JPH0667007A - 干渉露光装置 - Google Patents

干渉露光装置

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JPH0667007A
JPH0667007A JP4244289A JP24428992A JPH0667007A JP H0667007 A JPH0667007 A JP H0667007A JP 4244289 A JP4244289 A JP 4244289A JP 24428992 A JP24428992 A JP 24428992A JP H0667007 A JPH0667007 A JP H0667007A
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JP
Japan
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light
reflected
sample
prism
interference
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Pending
Application number
JP4244289A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshisada Sekiguchi
利貞 関口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0667007A publication Critical patent/JPH0667007A/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70408Interferometric lithography; Holographic lithography; Self-imaging lithography, e.g. utilizing the Talbot effect

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 露光可能な回折格子の周期を短くし、小型化
可能で、しかも大気の乱れによる光の位相の揺らぎの問
題を解消する。 【構成】 反射防止膜11を通ってプリズム10に入射
した光ビームは半透明鏡膜13で反射光と透過光に分け
られ、その反射光はプリズム10内を通って全反射膜1
2で反射させられ、さらにプリズム10と30とを通っ
て試料60に照射させられる。他方、透過光はプリズム
20を通って全反射膜21で反射させられ、その後プリ
ズム20及び30を通って試料60に照射させられる。
試料60の表面にはプリズム中に形成される2つの光路
を通った光ビームが照射されることになり、それらの干
渉による干渉縞が露光されることになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、InP基板などの上
に回折格子パターンの露光を行なうのに好適な干渉露光
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光通信や光計測などの分野で用いられて
いるDFB半導体レーザ素子やDBR半導体レーザ素子
などでは回折格子を形成することが必要であるが、従
来、これら半導体レーザ素子の回折格子を形成するた
め、図3に示すようなマッハ−ツェンダー(Mach-Zehnde
r)干渉計の光学系を用いて、InPなどの基板の上に干
渉縞を露光することにより回折格子のパターニングを行
なっていた。
【0003】すなわち、図3において、He-Cdレーザ発
生器などのレーザ発生器71からのレーザビームをシャ
ッター72を介してスリット板73に送り、このスリッ
ト板73でレーザビームのなかの良好な一部分を取り出
し、これをビームエキスパンダ74で拡大することによ
り所定の直径の平行ビームとする。この平行レーザビー
ムを半透明鏡75に入射し、その反射光を全反射鏡76
で反射させて試料60に照射し、他方、半透明鏡75の
透過光を全反射鏡77で反射させて試料60に照射す
る。こうして2つの光路を通った光ビームの干渉による
干渉縞が試料60に現われるようにし、これによって回
折格子パターンの露光を行なう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の干渉露光装置では、露光可能な回折格子の周
期を短くすることができないという問題がある。すなわ
ち、従来の図3のような構成の干渉露光装置を用いた場
合、露光可能な回折格子の周期は、Arイオンレーザを用
いたとき約1850Å以上、He-Cdレーザを用いたとき
約1650Å以上となり、それより短い周期は実現でき
ない。
【0005】また、従来の干渉露光装置では、光路が長
く、大掛かりな装置となり、それにともなって防振台や
光学ベンチ等の附属品も大きくなるという問題もある。
【0006】さらに、光路はすべて大気中に形成される
ため、半透明鏡75以降の2つの光路における大気の乱
れによるレーザ光の位相の揺らぎが問題となる。これを
防ぐために、通常は光路の全体を覆うカバーを用いて大
気の乱れをなくすようにしているが、そのため装置がま
すます大掛かりなものとなり、また操作性も悪くなって
いる。
【0007】この発明は上記に鑑み、露光可能な回折格
子の周期を短くすることができ、しかも小型化可能で、
防振台、光学ベンチ等の附属品も小型のものでよく、さ
らに大気の乱れによる光の位相の揺らぎの心配も解消
し、作業性の悪いカバーを使用しなくて済むように改善
した、干渉露光装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明による干渉露光装置においては、光ビーム
が入射させられる光入射面と光ビームが出射するととも
に試料が密着させられる光出射面とを備えるガラス体
と、該ガラス体中に配置され、入射した光ビームを反射
光と透過光とに分ける半透明鏡体と、該反射光の上記出
射面までの光路中に配置され、この反射光を反射して上
記出射面に導く第1の反射体と、上記の透過光の上記出
射面までの光路中に配置され、この透過光を反射して上
記出射面に導く第2の反射体とを有することが特徴とな
っている。
【0009】
【作用】ガラス体は光ビームが入射させられる光入射面
と、光が出射する光出射面を有しており、この光出射面
