JPH0669642B2 - ワークの表裏加工装置 - Google Patents

ワークの表裏加工装置

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JPH0669642B2
JPH0669642B2 JP25167189A JP25167189A JPH0669642B2 JP H0669642 B2 JPH0669642 B2 JP H0669642B2 JP 25167189 A JP25167189 A JP 25167189A JP 25167189 A JP25167189 A JP 25167189A JP H0669642 B2 JPH0669642 B2 JP H0669642B2
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龍男 山根
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Seibu Electric and Machinery Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、バー材ワークを加工して所定長さの部品を製
作する際に、ワークの表裏を順番に加工する装置に関す
る。
(従来の技術) バー材ワークを加工して切断し所定長さの部品を製作す
る際に、従来は2台の旋盤を使用し、2つの旋盤間にワ
ーク自動搬送機を設けて行っていた。具体的には、まず
バーフィーダ付旋盤でワークの表部分を加工し、所定長
さに切り落とし、切り落としたワークの姿勢を崩さない
ように搬送し、ワークを180゜回転させて次の旋盤にセ
ットし、ワークの裏部分の加工をするという方法をとっ
ていた。
しかし従来の加工装置及び方法には次に述べるような欠
点があり、実際の作業時の問題となっていた。
第1に、ワークの形状についてワークの直径をDとし長
さをLとしたときL/D<1ならばワークはシュートで転
がすことができるのであるが、L/D>1ならばシュート
ではこじりが生じて転がりにくくなるので搬送機を変え
なければならなかった。
第2に、ワークの姿勢を崩さずに搬送しなければならな
いので搬送機がコンベヤ搬送機に限定されれしまう。
第3に、2台の旋盤を使用するので2台の旋盤の加工サ
イクルを合わせるのが困難である。高精度の加工は1台
の旋盤ですませることが多いので、その1台の旋盤の加
工時間の方がどうしても長くかかり、他の旋盤の加工サ
イクルと合わなくなっていた。
第4に、段取替えの際に多くの手間を必要とするので多
種少量のワーク加工への対応を行うのが容易ではない。
第5に、ワークの姿勢を変えずにワークを把持しなけれ
ばならないので、旋盤の主軸と共に回転しているワーク
を把持する必要があった。このため主軸と同期回転する
ような把持具を設けなければならず、把持具の構造は複
雑なものとなっていた。
(発明が解決しようとする課題) 本発明が解決しようとする課題は、従来のワークの表裏
加工装置に改良を加え、外形がコンパクトで構造もシン
プルで、加工作業を滞りなく円滑に行うことができ、作
業コストが低く、多種少量ワークの加工への対応も容易
に行うことが可能な表裏加工装置を提供することにあ
る。
(課題題点を解決するための手段) かかる課題を解決した本発明の要旨は、 1)ワークをチャッキングして回転させる複数の主軸を
工作機械の主軸台に設け、同主軸台に相対する前後・左
右方向可動な刃物台にワーク保持具及び加工用刃具を設
け、1つの主軸と同刃物台との間に前後・上下方向可動
で回動自在なアームを有するワーク搬送機を設け、同主
軸に隣接する他の主軸と同刃物台との間に前後・上下方
向可動なアームを有する別のワーク搬送機を設けたこと
を特徴とするワークの表裏加工装置 2)ワーク搬送機のアームの先端付近に所定長さのワー
ク支持軸を水平に設けたことを特徴とする請求項1記載
のワークの表裏加工装置 3)刃物台のワーク保持具の上面に溝を設け、所定形状
の切欠部を有する摺動板を同ワーク保持具の前面に摺動
自在に設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のワ
ーク表裏加工装置にある。
(作用) 本発明では、旋盤等の工作機械の主軸台に設けた2台の
主軸のうちの一方の主軸の後方からバー材ワークを供給
し、同バー材ワークの表側を刃物台の加工用刃具で加工
した後、ワーク搬送機のアームで支持しながら所定長さ
に切断する。切断した同ワークは同アームと共に180゜
旋回した後刃物台のワーク保持具の上に載置される。同
ワーク保持具は同ワークを載置したまま同刃物台と共に
水平に移動し、隣接する他方の主軸の前方の位置まで来
た後、同ワーク保持具は同主軸に向かって移動し、載置
している同ワークを同主軸にチャッキングさせる。そし
