JPH066779Y2 - ベースキャビネットに対する洗面カウンターの取付構造 - Google Patents

ベースキャビネットに対する洗面カウンターの取付構造

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JPH066779Y2
JPH066779Y2 JP1989051206U JP5120689U JPH066779Y2 JP H066779 Y2 JPH066779 Y2 JP H066779Y2 JP 1989051206 U JP1989051206 U JP 1989051206U JP 5120689 U JP5120689 U JP 5120689U JP H066779 Y2 JPH066779 Y2 JP H066779Y2
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ball
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泰男 三浦
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Ibiden Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ボール部とこれより幅の狭いカウンター部と
を有する洗面カウンターを、ボール部と略同じ平面形状
を有するベースキャビネットに取付けるための構造に関
するものである。
(従来の技術) 出願人は先に第3図に示すような平面形状を有した洗面
カウンター(20)を提案している。すなわち、この洗面カ
ウンター(20)は、ボール(21)を設けるためのボール部(2
2)に対して、種々な物を載置するため等に使用されるカ
ウンター部(23)を幅狭く形成したものであり、カウンタ
ー部(23)の前方部分に人が動き易くするための空間を積
極的に形成したものである。そして、この洗面カウンタ
ー(20)には、第1図及び第2図に示すように、その背面
側を除く外周下面に側面板(24)が設けてあり、この側面
板(24)により洗面カウンター(20)の外周の美的処理を行
なっているものである。
一般に、このような洗面カウンター(20)を設置するに
は、ボール部(22)の下側に第1図に示すようにベースキ
ャビネット(10)を配置して両者を固定するとともに、洗
面カウンター(20)のカウンター部(23)をその下側に配置
した支持金具(25)等によって壁に固定するのである。こ
の洗面カウンター(20)をベースキャビネット(10)に固定
するには、従来はベースキャビネット(10)を構成してい
る側板(11)の内側になる方を側面板(24)の幅分だけ高く
形成しておき、これを洗面カウンター(20)の下側になる
ようにして固定するとともに、外側になる側板(11)の上
端に、これに対応する側面板(24)の下端を配置固定して
いたのである。
ところが、上記のような洗面カウンター(20)は、ボール
部(22)がその右側にくるものと左側にくるものの二種類
があり、これら種類の異なるものに対してベースキャビ
ネット(10)を取り付けるには、このベースキャビネット
(10)についても右の側板(11)が高いものと、左の側板(1
1)が高いものとの二種類のものを用意しておらなければ
ならない。従って、洗面カウンター(20)の形状に合わせ
て形の異ったベースキャビネット(10)を別に製造しなけ
ればならず、製造上不便なだけでなく、それによってコ
ストアツプにもなっていたのである。
そこで、考案者は、前述したように左右形状の異なるこ
とのある洗面カウンター(20)を、ベースキャビネット(1
0)に対して効率よく取付けるようにするにはどうしたら
よいかについて検討を重ねた結果、本考案を完成したの
である。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は以上のような実状に鑑みてなされたもので、そ
の解決しようとする課題は、左右の形が変わり得る洗面
カウンター(20)をベースキャビネット(10)に取付けるに
際して、このベースキャビネット(10)の形を変えること
なく行なうようにすることにある。
すなわち、本考案の目的とするところは、洗面カウンタ
ー(20)においてその左右の形状が異なったとしても、共
通のベースキャビネット(10)に対して取付けることので
きる構造を簡単な構成によって提供することにある。
(課題を解決するための手段) 以上の課題を解決するために、本考案が採った手段は、
実施例において使用する符号に付して説明すると、 「ボール(21)が取付けられるボール部(22)と、これより
幅を狭くしたカウンター部(23)と、これらのボール部(2
2)及びカウンター部(23)の外周下面を覆う側面板(24)と
により構成される洗面カウンター(20)を、そのボール部
(22)を受承し得る平面形状を有したベースキャビネット
(10)に取付けた構造であって、 ベースキャビネット(10)の内側の側板(11)とは別体に形
