JPH0671343B2 - 2線式伝送路中の縦及び横方向電流測定回路 - Google Patents

2線式伝送路中の縦及び横方向電流測定回路

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JPH0671343B2
JPH0671343B2 JP61063886A JP6388686A JPH0671343B2 JP H0671343 B2 JPH0671343 B2 JP H0671343B2 JP 61063886 A JP61063886 A JP 61063886A JP 6388686 A JP6388686 A JP 6388686A JP H0671343 B2 JPH0671343 B2 JP H0671343B2
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マルコ・シリゴーニ
フエルデイナンド・ラリ
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エスジーエス・マイクロエレツトロニカ・エス・ピー・エー
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/22Arrangements for supervision, monitoring or testing
    • H04M3/2272Subscriber line supervision circuits, e.g. call detection circuits

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Interface Circuits In Exchanges (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、2線式伝送路<two-wire transmission line
>中の縦<longitudinal>方向及び横<transverse>方
向の電流を測定するための、モノリシックに集積化でき
る測定回路であって、特に電話加入者回線<subscribe
r's telephone line>と電話交換局の制御コンポネント
<exchange control components>との間に置かれる電
子化電話インターフェース<electronic telephone int
erface circuits>で使用される電流測定回路に関す
る。
〔従来の技術〕
このようなタイプの電話インターフェースは、略称とし
てはSLIC<Subscriber Line Interface Circuit>とも
呼ばれており、これに関する技術文献に記載されている
ように、従来は個々の加入者電話機に付随する装置で行
われていた機能が交換局の電子回路に移管されて、その
ために加入者線(ライン)の接続時におけるライン電流
の精密な測定が必須となった。
縦方向及び横方向のライン電流を精密に検出して、測定
信号を介するこの情報に伴い適切な規制回路手段を供給
する必要がある、という問題が提起され、それは特に、
専用の電子回路手段を使ってインピーダンスを合成して
全ての運用条件やネットワーク条件に自動的にライン同
調することを可能とさせる必要から提起される問題、及
び、例えば加入者が受話器を挙げたとか置いたとかとい
うラインに送られて来る動作信号を交換局で絶対確実に
検出できるようにする必要から提起される問題である。
当業者には周知のように、電話加入者回線と電話交換局
の制御コンポネントとの間に置かれる電子化電話インタ
ーフェースは一般的に、2つの出力増幅器コンポネント
により形成されるブリッジ型の回路構造を有し、その2
つの間に電話加入者回線及びそれに結合する総ての機器
が負荷として挿入される。
これらの増幅器コンポネントは、信号が存在するとき逆
位相でラインを駆動する。
「横方向」ライン電流ILは、ラインに供給される直流
と、一般的には交流である信号電流との和である。この
