JPH0654433A - ケーブル端末部 - Google Patents
ケーブル端末部Info
- Publication number
- JPH0654433A JPH0654433A JP20359692A JP20359692A JPH0654433A JP H0654433 A JPH0654433 A JP H0654433A JP 20359692 A JP20359692 A JP 20359692A JP 20359692 A JP20359692 A JP 20359692A JP H0654433 A JPH0654433 A JP H0654433A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stress cone
- rubber mold
- wound
- mold stress
- winding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cable Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】絶縁テープの巻きくずれ防止を可能とする。
【構成】下端部に電界緩和用の半導電層５を埋め込んだ
ゴムモールドストレスコーン６ａが段剥ぎされたケーブ
ル先端にはめこまれているケーブル端末部が、ゴムモー
ルドストレスコーン６ａの先端側に平坦部１０が設けら
れていることを特徴とする。 【効果】絶縁テープのゴムモールドストレスコーンの先
端側への巻き付け作業が容易となる。
ゴムモールドストレスコーン６ａが段剥ぎされたケーブ
ル先端にはめこまれているケーブル端末部が、ゴムモー
ルドストレスコーン６ａの先端側に平坦部１０が設けら
れていることを特徴とする。 【効果】絶縁テープのゴムモールドストレスコーンの先
端側への巻き付け作業が容易となる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーブル端末部に関す
るものである。
るものである。
【０００２】
【従来の技術】図３にはケーブル端末部の従来例が、図
４にはゴムモールドストレスコーンの従来例が示されて
いる。これらの図に示されているようにケーブルの先端
はケーブル導体の上に順に施されたケーブル絶縁体１、
ケーブル半導電層２、ケーブル銅テープ３、ケーブルシ
ース４がそれぞれ必要な長さで段剥ぎされている。この
段剥ぎされたケーブル絶縁体１の大部分を覆うように下
端に予め電界緩和用の半導電層５を埋め込んだ中空状の
ゴムモールドストレスコーン６が、ケーブル先端上には
めこまれている。このゴムモールドストレスコーン６の
下端側の平坦部とケーブル半導電層２とは半導電性テー
プ７で巻回されている。そしてこの巻回した半導電性テ
ープ７、ケーブル銅テープ３およびケーブルシース４の
一部は絶縁テープ８でしっかりと巻回されている。ケー
ブル先端の導体は端子９と接続される。そしたまた、ケ
ーブル先端側とゴムモールドストレスコーン６はゴムモ
ールドストレスコーン６の移動防止のため絶縁テープ８
が巻かれている。
４にはゴムモールドストレスコーンの従来例が示されて
いる。これらの図に示されているようにケーブルの先端
はケーブル導体の上に順に施されたケーブル絶縁体１、
ケーブル半導電層２、ケーブル銅テープ３、ケーブルシ
ース４がそれぞれ必要な長さで段剥ぎされている。この
段剥ぎされたケーブル絶縁体１の大部分を覆うように下
端に予め電界緩和用の半導電層５を埋め込んだ中空状の
ゴムモールドストレスコーン６が、ケーブル先端上には
めこまれている。このゴムモールドストレスコーン６の
下端側の平坦部とケーブル半導電層２とは半導電性テー
プ７で巻回されている。そしてこの巻回した半導電性テ
ープ７、ケーブル銅テープ３およびケーブルシース４の
一部は絶縁テープ８でしっかりと巻回されている。ケー
ブル先端の導体は端子９と接続される。そしたまた、ケ
ーブル先端側とゴムモールドストレスコーン６はゴムモ
ールドストレスコーン６の移動防止のため絶縁テープ８
が巻かれている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術でゴムモ
ールドストレスコーンは上端部がスロープを有している
（図４参照）ため、上述のようにストレスコーン移動防
止用に巻いた絶縁テープに巻きくずれが発生する欠点が
あった。
ールドストレスコーンは上端部がスロープを有している
（図４参照）ため、上述のようにストレスコーン移動防
止用に巻いた絶縁テープに巻きくずれが発生する欠点が
あった。
【０００４】本発明は以上の点に鑑みなされたものであ
り、絶縁テープの巻きくずれ防止を可能としたゴムモー
