JP3002966B2 - 気密アダプタ及びその交換方法 - Google Patents

気密アダプタ及びその交換方法

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JP3002966B2
JP3002966B2 JP10044343A JP4434398A JP3002966B2 JP 3002966 B2 JP3002966 B2 JP 3002966B2 JP 10044343 A JP10044343 A JP 10044343A JP 4434398 A JP4434398 A JP 4434398A JP 3002966 B2 JP3002966 B2 JP 3002966B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、気密性が要求され
る気密装置(容器、設備、構築物なども含む)に取り付
けられる気密アダプタ及びその交換方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】上記気密性が要求される気密装置として
は、例えば核燃料物質や放射線物質、毒性の物質、激し
い反応の伴う化学薬品、或いは特殊な細菌や細胞などを
取り扱う装置、さらには水中や真空部分を隔離する装置
などが既に提案されている。その中でも、装置内に核燃
料物質や放射線物質、毒性の物質、激しい反応の伴う化
学薬品、或いは特殊な細菌や細胞などを搬入して、種々
の試験操作や遺伝子操作などを行う場合、これらのもの
が外部へ漏洩したり、飛散したりすることがあってはな
らず、厳格に阻止する必要がある。このような要請に答
える気密装置として、例えばグローブボックスがよく知
られており、その一例を示すと、図8の如くである。
【0003】このグローブボックス100の場合、内部
に核燃料物質や放射線物質などの試験対象物を搬入し、
必要により予め設置してある種々の照明手段210〜2
30で照明しながら、作業者は、覗き窓などを通じて内
部を透視し、内部とは気密状態に保持されると共に伸縮
自在のグローブに手を入れたり、ロボットハンドなど
で、種々の試験機器310を操作して、所定の試験を行
っている。
【0004】上記照明手段210は、例えば通常の蛍光
灯で、この場合は、外部電源320から、外部ケーブル
321(電線)、グローブボックス100の壁面100
aに設けた気密アダプタ400、及び内部ケーブル32
2を通じて、通電され、また、内部の試験機器310に
も、同様にして通電される。さらに、この試験機器31
0と外部装置350との間では、例えば同じく気密アダ
プタ400を通じて併設されている信号線や光ケーブル
などの外部ケーブル331や内部ケーブル332を通じ
て、制御信号やデータなどのやり取りが行われる。
【0005】また、照明手段220〜230の場合は、
外部の光源340からライドガイド(光伝送手段)34
1を通じて直接照明光をグローブボックス100内に取
り入れるためのもので、特に照明手段220では、グロ
ーブボックス100の壁面100aに設けた気密アダプ
タ400の下端から直接照明させる一方、照明手段23
0では、気密アダプタ400の下端にさらに自由に動か
せるバンドルファイバなどからなるライドガイド342
を接続して、作業者の手元などを集中的に照明してい
る。
【0006】このようなグローブボックス100におい
て、上記気密アダプタ400としては、例えば次に挙げ
るような構造の気密アダプタが用いられている。例え
ば、図9のような気密アダプタ400Aは、グローブボ
ックス100の壁面100aに溶接などで直接筒形のア
ダプタ本体部110を設け、この筒内に光伝送手段とし
てのガラスロッド(透明樹脂ロッドなども可)404a
を入れると共に、筒内の2箇所に環状の溝111,11
1を設け、ここにOリング406,406を入れて気密
性を図り、ガラスロッド404aの両端には、ライドガ
イド341,342を接続したものである。なお、気密
アダプタ400Aの下端から直接照明する方式の照明手
段220では、ガラスロッド404aをグローブボック
ス100内に少々延長するのみでよい。
【0007】また、別の気密アダプタとしては、グロー
ブボックス100の壁面100aに溶接などで直接筒形
のアダプタ本体部110を設け、この筒内に図9の光伝
送手段としてのガラスロッドの代わりに電源線や信号線
などのケーブルを通すと共に、樹脂材料などの充填剤を
充填して気密性を図っているものもある。
【0008】また、さらに別の気密アダプタは、鍔状の
