JPH0669681B2 - 木材回転切削用刃物 - Google Patents

木材回転切削用刃物

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JPH0669681B2
JPH0669681B2 JP7588989A JP7588989A JPH0669681B2 JP H0669681 B2 JPH0669681 B2 JP H0669681B2 JP 7588989 A JP7588989 A JP 7588989A JP 7588989 A JP7588989 A JP 7588989A JP H0669681 B2 JPH0669681 B2 JP H0669681B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、木材加工の分野において、鉋盤,モルダー,
電気鉋等の機械に装着し回転切削により平面削り及び形
状加工を行うに好適な刃物に関する。
従来の技術 鉄鋼切削工具の分野で超硬合金及び高速度鋼の刃物母材
にチタンの窒化物ないし炭化物をコーテイングする技術
で成果を上げているPVD法、特にその中でイオンプレー
テイングと総称される方法は、無公害であり、かつ量産
性に優れていることのほか、300℃〜500℃の処理温度で
密着強さの良好なコーテイングが得られるという特徴が
ある。またこの事は超硬合金のほか焼戻温度が数百度以
上である高速度鋼及び高クロム合金工具鋼等の工具鋼を
母材として刃物製造の最終工程にこの処理を適用できる
利点となっている。
このような利点のあるPVD法を木材、及び木質系材料の
切削に応用しようとする研究は、従来行われているが、
いずれも金属切削工具の分野で利用されている技術をそ
のまま利用しようとしたもので十分な成果を得ていな
い。このような従来のコーテイング技術を木材切削の分
野へ応用することの難しさを示すものとして、下記の報
告を挙げることができる。
(1)Saw tips with self−sharpening characteris tic
s,Eber Kirbachほか、第8回Wood machining Seminar抄
報「木材工業」'86.4.P40 この報告では超硬合金チップ材丸鋸刃での木材の鋸断に
おいて超硬合金チップを母材とし、すくい面にAl2O3−T
iC(CVD法)被覆を行い、自己研磨特性が得られるとい
う結果を示している。しかしこの自己研磨特性はまだ実
用的には不満足なものであること、母材とコーテイング
層の摩耗速度がもっともよく同期するような母材を使う
べきであることも指摘している。
(2)「Performance of TiN−coated tools in wood cut
ting」M.S.sulonen,Surface and Coatings Technology
33C'87 P141〜151 この報告では、超硬合金と高速度鋼へのTiNコーテイン
グについて延べている。超硬合金チップにTiN(イオン
プレーテイング法)0.7〜1.0μmのコーテイングを行
い、ハードボードの切断では、すくい面摩耗を50%減少
させたが、パーテイクルボード,ペーパボード及び合板
の切断においては、コーテイングの影響がなかったと
し、また同様のコーテイングをした高速度鋼製カッター
でスプルースを切削した結果では、無処理刃物と比較し
てすくい面摩耗を約20%減少させたとしているが、いず
れもあまり効果はあがっていない。
(3)「TiNコーテッド高速度鋼ビットの摩耗特性」 番匠谷薫ほか、第38回日本木材学会大会研究発表要旨集
