JPH065310A - 二次電池の充電制御方法 - Google Patents

二次電池の充電制御方法

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JPH065310A
JPH065310A JP4181899A JP18189992A JPH065310A JP H065310 A JPH065310 A JP H065310A JP 4181899 A JP4181899 A JP 4181899A JP 18189992 A JP18189992 A JP 18189992A JP H065310 A JPH065310 A JP H065310A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 充電の終了を確実に検知でき、過充電を防止
できる二次電池の充電制御方法を提供する。 【構成】 (a) 充電対象の電池について以下の式により
定義されるエネルギー効率(EE):EE(%)=
〔(放電したクーロン量×放電時の平均電圧)/(充電
したクーロン量×充電時の平均電圧)〕×100が80
%以上となるような充電量を充電目標値CM として設定
し、(b) 前記電池の残存容量CX を測定し、(c) 前記充
電目標値CM から前記残存容量CX を差し引いた分を充
電することを特徴とする二次電池の充電制御方法であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は二次電池の充電制御方法
に関し、さらに詳しくは、エネルギー効率(電池の放電
エネルギー/充電エネルギー)を考慮し、これが小さく
ならないように配慮した充電制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ニッカ
ド電池(Ni−Cd電池)は代表的な二次電池であり、家電
を始めとする種々の分野に広く利用されている。また、
最近では、ニッカド電池よりも高エネルギー密度を達成
することができる二次電池としてニッケル−水素電池が
開発され、一部実用化されている。
【0003】従来、このような二次電池を充電する場
合、電池容量の150 %以上にもおよぶ電気量を充電する
(50%以上の過充電を行う)のが一般的であり、場合に
よっては、70〜100 %程度の過充電(電池容量の170 〜
200 %程度の充電)を行うこともあった。すなわち、従
来の充電操作においては、上記した程度の過充電を行う
ことによって、電池容量いっぱいに充電することが目指
されていた。
【0004】ところが、充電量が電池容量の120 %程度
またはそれを超えるような比較的大きな度合いの過充電
を行うと、上述の通りほぼ電池容量いっぱいに充電を行
うことはできるが、エネルギー効率は小さくなる。ここ
で、エネルギー効率(EE)とは、 EE=〔(放電したクーロン量×放電時の平均電圧)/
(充電したクーロン量×充電時の平均電圧)〕×100
(%) により定義されるものであり、充電において電池に与え
たエネルギー量(入力電力量)に対する電池から取り出
されるエネルギー量(使用電力量)の割合を意味する。
したがって、エネルギー効率が小さいということは、使
用電力量が入力電力量に比して小さいことであり、経済
的ではない。
【0005】一方、実質的に過充電を行わず、電池の所
定容量以下(電池容量の100 %以下)の充電量とする
と、上記したエネルギー効率を高くすることはできる
が、電池が本来有する容量よりも少ないエネルギー量し
か電池内に蓄積することができない。これでは、電池容
量をフルに利用しているとは言えず、電池から取り出せ
るエネルギーの絶対量が少なくなる。
【0006】なお、実際に行われている二次電池の充電
制御方法の一つに、いわゆる「−ΔV検知方式」といわ
れる充電方法がある。この方法は、電池の端子間の電位
差をあるインターバル(時間)をおいて測定しながら充
電を行い、1つのインターバルの前後の端子間の電位差
の変化ΔVがプラス(+)である場合は充電を続け、こ
の電位差の変化ΔVがゼロ又はマイナス(−)に転じた
ら、充電を終了する方法である。
【0007】しかしながら、この方法では過大な過充電
をしやすく、エネルギー効率が小さくなる。
【0008】したがって、本発明の目的は、高いエネル
ギー効率で二次電池を充電する方法を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく二
次電池の充放電操作について鋭意研究の結果、本発明者
らは、上述したエネルギー効率(EE)は充電電流値又
は充電時間に個別的に依存せず、充電電流値と充電時間
の積である充電量に直接依存することを発見した。そし
て、このエネルギー効率は、電池容量より小さな充電量
ではほぼ一定で高い値をとるが、電池容量と同程度又は
それ以上の充電量においては、充電量が大きくなるにつ
れて、一次式で近似できるような減少傾向を示すことを
発見した。
【0010】そこで、なるべく電池容量をフルに活用で
