JPH06734A - 工作機械のラインシステム - Google Patents

工作機械のラインシステム

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JPH06734A
JPH06734A JP16157692A JP16157692A JPH06734A JP H06734 A JPH06734 A JP H06734A JP 16157692 A JP16157692 A JP 16157692A JP 16157692 A JP16157692 A JP 16157692A JP H06734 A JPH06734 A JP H06734A
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JP
Japan
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lathe
line system
cell
machine tool
machine tools
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Pending
Application number
JP16157692A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Hirokado
昌己 広門
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TECHNO WASHINO KK
Original Assignee
TECHNO WASHINO KK
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Publication date
Application filed by TECHNO WASHINO KK filed Critical TECHNO WASHINO KK
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Publication of JPH06734A publication Critical patent/JPH06734A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 旋盤などの工作機械を複数配置し、第1工程
機で一方側を加工されたワークを、第2工程機に送って
未加工の他方側を加工する際に用いられていた反転受台
を廃し、工作機械のラインシステムを前提とした工程セ
ルを共通化し、ラインシステムの容易化とQ,C,Dを
追求する工作機械のラインシステムを提案する。 【構成】 複数の工作機械を水平方向に順次配置したラ
インシステムにおいて、各工作機械を一定の大きさ形状
に共通化すると共に、共通化された各工作機械を第1工
程用旋盤セル5から第2工程用旋盤セル7、第3工程用
旋盤セル9と一定間隔に位置自在に設けてなることを特
徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の工作機械を配
列して、ワークの搬入から加工工程を経てワークの搬出
までをラインシステム化するようにした工作機械のライ
ンシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の工作機械例えば旋盤を水平
方向に順次配置したラインシステムは、各旋盤の上方に
同一レベルのガイドレールを設け、このガイドレールに
ガンドリーロボットを一台毎に垂設させ、素材ワークを
第1工程用旋盤のガンドリーロボットに供給し、この供
給された素材ワークをガンドリーロボットにて加工位置
へ搬送して取付け、第1工程用旋盤で第1加工が終了す
ると前記ガンドリーロボットにて第2工程用旋盤に移送
させていた。
【0003】この場合、第2工程用旋盤では第1加工終
了したワークを受け取るため反転受台を設け、第1加工
を終了したワークの方向性を反転して第2工程用旋盤に
供給するように構成されていた。これによって、前記第
1工程用旋盤における加工時にチャックされていたワー
クは、第2工程用旋盤においてはチャック側が加工され
るようにされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、工作
機械の例えば旋盤の連結システムを考える場合には、シ
ステム全体としての機能を達成するため、個々の構成セ
ルは類似させてはいるが、それぞれの都合によって少し
ずつ異なっている場合が一般的であるため、構成セルの
共通性が少なく、ラインの編成替えが困難で対応性が少
ない。また、反転受台を備えるなどコスト高になり、設
計上のミスなどを多発させたり、品質、コスト、納期
(Q,C,D)の点で問題があり、生産準備が遅れる等
の欠点があった。
【0005】この発明は、上記の事情に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、反転受台等を廃して
工作機械のラインシステムを前提とした各工作機械(セ
ル)を共通化し、ラインシステムの容易化とQ,C,D
の追求を図る工作機械のラインシステムを提供しようと
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、複数の工作機械を水平方向に順次配置
した工作機械のラインシステムにおいて、各工作機械を
共通化すると共に、各工作機械間を一定の間隔に位置自
在に設けてなることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】上記のように構成された工作機械のラインシス
テムによれば、第1工程用工作機械より第n工程用の工
作機械に至る迄の各工作機械の大きさが共通化され、一
定間隔毎に配置されることにより、ラインの編成替えが
容易であってワーク加工上の工程に対応して組み替えが
