JPH0653429A - 半導体集積回路 - Google Patents
半導体集積回路Info
- Publication number
- JPH0653429A JPH0653429A JP4225179A JP22517992A JPH0653429A JP H0653429 A JPH0653429 A JP H0653429A JP 4225179 A JP4225179 A JP 4225179A JP 22517992 A JP22517992 A JP 22517992A JP H0653429 A JPH0653429 A JP H0653429A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- semiconductor integrated
- integrated circuit
- mos transistor
- channel mos
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- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 半導体集積回路における外部端子から電源へ
の電流を防止して電源電圧の異なるチップ間のインター
フェースを可能にする。 【構成】 PチャネルMOSトランジスタ10とNチャ
ネルMOSトランジスタ20とを含むCMOS型半導体
集積回路において、PチャネルMOSトランジスタ10
の基体となるN型半導体層の電位(第2電源71)を、
該PチャネルMOSトランジスタのソースが接続される
電源電位(第1電源70)よりも高電位に設定すること
で、外部端子60から電源70への電流を防止し、電源
電圧の異なるチップ間のインターフェースを可能とす
る。
の電流を防止して電源電圧の異なるチップ間のインター
フェースを可能にする。 【構成】 PチャネルMOSトランジスタ10とNチャ
ネルMOSトランジスタ20とを含むCMOS型半導体
集積回路において、PチャネルMOSトランジスタ10
の基体となるN型半導体層の電位(第2電源71)を、
該PチャネルMOSトランジスタのソースが接続される
電源電位(第1電源70)よりも高電位に設定すること
で、外部端子60から電源70への電流を防止し、電源
電圧の異なるチップ間のインターフェースを可能とす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は相補型半導体集積回路に
関し、特に電源電圧の異なる半導体集積回路のインター
フェースに関する。
関し、特に電源電圧の異なる半導体集積回路のインター
フェースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体集積回路のインターフェー
スは、入力バッファにおいては、図6に示すように、P
チャネルMOSトランジスタ(以下、PMOS)10
と、NチャネルMOSトランジスタ(以下、NMOS)
20及びCMOSゲート30を有しており、PMOS1
0のゲートとPMOS10を構成するN型埋込領域(以
下、Nウェル)を電源に、更にNMOS20のゲートと
NMOS20を構成するP型半導体基板をグランドに接
続し、PMOS10及びNMOS20のドレインとCM
OSゲート30の入力端子を外部端子60に接続した構
成としている。
スは、入力バッファにおいては、図6に示すように、P
チャネルMOSトランジスタ(以下、PMOS)10
と、NチャネルMOSトランジスタ(以下、NMOS)
20及びCMOSゲート30を有しており、PMOS1
0のゲートとPMOS10を構成するN型埋込領域(以
下、Nウェル)を電源に、更にNMOS20のゲートと
NMOS20を構成するP型半導体基板をグランドに接
続し、PMOS10及びNMOS20のドレインとCM
OSゲート30の入力端子を外部端子60に接続した構
成としている。
【0003】また、従来における3ステート出力バッフ
ァにおいては、図7に示すように、PMOS10,NM
OS20,2入力NANDゲート31,2入力NORゲ
ート32,及びインバータゲート33で構成されてお
り、入力バッファの場合と同様、PMOS20を構成す
るNウェルを電源に、NMOS20を構成するP型半導
体基板をグランドに接続している。ここで、イネーブル
端子40を低レベルとすることによって2入力NAND
ゲート31の出力は高レベル,2入力NORゲート32
の出力は低レベルとなり、各々の出力が接続されるPM
OS10及びNMOS20は共にオフ状態となり、出力
は高インピーダンスとなる。このときのPMOS10及
びNMOS20の状態は図6の場合と同一である。
ァにおいては、図7に示すように、PMOS10,NM
OS20,2入力NANDゲート31,2入力NORゲ
ート32,及びインバータゲート33で構成されてお
り、入力バッファの場合と同様、PMOS20を構成す
るNウェルを電源に、NMOS20を構成するP型半導
体基板をグランドに接続している。ここで、イネーブル
端子40を低レベルとすることによって2入力NAND
ゲート31の出力は高レベル,2入力NORゲート32
の出力は低レベルとなり、各々の出力が接続されるPM
OS10及びNMOS20は共にオフ状態となり、出力
は高インピーダンスとなる。このときのPMOS10及
びNMOS20の状態は図6の場合と同一である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、図6及び
図7に示した従来の半導体集積回路では、PMOS10
のソースとNウェルとの間に形成される寄生ダイオード
