JPH0661823A - スイッチ回路 - Google Patents

スイッチ回路

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Publication number
JPH0661823A
JPH0661823A JP21403692A JP21403692A JPH0661823A JP H0661823 A JPH0661823 A JP H0661823A JP 21403692 A JP21403692 A JP 21403692A JP 21403692 A JP21403692 A JP 21403692A JP H0661823 A JPH0661823 A JP H0661823A
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JP
Japan
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transistor
resistor
base
collector
emitter
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JP21403692A
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English (en)
Inventor
Kozo Hamaguchi
耕造 濱口
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トランジスタを飽和させることなく切換を行
い、スイッチ切換時間を短縮する。 【構成】 スイッチ切換信号がスイッチ切換信号入力端
子8に入力されると、トランジスタ9,11および抵抗
10,12で構成されるカレントミラー回路の電流がオ
ン/オフし、抵抗13に伝えられる。抵抗19,20の
共通接続点の電位を基準にして、電流が抵抗13に流れ
た時にはトランジスタ24によって上限リミットがかか
り、電流が抵抗13に流れない時にはトランジスタ23
によって下限リミットがかかる。この上限リミットおよ
び下限リミットの電位によってスイッチ信号出力端子2
1,22のスイッチ信号のハイ・ローが切り換わる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スイッチ回路に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスイッチ回路の一例を図2を参照
しながら説明する。このスイッチ回路は、図2に示すよ
うに、抵抗2の一端を電源端子1に接続し、抵抗2の他
端に抵抗3の一端を接続し、抵抗3の他端を接地し、抵
抗2,3の共通接続点にトランジスタ4のベースを接続
し、トランジスタ4のエミッタに電流源6の一端を接続
し、電流源6の他端を接地している。
【0003】また、トランジスタ5のコレクタを電源端
子1に接続し、トランジスタ4のエミッタにトランジス
タ5のエミッタを接続し、トランジスタ5のベースに抵
抗7の一端を接続し、抵抗7の他端をスイッチ切換信号
入力端子8に接続している。また、抵抗10の一端を電
源端子1に接続し、トランジスタ4のコレクタにトラン
ジスタ9のコレクタおよびベースを接続し、抵抗10の
他端にトランジスタ9のエミッタを接続し、抵抗12の
一端を電源端子1に接続し、トランジスタ9のコレクタ
およびベースの接続点にトランジスタ11のベースを接
続し、抵抗12の他端にトランジスタ11のエミッタを
接続し、トランジスタ9とトランジスタ11とでカレン
トミラー回路を構成している。
【0004】また、トランジスタ11のコレクタに抵抗
13の一端を接続し、抵抗13の他端を接地し、トラン
ジスタ11のコレクタと抵抗13の接続点にトランジス
タ25のベースを接続し、トランジスタ25のコレクタ
に抵抗26の一端を接続し、トランジスタ25のエミッ
タを接地している。また、抵抗27の一端を電源端子1
に接続し、抵抗27の他端に抵抗28の一端を接続し、
抵抗28の他端を接地し、抵抗27,28の接続点に抵
