JPH0674490A - 空気調和機の室外ユニットケーシング構造 - Google Patents
空気調和機の室外ユニットケーシング構造Info
- Publication number
- JPH0674490A JPH0674490A JP4232375A JP23237592A JPH0674490A JP H0674490 A JPH0674490 A JP H0674490A JP 4232375 A JP4232375 A JP 4232375A JP 23237592 A JP23237592 A JP 23237592A JP H0674490 A JPH0674490 A JP H0674490A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- plate
- folded
- joint
- air conditioner
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- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F1/00—Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
- F24F1/06—Separate outdoor units, e.g. outdoor unit to be linked to a separate room comprising a compressor and a heat exchanger
- F24F1/56—Casing or covers of separate outdoor units, e.g. fan guards
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 空気調和機の室外ユニットケーシングのサ
ビの発生を防止する構造を考案し、従来より耐久性に優
れ、且つ永く美観を保つ空気調和機の室外ユニットケー
シングを提供することを目的とする。 【構成】 断面が略L字形状に折り返された接合片7を
有する両側面板2と該両側面板2の接合片7に端縁部8
が重ね合わされて溶接接合される後面板4とから成る空
気調和機の室外ユニットケーシング構造において、上記
両側面板2の接合片7の先端部を内側に折り返して折返
片9を形成し、該折返片9に上記接合片7に臨んだ貫通
孔10を形成すると共に、上記後面板4の接合端縁部8
に上記貫通孔10に遊嵌して上記接合片7に溶接接合さ
れ、且つ折返片9と接合端縁部8との間に所定の間隙を
形成するためのエンボス部13を設けたことを特徴とす
る。
ビの発生を防止する構造を考案し、従来より耐久性に優
れ、且つ永く美観を保つ空気調和機の室外ユニットケー
シングを提供することを目的とする。 【構成】 断面が略L字形状に折り返された接合片7を
有する両側面板2と該両側面板2の接合片7に端縁部8
が重ね合わされて溶接接合される後面板4とから成る空
気調和機の室外ユニットケーシング構造において、上記
両側面板2の接合片7の先端部を内側に折り返して折返
片9を形成し、該折返片9に上記接合片7に臨んだ貫通
孔10を形成すると共に、上記後面板4の接合端縁部8
に上記貫通孔10に遊嵌して上記接合片7に溶接接合さ
れ、且つ折返片9と接合端縁部8との間に所定の間隙を
形成するためのエンボス部13を設けたことを特徴とす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機の室外ユニ
ットのケーシング構造に係わり、特に室外ユニットの外
郭を区画するケーシングの改良に関するものである。
ットのケーシング構造に係わり、特に室外ユニットの外
郭を区画するケーシングの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】空気調和機の室外ユニットは、建物の戸
外に取り付けられるもので、冷凍サイクルを構成するコ
ンプレッサ、室外熱交換器、冷却ファン、インバータユ
ニット等が箱形のケーシング内に収納されている。
外に取り付けられるもので、冷凍サイクルを構成するコ
ンプレッサ、室外熱交換器、冷却ファン、インバータユ
ニット等が箱形のケーシング内に収納されている。
【0003】一般に、従来の室外ユニットケーシングは
図3に示すような構成が採用されており、ケーシング1
は両側部に位置される側面板2と、前後に位置される前
面板3および後面板4と、上下に位置する天板5および
底板6とから箱状に区画形成されている。
図3に示すような構成が採用されており、ケーシング1
は両側部に位置される側面板2と、前後に位置される前
面板3および後面板4と、上下に位置する天板5および
底板6とから箱状に区画形成されている。