50のため、外部端子60に電源電圧より高い電圧が印
加され、寄生ダイオード50の順方向電圧Vfを越えた
とき、外部端子60から電源70に電流が流れる。ま
た、PMOS10のスレッショルド電圧Vtが寄生ダイ
オード50の順方向電圧Vfより小さい場合にはPMO
S10がオン状態となり、同様に電流が流れる。このた
め、電源電圧の異なるチップ間のインターフェースをと
ることができないという問題がある。本発明の目的は、
このような外部端子から電源への電流を防止して電源電
圧の異なるチップ間のインターフェースを可能にした半
導体集積回路を提供することにある。
図7に示した従来の半導体集積回路では、PMOS10
のソースとNウェルとの間に形成される寄生ダイオード
50のため、外部端子60に電源電圧より高い電圧が印
加され、寄生ダイオード50の順方向電圧Vfを越えた
とき、外部端子60から電源70に電流が流れる。ま
た、PMOS10のスレッショルド電圧Vtが寄生ダイ
オード50の順方向電圧Vfより小さい場合にはPMO
S10がオン状態となり、同様に電流が流れる。このた
め、電源電圧の異なるチップ間のインターフェースをと
ることができないという問題がある。本発明の目的は、
このような外部端子から電源への電流を防止して電源電
圧の異なるチップ間のインターフェースを可能にした半
導体集積回路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、CMOS型半
導体集積回路において、PチャネルMOSトランジスタ
の基体となるN型半導体層の電位を、該PチャネルMO
Sトランジスタのソースが接続される電源電位よりも高
電位に設定する。
導体集積回路において、PチャネルMOSトランジスタ
の基体となるN型半導体層の電位を、該PチャネルMO
Sトランジスタのソースが接続される電源電位よりも高
電位に設定する。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の第1実施例の半導体集積回路の入力
バッファ回路図である。PMOS10,NMOS20,
及びCMOSゲート30を有しており、各々ソースを第
1の電源(以下、VDD1と称する)70とグランドに接
続し、PMOS10を構成するNウェルを第2の電源
(以下、VDD2と称する)71に、更にNMOS20を
構成するP型半導体基板をグランドに接続している。こ
こで、外部端子60にVinなる電圧が印加された場合、
寄生ダイオードがオンしないためには、VDD2は VDD2>Vin−Vf …(1) となるようにすればよい。
る。図1は本発明の第1実施例の半導体集積回路の入力
バッファ回路図である。PMOS10,NMOS20,
及びCMOSゲート30を有しており、各々ソースを第
1の電源(以下、VDD1と称する)70とグランドに接
続し、PMOS10を構成するNウェルを第2の電源
(以下、VDD2と称する)71に、更にNMOS20を
構成するP型半導体基板をグランドに接続している。こ
こで、外部端子60にVinなる電圧が印加された場合、
寄生ダイオードがオンしないためには、VDD2は VDD2>Vin−Vf …(1) となるようにすればよい。
【0007】図2はPMOS10のソース−Nウェル間
電圧Vsub と、スレッショルド電圧Vtとの関係を示す
特性図である。Vsub は、 Vsub =VDD2−VDD1 …(2) として表わされる。同図からVsub を大きくして行く
と、Vtも大きくなることが判る。したがって、Vtは
Vsub の関数fとして、Vt=f(Vsub )と表すこと
ができる。ここで、Vinなる入力電圧に対してPMOS
10がオンしないためには、 Vin<VDD1+Vt=VDD1+f(VDD2−VDD1) …(3) となるように設定すればよい。したがって、(1)式、
(3)式を同時に満たすようにVDD2を設定することに
よって、電源VDD1の電圧より高い入力電圧Vinが印加
されても電流が流れることはない。
電圧Vsub と、スレッショルド電圧Vtとの関係を示す
特性図である。Vsub は、 Vsub =VDD2−VDD1 …(2) として表わされる。同図からVsub を大きくして行く
と、Vtも大きくなることが判る。したがって、Vtは
Vsub の関数fとして、Vt=f(Vsub )と表すこと
ができる。ここで、Vinなる入力電圧に対してPMOS
10がオンしないためには、 Vin<VDD1+Vt=VDD1+f(VDD2−VDD1) …(3) となるように設定すればよい。したがって、(1)式、
(3)式を同時に満たすようにVDD2を設定することに
よって、電源VDD1の電圧より高い入力電圧Vinが印加
されても電流が流れることはない。
【0008】図3は穂の第2実施例を示す半導体集積回
路の3ステート出力バッファ回路図である。PMOS1
0,NMOS20,及び2入力NANDゲート31,2
入力NORゲート32,及びインバータゲート33を有
しており、第1実施例と同様に各々PMOS10及びN
MOS20のソースをVDD1及びグランドに接続し、P
MOS10を構成するNウェルをVDD2に、更にNMO
S20を構成するP型半導体基板をグランドに接続して
いる。ここで、イネーブル端子40を低レベルとするこ
とによってPMOS10及びNMOS20は共にオフ状
態となり、出力は高インピーダンスとなる。このとき、
外部端子60に電源VDD1より高い入力電圧Vinが印加
された場合、電流がVDD1に流れないためには、第1実
施例と同様に(1)式、(3)式を同時に満たすように
VDD2を設定すればよい。
路の3ステート出力バッファ回路図である。PMOS1
0,NMOS20,及び2入力NANDゲート31,2