ルドストレスコーンを有するケーブル端末部を提供する
ことを目的とするものである。
り、絶縁テープの巻きくずれ防止を可能としたゴムモー
ルドストレスコーンを有するケーブル端末部を提供する
ことを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ゴムモール
ドストレスコーンの先端側に平坦部を設けることによ
り、達成される。
ドストレスコーンの先端側に平坦部を設けることによ
り、達成される。
【０００６】
【作用】上記手段を設けたので、絶縁テープのゴムモー
ルドストレスコーンの先端側への巻き付け作業が容易と
なる。
ルドストレスコーンの先端側への巻き付け作業が容易と
なる。
【０００７】
【実施例】次に本発明を実施例により具体的に説明す
る。
る。
【０００８】〔実施例 １〕図１および図２には本発明
の一実施例が示されている。なお従来と同じ部品には同
じ符号を付したので説明を省略する。本実施例ではゴム
モールドストレスコーン６ａの先端側に平坦部１０を設
けた。このようにすることにより絶縁テープ８のゴムモ
ールドストレスコーン６ａの先端側への巻き付け作業が
容易となって、絶縁テープ８は堅牢に巻付けされるよう
になり、絶縁テープ８の巻きくずれ防止を可能としたゴ
ムモールドストレスコーン６ａを有するケーブル端末部
を得ることができる。
の一実施例が示されている。なお従来と同じ部品には同
じ符号を付したので説明を省略する。本実施例ではゴム
モールドストレスコーン６ａの先端側に平坦部１０を設
けた。このようにすることにより絶縁テープ８のゴムモ
ールドストレスコーン６ａの先端側への巻き付け作業が
容易となって、絶縁テープ８は堅牢に巻付けされるよう
になり、絶縁テープ８の巻きくずれ防止を可能としたゴ
ムモールドストレスコーン６ａを有するケーブル端末部
を得ることができる。
【０００９】すなわち絶縁テープ８はゴムモールドスト
レスコーン６ａに設けた平坦部１０に巻き付けるので、
スロープに巻き付けるのに比べ非常に巻き付けやすい。
このように巻付作業が容易なので堅牢に巻き付けること
ができ、従って従来のように巻付けされた絶縁テープ８
が緩むようなことがなくなり、巻きくずれを防止するこ
とができるのである。
レスコーン６ａに設けた平坦部１０に巻き付けるので、
スロープに巻き付けるのに比べ非常に巻き付けやすい。
このように巻付作業が容易なので堅牢に巻き付けること
ができ、従って従来のように巻付けされた絶縁テープ８
が緩むようなことがなくなり、巻きくずれを防止するこ
とができるのである。
【００１０】このように本実施例によれば上端に平坦部
を有するゴムモールドストレスコーンをケーブル端末に
適用した場合、ストレスコーン上端部に巻回される絶縁
テープの巻きくずれの発生が防止される。
を有するゴムモールドストレスコーンをケーブル端末に
適用した場合、ストレスコーン上端部に巻回される絶縁
テープの巻きくずれの発生が防止される。
【００１１】なおゴムモールドストレスコーンの上端に
設けた平坦部の長さは少なくとも絶縁テープ幅１９ｍｍ
以上とする。
設けた平坦部の長さは少なくとも絶縁テープ幅１９ｍｍ
以上とする。
【００１２】
【発明の効果】上述のように本発明は、ゴムモールドス
トレスコーンの先端側に平坦部を設けたので、絶縁テー
プのゴムモールドストレスコーンの先端側への巻き付け
作業が容易となって、絶縁テープ８は堅牢に巻付けされ
るようになり、絶縁テープ８の巻きくずれ防止を可能と
したゴムモールドストレスコーンを有するケーブル端末
部を得ることができる。
トレスコーンの先端側に平坦部を設けたので、絶縁テー
プのゴムモールドストレスコーンの先端側への巻き付け
作業が容易となって、絶縁テープ８は堅牢に巻付けされ
るようになり、絶縁テープ８の巻きくずれ防止を可能と
したゴムモールドストレスコーンを有するケーブル端末
部を得ることができる。
【図１】本発明のケーブル端末部の一実施例の縦断側面
図である。
図である。
【図２】同じく一実施例のゴムモールドストレスコーン
の縦断側面図である。
の縦断側面図である。
【図３】従来のケーブル端末部の縦断側面図である。
【図４】同じく従来のゴムモールドストレスコーンの縦
断側面図である。
断側面図である。
５ 半導電層 ６ａ ゴムモールドストレスコーン ８ 絶縁テープ １０ 平坦部
Claims (1)
- 【請求項１】下端部に電界緩和用の半導電層を埋め込ん
だゴムモールドストレスコーンが段剥ぎされたケーブル
先端にはめこまれているケーブル端末部において、前記
ストレスコーンの先端側に平坦部が設けられていること
