量%、トナーBを30重
量%配合し、フッ化ビニリデンコートマグネタイトキャ
リアと組み合わせて現像剤としてプリンタ(富士通製F
61144A1型)に搭載して印刷試験を行ったとこ
ろ、30万シートにわたって良好な印刷特性を維持し
た。 〔比較例1〕トナーAをフッ化ビニリデンコートマグネ
タイトキャリアと組み合わせて現像剤としてプリンタ
(富士通製F6677B1型)に搭載して印刷試験を行
ったところ、30万シートにわたって良好な印刷特性を
維持したが、1週間プリンタを停止させた後に再印字を
行うと、印字開始後数10〜200シート印刷する間現
像剤の帯電量が低く、地カブリが発生した。 〔比較例2〕トナーBをフッ化ビニリデンコートマグネ
タイトキャリアと組み合わせて現像剤としてプリンタ
(富士通製F6677B1型)に搭載して印刷試験を行
ったところ、印刷開始後から急激に帯電量が上昇し、2
万シート印字時には印字濃度が低下した。 〔比較例3〕等量のトナーAとトナーBとを配合し、フ
ッ化ビニリデンコートマグネタイトキャリアと組み合わ
せて現像剤としてプリンタ(富士通製F6677B1
型)に搭載して印刷試験を行ったところ、比較例2より
は緩やかであるものの、印刷開始後から帯電量が上昇
し、8万シート印字後に印字濃度が低下した。 〔比較例4〕トナーAを70重量%、トナーKを30重
量%配合し、フッ化ビニリデンコートマグネタイトキャ
リアと組み合わせて現像剤としてプリンタ(富士通製F
61144A1型)に搭載して印刷試験を行ったとこ
ろ、30万シートにわたって良好な印刷特性を維持した
が、1週間プリンタを停止させた後に再印字を行うと、
印字開始後数10〜200シート印刷する間現像剤の帯
電量が低く、地カブリが発生した。 〔実施例2〕トナーCを75重量%、トナーDを25重
量%配合し、スチレン−アクリルコートマグネタイトキ
ャリアと組み合わせて現像剤としてプリンタ(富士通製
F61144A1型)に搭載して印刷試験を行ったとこ
ろ、20万シートにわたって良好な印刷特性を維持し
た。 〔実施例3〕トナーLを75重量%、トナーDを25重
量%配合し、スチレン−アクリルコートマグネタイトキ
ャリアと組み合わせて現像剤としてプリンタ(富士通製
F61144A1型)に搭載して印刷試験を行ったとこ
ろ、20万シートにわたって良好な印刷特性を維持し
た。なお、トナーLの立ち上がり特性はトナーCの立ち
上がり特性と同様であり、印字特性の面でもトナーLと
トナーCとの差は見られなかった。 〔比較例5〕トナーDをスチレン−アクリルコートマグ
ネタイトキャリアと組み合わせて現像剤としてプリンタ
(富士通製F61144A1型)に搭載して印刷試験を
行ったところ、印字開始直後から緩やかであるが帯電量
の上昇が見られ、約10万シート印刷後に印字濃度が低
下した。 〔実施例4〕トナーEを25重量%、トナーFを75重
量%配合し、フッ化ビニリデンコートマグネタイトキャ
リアと組み合わせて現像剤としてプリンタ(富士通製F
6774型)に搭載して印刷試験を行ったところ、50
万シートにわたって良好な印刷特性を維持した。 〔実施例5〕トナーGを75重量%、トナーHを25重
量%配合し、フッ化ビニリデンコートマグネタイトキャ
リアと組み合わせて現像剤としてプリンタ(富士通製F
6774型)に搭載して印刷試験を行ったところ、40
万シートにわたって良好な印刷特性を維持した。 〔比較例7〕トナーGとフッ化ビニリデンコートマグネ
タイトキャリアとを組み合わせて現像剤としてプリンタ
(富士通製F6774型)に搭載して印刷試験を行った
ところ、1日放置後に再印字を行うと、印刷開始から5
0シート程度印字までの間、帯電不足による地カブリが
発生した。 〔比較例8〕トナーHをフッ化ビニリデンコートマグネ
タイトキャリアと組み合わせて現像剤とし、プリンタ
(富士通製F6774型)に搭載して印刷試験を行った
ところ、常温常湿環境では良好な印字特性を示したもの
の、低湿度環境で印刷を行うと帯電量の上昇がみられ、
約20万シートで印字濃度が低下した。 〔実施例6〕トナーIを75重量%、トナーJを25重
量%配合し、スチレン−アクリルコートマグネタイトキ
ャリアと組み合わせて現像剤としてプリンタ(富士通製
F61144A1型)に搭載して印刷試験を行ったとこ
ろ、20万シートにわたって良好な印刷特性を維持し
た。 〔実施例7〕トナーMを75重量%、トナーJを25重
量%配合し、スチレン−アクリルコートマグネタイトキ
ャリアと組み合わせて現像剤としてプリンタ(富士通製
F61144A1型)に搭載して印刷試験を行ったとこ
ろ、20万シートにわたって良好な印刷特性を維持し
た。
【0062】上記の各実施例においては、帯電制御剤の
添加量、帯電制御剤の粒子径、帯電制御剤の材質、バイ
ンダ樹脂に対する帯電制御剤の相溶性、帯電制御剤の分
