JPH06531Y2 - ドアロック装置 - Google Patents

ドアロック装置

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JPH06531Y2
JPH06531Y2 JP1988138290U JP13829088U JPH06531Y2 JP H06531 Y2 JPH06531 Y2 JP H06531Y2 JP 1988138290 U JP1988138290 U JP 1988138290U JP 13829088 U JP13829088 U JP 13829088U JP H06531 Y2 JPH06531 Y2 JP H06531Y2
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JP
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door
lock
opening side
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lock device
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JP1988138290U
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JPH0258575U (ja
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道広 多田
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Toyota Auto Body Co Ltd
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Toyota Auto Body Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は,バン型車のバンボデー等の開口部に設けた,
開閉操作の簡便なドアロック装置に関する。
〔従来技術〕
従来,ドアロック装置は,第11図に示すごとく,観音
両開ドア10の外面に取付けられたカンヌキ式のロック
20が知られている。即ち,上記カンヌキ式ロック20
は,例えばバン型車のバンボデー30の観音開きドア1
0の下方中央部外面に,左右のドアに取付けられてい
る。
上記ドアロック装置は,バンボデー30の側面部に取付
ける場合,法規制上ドア10の表面よりも外側へ突出し
ないようにする必要がある。そのため,ドア10は,バ
ンボデー30の側面の外壁9の表面よりも車内側へ配設
している(第11図X線参照)。また,そのためにドア
10は,一般の壁よりも厚さを薄くする必要がある。
また、後開き側ドア101にはカンヌキ式ロック20は
設けず,先開き側ドア102のみにカンヌキ式ロック2
0を設けた場合においては,後開き側ドア101に開き
止め具を必要とする。そして,かかる開き止め具とし
て,ドア10には,外部においては上部及び下部に落と
し込み金具7を取付けている。また,開き止め具をバン
ボデー側に設けるときには,荷物への傷付き防止を考慮
して上方に設ける。なお,同図において,符号8は蝶番
である。
〔解決しようとする課題〕
しかしながら,上記従来のバンボデーは,側面ドアを上
記のごとく内側に凹める必要があるため,外観上見栄え
が悪く,またドア10の厚さが薄いためバンボデー30
の構造が軟弱となる。
また,上記落とし込み金具7は外面に取付けたものは外
観上の見栄えが悪く,また内面に取付けたものは荷物へ
傷付けないように上部のみに取付けざるを得ず,その開
閉操作は面倒である。
本考案は,上記従来の問題点に鑑みてなされたもので,
ドアの外観が良く,荷物に損傷を与えたり,逆に損傷を
受けたりすることがなく,また開閉操作の簡便なドアロ
ック装置を提供しようとするものである。
〔課題の解決手段〕
本考案は,観音開きドアを閉止位置に固定するカン抜き
式ロックを先開き側ドアのみに備えたバン型車におい
て,後開き側ドアを閉止状態に保持するドアロック装置
であって, 該ドアロック装置は上記後開き側ドアの下端部にブラケ
ットを埋め込み状態に固設し,該ブラケットには回動可
能にシャフトを取り付け,該シャフトの一端には上記先
開き側ドアと後開き側ドアとの間の間隙に臨ませて操作
レバーを立設させて固設し,該操作レバーの下端にはロ
ック具を固設し,一方荷物積載床面よりも下方のドア床
面には上記ロック具を掛合する掛止具を設け,上記シャ
フトには該掛止具に掛合する方向に上記ロック具を付勢
するスプリングを配設したことを特徴とするドアロック
装置にある。
本考案において,上記後開き側ドアとは,ドアが左右に
開く観音開きのドアにおいて,先に閉じられ,後に開く
ドアをいう。また,上記ドアの建付面の間とは,上記後
開き側ドアと先開き側ドアとを閉じた場合における両ド
アの間に形成される空隙部をいう(第2図参照)。
また,上記観音開きのドアは,上記先開き側ドアの下方
中央部に埋め込み式のカン抜き式ロックを有し,該カン
抜き式ロックはドア表面より突出しないように取付けら
れている。
そして,本考案において,最も注目すべきことは,上記
後開き側ドアの下端部及びドア床面において,前記ドア
ロック装置を配設していることである。上記ドアロック
装置は,後開き側ドアの下端部に設けるロック具等と上
記ドア床面に設ける掛止具とよりなる。上記ドア床面
は,荷物積載床面よりも下方に位置し,ドアの開口部に
設けられている(第7図〜第10図参照)。なお,本考
案にかかるドアロック装置は,バンボデー等の側面にお
ける後開き側ドアに限ることなく,後面における後開き
側ドアにおいても配設することもできる。
〔作用〕
本考案において,ドアロック装置は,後開き側ドアを閉
じると上記ロック具がドア床面に取付けた掛止具に当接
する(第7図参照)。
そして,ドアを押すと上記ロック具が掛止具の内側頭部
上を摺動しながらスプリングの付勢力に抗して時計の針
とは反対方向に回動する(第8図参照)。
更に,ドアを押し続けるとロック具が掛止具の頭部を越
え,上記スプリングの付勢力により上記シャフトが時計
の針と同方向に回動し,上記操作レバーは再び垂直状態
となる(第9図参照)。これにより,ドアは閉止(ロッ
ク)状態を保持する。
一方,上記ドアの閉止状態を解除するには,操作レバー
を手前側に引くと,上記ロック具が時計の針とは反対方
向に回動し,同時に該ロック具が掛止具の頭部上を摺動
して越える(第10図参照)。これにより,ロック状態
は解除される。しかして,操作レバーより手を離すこと
により上記後開き側ドアは開放状態となり,ドアを左右
に開口することができる(第3図参照)。
〔効果〕