横方向電流ILは、ラインの両線中でその大きさは同じで
あるが流れる方向は逆である。しかし、2線式電話ライ
ン又はもっと一般的には2線式伝送路の近傍に、50Hz交
流等の商用周波数を持つ電線か或いはリンギング信号の
ような大電流の信号の送られている他の電話ラインが若
しあるならば、それらは「縦方向」又は「共通モード」
<“common mode">電流ICMを該2線式電話ラインの両
線に誘導し、それはラインの両線を流れる大きさも方向
も同一の電流である。
上述の場合には交流であるこれら共通モード電流I
CMは、一般的に時間に関し固定した波形を持ってはおら
ず、それ故に横方向ライン電流ILに重畳された場合に予
測し難い値の変動をもたらす。
両線のうちの高電位の線を流れる全電流及び低電位の線
を流れる全電流を、慣例に従ってそれぞれIA及びIBとす
れば、それらは次式: IA=IL+ICM, IB=IL−ICM で表され、茲では各電流の実際の方向について、周知の
電子技術規約に従って十分留意して置かなければならな
いことは明らかである。
このことは、横方向ライン電流IL及び縦方向共通モード
電流ICMの直接「測定」のために、全電流IA及びIBをそ
れぞれ加算及び減算すれば、理論的には十分であること
を示している。それは次の関係: |IA+IB|=2|IL|, |IA−IB|=2|ICM| を与える。
〔発明が解決しようとする課題〕
共通モード電流ICMを意図的に誘起して、特定の機能を
実現させようという場合、例えばPBX交換機で外から入
って来た呼を1つの電話機から他の電話機へ、電話機自
身の適切なキイを用いて転送できるようにする等の場合
には、共通モード電流ICMの測定が得られることは特に
必要である。
実際には、これらの単純な演算を実行することのできる
回路は比較的複雑で、もしモノリシックに集積化すれ
ば、占有面積の問題と設計の問題との両方の観点から結
果的に高価なものとなる。
ライン中の全電流についての加算及び減算演算には、す
べての運用条件の下で代表的測定結果を与えることがあ
り、先ず最初にラインの極性の反転の可能性を考慮に入
れることが必要である、と云う訳はライン中の横方向の
電流ILの流れる方向を決定するのはこの極性だからであ
る。
そればかりでなく、伝送ラインが極めて長くて横方向の
電流ILは明らかに減衰し、一方では縦方向に誘導される
電流の確率が高くなれば特に、縦方向の共通モード電流
ICM大きさが横方向のライン電流ILの大きさを超える可
能性を無視してはならない。
この場合には、ライン中の全電流IA及びIBは同じ方向を
持ち、それはラインの極性により定まるのではなく、誘
起された共通モード電流の方向と同じ方向に時間と共に
変動する。
能動的電子コンポネントというのは、通常の極性及び運
用条件では、本来的に単一の方向に導通するものだか
ら、縦方向及び横方向のライン電流を測定するためにモ
ノリシックに集積化される回路は、どんな方向を持つ入
力電流にも対処できる全体構成を持つように設計しなけ
ればならない。
本発明の目的は、2線式伝送路中の縦方向及び横方向の
電流を測定するための新しい改良された回路を提供する
ことであり、それはモノリシックに集積化されて電話加
入者回線と電話交換局の制御コンポネントとの間の電話
インターフェース回路に組み込まれるように設計された
測定回路である。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的は、以下に記載する電流測定回路を提供する
ことにより実現される。すなわち該測定回路は、2線式
伝送路中の縦方向及び横方向の電流を測定するためのモ
ノリシックに集積化できる測定回路であって; その各々が少なくとも1つの入力分枝<input branch>
と少なくとも1番目及び2番目の出力分枝<output bra
nch>とを持っているところの、第1のタイプの1番目
の電流ミラー回路<current mirror circuit>及び第1
のタイプの2番目の電流ミラー回路,その各々が少なく
とも1つの入力分枝と少なくとも1つの出力分枝とを持