(1988) この報告ではだぼ穴あけ用センタ,けづめ付高速度鋼製
ビット表面にTiN(イオンプレーテイング)約2μmの
コーテイングを行いメラビ,スプルース,セミハードボ
ード及び合板に穴あけ加工した結果、無処理ビットに比
べ顕著な摩耗進行の差は認められないとし、木工ビット
では金属切削の分野におけるような好結果は得られなか
ったとしている。
発明が解決しようとする課題 木材切削分野においても、無人,自動運転及び高精度,
高稼働率の加工が追求されており、刃物は高速度鋼製か
ら超硬合金製へ、また再研磨型からスローアウエイ替刃
方式へ移行しつつあり、生産額に占める刃物コストの比
率を抑制することが課題である。また鉄鋼切削工具,鋼
板剪断工具,製紙用スリッタナイフ等等に利用されて効
果を挙げているPVD法を木材切削刃物に有効に利用する
には、この用途に適するコーテイング技術を見出すこと
が課題である。
本発明は従来の技術の有する上述の課題を解決すべくな
されたもので、量産性よくコスト高とならず広範囲な木
材切削分野で高性能,高寿命の木材回転切削用刃物を提
供しようとするものである。
課題を解決するための手段 上述の目的を達成するために本発明は、高速度鋼,高ク
ロム合金工具鋼等の工具鋼及び超硬合金のいずれかを刃
物母材とする木材回転切削用刃物において、逃げ面又は
すくい面のいずれか一面が少なくともCrNかCr2NかCrN
とCr2Nの混合からなるクロム窒化物層を含みその層が
0.5〜6.0μm厚にコーテイングされているものである。
実施例 先ず課題解決の経過をのべる。刃物の逃げ面に硬質クロ
ム鍍金や溶融塩法による炭化バナジュウム等のコーテイ
ングを施すことにより、すくい面が選択的に摩耗し、鋭
利な刃先が再生する自己研磨特性が生じ、美麗な切削面
が長寿命に得られることに成功した(日本木材加工技術
協会第5回年次大会講演要旨集)。しかしながら溶融塩
法は800℃〜1000℃の高温で処理するのでその後に焼入
れ,焼戻しを行う必要があること及び歪が発生しやすい
など量産上の難点がある。また硬質クロム鍍金は均一電
着性が劣るものであるから、刃物全長に均一な膜厚を得
る為には刃物形状に合わせて電流密度分布の均一化を行
う必要があり、必ずしも生産性がよくないという問題が
ある。また硬質クロム鍍金は耐摩耗性の高い高速度鋼ま
たは耐摩耗性及び耐蝕性の高い高クロム合金工具鋼を母
材とした場合、毎分数十m以下の切削速度である平削り
においてはコーテイングしない面の摩耗がコーテイング
層より先行する自己研磨特性が現れる摩耗抑制効果に一
応の成果を示したが、毎分1000〜3000mの切削速度とな
る回転切削においては摩耗抑制効果が不十分であるとい
う限界があった。
さらに研究の結果、高速度鋼を母材として種々のPVD法
により逃げ面にTiNまたはTiCを2〜3μmの厚さにコー
テイングした刃物で、代表的な実用樹種であるスプルー
スを切削してみたが、摩耗抑制効果は認められないか、
または僅かの効果しかなく、いずれにしても表面処理コ
ストに見合う性能向上が得られないことが判明した。
このような立場から更に高速度鋼,高クロム合金工具鋼
及び超硬合金を母材として種々研究を行った。PVD法で
可能なコーテイング物質として先ずバナジュウム窒化物
VN及びジルコニウム窒化物ZrNを供試刃物の逃げ面にコ
ーテイングしコーテイング面をX線回折法で調べた。第
2図−a及び第2図−bに示すようにZrNは特に明瞭
に、またVNも概ね明瞭に回折ピークが現れていることか
ら、それぞれ所望の物質がコーテイングされていること
を確認して切削した結果、この二つの物質はTiN及びTiC