【0004】また、ケーシング1の強度を高めるため
に、少なくとも両側面板2と後面板4とは薄板状の鋼板
が採用されている。
に、少なくとも両側面板2と後面板4とは薄板状の鋼板
が採用されている。
【0005】このように、鋼板によって成型された側面
板2には図4に示す如く、その端縁部が断面略L字形状
に折返された接合片7が形成されている。
板2には図4に示す如く、その端縁部が断面略L字形状
に折返された接合片7が形成されている。
【0006】この接合片7にはその内側に同様に鋼板に
よって形成された後面板4の端縁部8が重ね合わされて
互いにスポット溶接により接合されている。
よって形成された後面板4の端縁部8が重ね合わされて
互いにスポット溶接により接合されている。
【0007】後面板4の端縁部8は、略L字形状に折返
されて、端縁部8が接合片7の内側面に重なり合ったと
きに側面板2の接合片7と後面板4とが連続した平坦面
で接続されるように構成されている。
されて、端縁部8が接合片7の内側面に重なり合ったと
きに側面板2の接合片7と後面板4とが連続した平坦面
で接続されるように構成されている。
【0008】少なくとも両側面板2と後面板4は鋼板に
よって成型されていることから、その表面部に防錆処理
が施されると共に仕上げ塗装が施されることになる。
よって成型されていることから、その表面部に防錆処理
が施されると共に仕上げ塗装が施されることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の室外
ユニットのケーシングにあっては鋼板製の側面板2と後
面板4とは側面板2の接合片7と後面板4の端縁部8と
が単に重なり合って互いにスポット溶接により接合され
ていることから次のような問題があった。
ユニットのケーシングにあっては鋼板製の側面板2と後
面板4とは側面板2の接合片7と後面板4の端縁部8と
が単に重なり合って互いにスポット溶接により接合され
ていることから次のような問題があった。
【0010】まず側面板2と後面板4とが互いにスポッ
ト溶接により接合した後に、その表面に防錆処理および
塗装処理を施すことから、接合片7と後面板4の端縁部
8との重なり合った部分には防錆処理液または塗料が充
分に浸透せず、接合部の金属表面が充分に被覆保護され
ず耐久性に満足が得られなかった。
ト溶接により接合した後に、その表面に防錆処理および
塗装処理を施すことから、接合片7と後面板4の端縁部
8との重なり合った部分には防錆処理液または塗料が充
分に浸透せず、接合部の金属表面が充分に被覆保護され
ず耐久性に満足が得られなかった。
【0011】特に、室外ユニットは屋外に設置されるこ
とから雨水に晒されることになり、側面板2と後面板4
との重ね合せ部となる接合片7と端縁部8との間から雨
水が侵入し、ケーシング1の腐蝕の発生原因となる。
とから雨水に晒されることになり、側面板2と後面板4
との重ね合せ部となる接合片7と端縁部8との間から雨
水が侵入し、ケーシング1の腐蝕の発生原因となる。
【0012】そこで、本発明は従来の室外ユニットのケ
ーシングの問題を有効に解決し、耐久性に優れ且つ永く
美観を保つ空気調和機の室外ユニットケーシング構造を
提供することを目的とする。
ーシングの問題を有効に解決し、耐久性に優れ且つ永く
美観を保つ空気調和機の室外ユニットケーシング構造を
提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1の本発明は、断面が略L字形状に折り返され
接合片を有する両側面板と該両側面板の接合片に端縁部
が重ね合わされて溶接接合される後面板とから成る空気
調和機室外ユニットケーシング構造において、上記両側
面板の接合片の先端部を内側に折り返して折返片を形成
し、該折返片に上記接合片に臨んだ貫通孔を形成すると
共に、上記後面板の接合端縁部に上記貫通孔に遊嵌して
上記接合片に溶接接合され、且つ折返片と接合端縁部と
の間に所定の間隙を形成するためのエンボス部を設けて
構成したものである。
の請求項1の本発明は、断面が略L字形状に折り返され
接合片を有する両側面板と該両側面板の接合片に端縁部
が重ね合わされて溶接接合される後面板とから成る空気
調和機室外ユニットケーシング構造において、上記両側
面板の接合片の先端部を内側に折り返して折返片を形成
し、該折返片に上記接合片に臨んだ貫通孔を形成すると
共に、上記後面板の接合端縁部に上記貫通孔に遊嵌して
上記接合片に溶接接合され、且つ折返片と接合端縁部と
の間に所定の間隙を形成するためのエンボス部を設けて
構成したものである。
【0014】また、請求項2の本発明は、断面が略L字
形状に折り返された接合片を有する両側面板と該両側面
板の接合片に端縁部が重ね合わされて溶接接合される後
面板とから成る空気調和機の室外ユニットケーシング構