成されてこの内側側板(11)に取付けた支持部材(30)を介
して、側面板(24)の内側に位置する洗面カウンター(20)
の下面とベースキャビネット(10)の内側側板(11)とを連
結し、ベースキャビネット(10)の外側の側板(11)と洗面
カウンター(20)の一側に位置する側面板(24)とを連結し
たことを特徴とするベースキャビネット(10)に対する洗
面カウンター(20)の取付構造」 である。
(考案の作用及び取付の態様) 次に、上記のような構成した取付構造の作用についてベ
ースキャビネット(10)に対して洗面カウンター(20)を取
付けていく順に従って説明する。
まず、ベースキャビネット(10)の内側となる側板(11)に
対して、例えば第5図に示すように、支持部材(30)を取
付ける。すなわち、洗面カウンター(20)として、そのボ
ール部(22)が第3図に示すように左側になるものを採用
した場合には、ベースキャビネット(10)の第1図の図示
右側となる側板(11)に対して支持部材(30)を取付けるの
であるが、洗面カウンター(20)としてボール部(22)が右
側になるものを採用した場合には、この支持部材(30)は
左側の側板(11)に対して取付けるのである。
その後、第3図の点線及び第4図の仮想線にて示したよ
うに、この支持部材(30)を洗面カウンター(20)の下側に
なるように配置するとともに、第1図の図示左端縁に位
置する洗面カウンター(20)側の側面板(24)をベースキャ
ビネット(10)の左側の側板(11)上に配置するのである。
これらの各位置決めを更に正確に行なった後、支持部材
(30)をその取付金具(31)等を使用して洗面カウンター(2
0)側に固定するとともに、ベースキャビネット(10)の左
側の側板(11)に対してその上に位置する側面板(24)を固
定するのである。
従って、この取付構造によれば、ベースキャビネット(1
0)が同一のものであっても、ボール部(22)が左または右
にくる二種類の洗面カウンター(20)をベースキャビネッ
ト(10)に対してしっかりと取付けることが可能となるの
である。
(実施例) 次に、本考案に係る取付構造を、図面に示した実施例に
従って詳細に説明する。
第1図〜第3図には、本考案に係る取付構造を採用して
ベースキャビネット(10)に対して洗面カウンター(20)を
取付けた状態が示してある。
ベースキャビネット(10)は、第1図及び第5図に示した
ように、前面部分に開閉扉を有するボツクス状のもの
で、その上方は洗面カウンター(20)側のボール(21)の下
部やこれに対する配管を収納・配置するための開口とし
てある。そして、このベースキャビネット(10)を構成す
る両側板(11)の上端には、第5図にまたは第6図に示す
ように、支持部材(30)側のダボ(32)を挿通するための取
付穴(12)が形成してある。
洗面カウンター(20)は、第3図に示したように、ボール
(21)が取付けられるボール部(22)と、このボール部(22)
より幅を狭くしたカウンター部(23)とを有しており、カ
ウンター部(23)の前方には人の動き得る空間を積極的に
形成したものである。また、この洗面カウンター(20)の
外面周囲には、第1図、第2図及び第4図に示したよう
に、洗面カウンター(20)の背面側を除く外周下面を覆う
ための側面板(24)が形成してある。なお、本実施例にお
いては、この洗面カウンター(20)はこれが取付けられる
壁側に当接させるものであるから、洗面カウンター(20)
の壁側なる背面部分には側面板(24)は形成していないも
のを図示してあるが、この洗面カウンター(20)を壁のコ
ーナー部に取付ける場合には側方に位置する壁側となる
側面板(24)も省略されることがある。
以上のような洗面カウンター(20)をベースキャビネット
(10)に対して取付けるに際して使用する支持部材(30)
は、第1図、第3図及び第5図に示したように、洗面カ
ウンター(20)側の側面板(24)と略同じ高さを有し、洗面
カウンター(20)のボール部(22)の周囲に位置する側面板
(24)と略同じ長さを有しているものである。なお、本実
施例における支持部材(30)は、ベースキャビネット(10)
を構成している各側板(11)と同じ材料によって形成し
た。また、この支持部材(30)の下面には、これをベース
キャビネット(10)側の側板(11)と連結するためのダボ(3
2)の一端が埋設固定してあり、その下端は、第5図また
は第6図に示したように、下方に突出したものとしてあ
る。そして、第5図に示した支持部材(30)においては、
この支持部材(30)を洗面カウンター(20)側に連結するた
めの取付金具(31)が取付けてある。
第5図に示した支持部材(30)においては、長尺な一体物
を採用した例が示してあるが、この支持部材(30)として
は、例えば、第6図に示したように複数に分割したもの
を採用して実施してもよい。この第6図に示したように
構成した場合には、支持部材(30)全体の長さを洗面カウ
