JPH0670049B2 - ジヒドロリセルグ酸のn−アルキル化法 - Google Patents

ジヒドロリセルグ酸のn−アルキル化法

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JPH0670049B2
JPH0670049B2 JP61234255A JP23425586A JPH0670049B2 JP H0670049 B2 JPH0670049 B2 JP H0670049B2 JP 61234255 A JP61234255 A JP 61234255A JP 23425586 A JP23425586 A JP 23425586A JP H0670049 B2 JPH0670049 B2 JP H0670049B2
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    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D457/00Heterocyclic compounds containing indolo [4, 3-f, g] quinoline ring systems, e.g. derivatives of ergoline, of the formula:, e.g. lysergic acid
    • C07D457/04Heterocyclic compounds containing indolo [4, 3-f, g] quinoline ring systems, e.g. derivatives of ergoline, of the formula:, e.g. lysergic acid with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached in position 8

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Description

【発明の詳細な説明】 通常、有機合成化学者は、インドールをアルキル化する
には、標準的方法であるハロゲン化アルキルを使用する
普通のアルキル化法を用いる。ただし、この方法は、立
体障害がほとんどないか、まつたくない比較的炭素数の
少ないアルキル基のみに使用できる。ハロゲン化アルキ
ルが、多数の置換基をもつているほど、あるいは立体的
障害をもつようになるにつれて、オレフインへの脱離が
主な反応になり、多くの場合、専らその脱離反応のみが
起るようになる〔たとえば、リプシユツツ(Lipshutz)
らのジヤーナル・オブ・ザ・アメリカン・ケミカル・ソ
サイエテイ(J. Am. Chem. Soc.)103,7672-7674(1
981)および、ベラバーグ(Veeravagu)らのJ. Am. C
hem. Soc.86,3072-3075(1964)を参照〕。
インドール骨格中の窒素原子のアルキル化には、さまざ
まな方法がある。カルジルロ(Cardillo)らのテトラヘ
ドロン(Tetrahedron)、23巻,3771-3783(1967)およ
び、キクガワ(Kikugawa)らのシンセシス(Synthesi
s)461-462(1981)には、さまざまなハロゲン誘導体で
のインドールのN−アルキル化が開示されている。プリ
ニンガー(Plieninger)のケミツシエ・ベリヒテ(Che
m. Ber.)87,127-128(1954)には、塩化ベンジルとベ
ンジルパラトルエンスルホン酸によるインドールのアル
キル化が開示されている。また、シヤーリー(Shirle
y)らのJ. Am. Chem. Soc.75,375-378(1953)に
は、インドールにメチルパラトルエンスルホン酸を反応
させる1−メチルインドールの合成法が開示されてい
る。これらの反応は、脱離反応を起こしやすいもつと複
雑な基質や置換基については触れていない。
エルゴリン類をハロゲン化アルキルまたは、アルキル硫
酸でアルキル化する方法は、公知である。米国特許第3,
183,234号と同3,580,916号には、ナトリウムアミドとア
ルキル化剤の存在する液体アンモニア中で、ジヒドロリ
セルグ酸をアルキル化する製造方法が開示されている。
しかしながら、この製造方法では、所望の生成物は本発
明による製造方法よりも低再現性収率でしか得られな
い。
本発明の製造方法は、ジヒドロリセルグ酸の1位の窒素
原子を、置換ベンゼンスルホネートを用い、立体障害性
のあるアルキル基によつてアルキル化するものである。
この置換ベンゼンスルホネートを使用することで、競合
して起こる望ましくないオレフイン誘導体を産生する脱
離反応の割合を低下させる。
本発明は、ジヒドロリセルグ酸の1位の窒素原子をアル