っているところの、3番目の電流ミラー回路、4番目の
電流ミラー回路及び5番目の電流ミラー回路,並びに、
少なくとも1番目及び2番目の入力分枝と少なくとも1
番目及び2番目の出力分枝とを持っているところの、第
2のタイプの1番目の電流ミラー回路及び第2のタイプ
の2番目の電流ミラー回路,を有して成り; 上記第1のタイプの1番目の電流ミラー回路の上記入力
分枝と、上記第2のタイプの2番目の電流ミラー回路の
上記1番目の入力分枝とが、2線式伝送路の1番目の線
に結合するために、測定回路の1番目の入力端子と2番
目の入力端子とをそれぞれ形成し,上記第1のタイプの
2番目の電流ミラー回路の上記入力分枝と、上記第2の
タイプの1番目の電流ミラー回路の上記1番目の入力分
枝とが、2線式伝送路の2番目の線に結合するために、
測定回路の3番目の入力端子と4番目の入力端子とをそ
れぞれ形成し,上記1番目の入力端子と3番目の入力端
子とは、1番目の方向を持つ電流のための入力端子を形
成し、上記2番目の入力端子と4番目の入力端子とは、
1番目の方向とは逆向きの2番目の方向を持つ電流のた
めの入力端子を形成し,上記第1のタイプの1番目の電
流ミラー回路及び第1のタイプの2番目の電流ミラー回
路の各々の上記1番目の出力分枝及び2番目の出力分枝
中を流れる電流は、それぞれの入力分枝中を流れる電流
に正比例し、その比例定数はそれぞれ1番目の比例定数
及び2番目の比例定数であり、該2番目の比例定数は1
番目の比例定数の値の2倍の値を持つこと; 上記3番目の電流ミラー回路、4番目の電流ミラー回路
及び5番目の電流ミラー回路の各々の上記出力分枝中を
流れる電流は、それぞれの入力分枝中を流れる電流と同
一であること; 上記第2のタイプの1番目の電流ミラー回路及び第2の
タイプの2番目の電流ミラー回路の各々の上記1番目の
出力分枝及び2番目の出力分枝中を流れる電流は、それ
ぞれの2番目の入力分枝中を流れる電流に等しい電流
と、それぞれの1番目の入力分枝中を流れる電流に正比
例しその比例定数は上記1番目の比例定数に等しい電流
との和に等しいこと; 上記第1のタイプの1番目の電流ミラー回路の上記1番
目の出力分枝と、上記第1のタイプの2番目の電流ミラ
ー回路の上記1番目の出力分枝とは、上記第2のタイプ
の1番目の電流ミラー回路の上記2番目の入力分枝と、
第2のタイプの2番目の電流ミラー回路の上記2番目の
入力分枝とに、それぞれ接続され,上記第1のタイプの
1番目の電流ミラー回路の上記2番目の出力分枝と、上
記第1のタイプの2番目の電流ミラー回路の上記2番目
の出力分枝とは、共に上記3番目の電流ミラー回路の上
記入力分枝に接続されていること; 上記第2のタイプの1番目の電流ミラー回路の上記2番
目の出力分枝と、上記第2のタイプの2番目の電流ミラ
ー回路の上記2番目の出力分枝とは、共に上記4番目の
電流ミラー回路の上記入力分枝に接続され、上記第2の
タイプの2番目の電流ミラー回路の上記1番目の出力分
枝は、上記5番目の電流ミラー回路の上記入力分枝に接
続されていること;並びに 上記第2のタイプの1番目の電流ミラー回路の上記1番
目の出力分枝と上記5番目の電流ミラー回路の上記出力
分枝とが結合して、測定回路の1番目の出力端子を形成
し,上記3番目の電流ミラー回路の上記出力分枝と上記
4番目の電流ミラー回路の上記出力分枝とが結合して、
測定回路の2番目の出力端子を形成すること;を特徴と
する。
以下、限定を目的としない実例により、図面を引用して
本発明を詳細に説明する。
〔実施例〕
第1図に示す電流測定回路は第1のタイプの1番目の電
流ミラー回路M1及び2番目の電流ミラー回路M2を含み、
その各々が1つの入力分枝と1番目及び2番目の出力分
枝とを持っている。また、3番目の電流ミラー回路M3,4
番目の電流ミラー回路M4,及び5番目の電流ミラー回路M
5をも含み、その各々が1つの入力分枝と1つの出力分
枝とを持っている。
第1図に示す測定回路は更に、第2のタイプの1番目の
電流ミラー回路SM1及び2番目の電流ミラー回路SM2を含
み、その各々が1番目及び2番目の入力分枝と、1番目
