JPH05292389A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH05292389A
JPH05292389A JP4118125A JP11812592A JPH05292389A JP H05292389 A JPH05292389 A JP H05292389A JP 4118125 A JP4118125 A JP 4118125A JP 11812592 A JP11812592 A JP 11812592A JP H05292389 A JPH05292389 A JP H05292389A
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JP
Japan
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signal
circuit
weighting
image pickup
brightness
Prior art date
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Application number
JP4118125A
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English (en)
Inventor
Koichi Nakamura
孔一 仲村
Hideaki Murayama
秀明 村山
Isamu Yamamoto
勇 山本
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、テレビジヨンカメラ等の撮像装置に
関し、ユーザの所望する部分について所望の明るさを得
ることができるようにする。 【構成】本発明は、重み付け領域に応じて値の変化する
重み付け信号で撮像信号を重み付け処理し、この処理結
果に基づいて絞り調整する際、光学系の倍率に応じて重
み付け領域を切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1〜図6) 作用(図1〜図6) 実施例 (1)全体構成(図1) (2)デイジタル信号処理回路(図2) (3)重み付け係数生成回路(図3及び図4) (4)信号レベル検出回路(図5) (5)中央処理ユニツト(図6〜図9) (6)実施例の効果 (7)他の実施例 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は撮像装置に関し、例えば
テレビジヨンカメラに適用し得る。
【0003】
【従来の技術】従来、この種の撮像装置においては、撮
像画像を所定領域に分割して絞り調整するようになされ
ている。すなわちこの種の撮像装置においては、撮像画
像を所定領域に分割し、撮像信号の信号レベルを各領域
に割当てられた重み付け係数で重み付けする。さらに撮
像装置においては、重み付け結果を累積加算し、この加
算結果に基づいて絞り調整する。このようにすれば撮像
画像の所定領域を中心にして絞り調整し得、ユーザの使
い勝手を向上し得る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのようにし
て撮像画像を分割して絞り調整する場合、特定の被写体
に対してはユーザの所望する部分について、最適な明る
さを得ることができる。ところがこの方法の場合、撮像
対象によつては、ユーザの所望する部分について所望の
明るさを得ることができない場合があり、その分使い勝
手が悪い問題があつた。本発明は以上の点を考慮してな
されたもので、ユーザの所望する部分について所望の明
るさを得ることができる撮像装置を提案しようとするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、所定の光学系6、8を介して被写
体を撮像して撮像信号S1を出力する撮像手段2と、撮
像信号SR〜SBに対応する所定の重み付け領域に応じ
て値の変化する重み付け信号WGTを生成する重み付け
信号生成回路60と、撮像信号SR〜SBを重み付け信
号WGTで重み付け処理する重み付け回路80と、重み
付け回路80の出力信号に基づいて光学系6、8の絞り
6を制御し、撮像画像の明るさを制御する絞り制御回路
10と、光学系6、8の倍率を検出し、倍率検出結果を
出力するズーム位置検出手段12と、倍率検出結果に応
じて重み付け領域を切り換える領域切り換え回路10と
を備えるようにする。
【0006】
【作用】重み付け領域に応じて値の変化する重み付け信