抗26の他端を接続している。
【0005】また、抵抗27,28の接続点にトランジ
スタ15のベースを接続し、電流源14の一端を電源端
子1に接続し、トランジスタ15のエミッタに電流源1
4の他端を接続し、トランジスタ15のエミッタにトラ
ンジスタ16のエミッタを接続している。また、抵抗1
9の一端を電源端子1に接続し、トランジスタ16のベ
ースに抵抗19の他端を接続し、トランジスタ16のベ
ースに抵抗20の一端を接続し、抵抗20の他端を接地
している。
【0006】また、負荷17の一端をトランジスタ15
のコレクタに接続するとともにスイッチ信号出力端子2
1に接続し、負荷17の他端を接地し、負荷18の一端
をトランジスタ16のコレクタに接続するとともにスイ
ッチ信号出力端子22に接続し、負荷18の他端を接地
している。ここで、この図2のスイッチ回路の動作を説
明する。
【0007】まず、スイッチ切換信号入力端子8にハイ
レベルの信号を入力すると、トランジスタ5のベース電
位が抵抗2,3の分割電圧であるトランジスタ4のベー
ス電位より高くなり、トランジスタ4がオフでトランジ
スタ5がオンとなり、電流源6の電流がトランジスタ5
に流れる。この結果、トランジスタ9,11がオフとな
り、カレントミラー回路に電流は流れず、トランジスタ
25がオフである。
【0008】したがって、トランジスタ16のベース電
位は抵抗19と抵抗20とで分割した電圧であるのに対
し、トランジスタ15のベース電位は抵抗27と抵抗2
8とで分割した電圧となり、トランジスタ15のベース
電位がトランジスタ16のベース電位より高いので、ト
ランジスタ15がオフとなりトランジスタ16がオンと
なる。このため、電流源14の電流がトランジスタ16
を通して負荷18に流れ込み、負荷17には流れ込まな
いので、スイッチ信号出力端子22のスイッチ信号がハ
イレベルとなり、スイッチ信号出力端子21のスイッチ
信号がローレベルとなる。
【0009】なお、スイッチ信号出力端子21のスイッ
チ信号とスイッチ信号出力端子22のスイッチ信号とは
丁度位相が180°ずれている。つまり、互いに反転信
号となっている。つぎに、スイッチ切換信号入力端子8
にローレベルの信号を入力すると、トランジスタ5のベ
ース電位が抵抗2,3の分割電圧であるトランジスタ4
のベース電位より低くなり、トランジスタ4がオンでト
ランジスタ5がオフとなり、電流源6の電流がトランジ
スタ4に流れ、トランジスタ9に電流源6の電流が流
れ、カレントミラー回路によりトランジスタ11にも同
じ電流が流れる。この結果、トランジスタ11に流れる
電流の一部がトランジスタ25のベースに流れ込み、ト
ランジスタ25がオンとなる(飽和状態となる)。
【0010】したがって、トランジスタ16のベース電
位は抵抗19と抵抗20とで分割した電圧であるのに対
し、トランジスタ15のベース電位は抵抗27と抵抗2
6,28の並列回路とで分割した電圧となり、トランジ
スタ15のベース電位がトランジスタ16のベース電位
より低くなるので、トランジスタ15がオンとなりトラ
ンジスタ16がオフとなる。このため、電流源14の電
流がトランジスタ15を通して負荷17に流れ込み、負
荷18には流れ込まないので、スイッチ信号出力端子2
1のスイッチ信号がハイレベルとなり、スイッチ信号出
力端子22のスイッチ信号がローレベルとなる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、図
2のスイッチ回路においては、スイッチ信号出力端子2
1,22から出力されるスイッチ信号のハイ,ローの切
り換えは、トランジスタ25のオン/オフによるトラン
ジスタ15のベース電位の切り換えで行われるが、その
切り換えのためにトランジスタ25を飽和させている。
【0012】このように従来の構成では、トランジスタ
25を飽和させることによってスイッチ信号のハイ,ロ
ーを切り換えるため、切換時間を長く要するという問題
があった。したがって、この発明の目的は、スイッチ切
換時間を短縮することができるスイッチ回路を提供する
ことである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明のスイッチ回路
