JPH0672372A - 自動二輪車のフューエルタンクカバー取付構造 - Google Patents

自動二輪車のフューエルタンクカバー取付構造

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JPH0672372A
JPH0672372A JP22608892A JP22608892A JPH0672372A JP H0672372 A JPH0672372 A JP H0672372A JP 22608892 A JP22608892 A JP 22608892A JP 22608892 A JP22608892 A JP 22608892A JP H0672372 A JPH0672372 A JP H0672372A
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JP
Japan
Prior art keywords
fuel tank
tank cover
cover
seat
radiator
Prior art date
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Pending
Application number
JP22608892A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuji Nozue
拓治 野末
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】フューエルタンクカバーの組付工数を低減でき
ると共に、取付部品の部品点数を減らしてコストを低減
できるようにしている。 【構成】シート27前方にフューエルタンク28が、こ
のフューエルタンク前方にラジエタがそれぞれ配置さ
れ、前記フューエルタンクおよびラジエタがフューエル
タンクカバー30に覆われて構成された自動二輪車にお
いて、フューエルタンクカバーのフューエルタンクまた
はラジエタへの取付部のうち、シートに隠蔽される取付
部が係止突部36aおよび係止貫通穴37aによる差込
み係合により構成され、他の取付部がねじ結合により構
成されたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フューエルタンクお
よびラジエタ等を覆う自動二輪車のフューエルタンクカ
バー取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車には車両前方にフューエルタ
ンクおよびラジエタが配置され、これらのフューエルタ
ンクおよびラジエタをフューエルタンクカバーで覆うよ
うにしたものがある。
【0003】図9、図10および図11に示すように、
このフューエルタンクカバー1は、フューエルタンク2
のフロントブラケット3、リアアッパブラケット4およ
びリアロアブラケット5にスクリュー6にて締付固定さ
れると共に、ラジエタ7のカバーブラケット8にもスク
リュー6にて締付固定されて組み付けられる。なお、図
10および図11において符号9はシートを示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、フューエル
タンクカバー1の各取付箇所を全てスクリュー6にて締
付固定したのでは、締付箇所が多く、フューエルタンク
カバー1の組付工数が増大してしまう。
【0005】また、スクリュー6による締付固定では、
全てのカバー取付用ブラケット3,4,5および8に溶
接ナット10(図10、図11)を溶着し、スクリュー
6を使用しなければならないので、部品点数が増加して
コストが上昇してしまう。
【0006】この発明は、上述の事情を考慮してなされ
たものであり、フューエルタンクカバーの組付工数を低
減し、同時に取付部品の部品点数を減らしてコストを低
減できる自動二輪車のフューエルタンクカバー取付構造
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、シート前方
にフューエルタンクが、このフューエルタンク前方にラ
ジエタがそれぞれ配置され、上記フューエルタンクおよ
びラジエタがフューエルタンクカバーに覆われて構成さ
れた自動二輪車において、上記フューエルタンクカバー
の上記フューエルタンクまたは上記ラジエタへの取付部
のうち、上記シートに隠蔽される取付部が差込み係合に
より構成され、他の取付部がねじ結合により構成された
ものである。
【0008】
【作用】したがって、この発明に係る自動二輪車のフュ
ーエルタンクカバー取付構造によれば、差込み係合によ
る取付部は、フューエルタンクカバーに抜け方向の荷重
が作用してもシートにより押さえられて抜け落ちること
がない。そのため、ねじ結合による取付部が減少したの
で、フューエルタンクカバーの組付工数を低減できると
共に、スクリュー・ナットを減らせるので、取付部品の
部品点数が減少してコストを低減できる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0010】図2は、この発明に係る自動二輪車のフュ
ーエルタンクカバー取付構造の一実施例が適用された自
動二輪車の全体側面図である。
【0011】自動二輪車の車体フレーム11は、セミダ
ブルクレードルフレームである。この車体フレーム11
のメインチューブ12の前端部にヘッドパイプ13が固
着され、後端部に左右2本のボディチューブ14が設置
される。また、ヘッドパイプ13にはダウンチューブ1
5が固着されて下方へ延在され、このダウンチューブ1
5の下端部に左右2本のロアチューブ16が接続され
る。ロアチューブ16は車両後方へ延び、ボディチュー
