JPH066441A - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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JPH066441A
JPH066441A JP18164492A JP18164492A JPH066441A JP H066441 A JPH066441 A JP H066441A JP 18164492 A JP18164492 A JP 18164492A JP 18164492 A JP18164492 A JP 18164492A JP H066441 A JPH066441 A JP H066441A
Authority
JP
Japan
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voice signal
output
mobile phone
voice
switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP18164492A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Kakehi
一彦 筧
Kazumi Kato
和美 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication of JPH066441A publication Critical patent/JPH066441A/ja
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 公衆の場における携帯電話機の使用が周囲の
人に与える迷惑を改善する。 【構成】 送話器11に通話モード切替スイッチ12を
介して側音増幅器10を接続し、復調回路3に出力があ
るとき、もしくは側音増幅器10に出力がないときオフ
となるボイススイッチ13を介して、側音増幅器10の
出力を受話音声信号増幅回路4に入力し、このとき、通
話モード切替スイッチ12に連動して受話音声信号増幅
回路4の増幅率を増大させ、また、送話音声信号増幅回
路9の増幅率を増大させることで、話者の発声音量を低
下させることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通話環境に応じて通話
モードの切り替えを可能とする携帯電話機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機の普及に伴い、電車などの公
共的乗物の中などの周囲に第3者が多数いる環境で携帯
電話機を使用するような場合が増加している。一般に、
人は周囲に特定の対話相手がいないような状況で他人が
音声を出すと、それは自分に向けての呼び掛けではない
かと考えて注意をその音声に向ける習性がある。これ
は、人が音声をコミュニケーションの手段として用いて
いるようになって以来、進化の過程において、生態的に
もそのような行動が組み込まれているからと考えられ
る。このことは日常他人の独り言が気になるといった点
からも首肯される。
【0003】したがって、電車の車内等の公衆の場にお
いて、携帯電話機を用いた通話がなされるとその通話に
対して一々自分に対する呼び掛けではないかと気にな
り、著しく苛立ちを覚えることになる。
【0004】このような状況から、最近では新幹線のよ
うな長距離幹線列車内では携帯電話を使用した通話は、
デッキで行うようにと車掌が車内放送で注意を呼びかけ
るまでになっている。車内で隣席の人と会話をしていて
もさほど周囲の人の迷惑にならないにもかわらず、携帯
電話における通話のみが著しく周囲の迷惑に感じられる
のは上述した理由によるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、長距離列車
のようにデッキ等のスペースがある場合には良いが、そ
のようなスペースを持たない公共の乗物内やその他の場
所で携帯電話を使用する必要性は多いし、また、今後の
携帯電話の一層の普及によって公衆の場での使用に対す
る批判が大きくなるものと予測される。このような状況
にあって、技術的に周囲の人の迷惑を改善するような方
法は考案されておらず、現在の携帯電話機はすべて上記
の点において問題を持っている。
【0006】本発明の目的は、公衆の場における携帯電
話機の使用が周囲の人に与える迷惑を改善した携帯電話
機を提供することにある。
【0007】本発明は、通話の送話および受話品質をほ
とんど劣化させることなく、加入者習性を利用して自然
に携帯電話機使用者の発声音量を低下せしめるために、
適応側音回路とそれに連動する送話感度増加回路を具備
した公衆環境通話モード切替回路を持つことを最も主要
な特徴とする。従来、このような目的を持った携帯電話
機は全く考案されておらず、本発明は独自のものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる携帯電話
機は、送話器に通話モード切替スイッチを介して接続さ
れた側音増幅器と、受信系の復調回路に出力がなく側音
増幅器に出力があるときオンとなり、側音増幅器の出力
を受話音声信号増幅回路の入力側に印加するボイススイ
ッチとを有し、さらに、受話音声信号増幅回路は通話モ
ード切替スイッチのオンに連動して増幅度が増大し、送
話音声信号増幅回路は通話モード切替スイッチのオンに
連動して増幅度が増大する構成としたものである。
【0009】さらに、携帯電話機使用者が送話せず、受
話音声もない無通話時の受話器からの雑音を減少させる
ことにより、該携帯電話機使用者の発声音量を自然に低
減せしめるために、側音増幅回路の出力がボイススイッ
チを介して受話音声信号増幅回路の入力側に接続される
点と、ボイススイッチの受話音声信号の制御入力が分岐
する点との間にコンパンダを挿入したものである。
【0010】さらに、送話器に作動型の防騒音マイクロ
ホンを用いることにより、送話が存在しないときのボイ
ススイッチの動作を安定化する。
【0011】
【作用】本発明においては、相手側の通話音声がある場
合もしくは送話をしていない場合には、ボイススイッチ
がオフとなり、側音増幅器の出力は受話音声信号増幅回
路に入力されず、受話音声劣化は生じない。
【0012】また、コンパンダの挿入により無通話時、
無線回線雑音等がカットされるので、加入者習性により
携帯電話機の送話者は送話側音の増大による発声音量の
自然低下に加え、一層その発声音量を減少させる。
【0013】さらに、送話器として作動型の防騒音マイ
クロホンを用いることにより、周囲騒音の影響によるボ
イススイッチの誤動作を防止する作用を持つ。
