JPH0675298B2 - 光学式情報再生装置 - Google Patents
光学式情報再生装置Info
- Publication number
- JPH0675298B2 JPH0675298B2 JP56205606A JP20560681A JPH0675298B2 JP H0675298 B2 JPH0675298 B2 JP H0675298B2 JP 56205606 A JP56205606 A JP 56205606A JP 20560681 A JP20560681 A JP 20560681A JP H0675298 B2 JPH0675298 B2 JP H0675298B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- information reproducing
- light beam
- lenses
- convex
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
Landscapes
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Optical Head (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (1)発明の技術分野 本発明は、記録媒体上の情報を光学的に読取る光学式情
報再生装置に関し、特に制御信号を得る光束の振動方法
を改善するものである。
報再生装置に関し、特に制御信号を得る光束の振動方法
を改善するものである。
(2)技術の背景 光ディスク等と称される光学的記録媒体から音声、画像
等の情報を読出す光学式情報再生装置では、情報を読出
す光束と情報トラックとの位置関係が問題となる。情報
トラックに対する光束のずれ(トラッキングずれ)が発
生する要因の1つに、回転駆動される記録媒体の偏芯が
ある。そこで、一般にはトラッキング制御信号を得て情
報読出し用の光束を情報トラックの偏位に追従させよう
とする。
等の情報を読出す光学式情報再生装置では、情報を読出
す光束と情報トラックとの位置関係が問題となる。情報
トラックに対する光束のずれ(トラッキングずれ)が発
生する要因の1つに、回転駆動される記録媒体の偏芯が
ある。そこで、一般にはトラッキング制御信号を得て情
報読出し用の光束を情報トラックの偏位に追従させよう
とする。
(3)従来技術と問題点 第1図は従来の光学式情報再生装置でトラッキング制御
信号を得る光学系の一例である。同図において、1は光
源としての半導体レーザ、2はコリメータレンズ、3は
偏光ビームスプリッタ、4はλ/4板、5は凸レンズ、6
は2分割受光素子、7は回動ミラー(ガルバノミラ
ー)、8は焦点レンズ、11は記録媒体である。記録媒体
11は一部を断面として示したもので、矢印A方向に回転
する。11aはその情報トラックである。レーザ1から出
た光束LOはレンズ2、ビームスプリッタ3、λ/4板4を
通して回動ミラー7に入射し、ここで反射された後焦点
レンズ8を通して記録媒体11に照射される(集束された
光束L1として)。一方、記録媒体11による反射光L2はレ
ンズ8、回動ミラー7を戻り再度λ/4板4に入射するの
で、ここで往復λ/2の遅れが生じる。この結果ビームス
プリッタ3によってレンズ5側に分離され、受光素子6
に入射する。
信号を得る光学系の一例である。同図において、1は光
源としての半導体レーザ、2はコリメータレンズ、3は
偏光ビームスプリッタ、4はλ/4板、5は凸レンズ、6
は2分割受光素子、7は回動ミラー(ガルバノミラ
ー)、8は焦点レンズ、11は記録媒体である。記録媒体
11は一部を断面として示したもので、矢印A方向に回転
する。11aはその情報トラックである。レーザ1から出
た光束LOはレンズ2、ビームスプリッタ3、λ/4板4を
通して回動ミラー7に入射し、ここで反射された後焦点
レンズ8を通して記録媒体11に照射される(集束された
光束L1として)。一方、記録媒体11による反射光L2はレ
ンズ8、回動ミラー7を戻り再度λ/4板4に入射するの
で、ここで往復λ/2の遅れが生じる。この結果ビームス
プリッタ3によってレンズ5側に分離され、受光素子6
に入射する。
この光学系で回動ミラー7をボイスコイルモータ(VC
M)等で軸7aを中心に回動させると、記録媒体11に入射
する光束L1はトラック11aと直交する方向Bに振動す
る。一般に、記録媒体回転軸の偏心等により、トラック
11aは、例えばその時の回転数が1800rpmであればその回
転数に起因した周波数、すなわち30HZの整数倍で振動す
る。その振動は数10〜数100μm程度である。そこでこ
の振動に合わせて回動ミラー7を回動して光束L1をトラ
ック11aに追従させている。またトラッキング制御信号
を得る方法の1つとしてウォプリング法と呼ばれている
ものがある。これは光束L1を矢印B方向に零点数μmの
振幅で振動させてトラック外れを検出するもので、その
振動周波数は数10KHZと高い。この様に回動ミラー7を
軸7aを中心に高速度に回動させるので、第1図の振動方
法では軸7aによる機械的な軸受精度が問題となり、安定
性に欠ける。また、ミラー7は光軸の屈曲点に設定する
必要があるため、レーザ1からレンズ8までの光軸がL
字状となり、空間の使用効率が低下する(装置構成が大
型化する)欠点がある。
M)等で軸7aを中心に回動させると、記録媒体11に入射
する光束L1はトラック11aと直交する方向Bに振動す