と同様、摩耗抑制効果は殆ど認められなかった。さらに
発明者らは真空槽内で抵抗加熱によりるつぼ中のクロム
を蒸発させこれを熱フイラメントでイオン化しかつ反応
ガスとしてN2を導入し負電圧を印加したSKH51を母材と
する刃物の逃げ面にクロム窒化物をコーテイングし、コ
ーテイング面をX線回折法で調べた。尚このコーテイン
グ法は熱電子活性化イオンプレーテイング法の一種であ
る。第2図−c,第2図−dに示すように、CrN,Cr2Nの
明瞭な回折ピークが現れていることからそれぞれ所望の
物質がコーテイングされていることを確認してスプルー
スを回転切削した結果、第1図−aに示す形に刃先が摩
耗し、クロム窒化物の良好な摩耗抑制効果が確認でき
た。
高い硬度を有するTiの窒化物ないし炭化物,バナジュウ
ム窒化物及びジルコニウムの窒化物に対してむしろ硬度
の低いクロム窒化物が木材切削において有効であること
が研究の結果判明した。このように効果が判然と異なる
理由は、木材の切削では機械的な摩耗作用が軽微であ
り、これに対して腐蝕及び酸化等の化学的反応により刃
先表面層が変質することが摩耗進行に大きく関与してお
り、このため硬さのみでなく、耐蝕性及び耐酸化性等、
化学的安定性が摩耗抑制上必要なのである。またクロム
は鉄鋼及び超硬合金に対する添加元素として耐蝕性及び
耐酸化性を付与する効果が大きい元素の特性が有利に作
用することが判明した。
このような知見を得て窒化クロムの利用の仕方について
さらに種々研究を重ね以下の結果を得た。なお各種窒化
物のミクロ硬さとして一般に知られている値を表1
(「表面改質技術の動向」熱処理vol27−5号による)
に参考的に示す。
(1)コーテイング法とクロム窒化物の形態 上述の熱電子活性化イオンプレーテイング法のほか、ク
ロムの蒸発,イオン化をホーロー・カソードガンで行う
HCD法及びクロムをアーク放電により蒸発イオン化する
アーク放電イオンプレーテイング法の3つの方法でクロ
ム窒化物をそれぞれコーテイングした刃物で切削テスト
した結果、いずれの方法による刃物もコーテイング層の
密着強さは十分であり、剥離することはなく、かつコー
テイング面をX線回折で調べた時、第2図−c〜iの回
折パターンを示すものは、良好な摩耗抑制効果を示し
た。
なおアーク放電イオンプレーテイング法としては、カソ
ード・アークプラズマ蒸着プロセス(VADTEC SYSTEM,IN
C社)及びイオンボンドコーテイングプロセス(日本マ
ルチアーク社)の二つをおこなった。本件明細書ではこ
れらも含めてイオンプレーテイングと総称したい。
なお第2図−c〜iの各サンプル記号をそれぞれCr−N
−1〜Cr−N−7として表2に各ピークの面間隔dの実
測値を示した。各サンプルの母材はCr−N−1〜6はSK
H51,Cr−N−7は高クロム合金工具鋼(W,Mo,Vを含有す
る8.5%Cr鋼)である。表2には母材(SKH51)のみ及び
VN及びZrNの上述したサンプルの回折図中のピーク値も
並記した。クロムはX線を比較的透過しやすい元素であ
るので、1.5〜2.5μmの膜厚である各物質のX線回折に
おいては、母材,焼戻マルテンサイト(α−Fe),及び
VC等の一次炭化物の回折ピークが現れているものがあ
る。本件X線回折はCu−α1線によるもので1〜5回の
積算回折を行い、バックグラウンド除去,スムーシング
等の図形処理を施したものである。積算回折のリピート
数を第2図の各図中に示した。
第2図及び表2のX線回折の状態よりCr−N系でCrNま
たはCr2Nのいずれか一つ、またはCrNとCr2Nの混合物
のいずれでも摩耗抑制効果を有することが確認された。