号WGTで撮像信号SR〜SBを重み付け処理し、この
処理結果に基づいて絞り調整する際、光学系6、8の倍
率に応じて重み付け領域を切り換えれば、光学系6、8
の倍率の切り換えに追従して最適な明るさの領域を切り
換えることができる。
【0007】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0008】(1)全体構成 図1において、1は全体として撮像装置を示し、固体撮
像素子(CCD)2を駆動して所望の被写体を撮像す
る。
【0009】すなわち撮像装置1は、タイミングジエネ
レータ(TD)4で基準信号を生成し、この基準信号で
固体撮像素子2を駆動する。撮像装置1は、固体撮像素
子2の前面に絞り6、ズームレンズ8を配置し、これに
より固体撮像素子2の撮像面に、所望の倍率及び明るさ
で被写体の画像を結像するようになされている。
【0010】このとき中央処理ユニツト(CPU)10
は、ズーム位置検出回路12で撮像画像の倍率を検出
し、この検出結果に基づいて絞り6の制御を切り換える
ようになされ、これにより倍率が変化した場合でもユー
ザの所望する明るさで被写体を撮像し得るようになされ
ている。
【0011】さらに撮像装置1は、相関二重サンプリン
グの手法を適用して固体撮像素子2の出力信号をサンプ
ルホールド回路(S/H)14でサンプルホールドし、
その結果得られる撮像信号S1をAVブロツク回路16
に出力する。
【0012】AVブロツク回路16は、撮像信号S1か
ら各色信号を生成した後、所定の増幅率で増幅して出力
し、このとき各色信号の信号レベルを補正することによ
り、シエーデイング補正等し得るようになさ、さらに増
幅率を切り換えてホワイトバランス調整、ゲンイアツプ
調整し得るようになされている。
【0013】アナログデイジタル変換回路(A/D)1
8は、AVブロツク回路16から出力される色信号SR
〜SBをデイジタル信号に変換して出力する。
【0014】デイジタル信号処理回路20は、所定の検
出回路で各色信号SR〜SBの信号レベルを検出するこ
とにより、ブラツクセツト調整用、ブラツクバランス調
整用、ホワイトバランス調整用、絞り調整用、フレア補
正用のデータ検出処理を実行し、必要に応じて検出結果
を中央処理ユニツト10に出力する。これにより撮像装
置1においては、このデータ検出結果に基づいて中央処
理ユニツト10で各信号処理回路を制御することによ
り、ホワイトバランス調整等し得るようになされてい
る。
【0015】さらにデイジタル信号処理回路20は、デ
ータ検出結果に基づいて、各色信号の信号レベルを補正
することにより、フレア補正すると共に、シエーデイン
グ補正用の補正信号SHを生成し、この補正信号SHを
デイジタルアナログ変換回路(D/A)22を介してA
Vブロツク回路16に出力する。これにより撮像装置1
においては、デイジタル信号処理回路20で生成した補
正信号SHを使用してシエーデイング補正するようにな
されている。
【0016】ビデオプロセス回路24は、デイジタル信
号処理回路20で処理された色信号を受け、ガンマ処
理、ニー処理した後、ペデスタルレベルを設定する。続
くエンコーダ回路26は、各色信号を輝度信号及び色差
信号に変換した後、ビデオ信号に変換して出力する。
【0017】これにより撮像装置1においては、所望の
被写体を撮像してそのビデオ信号を出力し得るようにな
されている。
【0018】(2)デイジタル信号処理回路 図2に示すように、デイジタル信号処理回路20は、テ
スト信号発生回路30で種々のテスト信号を生成してセ
レクタ32R、32G、32B及び34R、34G、3
4Bに出力するようになされ、このとき中央処理ユニツ
ト10の出力信号に基づいてこのテスト信号を切り換え
るようになされている。これによりデイジタル信号処理
回路20は、調整モードにおいて、種々のテスト信号を
使用してAVブロツク等を調整し得るようになされ、自
己診断モードにおいて、全体の動作を確認し得るように
なされている。
【0019】さらにデイジタル信号処理回路20は、デ
イジタル信号でなる各色信号SR〜SBをクランプレベ
ル検出回路36に与え、ここで所定のタイミングで各色
信号SR〜SBの信号レベルを検出する。さらにデイジ
タル信号処理回路20は、この信号レベル検出結果をク
ランプ回路(図示せず)に出力し、これにより各色信号
SR〜SBのクランプレベルを設定する。
【0020】セレクタ32R〜32Bは、通常の動作モ
ードにおいて、各色信号SR〜SBを選択して欠陥補正
回路38に出力するのに対し、自己診断モードにおいて
