JPH0666995A - グローブボックスの窓構造 - Google Patents
グローブボックスの窓構造Info
- Publication number
- JPH0666995A JPH0666995A JP22400792A JP22400792A JPH0666995A JP H0666995 A JPH0666995 A JP H0666995A JP 22400792 A JP22400792 A JP 22400792A JP 22400792 A JP22400792 A JP 22400792A JP H0666995 A JPH0666995 A JP H0666995A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jig
- outer cylinder
- glove box
- old
- new
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、窓構造の交換時に、放射能汚染部
がグローブボックス外部に露出することがなく、またグ
ローブボックス内部が大気に連通することがない交換可
能な窓構造を提供することを目的とする。 【構成】 グローブボックス同グローブボックスを貫通
して溶着された外筒と、前記外筒の内周に気密に且つ摺
動可能に嵌装された円筒状の交換治具と、前記交換治具
の軸方向に形成させた開口と、前記開口を気密に閉塞し
た透視板と、前記交換治具を前記外筒内に解除可能に固
定する固定手段とを具え、前記固定手段の固定を解除し
た状態で、前記交換治具の外端面に他の同様な新交換治
具を押し当て旧交換治具をグローブボックス内へ押し込
み、新交換治具を旧交換治具のあった位置に前記固定手
段により固定するように構成したグローブボックス窓構
造。
がグローブボックス外部に露出することがなく、またグ
ローブボックス内部が大気に連通することがない交換可
能な窓構造を提供することを目的とする。 【構成】 グローブボックス同グローブボックスを貫通
して溶着された外筒と、前記外筒の内周に気密に且つ摺
動可能に嵌装された円筒状の交換治具と、前記交換治具
の軸方向に形成させた開口と、前記開口を気密に閉塞し
た透視板と、前記交換治具を前記外筒内に解除可能に固
定する固定手段とを具え、前記固定手段の固定を解除し
た状態で、前記交換治具の外端面に他の同様な新交換治
具を押し当て旧交換治具をグローブボックス内へ押し込
み、新交換治具を旧交換治具のあった位置に前記固定手
段により固定するように構成したグローブボックス窓構
造。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は核燃料実験設備用グロー
ブボックスにおけるレーザー窓部分の交換機構に関す
る。
ブボックスにおけるレーザー窓部分の交換機構に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来のグローブボックスにおけるレーザ
ー窓部分の構造を図７，図８により説明する。グローブ
ボックス２０の窓部に溶接により取付けたフランジ０４
に、治具側フランジ０３をパッキン０１を介して取付け
ボルト０２により固定する。治具側フランジ０３の開口
部にはパッキン０７を介して透視板０６を挿入し、押え
金具０５及びボルト０８で締付けてある。窓部分０４〜
０８の気密はパッキン０１，０７により保持される。
ー窓部分の構造を図７，図８により説明する。グローブ
ボックス２０の窓部に溶接により取付けたフランジ０４
に、治具側フランジ０３をパッキン０１を介して取付け
ボルト０２により固定する。治具側フランジ０３の開口
部にはパッキン０７を介して透視板０６を挿入し、押え
金具０５及びボルト０８で締付けてある。窓部分０４〜
０８の気密はパッキン０１，０７により保持される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術によ
るグローブボックスのレーザー窓部分の構造には次の問
題点がある。 （１） グローブボックス内で放射能を取扱った後に、
窓構造の交換作業が発生した場合、（Ａ）部又は（Ｂ）
部より取外しを行なう。その時、汚染部がグローブボッ
クス外に露出し、人体汚染の原因になる。 （２） 新品を取り付けるまでは、グローブボックスの
気密がやぶれる為、交換作業は、グリーンハウスを作
り、重装備を行なわなければならない。よって交換の時
間及び装備面でコストアップの原因になる。
るグローブボックスのレーザー窓部分の構造には次の問
題点がある。 （１） グローブボックス内で放射能を取扱った後に、
窓構造の交換作業が発生した場合、（Ａ）部又は（Ｂ）
部より取外しを行なう。その時、汚染部がグローブボッ
クス外に露出し、人体汚染の原因になる。 （２） 新品を取り付けるまでは、グローブボックスの
気密がやぶれる為、交換作業は、グリーンハウスを作
り、重装備を行なわなければならない。よって交換の時
間及び装備面でコストアップの原因になる。
【０００４】本発明は、窓構造の交換時に、放射能汚染
