JPH0658197B2 - 1つの蒸気機関の凝縮器または幾つかの蒸気機関の凝縮器から流出する冷却水用冷却塔 - Google Patents

1つの蒸気機関の凝縮器または幾つかの蒸気機関の凝縮器から流出する冷却水用冷却塔

Info

Publication number
JPH0658197B2
JPH0658197B2 JP61501889A JP50188986A JPH0658197B2 JP H0658197 B2 JPH0658197 B2 JP H0658197B2 JP 61501889 A JP61501889 A JP 61501889A JP 50188986 A JP50188986 A JP 50188986A JP H0658197 B2 JPH0658197 B2 JP H0658197B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling tower
cooling
flue gas
package
several
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61501889A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62502419A (ja
Inventor
ヨルツイク,ジーグルト
シヨル,ゲルハルト
ヘルター,ハインツ
イーゲルビユーシヤー,ハインリツヒ
グレシユ,ハインリツヒ
デヴエルト,ヘリベルト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saarbergwerke AG
Original Assignee
Saarbergwerke AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from DE19853509542 external-priority patent/DE3509542A1/de
Priority claimed from DE19853509543 external-priority patent/DE3509543A1/de
Application filed by Saarbergwerke AG filed Critical Saarbergwerke AG
Publication of JPS62502419A publication Critical patent/JPS62502419A/ja
Publication of JPH0658197B2 publication Critical patent/JPH0658197B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F25/00Component parts of trickle coolers
    • F28F25/10Component parts of trickle coolers for feeding gas or vapour
    • F28F25/12Ducts; Guide vanes, e.g. for carrying currents to distinct zones
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28CHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA COME INTO DIRECT CONTACT WITHOUT CHEMICAL INTERACTION
    • F28C1/00Direct-contact trickle coolers, e.g. cooling towers
    • F28C1/003Direct-contact trickle coolers, e.g. cooling towers comprising outlet ducts for exhaust gases
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S261/00Gas and liquid contact apparatus
    • Y10S261/11Cooling towers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S261/00Gas and liquid contact apparatus
    • Y10S261/46Residue prevention in humidifiers and air conditioners

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、冷却水が供給される熱交換帯域を形成し、か
つ冷却水に対し向流で上昇する空気流が貫通している大
表面の取付物を備え、かつ浄化、とくに湿式浄化された
煙道ガスを冷却空気流中へ導入するための煙道ガス供給
管を備え、該供給管は1つまたは幾つかの、その出口断
面が熱交換帯域の上方で冷却空気流中へ接合するガス出
口管と接続されている、1つの蒸気機関の凝縮器または
幾つかの蒸気機関の凝縮器から流出する冷却水用冷却塔
に関する。
大型燃焼装置の運転基準に定められている、大気中へ導
入される煙道ガスの有害物濃度の限界値の維持は、一般
に燃焼装置からの全煙道ガスを適当な吸収剤を添加した
湿式洗浄で処理することによつて達成しうるにすぎな
い。浄化された煙道ガスは煙道ガス脱硫装置から約40
〜60℃の温度で流出し、従つてそれを煙突中へ導入す
る前に再び約80〜120℃に加熱しなければならな
い。このためにかなりのエネルギー需要が必要であるこ
とは明らかである。たとえば、70MWの発電所では全負
荷運転において2.5Mio m3/hよりも多い煙道ガスを加熱
しなければならない。
従つて、発電所で生じる煙道ガスの再加熱をさけるため
に、浄化された煙道ガスを熱交換域の上方で冷却空気流
中へ導入し、上向きに流れる冷却空気を、浄化された煙
道ガスを大気中へ導入するための運搬媒体として利用す
ることは既に提案されている。これにより、煙道ガスの
費用のかかる再加熱を省くことができる。さらに、新し
く建設すべき発電所では、煙突の建設を省くことができ