る。一般に、記録媒体回転軸の偏心等により、トラック
11aは、例えばその時の回転数が1800rpmであればその回
転数に起因した周波数、すなわち30HZの整数倍で振動す
る。その振動は数10〜数100μm程度である。そこでこ
の振動に合わせて回動ミラー7を回動して光束L1をトラ
ック11aに追従させている。またトラッキング制御信号
を得る方法の1つとしてウォプリング法と呼ばれている
ものがある。これは光束L1を矢印B方向に零点数μmの
振幅で振動させてトラック外れを検出するもので、その
振動周波数は数10KHZと高い。この様に回動ミラー7を
軸7aを中心に高速度に回動させるので、第1図の振動方
法では軸7aによる機械的な軸受精度が問題となり、安定
性に欠ける。また、ミラー7は光軸の屈曲点に設定する
必要があるため、レーザ1からレンズ8までの光軸がL
字状となり、空間の使用効率が低下する(装置構成が大
型化する)欠点がある。
(4)発明の目的 本発明は、回動ミラーを用いることなく安定、確実に光
束を振動させることのできる小型化に有利な光学式情報
再生装置を提供しようとするものである。
束を振動させることのできる小型化に有利な光学式情報
再生装置を提供しようとするものである。
(5)発明の構成 本発明は、光軸上で2つのレンズの焦点位置を合わせた
後、この状態で一方のレンズを光軸と垂直な方向へ移動
させると、この組合せレンズを通過した光は平行束を保
ったまま、光の向きを変えるといった特性に着目してな
されたもので、記録媒体上を光学的に走査して情報を読
出す光学式情報再生装置において、凹、凸レンズあるい
は凸レンズ同志からなる組合せレンズをそれぞれのレン
ズの焦点位置が制御信号を得る光束上で一致するように
配置し、そして該組合せレンズの一方を該光束と直交す
る方向に移動して光束端を光軸と直交方向に移動させト
ラッキングを行うように構成されたことを特徴とするも
のである。
後、この状態で一方のレンズを光軸と垂直な方向へ移動
させると、この組合せレンズを通過した光は平行束を保
ったまま、光の向きを変えるといった特性に着目してな
されたもので、記録媒体上を光学的に走査して情報を読
出す光学式情報再生装置において、凹、凸レンズあるい
は凸レンズ同志からなる組合せレンズをそれぞれのレン
ズの焦点位置が制御信号を得る光束上で一致するように
配置し、そして該組合せレンズの一方を該光束と直交す
る方向に移動して光束端を光軸と直交方向に移動させト
ラッキングを行うように構成されたことを特徴とするも
のである。
(6)発明の実施例 以下、図示の実施例を参照しながら本発明を詳細に説明
する。第2図は本発明の一実施例を示す要部説明図、第
3図は全体図である。本例は第1図の回動ミラー7に代
えて、λ/4板4と焦点レンズ8の間に凹レンズ10aと凸
レンズ10bからなる組合せレンズ10を配設したもので、
(レンズ10a,10bともに凸レンズでもよい。)その一方
(本例では凸レンズ10b)を光軸13と直交する方向に往
復運動させる。凸レンズ10bを往復運動させる手段は、
高周波では単層または多層の圧電素子9が好ましいが、
低周波であればVCMでもよい。凸レンズ10bがレーザ1側
で、凹レンズ10aが媒体11側である場合は、前者の焦点
距離bを後者の焦点距離aより長く(b>a)して両者
の焦点位置fを一致させる。この条件下で凸レンズ10b
の中心12が凹レンズ10aの光軸13に一致していれば(第
2図の実線位置)、凸レンズ10b側に入射する平行な光
束L11は同じく光軸13に平行な光束L12として出射する。
この場合光束L12の径は焦点距離bがaに近いほど光束L
11の径に近づく。
する。第2図は本発明の一実施例を示す要部説明図、第
3図は全体図である。本例は第1図の回動ミラー7に代
えて、λ/4板4と焦点レンズ8の間に凹レンズ10aと凸
レンズ10bからなる組合せレンズ10を配設したもので、
(レンズ10a,10bともに凸レンズでもよい。)その一方
(本例では凸レンズ10b)を光軸13と直交する方向に往
復運動させる。凸レンズ10bを往復運動させる手段は、
高周波では単層または多層の圧電素子9が好ましいが、
低周波であればVCMでもよい。凸レンズ10bがレーザ1側
で、凹レンズ10aが媒体11側である場合は、前者の焦点
距離bを後者の焦点距離aより長く(b>a)して両者
の焦点位置fを一致させる。この条件下で凸レンズ10b
の中心12が凹レンズ10aの光軸13に一致していれば(第
2図の実線位置)、凸レンズ10b側に入射する平行な光
束L11は同じく光軸13に平行な光束L12として出射する。
この場合光束L12の径は焦点距離bがaに近いほど光束L
11の径に近づく。
これに対して凸レンズ10bを光軸13と直交する方向B′
に平行移動させると光束L12は径を変えずに光軸13から
角度θ傾斜した方向に出射する(第2図の破線の状
態)。従って、凸レンズ10bを圧電素子9により光軸13
を中心に振動させれば、媒体11に入射する光束L1は矢印
B方向に振動する。尚、他の構成は第1図と同様である
から同一符号を符して詳細な説明を省略する。また凹レ
ンズ10aと凸レンズ10bの配置を逆あるいはレンズ10a,10
b両者に凸レンズを用いても同様の効果が得られる。
に平行移動させると光束L12は径を変えずに光軸13から
角度θ傾斜した方向に出射する(第2図の破線の状
態)。従って、凸レンズ10bを圧電素子9により光軸13
を中心に振動させれば、媒体11に入射する光束L1は矢印
B方向に振動する。尚、他の構成は第1図と同様である