またCrNでは(200)面または(220)面,Cr2Nでは(11
1)面の回折ピークが最も強く現れていることがそれぞ
れ特徴であるので、これらの回折ピークでもってCr−N
系で有効なコーテイング物質とみなす物質の構成元素比
及び結晶状態を確認できた。
刃物母材としては、ここに挙げた高速度鋼及び高クロム
合金工具鋼のほか、合金工具鋼及び炭素工具鋼を用いる
ことが可能である。つまりこれらの工具鋼は高速度鋼や
高クロム合金工具鋼にくらべ耐摩耗,耐蝕性が劣るので
木材切削におけるクロム窒化物の摩耗抑制効果が相対的
に強く現れることは自明である。これらの安価な工具鋼
は200℃〜300℃の焼戻温度が適するが、PVD法によれば
この温度を大きく越えることなく従って大幅な硬度低下
を生じることなくクロム窒化物のコーテイングが可能で
ある。
(2) (a)刃物の逃げ面のみに窒化クロムをコーテイングす
ると、木材の切削において第1図−aのようにすくい面
の摩耗が先行し、鋭利な刃先が再生される自己研磨特性
が得られる。第1図−bのコーテイングなしの刃物では
自己研磨特性が現れず、また第1図−cのZrNを逃げ面
にコーテイングを行った刃物では摩耗抑制効果が認めら
れない。
なお第1図−a,b,cは、 ・刃物:SKH51 すくい角30° 刃角50°逃げ角10° ・刃数:1 ・被切削材:スプルース ・切削速度:1963m/min(刃先円直径φ125,回転数5000
r.p.m.) ・送材速度:5.0m/min ・切削深さ:0.8mm の条件で回転鉋切削した結果であり、 第1図−bはコーテイングなし、第1図−aはCrN(膜
厚2.0μm)、第1図−cはZrN(膜厚2.5μm)をそれ
ぞれ逃げ面にコーテイングしたものである。なおそれぞ
れの切削材長は図に示した。
第1図b及びcとaとを対照して明らかなように窒化ク
ロムのコーテイングにより、刃先後退量が減少するとと
もに、刃先先端の丸味が極少に保たれ、かつすくい面は
刃先から相当範囲が元のすくい面にほぼ平行に維持され
る。
形状加工刃物は継手,接合加工等を行う接合用カッター
〔フインガカッター(第4図)横はぎカッター・ほぞ取
カッター等〕家具等の成型加工を行う面取カッター及び
丸棒削りカッター(第5図)等があるが、これらは加工
すべき形状に合わせて外周方向に形状を成形した刃物で
すくい面を再研磨する形で一般に使用されている。これ
らに共通する問題として第4図ハのような側面逃げ角δ
を大きくつけるとすくい面再研磨時に形状変化が大きい
のでδを大きくすることができない。従って従来切削立
上がり部で逃げ面摩耗が起こり、第6図イに示す摩耗形
状となる。即ち側面逃げ角が負となっているので切削面
との摩擦が強くなり、切削材にヤケ,コゲを生じた。ク
ロム窒化物のコーテイングを逃げ面に施すことにより第
6図ロに示すような摩耗形態を示す。即ち側面部のふく
らみを生ずることなく、逃げ角が維持される形になる。
これにより切削材にヤケ,コゲを発生しにくくなる。
(b)刃物のすくい面に窒化クロムをコーテイングする
ことにより第3図−a,b,dの結果を得た。
なお切削条件は第1図と同じであり 第3図−a母材:SKH51CrN(膜厚2.0μm)、第3図−b
母材:8.5%Cr合金工具鋼CrN(膜厚2.0μm)、第3図−
d母材:超硬合金(JIS K30)CrN(膜厚2.0μm)それ
ぞれすくい面にCrNをコーテイングした。第3図−c超
硬合金(JIS K30)コーテイングなしである。なおそれ
ぞれの切削材長を図に示した。
第3図−aを第1図−b対照すること及び第3図−dを
第3図−cと対照にすることにより明らかなように、す
