JPH0653489B2 - 流体援助装置 - Google Patents
流体援助装置Info
- Publication number
- JPH0653489B2 JPH0653489B2 JP3309386A JP3309386A JPH0653489B2 JP H0653489 B2 JPH0653489 B2 JP H0653489B2 JP 3309386 A JP3309386 A JP 3309386A JP 3309386 A JP3309386 A JP 3309386A JP H0653489 B2 JPH0653489 B2 JP H0653489B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- hole
- piston
- fluid
- slidably fitted
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T11/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant
- B60T11/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant transmitting by fluid means, e.g. hydraulic
- B60T11/16—Master control, e.g. master cylinders
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T13/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
- B60T13/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
- B60T13/12—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being liquid
- B60T13/14—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being liquid using accumulators or reservoirs fed by pumps
- B60T13/142—Systems with master cylinder
- B60T13/147—In combination with distributor valve
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B7/00—Systems in which the movement produced is definitely related to the output of a volumetric pump; Telemotors
- F15B7/04—In which the ratio between pump stroke and motor stroke varies with the resistance against the motor
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
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- Fluid Mechanics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Braking Systems And Boosters (AREA)
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
- Safety Valves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は流体援助装置、特に、（一般に用語「フルパワ
ー」として知られている）動流体的作動と静流体的作動
とを複合したブレーキ回路用流体援助装置に関するもの
である。
ー」として知られている）動流体的作動と静流体的作動
とを複合したブレーキ回路用流体援助装置に関するもの
である。
「フルパワー」として知られている型の流体援助装置は
本出願人名義のフランス特許出願第８４／１４，８７１
号から周知であり、上記装置は高圧回路の故障時に普通
のマスターシリンダとして静流体的に作動できるように
なっている。上記装置はマスターシリンダの第１圧力室
を第２圧力室から分離する環状カップを備え、第２圧力