及び2番目の出力分枝とを持っている。
この図では上記電流ミラー回路が各々四角い枠で囲んで
示され、入力分枝及び出力分枝は破線でシンボル的に示
されている。入力には○を付してある。
これらの電流ミラー回路の構成は当業者にとって既知の
ものである。第1図の電流ミラー回路として使われる回
路の実例が第2図(a)ないし第2図(d)に示され
る。すなわち第2図(a)はM1,M2として用いられる実
例であり、以下同様に、第2図(b)はM3として、第2
図(c)はM4,M5として、また第2図(d)はSM1,SM2と
して用いられる実例である。それらの詳細の説明は省略
する。
電流ミラー回路M1,M2,M3,M4,M5及びSM1,SM2を示す四角
い枠内には、各出力分枝を示す破線の隣に其処を流れる
電流の値が書いてあり、それは入力分枝の電流を単位電
流値として、或いは入力分枝の各々の電流を単位電流値
として、K≧1であるように予め定められた定数係数K
を用いて表されている。
第1のタイプの1番目の電流ミラー回路M1及び2番目の
電流ミラー回路M2ではいずれも、1番目及び2番目の出
力分枝を流れる電流は、それぞれの入力分枝を流れる電
流に比例し、1番目の出力分枝を流れる電流の場合の比
例定数は1/Kであり、2番目の出力分枝を流れる電流の
場合の比例定数は2/Kである。
第1図に示すように、3番目,4番目及び5番目の電流ミ
ラー回路M3,M4,M5の出力分枝を流れる電流は、それぞれ
の入力分枝を流れる電流と同じである。
しかし、第2のタイプの1番目の電流ミラー回路SM1及
び2番目の電流ミラー回路SM2では、これらの回路の1
番目及び2番目の出力分枝を流れる電流はいずれも、2
番目の入力分枝を流れる電流に等しい電流と、1番目の
入力分枝を流れる電流に比例定数1/Kで比例する電流と
の和に等しい。
周知のように、電流の増幅は行われないが、測定回路が
入力電流を処理できるように測定回路により要求される
供給電流の総和を減少させるために必要な電流の減衰だ
けは行われて、それによってKが1より大きいときには
入力電流の大きさよりも小さい電流が供給される。
電流ミラー回路M1の入力分枝及び電流ミラー回路SM2の
1番目の入力分枝がそれぞれ測定回路の1番目及び2番
目の入力端子を形成し、それらは2線式伝送路の一方の
線に結合する(2線式伝送路は図示されていない)。
また、電流ミラー回路M2の入力分枝及び電流ミラー回路
SM1の1番目の入力分枝がそれぞれ測定回路の3番目及
び4番目の入力端子を形成し、それらは2線式伝送路の
もう一方の線に結合する。
1番目及び3番目の端子は、周知の電子技術の規約によ
る回路への1番目の入力方向を持つ電流用の入力端子で
ある。2番目及び4番目の端子は、1番目とは逆向き
の、回路への2番目の入力方向を持つ電流用の入力端子
である。
電流ミラー回路M1の1番目の出力分枝は電流ミラー回路
SM1の2番目の入力分枝に、また電流ミラー回路M2の1
番目の出力分枝は電流ミラー回路SM2の2番目の入力分
枝に、それぞれ接続する。
電流ミラー回路M1の2番目の出力分枝及び電流ミラー回
路M2の2番目の出力分枝は、いずれも3番目の電流ミラ
ー回路M3の入力分枝に接続する。
電流ミラー回路SM1の2番目の出力分枝及び電流ミラー
回路SM2の2番目の出力分枝は、いずれも4番目の電流
ミラー回路M4の入力分枝に接続する。
電流ミラー回路SM2の1番目の出力分枝は5番目の電流
ミラー回路M5の入力分枝に接続する。
電流ミラー回路SM1の1番目の出力分枝と5番目の電流
ミラー回路M5の出力分枝とは相互に接続されて、測定回
路の1番目の出力端子U1を形成する。
3番目の電流ミラー回路M3の出力分枝と4番目の電流ミ
ラー回路M4の出力分枝とは相互に接続されて、測定回路
の2番目の出力端子U2を形成する。
次に、第1図にその概略回路図が示されている本発明の
測定回路の動作を、それが恐らく2線式伝送路に結合し
ているであろうと云うことを一応離れて、検討すること
としたい。
電流ミラー回路M1及び電流ミラー回路M2の入力分枝に
は、電流IA及びI′がそれぞれ供給されるものとし、
