JPH065221Y2 - 自動車用リヤウインドガラス取付構造 - Google Patents

自動車用リヤウインドガラス取付構造

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JPH065221Y2
JPH065221Y2 JP18404387U JP18404387U JPH065221Y2 JP H065221 Y2 JPH065221 Y2 JP H065221Y2 JP 18404387 U JP18404387 U JP 18404387U JP 18404387 U JP18404387 U JP 18404387U JP H065221 Y2 JPH065221 Y2 JP H065221Y2
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JP
Japan
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window glass
rear window
frame member
resin
mounting structure
Prior art date
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JP18404387U
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JPH0187914U (ja
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信次 鈴木
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Subaru Corp
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Fuji Jukogyo KK
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、自動車用リヤウインドガラス取付構造に関
するものである。
〔従来の技術〕
リヤウインドガラスを車体窓枠部材に接着により取付け
るものについては、種々の取付構造が案出されている
(たとえば実開昭62−82811号公報参照)が、そ
の従来例の構造を第5図に示すものについて説明する
と、次のようになる。
リヤウインドガラス2を取付ける車体窓枠部材4は、ア
ウタパネル5とインナパネル6とを結合してなり、その
結合端縁8にガーニッシュ9を嵌装して、美観を整え
る。
一方、リヤウインドガラス2の内面にダムラバー12を
接着しておき、リヤウインドガラス2とアウタパネル5
との間に接着剤13を塗布して、両者を固着する。この
ときダムラバー12により、接着剤13の外部へ漏出が
阻止される。そしてウインドガラス2の外周に沿ってモ
ール15を接着により止着し、美観を整える。
なお、図示しないが、アウタパネル5に対してウインド
ガラス2の位置決めをするために、両者の接着部の内に
スペーサを埋設する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記のように、スペーサを埋設してウインドガラス2の
位置決めをするが、接着作業の初期において、ダムラバ
ー12の反力あるいはモール15のリップ部の反力が働
いて、ウインドガラス2が浮き上り、モール15のリッ
プ部とアウタパネル5との間に隙間が発生する等の問題
点がある。
またバックドアに設けるリヤウインドガラスにおいて、
接着直後にドア建付け調整を行う場合、ウインドガラス
が浮き上り、あるいはウインドガラスがずれる等の問題
点がある。
(問題点を解決するための手段) この考案は、前記の問題点を解決するものであって、次
のように構成する。
すなわちリヤウインドガラスを車体窓枠部材に接着する
ものにおいて、両者間の要所に該接着部に沿って、該リ
ヤウインドガラスに、ノッチ溝を有し弾性特性を備える
樹脂ホルダを接着し、該樹脂ホルダに、該窓枠部材に嵌
着する樹脂クリップを組込むようにした自動車用リヤウ
インドガラス取付構造である。
〔作用〕
リヤウインドガラスを車体窓枠部材に接着するものにお
いて、さらに両者を樹脂ホルダとこれに組込んだ樹脂ク
リップとで止着するようにし、ウインドガラスのずれ、
浮き上り等を防止する。
〔実施例〕
この考案の詳細を、第1図〜第4図に示す実施例につい
て説明すると、次のとおりである。
まず実施例と同様に、リヤウインドガラス20を取付け
る車体窓枠部材22は、アウタパネル24とインナパネ