室は車両のブレーキに連結され、高圧流体源に選択的に
連結できるようになっている。高圧回路の故障時、流体
援助装置が作動されると、第１圧力室を限定するピスト
ンが移動してこの室内の流体を圧縮すると共に、カップ
を傾動せしめて静流体的作動で圧力流体をブレーキに流
通させることができる。
本出願人名義のフランス特許出願第８４／１４，８７１
号から周知であり、上記装置は高圧回路の故障時に普通
のマスターシリンダとして静流体的に作動できるように
なっている。上記装置はマスターシリンダの第１圧力室
を第２圧力室から分離する環状カップを備え、第２圧力
室は車両のブレーキに連結され、高圧流体源に選択的に
連結できるようになっている。高圧回路の故障時、流体
援助装置が作動されると、第１圧力室を限定するピスト
ンが移動してこの室内の流体を圧縮すると共に、カップ
を傾動せしめて静流体的作動で圧力流体をブレーキに流
通させることができる。
上記装置は明らかに利点を有しているが、力の限界値が
高すぎると共に分配漏洩が過大となり得るという欠点が
ある。
高すぎると共に分配漏洩が過大となり得るという欠点が
ある。
従って、本発明の目的は、高圧回路の故障時普通のマス
ターシリンダとして作動でき、且つ力の限界値を低下さ
せると共に分配漏洩を制限できるようにした「フルパワ
ー」型の流体援助装置を提供することにある。
ターシリンダとして作動でき、且つ力の限界値を低下さ
せると共に分配漏洩を制限できるようにした「フルパワ
ー」型の流体援助装置を提供することにある。
この目的を達成するために、本発明は、第１孔を設けた
ケーシング、第１孔内に摺動自在に嵌装され、ブレーキ
回路に連結された第１室と低圧リザーバとを連通すると
共にこの室を高圧流体源から遮断する第１位置と、第１
室を低圧リザーバから遮断すると共にこの室を高圧流体
源に連通させる第２位置との間をブレーキペダルの駆動
により移動できる第１ピストン装置、ケーシングに形成
された第２室、及び、第２ピストン装置が摺動自在に嵌
装された第２孔を含んでいる第１室とリザーバとの間の
連通手段を包含し、第２ピストン装置は通路を具え、第
１ピストン装置はプランジャが摺動自在に嵌装された第
３孔を具え、弁装置は第１ピストン装置の移動により第
１室とリザーバとの間の連通手段を閉じることができる
ように構成された流体援助装置において、第１室は第１
孔内に摺動自在に嵌装されたシールによって第２室から
隔離され、シールは、第１及び第２室内の流体圧力が略
等しい時に第１ピストン装置によって移動できることを
特徴としている。
ケーシング、第１孔内に摺動自在に嵌装され、ブレーキ
回路に連結された第１室と低圧リザーバとを連通すると
共にこの室を高圧流体源から遮断する第１位置と、第１
室を低圧リザーバから遮断すると共にこの室を高圧流体
源に連通させる第２位置との間をブレーキペダルの駆動
により移動できる第１ピストン装置、ケーシングに形成
された第２室、及び、第２ピストン装置が摺動自在に嵌
装された第２孔を含んでいる第１室とリザーバとの間の
連通手段を包含し、第２ピストン装置は通路を具え、第
１ピストン装置はプランジャが摺動自在に嵌装された第
３孔を具え、弁装置は第１ピストン装置の移動により第
１室とリザーバとの間の連通手段を閉じることができる
ように構成された流体援助装置において、第１室は第１
孔内に摺動自在に嵌装されたシールによって第２室から
隔離され、シールは、第１及び第２室内の流体圧力が略
等しい時に第１ピストン装置によって移動できることを
特徴としている。
この構成によると、高圧流体源の故障時第１ピストン装
置により第１室内に流体圧力が発生されると、第１及び
第２室内の流体圧力が略等しくなって、シールが自由に
移動できるので、ブレーキペダルのブレーキ力を軽減す
ることが可能となり、力の限界値を低下させることがで
きるとともに、シールが第１及び第２室間を確実に密封
して漏洩を低減する。
置により第１室内に流体圧力が発生されると、第１及び
第２室内の流体圧力が略等しくなって、シールが自由に
移動できるので、ブレーキペダルのブレーキ力を軽減す
ることが可能となり、力の限界値を低下させることがで
きるとともに、シールが第１及び第２室間を確実に密封
して漏洩を低減する。
本発明の上記及び他の特徴及び利点は、添付図面を参照
して行う実施例の下記説明から明白となるであろう。
して行う実施例の下記説明から明白となるであろう。
第１図に示されているように、図示の実施例ではマスタ
ーシリンダである流体援助装置は、閉鎖部材１４によっ
て一端部を閉鎖された段付孔１２を具えたケーシング１