キル化する製造方法を提供するものである。より詳細に
は、式(I): (式中、R1はC3−C8アルキル、−CH2C2−C4アルケニ
ル、プロパルギル、C3−C8シクロアルキルまたは、C1
C5アルキル置換C3−C8シクロアルキルを表わす) で示される化合物の製造方法に関するものであつて、式
(II): で示される化合物を、式(III): (式中、R1は上記の定義と同意義、R2は水素、臭素、メ
チルまたはニトロを表わす)で示される置換ベンゼンス
ルホネートと、塩基の存在下で反応させることから成る
方法である。
上記の式において“C3‐C8アルキル”という用語は、3
〜8個の炭素原子を有する直鎖状または、分枝状の第一
および第二アルキル鎖を表わしている。たとえば、C3
C8アルキル基とはn−プロピル、イソプロピル、n−ブ
チル、sec−ブチル、n−ペンチル、sec−ヘキシル、n
−ペプチル、イソオクチルなどである。
−CH2−C2−C4アルケニルという用語は、少なくとも炭
素−炭素二重結合をひとつ有する直鎖状または分枝状の
第一および第二アルケニル基を表わす。代表的な−CH2C
2−C4アルケニル基は、アリル、2−ブテニル、2−ペ
ンテニルなどである。
C3−C8シクロアルキルとは、シクロプロピル、シクロブ
チル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロペプチ
ルおよびシクロオクチルなどを表わす。
C1−C5アルキル置換C3−C8シクロアルキルとは、1〜5
個の炭素原子を有する第一または第二アルキル基をひと
つまたはそれ以上もつたC3−C8シクロアルキル基を表わ
す。これらの代表的なものには、2−メチルシクロプロ
ピル、1−シクロプロピルメチル2−メチルシクロブチ
ル、2,3−ジメチルシクロペンチルメチル、2,5−ジエチ
ルシクロオクチルなどがある。
本発明の製造方法は、すべての置換基で実施可能である
が、その中でも好ましいものがある。好ましくは、R
1は、C3−C8アルキルがよく、特に、イソプロピルが好
ましい。また、R2は、メチルが好ましい。本発明におけ
る製造方法において他の好ましいものについては後述す
る。
本発明の製造方法は、適当な塩基と適当な溶媒の存在
下、ベンゼンスルホネート誘導体を用いて、ジヒドロリ
セルグ酸の1位にある窒素原子をN−アルキル化するこ
とに関する。
本発明方法では、種々の適当な塩基が用いられる。好ま
しい塩基は、アルカリ金属水酸化物で、たとえば、水酸
化リチウム、水酸化ナトリウム、特に、水酸化カリウム
が好ましい。その塩基は、通常出発基質に対して均等モ
ル当量〜約10モル当量あるいはそれ以上のモル当量数で
反応混合物中に存在させる。好ましい塩基の量は、出発
基質のモル当量数に対して、約2〜約7モル当量であ
る。
また、ベンゼンスルホネート誘導体も、本発明方法に用
いる。この化合物は、反応混合物中に、出発基質の1モ
ル当量に対し約1.0モル当量〜約3.0モル当量で存在させ
る。出発物質に対しアルキル化剤約1.2〜約2.0モル当量
であることが好ましく、特に1.5モル当量が好ましい。
本発明方法では、適当な溶媒は種々ある。それらの溶媒
は、非プロトン性であるべきであり、N,N−ジメチルホ
ルムアミド(DMF)、ジメチルスルフオキシド(DMSO)
または、テトラヒドロフラン(THF)などである。溶媒
中での出発物質の濃度は、たいして重要ではないが、溶
媒量としては、出発物質が溶解するのに十分な量、また
は、それより少し多い目の量を用いたほうがよい。大量
の溶媒量は、この製造には必要なく、また好ましくもな
い。
本製造方法では、約15℃〜約100℃、より好ましくは約2
0℃〜約40℃の温度範囲で反応させた場合、約12時間〜
約24時間で実質的に反応が終了する。
本発明方法による製造が終了すれば、その生成物は標準
的方法によつて分離することができる。典型的には、反
応混合物に水を加える。そして、水といつしよに、それ
とは混ざり合わない有機溶媒、たとえば、塩化メチレ
ン、酢酸エチルで洗滌するかまたは過し、次いで、水
相部のpHを酢酸や塩酸などの酸で約6に調整する。その
後、固型物の沈殿を生じやすくするために、通常は、そ
の水相部を冷却し、沈殿した固形物をたいていは、吸引
過により採取する。さらに、もし、望むならば、その
分離した生成物は、標準的な操作により精製することが
できる。その標準的操作とは、メタノールや酢酸エチル
のような通常の溶媒による再結晶法や、シリカゲルやア
ルミナを支持体としたクロマトグラフィー法などであ
る。
本製造方法は、高収率でN-置換ジヒドロリセルグ酸誘導
体を製造するもので、しかも、常に、高純度のものを製
造するものである。従つて、この化合物は、生物活性を
有する化合物を(高価な精製方法を用いずに)製造する
ことに使用できる。
