JPH0671818U - ラッチ錠 - Google Patents

ラッチ錠

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JPH0671818U
JPH0671818U JP1352293U JP1352293U JPH0671818U JP H0671818 U JPH0671818 U JP H0671818U JP 1352293 U JP1352293 U JP 1352293U JP 1352293 U JP1352293 U JP 1352293U JP H0671818 U JPH0671818 U JP H0671818U
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JP
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latch
lever
attached
holder
moving hole
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JP1352293U
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JPH0743390Y2 (ja
Inventor
仁 加來
Original Assignee
大建プラスチックス株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 蓋開閉用ツマミ1に設けられた外筒2、外筒
の端部に取り付けられるラッチホルダー3、蓋開閉用ツ
マミの下部に取り付けられるラッチレバー4から構成さ
れ、ラッチホルダーのラッチ移動孔11にラッチ14を
移動及び回転自在に収容すると共に、バネ付勢された状
態でラッチの当部17がラッチホルダーから突出するよ
うにし、さらにラッチレバーの当部20を前記ラッチ移
動孔に近接させ、ラッチレバーを操作しない状態で前記
ラッチ移動孔11と前記当部20を同一平面上に位置す
るようにすると共にラッチレバーの掛け孔19に南京錠
32を取り付け可能とし、ラッチレバーを操作した状態
で前記ラッチ移動孔11と前記当部20を同一平面上に
位置しないようにしている。 【効果】 ラッチレバーを操作しない状態でラッチレバ
ーの掛け孔に南京錠を取り付けることができ、施錠時に
南京錠の取り付け操作がしやすくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、オフィスやマンションの集合ポスト等に取り付けられるラッチ錠 の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のラッチ錠は、例えば図7に示したように、蓋開閉用ツマミ1の 中央に設けたラッチツマミ40を引き出し、このラッチツマミ40に設けた掛け 孔19に南京錠32を取り付け、このラッチツマミ40を引き込まないようにし てラッチ機構がロック状態を保つようにすることにより施錠している。また、ラ ッチ錠の解錠は、ラッチツマミ40の掛け孔19から南京錠32を取り外し、こ のラッチツマミ40を引き込ませ、蓋開閉用ツマミ1を捻ることにより行ってい る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のラッチ錠では、施錠時にラッチツマミ40の掛け孔 19に南京錠32を取り付ける場合、ラッチツマミ40から手を離すとこのラッ チツマミ40が引き込んでしまい、南京錠32の取り付け操作がしにくいという 課題を有していた。また、蓋開閉用ツマミ1を捻らないとラッチ錠を解錠するこ とができず面倒であるという課題を有していた。
【0004】 そこで、この考案は、上記従来のラッチ錠が有する課題を解決することを目的 としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そのため、この考案のラッチ錠は、蓋開閉用ツマミ1に設けられた外筒2、こ の外筒2の端部に取り付けられるラッチホルダー3、および前記蓋開閉用ツマミ 1の下部に取り付けられるラッチレバー4から構成され、前記ラッチホルダー3 のラッチ移動孔11にラッチ14を移動及び回転自在に収容すると共に、バネ付 勢された状態でラッチ14の当部17がラッチホルダー3から突出するようにし 、さらに前記ラッチレバー4の当部20をラッチホルダー3のラッチ移動孔11 に近接させ、ラッチレバー4を操作しない状態でラッチホルダー3のラッチ移動 孔11とラッチレバー4の当部20を同一平面上に位置するようにすると共にラ ッチレバー4の掛け孔19に南京錠32を取り付け可能とし、ラッチレバー4を 操作した状態で前記ラッチ移動孔11と前記当部20を同一平面上に位置しない ようにしている。
【0006】
【作用】
この考案のラッチ錠は、上記手段を施したため、集合ポスト等のボックス30 の蓋体31に取り付けられた場合、ラッチレバー4を操作しない状態では蓋開閉 用ツマミ1を引いてもラッチ14は当部20に当たって回転せず、ラッチ14の 当部17はボックス30内の係止体30aに係止したままとなり、蓋体31を開 放することはできない。この状態で、ラッチレバー4の掛け孔19に南京錠32 を取り付ければラッチ錠は施錠され、蓋体31を閉鎖状態に保っておける。そし て、蓋体31を開放する時には、南京錠32を前記ラッチレバー4の掛け孔19 から取り外し、ラッチレバー4を操作することによりラッチ14は当部20に当 たらず回転可能な状態となり、この状態で蓋開閉用ツマミ1を引けばラッチ14 の当部17はボックス30内の係止体30aに当たってラッチ14が回転するの で、係止状態は解除され蓋体31を開放することができる。
