JPH0663463A - 粉体塗装ブース - Google Patents
粉体塗装ブースInfo
- Publication number
- JPH0663463A JPH0663463A JP4220142A JP22014292A JPH0663463A JP H0663463 A JPH0663463 A JP H0663463A JP 4220142 A JP4220142 A JP 4220142A JP 22014292 A JP22014292 A JP 22014292A JP H0663463 A JPH0663463 A JP H0663463A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- booth
- belt conveyor
- powder
- over
- Prior art date
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- Pending
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- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
- Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 色替えの際に、排気ダクト内の清掃が不要な
粉体塗装ブースを提供することにより、色替え作業を短
時間で行う。 【構成】 底部がベルトコンベアからなるブース本体に
排気口を設け、この排気口に排気装置を接続し、ブース
本体内の排気口に、オーバースプレー粉の回収用フィル
ターを交換可能に取付け、この回収用フィルターにオー
バースプレー粉のはらい落し装置を設け、底部のベルト
コンベア上にオーバースプレー粉の回収装置を設けた。
粉体塗装ブースを提供することにより、色替え作業を短
時間で行う。 【構成】 底部がベルトコンベアからなるブース本体に
排気口を設け、この排気口に排気装置を接続し、ブース
本体内の排気口に、オーバースプレー粉の回収用フィル
ターを交換可能に取付け、この回収用フィルターにオー
バースプレー粉のはらい落し装置を設け、底部のベルト
コンベア上にオーバースプレー粉の回収装置を設けた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、静電粉体塗装装置に
おける粉体塗装ブース、特に、色替え作業を短時間で行
うことができる粉体塗装ブースに関する。
おける粉体塗装ブース、特に、色替え作業を短時間で行
うことができる粉体塗装ブースに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から粉体塗装ブースには、ブース本
体内の排気を行うために、排気ダクトが接続されてい
る。
体内の排気を行うために、排気ダクトが接続されてい
る。
【０００３】そして、排気ダクトから吸引されるブース
本体の排気中には、塗装ガンから吐出された粉体塗料の
うち、被塗物に付着しなかったオーバースプレー粉が含
まれているので、排気ダクトに排気集塵装置を接続して
オーバースプレー粉を分離回収している。
本体の排気中には、塗装ガンから吐出された粉体塗料の
うち、被塗物に付着しなかったオーバースプレー粉が含
まれているので、排気ダクトに排気集塵装置を接続して
オーバースプレー粉を分離回収している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な粉体塗装ブースにおいて、使用する粉体塗料の色替え
を行う場合、混色を避けるために、ブース本体内と共
に、排気ダクト及び排気集塵装置を清掃しなければなら
ない。
な粉体塗装ブースにおいて、使用する粉体塗料の色替え
を行う場合、混色を避けるために、ブース本体内と共
に、排気ダクト及び排気集塵装置を清掃しなければなら
ない。
【０００５】ところが、排気ダクト内や排気集塵装置内
の清掃には、多大の時間を要する。また、清掃しても排
気ダクト内や排気集塵装置内のオーバースプレー粉を完
全に除去することは困難である。
の清掃には、多大の時間を要する。また、清掃しても排
気ダクト内や排気集塵装置内のオーバースプレー粉を完
全に除去することは困難である。