本考案にかかるドアロック装置のブラケットは,後開き
側ドアの下端部に,外部より見えない状態で配設されて
いるので,ドアの外観上の見栄えが良好である。また,
そのため,第6図にY線で示すごとく,外壁とドアの表
面を同一面上に設けることができる。また,操作レバー
の操作によりワンタッチで後開き側ドアを閉止又は開放
状態にすることができる。
また,ドアロック装置の上記ブラケットは後開き側ドア
の下端部に埋め込み状態で固設してあり,一方掛止具
は,荷物積載床面よりも下方に位置するドア床面に設け
てある。そのため,上記ブラケット及び掛止具は荷物の
積み降ろし時に荷物に損傷を与えることがなく,またこ
れら自体も損傷をうけることがない。
したがって,本考案によれば、ドアの外観が良く,荷物
に損傷を与えたり,逆に損傷を受けることがなく,開閉
操作の簡便なドアロック装置を提供することができる。
〔実施例〕
本考案にかかるドアロック装置につき,第1図〜第10
図を用いて説明する。
即ち,本例のドアロック装置は,第6図に示すごとく,
観音開きドア1を備えた自動車のバンボデー3におけ
る,側面の後開き側ドア11の下端部Aに配設する。ま
た,該後開き側ドア11に隣接する先開き側ドア12に
は,埋込み式でカン抜き式ロックのロック2を取付け
る。
上記ドアロック装置においては,第1図〜第5図に示す
ごとく,後開き側ドア11の下端部Aにブラケット45
を固設し,該ブラケット45に回動可能にシャフト43
を取付け,該シャフト43の一端には先開き側ドア12
と後開き側ドア11との間の間隙31(第2図,第3
図)に臨ませて操作レバー41を固設する。
また,該操作レバー41の下端にはロック具42を固設
し,該ロック具42と掛合する掛止具5をドア床面13
(第3図)に設ける。該ドア床面13は,後述のごと
く,荷物積載床面15よりも下方において,ドア開口部
に設けてある(第7図)。
上記シャフト43には該掛止具5に係合する方向に上記
ロック具42を付勢するスプリング46を配設する。
上記ブラケット45は略L型をなし,後開き側ドア11
の下端部に,埋め込み状態に配置して,ビス6により固
設する。また,第1図に示すごとく上記シャフト43
は,上記ブラケット45に横設した軸受けブラケット4
7の軸穴470に回動可能に取付ける。なお,該シャフ
ト43には,他端において,抜け止め防止用のワッシャ
ープレート48及びスナップリング49を取付ける。
また,第4図及び第5図に示すごとく,上記操作レバー
41は,上記シャフト43の下端において,先開き側ド
ア12と後開き側ドア11との間の間隙31に立設する
よう溶接により固設する。また,上記ロック具42は,
「く」の字状をなし,上記操作レバー41の下端におい
て,上記シャフト43よりもドア内側方向に突出するよ
う溶接により固設する。
また,上記スプリング46は,上記シャフト43に嵌挿
して,ロック具42を上記掛止具5に掛合させる方向に
付勢する。
また,上記操作レバー41は,上記間隙31において垂
直状態に立設する。また,回転止板44は,第4図に示
すごとく,該操作レバー41に隣接した状態で上記シャ
フト43に嵌挿して取付ける。
また,上記掛止具5は,略L型をなし,上記ロック具4
2の先端部と掛合するようドア床面13にビス51によ
り取付ける。また,該掛止具5は内側頭部にテーパーを
有する。なお,上記掛止具5を取付ける上記ドア床面1
3は,第7図に示すごとくバンボデーの荷物積載床面1
5より下方のドア床面とも言うべき場所である。
本例のドアロック装置は,上記のごとく構成されている
ので,下記の作用効果を有する。
まず,ドアを閉める場合には,後開き側ドア11を,第
7図に示すごとく,E方向に閉じていくと,上記ロック
具42の先端部が床面13に取付けた掛止具5に当接す
る。
更に,第8図に示すごとく,ドアを押すと,上記ロック
具42の「く」の字曲面部421が掛止具5上方のテー
パー部50上を摺動しながら,スプリング46の付勢力
に抗して時計の針とは反対方向Bに回動する。このと
き,操作レバー41も同方向に回動する。
そして,更に後開き側ドア11をE方向に押し続ける
と,第9図に示すごとく,上記ロック具42が掛止具5
のテーパー部50を越え,今度は上記スプリング46の
付勢力により時計の針と同方向Cに回動する。これによ
り,ロック具42が掛止具5に掛止し,ロック状態とな
る。そして,上記操作レバー41は,再び元の垂直状態
で立設する。
一方,上記ドア1の閉止(ロック)状態を解除するに
は,第10図に示すごとく,操作レバー41を手前の方
向Fに引くと,上記ロック具42が時計の針とは反対方
向Dに回動し,次いで該ロック具42の「く」の字曲面
部421が掛止具5の頭部上を摺動して越える。
そして,上記ロック具42が,掛止具5の頭部を越える
と同時にパッキン110の反発力により後開き側ドア1
1が浮き上がり,ロック状態は解除される。この解除
後,上記操作レバー41はスプリング46の付勢力によ
り,再び元の垂直状態に戻る。
上記のごとく,本例によれば,上記ドアロック装置のロ
ック具42,ブラケット45等は,後開き側ドア11の
下端部に,外部より見えない状態で配設しているので,
ドアは外観上の見栄えが良い。また,そのため,バンボ
ディー側面の外壁9と後開き側ドア11,先開き側ドア
12との表面を同一面上に配設することができる(第6
図Y線参照)。
また,ドア閉止時はドアを押すのみでロックができ,ま
たドア開放時は操作レバー41を引くのみでロック解除
ができ,ワンタッチで後開き側ドア11を簡単に開閉す
ることができる。
したがって,本例によれば,バン型車のバンボデー3に
おいて,ドアの外観に優れ,かつ開閉操作の簡便なドア
ロック装置を提供することができる。また,本例では,
掛止具5を荷物積載床面15より下方のドア床面13上
に設けたので,荷物に傷を付けることがなく,また掛止
具5自体を損傷することもない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第10図は本考案の実施例を示し,第1図はド
アロック装置の展開斜視図,第2図はドア閉止時のドア
ロック装置の取付け平面図,第3図はドア開口時のドア
ロック装置の取付平面図,第4図はドアロック装置の背
面側斜視図,第5図はドアロック装置の正面側斜視図,
第6図はバン型車のバンボデーの斜視図,第7図〜第1
0図はドアロック装置の作動説明図,第11図は従来の
バン型車のバンボデーの斜視図である。 1・・・ドア, 11・・・後開き側ドア, 12・・・先開き側ドア, 13・・・ドア床面, 15・・・荷物積載床面, 2・・・埋め込み式ロック, 3・・・バンボデー, 31・・・間隙, 4・・・ドアロック装置, 41・・・操作レバー, 42・・・ロック具, 43・・・シャフト, 45・・・ブラケット, 46・・・スプリング, 5・・・掛止具,