【0007】
【実施例】
以下、この考案のラッチ錠を、一実施例として示した図面に基づいて詳細に説 明する。 この考案のラッチ錠は、図1に示したように、蓋開閉用ツマミ1と一体として 設けられた外筒2、この外筒2の端部に取り付けられるラッチホルダー3、およ び前記蓋開閉用ツマミ1の下部に取り付けられるラッチレバー4から構成されて いる。
【0008】 前記蓋開閉用ツマミ1には、外筒2との連結部にフランジ5を設けると共に、 下側面から内部にかけてラッチレバー4の取付溝6が形成されている。そして、 この取付溝6は、外筒2の内部に連通している。 前記外筒2には、蓋開閉用ツマミ1との連結部に固定リング7を嵌め込むため の嵌着溝8を形成すると共に、端部両側にラッチホルダー3の取付溝9、9、お よび一方の取付溝9に連続してラッチ出没溝10を形成している。
【0009】 前記ラッチホルダー3には、図2に示したように、ラッチ移動孔11が形成さ れると共にこのラッチ移動孔11に連接してバネ室12が設けられている。前記 ラッチ移動孔11の側壁には縦溝13が形成されており、ラッチ移動孔11に収 容されるラッチ14の凸部15を前記縦溝13に嵌め込んでラッチ14を移動及 び回転自在とすると共に、バネ室12に収容されたバネ16によりバネ付勢され た状態でラッチ14の当部17がラッチホルダー3から突出するようにしている 。なお、ラッチ14の当部17は、奥側を曲線部17aとし手前側を直線部17 bとしている。
【0010】 前記ラッチレバー4には、バネ室18が形成されると共に外端に掛け孔19が 、内端に当部20が形成されている。このラッチレバー4は、前記蓋開閉用ツマ ミ1の取付溝6から外筒2内にかけて挿入されると共に外筒2の一端でピン21 により軸支されており、その当部20をラッチホルダー3のラッチ移動孔11に 近接させている。そして、ラッチレバー4を操作しない状態、すなわち前記バネ 室18に収容されたバネ22のバネ力によりラッチレバー4が押し戻された状態 でラッチ移動孔11と当部20を同一平面上に位置するようにし、ラッチレバー 4を操作した状態、すなわち前記バネ22のバネ力に対抗してラッチレバー4を 押し付けた状態でラッチ移動孔11と当部20を同一平面上に位置しないように している。
【0011】 以上のように構成されたこの考案のラッチ錠は、集合ポスト等のボックス30 の蓋体31に設けた取付穴(図示せず)に外筒2を挿入し、蓋開閉用ツマミ1の フランジ5を蓋体31に当接させる共に外筒2に形成した嵌着溝8に固定リング 7を嵌め込むことにより、蓋体31に取り付けられる。このようにラッチ錠が取 り付けられた蓋体31を閉鎖する時には、ラッチ14の当部17の曲線部17a がボックス30内の係止体30aに押し付けられ、ラッチ14がラッチ移動孔1 1を移動して、ラッチ14の当部17がラッチホルダー3に没入し、この係止体 30aを乗り越えると同時にバネ16のバネ力によりラッチ14が元に戻され、 図4に示した状態となる。この状態では、図5に示したように、ラッチ移動孔1 1とラッチレバー4の当部20が同一平面上に位置しているので、ラッチレバー 4を操作せずに蓋開閉用ツマミ1を引いてもラッチ14は当部20に当たって回 転せず、ラッチ14の当部17はボックス30内の係止体30aに係止したまま となり、蓋体31を開放することはできない。そして、この状態で、ラッチレバ ー4の掛け孔19に南京錠32を取り付ければ、この考案のラッチ錠は施錠され 蓋体31を閉鎖状態に保っておける。
【0012】 次に、蓋体31を開放する時には、南京錠32を前記ラッチレバー4の掛け孔 19から取り外し、図6に示したように、ラッチレバー4を操作することにより ラッチ移動孔11と当部20を同一平面上に位置しないようにすると、ラッチ1 4は当部20に当たらず回転可能な状態となり、この状態で蓋開閉用ツマミ1を 引けばラッチ14の当部17はボックス30内の係止体30aに当たってラッチ 14が回転するので、係止状態は解除され蓋体31を開放することができる。
【0013】
【考案の効果】
この考案のラッチ錠は、以上に述べたように構成されており、ラッチレバー4 を操作しない状態でラッチレバー4の掛け孔19に南京錠32を取り付けること ができるので、施錠時に南京錠32の取り付け操作がしやすくなった。また、こ の考案のラッチ錠は、蓋開閉用ツマミ1を捻らないでもレバー操作により簡単に 解錠することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のラッチ錠の分解斜視図である。
【図2】この考案のラッチ錠のラッチホルダーの断面斜
視図である。
【図3】この考案のラッチ錠の使用状態を示す斜視図で
ある。
【図4】この考案のラッチ錠の使用状態を示す平面図で
ある。
【図5】この考案のラッチ錠のラッチレバーを操作しな
い状態の断面図である。
【図6】この考案のラッチ錠のラッチレバーを操作した
状態の断面図である。
【図7】従来のラッチ錠の使用状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 蓋開閉用ツマミ 2 外筒 3 ラッチホルダー 4 ラッチレバー 11 ラッチ移動孔 14 ラッチ 17 当部 19 掛け孔 20 当部 32 南京錠