フランジを有する筒体のアダプタ本体からなり、上記フ
ランジを介して、ねじなどの固定具によって、グローブ
ボックス100の壁面100aに取り付けられ、また、
その筒両端部内側には、内外のライトガイド341,3
42が接続される接続口が形成されている。そしてま
た、その筒内部には、上記各ライトガイド341,34
2の端面と当接される棒状のガラスロッド404aが、
例えば筒内の2箇所に形成された環状の溝に装着された
2個のOリング406,406を介して、気密に挿入さ
れている。なお、この壁面100aと上記フランジとの
間には、シール用のOリングが介在させてある。
【0009】さらにまた別の気密アダプタも、鍔状のフ
ランジを有する筒体のアダプタ本体からなり、上記フラ
ンジを介して、ねじなどの固定具によって、グローブボ
ックス100の壁面100aに取り付けられ、また、そ
の筒両端部内側には、電源線や信号線などのケーブルを
通すと共に、樹脂材料などの充填剤を充填して気密性を
図っているものもある。
【0010】また、グローブボックス100が金属製な
どの不透明な材質からなる場合に設けられる覗き窓にあ
っても、例えば一種の気密アダプタの構造体からなる。
ここでは、窓ガラスなどの透明体の縁部にパッキンなど
のシール部材を嵌め込み、これを押さえ枠によってグロ
ーブボックス100の壁面100aに当接させて覗き窓
の開口部分に嵌め込むと共に、押さえ枠は、ねじなどの
固定具によって、固定してある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な各気密アダプタの場合、当初からこれらの各アダプタ
の交換は特に意図されてないため、例えばライトガイド
341,342の装着時などにおいて、内部のガラスロ
ッド404aの端面に傷が付いたり、或いはボックス内
での化学反応や、操作中の薬品や化学生成物などの飛散
などによって、これらの上記端面側に付着したりする
と、初期の光伝送性が得られなくなるなどの問題があっ
た。また、ケーブルを通す充填剤404bやケーブル自
体などにあっても、ボックス内での化学反応や薬品、化
学生成物などの飛散などによって、経時的に劣化するな
どの問題があった。
【0012】特にケーブルの場合、使用する機器によっ
ては、ケーブル本数やケーブル芯線数を増やす必要があ
り、これに対応する必要がある。もちろん、覗き窓の透
明体にあっても、経時的に汚れたり、損傷したりしてく
るなどの問題があった。
【0013】このような場合、上記従来の各気密アダプ
タにあっては、全体が固定式であって、上述のように特
にその交換は意図されてないため、うまく対応すること
ができず、グローブボックス100自体の廃棄に追い込
まれることがあり、甚だ不経済であった。
【0014】本発明は、このような従来の実情に鑑みて
なされたもので、グローブボックスなどのような気密性
が要求される気密装置において、比較的簡単な操作で、
交換することができる気密アダプタとその交換方法を提
供せんとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
気密アダプタは、気密性が要求される気密装置に取り付
けられる気密アダプタであって、前記気密装置の壁面に
気密に装着される外筒アダプタ体と、当該外筒アダプタ
体の筒内に気密にかつ交換可能に挿入されて装着される
筒体からなる一方、当該筒体内部の長手方向に光伝送
体、透明体、又は充填剤が気密に挿入される内部アダプ
タ体と、当該内部アダプタ体の外周と前記外筒アダプタ
体の内周間に介在される環状のシール部材と、前記外筒
アダプタ体の両端側に取り付けられて前記内部アダプタ
を固定する2個の固定用リング部材とからなることを
特徴とする気密アダプタにある。
【0016】本発明の請求項2記載の気密アダプタは、
前記請求項1記載の気密アダプタにおいて、実装されて
いる前記既設内部アダプタ体を交換するには、前記2個
の固定用リング部材を取り外し、前記既設内部アダプタ
体の一方の端面に直接予備の交換用内部アダプタ体の一
方の端面を押し付けて、当該既設内部アダプタ体及び交
換用内部アダプタ体を前記外筒アダプタ体の筒内から一
方の方向に移動させ、かつ当該既設内部アダプタ体及び
交換用内部アダプタ体の環状のシール部材によって前記
外筒アダプタ体との間に気密を保つつ、前記既設内部ア
ダプタ体を前記外筒アダプタ体の筒内から取り外す一
方、前記予備の交換用内部アダプタ体を前記外筒アダプ
タ体の筒内に実装させ、さらに、前記2個の固定用リン
