JPH0657944U - バックホーにおける作業部干渉防止機構 - Google Patents

バックホーにおける作業部干渉防止機構

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JPH0657944U
JPH0657944U JP50593U JP50593U JPH0657944U JP H0657944 U JPH0657944 U JP H0657944U JP 50593 U JP50593 U JP 50593U JP 50593 U JP50593 U JP 50593U JP H0657944 U JPH0657944 U JP H0657944U
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bucket
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バックホーにおける掘削部の操作が安全にで
きるようにした。 【構成】 上下昇降自在の主ブーム(5) に、オフセット
ブーム(11)と中間ブーム(13)とバケットアーム(14)を連
結し、同バケットアーム(14)に掘削用バケット(15)を連
結して、主ブーム(5) に対してバケットアーム(14)側を
左右方向にオフセット自在としたバックホーにおいて、
上記掘削用バケット(15)の支点位置(16A) が地面上の所
定位置(54)まで上昇するとオフセット状態(52)より標準
状態(53)に戻る如く構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、バックホーにおける作業部干渉防止機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、バックホーの掘削部においては、上下昇降自在の主ブームに対して、オ フセットブームと中間ブーム、バケットブームを連結し、同バケットアームに掘 削用バケットを連結し、同主ブームに対してバケットアーム側を左右方向にオフ セット自在としたバックホーにおいては、掘削部がオフセットした場合に、主ブ ームに隣接して位置するキャビン側に掘削用バケットが接触したり衝突して危険 であった。
【0003】 このため、掘削用バケットが、キャビン側に接近した状態、即ち、危険域に侵 入した場合は掘削作業部を自動的に停止させるものが存在する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記従来例の如く、掘削用バケットがキャビン側に接近すると作業 部を自動的に停止させるものでは、通常の作業時に掘削用バケットが頻繁にキャ ビン側に接近するためにその都度作業部が停止するので煩わしく、作業を能率的 に行うことができないものであった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案は、上下昇降自在の主ブームに、オフセットブームと中間ブー ムとバケットアームを連結し、同バケットアームに掘削用バケットを連結して、 主ブームに対してバケットアーム側を左右方向にオフセット自在としたバックホ ーにおいて、上記掘削用バケットの支点位置が地面上の所定位置まで上昇すると オフセット状態より標準状態に戻る如く構成してなるバックホーにおける作業部 干渉防止機構を提供するものである。
【0006】 また、本考案では、上記掘削用バケットの支点位置が所定位置を越えて危険域 側へ操作された場合は、危険域境界線位置に掘削用バケットを停止せしめると共 に、同停止時には、電磁比例弁の出力を制御して停止作動を緩らげることにも特 徴を有する。
【0007】
【実施例】
本考案の実施例を図面に基づき具体的に説明すると、1はバックホーであって 、下部にクローラ型の走行装置2を設けている。3は走行フレームで、上部に旋 回フレーム4を旋回自在に載置している。
【0008】 5は旋回フレーム4の中央部に配設する主ブームで、横軸6を中心に上下昇降 可能となっている。
【0009】 7は主ブームブラケット、8は同主ブーム5の左側方に接近しして設ける運転 者用のキャビン、9は操作レバー、10は操作レバー取付台である。
【0010】 また、11は主ブーム5の先端に連結するオフセットブームで、枢支ピン12を中 心に左右方向に揺動自在である。13はオフセットブーム11に連結する中間ブーム 、14は同中間ブーム13に連結するバケットアームである。
【0011】 15はバケットアーム14先端の支点位置16A に支点ピン16を介して連結する掘削 用バケット、17は主ブーム5を上下に昇降作動させる油圧シリンダ、18はオフセ ットブーム11を左右方向に揺動させるオフセット用油圧シリンダ、19はオフセッ トブーム11に中間ブーム13を連結する取付ピン、20は中間ブーム13を作動させる 油圧シリンダ、21は掘削用バケット15を作動させるバケット用油圧シリンダ、22 はオフセットリンクである。
【0012】 また、図2において、23は主ブーム5の基部に設けるポテンショメータ、24は オフセットブーム11に設けるポテンショメータ、25はバケットアーム14に設ける ポテンショメータ、26はジョイステック操作部の主ブームレバーに設けるポテン ショメータ、27は中間ブームレバーに設けるポテンショメータ、28はバケットレ バーに設けるポテンショメータ、29は旋回レバーに設けるポテンショメータ、30 はオフセットペダルに設けるポテンショメータである。
【0013】 また、31は操作ボックス内に設けるバケット幅選択切換装置、32はオフセット 開始高さ切換装置、33は操作パターン切換装置である。
