JPH066673A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH066673A
JPH066673A JP4190080A JP19008092A JPH066673A JP H066673 A JPH066673 A JP H066673A JP 4190080 A JP4190080 A JP 4190080A JP 19008092 A JP19008092 A JP 19008092A JP H066673 A JPH066673 A JP H066673A
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JP
Japan
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image pickup
data
memory circuit
peak value
signal
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JP4190080A
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English (en)
Inventor
Koichi Nakamura
孔一 仲村
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH066673A publication Critical patent/JPH066673A/ja
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、例えばテレビジヨンカメラ等の撮像
装置に関し、全体として簡易な構成で、撮像画像を所定
領域に分割して絞り調整し得るようにする。 【構成】本発明は、加算手段10、82〜94又はピー
ク検出手段10、82〜88、100、120におい
て、撮像信号SR〜SBを加算し、またピーク値を検出
し、加算結果DD1又はピーク検出結果DP1に基づい
て各領域a11〜a55毎にメモリ回路122の内容を更新
することにより、1系統の加算手段10、82〜94又
はピーク検出手段10、82〜88、100、120を
切り換えて使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1、図3、図4〜図7) 作用(図1、図3、図4〜図7) 実施例 (1)全体構成(図1) (2)デイジタル信号処理回路(図2) (3)信号レベル検出回路(図3〜図4) (4)中央処理ユニツト(図5〜図7) (5)実施例の効果 (6)他の実施例 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は撮像装置に関し、例えば
テレビジヨンカメラに適用し得る。
【0003】
【従来の技術】従来、この種の撮像装置においては、撮
像画像を所定領域毎に分割して絞り調整するようになさ
れたものがある。
【0004】すなわち撮像装置においては、撮像画像の
各領域毎に撮像信号を累積加算し、その加算結果を制御
回路に出力する。制御回路においては、各領域毎に所定
の重み付けデータでこの加算結果を重み付け加算し、こ
れにより絞り制御用の基準データを生成する。
【0005】制御回路においては、この基準データが所
定の値になるように、絞りを制御し、これにより例えば
撮像画像の中心近傍に重点をおいて、絞り調整し得るよ
うになされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところがこの方法の場
合、撮像画像の各領域毎に、撮像信号の累積加算手段が
必要になり、その分全体構成が煩雑になる問題がある。
【0007】さらにこの種の撮像装置においては、累積
加算値に加えて撮像信号のピーク値を参考にして絞り調
整するものもあり、この場合さらに一段と全体構成が煩
雑になる問題がある。
【0008】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、全体として簡易な構成で、撮像画像を所定領域で分
割して絞り調整することができる撮像装置を提案しよう