部がグローブボックス外部に露出することがなく、また
グローブボックス内部が大気に連通することのない交換
可能な窓構造を提供することを目的とするものである。
部がグローブボックス外部に露出することがなく、また
グローブボックス内部が大気に連通することのない交換
可能な窓構造を提供することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】グローブボックスの側壁
に外筒を溶接し、ガラス等の透視板を有する交換治具
（内筒）を前記外筒の内側に挿入する。外筒と内筒の接
触面は２重のＯリング等により気密に且つ摺動可能とす
る。常時は、止ねじ等のストッパにより、交換治具を所
定の位置に固定する。
に外筒を溶接し、ガラス等の透視板を有する交換治具
（内筒）を前記外筒の内側に挿入する。外筒と内筒の接
触面は２重のＯリング等により気密に且つ摺動可能とす
る。常時は、止ねじ等のストッパにより、交換治具を所
定の位置に固定する。
【０００６】
【作用】透視板を有する交換治具を交換する場合には、
止ねじ等の固定手段を緩め、新交換治具を用いて旧交換
治具をグローブボックス内に押込むことにより、交換が
容易に行われる。交換時に気密が損なわれず、またグロ
ーブボックス内部が大気に連通することがないので、放
射能漏れが発生しない。
止ねじ等の固定手段を緩め、新交換治具を用いて旧交換
治具をグローブボックス内に押込むことにより、交換が
容易に行われる。交換時に気密が損なわれず、またグロ
ーブボックス内部が大気に連通することがないので、放
射能漏れが発生しない。
【０００７】
【実施例】本発明の実施例を図１乃至図６について説明
する。図において、１は押え金物、２はパッキン、３は
ガラス等の透視板、４は交換治具（アセンブリ）、５は
Ｏリング、６は交換治具の軸方向に設けた開口、７は透
視板装着部、８は押え金物取付部、９はボルト穴、１０
はねじ穴、１１は外筒、１２はストッパー、１３はスト
ッパー穴である。
する。図において、１は押え金物、２はパッキン、３は
ガラス等の透視板、４は交換治具（アセンブリ）、５は
Ｏリング、６は交換治具の軸方向に設けた開口、７は透
視板装着部、８は押え金物取付部、９はボルト穴、１０
はねじ穴、１１は外筒、１２はストッパー、１３はスト
ッパー穴である。
【０００８】図１は交換治具４の分解図、図２はグロー
ブボックス２０に溶接された外筒１１を示しており、図
３は組立後の交換治具４を外筒１１内に組込んだ状態
（使用状態）を示している。交換治具４は、円環状であ
って、外周面にＯリング５を装入する２条の溝を有し、
外周面の端部にストッパー穴１３を設けてあり、中央部
は軸方向の開口６となっていて、その内側（グローブボ
ックス側）に透視板装着部７があり、外側はボルト穴９
を持った押え金物取付部８を構成している。
ブボックス２０に溶接された外筒１１を示しており、図
３は組立後の交換治具４を外筒１１内に組込んだ状態
（使用状態）を示している。交換治具４は、円環状であ
って、外周面にＯリング５を装入する２条の溝を有し、
外周面の端部にストッパー穴１３を設けてあり、中央部
は軸方向の開口６となっていて、その内側（グローブボ
ックス側）に透視板装着部７があり、外側はボルト穴９
を持った押え金物取付部８を構成している。
【０００９】この交換治具４の透視板装着部７に、パッ
キン２を前後に付けたガラス等の透視板３を装着し、押
え金物１をボルトで取り付けることにより１組の交換治
具となる。一方、グローブボックス２０の側壁には、円
環状の外筒１１が溶接等で固定されている。外筒１１の
内周面は、交換治具４が図３のごとく挿入可能な穴径と
なっており、外筒１１の上部外側にはストッパー１２が
ねじ込まれるねじ穴１０が加工されている。
キン２を前後に付けたガラス等の透視板３を装着し、押
え金物１をボルトで取り付けることにより１組の交換治
具となる。一方、グローブボックス２０の側壁には、円
環状の外筒１１が溶接等で固定されている。外筒１１の
内周面は、交換治具４が図３のごとく挿入可能な穴径と
なっており、外筒１１の上部外側にはストッパー１２が
ねじ込まれるねじ穴１０が加工されている。
【００１０】次に交換治具４（アセンブリ）の交換要領
を図４乃至図６について説明する。外筒１１に取付けて
ある旧交換治具のストッパー１２を外す。新交換治具４
を旧交換治具４の端面に合わせグローブボックス２０の
内側へ押し込む。旧交換治具のＯリング５が外筒１１を
通過するころには、新交換治具４のＯリング５が外筒１
１内面に密着して気密を保持する。
を図４乃至図６について説明する。外筒１１に取付けて
ある旧交換治具のストッパー１２を外す。新交換治具４
を旧交換治具４の端面に合わせグローブボックス２０の
内側へ押し込む。旧交換治具のＯリング５が外筒１１を
通過するころには、新交換治具４のＯリング５が外筒１
１内面に密着して気密を保持する。
【００１１】さらに新交換治具４を外筒１１内に挿入す
ることにより、旧交換治具４は、外筒１１の内端より外