ンター(20)に正確に合わせて形成する必要がないから、
その製造は勿論、施工の際の作業を容易にすることがで
きるものである。また、この支持部材(30)としては、第
7図に示したような金具によって構成して実施してもよ
いことは当然である。
以上のような支持部材(30)を使用して、ボール(21)が第
3図に示したように左側となる洗面カウンター(20)をベ
ースキャビネット(10)に対して取付けるには、まずベー
スキャビネット(10)の内側(つまり、この場合には図示
右側)となる側板(11)側に支持部材(30)を連結しておく
のである。すなわち、ベースキャビネット(10)の外側と
なる側板(11)の上には洗面カウンター(20)側の側面板(2
4)が載置固定されるから隙間はないが、ベースキャビネ
ット(10)の内側の側板(11)上と洗面カウンター(20)との
間には洗面カウンター(20)を水平にすると隙間が形成さ
れるから、この隙間を埋めるために支持部材(30)を使用
するのである。このように支持部材(30)を連結したベー
スキャビネット(10)に対して洗面カウンター(20)を載置
して、両者の位置決めをした後、それぞれ必要箇所を固
定するのである。なお、この必要箇所の固定をするため
に、第5図に示したように、支持部材(30)とは反対側の
側板(11)に洗面カウンター(20)への取付金具を予じめ取
付けておくとよい。
なお、ボール(21)が第3図の右側になる洗面カウンター
(20)に対しては、支持部材(30)は前述したのと反対側、
すなわち第5図の図示左側に連結して前述したのと同様
な作業を行なえばよい。
(考案の効果) 以上説明した通り、本考案においては、 「ボール(21)が取付けられるボール部(22)と、これより
幅を狭くしたカウンター部(23)と、これらのボール部(2
2)及びカウンター部(23)の外周下面を覆う側面板(24)と
により構成される洗面カウンター(20)を、そのボール部
(22)を受承し得る平面形状を有したベースキャビネット
(10)に取付けた構造であって、 ベースキャビネット(10)の内側の側板(11)とは別体に形
成されてこの内側側板(11)に取付けた支持部材(30)を介
して、側面板(24)の内側に位置する洗面カウンター(20)
の下面とベースキャビネット(10)の内側側板(11)とを連
結し、ベースキャビネット(10)の外側の側板(11)と洗面
カウンター(20)の一側に位置する側面板(24)とを連結し
た」 ことにその特徴があり、これにより洗面カウンター(20)
においてその左右の形状が異なったとしても、共通のベ
ースキャビネット(10)に対して取付けることのできる構
造を簡単な構成によって提供することができるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る取付構造によって取付けたベース
キャビネット及び洗面カウンターの正面図、第2図は同
側面図、第3図は同平面図、第4図は洗面カウンターの
裏面側を示す斜視図、第5図はベースキャビネットに支
持部材を連結する状態を示した部分斜視図、第6図及び
第7図のそれぞれは支持部材の他の実施例を示す斜視図
である。 符号の説明 10……ベースキャビネット、11……側板、20……洗面カ
ウンター、21……ボール、22……ボール部、23……カウ
ンター部、24……側面板、30……支持部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボールが取付けられるボール部と、これよ
    り幅を狭くしたカウンター部と、これらのボール部及び
    カウンター部の外周下面を覆う側面板とにより構成され
    る洗面カウンターを、その前記ボール部を受承し得る平
    面形状を有したベースキャビネットに取付けた構造であ
    って、 前記ベースキャビネットの内側の側板とは別体に形成さ
    れてこの内側側板に取付けた支持部材を介して、前記側
    面板の内側に位置する前記洗面カウンターの下面と前記
    ベースキャビネットの内側側板とを連結し、前記ベース
    キャビネットの外側の側板と前記洗面カウンターの一側
    に位置する側面板とを連結したことを特徴とするベース
    キャビネットに対する洗面カウンターの取付構造。
JP1989051206U 1989-04-28 1989-04-28 ベースキャビネットに対する洗面カウンターの取付構造 Expired - Lifetime JPH066779Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60137841U (ja) * 1984-02-23 1985-09-12 松下電工株式会社 カウンタ−と側板の連結構造
JPH0445880Y2 (ja) * 1987-06-25 1992-10-28

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