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め第1の発明においては、撮像画像を所定領域a11〜a
55で分割して絞り調整する撮像装置1において、所定の
光学系8を介して被写体を撮像し、撮像信号SR〜SB
を出力する撮像手段2、14、16、18、20と、各
領域a11〜a55毎に累積加算データDD1を格納する加
算データメモリ回路122と、所定期間毎に、撮像信号
SR〜SBを順次加算して加算データDD1を生成し、
加算データDD1を加算データメモリ回路122に格納
された累積加算データDD1に加算して加算データメモ
リ回路122に格納することにより、各領域a11〜a55
毎に撮像信号SR〜SBを加算して累積加算データDD
1を生成する加算手段10、82〜94と、加算データ
メモリ回路122に格納された累積加算データDD1に
基づいて撮像手段2、14、16、18、20の絞り6
を制御する絞り制御手段10とを備えるようにする。
【0010】さらに第2の発明においては、撮像画像を
所定領域a11〜a55で分割して絞り調整する撮像装置1
において、所定の光学系8を介して被写体を撮像し、撮
像信号SR〜SBを出力する撮像手段2、14、16、
18、20と、各領域a11〜a55毎にピーク値データD
P1を格納するピーク値メモリ回路122と、所定期間
毎に、撮像信号SR〜SBのピーク値を検出してピーク
データDP1を生成し、ピークデータDP1とピーク値
メモリ回路122に格納されたピーク値データDP1と
の比較結果に基づいてピーク値メモリ回路122に格納
されたピーク値データDP1を更新することにより、各
領域a11〜a55毎に撮像信号SR〜SBのピーク値を検
出するピーク検出手段10、82〜88、100、12
0と、ピーク値メモリ回路122に格納されたピーク値
データDP1に基づいて撮像手段2、14、16、1
8、20の絞り6を制御する絞り制御手段10とを備え
るようにする。
【0011】さらに第3の発明において、撮像手段2、
14、16、18、20は、撮像信号SR〜SBを出力
する撮像素子2について、欠陥画素のアドレスデータA
Dを格納する欠陥アドレスメモリ回路122と、アドレ
スデータADに基づいて、撮像素子2の出力信号を補正
して撮像信号SR〜SBを生成する欠陥補正回路38と
を有し、加算データメモリ回路122又はピーク値メモ
リ回路122は、欠陥アドレスメモリ回路122の空き
領域を使用して、累積加算データDD1又はピーク値デ
ータDP1を格納する。
【0012】さらに第4の発明において、欠陥アドレス
メモリ回路122は、撮像信号SR〜SBのブランキン
グ期間の間、欠陥画素のアドレスデータADを出力し、
撮像信号SR〜SBの映像期間の間、累積加算データD
D1を入出力し、又はピーク値データDP1を更新す
る。
【0013】
【作用】所定期間毎に、撮像信号SR〜SBを順次加算
して加算データDD1を生成し、加算データDD1を加
算データメモリ回路122に格納された累積加算データ
DD1に加算して加算データメモリ回路122に格納す
ることにより、各領域a11〜a55毎に撮像信号SR〜S
Bを加算して累積加算データDD1を生成すれば、1系
統の加算手段10、82〜94で累積加算データDD1
を生成し得る。
【0014】同様に所定期間毎に、撮像信号SR〜SB
のピーク値を検出してピークデータDP1を生成し、ピ
ークデータDP1とピーク値メモリ回路122に格納さ
れたピーク値データDP1との比較結果に基づいてピー
ク値メモリ回路122に格納されたピーク値データDP
1を更新することにより、各領域a11〜a55毎に撮像信
号SR〜SBのピーク値を検出すれば、1系統のピーク
検出手段10、82〜88、100、120でピーク値
を検出することができる。
【0015】このとき欠陥アドレスメモリ回路122の
空き領域を使用して、累積加算データDD1又はピーク
値データDP1を格納すれば、メモリ回路122の容量
を有効に使用することができる。
【0016】さらに撮像信号SR〜SBのブランキング
期間の間、欠陥画素のアドレスデータADを出力し、撮
像信号SR〜SBの映像期間の間、累積加算データDD
1を入出力し、又はピーク値データDP1を更新すれ