れ新交換治具が正規の位置へ設定される。新交換治具の
設定后、ストッパー１２で治具を固定し交換治具のずれ
及び移動を防止する。なお、図において斜線部は放射能
汚染範囲を示す。
ることにより、旧交換治具４は、外筒１１の内端より外
れ新交換治具が正規の位置へ設定される。新交換治具の
設定后、ストッパー１２で治具を固定し交換治具のずれ
及び移動を防止する。なお、図において斜線部は放射能
汚染範囲を示す。
【００１２】
【発明の効果】本発明によるグローブボックスの窓構造
は、グローブボックスに同グローブボックスを貫通して
溶着された外筒と、前記外筒の内周に気密に且つ摺動可
能に嵌装された円筒状の交換治具と、前記交換治具の軸
方向に形成された開口と、前記開口を気密に閉塞した透
視板と、前記交換治具を前記外筒内に解除可能に固定す
る固定手段とを具え、前記固定手段の固定を解除した状
態で、前記交換治具の外端面に他の同様な新交換治具を
押し当て旧交換治具をグローブボックス内へ押し込み、
新交換治具を旧交換治具のあった位置に前記固定手段に
より固定するように構成したことにより、次の効果を有
する。
は、グローブボックスに同グローブボックスを貫通して
溶着された外筒と、前記外筒の内周に気密に且つ摺動可
能に嵌装された円筒状の交換治具と、前記交換治具の軸
方向に形成された開口と、前記開口を気密に閉塞した透
視板と、前記交換治具を前記外筒内に解除可能に固定す
る固定手段とを具え、前記固定手段の固定を解除した状
態で、前記交換治具の外端面に他の同様な新交換治具を
押し当て旧交換治具をグローブボックス内へ押し込み、
新交換治具を旧交換治具のあった位置に前記固定手段に
より固定するように構成したことにより、次の効果を有
する。
【００１３】交換治具アセンブリの交換が簡単且つ容易
である。新旧交換治具の交換中にもグローブボックスの
気密が保持される。旧交換治具は、グローブボックス内
部へ除去されるため、グローブボックス外部に放射能汚
染を発生しない。作業性、安全性が向上すると共に、大
がかりな交換作業の必要がないので、コストダウンでき
る。
である。新旧交換治具の交換中にもグローブボックスの
気密が保持される。旧交換治具は、グローブボックス内
部へ除去されるため、グローブボックス外部に放射能汚
染を発生しない。作業性、安全性が向上すると共に、大
がかりな交換作業の必要がないので、コストダウンでき
る。
【図１】本発明の実施例における交換治具の分解図であ
る。
る。
【図２】本発明の実施例における外筒部分の断面図であ
る。
る。
【図３】本発明の実施例の断面図である。
【図４】新・旧交換治具を交換する作業の第１段階を示
す図である。
す図である。
【図５】図４の次の段階を示す図である。
【図６】図５の次の段階（交換終了）を示す図である。
【図７】グローブボックスの斜視図である。
【図８】図７のＸ部の拡大断面図で、従来のグローブボ
ックスの窓構造を示す断面図である。
ックスの窓構造を示す断面図である。
３ 透視板 ４ 交換治具 ５ Ｏリング ６ 開口 １１ 外筒 １２ ストッパー ２０ グローブボックス
Claims (1)
- 【請求項１】 グローブボックスに同グローブボックス
を貫通して溶着された外筒と、前記外筒の内周に気密に
且つ摺動可能に嵌装された円筒状の交換治具と、前記交
換治具の軸方向に形成された開口と、前記開口を気密に
閉塞した透視板と、前記交換治具を前記外筒内に解除可
能に固定する固定手段とを具え、前記固定手段の固定を
解除した状態で、前記交換治具の外端面に他の同様な新
交換治具を押し当て旧交換治具をグローブボックス内へ
押し込み、新交換治具を旧交換治具のあった位置に前記
交換手段により固定するように構成したことを特徴とす
るグローブボックスの窓構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22400792A JPH0666995A (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | グローブボックスの窓構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22400792A JPH0666995A (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | グローブボックスの窓構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0666995A true JPH0666995A (ja) | 1994-03-11 |
Family
ID=16807133