は、第1の抵抗の一端を電源電位点に接続し、第1の抵
抗の他端に第2の抵抗の一端を接続し、第2の抵抗の他
端を接地し、第1および第2の抵抗の共通接続点に第1
のトランジスタのベースを接続し、第1のトランジスタ
のエミッタに第1の電流源の一端を接続し、第1の電流
源の他端を接地し、第2のトランジスタのコレクタを電
源電位点に接続し、第1のトランジスタのエミッタに第
2のトランジスタのエミッタを接続し、第2のトランジ
スタのベースに第3の抵抗の一端を接続し、第3の抵抗
の他端をスイッチ切換信号入力端子に接続している。
【0014】また、第4の抵抗の一端を電源電位点に接
続し、第1のトランジスタのコレクタに第3のトランジ
スタのコレクタおよびベースを接続し、第4の抵抗の他
端に第3のトランジスタのエミッタを接続し、第5の抵
抗の一端を電源電位点に接続し、第3のトランジスタの
コレクタおよびベースの接続点に第4のトランジスタの
ベースを接続し、第5の抵抗の他端に第4のトランジス
タのエミッタを接続し、第3のトランジスタと第4のト
ランジスタとでカレントミラー回路を構成している。
【0015】また、第5のトランジスタのコレクタを電
源電位点に接続し、第4のトランジスタのコレクタに第
5のトランジスタのエミッタを接続し、第4のトランジ
スタのコレクタと第5のトランジスタのエミッタの接続
点に第6のトランジスタのエミッタを接続し、第5のト
ランジスタのベースに第6のトランジスタのベースを接
続し、第6のトランジスタのコレクタを接地している。
【0016】また、第4のトランジスタのコレクタに第
6の抵抗の一端を接続し、第6の抵抗の他端を接地し、
第4のトランジスタのコレクタに第7のトランジスタの
ベースを接続し、第2の電流源の一端を電源電位点に接
続し、第7のトランジスタのエミッタに第2の電流源の
他端を接続し、第7のトランジスタのエミッタに第8の
トランジスタのエミッタを接続し、第5および第6のト
ランジスタの共通接続したベースに第8のトランジスタ
のベースを接続している。
【0017】また、第7の抵抗の一端を電源電位点に接
続し、第8のトランジスタのベースに第7の抵抗の他端
を接続し、第8のトランジスタのベースに第8の抵抗の
一端を接続し、第8の抵抗の他端を接地している。ま
た、第1の負荷の一端を第7のトランジスタのコレクタ
に接続するとともに第1のスイッチ信号出力端子に接続
し、第1の負荷の他端を接地し、第2の負荷の一端を第
8のトランジスタのコレクタに接続するとともに第2の
スイッチ信号出力端子に接続し、第2の負荷の他端を接
地している。
【0018】
【作用】この発明の構成によれば、スイッチ切換信号入
力端子に加える信号を切り換えることにより、カレント
ミラー回路を介して第6の抵抗に流れる電流を断続す
る。第7および第8の抵抗の接続点の電位を基準とし
て、カレントミラー回路から第6の抵抗に電流が流れ込
まないときは、第5のトランジスタが動作して第6の抵
抗に電流を流し込み、第7のトランジスタのベース電位
を所定の下限電位にする。
【0019】この下限電位は、第7および第8の抵抗の
接続点の電位である第8のトランジスタのベース電位よ
り低いので、第7のトランジスタがオンとなるととも
に、第8のトランジスタがオフとなり、第1のスイッチ
信号出力端子のスイッチ信号がローとなり、第2のスイ
ッチ信号出力端子のスイッチ信号がハイとなる。また、
カレントミラー回路から第6の抵抗に電流が流れ込んだ
ときは、第6のトランジスタが動作して第6の抵抗に流
れ込む電流の一部を引抜き、第7のトランジスタのベー
ス電位を所定の上限電位にする。
【0020】この上限電位は、第7および第8の抵抗の
接続点の電位である第8のトランジスタのベース電位よ
り高いので、第7のトランジスタがオフとなるととも
に、第8のトランジスタがオンとなり、第1のスイッチ
信号出力端子のスイッチ信号がハイとなり、第2のスイ
ッチ信号出力端子のスイッチ信号がローとなる。
【0021】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1を参照しな