ブ14の下端部に固着される。これらメインチューブ1
2、ボディチューブ14、ダウンチューブ15およびロ
アチューブ16に囲まれた空間に、エンジン17が搭載
される。
【0012】上記ヘッドパイプ13には、ステアリング
シャフト(図示せず)を介してフロントフォークアッセ
ンブリ18が、左右方向に回動可能に支持される。この
フロントフォークアッセンブリ18の上部にハンドルバ
ー19が取り付けられる。また、フロントフォークアッ
センブリ18のフロントフォーク20の下端部に、前輪
21が回転自在に軸支される。
【0013】ボディチューブ14の下部にスイングアー
ムピボット部23が設置され、このスイングアームピボ
ット部23にスイングアーム24が上下方向に揺動自在
に支持される。スイングアーム24の自由端部に、後輪
25が回転自在に軸支される。スイングアーム24は、
図示しないリアクッションユニットによって車体フレー
ム11に緩衝懸架される。
【0014】ボディチューブ14の上端部に図示しない
左右2本のシートレールが固着され、このシートレール
がシートピラー26により補強される。シートレールに
よってシート27が支持される。このシートの前方に、
メインチューブ12に支持されたフューエルタンク28
が設置され、さらにこのフューエルタンク28の前方に
ラジエタ29が配置される。これらのフューエルタンク
28およびラジエタ29が、フューエルタンクカバー3
0に覆われて保護される。なお、符号31はキャブレ
タ、符号32はエアクリーナをそれぞれ示す。
【0015】上記フューエルタンク28には図3および
図4に示すように、前方下部に左右一対のカバーフロン
トブラケット33が固着され、後方下部に左右一対のカ
バーリアロアブラケット34が固着され、さらに背面上
方にカバーリアアッパブラケット35が固着される。こ
れらのうち、カバーリアロアブラケット34およびカバ
ーリアアッパブラケット35は、シート27の組付時
に、このシート27によって隠蔽されるブラケットであ
る。
【0016】上記カバーリアロアブラケット34は、図
1にも示すように、その先端部がシート27へ向かい折
り曲げられて係止突部36aが形成される。一方、フュ
ーエルタンクカバー30には、図3にも示すように係止
貫通穴37aが開口される。この係止貫通穴37aに、
係止突部36aが差込み係合可能に設けられる。
【0017】また、カバーリアアッパブラケット35
は、図6にも示すように、シート27を支持するシート
サポートプレート38と一体化され、左右両端部が図5
にも示すように、シート27方向へ折り曲げられて係止
突部36bが構成される。一方、フューエルタンクカバ
ー30には、図3にも示すように、係止貫通穴37aと
並列して、係止突部36bを差込み係合可能とする係止
貫通穴37bが開口される。
【0018】図4に示す前記カバーフロントブラケット
33の裏面に、図7にも示すように、溶接ナット39が
固着される。スクリュー40aがフューエルタンクカバ
ー30を貫通し、溶接ナット39に螺合することによ
り、フューエルタンクカバー30はねじ結合により、カ
バーフロントブラケット33にねじ固定される。フュー
エルタンクカバー30の締付固定は、図3に示すラジエ
タ29のカバーブラケット41に、フューエルタンクカ
バー30を貫通したスクリュー40bを螺合することに
よっても実施される。
【0019】上記実施例では、フューエルタンクカバー
30の係止貫通穴37a,37bにカバーリアロアブラ
ケット34の係止突部36a、カバーリアアッパブラケ
ット35の係止突部36bをそれぞれ差込み係合させ、
スクリュー40aおよび40bを用いてフューエルタン
クカバー30をカバーフロントブラケット33およびカ
バーブラケット41にねじ結合することにより、フュー
エルタンクカバー30が組み付けられる。この後、シー
ト27を取り付けるが、このシート取付状態で、シート
27のクッション材42が、フューエルタンクカバー3
4を図1および図5に示すように下方へ押さえ込む。こ
のため、フューエルタンクカバー30に、係止突部36
aおよび係止貫通穴37a並びに係止突部36bおよび
係止貫通穴37bの抜け方向の荷重が作用しても、フュ
ーエルタンクカバー30はシート27に押さえられて、
抜け落ちることがない。
【0020】上記実施例によれば、シート27に隠蔽さ
れるカバーリアロアブラケット34およびカバーリアア
ッパブラケット35とフューエルタンクカバー30との
結合がねじ結合でなく、係止突部36aおよび係止貫通
穴37a、係止突部36bおよび係止貫通穴37bによ
る差込み係合により構成されたので、スクリューの締付
箇所が少なくなり、フューエルタンクカバー30の組付
工数を低減できる。
【0021】また、上記差込み係合によれば、スクリュ
ー・ナット等の締付用部品が不要となるので、フューエ
ルタンクカバー30の組付に際し部品点数が減少し、コ
ストを低減できる。
【0022】さらに、シート27の組付時に、このシー
ト27のクッション材42によってフューエルタンクカ
バー30にイニシャル荷重を積極的に作用すれば、この
クッション材42によってフューエルタンクカバー30
の振動を抑制でき、フューエルタンクカバー30の振動
音を低減できる。
【0023】また、カバーリアアッパブラケット35が
シートサポートプレート38と一体成形されたので、シ
ート27とフューエルタンクカバー30との位置関係を
良好に保持できる。このため、フューエルタンクカバー
30に前記差込み係合抜け方向の荷重が作用しても、フ
ューエルタンクカバー30をシート27によって良好に
押さえることができ、このフューエルタンクカバー30
の脱落を確実に防止できる。