０を包含する。第１ピストン装置が孔１２内に摺動自在
に嵌装されており、第１ピストン装置はピストン又はス
リーブ１６を備え、内部ピストン１８がスリーブ１６内
に摺動自在に嵌装されている。内部ピストン１８は、ス
リーブ１６のハウジング２２内に配置されスプリング２
４によってスリーブに連通されたプッシュロッド２０を
備えている。ハウジング２２は、流体援助装置の作動時
ブレーキペダル（図示しない）に連結されたプランジャ
２６の頭部がスリーブ１６に当接する以前に内部ピスト
ン１８の初期移動を許すような形状をなしている。
ーシリンダである流体援助装置は、閉鎖部材１４によっ
て一端部を閉鎖された段付孔１２を具えたケーシング１
０を包含する。第１ピストン装置が孔１２内に摺動自在
に嵌装されており、第１ピストン装置はピストン又はス
リーブ１６を備え、内部ピストン１８がスリーブ１６内
に摺動自在に嵌装されている。内部ピストン１８は、ス
リーブ１６のハウジング２２内に配置されスプリング２
４によってスリーブに連通されたプッシュロッド２０を
備えている。ハウジング２２は、流体援助装置の作動時
ブレーキペダル（図示しない）に連結されたプランジャ
２６の頭部がスリーブ１６に当接する以前に内部ピスト
ン１８の初期移動を許すような形状をなしている。
スリーブ１６はケーシング１０に取付けられた板２８に
当接保持される。又、スリーブ１６内にはスラスト部材
３０とプランジャ３１が摺動自在に嵌装され、プランジ
ャ３１には長手方向段付通路３２と横方向開口３４が形
成されて、スリーブ１６の穴３６とで圧力室３８と低圧
リザーバ４０（図示しない）との間の通路を形状する。
スラスト部材３０はスプリング４２によってピストン１
８に連結される。スラスト部材３０はボール弁４４を備
えており、このボール弁はプランジャ３１の端部の弁座
４６を閉じることができるが、流体援助装置の休止位置
では、プランジャ３１内に摺動自在に嵌装されたニード
ル４８によって開位置に保持される。
当接保持される。又、スリーブ１６内にはスラスト部材
３０とプランジャ３１が摺動自在に嵌装され、プランジ
ャ３１には長手方向段付通路３２と横方向開口３４が形
成されて、スリーブ１６の穴３６とで圧力室３８と低圧
リザーバ４０（図示しない）との間の通路を形状する。
スラスト部材３０はスプリング４２によってピストン１
８に連結される。スラスト部材３０はボール弁４４を備
えており、このボール弁はプランジャ３１の端部の弁座
４６を閉じることができるが、流体援助装置の休止位置
では、プランジャ３１内に摺動自在に嵌装されたニード
ル４８によって開位置に保持される。
孔５２を具えたスリーブ部材５０が孔１２内に固定的に
嵌合され、孔５２内には第２ピストン装置の制御ピスト
ン５４が摺動自在に嵌装されている（第２図参照）。制
御ピストン５４は、横方向穴５８を介して圧力室３８に
流体的に連通する長手方向通路５６を具えている。第２
ピストン装置は、孔５２内に摺動自在に嵌装され通路５
６を閉鎖し得るボール弁６２を設けた制御部材６０を含
んでいる。ボール弁６２は、図示の休止位置では、制御
ピストン５４と制御部材６０との間に配置されたスプリ
ング６４によって開位置に保持される。制御部材６０
は、休止位置において中空ピン６８に当接するカラー６
６を具えており、中空ピン６８は、スリーブ部材５０に
より孔１２内に限定された環状室７２を介して、孔５２
を車両のブレーキ回路７０に連通する。
嵌合され、孔５２内には第２ピストン装置の制御ピスト
ン５４が摺動自在に嵌装されている（第２図参照）。制
御ピストン５４は、横方向穴５８を介して圧力室３８に
流体的に連通する長手方向通路５６を具えている。第２
ピストン装置は、孔５２内に摺動自在に嵌装され通路５
６を閉鎖し得るボール弁６２を設けた制御部材６０を含
んでいる。ボール弁６２は、図示の休止位置では、制御
ピストン５４と制御部材６０との間に配置されたスプリ
ング６４によって開位置に保持される。制御部材６０
は、休止位置において中空ピン６８に当接するカラー６
６を具えており、中空ピン６８は、スリーブ部材５０に
より孔１２内に限定された環状室７２を介して、孔５２
を車両のブレーキ回路７０に連通する。
閉鎖部材１４は高圧流体源７６に連通される孔７４を具
えており、孔７４内には２つの対向するボール弁７８，
８０が配置され、スプリング８２によって対応する弁座
に対して保持される。
えており、孔７４内には２つの対向するボール弁７８，
８０が配置され、スプリング８２によって対応する弁座
に対して保持される。
ブッシュ８４がスリーブ部材５０上に摺動自在に嵌装さ
れ、圧力室３８を環状室７２から常時隔離する環状シー