き、エネルギー効率(EE)の値が特定の値以上となる
ような充電目標値を設定し、この充電目標値から充電直
前の電池の残存容量を差し引いた量を充電すれば、エネ
ルギー効率的に無駄の少ない充電を行うことができるこ
とを発見し、本発明を完成した。
【0011】すなわち、二次電池における本発明の充電
制御方法は、(a) 前記電池について以下の式により定義
されるエネルギー効率(EE): EE(%)=〔(放電したクーロン量×放電時の平均電
圧)/(充電したクーロン量×充電時の平均電圧)〕×
100 が80%以上となるような充電量を充電目標値として設
定し、(b) 前記電池の残存容量を測定し、(c) 前記充電
目標値から前記残存容量を差し引いた分を充電すること
を特徴とする。
【0012】以下、本発明を詳細に説明する。本発明で
は、対象となる二次電池について、以下の式により定義
されるエネルギー効率(EE): EE(%)=〔(放電したクーロン量×放電時の平均電圧)/(充電したクー ロン量×充電時の平均電圧)〕×100・・・(1) が80%以上となるような充電量を充電目標値として設
定する。
【0013】なお、エネルギー効率(EE)は、以下に
示すクーロン効率及び電圧効率: クーロン効率(%)=(放電したクーロン量/充電した
クーロン量)×100 電圧効率(%)=(放電時の作動平均電圧/充電時の作
動平均電圧)×100 を用いて、 EE(%)=〔クーロン効率(%)〕×〔電圧効率
(%)〕×(1/100 ) として求めることもできる。
【0014】まず、充電目標値について、ニッケル−水
素電池の場合を例にとり詳細に説明する。
【0015】本発明者等の研究によれば、上記(1) 式で
表されるエネルギー効率(EE)は、実質的に充電電流
値又は充電時間に依存せず、電池の充電量に依存する。
充電量に対するエネルギー効率(EE)の変化は、ニッ
ケル−水素電池については図1の曲線Aに示すようにな
る。
【0016】図1において、横軸の充電量(%)とは、
電池が本来有する容量に対する充電操作で電池に入力さ
れた電気量(充電電流値と充電時間との積で表される)
の割合を百分率で示したものであり、横軸の充電量
(%)が100 %である点においては、電池が本来有する
容量に相当する電気量を充電操作において電池に入力し
たことを意味する。
【0017】図1のエネルギー効率(EE)の変化を示
すグラフ(曲線A)から以下のことが言える。 (a) 充電量が電池の容量未満である場合(横軸にとった
充電量が100 %未満の場合)、エネルギー効率(EE)
はほぼ一定の高い値をとる。すなわち、この場合には、
充電した電気量のほとんど(90%程度)を放電電気量と
して得ることができる。 (b) 充電量が電池容量程度又はそれを超す値であると
(充電量が100 %以上となると)、充電量が大きくなる
につれてエネルギー効率はほぼ直線的に低下していく。
すなわち、この場合には、充電操作において電池に与え
た電気量に対する電池から取り出される電気量の割合が
低下する。この傾向は充電量を大きくすればするほど大
きくなる。
【0018】したがって、本発明においては、上記した
式(1) により定義されるエネルギー効率(EE)が80
%以上となるような充電量を充電目標値とし、この充電
目標値を超さないように充電を行う。このような充電目
標値を導入することにより、エネルギー効率のよい充電
が可能となる。
【0019】ところで、電池を有効に利用するには、当
然のことながらより多くのエネルギーを電池内に蓄積す
るのが好ましい。したがって、単純にエネルギー効率の
みを考えて充電を行うだけでは不十分であり、実際に電
池に蓄えられるエネルギーの絶対量を考慮して充電する
ことが好ましい。
【0020】充電量を電池容量に比して小さくした場合
(充電量が100 %未満の場合)、エネルギー効率は前述
の通り高い値を示すが、実際に電池に蓄積されるエネル
ギー量(実際に電池に充電される電気量)は少なくな
る。すなわち、電池が本来保有している容量を十分活用
せず、少量のエネルギーしか蓄積しないことになる。
【0021】一方、充電量が電池容量以上となる過充電
を行った場合(充電量が100 %以上の場合)、エネルギ
ー効率(EE)は低下するが、実際に電池に蓄積される
エネルギー量(実際に電池に充電される電気量)は電池
が有する容量に近づく。
【0022】図1中に、エネルギー効率を表すグラフ
(曲線A)に加えて、充電量(充電操作において電池に
入力された電気量)と、実際に電池内に蓄積された電気
量との関係を定性的に表すグラフ(曲線B)を示す。こ
のグラフ(曲線B)は、充電量150 %のときの電池の電
気量を100 %とし、それに対する各充電量における電池
の電気量の割合を表したものである。以下この割合を最
大容量比(単位は%である)と呼ぶ。なお、最大容量比
の算出において、充電量150 %のときの電気量を基準と
したのは、これより大きな充電量としても、実際に電池
に蓄積される電気量に実質的に変化はみられず、充電量