グ部材を外筒アダプタ体の両端側に取り付けることを特
徴とする気密アダプタの交換方法にある。
【0017】本発明の請求項3記載の気密アダプタは、
前記請求項1記載の気密アダプタにおいて、実装されて
いる前記既設内部アダプタ体を交換するには、前記既設
内部アダプタ体の一方の端面に直接予備の交換用内部ア
ダプタ体の一方の端面を押し付ける共に、両者を筒型継
手で接続する一方、前記2個の固定用リング部材を取り
外し、さらに前記既設内部アダプタ体の他方に直接延長
筒を接続し、この一体化された既設内部アダプタ体及び
交換用内部アダプタ体を前記外筒アダプタ体の筒内から
一方の方向に移動させ、かつ当該既設内部アダプタ体及
び交換用内部アダプタ体の環状のシール部材によって前
記外筒アダプタ体及び前記延長筒との間に気密を保つ
つ、前記既設内部アダプタ体を前記外筒アダプタ体の筒
内から取り外す一方、前記予備の交換用内部アダプタ体
を前記外筒アダプタ体の筒内に実装させ、さらに、前記
筒型継手を前記既設内部アダプタ体と一緒に前記予備の
交換用内部アダプタ体から取り外すと共に、前記2個
定用リング部材を外筒アダプタ体の両端側に取り付け
ることを特徴とする気密アダプタの交換方法にある。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の請求項3記載の
気密アダプタの一例を示したものである。この気密アダ
プタ400Bは、その主要部が、鍔状のフランジ420
aを有する外筒アダプタ体420と、筒体の内部アダプ
タ体430とからなり、この内部アダプタ体430が必
要により交換できるようになっている。
【0019】上記外筒アダプタ体420は、比較的長い
筒体のほぼ中央外周に上記鍔状のフランジ420aがあ
り、このフランジ420aを介して、ねじなどの固定具
500,500によって、上記図8に示したと同様のグ
ローブボックスの壁面100aに取り付けられている。
なお、この取り付けは溶接などで行うことも可能で、ま
た、上記壁面100aとフランジ420aとの間には、
シール用のOリング421が介在させてある。
【0020】上記内部アダプタ体430は、その外周の
比較的大きく離間した少なくとも2箇所(3箇所以上も
可)に形成された環状の溝431,431に装着された
少なくとも2個(3個以上も可)のシール部材であるO
リング432,432を介して、上記外筒アダプタ体4
20の筒内に気密に挿入されると共に、その外周の一端
(図1中の上端)と、外周の途中(図1中の下端寄りの
途中)には、段部433,433が設けてあって、この
各段部433,433に、上記外筒アダプタ体420の
筒両端内側に螺着された環状の固定用リング部材44
0,440が両側から当接して、当該内部アダプタ体4
30を外筒アダプタ体420に装着させるようになって
いる。なお、上記一方(図1中上端側)の固定用リング
部材440の内端面側で、内部アダプタ体430と外筒
アダプタ体420の一部には、内部アダプタ体430の
回転を規制するためのキーピンなどからなるキー部材4
50が着脱可能に装着されている。
【0021】そしてまた、内部アダプタ体430の筒両
端内側には、ライトガイド341,342が接続される
接続口434,435が形成され、また、その筒内部に
は、上記各ライトガイド341,342の端面と当接さ
れる棒状のガラスロッド(光伝送体)404aが、例え
ば当該筒内の2箇所に形成された環状の溝436,43
6に装着された2個のOリング437,437を介し
て、気密に挿入されると共に、接着剤などで固定されて
いる。したがって、グローブボックス内のもの(核燃料
物質や放射線、化学生成ガスなど)が外部に洩れること
はない。
【0022】そしてさらに、この気密アダプタ400B
にあっては、内部アダプタ体430の簡単かつ迅速な交
換に対応するため、外筒アダプタ体420の長さ、より
正確には一方の段部433とキー部材450の挿入穴間
の長さをaとし、上記内部アダプタ体430の一方のO
リング432(図1中上方側のもの)から当該内部アダ
プタ体430の一方の端部(図1中上端)までの離間間
隔をbとすると共に、他方のOリング432(図1中下
方側のもの)から当該内部アダプタ体430の他方の端
部(図1中下端)までの離間間隔をcとしたとき、a>
b+cの関係にしてある。
【0023】この関係によって、例えばこの気密アダプ
タ400Bにおいて、ガラスロッド404aの端面に傷
が付いたり、汚れが付着した場合、気密性を保持したま
ま比較的簡単な操作で、迅速に内部アダプタ体430を
交換することができる。