ル８６を備えている。ブッシュ８４は、スプリング８８
によって図中左方へ通常押圧されて、スリーブ部材５０
の半径方向肩部９０に当接する。ブッシュ８４はスプリ
ング９２を介してスリーブ１６に連結され、他のスプリ
ング９４がプランジャ３１をスリーブ１６に連結する。
れ、圧力室３８を環状室７２から常時隔離する環状シー
ル８６を備えている。ブッシュ８４は、スプリング８８
によって図中左方へ通常押圧されて、スリーブ部材５０
の半径方向肩部９０に当接する。ブッシュ８４はスプリ
ング９２を介してスリーブ１６に連結され、他のスプリ
ング９４がプランジャ３１をスリーブ１６に連結する。
流体援助装置の休止時、高圧流体源７６はボール弁座７
８によりブレーキ回路７０に連通する環状室７２から遮
断され、ブレーキ回路７０は環状室７２、中空ピン６
８、孔５２、制御ピストン５４の長手方向通路５６と横
方向穴５８、圧力室３８、プランジャ３１の横方向開口
３４と長手方向通路３２、弁座４６、そしてスリーブ１
６の穴３６を経て低圧リザーバ４０に連通している。
８によりブレーキ回路７０に連通する環状室７２から遮
断され、ブレーキ回路７０は環状室７２、中空ピン６
８、孔５２、制御ピストン５４の長手方向通路５６と横
方向穴５８、圧力室３８、プランジャ３１の横方向開口
３４と長手方向通路３２、弁座４６、そしてスリーブ１
６の穴３６を経て低圧リザーバ４０に連通している。
流体援助装置の作動時、プランジャ２６が図中右方へ移
動してプッシュロッド２０に当接し、プッシュロッドを
移動させると共にスプリング４２を介してスラスト部材
３０を移動させる。スラスト部材３０は移動した時にニ
ードル４８を介して制御ピストン５４を移動させる。こ
の間、プランジャ３１を右方へ移動させるスプリング９
４の作用によりボール弁４４は開位置に保持されてい
る。制御ピストン５４の移動によりボール弁６２が閉じ
て、圧力室３８を環状室７２から遮断しブレーキ回路７
０とリザーバ４０との連通を断つ。
動してプッシュロッド２０に当接し、プッシュロッドを
移動させると共にスプリング４２を介してスラスト部材
３０を移動させる。スラスト部材３０は移動した時にニ
ードル４８を介して制御ピストン５４を移動させる。こ
の間、プランジャ３１を右方へ移動させるスプリング９
４の作用によりボール弁４４は開位置に保持されてい
る。制御ピストン５４の移動によりボール弁６２が閉じ
て、圧力室３８を環状室７２から遮断しブレーキ回路７
０とリザーバ４０との連通を断つ。
プランジャ２６が移動し続けると、制御部材６０が移動
してボール弁７８を開き、この結果、高圧流体源７６か
らの圧力流体がボール弁８０、孔７４、ボール弁７８、
孔５２、中空ピン６８及び環状室７２を経て車両のブレ
ーキ回路７０へ流通する。プランジャ２６の頭部がスリ
ーブ１６に接触するまで環状室７２内の圧力はスプリン
グ４２によって伝達される力に対し直線的に上昇し、ス
リーブ１６が移動し始めてスプリング９４を圧縮する
と、このスプリング９４の力がスプリング４２の力に付
加されて制御ピストン５４を駆動することとなる。制御
ピストン５４に働くスプリング９４と４２の複合作用に
よりボール弁７８の開動作が制御され、制御ピストンに
働く力からボール弁７８を押圧するスプリング８２の力
を差引いた総合力に比例するブレーキ圧力が環状室７２
内に生起される。この結果、ブレーキペダル行程に対し
非直線的な特性を有するブレーキ圧力がブレーキ回路７
０に発生されるのである。
してボール弁７８を開き、この結果、高圧流体源７６か
らの圧力流体がボール弁８０、孔７４、ボール弁７８、
孔５２、中空ピン６８及び環状室７２を経て車両のブレ
ーキ回路７０へ流通する。プランジャ２６の頭部がスリ
ーブ１６に接触するまで環状室７２内の圧力はスプリン
グ４２によって伝達される力に対し直線的に上昇し、ス
リーブ１６が移動し始めてスプリング９４を圧縮する
と、このスプリング９４の力がスプリング４２の力に付
加されて制御ピストン５４を駆動することとなる。制御
ピストン５４に働くスプリング９４と４２の複合作用に
よりボール弁７８の開動作が制御され、制御ピストンに
働く力からボール弁７８を押圧するスプリング８２の力
を差引いた総合力に比例するブレーキ圧力が環状室７２
内に生起される。この結果、ブレーキペダル行程に対し
非直線的な特性を有するブレーキ圧力がブレーキ回路７
０に発生されるのである。
なお、この作動の間、ブッシュ８４はスリーブ部材５０
の肩部９０に当接したままであり、環状シール８６は環
状室７２を圧力室３８から確実に隔離する。
の肩部９０に当接したままであり、環状シール８６は環