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】観音開きドアを閉止位置に固定するカン抜
    き式ロックを先開き側ドアのみに備えたバン型車におい
    て,後開き側ドアを閉止状態に保持するドアロック装置
    であって, 該ドアロック装置は上記後開き側ドアの下端部にブラケ
    ットを埋め込み状態に固設し,該ブラケットには回動可
    能にシャフトを取り付け,該シャフトの一端には上記先
    開き側ドアと後開き側ドアとの間の間隙に臨ませて操作
    レバーを立設させて固設し,該操作レバーの下端にはロ
    ック具を固設し, 一方荷物積載床面よりも下方のドア床面には上記ロック
    具を掛合する掛止具を設け,上記シャフトには該掛止具
    に掛合する方向に上記ロック具を付勢するスプリングを
    配設したことを特徴とするドアロック装置。
JP1988138290U 1988-10-24 1988-10-24 ドアロック装置 Expired - Lifetime JPH06531Y2 (ja)

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JP1988138290U JPH06531Y2 (ja) 1988-10-24 1988-10-24 ドアロック装置

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JPH0258575U JPH0258575U (ja) 1990-04-26
JPH06531Y2 true JPH06531Y2 (ja) 1994-01-05

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6097967U (ja) * 1983-12-12 1985-07-04 池口 明 止め金具

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JPH0258575U (ja) 1990-04-26

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