これらはいずれも、第1図に示すように回路から出力す
る方向を持っている。そのとき電流IB及び電流I′
いずれも回路に入力する方向を持っており、それらが電
流ミラー回路SM1及び電流ミラー回路SM2の1番目の入力
分枝にそれぞれ供給される。これらの分枝中を流れる電
流の方向は第1図のそれぞれの回路の各分枝にシンボル
的に矢印で表示されている。
電流IA/K及び2IA/Kがそれぞれ、電流ミラー回路M1の1
番目及び2番目の出力分枝中に出力として生成される。
同様に、電流I′A/K及び2I′A/Kがそれぞれ、電流ミラ
ー回路M2の1番目及び2番目の出力分枝中に出力として
生成される。
その結果、電流((2IA/K)+(2I′A/K))が電流ミラ
ー回路M3の出力分枝中に生成される、これはその入力分
枝に流入する電流に等しいものである。
電流ミラー回路SM1の各出力分枝には、該回路に入力し
た電流IA/K及びIBの結果として、電流((IA/K)+(IB
/K))が生成される。
同様に、電流ミラー回路SM2の各出力分枝には電流
((I′A/K)+(I′B/K))が生成される。
電流ミラー回路SM1及び電流ミラー回路SM2の出力電流
は、電流ミラー回路M4の出力分枝中に出力電流((IA/
K)+(IB/K)+(I′A/K)+(I′B/K))を生成
し、また電流ミラー回路M5の出力分枝中に出力電流
((I′A/K)+(I′B/K))を生成する。
以上から容易に分かるように、測定回路の1番目の出力
端子U1及び2番目の出力端子U2には、第1図に示すよう
な出力電流の規約上の出力方向を考慮に入れるならば、
出力電流値としてそれぞれ: IU1=(I′A/K)+(I′B/K)−(IA/K)−(IB/K)
(1) 及び IU2=(IB/K)−(IA/K)+(I′B/K)−(I′A/K)
(2) が現れる。
茲では本発明の測定回路はその入力端子が2線式伝送路
に、更に特定して云えば電話加入者回線(ライン)に結
合しているものと想定する。
電流ミラー回路M1の入力分枝及び電流ミラー回路SM2の
1番目の入力分枝は、ラインの同じ線に結合しており、
また、電流ミラー回路M2の入力分枝及び電流ミラー回路
SM1の1番目の入力分枝は、ラインのもう一方の線に結
合しているのだから、ライン中の縦方向及び横方向の電
流により定まるところの端子U1及びU2における出力電流
の値は、いかなるライン状況の下でも上記(1)式及び
(2)式に基づいて直ちに計算することができる。
縦方向の共通モード電流ICMの値が横方向のライン電流I
Lの値よりも小さい場合には、(1)式及び(2)式を
適用することによって、或る特定のライン極性に対して
は入力電流IA及びIBのみを考えればよく、その逆の極性
に対しては入力電流I′及びI′のみを考えればよ
いのであるから、ライン中の全電流は両線で逆の方向を
持っている。このことにより、1番目の出力端子U1及び
2番目の出力端子U2にはそれぞれ、入力電流: IU1=(IA+IB)/K=2IL/K 及び入力電流: IU2=(IA−IB)/K=2ICM/K が生成され、或いは、逆のライン極性に対しては、出力
電流: I′U1=(I′+I′)/K 及び入力電流: I′U2=(I′−I′)/K=2ICM/K が生成される、但しこれらの出力電流IU1,IU2,I′U1
びI′U2に対して与えられる方向は、(1)式及び
(2)式を用いた電流に既に適用されている電子技術の
規約に基づいて定められる。
ライン電流ILの測定を与える電流加算演算に関しては、
本発明の測定回路が単にこの測定を保証するばかりでな
く、端子U1における出力電流の方向を介してラインの極
性に関する情報をも与える、ということに留意すべきで
あり、事実、端子U1における出力電流の方向がIU1につ
いてとI′U1についてとでは異なるのである。
ところが、共通モード電流ICMの測定を与える電流減算
演算に関して、本発明の回路はラインそれ自体の極性と
は無関係に、やはりライン中のこれらの電流の方向につ
いての情報を供給する。実際に、電流IU2及びI′
U2は、電流IAの大きさが電流IBのそれよりも大きいと