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓋開閉用ツマミ(1)に設けられた外筒
    (2)、この外筒(2)の端部に取り付けられるラッチ
    ホルダー(3)、および前記蓋開閉用ツマミ(1)の下
    部に取り付けられるラッチレバー(4)から構成され、
    前記ラッチホルダー(3)のラッチ移動孔(11)にラ
    ッチ(14)を移動及び回転自在に収容すると共に、バ
    ネ付勢された状態でラッチ(14)の当部(17)がラ
    ッチホルダー(3)から突出するようにし、さらに前記
    ラッチレバー(4)の当部(20)をラッチホルダー
    (3)のラッチ移動孔(11)に近接させ、ラッチレバ
    ー(4)を操作しない状態でラッチホルダー(3)のラ
    ッチ移動孔(11)とラッチレバー(4)の当部(2
    0)を同一平面上に位置するようにすると共にラッチレ
    バー(4)の掛け孔(19)に南京錠(32)を取り付
    け可能とし、ラッチレバー(4)を操作した状態で前記
    ラッチ移動孔(11)と前記当部(20)を同一平面上
    に位置しないようにしたことを特徴とするラッチ錠。
JP1993013522U 1993-03-23 1993-03-23 ラッチ錠 Expired - Lifetime JPH0743390Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1993013522U JPH0743390Y2 (ja) 1993-03-23 1993-03-23 ラッチ錠

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JP1993013522U JPH0743390Y2 (ja) 1993-03-23 1993-03-23 ラッチ錠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0671818U true JPH0671818U (ja) 1994-10-07
JPH0743390Y2 JPH0743390Y2 (ja) 1995-10-09

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ID=11835492

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JP1993013522U Expired - Lifetime JPH0743390Y2 (ja) 1993-03-23 1993-03-23 ラッチ錠

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0220658U (ja) * 1988-07-18 1990-02-09

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0220658U (ja) * 1988-07-18 1990-02-09

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