る。この方法のもう1つの利点は煙道ガスおよびそれと
ともに含有されている残留有害物濃度の付加的希釈であ
る。しかし、導入される煙道ガスと上昇する冷却空気と
の良好かつ均一な混合が前提である。
この種の公知装置では、冷却塔の冷却空気流中への煙道
ガスの導入は、熱交換帯域の上方で冷却塔の中央部分に
配置され、中心の煙道ガス供給装置と接続されている煙
突様のガス出口管によつて行なわれる。ガス出口管の末
端部分は曲折されているので、煙道ガス流は冷却塔断面
中へ向けられた半径方向の、冷却空気の十分な混合に不
可欠である流動成分を得る。冷却空気流中での煙道ガス
分配を改良するために、ガス出口管の出口断面の直接後
方に、大体において噴流の表側で長くなり、末端部に向
つて拡がる、らせん状に捩転された案内板が配置されて
おり、該案内板が導入される煙道ガス流の渦流化、それ
とともに上向きに流れる冷却空気との激しい混合に寄与
する。しかし、その末端部分で冷却空気の流動方向に対
してほぼ垂直であるこれらの案内板は、冷却空気の流れ
自体に対しては不利な作用をする。上向きに流れる冷却
空気の少なくとも一部は転向され、同時に渦流化され
る。それと結合している冷却空気の全損失エネルギー
が、最終的には出口速度の減少および直接の結果として
冷却塔の塔頂から出る混合蒸気の上昇高さの低下および
拡散の悪化をもたらし、これが殊に変転しうる気象状況
において不利な作用をする。
さらに煙道ガス流は案内板により比較的遠く半径方向に
誘導されるので、希釈されてない煙道ガスが冷却塔壁に
衝突し、ここで残留有害物濃度のため酸小滴を形成する
こととなる。従つて、冷却塔壁における腐食損傷をさけ
るため、費用のかかる高価な保護被覆が無条件に必要で
ある。
本発明の課題は、十分な混合の程度が少なくとも同等に
良好である場合に、浄化された煙道ガスの冷却空気流中
への十分にロスのない導入を可能にする、浄化された煙
道ガスを冷却塔の冷却空気流中へ導入するための改良さ
れた装置を記載することである。さらに希釈されてない
煙道ガス流が冷却塔壁に衝突し、それにより酸小滴が付
着するのもさけられるべきである。
この課題は、ガス出口管中でその出口断面の範囲内に回
転体が設けられていることによつて解決される。
回転体を貫通する場合、流出する煙道ガス流に付加的な
回転運動が押しつけられ、該運動は流れ周縁部における
渦流動のため上向きに流れる冷却空気と極めて良好な混
合を生じるが、他面において冷却空気の上向き運動自体
は妨げない。
案内板により煙道ガス流を半径方向に案内するのを省く
ことによつて、個々の煙道ガス粒子の絶対運動路が、押
しつけられる付加的な円運動のため増大するとともに、
煙道ガス流の自由運動路が増大するので、希釈されてな
い煙道ガスが冷却塔壁に衝突する危険がかなり減少す
る。
最も簡単な場合には、回転体は惰性回転で、つまり通過
する煙道ガスによつてのみ起動されて、作動させること
ができる。この場合には、煙道ガス流に付加的エネルギ
ーは供給されないし、回転体の摩擦損失を別として、該
エネルギーが取出されることもない。回転体の回転数お
よび旋回運動の強さも、専ら回転体の構造、たとえば回
転体の羽根の断面成形および調節および煙道ガス流の速
度に依存する。
しかしとくに、回転体は制御駆動装置を有し、回転数の
変更により流出する煙道ガス流の軸方向速度ならびに旋
回速度を調節して場合により冷却塔の変更された運転条
件に適合させることができる。殊にこれらによつて、流
出する煙道ガス流の射出距離に影響を与え、冷却空気流
中での煙道ガスの均一な分配に十分に大きな半径方向の
距離が得られるように調節することができるが、他面で
は煙道ガス流が冷却塔壁に衝突しないことが確保されて
いる。回転体の回転数はたとえばプロセス計算器によつ
て一緒または個々にも、1つまたは幾つかの代表的ガイ
ド量、たとえば冷却塔蒸気の出口速度、有害物濃度の分
配または冷却塔の出口断面における温度に依存して制御
することができる。この場合、冷却塔壁面またはその付
近における酸度の付加的監視によつて、煙道ガス流の射
出距離が制限されたままでありかつ希釈されない煙道ガ
スが冷却塔壁に衝突しないことが確保される。さらに、
煙道ガス分配をさらに最適なものにするために、ガス出
口管をその末端部分で曲折可能に構成して、回転体の回
転数による軸方向速度および旋回速度の制御のほかに、
釦直線に対する煙道ガス流の流出角も変えることができ
るようにするのが有利である。
この課題は本発明によれば、各ガス出口管がその長手軸
を中心に回転可能であることによつて解決される。
ガス出口管がその長手軸を中心に回転可能である(これ
はたとえば簡単なターンテーブルによつて形成できる)
ことによつて、水平線に対する管の傾斜角が確定してい
る場合、現存する要件次第で出口管から流出する廃ガス
流の流動方向を任意に変えることができる。これから、
そのつど存在する、一面では垂直に流れる冷却空気およ
び他面ではこれに対して直角に流れる煙道ガス流の流動
速度に依存して煙道ガス流の流動方向を調節することが
でき、該流動方向が煙道ガスの最大流動距離、それとと
もに冷却空気との最適混合を保証し、その際ガスが冷却
塔壁と接触することもない。
従つて、本発明にまた、発電所の異なる負荷状態に関し
て冷却塔中での流動経過を最適なものにすることも可能
である。
本発明のもう1つの特徴に従つて、ガス出口管の傾斜角
が変更可能であることによつて付加的な自由度が生じ、
その結果流出する煙道ガスの流動方向をむしろ立体的に
変えることができ、冷却塔中での流動経路およびそれと
ともに大気中へ出る場合の拡散状態を最適なものとする
付加的可能性も生じる。たとえば、傾斜角を相応に変え
ることによつて、個々の煙道ガス流の運動エネルギーを
上昇する冷却空気の速度を高めるため、およびそれとと
もに冷却塔中での浮揚力を改良するために利用しうるこ
とが達成される。殊に、不利な気象状況の場合、このよ
うな運転法はかなり重要である。
本発明のもう1つの特徴に従つて、種々の出口管は出口
管を去る煙道ガス流の速度ベクトルの終点が冷却塔の軸
のまわりに延びる1つまたは幾つかの同心円上に存在す
るように調節されている。これによつて、冷却塔を貫通
する全ガス量に、回転する、つまり渦流状の運動を重畳
させることができる。この場合、比較的安定な流動力学
的形成物としてのこのような渦流が冷却塔の上方におけ