ば、アドレスデータADのアクセス時間の空き時間を有
効に使用して累積加算データDD1を入出力し、又はピ
ーク値データDP1を更新することができる。
【0017】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0018】(1)全体構成 図1において、1は全体として撮像装置を示し、固体撮
像素子(CCD)2を駆動して所望の被写体を撮像す
る。
【0019】すなわち撮像装置1は、タイミングジエネ
レータ(TD)4で基準信号を生成し、この基準信号で
固体撮像素子2を駆動する。撮像装置1は、固体撮像素
子2の前面に絞り6、ズームレンズ8を配置し、これに
より固体撮像素子2の撮像面に、所望の倍率及び明るさ
で被写体の画像を結像するようになされている。
【0020】このとき中央処理ユニツト(CPU)10
は、ズーム位置検出回路12で撮像画像の倍率を検出
し、この検出結果に基づいて絞り6の制御を切り換える
ようになされ、これにより倍率が変化した場合でもユー
ザの所望する明るさで被写体を撮像し得るようになされ
ている。
【0021】さらに撮像装置1は、相関二重サンプリン
グの手法を適用して固体撮像素子2の出力信号をサンプ
ルホールド回路(S/H)14でサンプルホールドし、
その結果得られる撮像信号S1をAVブロツク回路16
に出力する。
【0022】AVブロツク回路16は、撮像信号S1か
ら各色信号を生成した後、所定の増幅率で増幅して出力
し、このとき各色信号の信号レベルを補正することによ
り、シエーデイング補正等し得るようになさ、さらに増
幅率を切り換えてホワイトバランス調整、ゲンイアツプ
調整し得るようになされている。
【0023】アナログデイジタル変換回路(A/D)1
8は、AVブロツク回路16から出力される色信号SR
〜SBをデイジタル信号に変換して出力する。
【0024】デイジタル信号処理回路20は、所定の検
出回路で各色信号SR〜SBの信号レベルを検出するこ
とにより、ブラツクセツト調整用、ブラツクバランス調
整用、ホワイトバランス調整用、絞り調整用、フレア補
正用のデータ検出処理を実行し、必要に応じて検出結果
を中央処理ユニツト10に出力する。
【0025】これにより撮像装置1においては、このデ
ータ検出結果に基づいて中央処理ユニツト10で各信号
処理回路を制御することにより、ホワイトバランス調整
等し得るようになされている。
【0026】さらにデイジタル信号処理回路20は、デ
ータ検出結果に基づいて、各色信号の信号レベルを補正
することにより、フレア補正すると共に、シエーデイン
グ補正用の補正信号SHを生成し、この補正信号SHを
デイジタルアナログ変換回路(D/A)22を介してA
Vブロツク回路16に出力する。これにより撮像装置1
においては、デイジタル信号処理回路20で生成した補
正信号SHを使用してシエーデイング補正するようにな
されている。
【0027】ビデオプロセス回路24は、デイジタル信
号処理回路20で処理された色信号を受け、ガンマ処
理、ニー処理した後、ペデスタルレベルを設定する。続
くエンコーダ回路26は、各色信号を輝度信号及び色差
信号に変換した後、ビデオ信号に変換して出力する。
【0028】これにより撮像装置1においては、所望の
被写体を撮像してそのビデオ信号を出力し得るようにな
されている。
【0029】(2)デイジタル信号処理回路 図2に示すように、デイジタル信号処理回路20は、テ
スト信号発生回路30で種々のテスト信号を生成してセ
レクタ32R、32G、32B及び34R、34G、3
4Bに出力するようになされ、このとき中央処理ユニツ
ト10の出力信号に基づいてこのテスト信号を切り換え
るようになされている。
【0030】これによりデイジタル信号処理回路20
は、調整モードにおいて、種々のテスト信号を使用して
AVブロツク等を調整し得るようになされ、自己診断モ
ードにおいて、全体の動作を確認し得るようになされて
いる。
【0031】さらにデイジタル信号処理回路20は、デ
イジタル信号でなる各色信号SR〜SBをクランプレベ
ル検出回路36に与え、ここで所定のタイミングで各色
信号SR〜SBの信号レベルを検出する。さらにデイジ
タル信号処理回路20は、この信号レベル検出結果をク
