JPH0666234U - 組付体の係止構造 - Google Patents

組付体の係止構造

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JPH0666234U
JPH0666234U JP007847U JP784793U JPH0666234U JP H0666234 U JPH0666234 U JP H0666234U JP 007847 U JP007847 U JP 007847U JP 784793 U JP784793 U JP 784793U JP H0666234 U JPH0666234 U JP H0666234U
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JP
Japan
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locking
flexible frame
frame portion
assembly
lock
Prior art date
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Pending
Application number
JP007847U
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English (en)
Inventor
守道 泉
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 係止及び係止解除が共に容易でかつ、係止外
れを防止する組付体の係止構造を可能とする。 【構成】 プロテクタ本体25に挿通孔33を有する可
撓性枠部35を設け、カバー29に前記挿通孔33に挿
通される係止片41を突設し、プロテクタ本体25の可
撓性枠部35の下方外部に係止突部39を突設し、前記
係止片41に前記係止突部39に係止する係止部43を
設け、前記可撓性枠部35の下端から前記挿通方向に沿
ってスリット37を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ワイヤハーネスプロテクタやコネクタブロック等の組付体の係止 構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図9〜図11に、実開平2−14219号公報に記載された従来の係止構造を 用いたワイヤハーネスプロテクタを示す。
【0003】 この係止構造は、図9に示すように、プロテクタ本体1に挿通孔3を有する雌 型ロック5を設け、カバー7に係止突起9を突設した雄型ロック11を設けたも ので、カバー7の閉止に際しては、図9の矢印方向から雄型ロック11を雌型ロ ック5の挿通孔3に挿通する。これにより、図10及び図11に示すように雌型 ロック5に雄型ロック11の係止突起9が係止され、カバー7はプロテクタ本体 1に係止される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の係止構造にあっては、カバー7を開ける際 には、図12に示すように、雌型ロック5と雄型ロック11との間にドライバー 等の工具13を差し込み、雌型ロック5を外側へ撓ませ、雄型ロック11の係止 突起9の係止解除を行わなければならず、作業が煩雑で手間がかかる。また、解 除時に力を入れ過ぎると、雌型ロック5が変形したり、図13に示すように破損 したりすることがあった。
【0005】 これに対して、例えば実開昭62−119109号公報には、図14に示すよ うな係止構造が記載されている。
【0006】 この係止構造は、プロテクタ本体15に雄型ロック17を設け、カバー19に 雌型ロック21を設けたもので、カバー19の閉止に際しては、雄型ロック17 に雌型ロック21を嵌合する。
【0007】 この図14に示す係止構造によらば、雌型ロック21のアーム21aが比較的 長く形成されているので、雌型ロック21と雄型ロック17との係止解除の際に は、工具等を必要とせず、手操作により比較的容易に解除することができる。
【0008】 しかし、その反面、雌型ロック21を雄型ロック17に嵌合する際に、雌型ロ ック21の嵌合方向が規制されないので、雌型ロック21が雄型ロック17に的 確に案内されず、嵌合作業性が悪いという問題点があった。また、係止時に横方 向の押圧力が作用した場合には、両者がずれて係止外れを起す恐れがあった。
【0009】 そこでこの考案は、係止及び係止解除が共に容易で、かつ係止外れを確実に防 止できる組付体の係止構造の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案に係る組付体の係止構造は、一方の組付体 に挿通孔を有する可撓性枠部を設け、他方の組付体に前記挿通孔に挿通される係 止片を突設し、前記一方の組付体の可撓性枠部の下方外部に係止突部を突設し、 前記係止片に前記係止突部に係止する係止部を設け、前記可撓性枠部の下端から 前記挿通方向に沿ってスリットを設けた構成としてある。
【0011】
【作用】
一方の組付体に他方の組付体を係止する場合は、係止片を可撓性枠部に挿通し て押し付ける。このとき、係止片の先端方が撓みつつ可撓性枠部に案内されて進 入し、かつ可撓性枠部もスリットにより撓むので、係止片の進入がスムーズにな され、係止部が係止突部に容易に係止される。
【0012】 また、かかる係止状態で、可撓性枠部と係止片に相対する横方向の力が作用し ても、可撓性枠部が係止片の横方向のずれを阻止するので、係止部と係止突部と の係止が不要に解除される恐れがない。
【0013】 また、係止を解除する場合は、係止部を係止突部から外す。このとき、係止部 は、可撓性枠部の下方外部で係止突部に係止されているので、係止部の下端を特 に工具等を用いることなく容易に押し上げることができ、これにより係止片が容 易に撓み、かつ、このとき可撓性枠部もスリットにより撓むので、係止を簡単に 解除することができる。
【0014】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0015】 図1は、この考案の一実施例に係る係止構造を用いたワイヤハーネスプロテク タを示す斜視図、図2及び図3は、図1の矢印A方向から視た正面図、図4は図 2のIV−IV線矢視断面図、図5は図3のV−V線矢視断面図である。