き、及び電流I′の大きさが電流I′のそれよりも
大きいときに、それぞれ入力として規約的に生成され
る。換言すれば、ラインの極性の2つの場合において、
ライン中に存在する共通モード電流ICMが同じ方向をも
つときに、すなわち測定回路に関し出力であるときに、
入力として規約的に生成される。
然るに、電流IU2及びI′U2の方向は、電流IBの大きさ
が電流IAのそれよりも大きいとき及び電流I′の大き
さが電流I′のそれよりも大きいときに、それとは反
対であって規約的に出力とされる。換言すれば、ライン
の極性の2つの場合において、共通モード電流が同じ方
向をもつときに、すなわち測定回路に関し入力であると
きに、規約的に出力とされる。
縦方向の共通モード電流ICMの大きさが横方向のライン
電流ILのそれよりも大きい場合には、ライン中の全電流
は両線中で同じ方向を持つ、従って測定電流を計算する
のに(1)式及び(2)式を使うことによって、ライン
中の共通モード電流の方向に応じて入力電流を、出力方
向IA及びI′で、又は出力方向IB及びI′で考える
ことのみが必要である。
このことは、電流の方向に対する標準的な規約に従っ
て、1番目の端子U1及び2番目の端子U2における出力と
して、それぞれ 入力電流IU1=(IA/K)−(I′A/K),及び 入力電流IU2=(IA/K)+(I′A/K) を与えるか、或いはまた 入力電流I U1=(IB/K)−(I′B/K),及び 出力電流I U1=(IB/K)+(I′B/K) を与える。
この場合にもやはり、横方向のライン電流ILの測定及び
縦方向の共通モード電流ICMの測定が、1番目の端子U1
及び2番目の端子U2でそれぞれ得られることは、容易に
示すことができる。
実際には、共通モード電流の大きさは横方向の電流のそ
れよりも大きいのであるから、IDを「減算」電流とすれ
ば、 |ICM|=|IL|+|ID| が成り立つ。
例えば、電流ミラー回路M1の接続されている線中の横方
向電流の方向が共通モード電流のそれと同一であるライ
ンの極性を考えると、出力方向における入力電流IA及び
I′の場合(入力電流IB及びI′が完全に同一であ
る場合)に関して、次の関係: IA=2IL+ID, I′=ID が得られる。従って次の結果: IU1=(IA−I′)/K=2IL/K, IU2=(IA+I′)/K=2(IL+ID)/K=2ICM/K が得られる。
この場合にもやはり容易に分かるように、ラインの極性
に関する同じ情報、及び縦方向の共通モード電流のライ
ン内での方向に関する同じ情報が、出力端子U1に現れる
電流の方向及び出力端子U2に現れる電流の方向をそれぞ
れ介して、維持されている。
本発明による測定回路は、当業者にはよく知られている
任意の実装及びモノリシック集積技術を用いて構築でき
る。
茲には本発明の単一の実施例が記述されて説明された
が、本発明の範囲内で多数の変形が可能であることは明
らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、モノリシックに集積化できる本発明による2
線式伝送路中の電流測定用の回路の概略回路図である。 第2図は、第1図中の電流ミラー回路の簡略な回路図で
あって、第2図(a)は電流ミラー回路M1,M2用の、第
2図(b)は電流ミラー回路M3用の、第2図(c)は電
流ミラー回路M4,M5用の、また第2図(d)は電流ミラ
ー回路SM1,SM2用のものの一例である。 M1……第1のタイプの1番目の電流ミラー M2……第1のタイプの2番目の電流ミラー M3……3番目の電流ミラー M4……4番目の電流ミラー M5……5番目の電流ミラー SM1……第2のタイプの1番目の電流ミラー SM2……第2のタイプの2番目の電流ミラー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2線式伝送路中の縦方向及び横方向の電流
    を測定するための、モノリシッに集積化できる測定回路
    において、該電流測定回路は: その各々が1つの入力分枝と1番目及び2番目の出力分