くい面に窒化クロムをコーテイングすると刃先後退量が
減少するとともにその結果、逃げ面が切削面との摩擦の
繰り返しにより十分に摩耗し、逃げ面側に形成される摩
耗面は刃先円弧の接線にほぼ平行に維持される。
ところで、一般に回転鉋切削においては、鉋胴に複数の
刃物(2〜4枚)を送置するので、この刃先高さをそろ
える方法として、鉋盤上で鉋胴を回転させつつ、刃先に
ラップ砥石を軽く当てることがおこなわれている。この
刃先そろえ方法をホーニングと称しているが、これによ
って刃先逃げ面は、刃先から相当範囲にわたって刃先円
弧と同じ面に形成される。この範囲が50μm〜100μm
以下なら実用上支障ないことは周知であって、この事に
てらして第3図−a,b及びdのように逃げ面が刃先円弧
の外へふくらむことなく、刃先円弧の接線にほぼ平行な
形に摩耗すれば良好な切削状況が保たれる。このように
逃げ面が摩耗するとともに、すくい面はコーテイング層
により、ほぼ元のすくい面のまま維持される。
上記したように逃げ面、又はすくい面のいずれか一面の
みに窒化クロムをコーテイングすることが重要であって
両面にコーテイング層があると、片面が優先的に摩耗す
るという現象がおきないので鋭利な刃先が維持されな
い。従って一方の面には刃先先端まで所定厚さのコーテ
イング層があり他の面には刃先先端から内部までコーテ
イング層がついていないようにする必要がある。コーテ
イング層をこのようにする為には、コーテイング後いず
れか一面を刃付研磨してもよいし、または刃物製造工程
上の都合により、刃付研磨後にコーテイングする必要が
ある場合には、コーテイング時の治具に刃物を取付ける
際、コーテイングしたくない面(非コーテイング面)を
クロム蒸発源に対してかげになるように配置すること、
及び治具面と非コーテイング面とのスキマを小さくする
ことにより良好な片面コーテイングが得られる。なお非
コーテイング面に若干の回りこみが生じてもその膜厚が
コーテイング面側の数分の1以下であれば実用上支障が
ない。PVD法によるコーテイングでは、湿式クロム鍍金
やCVD法にみられるようなかげ、及び細い隙間等へのま
わりこみが殆どないので非コーテイング面は格別のマス
キングを行う必要がなく、特にスローアウエイ替刃を量
産的にコーテイングすることが容易である。
(3)コーテイング膜の厚さ クロム窒化物の膜厚0.5μm以下では良好な摩耗抑制効
果は認められなかった。他方、膜厚が6μm以上とする
と、コーテイング所要時間が長くなるばかりでなく、コ
ーテイング層内の内部応力によりクラックが発生しやす
く、層の欠損が生じる結果、切れ味が損なわれ却って摩
耗抑制効果が悪くなる。このような理由により木材切削
用刃物へのクロム窒化物のコーテイング膜厚は0.5〜6
μmとすることが必要である。なお摩耗抑制効果と切れ
味の兼ね合いが良く最も良好な膜厚範囲は1.0〜3.5μm
である。
『JIS K30超硬合金を母材としてすくい面にCrNコーテイ
ングした刃物の切削面』 第7図−aは第3図−d、第7図−bは第3図−cの状
態の刃物で、それぞれ同一木取りのスプルース板目面を
逆目切削した時の切削面粗さである。粗さ測定は年輪を
横切るように走査しているので、第7図−bでは全体に
粗さが大きいほか春材部の逆目ぼれが大きいことが分か
る。これに対して第7図−aはまだ切削面粗さが小さ
く、良好な切削面である。このことから実用超硬合金を
母材とした場合もCrNコーテイングが良好な摩耗抑制効
果を有することが確認された。第7図−bの切削面粗さ
を寿命限界とした場合、コーテイング刃物の寿命比は2.