【0016】 図1に示すように、ワイヤハーネスプロテクタ23は合成樹脂により形成され 、一方の組付体としてのプロテクタ本体25と、他方の組付体としてのカバー2 9とから構成されている。プロテクタ本体25の側壁25aには、雌係止部27 が設けられ、カバー29には、前記雌係止部27に対応する雄係止部31を設け られている。
【0017】 前記雌係止部27は、プロテクタ本体25の側壁25aとの間に挿通孔33を 形成する可撓性枠部35からなり、この可撓性枠部35には、その下端から上向 きに、すなわち前記雄係止部31の挿通方向の下方から上方に向かって、二条の 平行なスリット37が設けられている。
【0018】 また、プロテクタ本体25の側壁25aには、前記可撓性枠部35の下方で、 前記可撓性枠部35の外部となる位置に、上向きの傾斜面39aを有する係止突 部39が突設されている。
【0019】 一方、雄係止部31は、カバー29の側端から垂下方向に突設され、前記可撓 性枠部35の挿通孔33に挿通される係止片41からなり、この係止片41の下 端には、下向きの傾斜面43aを有し前記係止突部39に係止する係止部43が 設けられている。
【0020】 カバー29を閉じる場合は、カバー29の係止片41をプロテクタ本体25の 可撓性枠部35の挿通孔33に挿通し、前記係止片41の係止部43の下向き傾 斜面43aを係止突部39の上向き傾斜面39aに当接して押圧する。これによ り、図6に示すように、係止片41の先端方が撓みつつ、可撓性枠部35に案内 されて進入する。このとき、可撓性枠部35もスリット37により容易に撓むの で、係止片41はスムーズに進入し、図4に示すように、係止部43が係止突部 39に係止される。
【0021】 かかる係止状態において、プロテクタ本体25及びカバー29に、相対する横 方向の力が作用しても、可撓性枠部35が係止片41の横方向へのずれを阻止す るので、係止部43が係止突部39から容易に外れる恐れがなく、係止外れを確 実に防止することができる。
【0022】 また、カバー29を開ける場合は、図7に示すように、係止部43を指により 矢印方向へ押し上げて、係止部43を係止突部39から外す。このとき、係止部 43は、可撓性枠部35の下方外部で係止突部39に係止されているので、係止 部43を容易に押し上げることができる。
【0023】 また、図8に示すように、係止部43を押し上げると、係止片41が撓むと共 に、可撓性枠部35もスリット37により撓むので、係止部41が係止突部39 から容易に解除される。
【0024】 このように、プロテクタ本体25にカバー29を係止する場合は、係止片41 が可撓性枠部35に案内され、かつ可撓性枠部35がスリット37により撓むの で、係止部43を係止突部39に容易に係止することができる。
【0025】 また、係止状態では、可撓性枠部35が係止片41の横方向のずれを阻止する ので、係止外れを確実に防止できる。
【0026】 また、係止を解除する場合には、係止部43を容易に押し上げることができる と共に、可撓性枠部35がスリット37により撓むので、工具等を用いることな く簡単に係止を解除することができる。
【0027】
【考案の効果】
以上の説明より明らかなように、この考案の構成によれば、一方の組付体と他 方の組付体との係止及び係止解除を共に容易に行うことができ、かつ係止時には 係止外れを確実に防止できる。
【提出日】平成5年7月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】 この図14に示す係止構造によば、雌型ロック21のアーム21aが比較的 長く形成されているので、雌型ロック21と雄型ロック17との係止解除の際に は、工具等を必要とせず、手操作により比較的容易に解除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係る係止構造を用いたワ
イヤハーネスプロテクタを示す斜視図である。
【図2】図1の係止構造を矢印A方向から視た正面図
で、プロテクタ本体とカバーとの係止状態を示す。
【図3】図1の係止構造を矢印A方向から視た正面図
で、プロテクタ本体とカバーとの非係止状態を示す。
【図4】図2のIV−IV線矢視断面図である。
【図5】図3のV−V線矢視断面図である。
【図6】本考案の一実施例における係止過程を示す作用
説明図である。
【図7】本考案の一実施例における係止解除過程を示す
作用説明図である。
【図8】本考案の一実施例における係止解除過程を示す
作用説明図である。
【図9】従来例に係る係止構造を示す正面図である。
【図10】従来例に係る係止構造の係止状態を示す正面
図である。
【図11】図10のXI−XI線矢視断面図である。
【図12】従来例の係止解除過程を示す作用説明図であ
る。
【図13】従来例の係止解除における問題点説明用の図
である。
【図14】他の従来例に係る係止構造を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
25 プロテクタ本体(一方の組付体) 29 カバー(他方の組付体) 33 挿通孔 35 可撓性枠部 37 スリット 39 係止突部 41 係止片 43 係止部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の組付体に挿通孔を有する可撓性枠
    部を設け、他方の組付体に前記挿通孔に挿通される係止
    片を突設し、前記一方の組付体の可撓性枠部の下方外部
    に係止突部を突設し、前記係止片に前記係止突部に係止
    する係止部を設け、前記可撓性枠部の下端から前記挿通
    方向に沿ってスリットを設けたことを特徴とする組付体
    の係止構造。
JP007847U 1993-03-01 1993-03-01 組付体の係止構造 Pending JPH0666234U (ja)

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Cited By (5)

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