状室７２を圧力室３８から確実に隔離する。
ブレーキ開放時、プランジャ２６に働く力が釈放されて
制御ピストン５４を左方へ戻すことができ、制御部材６
０がピン６８に当接し、ボール弁７８が閉じて、高圧流
体源７６を環状室７２から遮断する。カラー６６の機能
は、カラーと孔５２との間の小さい間隙のため環状室７
２内の圧力が上昇するのを抑えることである。プランジ
ャ２６が更に後退すると、ボール弁６２が開き、ブレー
キ回路７０内の流体が環状室７２、中空ピン６８、孔５
２、通路５６、穴５８、圧力室３８、開口３４、弁座４
６及び穴３６を経てリザーバ４０へ流通する。スラスト
部材３０とスリーブ１６の内面との間の小さい間隙は、
圧力降下を抑えて流体振動を阻止するように働く。
制御ピストン５４を左方へ戻すことができ、制御部材６
０がピン６８に当接し、ボール弁７８が閉じて、高圧流
体源７６を環状室７２から遮断する。カラー６６の機能
は、カラーと孔５２との間の小さい間隙のため環状室７
２内の圧力が上昇するのを抑えることである。プランジ
ャ２６が更に後退すると、ボール弁６２が開き、ブレー
キ回路７０内の流体が環状室７２、中空ピン６８、孔５
２、通路５６、穴５８、圧力室３８、開口３４、弁座４
６及び穴３６を経てリザーバ４０へ流通する。スラスト
部材３０とスリーブ１６の内面との間の小さい間隙は、
圧力降下を抑えて流体振動を阻止するように働く。
ブレーキ解放中力が一定となると、ボール弁６２が多数
のスプリングの作用により再び閉じ、上記力に相応した
圧力を車両のブレーキ回路７０内に発生させる。
のスプリングの作用により再び閉じ、上記力に相応した
圧力を車両のブレーキ回路７０内に発生させる。
高圧流体源７６の故障時、ボール弁８０が閉じて環状室
７２を流体源から遮断する。流体援助装置が作動される
と、プランジャ３１がスリーブ部材５０に当接し、ボー
ル弁４４が閉じ、制御ピストン５４が右方へ摺動する
が、スプリング６４のこわさがスプリング８２のこわさ
よりも大きいためボール弁６２は開位置に保持される。
この結果、圧力室３８は静流体的作動のマスターシリン
ダの室として働くこととなり、プランジャ２６の移動に
よりスリーブ１６が摺動せしめられて圧力室３８内の流
体を圧縮する。この圧力流体は圧力室３８から穴５８、
通路５６、孔５２、中空ピン６８及び環状室７２を経て
ブレーキ回路７０へ流通する。
７２を流体源から遮断する。流体援助装置が作動される
と、プランジャ３１がスリーブ部材５０に当接し、ボー
ル弁４４が閉じ、制御ピストン５４が右方へ摺動する
が、スプリング６４のこわさがスプリング８２のこわさ
よりも大きいためボール弁６２は開位置に保持される。
この結果、圧力室３８は静流体的作動のマスターシリン
ダの室として働くこととなり、プランジャ２６の移動に
よりスリーブ１６が摺動せしめられて圧力室３８内の流
体を圧縮する。この圧力流体は圧力室３８から穴５８、
通路５６、孔５２、中空ピン６８及び環状室７２を経て
ブレーキ回路７０へ流通する。
圧力室３８内の流体の圧力は環状室７２内の圧力に等し
く、従って、環状シール８６及びブッシュ８４は自由に
摺動することができる。このため、スリーブ１６が右方
へ移動すると、スプリング９２は圧縮されることなくブ
ッシュ８４を摺動させることができる。この結果、ブレ
ーキペダルでのブレーキ力が軽減されることとなる。
く、従って、環状シール８６及びブッシュ８４は自由に
摺動することができる。このため、スリーブ１６が右方
へ移動すると、スプリング９２は圧縮されることなくブ
ッシュ８４を摺動させることができる。この結果、ブレ
ーキペダルでのブレーキ力が軽減されることとなる。
ボール弁６２の寸法が小さいため内部漏洩を確実に低減
でき、この弁は、従来装置における大型で製造困難な円
錐形弁に比べ、その形状のため完璧な密封を行うことが
できるのである。更に、流体援助装置に用いられている
同軸的なスリーブ１６とピストン１８及びシールの形状
により、力の限界値を確実に低下させることができる。
でき、この弁は、従来装置における大型で製造困難な円
錐形弁に比べ、その形状のため完璧な密封を行うことが
できるのである。更に、流体援助装置に用いられている
同軸的なスリーブ１６とピストン１８及びシールの形状
により、力の限界値を確実に低下させることができる。
第１図は本発明による流体援助装置の縦断面図、第２図
は第１図に示す流体援助装置の要部の拡大断面図であ
る。 １０……ケーシング、１２……段付孔、１６……スリー
ブ、１８……内部ピストン、３０……スラスト部材、３
１……プランジャ、３２……長手方向段付通路、３４…
…横方向開口、３６……穴、３８……圧力室、４０……