は、所定のタイミングで接点を切り換え、これにより垂
直ブランキング期間の1水平走査期間の間、色信号SR
〜SBに代えてテスト信号を選択出力する。これに対し
て調整モードにおいて、セレクタ32R〜32Bは、中
央処理ユニツト10で制御されることにより、各調整項
目に応じて所定のタイミングで接点を切り換え、これに
より撮像装置1においては、色信号SR〜SBに代えて
各種テスト信号を出力するようになされ、簡易に各種調
整を実施し得るようになされている。
【0021】欠陥自動検出回路40は、各色信号の信号
レベルを連続的にモニタすることにより、固体撮像素子
2の欠陥画素を検出し、この欠陥画素の位置を所定のメ
モリ回路に格納する。欠陥補正回路38は、このメモリ
回路の内容に従つて、この欠陥画素の位置で補間演算処
理を実行し、これにより欠陥画素について周囲の画素か
ら補正用の色信号を生成し、欠陥画素の色信号を生成し
た色信号で置き換える。これにより欠陥補正回路38
は、固体撮像素子2に欠陥が発生した場合でも、画質が
大幅に劣化しないようになされている。
【0022】加算回路42R〜42Bは、フレア補正回
路44から出力されるフレア補正信号を各色信号に加算
し、これにより撮像画像のフレアを補正する。なおフレ
ア補正回路44は、中央処理ユニツト10の演算結果に
基づいてフレア補正信号を生成するようになされ、これ
により撮像装置1においては、簡易な調整作業でフレア
補正し得るようになされている。
【0023】セレクタ46R〜46Bは、加算回路42
R〜42Bの出力信号を続くビデオプロセス回路24に
出力し、このとき選択信号SEL1の信号レベルが切り
換わると、接点を切り換えることにより出力信号の信号
レベルを0レベルに立ち下げる。これにより撮像装置1
においては、調整モード等において、必要に応じてビデ
オプロセス回路24の入力レベルを0レベルに立ち下
げ、ビデオプロセス回路24以降の回路ブロツクを簡易
に調整し得るようになされている。
【0024】ローパスフイルタ回路48は、欠陥補正回
路38から出力される色信号について、高域成分を抑圧
することによりノイズ成分を除去して出力する。シエー
デイング補正回路50及び52は、ローパスフイルタ回
路48の出力信号に基づいて、それぞれ黒レベル及び白
レベルのシエーデイングを補正するシエーデイング補正
信号SH1、SH2を作成する。このときシエーデイン
グ補正回路52は、中央処理ユニツト10の演算結果D
1に基づいて、各色信号からシエーデイング補正用の補
正信号SH2を作成する。
【0025】これによりデイジタル信号処理回路20
は、このシエーデイング補正信号SH1、SH2をAV
ブロツク16に帰還してシエーデイング補正するように
なされている。このときシエーデイング補正回路50
は、セレクタ34R〜34Bを介して補正信号SH1を
出力するようになされ、セレクタ34R〜34Bは、選
択信号SEL2に応動して補正信号SH1に代えてテス
ト信号を選択出力するようになされている。これにより
撮像装置1においては、必要に応じてシエーデイング補
正及びテスト信号を選択出力し、AVブロツクの調整作
業を簡略化し得るようになされている。
【0026】データ検出回路54は、ローパスフイルタ
回路48の出力信号について、その信号レベル等を検出
することにより、フレア補正、ホワイトバランス調整用
のデータを検出する。このうち絞り調整用のデータにつ
いて、データ検出回路54は、欠陥検出回路38のメモ
リ回路に検出結果のデータを格納するようになされ、こ
のメモリ回路の内容を中央処理ユニツト10からアクセ
スして簡易に絞り調整し得るようになされている。
【0027】(3)重み付け係数生成回路 図3に示すように、データ検出回路54は、重み付け信
号生成回路60で重み付け信号WGTを生成し、撮像装
置1は、この重み付け信号WGTを使用して絞り6を調
整する。すなわち重み付け信号生成回路60は、Vカウ
ンタ64に垂直同期信号を与えると共に、Vカウンタ6
4及びHカウンタ66に水平同期信号を与える。
【0028】Vカウンタ64は、垂直同期信号でカウン
ト値をリセツトした後、水平同期信号を順次カウントす
るようになされ、これにより垂直走査方向についてラス
タ走査位置を表すカウント値を出力する。これに対して
Hカウンタ66は、水平同期信号でカウント値をリセツ
トした後、所定のクロツク信号を順次カウントし、これ
により水平走査方向についてラスタ走査位置を表すカウ
ント値を出力する。
【0029】比較回路68は、Vカウンタ64のカウン
ト値について比較基準VRSを基準にして比較結果を出