造において、上記後面板の接合端縁部を内側に折り返し
て重なり合うように折返片を形成し且つ該折返片に上記
接合端縁部の内側に臨んだ貫通孔を形成すると共に、上
記両側面板の接合片に上記貫通孔に遊嵌して上記後面板
接合端縁部に溶接接合され、且つ接合片と折返片との間
に所定の間隙を形成するためのエンボス部を設けて構成
したものである。
形状に折り返された接合片を有する両側面板と該両側面
板の接合片に端縁部が重ね合わされて溶接接合される後
面板とから成る空気調和機の室外ユニットケーシング構
造において、上記後面板の接合端縁部を内側に折り返し
て重なり合うように折返片を形成し且つ該折返片に上記
接合端縁部の内側に臨んだ貫通孔を形成すると共に、上
記両側面板の接合片に上記貫通孔に遊嵌して上記後面板
接合端縁部に溶接接合され、且つ接合片と折返片との間
に所定の間隙を形成するためのエンボス部を設けて構成
したものである。
【0015】
【作用】以上の構成により、両側面版の接合片の先端部
を内側に折り返した折返片を形成すると共に、この折返
片に上記接合片に臨んだ貫通孔を形成し、他方後面板の
接合端縁部に形成されたエンボス部を上記貫通孔に遊嵌
して上記接合片に溶接接合されて折返片と接合端縁部と
の間に所定の間隙を形成することにより両側面版と後面
板とは互いに溶接接合されると共に、接合片と接合端縁
部との間に所定の間隙が形成されることになり、この間
隙から防錆処理液および塗料が回り充分な防錆処理およ
び塗装処理が施されることになる。
を内側に折り返した折返片を形成すると共に、この折返
片に上記接合片に臨んだ貫通孔を形成し、他方後面板の
接合端縁部に形成されたエンボス部を上記貫通孔に遊嵌
して上記接合片に溶接接合されて折返片と接合端縁部と
の間に所定の間隙を形成することにより両側面版と後面
板とは互いに溶接接合されると共に、接合片と接合端縁
部との間に所定の間隙が形成されることになり、この間
隙から防錆処理液および塗料が回り充分な防錆処理およ
び塗装処理が施されることになる。
【0016】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図1および
図2に基づいて説明する。
図2に基づいて説明する。
【0017】従来例同様に図3に示すように、本発明の
室内ユニットケーシング1は、両側部に位置される側面
板2と、前後に位置される前面板3および後面板4と、
上下に位置する天板5および底板6とから主に区画形成
されている。
室内ユニットケーシング1は、両側部に位置される側面
板2と、前後に位置される前面板3および後面板4と、
上下に位置する天板5および底板6とから主に区画形成
されている。
【0018】また、両側面板2と後面板4とは薄板状の
鋼板によって形成されている。
鋼板によって形成されている。
【0019】側面板2は従来例同様に、端縁部が断面略
L字形状に折返された接合片7を有している。
L字形状に折返された接合片7を有している。
【0020】この接合片7は側面板2の前後端縁部に設
けられ、側面板2の横断面は略コ字形状を呈するように
構成され、それぞれの接合片7には後面板4および前面
板3が取り付けられるように構成されている。
けられ、側面板2の横断面は略コ字形状を呈するように
構成され、それぞれの接合片7には後面板4および前面
板3が取り付けられるように構成されている。
【0021】特に、本発明にあっては図1及び図2に示
すように側面板2の接合片7はその先端が折返されて形
成される折返片9を有していると共に、この折返片9に
は接合片7の内側に臨んで開口された貫通孔10が形成
されている。
すように側面板2の接合片7はその先端が折返されて形
成される折返片9を有していると共に、この折返片9に
は接合片7の内側に臨んで開口された貫通孔10が形成
されている。
【0022】一方、後面板4の接合端縁部8は上記接合
片7の内側面に重なり合うように断面略L字形状に折返
されて形成されると共に接合端縁部8には上記折返片9
の貫通孔10に遊嵌されて先端部が接合片7の内側面に
接する接合面部12を有するエンボス部13が形成され
る。
片7の内側面に重なり合うように断面略L字形状に折返
されて形成されると共に接合端縁部8には上記折返片9
の貫通孔10に遊嵌されて先端部が接合片7の内側面に
接する接合面部12を有するエンボス部13が形成され
る。
【0023】このエンボス部13は、図1に示すように
断面截頭円錐形状を呈し、その先端部に所定の平坦な接
合面部12を有していると共に、外径が上記貫通孔10
の内径より小さな径を有している。
断面截頭円錐形状を呈し、その先端部に所定の平坦な接
合面部12を有していると共に、外径が上記貫通孔10
の内径より小さな径を有している。
【0024】従って、エンボス部13は上記折返片9の