がら説明する。このスイッチ回路は、図1に示すよう
に、第1の抵抗2の一端を電源端子1に接続し、第1の
抵抗2の他端に第2の抵抗3の一端を接続し、第2の抵
抗3の他端を接地し、第1および第2の抵抗2,3の共
通接続点に第1のトランジスタ4のベースを接続し、第
1のトランジスタ4のエミッタに第1の電流源6の一端
を接続し、第1の電流源6の他端を接地している。
【0022】また、電源端子1に第2のトランジスタ5
のコレクタを接続し、第1のトランジスタ4のエミッタ
に第2のトランジスタ5のエミッタを接続し、第2のト
ランジスタ5のベースに第3の抵抗7の一端を接続し、
第3の抵抗7の他端をスイッチ切換信号入力端子8に接
続している。また、第4の抵抗10の一端を電源端子1
に接続し、第1のトランジスタ4のコレクタに第3のト
ランジスタ9のコレクタおよびベースを接続し、第4の
抵抗10の他端に第3のトランジスタ9のエミッタを接
続し、第5の抵抗12の一端を電源端子1に接続し、第
3のトランジスタ9のコレクタおよびベースの接続点に
第4のトランジスタ11のベースを接続し、第5の抵抗
12の他端に第4のトランジスタ11のエミッタを接続
し、第3のトランジスタ9と第4のトランジスタ11と
でカレントミラー回路を構成している。
【0023】また、第5のトランジスタ23のコレクタ
を電源端子1に接続し、第4のトランジスタ11のコレ
クタに第5のトランジスタ23のエミッタを接続し、第
4のトランジスタ11のコレクタと第5のトランジスタ
23のエミッタの接続点に第6のトランジスタ24のエ
ミッタを接続し、第5のトランジスタ23のベースに第
6のトランジスタ24のベースを接続し、第6のトラン
ジスタ24のコレクタを接地している。
【0024】また、第4のトランジスタ11のコレクタ
に第6の抵抗13の一端を接続し、第6の抵抗13の他
端を接地し、第4のトランジスタ11のコレクタに第7
のトランジスタ15のベースを接続し、第2の電流源1
4の一端を電源端子1に接続し、第7のトランジスタ1
5のエミッタに第2の電流源14の他端を接続し、第7
のトランジスタ15のエミッタに第8のトランジスタ1
6のエミッタを接続し、第5および第6のトランジスタ
23,24の共通接続したベースに第8のトランジスタ
16のベースを接続している。
【0025】また、第7の抵抗19の一端を電源端子1
に接続し、第8のトランジスタ16のベースに第7の抵
抗19の他端を接続し、第8のトランジスタ16のベー
スに第8の抵抗20の一端を接続し、第8の抵抗20の
他端を接地している。また、第1の負荷17の一端を第
7のトランジスタ15のコレクタに接続するとともに第
1のスイッチ信号出力端子21に接続し、第1の負荷1
7の他端を接地し、第2の負荷18の一端を第8のトラ
ンジスタ16のコレクタに接続するとともに第2のスイ
ッチ信号出力端子22に接続し、第2の負荷18の他端
を接地している。
【0026】つまり、この実施例のスイッチ回路におけ
る図2の従来例との相違点は、抵抗26,27,28お
よびトランジスタ25を削除し、第4のトランジスタ1
1のコレクタと第6の抵抗13との接続点を第7のトラ
ンジスタ15のベースに接続し、上限・下限の電位リミ
ッタとして第5および第6のトランジスタ23,24を
設けたことである。
【0027】このことにより、第1および第2のスイッ
チ信号出力端子21,22のスイッチ信号の切換を、第
3のトランジスタ9と第4のトランジスタ11で構成さ
れているカレントミラー回路から第6の抵抗13に電流
が流し込まれるかどうかで行うようにしており、第5お
よび第6のトランジスタ23,24を飽和させないで、
第1および第2のスイッチ信号出力端子21,22のス
イッチ信号の切換を行うことが可能となり、スイッチ切
換時間を短縮することができるものである。
【0028】ここで、図1の実施例のスイッチ回路の動
作について説明する。まず、スイッチ切換信号入力端子
8にハイレベルの信号を入力すると、第2のトランジス
タ5のベース電位が第1および第2の抵抗2,3の分割
電圧である第1のトランジスタ4のベース電位より高く