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22400792A Withdrawn JPH0666995A (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | グローブボックスの窓構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0666995A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011007061A1 (fr) * | 2009-07-17 | 2011-01-20 | Commissariat A L'Energie Atomique Et Aux Energie Alternatives | Dispositif d' observation de l' interieur d' une cellule chaude, cellule chaude equipee de ce dispositif et procede de maintenance de ce dispositif |
| WO2016026173A1 (zh) * | 2014-08-21 | 2016-02-25 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 操作箱及其手套更换方法 |
-
1992
- 1992-08-24 JP JP22400792A patent/JPH0666995A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011007061A1 (fr) * | 2009-07-17 | 2011-01-20 | Commissariat A L'Energie Atomique Et Aux Energie Alternatives | Dispositif d' observation de l' interieur d' une cellule chaude, cellule chaude equipee de ce dispositif et procede de maintenance de ce dispositif |
| US20120113245A1 (en) * | 2009-07-17 | 2012-05-10 | Franck Blanchard | Device for observing the inside of a hot cell, hot cell provided with said device, and method for maintaining said device |
| CN102473468A (zh) * | 2009-07-17 | 2012-05-23 | 原子能及能源替代委员会 | 热室内部观察仪器、配有该仪器的热室及仪器维护方法 |
| JP2012533730A (ja) * | 2009-07-17 | 2012-12-27 | コミッサリア ア レネルジー アトミーク エ オ ゼネルジ ザルタナテイヴ | ホットセルの内部を観察するための装置、該装置の提供されたホットセル、および該装置を保守する方法 |
| KR101374660B1 (ko) * | 2009-07-17 | 2014-03-17 | 꼼미사리아 아 레네르지 아토미끄 에뜨 옥스 에너지스 앨터네이티브즈 | 고온 셀의 내부를 관찰하기 위한 장치, 이러한 장치가 장착되는 고온 셀, 및 그 장치를 유지하기 위한 방법 |
| US9543050B2 (en) | 2009-07-17 | 2017-01-10 | Commissariat A L'energie Atomique Et Aux Energies Alternatives | Imaging apparatus and method for monitoring radiation within a closed structure |
| WO2016026173A1 (zh) * | 2014-08-21 | 2016-02-25 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 操作箱及其手套更换方法 |
| GB2544938A (en) * | 2014-08-21 | 2017-05-31 | Shenzhen China Star Optoelect | Operation box and glove replacement method thereof |
| EA033970B1 (ru) * | 2014-08-21 | 2019-12-16 | Шэньчжэнь Чайна Стар Оптоэлектроникс Текнолоджи Ко., Лтд. | Технологический бокс и способ замены перчаток для него |
| GB2544938B (en) * | 2014-08-21 | 2020-09-23 | Shenzhen China Star Optoelect | Operation box and method for replacing gloves thereof |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991102 |