が150 %のときの電池容量を最大容量とみなすことがで
きるからである。この最大容量比のスケールは図1右側
の縦軸に示してある。
【0023】図1の曲線Bからわかるように、最大容量
比は、充電量が100 %未満では、充電量の増加にしたが
ってほぼ直線的に増加するが、充電量100 %付近から最
大容量比の増加率は鈍ってゆき、充電量120 %以上で
は、実質的に最大容量比の増加はみられない。
【0024】本発明では、この最大容量比を参照して、
上述したエネルギー効率(EE)のみならず、実際に電
池に蓄えられる電気量も考慮して充電目標値を設定する
のが好ましい。具体的には、充電量が電池容量の80%
以上となるような充電目標値を設定するのが好ましい。
このような充電目標値とすると良好なエネルギー効率
で、十分な電気量を電池に蓄積することができる。
【0025】以上をまとめると、本発明の好ましい態様
では、図1に示す2つのグラフ(曲線A及びB)がとも
に高い値をとるような充電量を充電目標値として設定す
る。エネルギー効率、及び最大容量比(実際に電池に蓄
えられる電気量の大きさ)のどちらか一方が低くなるよ
うな充電目標値の設定は避けるのが好ましい。図1に示
すようなエネルギー効率及び最大容量比を有するニッケ
ル−水素電池の場合には、充電目標値は充電量105 ±15
%程度とするのが好ましい。
【0026】以上に説明した条件を満たす充電目標値を
設定したら、以下に示す手順で二次電池の充電を行う。
【0027】まず電池の残存容量を求める。次に、上記
した充電目標値とこの残存容量との差分を計算し、この
差分を充足するだけの充電を行う。なお、残存容量の測
定は、公知の方法により行うことができる。
【0028】図2を参照して上述の手順をさらに説明す
ると、充電目標値CM を設定した後、電池の残存容量C
X を測定し、次に充電目標値CM と残存容量CX との差
(CM −CX )分を求め、この差分を充電する。なお、
図2において、C0 は対象となる電池の容量がゼロであ
る点を示しており、また、C100 は電池の本来有する容
量(容量100 %)を示している。
【0029】上述したように、エネルギー効率(EE)
は実質的に充電電流値又は充電時間に依存せず、電池の
充電量に依存する。したがって、実際の充電では、時間
一定の条件、又は電流一定の条件のどちらの条件を採用
してもよく、また時間と電流の両方を変化させてもよ
い。ただし、充電電流をX(A)、充電時間をY(h)
として、下記式: (CM −CX )=X(A)・Y(h)・・・(2) を満足するようにX及びYを適宜設定する。
【0030】充電操作で電池に与えるべき充電量〔Cv
=X(A)・Y(h)〕は、エネルギー効率を所定の値
(本発明では80%以上)にセットすれば、図1に示す
曲線Aの回帰線から求めることができる。たとえば、充
電量100 %以上の領域においては、エネルギー効率(E
E)を充電量(Cv)の一次関数として近似することが
できるが、その近似式(回帰直線):EE=a・Cv+
b・・・(3)を参照すれば、設定したエネルギー効率の
値に対応する充電量Cvを得ることができる。そして、
この充電量Cvに合うように、充電操作を行えばよい。
【0031】本発明を以下の具体的実施例により更に詳
細に説明する。実施例1 正極材としてニッケル塩類を用い、また負極材として水
素吸蔵合金を用い、電解質として水酸化カリウムを用い
てニッケル−水素電池を構成した。
【0032】このニッケル−水素電池について、充電時
間を8時間と一定とし、充電電流値を3.1 〜5.0 アンペ
アの範囲で変化させ、充電量が91〜148 %となる複数回
の充電操作を行った。そして、各充電操作の後に放電を
行い、それぞれの放電における放電容量、平均放電電圧
を測定した。
【0033】各充電操作におけるパラメータ(充電電
流、充電時間、平均電圧)及び放電におけるパラメータ
から、それぞれクーロン効率、電圧効率、及びエネルギ
ー効率を計算した。結果を表1に示す。
【0034】 表1 充電量 充電電流 放電容量 クーロン効率 電圧効率 エネルギー効率(%) (A) (Ah) (%) (%) (%) 91.9 3.1 22.8 91.9 91.1 83.7 100.7 3.4 25.3 93.0 92.0 85.6 103.7 3.5 26.0 92.9 91.1 84.6 109.6 3.7 26.7 90.0 90.5 81.5 112.6 3.8 27.6 90.6 88.6 80.3 118.5 4.0 27.4 85.6 88.9 76.1 148.1 5.0 27.9 69.8 88.3 61.6
【0035】表1からわかるように、実施例1のニッケ
ル−水素電池では、充電量を110 %以下にした場合に、
エネルギー効率が80%以上となる。
【0036】また、表1に示すエネルギー効率の値を充
電量に対してプロットし、回帰直線Cを求めた。結果を
図3に示す。なお、回帰直線Cは充電量をCvとして以
下の式で表される。 EE=−0.528 Cv+137.22