【０００６】このため、色替えによる混色を完全に防止
するには、排気ダクトや排気集塵装置を色替え毎に交換
するようにすればよいが、そうするとブース本体の外部
に、ブース本体内の排気とオーバースプレー粉の回収を
行う大型の排気集塵装置を何台も用意しなければなら
ず、大きな設置スペースを必要とするという問題があ
る。
するには、排気ダクトや排気集塵装置を色替え毎に交換
するようにすればよいが、そうするとブース本体の外部
に、ブース本体内の排気とオーバースプレー粉の回収を
行う大型の排気集塵装置を何台も用意しなければなら
ず、大きな設置スペースを必要とするという問題があ
る。
【０００７】そこで、この発明は、色替えの際に、排気
ダクト内の清掃が不要で色替え作業を短時間で行うこと
ができる粉体塗装ブースを提供しようとするものであ
る。
ダクト内の清掃が不要で色替え作業を短時間で行うこと
ができる粉体塗装ブースを提供しようとするものであ
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解消するた
めに、この発明は、底部がベルトコンベアからなるブー
ス本体に排気口を設け、この排気口に排気装置を接続
し、ブース本体内の排気口に、オーバースプレー粉の回
収用フィルターを交換可能に取付け、この回収用フィル
ターにオーバースプレー粉のはらい落し装置を設け、底
部のベルトコンベア上にオーバースプレー粉の回収装置
を設けたのである。
めに、この発明は、底部がベルトコンベアからなるブー
ス本体に排気口を設け、この排気口に排気装置を接続
し、ブース本体内の排気口に、オーバースプレー粉の回
収用フィルターを交換可能に取付け、この回収用フィル
ターにオーバースプレー粉のはらい落し装置を設け、底
部のベルトコンベア上にオーバースプレー粉の回収装置
を設けたのである。
【０００９】
【作用】上記の構成によると、オーバースプレー粉は、
ブース本体内に設置されたフィルターの表面に付着して
捕集される。
ブース本体内に設置されたフィルターの表面に付着して
捕集される。
【００１０】そして、フィルターによって回収されたオ
ーバースプレー粉は、はらい落し装置によって底部のベ
ルトコンベア上にはらい落され、回収装置によって回収
される。
ーバースプレー粉は、はらい落し装置によって底部のベ
ルトコンベア上にはらい落され、回収装置によって回収
される。
【００１１】このように、この発明では、オーバースプ
レー粉の分離回収がブース本体内において行われる。
レー粉の分離回収がブース本体内において行われる。
【００１２】したがって、色替えの際は、ブース本体内
だけを清掃すればよいので、清掃時間を極めて短縮でき
る。
だけを清掃すればよいので、清掃時間を極めて短縮でき
る。
【００１３】また、色替えの際には、従来のように、フ
ィルター及び排気装置等を含めた排気集塵装置全体を交
換する必要はなく、ブース本体内のフィルターだけを交
換すればよいので、交換作業も迅速に行えるし、交換用
の部材の保管スペースも小さく抑えることができる。
ィルター及び排気装置等を含めた排気集塵装置全体を交
換する必要はなく、ブース本体内のフィルターだけを交
換すればよいので、交換作業も迅速に行えるし、交換用
の部材の保管スペースも小さく抑えることができる。
【００１４】
【実施例】以下、この発明の一実施例を説明する。
【００１５】ブース本体１は、両端に被塗物２の出入口
を有し、天面に被塗物を移動させるコンベア装置３が設
置され、被塗物２がブース本体１内を通過するようにな
っている。
を有し、天面に被塗物を移動させるコンベア装置３が設
置され、被塗物２がブース本体１内を通過するようにな
っている。
【００１６】ブース本体１の側面には、粉体塗装ガン４
が配置され、この粉体塗装ガン４から被塗物２に向かっ
て帯電した粉体塗料が吐出されるようになっている。
が配置され、この粉体塗装ガン４から被塗物２に向かっ
て帯電した粉体塗料が吐出されるようになっている。
【００１７】また、ブース本体１の底部は、入口側又は
出口側に向かって移動するベルトコンベア５によって構
成され、粉体塗装ガン４から被塗物２に向かって吐出さ
れた粉体塗料のうち、被塗物２に付着しなかったオーバ
ースプレー粉がベルトコンベア５上に落下するようにな
っている。
出口側に向かって移動するベルトコンベア５によって構
成され、粉体塗装ガン４から被塗物２に向かって吐出さ