本製造方法により製造される化合物は、様々な化合物、
たとえば、人間の様々な疾病に対して投薬される薬物の
合成における中間物質として使用される。この化合物
は、エステル化することにより、α−受容体に影響を与
えずに5HT2−受容体をブロツクすることができる選択
性の高いトランスジヒドロリセルグ酸エステルにするこ
とができる。よつて、この化合物は、循環しているセロ
トニンが、主要な原因となつている極度の病的状態、つ
まり高血圧症、神経性食欲不良、うつ病、躁病、カルシ
ノイド症候群、片頭痛、および脈管スパズム(痙攣)に
使用することが可能である。
本製造方法での出発物質として使用する化合物は公知で
あり、従来技術によつて、容易に製造されるものであ
る。9,10ジヒドロリセルグ酸も公知の化合物である。ま
た、ベンゼンスルホネート誘導体も、市販されており、
また従来技術の標準的方法で簡単に製造される(例え
ば、エドゲール(Edgell)らのJournal of the Amer
ican Chemical Society 77,4899-4902(1955)とオー
ガニツク・シンセシス(Organic Synthesis)の全集3
巻,366-367を参照)。
以下に実施例を挙げ、本発明方法をさらに詳しく説明す
る。ただし、これらの実施例は、本発明の範囲を限定す
ることを意図するものではなく、その様に解釈されるべ
きでない。
実施例1 1−(1−エチルプロピル)−6−メチルエ
ルゴリン−8−カルボン酸の合成 50mlの3頸丸底フラスコに、純度92%の9,10ジヒドロリ
セルグ酸1.0g(3.4mmol)、純度86%の粉末水酸化カリ
ウム1.03g(15.8mmol)と、DMF15mlを加えた。この混合
物の固形物が溶解するまで攪拌し、それに、P−トルエ
ンスルホン酸1−エチルプロピルエステル1.79g(7.4mm
ol)を加えた。この反応混合物を、室温で19時間攪拌し
た後、35mlの水を加えた。この反応混合物を、イオン交
換水を用いて250mlエーレンマイヤーフラスコ中に洗い
流し、さらに、塩化メチレン50mlで洗滌した。その水相
部を分離し、食塩水で飽和させ、塩化メチレンで洗浄し
た。その乳濁化した水相と2番目の有機溶媒相をまとめ
て、pH6に調整した。その後、有機溶媒相を分離し、吸
引過した。得られた固形物を塩化メチレンで洗滌し、
減圧で乾燥すると、0.66gの表題化合物を得た。高速液
体クロマトグラフイー(HPLC)の測定では、その固形物
は、純度96.8%であつた。融点=187°〜189℃。
高精度質量:理論値341.22290;実測値341.22261。
実施例2 1−(1−エチルプロピル)−6−メチルエ
ルゴリン−8−カルボン酸の合成 250mlの3頸丸底フラスコに、純度92%の9,10ジヒドロ
リセルグ酸10.0g(33.9mmol)、純度86%の粉末水酸化
カリウム10.3g(158mmol)と、75mlのDMFを入れた。固
形成分すべてが完全に溶解するまでこの混合物を攪拌し
た。次いで、P−トルエンスルホン酸1−エチルプロピ
ルエステル17.9g(73.9mmol)を加えた。この反応混合
物を室温で一夜攪拌した後、300mlのイオン交換水と混
合した。この混合物を過し、その過液が、pH約6.5
になるまで1N塩酸で調整した。次いで、生成した沈殿固
形物を吸引過により採取して、それを水で洗い、6.9g
の1−(1−エチルプロピル)−6−メチルエルゴリン
−8−カルボン酸を得た。その固形物の同定は、薄層ク
ロマトグラフイー(展開溶媒=クロロホルム:メタノー
ル:酢酸=18:6:1,(V:V:V))を用いて標準品との比較
で行なつた。実施例1および実施例2より得られた生成
物をまとめて固形物7.6gを得た。次いで、それをメタノ
ールで再結晶し、減圧下で乾燥させると2.1gの所望の生
成物を得た。HPLCを用いて、標準品と比較し測定する
と、生成物の純度は、95.6%であつた。
実施例3 (8β)−1−(シクロプロピルメチル)−
6−メチルエルゴリン−8カルボン酸の合成 50mlの3頸丸底フラスコに、純度92%の9,10−ジヒドロ
リセルグ酸1.0g(3.39mmol)、純度86%の粉末水酸化カ
リウム1.2g(18.5mmol)と15mlのDMSOを加えた。その固
形成分すべてが溶解するまで、反応混合物を攪拌し、P
−トルエンスルホン酸シクロプロピルメチルエステル1.
0g(4.43mmol)を加えた。その反応混合物を室温で22時
間攪拌し、次いで、その混合物を200mlの氷水に注ぎ込
んだ。得られた溶液を酢酸エチル50mlで洗滌し、その水
相部を氷酢酸で酸性にした。次いで、析出した固形物を
吸引過で取し、水で洗滌して、減圧で乾燥させると
表記化合物0.71gが得られた。HPLCでの測定では純度98.
4%であつた。高精度質量:理論値324.1838;実測値324.