なり、第1のトランジスタ4がオフで第2のトランジス
タ5がオンとなり、第1の電流源6の電流が第2のトラ
ンジスタ5に流れる。この結果、第3および第4のトラ
ンジスタ9,11がオフとなり、カレントミラー回路に
電流は流れず、第6の抵抗13に電流は流れ込まない。
【0029】第7および第8の抵抗19,20の接続点
の電位を基準にして、第6の抵抗13に電流が流れ込ま
ないときには、第5のトランジスタ23によって下限リ
ミットがかかる(第5のトランジスタ23は非飽和状
態)。つまり、第5のトランジスタ23を通して第6の
抵抗13に電流が流れ込み、第7のトランジスタ15の
ベース電位は所定の下限電位となる。
【0030】したがって、第8のトランジスタ16のベ
ース電位は第7の抵抗19と第8の抵抗20とで分割し
た電圧であるのに対し、第7のトランジスタ15のベー
ス電位は所定の下限電位となり、第7のトランジスタ1
5のベース電位が第8のトランジスタ16のベース電位
より低くなるので、第7のトランジスタ15がオンとな
り第8のトランジスタ16がオフとなる。このため、第
2の電流源14の電流が第7のトランジスタ15を通し
て第1の負荷17に流れ込み、第2の負荷18には流れ
込まないので、第1のスイッチ信号出力端子21のスイ
ッチ信号がハイレベルとなり、第2のスイッチ信号出力
端子22のスイッチ信号がローレベルとなる。
【0031】つぎに、スイッチ切換信号入力端子8にロ
ーレベルの信号を入力すると、第2のトランジスタ5の
ベース電位が第1および第2の抵抗2,3の分割電圧で
ある第1のトランジスタ4のベース電位より低くなり、
第1のトランジスタ4がオンで第2のトランジスタ5が
オフとなり、第1の電流源6の電流が第1のトランジス
タ4に流れる。この結果、第1のトランジスタ4に流れ
る電流が第3のトランジスタ9に流れ、カレントミラー
回路により第4のトランジスタ11にも第3のトランジ
スタ9と同じ電流が流れ、第6の抵抗13に電流が流れ
込む。
【0032】第7および第8の抵抗19,20の接続点
の電位を基準にして、第6の抵抗13に電流が流れ込ん
だときには、第6のトランジスタ24によって上限リミ
ットがかかる(第6のトランジスタ24は非飽和状
態)。つまり、第6の抵抗13に電流が流れ込むべき電
流が第6のトランジスタ24を通して引き抜かれ、第7
のトランジスタ15のベース電位は所定の上限電位とな
る。
【0033】したがって、第8のトランジスタ16のベ
ース電位は第7の抵抗19と第8の抵抗20とで分割し
た電圧であるのに対し、第7のトランジスタ15のベー
ス電位は所定の上限電位となり、第7のトランジスタ1
5のベース電位が第8のトランジスタ16のベース電位
より高くなるので、第7のトランジスタ15がオフとな
り第8のトランジスタ16がオンとなる。このため、第
2の電流源14の電流が第8のトランジスタ16を通し
て第2の負荷18に流れ込み、第1の負荷17には流れ
込まないので、第1のスイッチ信号出力端子21のスイ
ッチ信号がローレベルとなり、第2のスイッチ信号出力
端子22のスイッチ信号がハイレベルとなる。
【0034】
【発明の効果】この発明のスイッチ回路によれば、第4
のトランジスタと第6の抵抗の接続点を第5のトランジ
スタのベースに接続し、電源電位点と接地電位点との間
に第5および第6のトランジスタの直列回路を接続し、
第5および第6のトランジスタ共通エミッタを第7のト
ランジスタのベースに接続し、第5および第6のトラン
ジスタ共通ベースを第8のトランジスタのベース、つま
り第7および第8の抵抗の接続点に接続したので、第5
および第6のトランジスタを飽和させることなくスイッ
チ切換を行うことができ、スイッチ切換時間を短縮でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のスイッチ回路の構成を示
す回路図である。
【図2】従来のスイッチ回路の一例の構成を示す回路図
である。
【符号の説明】