る大気中への拡散をさらに改良するのに寄与する。それ
というもガス混合物はその渦流状流動経過に基づき、正
常流動よりも深く大気中へ侵入するからである。
有利に、煙道ガス供給は冷却塔の中央部分に配置された
環状導管によつて行なわれ、その際個々の出口管は上方
に向けられ、相応に分配されて、たとえば適当なターン
テーブルを介して環状導管と接続されている。かかる配
置の場合、管を付加的になお、たとえば相応するテレス
コープ構造を用いて高低調節可能に構成するのが有利で
あることを立証することができる。
冷却塔の横断面は流動技術的理由から周知のように一定
ではないので、高低調節可能性によつて付加的に出口管
を最適の高さレベルに調節する可能性が生じる。むしろ
事情によつては、出口管の接合部を冷却塔の上方縁部分
にまでずらして、煙道ガスを冷却塔と大気との間の乱流
部分ではじめて流出させるのが有利であると立証しう
る。もちろん、個々の管の高低調節可能性は、たとえば
煙道ガス脱硫装置の運転故障の際に、決して冷却塔壁と
触してはならない熱い未浄化煙道ガスを排出しなければ
ならないときにも利用することができる。
冷却塔の中央部分の代りに、煙道ガス供給装置として役
立つ環状導管は、冷却塔の円周部分で冷却塔壁の内面ま
たは外面に沿つて転置されててもよく、この場合冷却塔
の外部に配置する場合には個々のガス出口管は所定位置
で冷却塔壁を貫通する。
たとえば発電所の負荷状態が異なる場合でも、冷却空気
および煙道ガスないしは冷却空気と煙道ガスからなる混
合物の流動経過を最適なものにするのは、自動的に、た
とえば適当なプロセス制御計算器を用いて行なうことが
できる。この場合、冷却塔の上方での流動経過ないしは
拡散に特徴的な量、たとえば特徴的な煙道ガス成分、た
とえばCO2またはH2SO3またはH2CO3の濃度を冷却塔内壁
で測定し、相応する目標値と比較する。この場合には、
確められた偏奇により、種々の出口管の調節を、たとえ
ばプロセス制御計算器によつて制御されるサーボモータ
を用いて相応に変えることができる。
上述した方法を互いに組合せることも可能である。
さらに、本発明は冷却塔内に設けられた蒸気捕集器を有
する上記形式の冷却塔にも及ぶ。
たとえば石灰石を用いて運転される煙道ガス脱硫装置が
前提されている場合、洗浄水中の固形物含量は約20%
まで、つまり洗浄水1あたり200gである。これ
は、1つまたは複数のガス出口管によつて、煙霧除去装
置にも拘らず、相変らずなお600kgまでの、固形分2
0%=固形物120kg/hを有する洗浄液流量が生じ、
これが冷却塔中へ雨となつて再び滴下しうる。年間80
00時間の運転時間の場合、これは960tの固形物を
生じ、該固形分は正常の場合には損傷事故なしに分離さ
れ、大部分は1つまたは複数のガス出口管の蒸気除去パ
ツケージを部分的に閉塞するだけでなく、それに接する
冷却塔中の蒸気捕集器にも降りかかつて皮膜を生じるの
で、中間に蒸気捕集器および煙霧除去パツケージの清浄
化を、発電所が通常最高の発電能力で運転すべき時間中
に実施しなければならない。
本発明のもう1つの課題は、これらの欠点を除去しこれ
によつてガス出口管ないしは複数のガス出口管の出口断
面の部分に滴捕集パツケージないしは煙霧除去パツケー
ジを挿入し、それに流入側ならびに流出側でノズル装置
を所属せしめ、該ノズル装置を周期的間隔で下方および
上方から、しかも比較的粗大な滴スペクトルで洗浄する
ことができるので、水塊は流出側に堆積した凝集物を下
方へ洗浄する。
ガス出口管ないしは複数のガス出口管は、導入される煙
道ガスの流動方向に見て、滴捕集パツケージないしは煙
霧除去パツケージに続いて横断面狭隘部を有する。この
横断面減少によつて流動速度は増加するので滴保有固形
物は放散システム技術を越えて広い面積に幅数キロメー
トルの区間にわたつて分配される。この目的のために
は、塔中央部で一般に普通であるよりも数倍大きい速度
を定めるのが有利である。1つの煙道ガス供給管だけで
なく、幾つかの煙道ガス供給管を冷却塔中へ突入させる
ことも可能であるが、そのより小さい直径は蒸気捕集器
を通過した後、滴捕集パツケージを収容するため拡大し
なければならず、引続き再び収縮する。
また、幾つかの煙道ガス供給管を、1つの大きい中心の
煙霧除去器中へ、たとえば冷却塔の中央部で接合させ、
ここから1つまたは幾つかの先細となるガス出口管によ
り高い速度で冷却塔中へ蒸気捕集器の上方で煙道ガスを
導入させることも可能である。
本発明のもう1つの重要な特徴は、滴捕集パツケージな
いしは煙霧除去パツケージの洗浄水用捕集装置を設ける
ことである。これにより、煙霧除去パツケージおよび蒸
気捕集パツケージの洗浄水を別個に捕集し、これをもう
1度利用するために、煙道ガス脱硫装置の後方で煙霧除
去パツケージおよび蒸気捕集パツケージに再び送入する
ことも可能であり、これによつて、比較的少量の新しい
水で存在する煙霧除去パツケージおよび蒸気捕集パツケ
ージを清浄にすることができ、廃水は洗浄プロセス供給
しないで、別個にポリカルボン酸、EDTAおよび/または
NTAのような重要な付加生成物なしに、必要な水廃棄分
として、特別な生物学的または化学的処理装置を必要と
することなしに、方法から排出することができる。
この滴洗浄装置も付加的な添加水で洗浄する場合にの
み、この水は別個の水後処理装置、たとえば生物学的ま
たは化学的水処理に供給できる。冷却塔中で煙道ガス脱
硫装置からの水が通過するのをさけるために、煙道ガス
脱硫装置の直後で煙道ガスの冷却塔への清浄ガス連接導
管中へ滴分離器を接続することは公知である。冷却塔へ
の途中で清浄ガスの冷却による凝縮物形成およびたとえ
ば煙道ガス洗浄器の後方で滴分離器からの通過した残滴
200mgは、(煙道ガス洗浄系からの固形物が濃厚にな
つて)冷却塔に接続している煙道ガス供給管に著しい負
荷を惹起する。
これをさけるために、本発明もう1つの特徴によれば、
冷却空気塔中の煙道ガスの立上り供給管内の速度を低下
させ、生じる液膜が煙道ガス供給管ないしは複数の煙道
ガス供給管中で大きい滴になる傾向があり該滴が出口速
度によつて連行されずかつ冷却塔中へ導入されるように
することを提案する。
従つて、本発明によれば速度を8m/secよりも小さ
く、とくに約5m/secに選択することを提案する。こ