力し、これによりVカウンタ64の出力信号レベルを立
ち上げるようになされ、これにより垂直走査方向につい
て、比較基準VRSで決まる所定位置から信号レベルが
立ち上がるゲート信号を生成する。比較回路70は、H
カウンタ66のカウント値について2つの比較基準hs
t及びhgtを基準にして比較結果を出力し、これによ
り水平走査方向について、2つの比較基準hst及びh
gtで決まる領域内で信号レベルが立ち上がるゲート信
号を生成する。
【0030】これにより図4に示すように、重み付け信
号生成回路60は、比較回路68及び70の出力信号に
基づいて、撮像画像Mに対して左右及び上側から所定距
離だけ内側の領域を絞り調整領域ARSに設定し得るよ
うになされている。係数生成回路72は、中央処理ユニ
ツト10から出力される第1及び第2の基準データVW
G及びVONを受け、比較回路68の出力信号を基準に
して所定のクロツク信号をカウントする。これにより係
数生成回路72は、垂直走査方向について、絞り調整領
域ARSまで0レベルに保持された後、第2の基準デー
タVONで決まる傾斜で信号レベルが立ち上がり、絞り
調整領域ARSの下側から第1の基準データVWGで決
まる幅だけ信号レベルが一定レベルに保持される垂直方
向の重み付け信号を生成する。
【0031】係数生成回路74は、中央処理ユニツト1
0から出力される第3及び第4の基準データHWG及び
HONを受け、比較回路60の出力信号を基準にして所
定のクロツク信号をカウントし、これにより水平走査方
向の重み付け信号を生成する。ここで水平走査方向の重
み付け信号は、水平走査方向について、絞り調整領域A
RSまで0レベルに保持された後、第4の基準データH
ONで決まる傾斜で信号レベルが立ち上がり、画面中央
部分で第3の基準データHWGで決まる幅だけ信号レベ
ルが一定レベルに保持され、続いて第4の基準データH
ONで決まる傾斜で信号レベルが立ち下つた後、0レベ
ルに保持されるようになされている。
【0032】これにより重み付け信号生成回路60は、
絞り調整領域ARS内で、水平走査方向については画面
中央部分を中心にして、垂直走査方向については画面下
側を中心にして、それぞれ水平走査方向及び垂直走査方
向に第1〜第4の基準データに基づいて信号レベルが変
化する重み付け信号を生成するようになされている。
【0033】選択回路76は、垂直走査方向及び水平走
査方向の重み付け信号について、ラスタ走査の順序で信
号レベルの小さな重み付け信号を選択出力する。これに
より重み付け信号生成回路60は、撮像画像の画面下側
中央部分で台形状に信号レベルが立ち上がる重み付け信
号WGTを生成するようになされている。
【0034】(4)信号レベル検出回路 図5に示すようにデータ検出回路54において、信号レ
ベル検出回路80は、重み付け信号WGTを使用して撮
像画像の明るさを検出する。すなわち信号レベル検出回
路80は、ナムアイ回路82に色信号SR〜SBを与
え、ここで色信号SR〜SBの中から最も信号レベルも
大きな信号を、色信号SR〜SBの繰り返し周期で選択
出力する(以下この信号をナムアイ信号と呼ぶ)。
【0035】ゲート回路86は、ラツチ回路84を介し
て入力されるナムアイ信号をゲート信号GT2を基準に
して選択出力し、これにより映像期間のナムアイ信号を
選択して続くラツチ回路88に出力する。加算回路90
は、ラツチ回路88を介して得られるナムアイ信号に重
み付け信号WGTを加算し、その加算信号を所定の信号
レベルでスライスする。
【0036】これにより加算回路90は、重み付け信号
WGTでナムアイ信号を重み付け処理することにより、
絞り調整領域ARSの映像信号について、重み付け信号
WGTで決まる領域に分割した後、各領域毎に重み付け
処理するようになされている。
【0037】このとき撮像装置1においては、重み付け
信号WGTにおいて、撮像画像の左右両端部分及び画面
上部を除いて信号が立ち上がるようにしたことにより、
この部分が極めて小さな信号レベルになるように重み付
け処理し得、これにより絞り6を制御する際、例えば背
景部分の空等の明るさの影響を未然に回避し得るように
なされている。
【0038】さらに撮像装置1においては、重み付け信
号WGTにおいて、撮像画像の画面下側中央部分で台形
状に信号レベルを立ち上げることにより、この部分に重
きをおいて絞り調整し得るようになされている。すなわ
ち通常被写体を撮像する場合、画面中央部分に中心の被
写体を配置することにより、この部分に重きをおいて絞
り調整すれば、カメラマンの所望する被写体について、
最適な明るさを得ることができる。