【0024】なお、上記実施例では、係止突部36aお
よび36bは、図8(A)に示すように平面状に形成さ
れたものを述べたが、図8(B)に示すように、係合突
部36aおよび36bの両端部を屈曲させて、幅Wを設
けた係合突部43a,43bであってもよい。さらに、
この幅Wを係合突部44a,44bの長手方向中央に膨
出部45を形成して設定するものであってもよい。ま
た、上記実施例では、フューエルタンクカバー30がラ
ジエタ29を覆うものを述べたが、このラジエタ29の
代りにオイルクーラであってもよい。
【0025】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る自動二輪
車のフューエルタンクカバー取付構造によれば、フュー
エルタンクカバーのフューエルタンクまたはラジエタへ
の取付部のうち、シートに隠蔽される取付部が差込み係
合により構成され、他の取付部がねじ結合により構成さ
れたことから、ねじ結合による取付部を減少でき、この
結果、フューエルタンクカバーの組付工数を低減できる
と共に、取付部品の部品点数が減少してコストを低減で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図4のI−I線に沿う断面図。
【図2】この発明に係る自動二輪車のフューエルタンク
カバー取付構造の一実施例が適用された自動二輪車を示
す全体側面図。
【図3】図2のフューエルタンク、ラジエタおよびフュ
ーエルタンクカバーの分解斜視図。
【図4】図3のフューエルタンクを示す側面図。
【図5】図4のV−V線に沿う断面図。
【図6】図4のVI矢視図。
【図7】図4のVII −VII 線に沿う断面図。
【図8】(A)は図4のカバーリアロアブラケットおよ
びカバーリアアッパブラケットの係止突部を示す斜視
図、(B)は上記(A)の係止突部の第1変形例を示す
斜視図、(C)は(A)の係止突部の第2変形例を示す
斜視図。
【図9】従来のフューエルタンクカバー取付構造を示す
フューエルタンク、ラジエタおよびフューエルタンクカ
バーの分解斜視図。
【図10】図9のX−X線に沿う断面図。
【図11】図9のXI−XI線に沿う断面図。
【符号の説明】
27 シート 28 フューエルタンク 29 ラジエタ 30 フューエルタンクカバー 33 カバーフロントブラケット 34 カバーリアロアブラケット 35 カバーリアアッパブラケット 36a,36b 係止突部 37a,37b 係止貫通穴 40a,40b スクリュー 41 カバーブラケット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート前方にフューエルタンクが、この
    フューエルタンク前方にラジエタがそれぞれ配置され、
    上記フューエルタンクおよびラジエタがフューエルタン
    クカバーに覆われて構成された自動二輪車において、上
    記フューエルタンクカバーの上記フューエルタンクまた
    は上記ラジエタへの取付部のうち、上記シートに隠蔽さ
    れる取付部が差込み係合により構成され、他の取付部が
    ねじ結合により構成されたことを特徴とする自動二輪車
    のフューエルタンクカバー取付構造。
JP22608892A 1992-08-25 1992-08-25 自動二輪車のフューエルタンクカバー取付構造 Pending JPH0672372A (ja)

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JP22608892A JPH0672372A (ja) 1992-08-25 1992-08-25 自動二輪車のフューエルタンクカバー取付構造

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JPH0672372A true JPH0672372A (ja) 1994-03-15

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JP (1) JPH0672372A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6341792B1 (en) 1999-03-31 2002-01-29 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Tank cover attachment structure for motorcycle
EP2033885A1 (en) * 2007-09-04 2009-03-11 Yamaha Motor Research & Development Europe s.r.l. A side cover assembly for a motorcycle and a motorcycle equipped with such a side cover assembly
WO2018146881A1 (ja) * 2017-02-09 2018-08-16 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両

Cited By (4)

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JPWO2018146881A1 (ja) * 2017-02-09 2019-11-07 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両

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