れによつて、煙道ガス立上り供給管ないしは複数の煙道
ガス供給管中で液膜は粗大滴となつて下方へ落下し、煙
道ガス供給管端部ないしは複数の端部における滴分離器
に対する負荷を惹起しない。さらに、本発明によれば、
煙道ガス立上り供給管中でその内壁面に滴形成突起が取
付けられ、該突起は、壁液膜が滴を形成し、これを下方
へ煙道ガス供給管の液たまり中へ滴下させることが提案
される。
湿式煙道ガス脱硫装置の後方にいわゆる煙霧除去パツケ
ージを設けることは公知である。煙道ガス脱硫装置の滴
は固形物を包含し、一般に弱酸性である。煙霧除去パツ
ケージは通常新しい水で洗浄される。この水はたいてい
中性であり、部分的に石灰を含有する、つまりこれは比
較的大きい硬度を有する。酸性滴から固形物が、洗浄水
として利用され、大きい硬度を有する水により、煙霧除
去パツケージ中で結石物を生じることは残念ながらさけ
られない。
ところで、本発明によれば新しい水を使用しないで滴水
を捕集して浄化し、この水に、もう1度pH価を下げるた
めに蟻酸を加えることを提案する。カルボン酸とくに蟻
酸は、同時石灰溶解作用をし、それとともに後処理され
た形の、つまり固形物および石灰を溶解するカルボン酸
を包含しない洗浄水を用いて煙霧除去パツケージを清浄
に保つ。この手段により、洗浄循環路中へ添加水を、最
後に再び排出しなければならないために加えないで、洗
浄循環路から使用された水を後処理して、洗浄のために
利用することが達成される。
本発明の実施例を図面につき詳述する。
第1図は冷却塔の第1の実施例の断面図を示し、 第2図は冷却塔の第2の実施例の断面図を示し、 第3図は冷却塔の第3の実施例の平面図を示し、 第4図は冷却塔の第4の実施例の断面図を示し、 第5図は冷却塔の第5の実施例の断面図を示し、かつ 第6図は煙霧除去パツケージ用水案内装置の略図であ
る。
第1図による実施例では、図に例示した冷却塔1の熱交
換帯域を、側方から流入する冷却空気3が横方向から貫
通する。ここで加熱された冷却空気は冷却塔1中を上方
へ上昇し、冷却塔の塔頂10から大気中へ放出される。
浄化された煙道ガスは、中心の煙道ガス供給管4および
環状導管5を経て個々のガス出口管6に案内され熱交換
帯域2の上方で、冷却塔1中を上向きに流れる冷却空気
に混合される。
ガス出口管6中で、出口断面7の範囲内に回転体8が配
置されていて、これが流出する煙道ガスに付加的旋回運
動を重畳し、これにより煙道ガスと上昇する冷却空気と
が激しく混合される。回転体8は、(図には示されてい
ない)複数の振動装置を有し、これは一緒にまたは個々
に駆動することができる。回転体8の回転数を変えるこ
とによつて、煙道ガス流の軸速度および旋回速度を冷却
塔1の異なる運転状態に十分に適合させることができ、
この場合ガイド量を適当に選択する場合、および場合に
よりプロセス制御計算器の助けをかりて、煙道ガスの射
出距離、旋回パルスおよびそれとともに分配し、たとえ
ば冷却塔の塔頂における有害物濃度のプロフイルまたは
ガス出口速度関して最適なものにすることができる。こ
の場合、冷却塔壁面またはその付近における酸度を監視
することによつて、煙道ガス流の射出距離を、希釈され
てない煙道ガスが冷却塔壁にまで突進しえないように制
限することができる。
さらに、ガス出口管6の末端部分9は垂直線に対して曲
折可能であるので、煙道ガス流の出口角αにより煙道ガ
ス導入および分配を最適にするためのもう1つのパラメ
ーターが利用できる。
図示の実施例においては、ガス出口管6は大体において
垂直で、冷却塔中央部分に配置されている。もちろん、
煙道ガスの導入は、冷却塔壁面またはその付近に配置さ
れた環状導管およびこれに接続されたガス出口管を経て
行なうこともでき、この場合有利にガス出口管は大体に
おいて水平に配置され、その末端部分は水平線に対して
上方へ曲折可能である。
第2図には、冷却水と空気との間の直接熱交換のための
潅注機構12を有する、火力発電所の冷却塔11が示さ
れている。空気は冷却塔に矢印方向13に供給される。
冷却空気と同時に冷却塔11には、冷却塔の内部に配置
された環状導管15に接続している導管14により、発
電所の煙道ガス脱硫装置の湿式浄化された煙道ガスが供
給される。環状導管から、煙道ガスは種々のガス出口管
16に入り、該出口管はその末端部分が曲折されて、水
平線と角αを形成する。煙道ガスと冷却塔中で上方へ流
れる冷却空気との最適混合を、発電所の異なる運転状態
または異なる気候条件に依存して達成するために、種々
の出口管はその長手軸17のまわりを回転可能に構成さ
れている。さらに、角αを変えならびにガス出口管16
の高低を調節することも可能である。
出口管16の回転可能性、曲折可能性ならびに高低調節
可能性を可能にするために、常用の技術(それにつきこ
こで個々に詳述する必要はない)に立帰ることができ
る。
第3図には、本発明による装置のもう1つの実施例の平
面図が示されている。この場合、中央の煙道ガス供給管
としての環状導管15は、冷却塔11の外部に転置され
ている。それぞれその軸17を中心に回転可能のガス出
口管16(これはこの実施例では冷却塔壁を貫通する)
は、その末端部分が角αだけ曲折されていて、流出する
ガス流の速度ベクトル18は、冷却塔の軸のまわりに延
びる2つの異なる同心円19に終る。こうして、冷却塔
中を下方から上方へ流れるガス混合物を循環運動させる
ことができる。
第4図による実施例では、冷却塔は21で表わされてお
り、該塔中へ煙道ガス供給管22が接続されている。煙
道ガス供給管22は中央に配置されたガス出口管23に
移行し、該出口管は冷却塔21中に配置された蒸気捕集
器24を貫通する。
ガス出口管23は拡張部分24を有し、該部分は拡張部
分25に移行し、これは再び先細部分26に移行する。
拡張部分25中には滴捕集パツケージ27が存在する。
滴捕集パツケージ27ないしは煙霧除去パツケージの流
入側ならびに流出側にはノズル装置28が存在しこのこ
とは同様に蒸気捕集器24についても言える。蒸気捕集
器24,27はフード状の蒸気捕集器として構成されて
いる。
蒸気捕集器24の下方には、滴捕集パツケージ24,2
5の洗浄水用捕集装置29が設けられている。
第5図による実施例では、冷却塔は31で、蒸気捕集器
パツケージは32で、ガス供給管は33で示されてい
る。ガス供給管33は立上りガス出口管34に移行し、