れた粉体塗料のうち、被塗物２に付着しなかったオーバ
ースプレー粉がベルトコンベア５上に落下するようにな
っている。
【００１８】ブース本体１の側面及び天面は、オーバー
スプレー粉が付着しにくい半導体樹脂によって形成する
ことが望ましい。
スプレー粉が付着しにくい半導体樹脂によって形成する
ことが望ましい。
【００１９】上記ブース本体１の対向する両側面の内側
には、被塗物２の通過スペースを挟んで前後に、オーバ
ースプレー粉の回収用のフィルターユニット６が、入口
側と出口側にそれぞれ設置されている。
には、被塗物２の通過スペースを挟んで前後に、オーバ
ースプレー粉の回収用のフィルターユニット６が、入口
側と出口側にそれぞれ設置されている。
【００２０】フィルターユニット６は、図４に示すよう
に、上面が開口する複数本のフィルター７を、固定プレ
ート８によって一体化したものであり、ブース本体１の
天面の内側に、固定プレート８を速動継手９によって着
脱自在に取付けることによって交換可能になっている。
に、上面が開口する複数本のフィルター７を、固定プレ
ート８によって一体化したものであり、ブース本体１の
天面の内側に、固定プレート８を速動継手９によって着
脱自在に取付けることによって交換可能になっている。
【００２１】上記ブース本体１の天面と固定プレート８
には、フィルター７の開口部に対応して開口部が形成さ
れている。そして、ブース本体１の天面の開口部の上方
には、逆洗室１０が設置されている。
には、フィルター７の開口部に対応して開口部が形成さ
れている。そして、ブース本体１の天面の開口部の上方
には、逆洗室１０が設置されている。
【００２２】上記前後のフィルターユニット６の上方に
設置した逆洗室１０の対向する側面壁に空気流出口１１
が形成されている。前後の逆洗室１０の空気流出口１１
には、吸引送風機１２が設置された吸引通路１３が接続
されている。
設置した逆洗室１０の対向する側面壁に空気流出口１１
が形成されている。前後の逆洗室１０の空気流出口１１
には、吸引送風機１２が設置された吸引通路１３が接続
されている。
【００２３】上記逆洗室１０の上面壁には、フィルター
７に付着するオーバースプレー粉のはらい落し装置とし
てフィルター７の開口部に向けて圧縮空気を噴出する逆
洗ノズル１４が設置されている。圧縮空気は所定間隔毎
に０．１〜０．５秒間吐出される。
７に付着するオーバースプレー粉のはらい落し装置とし
てフィルター７の開口部に向けて圧縮空気を噴出する逆
洗ノズル１４が設置されている。圧縮空気は所定間隔毎
に０．１〜０．５秒間吐出される。
【００２４】上記逆洗室１０内には、ベンチュリー管１
５がシリンダ１６によって上下方向に移動可能に設置さ
れている。ベンチュリー管１５は、シリンダ１６によっ
て下方に押し下げられた状態において、フィルター７の
開口部に位置し、シリンダ１０によって上方に引き上げ
られた状態において、フィルター７の開口部から離れ
て、フィルター７の開口部と逆洗室１０の空気流出口１
１との間に空気流通路が形成されるようになっている。
５がシリンダ１６によって上下方向に移動可能に設置さ
れている。ベンチュリー管１５は、シリンダ１６によっ
て下方に押し下げられた状態において、フィルター７の
開口部に位置し、シリンダ１０によって上方に引き上げ
られた状態において、フィルター７の開口部から離れ
て、フィルター７の開口部と逆洗室１０の空気流出口１
１との間に空気流通路が形成されるようになっている。
【００２５】上記逆洗室１０の空気流出口１１には、吸
引通路１３を開閉する開閉ダンパ１７が設置されてい
る。この開閉ダンパ１７は、ベンチュリー管１５に連結
され、ベンチュリー管１５がシリンダ１６によって下方
に押し下げられると、吸引通路１３を閉じ、上方に引き
上げられると、吸引通路１３を開くように、ベンチュリ
ー管１５と連動して上下動する。
引通路１３を開閉する開閉ダンパ１７が設置されてい
る。この開閉ダンパ１７は、ベンチュリー管１５に連結
され、ベンチュリー管１５がシリンダ１６によって下方
に押し下げられると、吸引通路１３を閉じ、上方に引き
上げられると、吸引通路１３を開くように、ベンチュリ
ー管１５と連動して上下動する。
【００２６】上記逆洗室１０の外側の側面壁には、上方
寄りの位置に大気流入口１８が形成されている。この大
