JPH0674083B2 - 大径部の通過を可能としたパイプコンベヤ - Google Patents

大径部の通過を可能としたパイプコンベヤ

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JPH0674083B2
JPH0674083B2 JP60089158A JP8915885A JPH0674083B2 JP H0674083 B2 JPH0674083 B2 JP H0674083B2 JP 60089158 A JP60089158 A JP 60089158A JP 8915885 A JP8915885 A JP 8915885A JP H0674083 B2 JPH0674083 B2 JP H0674083B2
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JP
Japan
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lever piece
support frame
large diameter
pipe
conveyor
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JP60089158A
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国雄 橋本
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Bridgestone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、平ベルトを上向きにパイプ状に丸めて、被搬
送物を、飛散しないようにして搬送するパイプコンベヤ
に関する。
(従来の技術) 概略を第5図及び第6図に示すように、前後端部所定の
位置に配設されたローラ(31)(32)の間に、無端帯状
のゴム製の搬送ベルト(33)を掛け回わし、その少なく
とも上側の往路部分を、多数の保形ローラ(34)によ
り、上向きにパイプ状に丸め、その中に、後部ローラ
(32)の近くに設けたホッパー(35)より投入した被搬
送物(36)を包み込んで搬送するようにしたパイプコン
ベヤは公知である。
(発明が解決しようとする問題点) このようなパイプコンベヤにおいて、過度に多量の被搬
送物が投入されたり、あるいは、被搬送物中に、過大な
塊が混入していたりすると、搬送ベルトが保形ローラを
通過する際に、搬送ベルトや保形ローラが過大の圧力を
受け、それらが、損傷もしくは破壊することがあり、ま
たブロック状態となって、運転不能となることもある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされた
ものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明によると、平らな搬送ベルトを上向きに丸めるべ
く、支持フレームに円周方向に並べて設けた複数の保形
ローラの中に適数のものを、円周方向を向く軸杆をもっ
て支持フレームに枢着したレバー片の先端に枢着し、か
つレバー片を、ばねをもって求心方向に付勢するととも
に、支持フレームに、レバー片の回動を規制するストッ
パと、前記レバー片が遠心方向に一定限度以上回動する
と、レバー片が当接することによって作動させられる緊
急事態対処用マイクロスイッチを設けたことにより、上
記問題点は解決される。
ばねは2又ばねとし、その一方の脚を支持フレームに、
同じく他方の脚をレバー片に係止することにより、レバ
ー片を求心方向に付勢するのがよい。
マイクロスイッチは、警報装置もしくはパイプコンベヤ
駆動装置における電源遮断装置に接続される。
(実施例) 第1図乃至第4図は、本発明の第1実施例を示す。
(1)は、図示しない前後のローラの間に、掛け回わさ
れた搬送ベルト(2)の走行方向に沿って、間隔をあけ
て設けられた、多数の支持フレームの一つを示す。
この支持フレーム(1)は、搬送ベルト(2)の走行方
向と直交しており、かつその内面に張設された支持板
(1a)の上部及び下部には、パイプ状に丸められた搬送
ベルト(2)が自由に通過しうる、やや大径の円形孔
(1b)(1c)が設けられている。
各円形孔(1b)(1c)の周辺部には、それぞれ、回転軸
を同一円周上に位置させた多数(図では各6個)の保形
ローラ(3)(4)が、取付ブラケット(5)(6)を
もって枢着されている。
各保形ローラ(3)(4)の内側面は、各円形孔(1b)
(1c)内へ突入しており、各組の保形ローラ(3)
(4)の内接円の径は、パイプ状に丸められた搬送ベル
ト(2)の外径と等しく定められている。
上部の保形ローラ(3)の中、上方に位置する適数のも
のは、遠心方向の一定値以上の荷重を受けると、その方
向に弾性的に変位しうるようにしてある。なお、通常
は、上半部に位置する保形ローラすべてをこのようにす
るのが望ましい。第1図の実施例では、すべての保形ロ
ーラ(3)を、このように弾性的に変位しうるようにし
てある。
すなわち、各保形ローラ(3)は、取付ブラケット
(5)に直接枢着されているのではなく、第2図〜第4
図に示すように、弾性を付与したレバー片(7)を介し
て、取付ブラケット(5)に取付けられている。
最上位の取付ブラケット(5)を示す第2図〜第4図に
基いて詳しく説明する。
各取付ブラケット(5)は、その中心と円形孔(2)の
中心を結ぶ平行をなす左右両側片(5a)(5a)を備え、
各側片(5a)には、レバー片(7)の後端部を、円周方
向を向く軸杆(8)をもって枢着してある。左右のレバ
ー片(7)(7)の前端間には、保形ローラ(3)を枢
支する枢軸(9)を貫設してある。