に回折格子のパターンを露光する試料の表面が密着させ
られるようになっている。そして、ガラス体内には、半
透明鏡体が設けられていて、入射した光ビームがそれで
反射する光と透過する光とに分かれ、異なる光路を通っ
て同一の光出射面から出射する。この2つの光路を通る
光ビームの干渉により干渉縞が現われ、これが試料の表
面に回折格子として露光される。半透明鏡体で反射した
光ビームは、第1の反射体で反射して光出射面に導か
れ、他方、半透明鏡体を透過した光ビームは第2の反射
体で反射して光出射面に導かれる。そのため、半透明鏡
体の反射光についての光路と透過光についての光路のい
ずれの光路もガラス体中に形成されることになる。その
結果、露光可能な回折格子の周期を短くすることができ
るとともに、小型化可能となる。さらに光路は大気中に
形成されることがないので、大気の乱れによる光の位相
の揺らぎの問題とも無縁となる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の好ましい一実施例について
図面を参照しながら詳細に説明する。全体の構成として
は図1のように3つのプリズム10、20、30を結合
したものとなっており、プリズム10、20、30を分
解した状態が図2に示される。これらの図に示すよう
に、プリズム10には、反射防止膜11と、全反射膜1
2と、半透明鏡膜13が設けられている。この反射防止
膜11が設けられた面が光ビームの入射面となってい
る。プリズム20には全反射膜21が設けられている。
なお、半透明鏡膜13はプリズム20側に設けてもよ
い。これらのプリズム10、20、30はバルサム等の
光学接着材により図1のように接着させられている。プ
リズム30には回折格子を露光すべき試料60が密着さ
せられており、この試料60の密着させられている面が
光出射面となる。
【0011】ビームエキスパンダによって拡大されたレ
ーザ光は反射防止膜11が形成された光入射面より入射
させられ、プリズム10中に入り、半透明鏡膜13でそ
の一部が反射し、残部が透過する。反射光はプリズム1
0中を通り全反射膜12で全反射し、プリズム10を通
り、さらにプリズム30に入りその端面に向かい出射す
る。この端面にはInP基板などの回折格子パターンの
露光を行なうべき試料60の表面が密着させられてい
る。
【0012】他方、半透明鏡膜13の透過光はプリズム
20を通り、その端面の全反射膜21で全反射し、プリ
ズム20内を通りプリズム30に入る。プリズム30に
入った光ビームは、プリズム30中を通って試料60が
密着している光出射面に向かう。
【0013】試料60には半透明鏡膜13で分けられた
2つの光が異なる光路を通って照射させられるので、こ
れら2つの光の干渉による干渉縞が試料60の表面に現
われ、この縞状の光の強弱パターンが試料60の表面に
塗布してあるレジスト(感光材)に露光される。この干
渉縞の周期Λは、プリズム10、20の角度ψにより、 Λ=λ/[2n・sin{2ψ−(π/4)}] の式で決まる。なお、λはレーザ光の波長であり、nは
プリズム10、20、30を形成するガラスの屈折率で
ある。これより、ガラスの屈折率nは大気よりも大きい
のでより短い周期の回折格子パターンの露光が可能とな
ることが分かる。
【0014】たとえば、プリズム10、20、30を形
成するガラス材として石英ガラスを用いると、露光可能
な回折格子の周期は、Arイオンレーザを用いたとき約1
270Å以上、He-Cdレーザを用いたとき約1130Å
以上となる。そのため、GaAs(AlGaAs)系の
0.8μm波長帯の半導体レーザ素子の製造にも適用す
ることができるようになる。
【0015】このような構成の干渉露光装置は、プリズ
ム10、20、30により構成されるため、小型化が可
能となり、それにともなって防振台や光学ベンチ等の附
属品も小型のものでよくなる。また半透明鏡膜13によ
り2つに分けられた光は、すべてガラスによって形成さ
れた2つの光路中をそれぞれ進行し、大気中には通らな
いため、大気の乱れによるレーザ光の位相の揺らぎなど
には無縁のものとなる。その結果、光路を覆うカバーな
どを用いる必要もなくなり、操作性が向上する。
【0016】なお、上記の実施例において、プリズム3
0と試料(レジスト)60との間に、プリズム10、2
0、30を形成するガラス材の屈折率に近いマッチング
液を介在させて、これらを十分に密着させ、空気による
隙間を防ぐようにしてもよい。こうすれば、露光箇所の
むらを防ぐことができる。マッチング液としてはレジス
トを侵さない水などの溶媒が考えられる。
【0017】
【発明の効果】以上、実施例について説明したように、
この発明の干渉露光装置によれば、光路がガラス体中に
形成されるため、露光すべき回折格子の周期を短くする
ことができるとともに小型化が可能となる。また、防振
台、光学ベンチ等も小型のもので済む。さらに光路は大
気中には形成されないので、大気の乱れによる光の位相
の揺らぎなどの問題も解消される。そのため、大気の乱
れを防ぐカバーなどは使用しないで済み、これにより操
作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の模式図。
【図2】同実施例を分解した模式図。
【図3】従来例の模式図。
【符号の説明】
10、20、30 プリズム 11 反射防止膜 12、21 全反射膜 13 半透明鏡膜 60 試料 71 レーザ発生器 72 シャッター 73 スリット板 74 ビームエキスパンダ 75 半透明鏡 76、77 全反射鏡

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームが入射させられる光入射面と光
    ビームが出射するとともに試料が密着させられる光出射
    面とを備えるガラス体と、該ガラス体中に配置され、入
    射した光ビームを反射光と透過光とに分ける半透明鏡体
    と、該反射光の上記出射面までの光路中に配置され、こ
    の反射光を反射して上記出射面に導く第1の反射体と、
    上記の透過光の上記出射面までの光路中に配置され、こ
    の透過光を反射して上記出射面に導く第2の反射体とを
    有することを特徴とする干渉露光装置。
JP4244289A 1992-08-19 1992-08-19 干渉露光装置 Pending JPH0667007A (ja)

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