1 電源端子 2 第1の抵抗 3 第2の抵抗 4 第1のトランジスタ 5 第2のトランジスタ 6 第1の電流源 7 第3の抵抗 8 スイッチ切換信号入力端子 9 第3のトランジスタ 10 第4の抵抗 11 第4のトランジスタ 12 第5の抵抗 13 第6の抵抗 14 第2の電流源 15 第7のトランジスタ 16 第8のトランジスタ 17 第1の負荷 18 第2の負荷 19 第7の抵抗 20 第8の抵抗 21 第1のスイッチ信号出力端子 22 第2のスイッチ信号出力端子 23 第5のトランジスタ 24 第6のトランジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端を電源電位点(1)に接続した第1
    の抵抗(2)と、 一端を前記第1の抵抗(2)の他端に接続し他端を接地
    した第2の抵抗(3)と、 前記第1および第2の抵抗(2,3)の共通接続点にベ
    ースを接続した第1のトランジスタ(4)と、 一端を前記第1のトランジスタ(4)のエミッタに接続
    し他端を接地した第1の電流源(6)と、 コレクタを前記電源電位点(1)に接続しエミッタを前
    記第1のトランジスタ(4)のエミッタに接続した第2
    のトランジスタ(5)と、 一端を第2のトランジスタ(5)のベースに接続し他端
    をスイッチ切換信号入力端子(8)に接続した第3の抵
    抗(7)と、 一端を電源電位点(1)に接続した第4の抵抗(10)
    と、 コレクタおよびベースを前記第1のトランジスタ(4)
    のコレクタに接続しエミッタを前記第4の抵抗(10)
    の他端に接続した第3のトランジスタ(9)と、 一端を電源電位点(1)に接続した第5の抵抗(12)
    と、 ベースを前記第3のトランジスタ(9)のコレクタおよ
    びベースの接続点に接続しエミッタを前記第5の抵抗
    (12)の他端に接続し前記第3のトランジスタ(9)
    とでカレントミラー回路を構成する第4のトランジスタ
    (11)と、 コレクタを前記電源電位点(1)に接続しエミッタを前
    記第4のトランジスタ(11)のコレクタに接続した第
    5のトランジスタ(23)と、 エミッタを前記第4のトランジスタ(11)のコレクタ
    と前記第5のトランジスタ(23)のエミッタの接続点
    に接続しベースを前記第5のトランジスタ(23)のベ
    ースに接続しコレクタを接地した第6のトランジスタ
    (24)と、 一端を前記第4のトランジスタ(11)のコレクタに接
    続し他端を接地した第5の抵抗(13)と、 ベースを前記第4のトランジスタ(11)のコレクタに
    接続した第7のトランジスタ(15)と、 一端を電源電位点(1)に接続し他端を前記第7のトラ
    ンジスタ(15)のエミッタに接続した第2の電流源
    (14)と、 エミッタを前記第7のトランジスタ(15)のエミッタ
    に接続しベースを前記第5および第6のトランジスタ
    (23,24)の共通接続したベースに接続した第8の
    トランジスタ(16)と、 一端を電源電位点(1)に接続し他端を前記第8のトラ
    ンジスタ(16)のベースに接続した第7の抵抗(1
    9)と、 一端を前記第8のトランジスタ(16)のベースに接続
    し他端を接地した第8の抵抗(20)と、 一端を前記第7のトランジスタ(15)のコレクタに接
    続するとともに第1のスイッチ信号出力端子21に接続
    し他端を接地した第1の負荷(17)と、 一端を前記第8のトランジスタ(16)のコレクタに接
    続するとともに第2のスイッチ信号出力端子(22)に
    接続し他端を接地した第2の負荷(18)とを備えたス
    イッチ回路。
JP21403692A 1992-08-11 1992-08-11 スイッチ回路 Pending JPH0661823A (ja)

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JP21403692A JPH0661823A (ja) 1992-08-11 1992-08-11 スイッチ回路

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