しかして、第4図に示すように、2又ばね(10)の一方
の脚(10a)を、取付ブラケット(5)の側片(5a)の
上部に設けた係止ピン(11)の前側に係止するととも
に、同じく他方の脚(10b)を、レバー片(7)の中間
部に設けら受支ピン(12)の上面へ当接させることによ
り、レバー片(7)を下方(求心方向)に付勢してあ
る。
支持板(1a)における取付ブラケット(5)の下方(求
心側)の適所には、ストッパ(13)が取付けられ、レバ
ー片(7)が一定限度以上に求心方向に回動するのを防
止している。
また、取付ブラケット(5)の左側方において支持板
(1a)に止着した前方を向く取付片(14)の前端に、緊
急事態対処用マイクロスイッチ(15)を取付け、その作
動子(15a)を、左側のレバー片(7)の前端部の外上
方へ臨ませてある。これにより、レバー片(7)が一定
角度以上、上方(遠心方向)へ回動すると、マイクロス
イッチ(15)は作動させられるようになっている。
上述のような構成の本発明の実施例において、パイプ状
に丸められた搬送ベルト(2)の中の被搬送物の量が過
大であるか、あるいは過度に大きな固形物が混入してい
て、搬送ベルト(2)の径が過大となっている場合に
は、保形ローラ(3)は、その圧力を受けて、2又ばね
(10)に抗して遠心方向に弾性的に変位し、搬送ベルト
(2)の通過を許す。
従って、搬送ベルト(2)や保形ローラ(3)に過度の
荷重が掛って、これらが破壊したり、損傷したりするの
が防止される。
また、マイクロスイッチ(15)を適宜の警報装置、ある
いはパイプコンベヤ駆動装置に対する電源遮断装置へ接
続しておくことにより、保形ローラ(3)の変位に応じ
て、警報を発生させたり、パイプコンベヤの運転を停止
させたりすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の装置の一実施例を示す縦断正面図で
ある。 第2図は、第1図におけるII−II線で見た拡大平面図で
ある。 第3図は、第2図を右方から見た側面図である。 第4図は、第2図におけるIV−IV線縦断側面図である。 第5図は、一般のパイプコンベヤを概念的に示す側面図
である。 第6図は、第5図におけるVI−VI線拡大縦断正面図であ
る。 (1)……支持フレーム、(1a)……支持板 (1b)(1c)……円形孔、(2)……搬送ベルト (3)(4)……保形ローラ、(5)……取付ブラケッ
ト (5a)……側片、(6)……取付ブラケット (7)……レバー片、(8)……軸杆 (9)……枢軸、(10)……2又ばね (10a)(10b)……脚、(11)……係止ピン (12)……受支ピン、(13)……ストッパ (14)……取付片、(15)……マイクロスイッチ (15a)……作動子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平らな搬送ベルトを上向きに丸めるべく、
    支持フレームに円周方向に並べて設けた複数の保形ロー
    ラの中の適数のものを、円周方向を向く軸杆をもって支
    持フレームに枢着したレバー片の先端に枢着し、かつレ
    バー片を、ばねをもって求心方向に付勢するとともに、
    支持フレームに、レバー片の回動を規制するストッパ
    と、前記レバー片が遠心方向に一定限度以上回動する
    と、レバー片が当接することによって作動させられる緊
    急事態対処用マイクロスイッチを設けたことを特徴とす
    る大径部の通過を可能としたパイプコンベヤ。
  2. 【請求項2】ばねが2又ばねであり、その一方の脚を支
    持フレームに、同じく他方の脚をレバー片に係止するこ
    とにより、レバー片を求心方向に付勢したことを特徴と
    する特許請求の範囲第(1)項に記載の大径部の通過を
    可能としたパイプコンベヤ。
  3. 【請求項3】マイクロスイッチを、警報装置に接続して
    なる特許請求の範囲第(1)項又は第(2)項に記載の
    大径部の通過を可能としたパイプコンベヤ。
  4. 【請求項4】マイクロスイッチを、パイプコンベヤ駆動
    装置に対する電源遮断装置に接続してなる特許請求の範
    囲第(1)項又は第(2)項に記載の大径部の通過を可
    能としたパイプコンベヤ。
JP60089158A 1985-04-25 1985-04-25 大径部の通過を可能としたパイプコンベヤ Expired - Lifetime JPH0674083B2 (ja)

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JPS61248808A JPS61248808A (ja) 1986-11-06
JPH0674083B2 true JPH0674083B2 (ja) 1994-09-21

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0714765B2 (ja) * 1991-04-18 1995-02-22 泰二郎 中村 パイプコンベヤ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57145708A (en) * 1981-02-27 1982-09-08 Kunio Hashimoto Preventing device of torsion for tubular belt in pipe conveyor

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JPS61248808A (ja) 1986-11-06

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