【0024】本発明の請求項3記載の気密アダプタの交
換方法について説明する。先ず、その具体的な方法とし
ては、先ず、グローブボックスの外側(図1の上端側)
の固定用リング部材440を取り外すと共に、内部アダ
プタ体430の側面側にあるキー部材450を取り外
す。
【0025】次に、グローブボックスの内側から、内側
の固定用リング部材440を取り外す。このとき、内部
アダプタ体430は、Oリング432,432の摩擦力
によってある程度の保持力はあるものの、基本的には、
フリー状態となるため、内外のいずれかの側から仮り支
えしておく。
【0026】この後、既設の内部アダプタ体430の外
側の端面に、予備の交換用の内部アダプタ体430の端
面を当接させて、ゆっくり押し込む。この押し込み時、
最初に既設の内部アダプタ体430のグローブボックス
側のOリング432が外筒アダプタ体420の筒部から
外れても、外側のOリング432が外筒アダプタ体42
0の筒内面と摺接した形で移動するため、気密性は保た
れる。そして、この既設の内部アダプタ体430の外側
のOリング432が外筒アダプタ体420の筒部から外
れる位置に達したときには、上記交換用の内部アダプタ
体430のグローブボックス側のOリング432が新た
に外筒アダプタ体420の筒内に挿入されて、やはり外
筒アダプタ体420の筒内面と摺接した形で移動する。
【0027】したがって、既設の内部アダプタ体430
が完全に外筒アダプタ体420から外れても、気密アダ
プタ400Bの気密性は保たれる。この気密性は、上記
した外筒アダプタ体420の長さaと、一方のOリング
432(図1中上方側のもの)から内部アダプタ体43
0の一方の端部(図1中上端)までの離間間隔bと、他
方のOリング432(図1中下方側のもの)から内部ア
ダプタ体430の他方の端部(図1中下端)までの離間
間隔cとの関係(a>b+c)によって、良好に維持さ
れる。
【0028】上記のようにして、交換用の内部アダプタ
体430が所定の位置に達したら、グローブボックスの
内側から、内側の固定用リング部材440を外筒アダプ
タ体420の所定の部分に取り付ける。この後、キー部
材450を所定の位置に取り付け、引き続き、外側の固
定用リング部材440を外筒アダプタ体420の所定の
部分に取り付ける。
【0029】これによって、図1に示した状態の気密ア
ダプタ400Bが得られると共に、内部アダプタ体43
0の交換が完了する。この場合、取り外された既設の内
部アダプタ体430だけがグローブボックス内に取り込
まれる。
【0030】図2は、本発明の請求項2記載の気密アダ
プタの2個のシール部材と異なる一例を示したものであ
る。この気密アダプタ400Cも、基本的には、上記図
1の気密アダプタ400Bとほぼ同構造のものである
が、シール部材において異なる。つまり、本例では、シ
ール部材432´がチューブ状のものとすると共に、こ
のシール部材432´の一端(図2中上端)から内部ア
ダプタ体430の一方の端部(図2中上端)までの離間
距離をbとすると共に、他端(図2中下方側のもの)か
ら内部アダプタ体430の他方の端部(図2中下端)ま
での離間距離をcとしたとき、a>b+cの関係にして
ある。したがって、本気密アダプタ400Cも、上記気
密アダプタ400Bとほぼ同様の作用、効果が得られ
る。
【0031】図3は、本発明の請求項2記載の気密アダ
プタの他の例を示したもので、この気密アダプタ400
Dも、基本的には、上記図1の気密アダプタ400Bと
ほぼ同様であるが、内部アダプタ体430において多少
異なる。この内部アダプタ体430の筒内には、電源や
信号線などのケーブル321〜2,331〜2が通され
ると共に、樹脂材料などの充填剤404bが充填されて
いる。
【0032】この内部アダプタ体430にあっても、上
記したように、グローブボックス内部での反応試験など
によって、充填剤404bやケーブル自体などが経時的
に劣化したり、使用する試験機器の変更などによって、
ケーブル本数や芯線数などを増やす必要があるため、交
換する必要が生じることがある。
【0033】この場合、内部アダプタ体430の外部ケ
ーブル321,331を短く切断し、上記図1の気密ア
ダプタ400Bとほぼ同様にして所定の作業を行い、内
部ケーブル322,332を巻き込むなどしてまとめた
予備の交換用の内部アダプタ体430の端面を、既設の
内部アダプタ体430の外側の端面に当接させて、ゆっ
くり押し込めば、交換することができる。この後、やは
り図1の気密アダプタ400Bとほぼ同様にして所定の