貫通孔10に遊嵌して接合面部12が接合片7の内側面
に当接して互いに溶接接合されることになる。
貫通孔10に遊嵌して接合面部12が接合片7の内側面
に当接して互いに溶接接合されることになる。
【0025】また、エンボス部13は所定の長さ乃至高
さを有し、その接合面部12が接合片7に溶接接合され
たとき、接合端縁部8と折返片9との間に所定の間隙を
隔てて重なり合うように構成されている。
さを有し、その接合面部12が接合片7に溶接接合され
たとき、接合端縁部8と折返片9との間に所定の間隙を
隔てて重なり合うように構成されている。
【0026】また後面板4の接合端縁部8に形成される
エンボス部13は図2に示すようにこの接合端縁部8の
長手方向に沿って所定の間隔を隔てて複数設けられると
共に折返片9にはこれに相応されて貫通孔10が複数設
けられることになる。
エンボス部13は図2に示すようにこの接合端縁部8の
長手方向に沿って所定の間隔を隔てて複数設けられると
共に折返片9にはこれに相応されて貫通孔10が複数設
けられることになる。
【0027】接合片7に形成される折返片9は図示する
ように、その先端部が再度L字形状に折り返されて補強
リブ14を形成している。
ように、その先端部が再度L字形状に折り返されて補強
リブ14を形成している。
【0028】次に実施例の作用について述べる。
【0029】図1に示すように、側面板2の折返片9の
貫通孔10に、後面板4の接合端縁部8を重ね合わせる
とともにエンボス部13を遊嵌させるべく挿入すること
によりエンボス部13の接合面部12が接合片7に接し
て溶接されることにより、側面板2と後面板4とは互い
に強固に連結されることになる。
貫通孔10に、後面板4の接合端縁部8を重ね合わせる
とともにエンボス部13を遊嵌させるべく挿入すること
によりエンボス部13の接合面部12が接合片7に接し
て溶接されることにより、側面板2と後面板4とは互い
に強固に連結されることになる。
【0030】また、エンボス部13が貫通孔10に遊嵌
して接合片7に溶接接合されたときに接合片7の折返片
9と後面板4の接合端縁部8との間には所定の間隙が形
成されることになるので、後面板4および両側面板2の
表面部から防錆処理あるいは塗装処理を施しても、上記
折返片9と接合端縁部8との重なり合った部分に充分塗
料等が浸透乃至回って塗装処理が施されることになる。
して接合片7に溶接接合されたときに接合片7の折返片
9と後面板4の接合端縁部8との間には所定の間隙が形
成されることになるので、後面板4および両側面板2の
表面部から防錆処理あるいは塗装処理を施しても、上記
折返片9と接合端縁部8との重なり合った部分に充分塗
料等が浸透乃至回って塗装処理が施されることになる。
【0031】特に、側面板2の折返片9と後面板4の接
合端縁部8との間に塗料が充分に回ることになり、鋼板
乃至板金によるこれら側面板2と後面板4との錆の発生
を未然に防止することができ、その耐久性を高めること
ができる。
合端縁部8との間に塗料が充分に回ることになり、鋼板
乃至板金によるこれら側面板2と後面板4との錆の発生
を未然に防止することができ、その耐久性を高めること
ができる。
【0032】また、貫通孔10が上述したとおりバカ穴
に形成されることにより、エンボス部13を遊嵌させて
接合片7に接合させることになるので、組み立ての際の
位置決め等が容易となりその作業性を可及的に向上させ
ることができる。
に形成されることにより、エンボス部13を遊嵌させて
接合片7に接合させることになるので、組み立ての際の
位置決め等が容易となりその作業性を可及的に向上させ
ることができる。
【0033】更に、接合片7に折返片9を設けることは
接合部が三重に重なり合って強度が向上する。
接合部が三重に重なり合って強度が向上する。
【0034】加えて、両側面板2に形成される接合片7
が内側に折り返されて折返片9が形成されることにより
直接接合片7が外部に金属片として突出していないので
組み立て作業時に作業者を損傷させるようなことがなく
なり、組み立て作業の安全性が向上する。
が内側に折り返されて折返片9が形成されることにより
直接接合片7が外部に金属片として突出していないので
組み立て作業時に作業者を損傷させるようなことがなく
なり、組み立て作業の安全性が向上する。
【0035】尚、本実施例にあっては、両側面板2に後
面板4を接合することについて述べたが、前面板3、天
板5および底板6を両側面板2に接合する際に同様の構
成を採用することは勿論である。
面板4を接合することについて述べたが、前面板3、天
板5および底板6を両側面板2に接合する際に同様の構
成を採用することは勿論である。
【0036】図3及び図4は別の実施例を示すものであ
る。
る。
【0037】図示するように、この実施例にあっては特