て同刃物台の加工用刃具で同ワークの裏側を加工して全
加工工程を終了した後、前出とは別のワーク搬送機のア
ームで同ワークを支持しながら同主軸から同ワークを取
りはずし、同アームで同ワークを搬送して同工作機械外
へ排出するようになっている。
本発明では、ワーク搬送機のアームの先端付近にワーク
支持軸を水平に設けたものもある。これは主軸にチャッ
キングしているワークに水平な穴がある場合、同ワーク
支軸を同穴に差し込んで支持できるようにしたものであ
り、同ワークが回転中であっても容易に支持することが
でき、また同ワークの姿勢を崩すことなく搬送すること
ができるようになっている。
本発明では、刃物台のワーク保持具の上面に溝を設け、
同ワーク保持具の前面に摺動自在の摺動板を設けたもの
もある。同ワーク保持具の上面の同溝はワークを装置す
る際の同ワークの転がりを防止するためのものである。
前出のワーク搬送機のアームの先端部のワーク支持軸で
支持し搬送してきたワークを同ワーク保持具の上面の同
溝に載置した後、同ワークから同ワーク支持軸を抜くと
きに、同ワーク保持具の前面の摺動板は使用するもので
ある。同摺動板が下方に下がった状態の同ワーク保持具
の上面の同溝に同ワーク支持軸で支持した同ワークが載
置されると同摺動板は上方へスライドし、同アームと同
ワークとの間にセットされる。このとき、同ワーク支持
軸と同摺動板とが接触しないように同摺動板の上部には
谷間状の切欠部を設けている。同摺動板が上方にスライ
ドした状態で同ワーク保持具が刃物台と共に後方へ移動
すると同摺動板がストッパーの役目をして同ワークを同
ワーク支持軸から抜きとるようになっている。同ワーク
の抜きとりが終わると同摺動板は下方へスライドして同
ワークの他方の主軸へのチャッキングを妨げないように
なっている。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は実施例の一部切欠平面図、第2図は同一部切欠
正面図、第3図は同説明図、第4図は同一部切欠側面
図、第5図は同ワーク保持具の平面図、第6図は同ワー
ク保持具の側面図、第7図は同ワーク保持具の正面図、
第8,9図は同ワーク保持具の説明図である。
第10図は他の実施例の一部切欠側面図である。
本実施例では、第1チャック(1)と第2チャック
(2)の2つのチャックを工作機械の主軸台(3)に設
け、主軸台(3)に相対する前後・左右方向可動な刃物
台(4)にワーク保持具(5)及び加工用刃具(6)を
設け、第1チャック(1)と刃物台(4)との間に前後
・上下方向可動で回動自在なアーム(7)を有するワー
ク搬送機(8)を設け、第2チャック(2)と刃物台
(4)との間に前後・上下方向可動なアーム(9)を有
するワーク搬送機(10)を設けている。
ワーク搬送機(8),(10)のアーム(7),(9)の
先端にはワーク支持軸(11)を水平に設けている。
刃物台(4)のワーク保持具(5)の上面にはV字状の
溝(12)を設け、同様にV字状の切欠部(13)を有する
摺動板(14)をワーク保持具(5)の前面に設け、エア
シリンダー(15)で上下に摺動させるようになってい
る。
本実施例では、第1チャック(1)の後方からバー材ワ
ーク(16)を供給し、バー材ワーク(16)の表側を刃物
台(4)の各種の加工用刃具(6)で加工した後、ワー
ク搬送機(8)のアーム(7)先端のワーク支持軸(1
1)で支持しながら所定長さに切断する。切断したワー
ク(17)はアーム(7)と共に180゜旋回した後、刃物
台(4)のワーク保持具(5)の上に載置される。ワー
ク保持具(5)はワーク(17)を載置したまま刃物台
(6)と共に水平に移動し、第2チャック(2)の前方
の位置まで来た後、ワーク保持具は第2主軸(2)に向
かって移動し、エアシリンダー(18)で作動するプッシ
ャー(19)によって載置しているワーク(17)を第2チ
ャック(2)に押し込みチャッキングさせる。そして刃
物台(4)の加工用刃具(6)でワーク(17)の裏側を
加工して全加工工程を終了した後、ワーク搬送機(10)
のアーム(9)でワーク(17)を支持しながら第2チャ
ック(2)からワーク(17)を取りはずし、アーム
(9)で搬送し工作機械外へ排出するようになってい
る。
ワーク搬送機(8)のアーム(7)を作動させるために
は、上下用エアシリンダー(20),前後用エアシリンダ
ー(21),及び180゜反転用エアシリンダー(22)を設
けている。
ワーク搬送機(10)のアーム(9)を作動させるために
は、上下用エアシリンダー(20)及び前後用エアシリン
ダー(21)を設けている。
アーム(7),(9)の先端のワーク支持軸(11)はワ
ーク(16),(17)に穴(23)がある場合、ワーク支持
軸(11)を穴(23)に差し込んで支持できるようにした
ものであり、ワーク(16),(17)が回転中であっても