作業を行えばよい。
【0034】本発明の図3に示した気密アダプタの他の
例について説明するが、この気密アダプタも、基本的に
は、上記図2の気密アダプタ400Cとほぼ同様である
が、内部アダプタ体430において多少異なる。この内
部アダプタ体430の筒内には、上記気密アダプタ40
0Dと同様、電源や信号線などのケーブル321〜2,
331〜2が通されると共に、樹脂材料などの充填剤4
04bが充填されていて、やはり気密アダプタ400D
の場合と同様にして、内部アダプタ体430を交換する
ことができる。
【0035】図4は、本発明の請求項2記載の気密アダ
プタのさらに他の例を示したもので、この気密アダプタ
400Eも、基本的には、上記図1の気密アダプタ40
0Bとほぼ同様であるが、内部アダプタ体430の筒内
にグローブボックスの覗き窓をなすガラス板などの透明
体404cを装着させたものである。
【0036】この気密アダプタ400Eにおいて、外筒
アダプタ体420は、筒体のほぼ中央外周に鍔状のフラ
ンジ420aがあり、このフランジ420aを介して、
ねじなどの固定具500,500によって、グローブボ
ックスの壁面100aに取り付けられている。
【0037】上記内部アダプタ体430は、その外周の
比較的大きく離間した2箇所に2個のシール部材である
Oリング432,432が装着され、このOリング43
2,432を介して、上記外筒アダプタ体420の筒内
に気密に挿入されると共に、その外周の一端(図4中の
上端)と、外周の途中(図4中の下端寄りの途中)に
は、段部433,433が設けてあって、この各段部4
33,433に、上記外筒アダプタ体420の筒両端内
側に螺着された環状の固定用リング部材440,440
が両側から当接して、当該内部アダプタ体430を外筒
アダプタ体420に装着させるようになっている。
【0038】そしてまた、内部アダプタ体430の筒両
端内側には、円盤状の透明体404cが、2個のOリン
グ437,437を介して気密に挿入されている。な
お、460は透明体用止め部材である。
【0039】したがって、この気密アダプタ400Eに
あっても、上記図1の気密アダプタ400Bとほぼ同構
造であるため、グローブボックス内部での反応試験など
によって、透明体404cの内側などが経時的に汚れた
り、損傷した場合、やはり内部アダプタ体430ごと交
換することができる。この気密アダプタ400Eは、こ
のグローブボックスの他に、例えば海水中に構築された
海中公園施設やトンネル、水族館などの覗き窓、さらに
は宇宙ステーションの覗き窓などに応用することができ
る。なお、この場合も、シール部材は、Oリング43
2,432に限定されず、チューブ状のものとすること
もできる。
【0040】図5は、本発明の請求項1記載の気密アダ
プタの一例を示したもので、この気密アダプタ400F
の場合も、基本的には、その主要部が、鍔状のフランジ
420aを有する外筒アダプタ体420´と、筒体の内
部アダプタ体430´とからなり、この内部アダプタ体
430´も、後述する筒形継手600や延長筒700な
どの付属アタッチメントによって、交換できるようにな
っている。
【0041】上記外筒アダプタ体420´は、そのフラ
ンジ420aを介して、ねじなどの固定具500,50
0によって、グローブボックスの壁面100aに取り付
けられている。なお、この取り付けは溶接などで行うこ
とも可能で、また、上記壁面100aと上記フランジ4
20aとの間には、シール用のOリング421が介在さ
せてある。
【0042】上記内部アダプタ体430´は、その外周
中央部が少々拡径に形成され、例えばこの拡径部の2箇
所に形成された環状の溝431,431に装着された2
個のOリング432,432を介して、上記外筒アダプ
タ体420´の筒内に気密に挿入されると共に、上記外
周中央部の拡径部両端の段部433,433には、上記
外筒アダプタ体420´の筒両端内側に螺着された環状
の固定用リング部材440,440が両側から当接し
て、当該内部アダプタ体430´を外筒アダプタ体42
0´に装着させるようになっている。
【0043】なお、上記Oリング432の数は、1個又
は3個以上も可能で、また、上記一方の固定用リング部
材440の内端面側で、内部アダプタ体430´と外筒
アダプタ体420´の一部には、内部アダプタ体430
´の回転を規制するためのキー部材450が着脱可能に
装着されている。
【0044】そしてまた、内部アダプタ体430´の筒
両端内側には、ライトガイド341,342が接続され
る接続口434,435が形成され、また、その筒内部