【0039】この絞り調整原理に基づいて、信号レベル
検出回路80は、加算回路90の出力信号を加算回路9
2に与え、この加算回路92の出力信号をラツチ回路9
4を介して加算入力として帰還する。これにより信号レ
ベル検出回路80は、加算回路92及びラツチ回路94
で積分回路を形成し、加算回路90の出力信号をフイー
ルド単位で累積加算する。
【0040】セレクタ96は、ラツチ回路94の出力信
号を所定のタイミングで選択入力してラツチ回路98に
出力し、ラツチ回路98は、セレクタ96を介して出力
信号を帰還入力する。これによりラツチ回路98は、ラ
ツチ回路94の累積加算結果を取り込んで所定期間保持
するようになされている。
【0041】遅延回路100は、加算回路94の加算出
力について高域成分を抑圧して出力し、ピーク検出回路
120は、ゲート信号NDR1、NDR2で決まる所定
領域内で、遅延回路100の出力信号についてピーク値
を検出する。セレクタ122は、ピーク検出回路120
の出力信号を所定のタイミングで選択入力してラツチ回
路124に出力し、ラツチ回路124は、セレクタ12
2を介して出力信号を帰還入力する。
【0042】これによりラツチ回路124は、ピーク検
出回路120で検出したピーク値を取り込んで所定期間
保持するようになされている。これにより撮像装置1に
おいては、ラツチ回路98及び124にラツチした累積
加算結果及びピーク検出結果に基づいて絞り6を制御す
るようになされている。
【0043】(5)中央処理ユニツト ここで中央処理ユニツト10は、所定周期で図6に示す
処理手順を繰り返し、これにより絞り6を制御する。
【0044】すなわち中央処理ユニツト10において
は、絞り制御において、ステツプSP1からステツプS
P2に移り、ここでズーム位置を検出する。すなわち中
央処理ユニツト10は、ズーム位置検出回路12からズ
ームレンズ8の位置情報を取り込むことにより、光学系
の倍率を検出する。さらにこの光学系の倍率に応じて、
中央処理ユニツト10は、第1〜第4の基準データVW
G〜HONを切り換える。
【0045】すなわち図7に示すように、倍率が小さい
場合、中央処理ユニツト10は、重み付け信号の信号レ
ベルが平坦な領域(以下重点領域と呼ぶ)ARFが小さ
くなるように第1〜第4の基準データVWG〜HONを
切り換える。これに対して図8及び図9に示すように、
倍率が中程度及び大きい場合、この倍率に従つて重点領
域ARFが大きくなるように第1〜第4の基準データV
WG〜HONを切り換える。
【0046】すなわち倍率が小さい場合は、カメラマン
の撮像対象でなる被写体の大きさが小さい場合が多く、
この小さな被写体について最適な明るさになることが望
ましい。これに対して倍率が大きくなると、その分被写
体も大きくなる場合が多く、この被写体の大きさに対応
した大きな領域を中心にして絞り調整する必要がある。
【0047】このため中央処理ユニツト10において
は、倍率に従つて重点領域ARFが大きくなるように、
重み付けの領域を切り換え、これによりユーザの所望す
る被写体に重点をおいて、撮像画像の明るさを検出す
る。
【0048】すなわち中央処理ユニツト10は、ステツ
プSP3に移り、ラツチ回路98及び124から累積加
算結果及びピーク検出結果を取り込み、これにより倍率
に応じて重み付けの領域を切り換えて撮像画像の明るさ
を検出する。続いて中央処理ユニツト10は、ステツプ
SP4に移り、ここでピーク値及び累積加算結果に基づ
いて、絞り補正量を検出した後、ステツプSP5に移
り、検出結果に基づいて絞り6を制御する。
【0049】すなわち中央処理ユニツト10において
は、累積加算結果が所定の基準値になるように絞り6を
制御し、このときピーク値及び累積加算結果の比較結果
に基づいて基準値の値を切り換える。
【0050】すなわちピーク値及び累積加算結果間に大
きな値の差がある場合、例えばスポツトライト等の部分
的に明るい部分が存在する場合と考えられ、この場合累
積加算結果に比して絞り6を開き目に制御することによ
り、中心の被写体の明るさを最適な明るさに設定する。
これとは逆にピーク値及び累積加算結果間の差が小さな
場合、この場合全体的に明るさの均一な場合でなること
により、累積加算結果に従つて絞り6を制御する。
【0051】このとき重み付け信号の領域を光学系の倍
率に応じて切り換えることにより、撮像装置1において
は、ユーザの所望する部分について重点的に明るさを制
御し得、これによりユーザの所望する部分について所望
の明るさを得ることができる。かくして中央処理ユニツ
ト10は、絞り6を制御すると、続いてステツプSP6