【0014】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例であって、1は
受信アンテナ、2は受信用高調波増幅器、3は復調回
路、4は増幅度可変の受話音声信号増幅回路、5は受話
器、6は送信アンテナ、7は送信用高調波増幅器、8は
変調回路、9は増幅度可変の送話音声信号増幅回路、1
0は側音増幅器、11は送話器、12は通話モード切替
スイッチ、13はボイススイッチである。
【0015】これを動作するには、まず、公衆環境で携
帯電話機を使用するにあたって通話モード切替スイッチ
12をオンにして公衆環境通話モードとすると、この通
話モード切替スイッチ12は受話および送話音声信号増
幅回路4,9に連動しており、各々の回路の増幅度を一
定量だけ増加せしめる。増幅度の増加は、抵抗の切り換
えやその他適宜の手段を採用しうる。
【0016】まず、通話モード切替スイッチ12がオン
になることによって側音増幅器10が働き送話器11か
らの送話音声が増幅され、受話音声信号増幅回路4を経
て受話器5から送話の側音が大きく聞こえることにな
る。しかし、この側音増幅器10が常時働いていると相
手側の音声を聞くときに騒音側音が増幅されて加算され
るため、S/N比の劣化を招き受話音声品質を損なって
しまう。そこで、側音増幅器10の出力は一旦ボイスス
イッチ13を経由し、相手側の通話音声がある場合もし
くは送話をしていない場合には、ボイススイッチ13が
働き側音増幅器10の出力を受話音声信号増幅回路4に
伝えないように働く。この結果、受話音声劣化は生じな
くなる。
【0017】このような動作を各回路が行う結果、ま
ず、該通信モードでは、送話時の音声側音が増大する。
この効果のため、加入者習性として送話者の発声レベル
は自然に低下する。発声音量の低下により携帯電話機使
用者の周辺にいる人達への迷惑を著しく軽減できるばか
りでなく、通話の秘密が広い範囲に漏れるのを防ぐこと
もできる。
【0018】このように送話者の発生レベルが低下する
と相手側の受話音量が減少してしまうことになるので、
通話モード切替スイッチ12に連動して送話音声信号増
幅回路9の増幅度を増加させるようになっており、相手
側の受話音量への影響はなくなる。
【0019】このようにして、送話,受話の音声品質を
劣化させることなく自然に携帯電話機使用者の発声レベ
ルを低下させ得るので、公衆環境における携帯電話機の
使用範囲を拡大できる効果がある。従来の携帯電話機に
は全くこのような機能を持ったものは存在しない。
【0020】図2は本発明の第2の実施例である。14
はノイズの低減を行うコンパンダである。このような接
続により第1の実施例の場合に加えて、さらに双方の通
話音声が存在しない無通話時における雑音レベルの低下
が実現できる。このため、音声側音の増大の効果と無通
話時の回線雑音の低減が相乗りして、加入者習性により
送話者の一層の発声レベルの低減がはかれる。
【0021】上記のような構成において、送話器に差動
型マイクロホンのような防騒音効果を持つマイクロホン
を使用することにより、周囲騒音によるボイススイッチ
13の誤動作が防止され、安定なボイススイッチ13の
動作がはかれる。
【0022】また、該ボイススイッチ13の切り替え忘
れを防止するため、スイッチに電子的もしくは機械的手
段により通話終了後自動的に復旧する機能を持たせるこ
とが使用上便利となる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、送話器
に通話モード切替スイッチを介して接続された側音増幅
器と、受信系の復調回路に出力がないときまたは側音増
幅器に出力があるときオンとなり、側音増幅器の出力を
受信音声信号増幅回路の入力側に印加するボイススイッ
チとを有し、さらに、受話音声信号増幅回路は通話モー
ド切替スイッチのオンに連動して増幅度が増大し、送話
音声信号増幅回路は通話モード切替スイッチのオンに連
動して増幅度が増大する構成としたので、公衆環境にお
ける携帯電話機使用の制約を著しく縮小せしめ、今後の
携帯電話機の使用範囲を広げるものである。また、コン
パンダを用いたものは、無通話時の回線雑音がなくなる
ため、無通話時回線雑音がカットされ、音声側音の増大
の効果と相まって送話者の発声レベルの自然な低下に寄
与する。そして、作動型の防騒音マイクロホンを用いた
ものは防騒音効果によりボイススイッチの動作を安定な
らしめる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図2】本発明の第2の実施例の構成を示す要部のブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 受信アンテナ 2 受信用高調波増幅器 3 復調回路 4 増幅度可変の受話音声信号増幅回路 5 受話器 6 送信アンテナ 7 送信用高調波増幅器 8 変調回路 9 増幅度可変の送話音声信号増幅回路 10 側音増幅器 11 送話器 12 通話モード切替スイッチ 13 ボイススイッチ 14 コンパンダ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信した信号を復調する復調回路と、復
    調された信号を増幅し受話器に入力する受話音声信号増
    幅回路を有する受信系と;送話器からの出力を増幅する
    送話音声信号増幅回路と、この送話音声信号増幅回路の
    出力を変調して送信する変調回路を有する送話系とを有
    する携帯電話機において、前記送話器に通話モード切替
    スイッチを介して接続された側音増幅器と、前記受信系
    の復調回路に出力がなく前記側音増幅器に出力があると
    きオンとなり、前記側音増幅器の出力を前記受話音声信
    号増幅回路の入力側に印加するボイススイッチを有し、
    さらに、前記受話音声信号増幅回路は前記通話モード切
    替スイッチのオンに連動して増幅度が増大し、前記送話
    音声信号増幅回路は前記通話モード切替スイッチのオン
    に連動して増幅度が増大する構成としたことを特徴とす
    る携帯電話機。
  2. 【請求項2】 側音増幅回路の出力がボイススイッチを
    介して受話音声信号増幅回路の入力側に接続される点
    と、ボイススイッチの受話音声信号の制御入力が分岐す
    る点との間にコンパンダを挿入したことを特徴とする請
    求項1記載の携帯電話機。
  3. 【請求項3】 送話器は、差動型の防騒音マイクロホン
    であることを特徴とする請求項1または2記載の携帯電
    話機。
JP18164492A 1992-06-17 1992-06-17 携帯電話機 Pending JPH066441A (ja)

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