には、上記各ライトガイド341,342の端面と当接
される棒状のガラスロッド(光伝送体)404aが、例
えば当該筒内の2箇所に形成された環状の溝436,4
36に装着された2個のOリング437,437を介し
て、気密に挿入されると共に、接着剤などによって固定
されている。したがって、このグローブボックスでも、
内部のもの(核燃料物質や放射線、化学生成ガスなど)
は、外部に洩れることはない。
【0045】この気密アダプタ400Fにおいて、ガラ
スロッド404aの端面に傷が付いたり、汚れが付着し
た場合、簡単な操作を経て、内部アダプタ体430´を
交換することができる。
【0046】次に、図5に示した気密アダプタの交換方
法について説明する。先ず、グローブボックスの外側
(図5の上端側)の固定用リング部材440を取り外
す。次に、内部アダプタ体430´の外側突出部分に付
属アタッチメントである筒形継手600をねじ込みなど
によって嵌め込む。なお、この筒形継手600の外径
は、外筒アダプタ体420´の筒内を通る大きさとして
ある。
【0047】この筒形継手600を取り付けた後、一旦
外方側に少々引き抜き、内部アダプタ体430´をスラ
イドさせて、キー部材450を取り外す。このキー部材
450を取り外したら、筒形継手600を押して、内部
アダプタ体430´を元の位置に戻す。
【0048】上記の状態で、今度は、グローブボックス
の内側から、内側の固定用リング部材440を取り外
す。このとき、内部アダプタ体430´は、外側の筒形
継手600を保持することによって支持しておく。
【0049】そして、次には、グローブボックスの内側
から、やはり付属アタッチメントでパイプ部材などから
なる延長筒700を、内側の固定用リング部材440の
取り外された外筒アダプタ体420´の端部内側にねじ
込みなどによって嵌め込む。このとき、内部アダプタ体
430´が滑らないように保持する必要がある。なお、
この延長筒700は予めグローブボックス内に搬入して
おく。
【0050】ここで、図6のように延長筒700と外筒
アダプタ体420´(正確にはキー部材450側の起点
はその挿入穴とする)との長さをaとし、上記内部アダ
プタ体430´の一方のOリング432(図5中上方側
のもの)から当該内部アダプタ体430´の一方の端部
(図5中上端)までの離間間隔をbとすると共に、他方
のOリング432(図5中下方側のもの)から当該内部
アダプタ体430´の他方の端部(図5中下端)までの
離間間隔をcとしたとき、a>b+cの関係にしてあ
る。
【0051】この延長筒700を接続した状態で、図6
のように上記筒形継手600の開放口に交換用の内部ア
ダプタ体430´をねじ込みなどによって嵌め込み、既
設の内部アダプタ体430´と一体化して、グローブボ
ックス内に押し込む。このとき、延長筒700と外筒ア
ダプタ体420´との長さaが、上記a>b+cの関係
にあるため、気密状態を保持したままで、既設の内部ア
ダプタ体430´が延長筒700側に移動しつつ、交換
用の内部アダプタ体430´が外筒アダプタ体420´
の筒内に挿入される。
【0052】そして、交換用の内部アダプタ体430´
が、外筒アダプタ体420´の所定の位置に達したら、
上記延長筒700、既設の内部アダプタ体430´及び
筒形継手600を取り外し、この後、キー部材450を
所望の部分に嵌め込むと共に、この後、グローブボック
スの内側から、内側の固定用リング部材440を外筒ア
ダプタ体420´の所定の部分に取り付ける。
【0053】この後、外側の固定用リング部材440を
やはり外筒アダプタ体420´の所定の部分に取り付け
れば、図5に示した状態の気密アダプタ400Fが得ら
れると共に、内部アダプタ体430´の交換が完了す
る。この場合、取り外された既設の内部アダプタ体43
0´、筒形継手600及び延長筒700がグローブボッ
クス内に取り込まれる。
【0054】図7は、本発明の請求項1記載の気密アダ
プタの他の例を示したもので、この気密アダプタ400
Gも、基本的には、上記図5の気密アダプタ400Fと
ほぼ同様であるが、内部アダプタ体430´において多
少異なる。この内部アダプタ体430´の筒内には、電
源や信号線などのケーブル321〜2,331〜2が通
されると共に、樹脂材料などの充填剤404bが充填さ
れている。
【0055】この内部アダプタ体430´にあっても、
上記したように、グローブボックス内部での反応試験な
どによって、充填剤404bやケーブル自体などが経時
的に劣化したり、使用する試験機器の変更などによっ
