JPH067077Y2 - 打設方式ポール基礎 - Google Patents

打設方式ポール基礎

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JPH067077Y2
JPH067077Y2 JP4252589U JP4252589U JPH067077Y2 JP H067077 Y2 JPH067077 Y2 JP H067077Y2 JP 4252589 U JP4252589 U JP 4252589U JP 4252589 U JP4252589 U JP 4252589U JP H067077 Y2 JPH067077 Y2 JP H067077Y2
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JP
Japan
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plate
bolt
nut
driving
pole foundation
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JP4252589U
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JPH02136140U (ja
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彦逸 渡辺
Original Assignee
渡辺 嗣彦
彦逸 渡辺
玄間 燦治
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、打設方式ポール基礎に関するものである。
[従来の技術] 従来の打設方式ポール基礎においては、第1図及び第2
図に示すように、将来結合されるべきポールの下端フラ
ンジに穿設された結合孔の数と位置に合致せしめて、ボ
ルト5を固着したプレート3をその上端に固着したH型
鋼1の開放面両側にねじれモーメントに対抗し得る強度
と長さの閉塞板2を固着している(例えば、実開平2−
18544号参照)。
[考案が解決しようとする課題] 従来の打設方式ポール基礎ににあっては、打設に当た
り、プレート3上辺に結合する打設工具をそれぞれのボ
ルト5を利用して該プレート3上に結合するようにして
いたのである。
然るに、施工土質が超硬質地層となると、大型振動式打
設を使用しても簡単には打設し得るものではなく、1時
間以上に亘る連続運転によって漸く打設し得る場合も生
ずるのである。
このような場合、打設工具をプレート3上のボルト5を
以って結合しても激烈な振動の為、忽ちに弛緩してしま
い、ダブルナットとしてもこれを防止することができな
いのである。
而して、このようにナットが弛緩すると、振動打設機の
打設能力が極度に低下するのであり、斯る事態を防止す
るためにナットの弛緩は何としても防止しなくてはなら
ないのである。
このような事態を防ぐための簡便且つ確実な手段として
は、締め付けたナットとボルトを仮溶接することが好ま
しいのであるが、この手段は打設用具の撤去に当たり、
この仮溶接状態を解除しなくてはならないのであるが、
解除の際、当然ボルト5を損傷することとなるのである
が、該ボルト5の本来の目的はポール樹立に当たりポー
ル下辺のフランジと確実に結合するためのものであるか
ら、ボルト5の損傷は致命的であるとの問題点があっ
た。
本考案は、ナットの弛緩を防止すると共に、ボルトの損
傷を防止することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の打設方式ポール基
礎においては、プレート3に所要個数のボルト孔4を穿
設し、且つ各閉塞板2の上端中央部に多目的窓10を開
窓するようにしたのである。
[作用] 上記のようにプレート3に所要個数のボルト孔4を穿設
した打設方式ポール基礎においては、方形の底板6の中
央部に直立板7を直立固着した打設工具を、該プレート
3のボルト5に関係なく該ボルト孔4を介して結合ボル
トナット8にて結合し、ナットとボルトは仮溶接を以っ
て不動態勢とし、打設終了後において該結合ボルトナッ
ト8は切断除去し、即ちこの結合ボルトナット8を使い
捨てにすれば簡便且つ確実な手段となる。
更に、H型鋼1は上辺はプレート3により、また開放両
側面は閉塞板2によって完全に密閉されているため、打
設過程において内臓された空気が次第に圧縮されて遂に
は打設の大きな障害となり、且つ施工穴内に注入される
生コンはH型鋼1と閉塞板2による空間を充填すること
が不可能になるのであるが、前記各閉塞板2の上端中央
部に開窓した多目的窓10を設けたために、この窓10
から各閉塞板2の上辺近部に作業者が手を差し入れるこ
とができ、圧縮空気を排気すると共に、生コンの注入を
可能にすることが可能となる。
[実施例] 実施例について図面を参照して説明すると、 第1図及び第2図に示すように、H型鋼1の開放面両側
にそれぞれ捻じれモーメントに対抗可能な強度と長さを
有する閉塞板2、2を固着すると共に、その上辺に複数
個のボルト5を装着したプレート3を固着してある。該
プレート3の中央部には相対向して所要個数のボルト孔
4、4、4、4を穿設してある。
更に、前記各閉塞板2、2の上端中央部所定個所には多
目的窓10、10が開窓されている。
そして、第3図及び第4図に示すように、前記プレート
3よりも小型の方形状底部6の中央部に直立板7を直立
固着した打設工具を該多目的窓10、10より手を入れ
前記ボルト5に関係なく前記ボルト孔4、4、4、4を
介して結合ボルトナット8により結合する。
この場合、ナットとボルトは仮溶接によって不動の態勢
とし、打設終了後において該結合ボルトナット8は切断
除去し、即ち、該結合ボルトナット8を使い捨ての手段
とするのである。
次に本考案打設方式ポール基礎の施工工程について述べ
るに、第5図に示すように、所定の平面積と深度を有す
る施工穴9を掘削して、該施工穴9に第3図及び第4図
図示状態のH型鋼1を設置し、該施工穴9底より打設を
開始するのであるが、前記プレート3上のボルト5が地
表面より所定距離沈下した処で打設を終了し、上記した
ように結合ボルトナット8を切断除去して打設工具を除
き、次いでポール12の下端のフランジ11に設けた孔
を前記ボルト5に嵌合し、ナット結合して樹立し、施工
穴9内に生コンを注入し、地表面と同一平面になるよう
に修復して終了するのである。
[考案の効果] 本考案は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。
複数個のボルト5を装着したプレート3に所要個数のボ
ルト孔4を穿設したから、該プレート3上のボルト5に
関係なくボルト孔4を介して方形の底板6の中央部に直
立板7を直立固着した打設工具を結合ボルトナット8に
て結合することができ、超硬質地層における長時間に亘
る打設工程においてもボルト5は何等損傷することはな
い。
また、前記各閉塞板2、2の上端中央所定個所に多目的
窓10、10を設けたから、作業者がこの窓10から手
を差し入れて結合ボルトナット8を締め付けることがで
き、また打設過程時において内臓される圧縮空気を排気
することが可能となるとともに、 H型鋼1と閉塞板2の空間に生コンを充填することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はプレートにボルト孔を穿設した状態の平面図、
第2図は同上側面図、第3図はプレートに方形の底板に
直立板を固着した打設工具をボルト孔を介して結合ボル
トナットにて結合した状態の平面図、第4図は同上側面
図、第5図は施工状態を示す説明図である。 1…H型鋼、2…閉塞板、3…プレート、4…ボルト
孔、5…ボルト、6…底板、7…直立板、8…結合ボル
トナット、10…多目的窓

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】H型鋼1の開放面両側にそれぞれ閉塞板2
    を固着すると共に、その上辺に複数個のボルト5を装着
    したプレート3を固着するようにした打設方式ポール基
    礎において、前記プレート3に所要個数のボルト孔4を
    穿設し、且つ前記各閉塞板2の上端中央部に多目的窓1
    0を開窓したことを特徴とする打設方式ポール基礎。
JP4252589U 1989-04-13 1989-04-13 打設方式ポール基礎 Expired - Lifetime JPH067077Y2 (ja)

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JP4252589U JPH067077Y2 (ja) 1989-04-13 1989-04-13 打設方式ポール基礎

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JPH02136140U JPH02136140U (ja) 1990-11-13
JPH067077Y2 true JPH067077Y2 (ja) 1994-02-23

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