5であった。
『SKH51を母材としてすくい面、または逃げ面にCrNコー
テイングした刃物の実用テスト』 SKH51を母材として実開昭61−122804号のかんな胴に装
着するスローアウエイ替刃のすくい面、又は逃げ面にCr
Nを膜厚2〜2.5μmにイオンプレーテイング法でコーテ
イングしたものの実用切削テスト条件と結果を第3表に
示した。テスト記号A,B,Cは、逃げ面コーテイングした
スローアウエイ替刃のもので、替刃は刃付研磨後、コー
テイングした。テスト記号D,Eはコーテイングをすくい
面主体に行った後、逃げ面を刃付研磨した。表中、寿命
比はSKH51製コーテイングなしの従来のスローアウエイ
替刃に対する寿命比である。表3中の刃先摩耗形状は、
各テストの寿命時の刃先状態の代表的なものである。寿
命判定はいずれも切削面の荒れを目安として行われてお
り図示したような摩耗の進行のほか、むしろ刃こぼれが
増加,拡大して逆目ぼれが大きくなって寿命となってい
る。いずれにしても3倍ないし4倍の寿命比となってお
り、一般に木材切削の用途では、高速度鋼と超硬合金と
の寿命比は1:2.5〜5倍の範囲なので、クロム窒化物の
コーテイングによって高速度鋼を母材として超硬合金に
匹敵する寿命が得られることが確認できた。
なお、刃先形状をしめす第1図,第3図並びに表3の図
は全て上面側がすくい面として図示されたものである。
『木材切削におけるクロム窒化物の摩耗抑制効果をさら
に完全にし、また実用的なものとする為の方法として』 (1)母材と窒化クロム層の密着応力を緩和するには両者
の熱膨張係数の中間の熱膨張係数を有する物質をコーテ
イング下地として薄く施す、例えばSKH51を母材としCrN
をコーテイングする場合、TiNやCrが下地物質として適
する。
物質 熱膨張係数 鉄鋼 11.5〜12×10-6 CrN 2.3×10-6 Cr 8.4×10-6 TiN 9.4×10-6 (2)CrNまたはCr2Nの粒成長を抑制してコーテイング層
の強度を上げるにはCrNまたはCr2Nを薄く交互に積層し
て所要厚みとする。またCrNとCrCN(クロム炭窒化物)
とを積層してもよい。このような積層コーテイングはイ
オンプレーテイング法でコーテイング中N2ガス流量を加
減したり、N2ガスとCH4ガスとを交互に流すことで容易
に可能である。CrCNはCrNと同じ程度の硬さを有し、か
つCr元素に固有の耐蝕,耐酸化性を備えるのでCrNまた
はCr2Nと積層しても木材切削用刃物の摩耗抑制効果は
損なわれない。なおこの事から判るようにCrN又はCr2
のNを、CよりもNが多い範囲で、部分的にCに置き換
えても摩耗抑制効果は変わらない。この場合の物質の表
記は慣例上Cr(C,N)又はCr2(C,N)となるが、結晶形
はCrN又はCr2Nであり、X線回折のパターンは第2図c
〜iに示したものと殆ど変わらない。従って本明細書で
いうCrN及びCr2NはそのNを部分的にCに置き換えたも
のを含む。
(3)コーテイングを施した刃物であることを一目瞭然と
するには、例えば再研磨タイプの鉋刃のすくい面にクロ
ム窒化物(灰色)をコーテイングしたもので使用者が逃
げ面を再研磨する際、従来よく行われるようなすくい面
ラップ研磨も不用意に行ってしまわないようコーテイン
グ層の最表面にTiN(黄金色),ZrN(黄色)等、有色性
のコーテイングを施す。なお超硬合金むく製の刃物です
くい面か、逃げ面のいずれか一面を研磨刃付けできる場
合には、例えば超硬合金むく製の再研磨型刃物は、CVD
法によってクロム窒化物をコーテイングすることも可能
であるがCVD法では、チタン,クロム等のメタル成分も
気体で供給されるので、導入ガスをかえることでこのよ
うな異種金属の窒化物を容易に積層できる利点がある。
(4)一面をマスキングするには、例えば前記した実開昭