て、ケーブル本数や芯線数などを増やす必要があるた
め、交換する必要が生じる場合がある。
【0056】この場合、内部アダプタ体430´の外部
ケーブル321〜2を短く切断し、上記図5の気密アダ
プタ400Fとほぼ同様にして所定の作業を行い、内部
ケーブル322,332を巻き込むなどしてまとめた予
備の交換用の内部アダプタ体430´の端面を、既設の
内部アダプタ体430´の外側の端面に当接させて、ゆ
っくり押し込めば、交換することができる。この後やは
り、図5の気密アダプタ400Fとほぼ同様にして所定
の作業を行えばよい。
【0057】なお、上記実施の形態における気密アダプ
タF,GのOリング432にあっても、気密アダプタ
C,Dのようにチューブ状のシール部材とすることが可
能である。
【0058】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の気密アダプタ及びその交換方法によると、次のような
優れた効果が得られる。
【0059】(1)先ず、気密性が要求される気密装置
において、気密アダプタの筒体からなる内部アダプタ体
の長手方向に挿入された光伝送体、透明体が傷や損傷、
汚れなどによって所期の機能を果たさなくなったり、
はこの内部アダプタ体の長手方向に挿入された充填剤中
に通されたケーブル本数や芯線数の増数の必要により交
換が必要となったとき、気密性を保持したままで、その
一部を比較的簡単に交換することができる。したがっ
て、特にグローブボックスのような気密装置の場合、内
部の有害物(核燃料物質や放射線、化学生成ガスなど)
を外部に洩らすことなく行え、極めて有益である。
【0060】(2)また、この交換が気密下で行われる
ため、2次的な気密境界設備、装置などを別に設ける必
要はなく、交換コストの低減を図ることができる。
【0061】(3)また、この気密下での交換によっ
て、グローブボックスのような気密装置の場合、内部の
汚染レベルなどの雰囲気に左右されることなく行うこと
ができる利点も得られる。
【0062】(4)また、この交換に際して、特別な治
具などを用いる必要もなく、外筒アダプタ体の両端側に
取り付けられる内外2個の固定用リング部材などのアダ
プタ部品の単なる回転操作や部品の保持作業などだけで
十分対応できるため、作業性がよく、効率的な作業が可
能となる。この良好な作業性の効果は、気密性が要求さ
れる気密装置、例えばグローブボックスの場合を例にと
ると、実際の交換作業が、作業者の手が入れられる気密
性のグローブを介して間接的に行われ、複雑な操作や作
業には対応し難くことを考慮すると、極めて有効な効果
と言える。また、この内外2個の固定用リング部材によ
って、気密アダプタは安定してかつ強固に取り付けられ
るため、高い安全性が得られる。
【0063】(5)また、上記交換に際して、交換され
た部品、例えば内部アダプタ体や筒形継手、延長筒など
は、グローブボックスなどの気密性が要求される気密装
置内に取り込まれる方式であるため、交換作業における
除染が不要となる。
【0064】(6)また、上記交換に際して、交換済み
の部品が、内部アダプタ体だけや、この内部アダプタ
体、筒形継手、及び延長筒などのみで最小限に抑えるこ
とができるため、特にグローブボックスのような装置に
おいて、核燃料物質や放射線物質を取り扱う作業の場
合、これらの有害物質は勿論のこと、上記交換済みの部
品もすべて汚染物質として処理、保管することが義務付
けられているため、これらの処理、保管物の大幅な低減
を図ることができる。
【0065】(7)また、気密アダプタの外筒アダプタ
体の内径の範囲内であれば、交換される内部アダプタ体
の貫通部や開口部の仕様変更(光伝送仕様の変更、電源
ケーブルや光ケーブルの容量、性能仕様の変更)が容易
にでき、広範な使用形態に対応することができる利点も
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る気密アダプタの一例を示した縦断
面図である。
【図2】本発明に係る気密アダプタの他の例を示した縦
断面図である。
【図3】本発明に係る気密アダプタの他の例を示した縦
断面図である。
【図4】本発明に係る気密アダプタの他の例を示した縦
断面図である。
【図5】本発明に係る気密アダプタの他の例を示した縦
断面図である。
【図6】図5の気密アダプタの交換方法における、既設
の内部アダプタ体に予備の交換用の内部アダプタ体を当
接させて押し込む工程を示した縦断面図である。
【図7】本発明に係る気密アダプタの他の例を示した縦