に移り、この処理手順を終了する。
【0052】(6)実施例の効果 以上の構成によれば、光学系の倍率に応じて重点領域A
RFを切り換え、この重点領域ARFを中心にして絞り
6を制御することにより、重点領域ARFに重点をおい
て絞り6を制御し得、これによりカメラマンが所望する
被写体について最適な明るさを得ることができる。
【0053】(7)他の実施例 なお上述の実施例においては、画面中央下部で台形状に
信号レベルが立ち上がるように重み付け信号を生成する
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、必要に
応じて種々の重み付け信号を使用することができる。
【0054】さらに上述の実施例においては、加算回路
90で重み付け信号を加算した後、所定の基準値でスラ
イスする場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、重み付け信号を乗算することによりナムアイ信号を
重み付け処理してもよい。
【0055】さらに上述の実施例においては、ピーク値
と累積加算結果に基づいて絞り制御する場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、重み付け結果に基づい
て絞り制御する撮像装置に広く適用することができる。
【0056】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、重み付け
領域に応じて値の変化する重み付け信号で撮像信号を重
み付け処理し、この処理結果に基づいて絞り調整する
際、光学系の倍率に応じて重み付け領域を切り換えるこ
とにより、光学系の倍率の切り換えに追従して最適な明
るさの領域を切り換えることができ、これによりユーザ
の所望する部分について所望の明るさを得ることができ
る撮像装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による撮像装置を示すブロツ
ク図である。
【図2】そのデイジタル信号処理回路をを示すブロツク
図である。
【図3】重み付け信号生成回路を示すブロツク図であ
る。
【図4】その動作の説明に供する略線図である。
【図5】信号レベル検出回路を示すブロツク図である。
【図6】絞り制御の説明に供するフローチヤートであ
る。
【図7】撮像画像を示す略線図である。
【図8】倍率を大きくした場合の撮像画像を示す略線図
である。
【図9】さらに倍率を大きくした場合の撮像画像を示す
略線図である。
【符号の説明】
1……撮像装置、2……固体撮像素子、6……絞り、1
0……中央処理ユニツト、12……ズーム位置検出回
路、16……AVブロツク回路、18……アナログデイ
ジタル変換回路、20……デイジタル信号処理回路、6
0……重み付け信号生成回路、80……信号レベル検出
回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の光学系を介して被写体を撮像して撮
    像信号を出力する撮像手段と、 上記撮像信号に対応する所定の重み付け領域に応じて値
    の変化する重み付け信号を生成する重み付け信号生成回
    路と、 上記撮像信号を上記重み付け信号で重み付け処理する重
    み付け回路と、 上記重み付け回路の出力信号に基づいて上記光学系の絞
    りを制御し、上記撮像画像の明るさを制御する絞り制御
    回路と、 上記光学系の倍率を検出し、倍率検出結果を出力するズ
    ーム位置検出手段と、 上記倍率検出結果に応じて上記重み付け領域を切り換え
    る領域切り換え回路とを具えることを特徴とする撮像装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0884288A (ja) * 1994-09-09 1996-03-26 Rhythm Watch Co Ltd 撮像装置
US8872935B2 (en) 2008-10-27 2014-10-28 Sony Corporation Imaging apparatus and imaging operation processing method

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JPH0884288A (ja) * 1994-09-09 1996-03-26 Rhythm Watch Co Ltd 撮像装置
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