に側面板2の接合片7にエンボス部13を設けると共に
後面板4の接合端縁部8に貫通孔10を形成したもので
ある。更に、詳しくは図3に示すように薄板上の鋼板か
らなる後面板4の接合端縁部8を内側に折り返して重な
り合うように折返片9を形成する。この折返片9は図示
されるように、後面板4の接合端縁部8の内側面との間
に所定の間隙が形成されるように折り返して重ね合され
ている。また、この折返片9には前記実施例同様に接合
端縁部8の内側面に臨んだ貫通孔10が形成される。一
方、面側面板2の接合片7はこれに上記後面板4の折返
片9を含む接合端縁部8が重ね合ったときに連続した平
端面を保持するために、略L字形状に内側に折り返され
て形成され、この折り返された接合片7には上記貫通孔
10に遊嵌して後面板4の接合端縁部8の内側面部に溶
接接合されるエンボス部13が設けられている。このエ
ンボス部13には前記実施例同様に載頭円錐計上を呈す
るように形成されると共にその頂部には実質的に後面板
4と接合される接合面部12が形成されている。
に側面板2の接合片7にエンボス部13を設けると共に
後面板4の接合端縁部8に貫通孔10を形成したもので
ある。更に、詳しくは図3に示すように薄板上の鋼板か
らなる後面板4の接合端縁部8を内側に折り返して重な
り合うように折返片9を形成する。この折返片9は図示
されるように、後面板4の接合端縁部8の内側面との間
に所定の間隙が形成されるように折り返して重ね合され
ている。また、この折返片9には前記実施例同様に接合
端縁部8の内側面に臨んだ貫通孔10が形成される。一
方、面側面板2の接合片7はこれに上記後面板4の折返
片9を含む接合端縁部8が重ね合ったときに連続した平
端面を保持するために、略L字形状に内側に折り返され
て形成され、この折り返された接合片7には上記貫通孔
10に遊嵌して後面板4の接合端縁部8の内側面部に溶
接接合されるエンボス部13が設けられている。このエ
ンボス部13には前記実施例同様に載頭円錐計上を呈す
るように形成されると共にその頂部には実質的に後面板
4と接合される接合面部12が形成されている。
【0038】また、エンボス部13は所定の高さを有し
ており、上記貫通孔10に遊嵌して接合端縁部8に溶接
接合されたときに、接合片7と折返片9との間に所定の
間隙を有し、この間隙内に塗料あるいは防錆処理液等が
浸入あるいは廻り込むように構成されている。
ており、上記貫通孔10に遊嵌して接合端縁部8に溶接
接合されたときに、接合片7と折返片9との間に所定の
間隙を有し、この間隙内に塗料あるいは防錆処理液等が
浸入あるいは廻り込むように構成されている。
【0039】以上の構成によりこの変形実施例は前記実
施例と同様の作用効果を奏するものである。
施例と同様の作用効果を奏するものである。
【0040】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば次の如き優れた効果を発揮する。
発明によれば次の如き優れた効果を発揮する。
【0041】(1)空気調和機の室外ユニットケーシン
グの耐久性を向上させることができる。
グの耐久性を向上させることができる。
【0042】(2)空気調和機の室外ユニットケーシン
グの組み立て作業の向上が達成出来ると共に作業の安全
性を高めることができる。
グの組み立て作業の向上が達成出来ると共に作業の安全
性を高めることができる。
【図1】本発明の実施例を示す側断面図である。
【図2】本発明の実施例を示す部分破断斜視図である。
【図3】別の実施例を示す側断面図である。
【図4】別の実施例を示す一部破断斜視図である。
【図5】従来の空気調和機の室外ユニットケーシングを
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図6】従来の側面版と後面板との接合部を示す側断面
図である。
図である。
1 空気調和機の室外ユニットケーシング 2 側面板 4 後面板 7 接合片 8 接合端縁部 9 折返片 10 貫通孔 13 エンボス部
Claims (2)
- 【請求項1】 断面が略L字形状に折り返された接合片
を有する両側面板と該両側面板の接合片に端縁部が重ね
合わされて溶接接合される後面板とから成る空気調和機
の室外ユニットケーシング構造において、上記両側面板
の接合片の先端部を内側に折り返して折返片を形成し、
該折返片に上記接合片に臨んだ貫通孔を形成すると共
に、上記後面板の接合端縁部に上記貫通孔に遊嵌して上
記接合片に溶接接合され、且つ折返片と接合端縁部との
間に所定の間隙を形成するためのエンボス部を設けたこ
とを特徴とする空気調和機の室外ユニットケーシング構
造。 - 【請求項2】 断面が略L字形状に折り返された接合片
を有する両側面板と該両側面板の接合片に端縁部が重ね