散性、外添されるシリカの添加量等を異ならせることに
より、第1のトナーと第2のトナーとの帯電特性を異な
らせているが、トナーのバインダ樹脂の成分を異ならせ
ることによっても第1のトナーと第2のトナーとの帯電
特性を異ならせることができる。
【0063】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、攪拌開
始後30秒以内に最大帯電量に帯電する第1のトナーを
配合することにより、攪拌開始後の帯電増加率が高めら
れ、立ち上がり時間が短縮されるので、長期間機器を休
止した後の再印字の開始に際して地カブリが発生するこ
とを防止できる。
【0064】また、攪拌開始後3〜15分後に最大帯電
量に帯電する第2のトナーを配合することにより、立ち
上がり後の帯電増加率が低く抑制され、配合トナーが過
剰帯電することが長時間にわたって防止され、長時間連
続使用時の印字濃度の低下を防止することができる。
【0065】本発明において、特に 第2のトナーの配
合量を第1のトナーの配合量の2〜3倍にする場合に
は、第1のトナーによる立ち上がり特性を高める効果と
第2のトナーによる立ち上がり後の帯電増加率抑制効果
とがより良好に両立される。
フロントページの続き (72)発明者 藤木 嘉男 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 清水 俊成 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 長岡 正樹 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 木梨 優子 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 鈴木 則広 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 井手 雅一 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電制御剤を含有し、キャリアとの攪拌
    により摩擦帯電する第1のトナー及び第2のトナーを配
    合した配合トナーにおいて、 攪拌開始後30秒以内に最大帯電量に帯電する第1のト
    ナーと、攪拌開始後3〜15分後に最大帯電量に帯電す
    る第2のトナーとを配合したことを特徴とする配合トナ
    ー。
  2. 【請求項2】 第2のトナーの配合量が第1のトナーの
    配合量の2〜3倍である請求項1に記載の配合トナー。
  3. 【請求項3】 第1のトナーの帯電制御剤の含有量が、
    第2のトナーの帯電制御剤の含有量の2倍以上である請
    求項1又は2に記載の配合トナー。
  4. 【請求項4】 第1のトナーの帯電制御剤の粒子径が、
    第2のトナーの帯電制御剤の粒子径よりも大きい請求項
    1又は2に記載の配合トナー。
  5. 【請求項5】 第1のトナーの帯電制御剤の材質と、第
    2のトナーの帯電制御剤の材質とを異ならせた請求項1
    又は2に記載の配合トナー。
  6. 【請求項6】 第1のトナーの帯電制御剤がニグロシン
    系染料と4級アンモニウム塩とからなり、第2のトナー
    の帯電制御剤がニグロシン系染料のみからなる請求項5
    に記載の配合トナー。
  7. 【請求項7】 第1のトナーの帯電制御剤がニグロシン
    系染料からなり、第2のトナーの帯電制御剤がこれより
    もバインダ樹脂との相溶性が高いニグロシン系染料を有
    機酸で変成させたものからなる請求項5に記載の配合ト
    ナー。
  8. 【請求項8】 第1のトナー及び第2のトナーにシリカ
    が外添され、第1のトナーへのシリカの外添量が第2の
    トナーのシリカの外添量の2倍以上である請求項1又は
    2に記載の配合トナー。
JP4228736A 1992-08-27 1992-08-27 配合トナー Withdrawn JPH0675431A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001350295A (ja) * 2000-06-09 2001-12-21 Dainippon Ink & Chem Inc 静電荷像現像剤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001350295A (ja) * 2000-06-09 2001-12-21 Dainippon Ink & Chem Inc 静電荷像現像剤

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