JPH0671318U - オーナメント部品の外装カバー構造 - Google Patents

オーナメント部品の外装カバー構造

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JPH0671318U
JPH0671318U JP1920793U JP1920793U JPH0671318U JP H0671318 U JPH0671318 U JP H0671318U JP 1920793 U JP1920793 U JP 1920793U JP 1920793 U JP1920793 U JP 1920793U JP H0671318 U JPH0671318 U JP H0671318U
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JP
Japan
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outer cover
decorative
substrate
ornament
decorative portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP1920793U
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English (en)
Inventor
隆久 鈴木
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Araco Corp
Original Assignee
Araco Corp
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Publication date
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Publication of JPH0671318U publication Critical patent/JPH0671318U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板と該基板の外面を被う外装カバーとを主
体として構成されるオーナメント部品において、外装カ
バーの外面に設けられる装飾ステッチ,装飾ギャザー等
の装飾部を所望とする形状に保持して、基板の外表面に
外装カバーを取付ける。 【構成】 外装カバー14の外表面には装飾ステッチ25,
装飾ギャザー26等の装飾部が設けられる一方、外装カバ
ー14の背面には装飾部の略全長にわたる長さを有して装
飾部の形状を保持する保持プレート22が固着されてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は主として車両用ドアトリムボードの所定位置に装着されるオーナメ ント部品の外装カバー構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のオーナメント部品には、基板と、該基板の外面を被う外装カバ ーとを主体として構成され、外装カバーの外表面に装飾ステッチ,装飾ギャザー 等の装飾部が設けられるものがある。
【0003】 たとえば、外装カバー14´の外表面に装飾ステッチ25´が設けられるオーナメ ント部品11´は、図7と図8に示すように、基板12´と、該基板12´の外表面に 接着されるクッション性を有するパッド17´,18´と、該パッド17´,18´を間 に挟さんで前記基板12´を被う天然皮革,合成皮革等よりなる外装カバー14´と を主体として構成される。 さらに、外装カバー14´は、上下2枚の皮革15´,16´が縫合され、その外面 にはミシン縫によって装飾ステッチ25´が横一直線上に設けられる。 そして、外装カバー14´は、その周縁部の端末部が引張されながら、基板12´ の背面側に折返され、その端末部15a ´,16a ´が図8に示すようにが基板12´ の背面に接着剤などによって固着される構造となっている。
【0004】 また、外装カバー14´の外表面に装飾ギャザー26´が設けられるオーナメント 部品11´は、図9〜図10に示すように、基板12´,パッド19´及び外装カバー14 ´によって構成される。さらに、外装カバー14´は、その端末部14a ´,14b ´ がギャザー縫いされて所望とする装飾ギャザー26´が設けられ、その周縁部の端 末部14a ´,14b ´が引張されながら、基板12´の背面側に折返えされて接着剤 などによって固着される構造となっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、図7に示すように、外装カバー14´の外表面に装飾ステッチ25´が 横一直線上に設けられるものにおいては、その外装カバー14´の端末部15a ´, 16a ´を引張ながら基板12´の背面に折返して固着(接着)すると、その外装カ バー14´の引張力のばらつきなどによって、図8に示すように外装ステッチ25´ が波打ち変形し、見栄えが悪くなるという問題点があった。