気流入口１８には、開閉ダンパ１９が設置されている。
この大気流入用の開閉ダンパ１９も、ベンチュリー管１
５に連結されており、ベンチュリー管１５がシリンダー
１６によって下方に押し下げられると、大気流入口１８
を開き、上方に引き上げられると大気流入口１８を閉じ
るように、ベンチュリー管１５と連動して上下動する。
寄りの位置に大気流入口１８が形成されている。この大
気流入口１８には、開閉ダンパ１９が設置されている。
この大気流入用の開閉ダンパ１９も、ベンチュリー管１
５に連結されており、ベンチュリー管１５がシリンダー
１６によって下方に押し下げられると、大気流入口１８
を開き、上方に引き上げられると大気流入口１８を閉じ
るように、ベンチュリー管１５と連動して上下動する。
【００２７】通常運転の際、即ち、フィルター７で吸引
作業を行う際には、図３の左側のフィルター７のよう
に、シリンダー１６によってベンチュリー管１５を上方
に引き上げ、吸引通路１３の開閉ダンパ１７を開いて、
大気流入口１８の開閉ダンパ１９を閉じておく。このよ
うにしておくと、フィルター７の外面から内面に向かっ
て通過する吸引空気は、ベンチュリー管１５を通過しな
いで、直接空気流出口１１を通過して吸引通路１３に流
入するので、通路が狭くなったベンチュリー管１５によ
って吸引空気が通過障害を受けず、フィルター７の差圧
を小さくすることができる。
作業を行う際には、図３の左側のフィルター７のよう
に、シリンダー１６によってベンチュリー管１５を上方
に引き上げ、吸引通路１３の開閉ダンパ１７を開いて、
大気流入口１８の開閉ダンパ１９を閉じておく。このよ
うにしておくと、フィルター７の外面から内面に向かっ
て通過する吸引空気は、ベンチュリー管１５を通過しな
いで、直接空気流出口１１を通過して吸引通路１３に流
入するので、通路が狭くなったベンチュリー管１５によ
って吸引空気が通過障害を受けず、フィルター７の差圧
を小さくすることができる。
【００２８】そして、逆洗作業の際には、図３の右側の
フィルター７のように、シリンダー１６によってベンチ
ュリー管１５を下方に押し下げ、吸引通路１３の開閉ダ
ンパ１７を閉じて、大気流入口１８の開閉ダンパ１９を
開き、次いで逆洗ノズル１４から圧縮空気を０．１〜
０．５秒間ベンチュリー管１５に向けて吹き入れると、
吸引送風機１２による吸引空気によって圧縮空気が弱め
られることなく、ベンチュリー管１５がまわりの空気を
吸い込み、フィルター７の内面から外面に向って大量の
空気が勢いよくフィルター７を通過するので、付着ダス
トのはらい落し効果が極めてよい。
フィルター７のように、シリンダー１６によってベンチ
ュリー管１５を下方に押し下げ、吸引通路１３の開閉ダ
ンパ１７を閉じて、大気流入口１８の開閉ダンパ１９を
開き、次いで逆洗ノズル１４から圧縮空気を０．１〜
０．５秒間ベンチュリー管１５に向けて吹き入れると、
吸引送風機１２による吸引空気によって圧縮空気が弱め
られることなく、ベンチュリー管１５がまわりの空気を
吸い込み、フィルター７の内面から外面に向って大量の
空気が勢いよくフィルター７を通過するので、付着ダス
トのはらい落し効果が極めてよい。
【００２９】このように、逆洗作業時に、吸引送風機１
２の吸引通路１３を開閉ダンパ１７によって遮断して、
逆洗ノズル１４から噴出される圧縮空気が吸引空気によ
って弱められないようにすると共に、通常運転時にベン
チュリー管１５をフィルター７の開口部から離れた位置
に移動させることにより、吸引空気がベンチュリー管１
５によって通過障害を受けないようにするこの発明の上
記実施例の場合と、吸引通路１３を遮断することなく逆
洗作業を行い、かつ通常運転をベンチュリー管１５をフ
ィルター７の開口部に位置させたままで行う場合とを比
較すると、図５のグラフに示すように、この発明の実施
例の場合はフィルターの圧力損失を極めて低い値に抑制
することができる。
２の吸引通路１３を開閉ダンパ１７によって遮断して、
逆洗ノズル１４から噴出される圧縮空気が吸引空気によ
って弱められないようにすると共に、通常運転時にベン
チュリー管１５をフィルター７の開口部から離れた位置
に移動させることにより、吸引空気がベンチュリー管１
５によって通過障害を受けないようにするこの発明の上
記実施例の場合と、吸引通路１３を遮断することなく逆
洗作業を行い、かつ通常運転をベンチュリー管１５をフ