1834。
実施例4 1−(1−メチルエチル)−6−メチルエル
ゴリン−8−カルボン酸の合成 250mlの3頸丸底フラスコに、純度92%の9,10−ジヒド
ロリセルグ酸15.0g(50.8mmol)、純度86%の粉末水酸
化カリウム18.08g(277.7mmol)と、150mlのDMSOを加え
た。この混合物を約15分間攪拌した後、P-トルエンスル
ホン酸1-メチルエチルエステル14.3g(66.8mmol)を約1
0分間にわたつて滴下し加えた。この反応混合物を、室
温で約24時間攪拌し、次いで、その混合物を750mlの氷
水に注ぎ込んだ。この混合物を150mlの酢酸エチルで洗
滌し、水相部を分離し、それを氷酢酸でpH5に調整し
た。その混合物をフリーザーで冷却後、吸引過によつ
て沈殿物を採取した。その固形物を水洗し、減圧で乾燥
させると、表記化合物12.8gを得た。2番晶として所望
の化合物0.82gを得た。HPLCでの測定によると1番晶の
純度は、99.6%で2番晶のそれは、98.8%であつた。高
精度質量:理論値312.18378;実測値312.18485。
実施例5 1−(1−エチルプロピル)−6−メチルエ
ルゴリン−8−カルボン酸の合成 500mlの3頸丸底フラスコに純度86%の粉末水酸化カリ
ウム11.72g(180.0mmol)、純度92%の9,10ジヒドロリ
セルグ酸10.0g(33.9mmol)と150mlのDMSOを入れた。こ
の混合物を室温で15分間攪拌し、P−トルエンスルホン
酸1−エチルプロピルエステル10.3g(42.6mmol)を加
えた。その後、この混合物を室温で19時間攪拌し、氷水
1000mlと混合した。この混合物を2回、それぞれ250ml
の酢酸エチルで洗滌した後、水相部のpHを氷酢酸で5に
調整した。次いで、この混合物を冷却後、析出した沈殿
固形物を吸引過により採取した。その固形物を減圧で
乾燥させて、1−(1−エチルプロピル)−6−メチル
エルゴリン−8−カルボン酸7.94gを得た。2番晶とし
て0.9gの生成物を得た。1回目の生成物の純度は、96.7
%で2回目のそれは、96%であつた。全体の収率は72.1
%であつた。生成物の同定は、標準品との比較を薄層ク
ロマトグラフイーで行つた。
実施例6 1−シクロペンチル−6−メチルエルゴリン
−8−カルボン酸の合成 500mlの3頸丸底フラスコに純度92%の9,10ジヒドロリ
セルグ酸10.0g(33.9mmol)、純度86%の粉末水酸化カ
リウム11.72g(180.0mmol)と150mlのDMSOを加えた。こ
の混合物を15分間攪拌した後、P−トルエンスルホン酸
シクロペンチルエステル10.22g(42.6mmol)を加えた。
この混合物を室温で約20時間攪拌し、P−トルエンスル
ホン酸シクロペンチルエステル3.11g(13.0mmol)を追
加した。この混合物をさらに、2時間攪拌し、次いで、
それを750mlの氷水中へ注ぎ入れた。その後、それぞれ2
00mlの酢酸エチルで2回洗滌し、水相部のpHを氷酢酸を
用いて、約5まで下げた。この混合物を冷却後、析出し
た沈殿固形物を吸引過により採取した。この固形物を
水で洗滌し、減圧下で乾燥させて、表題化合物10.05gを
得た。その純度は96.3%で、収率は85.2%であつた。高
精度質量:理論値339.20725実測値339.20633。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式(I): (式中、R1はC3−C8アルキル、−CH2C2−C4アルケニ
    ル、プロパルギル、C3−C8シクロアルキルまたは、C1
    C5アルキル置換C3−C8シクロアルキルを表わす) で示される化合物の製造方法であつて、式(II): で示される化合物を、式(III) (式中、R1は上記の定義と同意義、R2は水素、臭素、メ
    チルまたはニトロを表わす) で示される置換ベンゼンスルホネートと、塩基の存在下
    で反応させることから成る方法。
  2. 【請求項2】塩基が水酸化カリウムである第1項記載の
    方法。
  3. 【請求項3】R1がC3−C8アルキルである第1項または第
    2項に記載の方法。
  4. 【請求項4】R1がイソプロピルである第1項〜第3項の
    いずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】R2がメチルである第1項〜第4項のいずれ
    かに記載の方法。
JP61234255A 1985-10-01 1986-09-30 ジヒドロリセルグ酸のn−アルキル化法 Expired - Lifetime JPH0670049B2 (ja)

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