ランプ回路(図示せず)に出力し、これにより各色信号
SR〜SBのクランプレベルを設定する。
【0032】セレクタ32R〜32Bは、通常の動作モ
ードにおいて、各色信号SR〜SBを選択して欠陥補正
回路38に出力するのに対し、自己診断モードにおいて
は、所定のタイミングで接点を切り換え、これにより垂
直ブランキング期間の1水平走査期間の間、色信号SR
〜SBに代えてテスト信号を選択出力する。
【0033】これに対して調整モードにおいて、セレク
タ32R〜32Bは、中央処理ユニツト10で制御され
ることにより、各調整項目に応じて所定のタイミングで
接点を切り換え、これにより撮像装置1においては、色
信号SR〜SBに代えて各種テスト信号を出力するよう
になされ、簡易に各種調整を実施し得るようになされて
いる。
【0034】欠陥自動検出回路40は、各色信号の信号
レベルを連続的にモニタすることにより、固体撮像素子
2の欠陥画素を検出し、この欠陥画素の位置を所定のメ
モリ回路に格納する。
【0035】欠陥補正回路38は、このメモリ回路の内
容に従つて、この欠陥画素の位置で補間演算処理を実行
し、これにより欠陥画素について周囲の画素から補正用
の色信号を生成し、欠陥画素の色信号を生成した色信号
で置き換える。これにより欠陥補正回路38は、固体撮
像素子2に欠陥が発生した場合でも、画質が大幅に劣化
しないようになされている。
【0036】加算回路42R〜42Bは、フレア補正回
路44から出力されるフレア補正信号を各色信号に加算
し、これにより撮像画像のフレアを補正する。
【0037】なおフレア補正回路44は、中央処理ユニ
ツト10の演算結果に基づいてフレア補正信号を生成す
るようになされ、これにより撮像装置1においては、簡
易な調整作業でフレア補正し得るようになされている。
【0038】セレクタ46R〜46Bは、加算回路42
R〜42Bの出力信号を続くビデオプロセス回路24に
出力し、このとき選択信号SEL1の信号レベルが切り
換わると、接点を切り換えることにより出力信号の信号
レベルを0レベルに立ち下げる。
【0039】これにより撮像装置1においては、調整モ
ード等において、必要に応じてビデオプロセス回路24
の入力レベルを0レベルに立ち下げ、ビデオプロセス回
路24以降の回路ブロツクを簡易に調整し得るようにな
されている。
【0040】ローパスフイルタ回路48は、欠陥補正回
路38から出力される色信号について、高域成分を抑圧
することによりノイズ成分を除去して出力する。
【0041】シエーデイング補正回路50及び52は、
ローパスフイルタ回路48の出力信号に基づいて、それ
ぞれ黒レベル及び白レベルのシエーデイングを補正する
シエーデイング補正信号SH1、SH2を作成する。こ
のときシエーデイング補正回路52は、中央処理ユニツ
ト10の演算結果D1に基づいて、各色信号からシエー
デイング補正用の補正信号SH2を作成する。
【0042】これによりデイジタル信号処理回路20
は、このシエーデイング補正信号SH1、SH2をAV
ブロツク16に帰還してシエーデイング補正するように
なされている。
【0043】このときシエーデイング補正回路50は、
セレクタ34R〜34Bを介して補正信号SH1を出力
するようになされ、セレクタ34R〜34Bは、選択信
号SEL2に応動して補正信号SH1に代えてテスト信
号を選択出力するようになされている。これにより撮像
装置1においては、必要に応じてシエーデイング補正及
びテスト信号を選択出力し、AVブロツクの調整作業を
簡略化し得るようになされている。
【0044】データ検出回路54は、ローパスフイルタ
回路48の出力信号について、その信号レベル等を検出
することにより、フレア補正、ホワイトバランス調整用
のデータを検出する。
【0045】このうち絞り調整用のデータについて、デ
ータ検出回路54は、欠陥検出回路38のメモリ回路に
検出結果のデータを格納するようになされ、このメモリ
回路の内容を中央処理ユニツト10からアクセスして簡
易に絞り調整し得るようになされている。
【0046】(3)信号レベル検出回路 図3に示すようにデータ検出回路54において、信号レ
ベル検出回路80は、撮像画像を所定領域(以下絞り制