その拡張された端部に滴分離器35が嵌込まれている。
ガス出口管34の内壁には、滴を形成する鼻状突起36
が取付けられている。滴はたまり部36に落下し、ここ
から矢印37によつて表わされているように取出され
る。
第6図による実施例では、公知構造の煙道ガス洗浄装置
は41で表わされ、これに第4図および第5図による実
施例で使用されるような煙霧除去パツケージ42が後接
されている。煙霧除去パツケージ42にはたとえばデカ
ンターの形の水・固形物分離器43が後接されている。
容器44中にはカルボン酸が存在し、これはポンプ45
により導管46に送入され、該導管により接続された液
体はポンプ47により煙霧除去パツケージ42を洗浄す
るために送られる。煙霧除去パツケージ42の滴水は、
ホッパー48により捕集され導管49により水・固形物
分離器43に加えられる。こうして、洗浄のため新しい
水を使用しないで、これを捕集し、浄化し、もう一度pH
価をさげるために蟻酸を加えることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘルター,ハインツ ドイツ連邦共和国 D−4390 グラートベ ツク,バイゼンシユトラーセ 39‐41 (72)発明者 イーゲルビユーシヤー,ハインリツヒ ドイツ連邦共和国 D−4390 グラートベ ツク,マルク‐エン‐バレウル‐シユトラ ーセ 60 (72)発明者 グレシユ,ハインリツヒ ドイツ連邦共和国 D−4600 ドルトムン ト‐ヴイケデ,フランツ‐レハール‐シユ トラーセ 25 (72)発明者 デヴエルト,ヘリベルト ドイツ連邦共和国 D−4390 グラートベ ツク,バーン ホーフシユトラーセ 23 (56)参考文献 特開 昭60−14925(JP,A) 特開 昭58−75688(JP,A) 特開 昭51−70545(JP,A) 特公 昭52−37216(JP,B2)

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷却水が供給される熱交換帯域を形成しか
    つ冷却水に対し向流で上昇する空気流が貫流している大
    表面の取付物を備え、かつ浄化、とくに湿式浄化された
    煙道ガスを冷却空気流中へ導入するための煙道ガス供給
    管を備え、該供給管は1つまたは幾つかの、その出口断
    面が熱交換帯域の上方で冷却空気流中へ接合するガス出
    口管と接続されている1つの蒸気機関の凝縮器または幾
    つかの蒸気機関の凝縮器から流出する冷却水用冷却塔に
    おいて、ガス出口管(6)中でその出口断面(7)の部
    分に回転体(8)が設けられていることを特徴とする1
    つの蒸気機関の凝縮器または幾つかの蒸気機関の凝縮器
    から流出する冷却水用冷却塔。
  2. 【請求項2】回転体(8)が制御駆動装置を有すること
    を特徴とする、請求の範囲第1項記載の冷却塔。
  3. 【請求項3】ガス出口管(6)はその末端部分(9)が
    曲折可能である、請求の範囲第1項または第2項記載の
    冷却塔。
  4. 【請求項4】冷却水が供給される熱交換帯域を形成しか
    つ冷却水に対し向流で上昇する空気流が貫通している大
    表面の取付物を備え、かつ浄化、とくに湿式浄化された
    煙道ガスを冷却空気流中へ導入するための煙道ガス供給
    管を備え、該供給管は1つまたは幾つかの、その出口断
    面が熱交換帯域の上方で冷却空気流中へ接合しかつその
    自由端が曲折されている、ガス出口管と接続されている
    1つの蒸気機関の凝縮器または幾つかの蒸気機関の凝縮
    器から流出する冷却水用冷却塔において、各ガス出口管
    (16)がその長手軸(17)を中心に回転可能である
    ことを特徴とする請求の範囲第1項記載の冷却塔。
  5. 【請求項5】ガス出口管(16)の傾斜角(α)が変更
    可能であることを特徴とする請求の範囲第4項記載の冷
    却塔。
  6. 【請求項6】出口管(16)から出る煙道ガス流の速度
    ベクトル(18)の終点が冷却塔(11)の軸のまわり
    に延びる1つまたは幾つかの同心円(19)上に存在す
    ることを特徴とする請求の範囲第4項または第5項記載
    の冷却塔。
  7. 【請求項7】ガス出口管(16)は高低調節可能であ
    る、請求の範囲第4項から第6項までのいずれか1項記
    載の冷却塔。
  8. 【請求項8】環状導管(15)としての煙道ガス供給管
    が冷却塔の外部で該冷却塔のジヤケツト上に転置されて
    おり、これと接続しているガス出口管(16)が冷却塔
    の周壁を半径方向に貫通することを特徴とする請求の範
    囲第4項から第7項までのいずれか1項記載の冷却塔。
  9. 【請求項9】冷却水が供給される熱交換帯域を形成しか
    つ冷却水に対し交流で上昇する空気流が貫通している大
    表面の取付物を備え、かつ浄化、とくに湿式浄化された
    煙道ガスを冷却空気流中へ導入するための煙道ガス供給
    管を備え、該供給管は1つまたは幾つかの、その出口断
    面が熱交換帯域の上方で冷却空気流中へ接合するガス出
    口管と接続されていて、かつ冷却塔内に設けられた蒸気
    捕集器を有する、1つの蒸気機関の凝縮器または幾つか
    の蒸気機関の凝縮器から流出する冷却水用冷却塔におい
    て、ガス出口管(23)または複数のガス出口管中へそ
    の出口断面の範囲内ないしはそれらの出口断面の範囲内
    に滴捕集パツケージ(27)ないしは煙霧除去パツケー
    ジが挿入されていることを特徴とする請求の範囲第1項
    または第4項記載の冷却塔。
  10. 【請求項10】滴捕集パツケージ(27)ないしは煙霧
    除去パツケージにその流入側ならびにその流出側でノズ
    ル装置(28)が所属されている、請求の範囲第9項記
    載の冷却塔。
  11. 【請求項11】滴捕集パツケージ(27)ないしは煙霧
    除去パツケージの流出側での水噴霧が粗大滴スプレー装
    置を用いて行なわれる、請求の範囲第9項または第10
    項記載の冷却塔。
  12. 【請求項12】ガス出口管(23)ないしは複数のガス