を特徴とするケーブル端末部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20359692A JPH0654433A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | ケーブル端末部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20359692A JPH0654433A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | ケーブル端末部 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0654433A true JPH0654433A (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=16476686
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20359692A Pending JPH0654433A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | ケーブル端末部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0654433A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015119570A (ja) * | 2013-12-19 | 2015-06-25 | 株式会社ビスキャス | 電力ケーブルのストレスコーン、その装着方法及び電力ケーブルの終端接続部 |
-
1992
- 1992-07-30 JP JP20359692A patent/JPH0654433A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015119570A (ja) * | 2013-12-19 | 2015-06-25 | 株式会社ビスキャス | 電力ケーブルのストレスコーン、その装着方法及び電力ケーブルの終端接続部 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3051770A (en) | Normal joint for high tension cables and process of making the same | |
| US3828114A (en) | Synthetic resin sleeve with embedded stress control screen for high-voltage cables | |
| KR970005285B1 (ko) | 구획화된 스크린을 갖는 전력 케이블 및 그 제조방법 | |
| JPH0654433A (ja) | ケーブル端末部 | |
| JP2677869B2 (ja) | 電力ケーブル用接続箱の組立方法 | |
| JP3281557B2 (ja) | 電力ケーブルプレハブ形絶縁接続部 | |
| JP2006325321A (ja) | ポリマー套管及びそれを用いた電力ケーブル終端接続部 | |
| US3104275A (en) | Construction of joints and sealing ends for high tension electric cables | |
| JPH0134513Y2 (ja) | ||
| JPH0150094B2 (ja) | ||
| JP6823983B2 (ja) | ケーブル接続部 | |
| JPH02146916A (ja) | ケーブル終端部の組立方法 | |
| JPH037891Y2 (ja) | ||
| JP2552203Y2 (ja) | 電力ケーブルの接続部 | |
| JPS58192422A (ja) | 電力ケ−ブル用絶縁接続箱 | |
| JP2002095147A (ja) | チューブ状補強絶縁体および電力ケーブルの接続構造 | |
| JPH0226184Y2 (ja) | ||
| JPS5915222Y2 (ja) | ゴム又はプラスチツク絶縁電力ケ−ブル接続部 | |
| JPS5939794Y2 (ja) | ケ−ブル端末部 | |
| JP2002330535A (ja) | 電力ケ−ブル用接続部電力ケ−ブル接続部 | |
| JPS6031195Y2 (ja) | ケ−ブル接続部 | |
| JPS5922770Y2 (ja) | 電力ケ−ブル接続部 | |
| KR200332443Y1 (ko) | 초고압케이블용조립형단말구조 | |
| JP3224109B2 (ja) | ケーブル接続部 | |
| JPS603629Y2 (ja) | ケ−ブル接続部 |