合わされて溶接接合される後面板とから成る空気調和機
の室外ユニットケーシング構造において、上記後面板の
接合端縁部を内側に折り返して重なり合うように折返片
を形成し且つ該折返片に上記接合端縁部の内側に臨んだ
貫通孔を形成すると共に、上記両側面板の接合片に上記
貫通孔に遊嵌して上記後面板接合端縁部に溶接接合さ
れ、且つ接合片と折返片との間に所定の間隙を形成する
ためのエンボス部を設けたことを特徴とする空気調和機
の室外ユニットケーシング構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4232375A JPH0674490A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 空気調和機の室外ユニットケーシング構造 |
KR1019930006946A KR960015825B1 (ko) | 1992-08-31 | 1993-04-26 | 공기조화기의 실외유니트 케이싱구조체 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4232375A JPH0674490A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 空気調和機の室外ユニットケーシング構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0674490A true JPH0674490A (ja) | 1994-03-15 |
Family
ID=16938247
Family Applications (1)
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JP4232375A Pending JPH0674490A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 空気調和機の室外ユニットケーシング構造 |
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JP (1) | JPH0674490A (ja) |
KR (1) | KR960015825B1 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013133969A (ja) * | 2011-12-26 | 2013-07-08 | Panasonic Corp | 空気調和機の室外ユニット |
JP2014081148A (ja) * | 2012-10-17 | 2014-05-08 | Hitachi Appliances Inc | 空気調和機。 |
CN104422044A (zh) * | 2013-08-22 | 2015-03-18 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调机组、室外机及机壳 |
CN110160169A (zh) * | 2019-06-20 | 2019-08-23 | 深圳创维空调科技有限公司 | 壳体组件及空调器 |
-
1992
- 1992-08-31 JP JP4232375A patent/JPH0674490A/ja active Pending
-
1993
- 1993-04-26 KR KR1019930006946A patent/KR960015825B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013133969A (ja) * | 2011-12-26 | 2013-07-08 | Panasonic Corp | 空気調和機の室外ユニット |
JP2014081148A (ja) * | 2012-10-17 | 2014-05-08 | Hitachi Appliances Inc | 空気調和機。 |
CN104422044A (zh) * | 2013-08-22 | 2015-03-18 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调机组、室外机及机壳 |
CN110160169A (zh) * | 2019-06-20 | 2019-08-23 | 深圳创维空调科技有限公司 | 壳体组件及空调器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR960015825B1 (ko) | 1996-11-21 |
KR940004275A (ko) | 1994-03-14 |
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