御単位と呼ぶ)に分割し、各絞り制御単位毎にピーク値
及び累積加算値を検出する。
【0047】すなわち信号レベル検出回路80は、ナム
アイ回路82に色信号SR〜SBを与え、ここで色信号
SR〜SBの中から最も信号レベルも大きな信号を、色
信号SR〜SBの繰り返し周期で選択出力する(以下こ
の信号をナムアイ信号と呼ぶ)。
【0048】ゲート回路86は、ラツチ回路84を介し
て入力されるナムアイ信号をゲート信号GT2を基準に
して選択出力し、これにより映像期間のナムアイ信号を
選択して続くラツチ回路88に出力する。
【0049】さらに信号レベル検出回路80は、ラツチ
回路88の出力信号を加算回路92に与え、所定期間の
間、この加算回路92の出力信号をラツチ回路94を介
して加算入力として帰還する。これにより信号レベル検
出回路80は、加算回路92及びラツチ回路94で積分
回路を形成し、所定の積分期間毎にラツチ回路88の出
力信号を累積加算する。
【0050】ここで図4に示すように、信号レベル検出
回路80は、それぞれ垂直及び水平方向に撮像画像Mを
5分割し、これにより絞り制御単位a11〜a55を設定す
る。これに対応して信号レベル検出回路80は、水平方
向の映像期間を5分割して積分期間を設定し、その結果
得られる積分データDD1を中央処理ユニツト10に出
力する。
【0051】遅延回路100は、ラツチ回路88の出力
信号について高域成分を抑圧して出力し、ピーク検出回
路120は、遅延回路100の出力信号についてピーク
値を検出する。このときピーク検出回路120は、積分
期間と単位にして、順次ナムアイ信号の比較結果を得る
ことにより、各積分期間毎に、ピーク値を検出して中央
処理ユニツト10に出力する。
【0052】(4)中央処理ユニツト 中央処理ユニツト10は、欠陥補正回路38のメモリ回
路を使用して積分データDD1及びピークデータDP1
を更新することにより、絞り制御単位a11〜a55毎に、
ナムアイ信号の平均値及びピーク値を検出する。
【0053】すなわち図5及び図6に示すように、欠陥
補正回路38においては、スタテイツクRAM構成のメ
モリ回路122を有し、このメモリ回路122にデータ
検出回路54で検出された欠陥画素のアドレスデータA
Dを格納する。中央処理ユニツト10は、このメモリ回
路122の空き領域を各絞り制御単位a11〜a55に割当
て、それぞれ積分データDD1及びピークデータDP1
を格納する。
【0054】これにより撮像装置1においては、欠陥補
正に使用するメモリ回路122の空き領域を有効に利用
して積分データDD1及びピークデータDP1を格納す
るようになされている。
【0055】このとき図7に水平ブランキング信号HB
LK(図7(A))を基準にして示すように、欠陥補正
回路38は、ブランキング期間を利用して欠陥画素のア
ドレスデータAD(図7(B))をアクセスし、中央処
理ユニツト10は、このアクセスの空き時間でなる映像
期間を利用してメモリ回路122に積分データDD1及
びピークデータDP1を格納する(図7(C))。これ
により撮像装置1においては、メモリ回路122を効率
良く使用して全体構成を簡略化し得るようになされてい
る。
【0056】中央処理ユニツト10においては、積分デ
ータDD1及びピークデータDP1に割当てられたメモ
リ領域を垂直同期信号を基準にして初期化し、これによ
りフイールド周期で積分データDD1及びピークデータ
DP1を検出する。
【0057】さらに中央処理ユニツト10は、積分期間
毎に、ラツチ回路94から積分データDD1を取り込ん
だ後、この積分データに対応する積分データDD1をメ
モリ回路122から読み出して加算し、その加算結果で
メモリ回路122の内容を更新する。
【0058】これにより中央処理ユニツト10は、各絞
り制御単位a11〜a55で、ナムアイ信号の積分結果を
得、その積分結果をメモリ回路122に格納するように
なされている。
【0059】このとき撮像装置1においては、各積分期
間毎にナムアイ信号を積分した後、積分結果に基づいて
メモリ回路122の内容を更新することにより、1系統
の加算回路を各絞り制御単位a11〜a55に切り換えて使
用することができ、その分全体構成を簡略化することが
できる。