    出口管が、導入される浄化された煙道ガスの流動方向に
    見て滴捕集パツケージ(27)ないしは煙霧除去パツケ
    ージに続いて断面先細部分(26)を有することを特徴
    とする請求の範囲第9項から第11項までずれか1項記
    載の冷却塔。
  13. 【請求項13】滴捕集パツケージ(24,27)ないし
    は煙霧除去パツケージの洗浄水用捕集装置(29)が設
    けられている、請求の範囲第9項から第12項までのい
    ずれか1項記載の冷却塔。
  14. 【請求項14】冷却水が供給される熱交換帯域を形成し
    かつ冷却水に対して向流で上昇する空気流が貫通してい
    る大表面の取付物を備え、かつ浄化、とくに湿式浄化さ
    れた煙道ガスを冷却空気流中へ導入するための煙道ガス
    供給管を備え、該供給管は1つまたは幾つかの、その出
    口断面が熱交換帯域の上方で冷却空気流中へ接合するガ
    ス出口管と接続されていて、かつ冷却塔内に設けられた
    蒸気捕集器を有する、1つの蒸気機関の凝縮器または幾
    つかの蒸気機関の凝縮器から流出する冷却水用冷却塔に
    おいて、冷却塔(31)中での洗浄された煙道ガスの上
    昇速度が約5m/secに保たれることを特徴とする請求
    の範囲第1項から第13項までのいずれか記載の冷却
    塔。
  15. 【請求項15】ガス出口管(34)ないしは複数のガス
    出口管がその内壁面に突起(36)を有することを特徴
    とする請求の範囲第14項記載の冷却塔。
  16. 【請求項16】冷却水が供給される熱交換帯域を形成し
    かつ冷却水に対し向流で上昇する空気流が貫通している
    大表面の取付物を備え、かつ浄化、とくに湿式浄化され
    た煙道ガスを冷却空気流中へ導入するための煙道ガス供
    給管を備え、該供給管は1つまたは幾つかの、その出口
    断面が熱交換帯域の上方で冷却空気流中へ接合するガス
    出口管と接続されていて、かつ冷却塔内に設けられた蒸
    気捕集器を有する、1つの蒸気機関の凝縮器または幾つ
    かの蒸気機関の凝縮器から流出する冷却水用の冷却塔に
    おいて、煙道ガス浄化装置(41)からの酸性洗浄水
    が、水・固形物分離器(42)を通過した後、カルボン
    酸を加えて、滴捕集パツケージ(42)の洗浄のために
    使用されることを特徴とする請求の範囲第1項から第1
    5項までのいずれか1項記載の冷却塔。
  17. 【請求項17】カルボン酸を加えた洗浄水が再び滴捕集
    パツケージ(42)の洗浄循環路中へ戻されることを特
    徴とする請求の範囲第16項記載の洗浄塔。
  18. 【請求項18】滴捕集パツケージ(42)用の洗浄液が
    カルボン酸、とくに蟻酸の添加によつて4より小さいpH
    価に調節されることを特徴とする請求の範囲第16項ま
    たは第17項記載の冷却塔。
JP61501889A 1985-03-16 1986-03-04 1つの蒸気機関の凝縮器または幾つかの蒸気機関の凝縮器から流出する冷却水用冷却塔 Expired - Lifetime JPH0658197B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19853509542 DE3509542A1 (de) 1985-03-16 1985-03-16 Anordnung zur einleitung gereinigter, vorzugsweise nassgereinigter, rauchgase in den kuehlluftstrom eines kuehlturmes
DE3509542.3 1985-03-16
DE19853509543 DE3509543A1 (de) 1985-03-16 1985-03-16 Anordnung zum einleiten gereinigter rauchgase in den kuehlluftstrom eines kuehlturmes
DE3509543.1 1985-03-16
PCT/EP1986/000111 WO1986005577A1 (en) 1985-03-16 1986-03-04 Smoke gas exhaust by way of a cooling tower

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62502419A JPS62502419A (ja) 1987-09-17
JPH0658197B2 true JPH0658197B2 (ja) 1994-08-03

Family

ID=25830394

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61501889A Expired - Lifetime JPH0658197B2 (ja) 1985-03-16 1986-03-04 1つの蒸気機関の凝縮器または幾つかの蒸気機関の凝縮器から流出する冷却水用冷却塔

Country Status (7)

Country Link
US (3) US4784810A (ja)
EP (1) EP0215864B1 (ja)
JP (1) JPH0658197B2 (ja)
AU (1) AU584414B2 (ja)
CA (1) CA1259028A (ja)
DE (1) DE3666502D1 (ja)
WO (1) WO1986005577A1 (ja)

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE8705737U1 (de) * 1987-04-18 1987-06-04 Balcke-Dürr AG, 4030 Ratingen Vorrichtung zur Einleitung von Rauchgasen in das Innere eines Kühlturms
CN1034972C (zh) * 1990-11-09 1997-05-21 魏仕英 喷雾推进通风冷却塔
US5762661A (en) * 1992-01-31 1998-06-09 Kleinberger; Itamar C. Mist-refining humidification system having a multi-direction, mist migration path