    枝とを持っているところの、第1のタイプの1番目の電
    流ミラー回路(M1)及び第1のタイプの2番目の電流ミ
    ラー回路(M2)、 その各々が1つの入力分枝と1つの出力分枝とを持って
    いるところの、3番目の電流ミラー回路(M3)、4番目
    の電流ミラー回路(M4)及び5番目の電流ミラー回路
    (M5)、並びに 1番目及び2番目の入力分枝と1番目及び2番目の出力
    分枝とを持っているところの、第2のタイプの1番目の
    電流ミラー回路(SM1)及び第2のタイプの2番目の電
    流ミラー回路(SM2) を有して成り; 上記第1のタイプの1番目の電流ミラー回路(M1)の上
    記入力分枝と、上記第2のタイプの2番目の電流ミラー
    回路(SM2)の上記1番目の入力分枝とが、2線式伝送
    路の1番目の線に結合するために、測定回路の1番目の
    入力端子と2番目の入力端子とをそれぞれ形成し、 上記第1のタイプの2番目の電流ミラー回路(M2)の上
    記入力分枝と、上記第2のタイプの1番目の電流ミラー
    回路(SM1)の上記1番目の入力分枝とが、2線式伝送
    路の2番目の線に結合するために、測定回路の3番目の
    入力端子と4番目の入力端子とをそれぞれ形成し、 上記1番目の端子と3番目の端子とは、1番目の方向を
    持つ電流のための入力端子を形成し、上記2番目の端子
    と4番目の端子とは、1番目の方向とは逆向きの2番目
    の方向を持つ電流のための入力端子を形成し、 上記第1のタイプの1番目の電流ミラー回路(M1)及び
    2番目の電流ミラー回路(M2)の各々の上記1番目の出
    力分枝及び2番目の出力分枝中を流れる電流は、それぞ
    れの入力分枝中を流れる電流に正比例し、その比例定数
    はそれぞれ1番目の比例定数(1/K)及び2番目の比例
    定数(2/K)であり、該2番目の比例定数は1番目の比
    例定数の値の2倍の値を持つこと; 上記3番目の電流ミラー回路(M3)、4番目の電流ミラ
    ー回路(M4)及び5番目の電流ミラー回路(M5)の各々
    の上記出力分枝中を流れる電流は、それぞれの入力分枝
    中を流れる電流と同一であること; 上記第2のタイプの1番目の電流ミラー回路(SM1)及
    び第2のタイプの2番目の電流ミラー回路(SM2)の各
    々の上記1番目の出力分枝及び2番目の出力分枝中を流
    れる電流は、それぞれの2番目の入力分枝中を流れる電
    流と、それぞれの1番目の入力分枝中を流れる電流に1
    番目の比例定数を乗じたものとの和に等しいこと; 上記第1のタイプの1番目の電流ミラー回路(M1)の上
    記1番目の出力分枝と、上記第1のタイプの2番目の電
    流ミラー回路(M2)の上記1番目の出力分枝とは、上記
    第2のタイプの1番目の電流ミラー回路(SM1)の上記
    2番目の入力分枝と、第2のタイプの2番目の電流ミラ
    ー回路(SM2)の上記2番目の入力分枝とに、それぞれ
    接続され、 上記第1のタイプの1番目の電流ミラー回路(M1)の上
    記2番目の出力分枝と、上記第1のタイプの2番目の電
    流ミラー回路(M2)の上記2番目の出力分枝とは、共に
    上記3番目の電流ミラー回路(M3)の上記入力分枝に接
    続されていること; 上記第2のタイプの1番目の電流ミラー回路(SM1)の
    上記2番目の出力分枝と、上記第2のタイプの2番目の
    電流ミラー回路(SM2)の上記2番目の出力分枝とは、
    共に上記4番目の電流ミラー回路(M4)の上記入力分枝
    に接続され、 上記第2のタイプの2番目の電流ミラー回路(SM2)の
    上記1番目の出力分枝は、上記5番目の電流ミラー回路
    (M5)の上記入力分枝に接続されていること;並びに 上記第2のタイプの1番目の電流ミラー回路(SM1)の
    上記1番目の出力分枝と上記5番目の電流ミラー回路
    (M5)の上記出力分枝とが結合して、測定回路の1番目