ィルター７の開口部に位置させたままで行う場合とを比
較すると、図５のグラフに示すように、この発明の実施
例の場合はフィルターの圧力損失を極めて低い値に抑制
することができる。
【００３０】なお、図５のグラフの実験条件は下記のと
おりである。
おりである。
【００３１】 吸引送風機の性能 ：４０m3/min ２００mmAg ３．７KW ２２０V ６０HZ フィルター本数 ：２本 フィルター処理風量 ：２０m3/min（各１本）＝計
４０m3/min フィルター濾過面積 ：１０m2/ １本＝計２０m2 フィルター開口直径 ：２００mm ベンチュリー管のど部直径：１００mm 次に、オーバースプレー粉の約４０〜６０％は、ブース
本体１の底部のベルトコンベア５上に直接落下し、残り
の６０〜４０％がブース本体１内のフィルター７に吸引
されてフィルター７の外面に付着する。
４０m3/min フィルター濾過面積 ：１０m2/ １本＝計２０m2 フィルター開口直径 ：２００mm ベンチュリー管のど部直径：１００mm 次に、オーバースプレー粉の約４０〜６０％は、ブース
本体１の底部のベルトコンベア５上に直接落下し、残り
の６０〜４０％がブース本体１内のフィルター７に吸引
されてフィルター７の外面に付着する。
【００３２】フィルター７の外面に付着したオーバース
プレー粉は、上記の逆洗作業によってはらい落され、ベ
ルトコンベア５上に落下する。
プレー粉は、上記の逆洗作業によってはらい落され、ベ
ルトコンベア５上に落下する。
【００３３】このようにしてベルトコンベア５上に集め
られたオーバースプレー粉は、ベルトコンベア５によっ
てブース本体１の一端に移動させられて回収される。ベ
ルトコンベア５上のオーバースプレー粉を回収する回収
装置２０としては、サイクロン式集塵機２１に接続した
吸引ヘッド２２によってベルトコンベア５上のオーバー
スプレー粉を吸引して回収するようにしたものでも、ベ
ルトコンベア５上のオーバースプレー粉をゴム製のワイ
パーによってかき取るようにして回収するものでもよ
く、図１の実施例ではサイクロン式集塵機２１を使用し
ている。回収装置２０によって回収したオーバースプレ
ー粉は、回収粉タンク２３に集められ、精選の後、粉体
塗装ガン４に送られて再使用される。図１において、符
号２４はサイクロン式集塵機２１の排気装置を示してい
る。
られたオーバースプレー粉は、ベルトコンベア５によっ
てブース本体１の一端に移動させられて回収される。ベ
ルトコンベア５上のオーバースプレー粉を回収する回収
装置２０としては、サイクロン式集塵機２１に接続した
吸引ヘッド２２によってベルトコンベア５上のオーバー
スプレー粉を吸引して回収するようにしたものでも、ベ
ルトコンベア５上のオーバースプレー粉をゴム製のワイ
パーによってかき取るようにして回収するものでもよ
く、図１の実施例ではサイクロン式集塵機２１を使用し
ている。回収装置２０によって回収したオーバースプレ
ー粉は、回収粉タンク２３に集められ、精選の後、粉体
塗装ガン４に送られて再使用される。図１において、符
号２４はサイクロン式集塵機２１の排気装置を示してい
る。
【００３４】次に、色替えを行う場合には、まず、ブー
ス本体１内に設置されているフィルター７を取外す。フ
ィルター７の取外し作業は、１本づつ行ってもよいが、
速動継手９を外して固定プレート８に一体化したフィル
ターユニット６毎行うのが便利である。また、フィルタ
ー７の交換の際には、フィルター７に付着したオーバー
スプレー粉が飛び散らないように、図４に示すように、
フィルター７を収納ケース２５に収納して行うことが望
ましい。
ス本体１内に設置されているフィルター７を取外す。フ
ィルター７の取外し作業は、１本づつ行ってもよいが、
速動継手９を外して固定プレート８に一体化したフィル
ターユニット６毎行うのが便利である。また、フィルタ
ー７の交換の際には、フィルター７に付着したオーバー
スプレー粉が飛び散らないように、図４に示すように、
フィルター７を収納ケース２５に収納して行うことが望
ましい。
【００３５】上記のようにして、フィルターを取外した
後、ブース本体１内をワイパー等により清掃する。
後、ブース本体１内をワイパー等により清掃する。
【００３６】また、ベルトコンベア５のオーバースプレ
ー粉を回収する回収装置２０は必要に応じて交換する
か、清掃する。