容易に支持することができ、ワーク(16),(17)の姿
勢を崩すことなく搬送することができるようになってい
る。
ワーク保持具(5)の上面の溝(12)はワーク(17)を
載置する際のワーク(17)の転がりを防止するためのも
のである。ワーク搬送機(8)のアーム(7)先端のワ
ーク支持軸(11)で支持し搬送してきたワーク(17)を
ワーク保持具(5)の上面の溝(12)に載置した後ワー
ク(17)からワーク支持軸(11)を抜くとき、ワーク保
持具(5)の前面の摺動板(14)を使用するようになっ
ている。摺動板(14)が下方に下がった状態のワーク保
持具(5)の上面の溝(12)にワーク支持軸(11)で支
持したワーク(17)が載置されると摺動板(14)は上方
へスライドしアーム(7)とワーク(17)との間にセッ
トされる。このときワーク支持軸(11)と摺動板(14)
とが接触しないように摺動板(14)の上部にはV字状の
切欠部(13)を設けている。摺動板(14)が上方にスラ
イドした状態でワーク保持具(5)が刃物台(4)と共
に後方へ移動すると摺動板(14)がストッパーの役目を
してワーク(17)をワーク支持軸(11)から抜きとるよ
うになっている。ワーク(17)の抜きとりが終わると摺
動板(14)は下方へスライドしてワーク(17)の第2チ
ャック(2)へのチャッキングを妨げないようになって
いる。
第10図は他の実施例を示すものであり、穴のないワーク
(24)を把持して搬送する場合のワーク搬送機のアーム
(25)の先端のワーク支持具(26)である。ワーク支持
部(26)はワーク(24)を外側から把持するようになっ
ており、ワーク(24)を押し出すためのエアー供給管
(27)を備えている。
以上の様に本実施例においては、従来の2台の旋盤によ
る加工装置に比べるとコンパクトなものとなっており、
ワーク搬送機等の構造もシンプルであり、多種類のワー
クに対応できるようになっている。また加工サイクルを
合わせるのも容易であり、加工作業をスムーズに行える
ので作業コストを低くすることもできる。
(発明の効果) 本発明により、外形がコンパクトで構造もシンプルで、
加工作業を滞りなく円滑に行うことができ、作業コスト
が低く、多種少量ワークの加工への対応も容易に行うこ
とが可能な表裏加工装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の一部切欠平面図、第2図は同一部切欠
正面図、第3図は同説明図、第4図は同一部切欠側面
図、第5図は同ワーク保持具の平面図、第6図は同ワー
ク保持具の側面図、第7図は同ワーク保持具の正面図、
第8,9図は同ワーク保持具の説明図である。 第10図は他の実施例の一部切欠側面図である。 (1):第1チャック、(2):第2チャック (3):主軸台、(4):刃物台 (5):ワーク保持具、(6):加工用刃具 (7):アーム、(8):ワーク搬送機 (9):アーム、(10):ワーク搬送機 (11):ワーク支持軸、(12):溝 (13):切欠部、(14):摺動板 (15):エアシリンダー、(16):バー材ワーク (17):ワーク、(18):エアシリンダー (19):プッシャー、 (20):上下用エアシリンダー (21):前後用エアシリンダー (22):180゜反転用エアシリンダー (23):穴、(24):ワーク (25):アーム、(26):ワーク支持具 (27):エアー供給管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークをチャッキングして回転させる複数
    の主軸を工作機械の主軸台に設け、同主軸台に相対する
    前後・左右方向可動な刃物台にワーク保持具及び加工用
    刃具を設け、1つの主軸と同刃物台との間に前後・上下
    方向可動で回動自在なアームを有するワーク搬送機を設
    け、同主軸に隣接する他の主軸と同刃物台との間に前後
    ・上下方向可動なアームを有する別のワーク搬送機を設
    けたことを特徴とするワークの表裏加工装置。
  2. 【請求項2】ワーク搬送機のアームの先端付近に所定長
    さのワーク支持軸を水平に設けたことを特徴とする請求
    項1記載のワークの表裏加工装置。
  3. 【請求項3】刃物台のワーク保持具の上面に溝を設け、
    所定形状の切欠部を有する摺動板を同ワーク保持具の前
    面に摺動自在に設けたことを特徴とする請求項1又は2
    記載のワーク表裏加工装置。
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JP5227329B2 (ja) * 2007-11-09 2013-07-03 シチズンマシナリーミヤノ株式会社 工作機械
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