【0037】図3に示す回帰直線Cを用いれば、どれぐ
らいの充電量でどれぐらいのエネルギー効率を得ること
ができるかという情報を得ることができる。この回帰直
線Cによれば、エネルギー効率を80%にするには、充
電量を108 %にすればよいのがわかる。
【0038】実施例2 実施例1と同一のニッケル−水素電池を用い、こんどは
充電電流を2.5 アンペアと一定として充電時間を8〜1
6時間で変化させ、充電量を74〜148 %とした充電操作
を行った。そして、各充電操作におけるパラメータ及び
放電におけるパラメータから、実施例1と同様に、それ
ぞれクーロン効率、電圧効率、及びエネルギー効率を計
算した。結果を表2に示す。
【0039】 表2 充電量 充電時間 放電容量 クーロン効率 電圧効率 エネルギー効率(%) (hr) (Ah) (%) (%) (%) 74.1 8 19.5 97.5 91.5 89.2 101.9 11 26.0 94.5 91.2 86.2 120.4 13 28.55 87.8 90.5 79.5 134.3 14.5 28.8 79.4 90.0 71.5 148.1 16.0 28.8 72.0 89.5 64.4
【0040】表2からわかるように、充電量が101.9 %
以下において、エネルギー効率が86%以上となる。ま
た、表2に示すエネルギー効率の値を充電量に対してプ
ロットし、回帰直線Dを求めた。結果を図3に合わせて
示す。なお、回帰直線Dは充電量をCvとして以下の式
で表される。 EE=−0.478 Cv+135.69
【0041】回帰直線Dによっても、どれぐらいの充電
量でどれぐらいのエネルギー効率を得ることができるか
という情報を得ることができる。回帰直線Dによれば、
エネルギー効率を80%とするには、充電量を116 %と
すればよいのがわかる。
【0042】なお、回帰直線Cと回帰直線Dとは近接し
ているので、回帰直線Cによっても、また回帰直線Dに
よっても、同様の充電制御をすることができる。
【0043】
【発明の効果】上記の通り、本発明の方法によれば、エ
ネルギー効率を考慮した充電操作を行うので、無駄な過
充電を確実に防止することができる。
【0044】本発明の方法は、ニッケル−水素電池を始
め、各種二次電池に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】二次電池の充電量とエネルギー効率との関係、
及び充電量と最大容量比との関係を示すグラフである。
【図2】二次電池の充電を行う場合の制御システムを説
明するための模式図である。
【図3】実施例1及び実施例2における充電量とエネル
ギー効率との関係をプロットしたグラフであり、各例の
結果から得られる回帰直線を合わせて示している。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二次電池の充電制御方法であって、(a)
    前記電池について以下の式により定義されるエネルギー
    効率(EE): EE(%)=〔(放電したクーロン量×放電時の平均電
    圧)/(充電したクーロン量×充電時の平均電圧)〕×
    100 が80%以上となるような充電量を充電目標値として設
    定し、(b) 前記電池の残存容量を測定し、(c) 前記充電
    目標値から前記残存容量を差し引いた分を充電すること
    を特徴とする二次電池の充電制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、前記充
    電目標値が前記電池の容量の80%以上であることを特
    徴とする二次電池の充電制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の方法において、前記二
    次電池がニッケル−水素電池であり、前記充電目標値を
    前記電池の容量の105±15%とすることを特徴とす
    る二次電池の充電制御方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8138721B2 (en) 2008-06-03 2012-03-20 Samsung Sdi Co., Ltd. Battery pack and charging method for the same
JP2013186967A (ja) * 2012-03-06 2013-09-19 Nec Access Technica Ltd 電子機器及び電子機器のバッテリ充電方法
US8945735B2 (en) 2009-02-23 2015-02-03 Samsung Sdi Co., Ltd. Built-in charge circuit for secondary battery and secondary battery with the built-in charge circuit

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