DE4231813C2 (de) * 1992-09-23 1997-05-07 Gea Energietechnik Gmbh Naturzug-Kühlturm
DE9404370U1 (de) * 1994-03-16 1994-12-22 Hamon Kühltürme und Apparatebau GmbH, 44805 Bochum Stahlbetonschalen-Kühlturm mit Reingasabführung durch seinen Abluftstrom
US5705132A (en) * 1994-12-30 1998-01-06 Battelle Memorial Institute Combustion synthesis continuous flow reactor
FR2788112B1 (fr) * 1998-12-30 2001-06-08 Total Raffinage Distribution Appareil de type torchere et procede pour la combustion de gaz
FR2788109B1 (fr) * 1998-12-30 2001-06-08 Total Raffinage Distribution Dispositif pour ameliorer le brulage des combustibles gazeux
DK2212640T3 (da) * 2007-10-10 2014-10-06 Prime Datum Inc Integreret ventilatordrivsystem til køletårn og fremgangsmåde ti l drift af vådkøletårn
US7842114B2 (en) * 2008-07-18 2010-11-30 Uop Llc Vessel for receiving a fluid including a demister
DE102008050599B3 (de) * 2008-10-09 2010-07-29 Uhde Gmbh Vorrichtung und Verfahren zur Verteilung von Primärluft in Koksöfen
US8587138B2 (en) * 2009-06-04 2013-11-19 Kevin Statler Systems for the recovery of gas and/or heat from the melting of metals and/or the smelting of ores and conversion thereof to electricity
US10260761B2 (en) * 2010-05-18 2019-04-16 Energy & Environmental Research Center Foundation Heat dissipation systems with hygroscopic working fluid
US10845067B2 (en) 2010-05-18 2020-11-24 Energy & Enviornmental Research Center Hygroscopic cooling tower for waste water disposal
RU2462675C1 (ru) * 2011-04-15 2012-09-27 Николай Васильевич Барсуков Конструкция эжекционной градирни и способ организации процесса тепломассообмена
RU2506512C2 (ru) * 2012-01-27 2014-02-10 Николай Васильевич Барсуков Секционная эжекционная градирня
EP2674592A1 (de) * 2012-06-14 2013-12-18 Siemens Aktiengesellschaft Gasturbinenprozess mit Aufwindkraftwerk
CN102937391B (zh) * 2012-12-10 2014-10-01 河北省电力勘测设计研究院 带抽力提升装置的冷却塔
CN104121803B (zh) * 2014-05-23 2016-08-31 国家电网公司 一种不受除盐水量制约的空冷岛热态冲洗法
CN104713410A (zh) * 2015-03-13 2015-06-17 芜湖凯博实业股份有限公司 一种调控冷却塔出水温度的方法
CN104880118B (zh) * 2015-06-11 2017-03-01 苏跃进 一种冷却塔配水***、冷却塔及冷却塔配水方法
US9976810B2 (en) * 2015-10-01 2018-05-22 Pacific Airwell Corp. Water recovery from cooling tower exhaust
US10245546B1 (en) 2018-08-22 2019-04-02 H & H Inventions & Enterprises, Inc. Exhaust gas purification method and system
CN111023863B (zh) * 2019-12-25 2021-07-30 深圳市辰诺节能科技有限公司 一种可改变喷雾角度的水矢量喷雾推进通风冷却塔
CN111023862A (zh) * 2019-12-25 2020-04-17 深圳市辰诺节能科技有限公司 一种低能耗水矢量动力冷却塔
CN114234668B (zh) * 2021-12-24 2023-12-12 重庆大学 一种用于冷却塔的降温节水装置和湿式冷却塔

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH178153A (de) * 1934-02-05 1935-07-15 Merz Karl Einrichtung an Kaminen bezw. Lüftungsschächten zur Erzeugung von künstlichem Zug.