自由に行なえると共に、品質の維持、コストダウンや納
期遵守が行なわれる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を旋盤セルについて
詳細に説明する。
【0009】図1に示す工作機械のラインシステム1
は、3台の旋盤セルを用いた3台連結ラインであって、
素材ワークWO を収納するストッカ3と、第1工程用旋
盤セル5、第2工程用旋盤セル7、第3工程用旋盤セル
9と加工ワークWA を収給するバケット11とより組み
立てられている。
【0010】ストッカ3は、本実施例の3工程を経て製
品となる加工ワークWA の原材料である素材ワークWO
を収納しておくもので、図示はしていないが、素材ワー
クWO を1個宛搬出するための搬出装置を備えている。
【0011】第1工程用旋盤セル5、第2工程用旋盤セ
ル7および第3工程用旋盤9は、いずれも同一寸法の本
体13を有すると共に、ベッド高さや主軸台15位置も
同一に共通化されたセルであって、前記各本体13の隣
接した機械に面する両側面には、本体13より突設され
た位置決めフランジ17が備えられている。この位置決
めフランジ17は本体13より左右方向に一定の長さで
設けられており、工作機械間や各種装置(後述するガン
ドリーロボット等)との位置決め用として装着されてい
る。この位置決めフランジ17によって、隣接される機
械間の正確な位置決めが簡単に行なわれる。
【0012】第1工程、第2工程及び第3工程の各旋盤
セル5、7及び9の上部には、それぞれ水平方向に延伸
されたガイドレール19が架設してあって、このガイド
レール19にはガンドリーロボット21が移動自在に設
けてある。
【0013】このガンドリーロボット21は、図1に示
すように、その先端に3位置停止型ロボットハンド23
が上下軸25を介して設けてある。この上下軸25は前
記3位置停止型ロボットハンド23を上下方向(Y軸方
向)に移動させる軸で、この上下軸25は前記ガイドレ
ール19に移動自在に係合するロボット本体27より垂
設されている。このロボット本体27には、ガンドリー
ロボット21を水平方向(B軸方向)に移動させ且つ位
置決め停止させる水平移動駆動装置(図示せず)と、前
記上下軸25を上下方向(Y軸方向)に移動させ且つ位
置決め停止させる上下動駆動装置(図示せず)とが設け
てある。
【0014】前記3位置停止型ロボットハンド23は、
図2および図3に示すように、前記上下軸25の下端に
はブロック29を介してベースプレート31が設けてあ
り、このベースプレート31には下方に向う直角プレー
ト33が設けてある。前記ベースプレート31の下側に
はロータリアクチュエータ35が取り付けられており、
揺動軸35aと35bとが両側に突設されている。これ
らの揺動軸35aには第1のアーム37が、揺動軸35
bには第2のアーム39がそれぞれ固定されている。
【0015】これら第1のアーム37と第2のアーム3
9との下側には、素材用ハンドチャック43と製品用ハ
ンドチャック41とを組み付けたチャックプレート45
があって、その上端は第1のアーム37と第2のアーム
39とに固着されている。
【0016】前記第2のアーム39の外側にはストッパ
ーカム47が取り付けてあって、このストッパーカム4
7は半月形のカムであって、このカム面にはリンク49
に調整自在に設けられたストップボルト51が当接さ
れ、前記アクチュエータ27の回転を規制してチャック
プレート45を図2の位置より直角方向に向かった位置
で停止されるようになっている。なお、前記リンク49
は前記直角プレート33の内側コーナに設けられたシリ
ンダ53のピストンロッド53aに係合されており、シ
リンダ53の附勢によってリンク49を揺動しストッパ
ーカム47を規制する。
【0017】また、前記ベースプレート31の両端(図
2の左側で手前と奥側)には、それぞれストップボルト
55と57とが調整自在に設けてあって、前記リンク4
9がストッパーカム47から離れているときに、前記ア
クチュエータ35が回転されると、チャックプレート4
5は図2の表側または裏側方向に回転され、上記ストッ
プボルト55かストップボルト57のいずれかに当接し
て停止され、3位置への停止が行なわれる。
【0018】この3位置への停止は、図4(a),
(b),(c)に示すように、前記シリンダ53を矢印
の方向に作動すると、リンク49はストッパーカム47
をフリー状態にする。そして、アクチュエータ35を反
時計方向に回転させると、チャックプレート45は反時
計方向に回転され、前記ストップボルト57に当接して
停止され第1のポジションとなり、素材用ハンドチャッ
ク43と製品用ハンドチャック41のチャック面は下向
きになる(図4(a)参照)。
【0019】次に、前記リンク49を開放状態としてア
クチュエータ35を時計方向に回転させると、図4
(b)に示すように、チャックプレート45は時計方向
に回転され、チャックプレート45が左側のストップボ
ルト55に当接して停止されて第2のポジションとな
る。チャック面は上向きとなって第1のポジションとは
180°の対応した状態となる。
【0020】最後に、アクチュエータ35を反時計方向
に回転させながら、前記シリンダ53を作動させること
により、リンク49のストップボルト51はストッパー
カム47のカム面47aに当接し、チャックプレート4
5を垂直状態に停止する第3のポジションとなる。
【0021】上述した3位置停止型ロボットハンド23
は、図5に示すように、第1工程用旋盤セル5のチャッ
クプレート45が第3のポジションとなって、製品用ハ
ンドチャック41にて第1工程加工済ワークW1 を把持
し、第1のポジションに移行されるとワークW1 は製品
用ハンドチャック41の下方になり、予め待ち受けてい
た第2工程旋盤セル7の第2のポジションとなっている
チャックプレート45上に重なり合い、一方の上下軸2
5の作動によって前記ワークW1 は、第2工程用旋盤セ
ル7の素材用ハンドチャック43に移され把持される。