から同一符号を符して詳細な説明を省略する。また凹レ
ンズ10aと凸レンズ10bの配置を逆あるいはレンズ10a,10
b両者に凸レンズを用いても同様の効果が得られる。
レンズ10a,10bを共に凸レンズにした場合の説明図を第
4図に示す。やはり両レンズの焦点位置fを一致させる
ので入射光が平行束なら出射光も平行束である。出射光
の屈折は一方のレンズを光軸と垂直な方向に振動させて
行なう。
4図に示す。やはり両レンズの焦点位置fを一致させる
ので入射光が平行束なら出射光も平行束である。出射光
の屈折は一方のレンズを光軸と垂直な方向に振動させて
行なう。
(7)発明の効果 以上述べたように本発明によれば、凹凸組合せあるいは
凸同志組合せレンズの一方を光軸と直交する方向に振動
させるだけで記録媒体面に照射する光束を高速度に振動
させ得るので、回転駆動系に比し安定で高精度な動作を
期待できる。また、光源から記録媒体まで光軸を屈曲さ
せる必要がないので、空間を有効に活用でき、装置構成
が小型化される利点がある。
凸同志組合せレンズの一方を光軸と直交する方向に振動
させるだけで記録媒体面に照射する光束を高速度に振動
させ得るので、回転駆動系に比し安定で高精度な動作を
期待できる。また、光源から記録媒体まで光軸を屈曲さ
せる必要がないので、空間を有効に活用でき、装置構成
が小型化される利点がある。
第1図は回動ミラーを用いた従来の光学式情報再生装置
における光学系の構成図、第2図および第3図は本発明
の一実施例を示す要部説明図および全体図、第4図は凸
レンズ同志の場合の説明図である。 図中、1は光源(半導体レーザ)、9は圧電素子、10は
凹凸組合せレンズ、11は記録媒体、13は光軸である。
における光学系の構成図、第2図および第3図は本発明
の一実施例を示す要部説明図および全体図、第4図は凸
レンズ同志の場合の説明図である。 図中、1は光源(半導体レーザ)、9は圧電素子、10は
凹凸組合せレンズ、11は記録媒体、13は光軸である。
Claims (1)
- 【請求項1】記録媒体上を光学的に走査して情報を読出
す光学式情報再生装置において、 凹、凸レンズあるいは凸レンズ同志からなる組合せレン
ズをそれぞれのレンズの焦点位置が制御信号を得る光束
上で一致するように配置し、 そして該組合せレンズの一方を該光束と直交する方向に
移動して光束端を光軸と直交方向に移動させトラッキン
グを行うように構成されたことを特徴とする光学式情報
再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56205606A JPH0675298B2 (ja) | 1981-12-19 | 1981-12-19 | 光学式情報再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56205606A JPH0675298B2 (ja) | 1981-12-19 | 1981-12-19 | 光学式情報再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58108038A JPS58108038A (ja) | 1983-06-28 |
JPH0675298B2 true JPH0675298B2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=16509643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56205606A Expired - Lifetime JPH0675298B2 (ja) | 1981-12-19 | 1981-12-19 | 光学式情報再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0675298B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4688201A (en) * | 1985-01-16 | 1987-08-18 | Hewlett-Packard Company | Focusing and tracking apparatus for an optical data storage device |
US7826117B2 (en) | 2006-02-20 | 2010-11-02 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Beam irradiation apparatus |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL171641C (nl) * | 1974-02-13 | 1983-04-18 | Philips Nv | Inrichting voor het uitlezen van een registratiedrager waarop informatie is aangebracht in een optisch uitleesbare structuur. |
-
1981
- 1981-12-19 JP JP56205606A patent/JPH0675298B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58108038A (ja) | 1983-06-28 |
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