断面図である。
【図8】気密装置としてのグローブボックスの使用状態
を示した概略説明図である。
【図9】従来の気密アダプタの一例を示した縦断面図で
ある。
【符号の説明】
100a 気密装置の壁面 400B〜G 気密アダプタ404a 光伝送体 404b 充填剤 404c 透明体 420,420´ 外筒アダプタ体 430,430´ 内部アダプタ体 432 シール部材(Oリング) 432´ シール部材(チューブ状のも
の) 433 段部 440 固定用リング部材 450 キー部材 600 筒形継手 700 延長筒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鳥谷 智晶 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フ ジクラ佐倉工場内 (72)発明者 栗田 勉 茨城県那珂郡東海村大字村松4番地33 動力炉・核燃料開発事業団東海事業所内 (72)発明者 加藤 良幸 茨城県那珂郡東海村大字村松4番地33 動力炉・核燃料開発事業団東海事業所内 (56)参考文献 特開 平7−63890(JP,A) 特開 平8−285986(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G21F 7/005 G21F 7/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気密性が要求される気密装置に取り付け
    られる気密アダプタであって、前記気密装置の壁面に気
    密に装着される外筒アダプタ体と、当該外筒アダプタ体
    の筒内に気密にかつ交換可能に挿入されて装着される筒
    体からなる一方、当該筒体内部の長手方向に光伝送体、
    透明体、又は充填剤が気密に挿入される内部アダプタ体
    と、当該内部アダプタ体の外周と前記外筒アダプタ体の
    内周間に介在される環状のシール部材と、前記外筒アダ
    プタ体の両端側に取り付けられて前記内部アダプタ体
    固定する2個の固定用リング部材とからなることを特徴
    とする気密アダプタ。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の気密アダプタにおい
    て、実装されている前記既設内部アダプタ体を交換する
    には、前記2個の固定用リング部材を取り外し、前記既
    設内部アダプタ体の一方の端面に直接予備の交換用内部
    アダプタ体の一方の端面を押し付けて、当該既設内部ア
    ダプタ体及び交換用内部アダプタ体を前記外筒アダプタ
    体の筒内から一方の方向に移動させ、かつ当該既設内部
    アダプタ体及び交換用内部アダプタ体の環状のシール部
    材によって前記外筒アダプタ体との間に気密を保つつ、
    前記既設内部アダプタ体を前記外筒アダプタ体の筒内か
    ら取り外す一方、前記予備の交換用内部アダプタ体を前
    記外筒アダプタ体の筒内に実装させ、さらに、前記2個
    の固定用リング部材を外筒アダプタ体の両端側に取り付
    けることを特徴とする気密アダプタの交換方法。
  3. 【請求項3】 前記請求項1記載の気密アダプタにおい
    て、実装されている前記既設内部アダプタ体を交換する
    には、前記既設内部アダプタ体の一方の端面に直接予備
    の交換用内部アダプタ体の一方の端面を押し付ける共
    に、両者を筒型継手で接続する一方、前記2個の固定用
    リング部材を取り外し、さらに前記既設内部アダプタ体
    の他方に直接延長筒を接続し、この一体化された既設内
    部アダプタ体及び交換用内部アダプタ体を前記外筒アダ
    プタ体の筒内から一方の方向に移動させ、かつ当該既設
    内部アダプタ体及び交換用内部アダプタ体の環状のシー
    ル部材によって前記外筒アダプタ体及び前記延長筒との
    間に気密を保つつ、前記既設内部アダプタ体を前記外筒
    アダプタ体の筒内から取り外す一方、前記予備の交換用
    内部アダプタ体を前記外筒アダプタ体の筒内に実装さ
    せ、さらに、前記筒型継手を前記既設内部アダプタ体と
    一緒に前記予備の交換用内部アダプタ体から取り外すと
    共に、前記2個の固定用リング部材を外筒アダプタ体の
    両端側に取り付けることを特徴とする気密アダプタの交
    換方法。
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