低圧リザーバ、４２……スプリング、５０……スリーブ
部材、５２……孔、５４……制御ピストン、５６……長
手方向通路、５８……横方向穴、６０……制御部材、６
２……ボール弁、７０……ブレーキ回路、７２……環状
室、７６……高圧流体源、８４……ブッシュ、８６……
環状シール、９２……スプリング。
は第１図に示す流体援助装置の要部の拡大断面図であ
る。 １０……ケーシング、１２……段付孔、１６……スリー
ブ、１８……内部ピストン、３０……スラスト部材、３
１……プランジャ、３２……長手方向段付通路、３４…
…横方向開口、３６……穴、３８……圧力室、４０……
低圧リザーバ、４２……スプリング、５０……スリーブ
部材、５２……孔、５４……制御ピストン、５６……長
手方向通路、５８……横方向穴、６０……制御部材、６
２……ボール弁、７０……ブレーキ回路、７２……環状
室、７６……高圧流体源、８４……ブッシュ、８６……
環状シール、９２……スプリング。
Claims (5)
- 【請求項１】第１孔（１２）を設けたケーシング（１
０）、第１孔内に摺動自在に嵌装され、ブレーキ回路
（７０）に連結された第１室（７２）と低圧リザーバ
（４０）とを連通すると共にこの室（７２）を高圧流体
源（７６）から遮断する第１位置と、第１室（７２）を
低圧リザーバ（４０）から遮断すると共にこの室を高圧
流体源（７６）に連通させる第２位置との間をブレーキ
ペダルの駆動により移動できる第１ピストン装置（１
６，１８）、ケーシング（１０）に形成された第２室
（３８）、及び、第２ピストン装置（５４，６０）が摺
動自在に嵌装された第２孔（５２）を含んでいる第１室
（７２）とリザーバ（４０）との間の連通手段を包含
し、第２ピストン装置は通路（５６）を具え、第１ピス
トン装置はプランジャ（３１）が摺動自在に嵌装された
第３孔を具え、弁装置（６２）は第１ピストン装置の移
動により第１室（７２）とリザーバ（４０）との間の連
通手段を閉じることができるように構成された流体援助
装置において、第１室（７２）は第１孔（１２）内に摺
動自在に嵌装されたシール（８６）によって第２室（３
８）から隔離され、シールは、第１及び第２室内の流体
圧力が略等しい時に第１ピストン装置によって移動でき
ることを特徴とする流体援助装置。 - 【請求項２】シール（８６）は弾性装置（９２）によっ
て第１ピストン装置（１６，１８）に連結されているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の流体援助装
置。 - 【請求項３】第１孔（１２）内に固定的に嵌合されて同
孔とで第１室（７２）を形成するスリーブ部材（５０）
を設け、シール（８６）はスリーブ部材（５０）上に摺
動自在に嵌装されていることを特徴とする特許請求の範
囲第２項記載の流体援助装置。 - 【請求項４】第１ピストン装置（１６，１８）は、内部
ピストン（１８）及びスラスト部材（３０）が摺動自在
に嵌装されたスリーブ（１６）を備え、プランジャ（３
１）は、スプリング（４２）によって内部ピストン（１
８）に連結されているスラスト部材（３０）により駆動
できることを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第
３項の何れか１項に記載の流体援助装置。 - 【請求項５】第２ピストン装置は制御ピストン（５４）
と制御部材（６０）とを備えていることを特徴とする特
許請求の範囲第１項ないし第４項の何れか１項に記載の
流体援助装置。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
| FR8502460A FR2577499B1 (fr) | 1985-02-20 | 1985-02-20 | Dispositif d'assistance hydraulique |
| FR8502460 | 1985-02-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61191458A JPS61191458A (ja) | 1986-08-26 |
| JPH0653489B2 true JPH0653489B2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
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| EP (1) | EP0192546B1 (ja) |
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