    の出力端子(U1)を形成し、 上記3番目の電流ミラー回路(M3)の上記出力分枝と上
    記4番目の電流ミラー回路(M4)の上記出力分枝とが結
    合して、測定回路の2番目の出力端子(U2)を形成する
    こと; を特徴とする電流測定回路。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載の電流測定回
    路において、外部からの複数の入力電流を受け取るため
    及び少なくとも2つの出力電流を出力する回路が、 入力電流IAを受け取る手段; 入力電流I′を受け取る手段; 入力電流IBを受け取る手段; 入力電流I′を受け取る手段; 次の等式: IU1=(I′A/K)+(I′B/K)−(IA/K)−(IB/K) により定められる値を持つ電流IU1を出力する手段; 及び、次の等式: IU2=(IB/K)−(IA/K)+(I′B/K)−(I′A/K) により定められる値を持つ電流IU2を出力する手段; を有して成り、 上記入力電流IAを受け取るための手段は、上記電流IA
    受け取り且つIA/Kに等しい電流を出力する1番目の出力
    を持ち、また電流2IA/Kを出力する2番目の出力を持つ
    第1のタイプの1番目の電流ミラーを有し、 更に、第1のタイプの2番目の電流ミラーが、上記電流
    I′を受け取る入力を持ち、電流I′A/Kを出力する
    1番目の出力を持ち、また電流2I′A/Kを出力する2番
    目の出力を持ち、 3番目の電流ミラーが、上記第1のタイプの1番目及び
    2番目の電流ミラー回路の2番目の出力に接続されてそ
    れらからの出力電流を受け取るための入力を持ち、また
    上記第1のタイプの1番目及び2番目の電流ミラー回路
    の上記2番目の出力からの上記出力電流の和に等しい電
    流を出力するための出力を持ち、 第2のタイプの2番目の電流ミラーが、上記電流I′
    を受け取る1番目の入力を持ち、上記第1のタイプの2
    番目の電流ミラー回路の上記1番目の出力に接続されて
    そこからの上記出力電流を受け取るための2番目の入力
    を持ち、上記1番目の入力及び2番目の入力により受け
    取った電流の和をKで割り算したものに等しい電流を出
    力するための1番目の出力を持ち、上記1番目の入力及
    び2番目の入力により受け取った上記電流の和をKで割
    り算したものに等しい電流を出力するための2番目の出
    力を持ち、 第2のタイプの1番目の電流ミラーが、上記電流IBを受
    け取る1番目の入力を持ち、上記第1のタイプの1番目
    の電流ミラー回路の上記1番目の出力に接続されてそこ
    からの上記出力電流を受け取るための2番目の入力を持
    ち、上記1番目の入力及び2番目の入力により受け取っ
    た電流の和をKで割り算したものに等しい電流を出力す
    るための1番目の出力を持ち、上記1番目の入力及び2
    番目の入力により受け取った電流の和に等しい電流を出
    力するための2番目の出力を持ち、 5番目の電流ミラーが、上記第2のタイプの上記1番目
    の電流ミラーの上記1番目の出力に接続される入力を持
    ち、上記第2のタイプの上記2番目の電流ミラーの上記
    1番目の出力及び出力U1に接続される出力を持ち、 4番目の電流ミラーが、上記第2のタイプの上記1番目
    の電流ミラー及び2番目の電流ミラーの上記2番目の出
    力に接続されてそれらからの出力電流を受け取るための
    入力を持ち、上記第1のタイプの3番目の電流ミラーの
    上記出力及び出力端子U2に接続される出力を持つ ことを特徴とする電流測定回路。
JP61063886A 1985-03-20 1986-03-20 2線式伝送路中の縦及び横方向電流測定回路 Expired - Fee Related JPH0671343B2 (ja)

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