61−122804号のかんな胴に用いるスローアウエイ替刃の
すくい面にクロム窒化物をコーテイングする場合、円筒
状の治具及び平坦面の治具にそのまま替刃を取りつける
と逃げ面と治具面との間に替刃厚さ(1〜2mm)分の隙
間ができるので、逃げ面へもコーテイング層が形成され
る。この隙間を小さくし、逃げ面へのコーテイングを防
止することは治具に形状加工を行えば可能であるが、別
の方法としてコーテイングの前に主に逃げ面にマスキン
グ物質をつけそのあとすくい面を刃付研磨して、所定の
コーテイングを行う。マスキング物質としては母材が高
速度鋼又は高クロム合金工具鋼等の工具鋼である場合は
アルカリ酸化法(黒染め)により酸化鉄被膜、母材が超
硬合金である時は、CVD法によりAl2O3等である。
効果 上述のように構成したので、本発明は以下の効果を奏す
る。
クロム窒化物層を含むため、鉄鋼及び超硬合金に対し耐
蝕性及び耐酸化性を付与する添加元素の特性が有利に作
用し木材に含まれる成分による腐蝕,酸化等の化学反応
による刃先表面層の変質を少なくする。
そしてクロム窒化物は、この様な耐蝕,耐酸化性と適度
の硬さを有するので、木材を回転切削した時、良好な摩
耗抑制効果を示し、かつコーテイングを膜厚0.5μm〜
6μmで片面のみに行うので、摩耗はコーテイング面に
比べて非コーテイング面が先行するとともにコーテイン
グ面側は摩耗が抑制されて刃先の丸味が極小に保たれ
る。従って、例えば高速度鋼等を母材として逃げ面また
はすくい面のいずれにコーテイングしても切削面の毛羽
立ち,逆目ぼれ,目違い等のない美麗な切削面に仕上げ
られる切れ味の持続時間が超硬合金に匹敵する長寿命と
なるとともにコーテイング費用を含めても超硬合金の約
1/2のコストとなり且貴重な資源の節約ができる。ま
た切削動力や切削騒音を低くすることができる。また実
用超硬合金を母材としてもクロム窒化物の摩耗抑制効果
が大きいのでより長寿命化が可能になった。
【図面の簡単な説明】 第1図−aはSKH51を母材として逃げ面にクロム窒化物
をコーテイングしたもの,bはコーテイングなし,cはSKH5
1を母材として逃げ面にZrNをコーテイングしたものの切
削後の断面図、第2図−c,d,e,f,g,h,iはクロム窒化物
aはZrN,bはVN,jは刃物母材(SHK51)のコーテイング面
のX線回折強度を示す図、第3図−aはSKH51を母材と
してすくい面にクロム窒化物をコーテイングしたもの、
同bは高クロム合金工具鋼を母材としてクロム窒化物を
すくい面にコーテイングしたもの、同cは超硬合金を母
材としてコーテイングなしのもの、同dは超硬合金を母
材としてクロム窒化物をすくい面コーテイングしたもの
の切削後の断面図、第4図イはフインガカッタの側面
図、ロはすくい面側からの視図、ハはロのA−A線断面
図、第5図イは丸棒削りカッタの側面図、ロはすくい面
側からの視図、ハはロのB−B線断面図、第6図イは第
4図ハの逃げ面にコーテイングなしの摩耗説明図、ロは
同クロム窒化物を逃げ面にコーテイングしたものの摩耗
説明図、第7図−aは第3図−dの状態,同bは第3図
−cの状態の刃物で切削した面粗さを示す図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高速度鋼,高クロム合金工具鋼等の工具鋼
    及び超硬合金のいずれかを刃物母材とする木材回転切削
    用刃物において、逃げ面又はすくい面のいずれか一面が
    少なくともCrNかCr2Nか又はCrNとCr2Nの混合からなる
    クロム窒化物層を含みその層が0.5〜6.0μm厚にコーテ
    イングされていることを特徴とする木材回転切削用刃
    物。
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