そして、第1工程用旋盤セル5側の3位置停止型ロボッ
トハンド23の上昇復帰後、第2工程用旋盤セル7側の
チャックプレート45は上昇しながら第2工程用旋盤セ
ル7の加工位置(図1の右方側)へ移動される。
【0022】次に、第2工程用旋盤セル7の主軸台15
には第2工程加工済ワークW2 が既にあるから、第2工
程用旋盤セル7の3位置停止型ロボットハンド23は、
チャックプレート45を第3のポジションにして上下軸
25を下降させる。そして、製品用ハンドチャック41
にて第2工程加工済みワークW2 を把持させ、次に、図
6に示すように、前記第1工程加工済みワークW1 を主
軸台15にセットする。
【0023】以下、第2工程用旋盤セル7から第3工程
用旋盤セル9への授受も同様に行なわれ、第3工程用旋
盤セル9での第3工程加工済みワークW3 は、図1に示
すコンベア装置59によってバケット11に収納され
る。
【0024】以上のように、本実施例の工作機械のライ
ンシステム1は、ストッカ3からバケット11に至る全
ラインをシステム化し、工作機械として第1工程用旋盤
セル5、第2工程用旋盤セル7及び第3工程用旋盤セル
9を共通化し、且つ機械間の間隔を位置決めフランジ1
7によって一定間隔としたので、例えば第2工程用旋盤
セル7の加工が不要であれば、第3工程用旋盤セル9を
第2工程用旋盤セル7の位置へ移動しても、共通化によ
ってラインを簡単に組み替えることもできる。また、前
記第1工程用旋盤セル5より第3工程用旋盤セル9に至
る間に、新しい工程セルを追加する場合であっても、こ
の新しい工程セルが共通化されたものであれば、上記実
施例のように簡単に組み替えることができる。
【0025】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れるものではなく、適宜の変更を行なうことによって、
その他の態様でも実施し得るものである。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
特許請求の範囲に記載されたとおりの構成であるから、
並設された機械間に置かれていた別装置である反転受台
を廃して、工作機械に設けられた例えば3位置停止型ロ
ボットハンドによってワークを送り、工作機械のライン
システムを前提とした工程セルを共通化し、ラインシス
テムの容易化と品質・コスト・納期(Q,C,D)の追
求が図れる工作機械のラインシステムとして提案できる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例で、工作機械のラインシステ
ムの側面図である。
【図2】図1の主要部で、3位置停止型ロボットハンド
の一部正面断面図である。
【図3】図2における右側面図である。
【図4】図2の3位置停止型ロボットハンドの作動説明
図である。
【図5】図2のハンドチャックによる第1工程用旋盤セ
ルから第2工程用旋盤セルへのワークの授受作動図であ
る。
【図6】図2のハンドチャックによる第2工程用旋盤セ
ルにおけるワークの取付け作動図である。
【符号の説明】
1 工作機械のラインシステム 17 位置決めフランジ 21 ガンドリーロボット 23 3位置停止型ロボットハンド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の工作機械を水平方向に順次配置し
    た工作機械のラインシステムにおいて、各工作機械を共
    通化すると共に、各工作機械間を一定の間隔に位置自在
    に設けてなることを特徴とする工作機械のラインシステ
    ム。
JP16157692A 1992-06-22 1992-06-22 工作機械のラインシステム Pending JPH06734A (ja)

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JP16157692A JPH06734A (ja) 1992-06-22 1992-06-22 工作機械のラインシステム

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JP16157692A JPH06734A (ja) 1992-06-22 1992-06-22 工作機械のラインシステム

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ID=15737749

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JP (1) JPH06734A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003062739A (ja) * 2001-08-28 2003-03-05 Ibiden Co Ltd 生産ラインシステム、生産ラインシステムの制御方法、ワーク処理システム
JP2007210044A (ja) * 2006-02-07 2007-08-23 Nippei Toyama Corp 複合工作機械及びそれを備えた生産加工システム
JP2008023637A (ja) * 2006-07-19 2008-02-07 Yokogawa Electric Corp 移送システム
JP2009238829A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd 電子部品装着装置
JP2013207154A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Fuji Mach Mfg Co Ltd 作業ライン
CN112496752B (zh) * 2020-03-19 2024-06-07 金华卓远实业有限公司 一种自行车折叠座的生产流水线

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