ー粉を回収する回収装置２０は必要に応じて交換する
か、清掃する。
【００３７】上記のようにして、ブース本体１内の清掃
が完了した後、ブース本体１に色替えする粉体塗料に応
じた新しいフィルター７を取付ければ、色替え作業が完
了する。
が完了した後、ブース本体１に色替えする粉体塗料に応
じた新しいフィルター７を取付ければ、色替え作業が完
了する。
【００３８】
【発明の効果】この発明の粉体塗装ブースは、色替えの
際に、従来のように、排気ダクト内を清掃する必要がな
く、また、色替えの際の交換作業も、ブース本体内のフ
ィルターのみでよく、ブースの排気装置を含む集塵装置
全体を交換する必要がないので、色替え作業を極めて短
時間に行うことができると共に、交換部材の設置スペー
スも小さくてよいという効果がある。
際に、従来のように、排気ダクト内を清掃する必要がな
く、また、色替えの際の交換作業も、ブース本体内のフ
ィルターのみでよく、ブースの排気装置を含む集塵装置
全体を交換する必要がないので、色替え作業を極めて短
時間に行うことができると共に、交換部材の設置スペー
スも小さくてよいという効果がある。
【図１】この発明に係る粉体塗装ブースの一例を示す全
体正面図
体正面図
【図２】同上の側面図
【図３】同上の逆洗装置部分の詳細図
【図４】フィルターユニットの斜視図
【図５】効果確認実験の結果を示すグラフ
１ ブース本体 ２ 被塗物 ３ コンベア装置 ４ 粉体塗装ガン ５ ベルトコンベア ６ フィルターユニット ７ フィルター ８ 固定プレート ９ 速動継手 １０ 逆洗室 １１ 空気流出口 １２ 吸引送風機 １３ 吸引通路 １４ 逆洗ノズル １５ ベンチュリー管 １６ シリンダー １７ 開閉ダンパ １８ 大気流入口 １９ 開閉ダンパ ２０ 回収装置 ２１ サイクロン式集塵機 ２２ 吸引ヘッド ２３ 回収粉タンク ２４ 排気装置 ２５ 収納ケース
Claims (1)
- 【請求項１】 底部がベルトコンベアからなるブース本
体に排気口を設け、この排気口に排気装置を接続し、ブ
ース本体内の排気口に、オーバースプレー粉の回収用フ
ィルターを交換可能に取付け、この回収用フィルターに
オーバースプレー粉のはらい落し装置を設け、底部のベ
ルトコンベア上にオーバースプレー粉の回収装置を設け
たことを特徴とする粉体塗装ブース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4220142A JPH0663463A (ja) | 1992-08-19 | 1992-08-19 | 粉体塗装ブース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4220142A JPH0663463A (ja) | 1992-08-19 | 1992-08-19 | 粉体塗装ブース |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0663463A true JPH0663463A (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=16746558
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4220142A Pending JPH0663463A (ja) | 1992-08-19 | 1992-08-19 | 粉体塗装ブース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0663463A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110754443A (zh) * | 2019-10-22 | 2020-02-07 | 陈忠艺 | 一种便携式养蚕消毒喷粉设备 |
-
1992
- 1992-08-19 JP JP4220142A patent/JPH0663463A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110754443A (zh) * | 2019-10-22 | 2020-02-07 | 陈忠艺 | 一种便携式养蚕消毒喷粉设备 |
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