【0060】さらに中央処理ユニツト10は、積分期間
毎に、ピーク検出回路120からピークデータDP1を
取り込んだ後、このピークデータDP1に対応するピー
クデータDP1をメモリ回路122から読み出し、この
2つのピークデータDP1間の比較結果に基づいてメモ
リ回路122の内容を更新する。
【0061】これにより中央処理ユニツト10は、各絞
り制御単位a11〜a55で、ナムアイ信号のピーク値を検
出し、その検出結果をメモリ回路122に格納するよう
になされている。
【0062】このとき撮像装置1においては、各積分期
間毎にナムアイ信号のピークを検出した後、その検出結
果に基づいてメモリ回路の内容を更新することにより、
1つのピーク検出回路120を各絞り制御単位a11〜a
55に切り換えて使用することができ、その分全体構成を
簡略化することができる。
【0063】続いて中央処理ユニツト10においては、
このように各絞り制御単位a11〜a55毎に取り込んだ積
分データDD1を予め設定した重み付け係数で重み付け
加算する。これにより中央処理ユニツト10は、その結
果得られる加算値のデータを基準にして絞り6を制御
し、撮像画像の明るさを所定の明るさに保持する。
【0064】このとき中央処理ユニツト10において
は、ズーム位置検出結果に基づいて、この重み付け係数
の値を切り換え、これによりカメラマンの所望する被写
体について最適な明るさを確保する。
【0065】さらにこのとき中央処理ユニツト10にお
いては、各絞り制御単位a11〜a55毎に積分データとピ
ークデータとの比較結果を検出し、この比較結果が所定
の基準値以下で、かつピークデータの値が所定値以上の
とき、この絞り制御単位a11〜a55においては、空等の
明るい被写体を撮像した領域と判断して重み付け係数を
切り換える。
【0066】これとは逆にピークデータの値が所定値以
上で、かつ比較結果が所定の基準値以上のとき、この絞
り制御単位a11〜a55においては、例えばろうそくの明
かりを遠くから撮像した場合のように、画面全体の明る
さに比して輝度レベルの高い部分が点状に存在している
場合と判断し、撮像画像が明るくなるように重み付け係
数を切り換える。
【0067】これにより中央処理ユニツト10は、各絞
り制御単位a11〜a55毎に積分データを基準にして絞り
6を制御し、このときピーク値検出結果に基づいて重み
付け係数を切り換えることにより、撮像画像の特徴を判
断してきめ細かく絞り6を制御するようになされてい
る。
【0068】これにより撮像装置1においては、カメラ
マンの所望する被写体について、最適な明るさを確保し
得るようになされ、これにより使い勝手を向上するよう
になされている。
【0069】(5)実施例の効果 以上の構成によれば、積分期間単位でナムアイ信号の積
分結果及びピーク値を検出し、各絞り制御単位毎にメモ
リ回路122に格納された積分データ及びピークデータ
を更新することにより、1系統の積分回路及びピーク検
出回路を各絞り制御単位で切り換えて使用して各絞り制
御単位毎に積分値及びピーク値を検出することができ、
これにより全体構成を簡略化することができる。
【0070】(6)他の実施例 なお上述の実施例においては、積分値とピーク値を基準
にして絞りを制御する場合について述べたが、本発明は
これに限らず、積分値又はピーク値の一方だけを使用し
て絞りを制御する場合にも適用することができる。
【0071】さらに上述の実施例においては、ナムアイ
信号から撮像信号の積分値及びピーク値を検出する場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、輝度信号に
ついて検出する場合、各色信号について検出する場合等
に広く適用することができる。
【0072】さらに上述の実施例においては、ズーム位
置に応じて重み付け処理を切り換える場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、撮像画像を所定領域に分
割して絞りを制御する場合に広く適用することができ
る。
【0073】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、撮像画像
を所定領域に分割して絞りを制御する場合に、所定期間