FR967440A (fr) * 1947-06-10 1950-11-03 L G Mouchel And Partners Perfectionnements aux tours de refroidissement de l'eau
US2970671A (en) * 1953-12-17 1961-02-07 Otto P Warner Separator for removing liquids and solids from vapors
US3296450A (en) * 1964-12-21 1967-01-03 Utah Construction & Mining Co Power generating system with closed circuit cooling
US3448960A (en) * 1966-04-22 1969-06-10 Pneumo Dynamics Corp Solenoid valve
US3550356A (en) * 1968-01-05 1970-12-29 Harry I Abboud Gas purification process and apparatus
US3488960A (en) * 1968-04-12 1970-01-13 Alton Kirkpatrick Combined cooling tower and internal stack for steam generating power plants
US3581467A (en) * 1969-12-04 1971-06-01 Frank M Donnelly Method and apparatus for vortical liquid-gas movement
DE2228762A1 (de) * 1972-06-13 1974-01-03 Kraftwerk Union Ag Einrichtung zur vergroesserung des auftriebes erwaermter luft
US3919394A (en) * 1973-05-14 1975-11-11 Dravo Corp Process for the removal of oxides of sulfur from a gaseous stream
US3841208A (en) * 1973-08-10 1974-10-15 Dow Chemical Co Apparatus for dispersing effluent gas into the atmosphere
DE2410724A1 (de) * 1974-03-06 1975-09-18 Bayer Ag Waermeaustauscher fuer gas-feststoff-gemische
DE2424059C3 (de) * 1974-05-17 1979-04-26 Gea-Luftkuehlergesellschaft Happel Gmbh & Co Kg, 4630 Bochum Kühlturm
DE2453488C2 (de) * 1974-11-12 1981-11-26 Saarbergwerke AG, 6600 Saarbrücken Verfahren und Anlage zum Ableiten von Abgasen mit geringem Schadstoffgehalt in die Atmosphäre
US4031173A (en) * 1976-03-25 1977-06-21 Paul Rogers Efficiency and utilization of cooling towers
US4095964A (en) * 1976-09-28 1978-06-20 Francis Earl Carnicle Scrubber tower
US4157368A (en) * 1977-12-23 1979-06-05 Combustion Engineering, Inc. Vortex cooling tower
US4397793A (en) * 1978-06-08 1983-08-09 Stillman Gerald I Confined vortex cooling tower
US4273146A (en) * 1979-01-05 1981-06-16 Phillips Petroleum Company Cooling tower operation with automated pH control and blowdown
US4371563A (en) * 1980-03-27 1983-02-01 Electro-Plasma, Inc. Fine particle filter system having low pressure drop for gaseous flow systems
DE3023982C2 (de) * 1980-06-26 1982-08-26 Balcke-Dürr AG, 4030 Ratingen Vorrichtung zur Stabilisierung der Randströmung in einem Kühlturm
JPS5875688A (ja) * 1981-10-30 1983-05-07 Toyo Eng Corp 液体空冷装置
DE3318252A1 (de) * 1983-04-22 1984-11-22 Hölter, Heinz, Dipl.-Ing., 4390 Gladbeck Verfahren zur rauchgasentschwefelung mit gasverteiler im kuehlturm ohne bodenflaeche
DE3321961A1 (de) * 1983-06-18 1984-12-20 Hölter, Heinz, Dipl.-Ing., 4390 Gladbeck Vorrichtung zur einleitung und fuehrung von noch mit so(pfeil abwaerts)2(pfeil abwaerts)-restgehalten belasteten rauchgasmengen mit austritt oberhalb der schwadenfaenger in einen kuehlturm
EP0155340B1 (de) * 1984-03-02 1988-10-19 Hamon-Sobelco S.A. Verfahren und Anlage zum Abführen der Abgase von fossilen Brennstoffen, vorzugsweise von Rauchgasen mit Hilfe des Abluftstromes einer Kühlanlage, insbesondere nach dem Passieren eines Nassabscheiders mit einem Kühlturm

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62502419A (ja) 1987-09-17
DE3666502D1 (en) 1989-11-23
EP0215864B1 (de) 1989-10-18
CA1259028A (en) 1989-09-05
US4936881A (en) 1990-06-26
US4784810A (en) 1988-11-15
EP0215864A1 (de) 1987-04-01
AU5629486A (en) 1986-10-13
AU584414B2 (en) 1989-05-25
US4885011A (en) 1989-12-05
WO1986005577A1 (en) 1986-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0658197B2 (ja) 1つの蒸気機関の凝縮器または幾つかの蒸気機関の凝縮器から流出する冷却水用冷却塔
US4312646A (en) Gas scrubbing tower
CN110217913B (zh) 旋流污水净化设备
CN1094069C (zh) 湿法清洗处理方法
CN200998638Y (zh) 组合式除雾器
AU652617B2 (en) Multigas scrubber
CN107281902A (zh) 工业污气处理***
CN105148716B (zh) 一种燃煤锅炉的烟气脱硫塔
CN206881489U (zh) 一种烟气深度净化的锅炉用脱硫吸收装置
CN209968001U (zh) 一种废气净化塔
CN109078468A (zh) 一种高效陶瓷烟气处理装置
CN105688610A (zh) 一种具有自动排污功能的动力波洗涤塔及其洗涤方法
CN208990525U (zh) 一种高效陶瓷烟气处理装置
CN111346459B (zh) 湿法烟气脱硫脱硝催化剂活性保持装置及其实施方法
US5480463A (en) Apparatus for flue gas cleaning
CN102274688B (zh) 多级喷雾高效吸收装置
CN216062585U (zh) 逆流式湿式除尘塔
CN105999975B (zh) 一种除尘除雾装置
CN102091495A (zh) 动态射流节能除雾器
CN113145362A (zh) 可在线清洁喷枪以及脱硫废水零排放***
CN202006082U (zh) 循环雾化脱硫除尘器
CN106111026B (zh) 一种生产硫脲用的旋流板塔
CN220918699U (zh) 一种高效脱硫除尘除雾喷淋塔
CN217780801U (zh) 一种脱硫废水处理装置
CN214717792U (zh) 自清洁喷嘴、喷枪以及脱硫废水零排放***