入力NORゲート32,及びインバータゲート33を有
しており、第1実施例と同様に各々PMOS10及びN
MOS20のソースをVDD1及びグランドに接続し、P
MOS10を構成するNウェルをVDD2に、更にNMO
S20を構成するP型半導体基板をグランドに接続して
いる。ここで、イネーブル端子40を低レベルとするこ
とによってPMOS10及びNMOS20は共にオフ状
態となり、出力は高インピーダンスとなる。このとき、
外部端子60に電源VDD1より高い入力電圧Vinが印加
された場合、電流がVDD1に流れないためには、第1実
施例と同様に(1)式、(3)式を同時に満たすように
VDD2を設定すればよい。
【0009】図4は本発明の第3実施例であり、図1の
入力バッファに昇圧回路80を接続した例である。この
構成とすることによって、VDD1から昇圧回路80によ
ってVDD2を発生させることができ、単一電源を供給す
るだけでよい。同様に、図5に示す本発明の第4実施
例、即ち図3の3ステート出力バッファに昇圧回路80
を接続してもよく、VDD1から昇圧回路80によってV
DD2を発生させ、単一電源での構成を可能とする。
入力バッファに昇圧回路80を接続した例である。この
構成とすることによって、VDD1から昇圧回路80によ
ってVDD2を発生させることができ、単一電源を供給す
るだけでよい。同様に、図5に示す本発明の第4実施
例、即ち図3の3ステート出力バッファに昇圧回路80
を接続してもよく、VDD1から昇圧回路80によってV
DD2を発生させ、単一電源での構成を可能とする。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、PMOS
の基体となるN型半導体層の電位を、そのPMOSのソ
ースが接続される電源電位よりも高電位に設定すること
で、PMOSに接続される外部端子に電源電圧より高い
電圧が印加されても、外部端子から電源へ電流が流れる
ことを防止でき、電源電圧が異なるチップ間でのインタ
ーフェースをとることができる効果がある。
の基体となるN型半導体層の電位を、そのPMOSのソ
ースが接続される電源電位よりも高電位に設定すること
で、PMOSに接続される外部端子に電源電圧より高い
電圧が印加されても、外部端子から電源へ電流が流れる
ことを防止でき、電源電圧が異なるチップ間でのインタ
ーフェースをとることができる効果がある。
【図1】本発明の第1実施例の入力バッファの回路図で
ある。
ある。
【図2】PMOSの基板バイアス−スレッショルド特性
図である。
図である。
【図3】本発明の第2実施例の3ステート出力バッファ
の回路図である。
の回路図である。
【図4】本発明の第3実施例の入力バッファの回路図で
ある。
ある。
【図5】本発明の第4実施例の3ステート出力バッファ
の回路図である。
の回路図である。
【図6】従来の半導体集積回路の入力バッファの一例の
回路図である。
回路図である。
【図7】従来の3ステート出力バッファの回路図であ
る。
る。
10 PMOS 20 NMOS 30 CMOSゲート 40 イネーブル端子 50 寄生ダイオード 60 外部端子 70 第1の電源 71 第2の電源 80 昇圧回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 8941−5J H03K 19/094 D
Claims (1)
- 【請求項1】 PチャネルMOSトランジスタとNチャ
ネルMOSトランジスタで構成される相補型半導体集積
回路において、前記PチャネルMOSトランジスタの基
体となるN型半導体層の電位を、該PチャネルMOSト
ランジスタのソースが接続される電源電位よりも高電位
に設定したことを特徴とする半導体集積回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4225179A JP2917693B2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 半導体集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4225179A JP2917693B2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 半導体集積回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0653429A true JPH0653429A (ja) | 1994-02-25 |
JP2917693B2 JP2917693B2 (ja) | 1999-07-12 |
Family
ID=16825203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4225179A Expired - Lifetime JP2917693B2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 半導体集積回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2917693B2 (ja) |
-
1992
- 1992-07-31 JP JP4225179A patent/JP2917693B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2917693B2 (ja) | 1999-07-12 |
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