毎に、撮像信号を加算し、またピーク値を検出し、加算
結果又はピーク検出結果に基づいて各領域毎にメモリ回
路の内容を更新することにより、1系統の加算手段又は
ピーク検出手段を切り換えて使用して、各領域毎に加算
値又はピーク値を検出することができ、これにより全体
をして簡易な構成で、撮像画像を所定領域に分割して絞
りを制御することができる撮像装置を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による撮像装置を示すブロツ
ク図である。
【図2】そのデイジタル信号処理回路を示すブロツク図
である。
【図3】信号レベル検出回路を示すブロツク図である。
【図4】絞り制御単位の説明に供する略線図である。
【図5】メモリ回路の説明に供する略線図である。
【図6】データの流れの説明に供するブロツク図であ
る。
【図7】その動作の説明に供する信号波形図である。
【符号の説明】 1……撮像装置、2……固体撮像素子、6……絞り、1
0……中央処理ユニツト、16……AVブロツク回路、
18……アナログデイジタル変換回路、20……デイジ
タル信号処理回路、38……欠陥補正回路、54……デ
ータ検出回路、80……信号レベル検出回路、122…
…メモリ回路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像画像を所定領域で分割して絞り調整す
    る撮像装置において、 所定の光学系を介して被写体を撮像し、撮像信号を出力
    する撮像手段と、 上記各領域毎に累積加算データを格納する加算データメ
    モリ回路と、 所定期間毎に、上記撮像信号を順次加算して加算データ
    を生成し、上記加算データを上記加算データメモリ回路
    に格納された上記累積加算データに加算して上記加算デ
    ータメモリ回路に格納することにより、上記各領域毎に
    上記撮像信号を加算して上記累積加算データを生成する
    加算手段と、 上記加算データメモリ回路に格納された上記累積加算デ
    ータに基づいて上記撮像手段の絞りを制御する絞り制御
    手段とを具えることを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】撮像画像を所定領域で分割して絞り調整す
    る撮像装置において、 所定の光学系を介して被写体を撮像し、撮像信号を出力
    する撮像手段と、 上記各領域毎にピーク値データを格納するピーク値メモ
    リ回路と、 所定期間毎に、上記撮像信号のピーク値を検出してピー
    クデータを生成し、上記ピークデータと上記ピーク値メ
    モリ回路に格納された上記ピーク値データとの比較結果
    に基づいて上記ピーク値メモリ回路に格納された上記ピ
    ーク値データを更新することにより、上記各領域毎に上
    記撮像信号のピーク値を検出するピーク検出手段と、 上記ピーク値メモリ回路に格納された上記ピーク値デー
    タに基づいて上記撮像手段の絞りを制御する絞り制御手
    段とを具えることを特徴とする撮像装置。
  3. 【請求項3】上記撮像手段は、 上記撮像信号を出力する撮像素子について、欠陥画素の
    アドレスデータを格納する欠陥アドレスメモリ回路と、 上記アドレスデータに基づいて、上記撮像素子の出力信
    号を補正して上記撮像信号を生成する欠陥補正回路とを
    有し、 上記加算データメモリ回路又は上記ピーク値メモリ回路
    は、上記欠陥アドレスメモリ回路の空き領域を使用し
    て、上記累積加算データ又は上記ピーク値データを格納
    することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の撮
    像装置。
  4. 【請求項4】上記欠陥アドレスメモリ回路は、 上記撮像信号のブランキング期間の間、上記欠陥画素の
    アドレスデータを出力し、 上記撮像信号の映像期間の間、上記累積加算データを入
    出力し、又は上記ピーク値データを更新することを特徴
    とする請求項3に記載の撮像装置。
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