【0006】 また、図9に示すように、外装カバー14´の外表面に装飾ギャザー26´が設け られるものにおいては、その外装カバー14´の端末部14a ´,14b ´を引張しな がら、基板12´の背面に折返して固着(接着)すると、図10に示すように装飾ギ ャザー26´の一部が消滅変形する不具合が発生する。
【0007】 この考案の目的は、前記した従来の問題点に鑑み、外装カバーの外表面に設け られる装飾ステッチ,装飾ギャザー等の装飾部を所望とする形状に保持して、基 板の外表面に外装カバーを取付けることができるオーナメント部品の外装カバー 構造を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、この考案は、基板と該基板の外面を被う外装カバ ーとを主体として構成されるオーナメント部品において、前記外装カバーの外表 面には装飾ステッチ,装飾ギャザー等の装飾部が設けられる一方、前記外装カバ ーの背面には前記装飾部の略全長にわたる長さを有して前記装飾部の形状を保持 する保持プレートが固着されている。
【0009】
【作用】
前記したように構成されるオーナメント部品の外装カバー構造において、外表 面に装飾ステッチ,装飾ギャザー等の装飾部が設けられる外装カバーの端末部を 引張しながら基板の背面に折返して固着する際、前記装飾部の略全長にわたる長 さを有して外装カバーの背面に固着された保持プレートによって前記装飾部の形 状が保持されるため、装飾部の変形による見栄えの悪化が解消される。
【0010】
【実施例1】 (実施例) この考案の実施例1を図1〜図4にしたがって説明する。 車両用ドアのドアトリムボード1を簡略化して斜視図で表わした図4において 、ドアトリムボード1の車室側面の上部にはオーナメント部品11が装着される。 オーナメント部品11を分解斜視図で表わした図1において、オーナメント部品 11は、基板12,外装カバー14,パッド17,8及び保持プレート21によって構成さ れている。
【0011】 基板12は金属板,硬質樹脂板等の剛性を有する平板板より横長四角形に形成さ れており、その外面(車室側面)の中央部には、基板12の略全長にわたって浅溝 状の凹部13が形成されている。
【0012】 前記基板12の外面を被う外装カバー14は、天然皮革,合成皮革等よりなる上下 2枚の皮革15,16 が縫合されて前記基板12の外面を被う大きさに形成されている 。外装カバー14の外表面には、その上下の両皮革15,16 の縫合せ部分に平行して 装飾ステッチ25が横一直線上に設けられている。
【0013】 前記外装カバー14の背面には、前記装飾ステッチ25を横一直線上に保持するた めの保持プレート21が装飾ステッチ25のミシン縫いと同時に共縫いされている。 保持プレート21はミシン縫いが可能な合成樹脂プレート、例えばポリエチレン 発泡プレートよりなるとともに、前記凹部13に嵌込まれる大きさでかつ前記装飾 ステッチ25の全長にわたる長さを有する横長四角形に形成されている。そして、 前記したように外装カバー14の背面に保持プレート21が縫着された後、その保持 プレート21が基板12の凹部13に嵌込まれ接着剤によって固着される。
【0014】 また、外装カバー14の上側の皮革15及び下側の皮革16と、保持プレート21との 間には上下に分割されたパッド17,18 がそれぞれ介在されている。これら両パッ ド17,18 は基板12の上下両端部まで延出され、両パッド17,18 の延出部分が基板 12の外面に接着剤によって固着される。
【0015】 前記したように、基板12に対し保持プレート21並びにパッド17,18 が固着され た後、外装カバー14の端末部15a ´,16a ´が引張されながら基板12の背面に折 返えされ、接着剤によって固着されることで、図2と図3に示すようにオーナメ ント部品11が構成される。
【0016】 前記したように構成されるこの実施例1において、外装カバー14の端末部15a ´,16a ´を引張しながら基板12の背面に折返して固着する際、前記装飾部14の 外表面の装飾ステッチ25の略全長にわたる長さを有して外装カバー14の背面に縫 着されかつ基板12の凹部13に位置決めされて接着された保持プレート21によって 前記装飾ステッチ25の形状が横一直線上に保持されるため、装飾ステッチ25の変 形による見栄えの悪化が解消される。
【0017】 (実施例2) 次に、この考案の実施例2を図5と図6にしたがって説明する。 この実施例2のオーナメント部品11は外装カバー14の外表面に装飾部としての 装飾ギャザー26が設けられたものである。 すなわち、この実施例2のオーナメント部品11は、基板12,外装カバー14,パ ッド19及び保持プレート21によって構成されており、外装カバー14の外表面には 、その下側の端末部14b がギャザー縫されることで、縦方向のひだをもつ装飾ギ ャザー26が外装カバー14の横方向に配列されるようになっている。