【0014】 また、運転者用のキャビン8の前面及び天井部には非常停止用のタッチセンサ 34,35,36が設けられている。37はコントローラであって、レバーパターン切替回 路38、ポテンショメータ入力回路39、A/Dコンバータ40、CPU41が内蔵され ている。
【0015】 42は電源、43は電源遮断回路、44は電源回路、45はディスクリート回路、46は LED駆動回路で操作ボックス47と接続している。48は電磁比例弁駆動回路で電 磁比例弁49と接続している。
【0016】 50はエンジン51の回転数を検出する検出手段、52は上記掘削用バケット15が左 右にオフセットしたときのオフセット状態を示す。53は同掘削用バケット15がオ フセットをしない標準状態を示している。そして、同掘削用バケット15の支点位 置16A が地面上の所定位置54まで上昇(高さH)すると、上記各ポテンショメー タ23,24,25がこれを検出してコントローラ37により掘削バケット15をオフセット 状態52より標準状態53に自動的に戻るように構成している。
【0017】 55は掘削用バケット15が機体側に寄ったときにキャビン8などに接触状態とな る危険域境界(線)を示す。
【0018】 また、上記掘削用バケット15の支点位置16A が所定位置54を越えて危険域側へ 操作された場合は、危険域境界線55位置に掘削用バケット15を停止せしめると共 に、同停止時には電磁比例弁49の出力を制御して停止作動を緩らげるように構成 している。
【0019】 本考案の実施例は上記のように構成されており、したがって、上下昇降自在の 主ブーム5を上下動させてオフセットブーム11を揺動させながら、掘削用バケッ ト15により機体前方の地面を掘削し、同掘削用バケット15内に土砂を掬い込み、 同掘削用バケット15の支点位置16A が地面上の所定位置54まで上昇すると、自動 的にオフセット状態52より標準状態53に戻るものである。
【0020】 したがって、この場合は、通常の掘削作業時に掘削用バケットが運転者用のキ ャビンに接触したり、危険域に侵入することがなく、作業性が向上すると共に、 作業サイクルタイムが短縮できて安全な作業ができるものである。
【0021】 また、同掘削用バケット15の支点位置16A が所定位置54を越えて危険域側へ操 作された場合は、危険域境界線55位置に掘削用バケット15を停止せしめると共に 、同停止時には電磁比例弁49の出力を制御して停止作動を緩らげるように構成し ているものである。
【0022】 したがって、この場合は、掘削用バケット15からの土砂が零れ落ちることがな く作業性が向上するものである。
【0023】
【考案の効果】
本考案によれば、上下昇降自在の主ブームに、オフセットブームと中間ブーム とバケットアームを連結し、同バケットアームに掘削用バケットを連結して、主 ブームに対してバケットアーム側を左右方向にオフセット自在としたバックホー において、上記掘削用バケットの支点位置が地面上の所定位置まで上昇するとオ フセット状態より標準状態に戻る如く構成したものであるから、通常の掘削作業 時に掘削用バケットが運転者用のキャビンに接触したり、危険域に侵入すること がなく、作業性が向上すると共に、作業サイクルタイムが短縮できて安全な作業 ができるものである。
【0024】 また、掘削用バケットの支点位置が所定位置を越えて危険域側へ操作された場 合は、危険域境界線位置に掘削用バケットを停止せしめると共に、同停止時には 、電磁比例弁の出力を制御して停止作動を緩らげるので、掘削用バケットからの 土砂が零れ落ちることがなく作業性が向上するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を装備するバックホーの全体側面図。
【図2】同平面図。
【図3】制御装置の概略を示すブロック図。
【符号の説明】
1 バックホー 5 主ブーム 11 オフセットブーム 13 中間ブーム 14 バケットアーム 15 掘削用バケット 16A 支点位置 49 電磁比例弁 52 オフセット状態 53 標準状態 54 所定位置 55 危険域境界線

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下昇降自在の主ブーム(5) に、オフセ
    ットブーム(11)と中間ブーム(13)とバケットアーム(14)
    を連結し、同バケットアーム(14)に掘削用バケット(15)
    を連結して、主ブーム(5) に対してバケットアーム(14)
    側を左右方向にオフセット自在としたバックホーにおい
    て、 上記掘削用バケット(15)の支点位置(16A) が地面上の所
    定位置(54)まで上昇するとオフセット状態(52)より標準
    状態(53)に戻る如く構成してなるバックホーにおける作
    業部干渉防止機構。
  2. 【請求項2】 上記掘削用バケット(15)の支点位置(16
    A) が所定位置(54)を越えて危険域側へ操作された場合
    は、危険域境界線(55)位置に掘削用バケット(15)を停止
    せしめると共に、同停止時には、電磁比例弁(49)の出力
    を制御して停止作動を緩らげることを特徴とする請求項
    1記載のバックホーにおける作業部干渉防止機構。
JP50593U 1993-01-12 1993-01-12 バックホーにおける作業部干渉防止機構 Expired - Fee Related JP2582581Y2 (ja)

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JP2582581Y2 JP2582581Y2 (ja) 1998-10-08

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