【0018】 さらに、外装カバー14の背面には、前記装飾ギャザー26のギャザー列の全長に わたる長さを有する平帯状の保持プレート22が、前記ギャザー縫によって共縫い されている。 そして、基板12の外面にパッド19が接着された後、前記外装カバー14の端末部 14a ´,14b ´が引張されながら基板12の背面側に折返えされて接着剤によって 固着されることで、オーナメント部品11が構成される。 このとき、外装カバー14の下側の端末部14b においては、その保持プレート21 が基板12の背面に接着剤によって固着される。
【0019】 したがって、この実施例2においても、外装カバー14の端末部14a ´,14b ´ を引張しながら基板12の背面に折返して接着剤によって固着する際、前記外装カ バー14の表面の装飾ギャザー26のギャザー列の略全長にわたる長さを有して同外 装カバー14の背面に縫着された保持プレート22によって前記装飾ギャザー26の形 状が保持される。
【0020】
【考案の効果】
以上述べたように、この考案によれば、外装カバーの外表面に設けられる装飾 ステッチ,装飾ギャザー等の装飾部を所望とする形状に保持して、基板の外表面 に外装カバーを取付けることができるため、装飾部の変形による見栄えの悪化を 解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例1のオーナメント部品を分解
して示す斜視図である。
【図2】同じくオーナメント部品の基板に外装カバーを
取付けた状態を示す破断して示す斜視図である。
【図3】同じくオーナメント部品の正面図である。
【図4】同じくドアトリムボードにオーナメント部品を
組付けた状態を示す説明図である。
【図5】この考案の実施例2のオーナメント部品を分解
して示す斜視図である。
【図6】同じくオーナメント部品の基板に外装カバーを
取付けた状態を示す破断して示す斜視図である。
【図7】従来のオーナメント部品を分解して示す斜視図
である。
【図8】同じくオーナメント部品の基板に外装カバーを
取付けた状態を示す破断して示す斜視図である。
【図9】従来の他のオーナメント部品を分解して示す斜
視図である。
【図10】同じくオーナメント部品の基板に外装カバー
を取付けた状態を示す破断して示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ドアトリムボード 11 オーナメント部品 12 基板 14 外装カバー 21,22 保持プレート 25 装飾ステッチ(装飾部) 26 装飾ギャザー(装飾部)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と該基板の外面を被う外装カバーと
    を主体として構成されるオーナメント部品において、 前記外装カバーの外表面には装飾ステッチ,装飾ギャザ
    ー等の装飾部が設けられる一方、前記外装カバーの背面
    には前記装飾部の略全長にわたる長さを有して前記装飾
    部の形状を保持する保持プレートが固着されていること
    を特徴とするオーナメント部品の外装カバー構造。
JP1920793U 1993-03-22 1993-03-22 オーナメント部品の外装カバー構造 Pending JPH0671318U (ja)

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JP1920793U JPH0671318U (ja) 1993-03-22 1993-03-22 オーナメント部品の外装カバー構造

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JP1920793U JPH0671318U (ja) 1993-03-22 1993-03-22 オーナメント部品の外装カバー構造

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007223368A (ja) * 2006-02-21 2007-09-06 Toyota Boshoku Corp 車両用内装品およびその製造方法
US20100193108A1 (en) * 2006-02-21 2010-08-05 Mitsuharu Aoyama Manufacturing method of a vehicular interior part
KR20200045719A (ko) * 2018-10-23 2020-05-06 전학수 패드부를 포함하는 차량용 내장재

Cited By (4)

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US8293055B2 (en) * 2006-02-21 2012-10-23 Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha Manufacturing method of a vehicular interior part
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