ル25とを結合してなり、その結合端縁27にガーニッ
シュ28を嵌装する(第1図、第2図)。
そしてリヤウインドガラス20の内面にダムラバー30
を接着しておき、リヤウインドガラス20とアッパパネ
ル24との間に接着剤23を塗布して、両者を固着す
る。またウインドガラス20の外周に沿ってモール34
を接着により止着する。(第2図)。
さらにリヤウインドガラス20とアウタパネル24との
接着部に沿って、両者間の要所に(この実施例では第1
図に示すように、リヤウインドガラス20の四隅に)、
樹脂ホルダ36と樹脂クリップ38を取付ける。
樹脂ホルダ36(第3図、第4図)は、リヤウインドガ
ラス20の内面に接着40する取付面36aと、円筒部
36bと、上面36cとを一体に形成して、内部に中空
部36dを備える。そして中空部36dに樹脂クリップ
38の頭部38a(後述する)を挿入するために、上面
36cに、切欠き部36eを有する環状溝36fを設け
る。また取付面36aと円筒部36bの外面とコーナに
沿い環状のノッチ溝36gを形成し、上面36cと円筒
部36bの内面とのコーナに沿い環状のノッチ溝36h
を形成し、弾性特性を持たせる。
樹脂クリップ38(第2図、第3図)は、頭部38aに
本体部38bを一体に形成してあり、頭部38aを、樹
脂ホルダ36の切欠き部36eおよび環状溝36fを通
して中空部36dに組込み、次に本体部府38bを、ア
ウタパネル24の取入孔に嵌め込み止着する。
すなわちリヤウインドガラス20に樹脂ホルダ36を接
着40し、これに組込んだ樹脂クリップ38をアウタパ
ネル24に嵌着するようにしたから、リヤウインドガラ
ス20は車体窓枠部材22に、所定間隙Hを確保した状
態で正確に取付けられる。
〔考案の効果〕
この考案は、前述のようになっており、リヤウインドガ
ラス20を車体窓枠部材22に接着したとき、両者は樹
脂ホルダ36および樹脂クリップ38で止着されている
から、接着作業の初期におけるダムラバー30の反力あ
るいはモール15のリップ部の反力によるウインドガラ
ス20の浮き上りを防止し、またモール34のリップ部
とアウタパネル24との間に隙間が発生するのを防止す
る。そしてこの樹脂ホルダ36および樹脂クリップは位
置決めスペーサの役目を持ち、ウインドガラス20を車
体窓枠部材22に対して、所定間隙Hを確保した状態で
正確な位置に取付けるようになる。
またバックドアのウインドガラスにおいて、接着直後に
ドア建付け調整を行う場合、ウインドガラスの浮き上
り、ずれ、剥れを防止する。
さらに樹脂ホルダ36は、ノッチ溝36gおよび36h
の形成により弾性特性を備え、第4図に鎖線で示すよう
に弾性変形可能であるから、走行中に作用する振動ある
いは捩れを吸収し、接着したガラスの取付面へ応力集中
を避け、ガラスの割れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はこの考案の実施例を示し、第1図はリ
ヤウインドガラスまわりの斜視図、第2図は第1図A−
A線の断面図、第3図は第2図B方向から見た樹脂ホル
ダおよび樹脂クリップの正面図、第4図は第2図C部の
拡大断面図、第5図は従来例のガラス接着部を示す断面
図である。 20…リヤウインドガラス、 22…車体窓枠部材、 30…ダムラバー、32…接着剤、 34…モール、 36…樹脂ホルダ、36a…取付面、 36d…中空部、36g,36h…ノッチ溝、 38…樹脂クリップ、 38a…頭部、38b…本体部、 40…接着。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リヤウインドガラスを車体窓枠部材に接着
    するものにおいて、両者間の要所に該接着部に沿って、
    該リヤウインドガラスに、ノッチ溝を有し弾性特性を備
    える樹脂ホルダを接着し、該樹脂ホルダに該窓枠部材に
    嵌着する樹脂クリップを組込むようにしたことを特徴と
    する自動車用リヤウインドガラス取付構造。
JP18404387U 1987-12-02 1987-12-02 自動車用リヤウインドガラス取付構造 Expired - Lifetime JPH065221Y2 (ja)

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JP18404387U JPH065221Y2 (ja) 1987-12-02 1987-12-02 自動車用リヤウインドガラス取付構造

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0187914U JPH0187914U (ja) 1989-06-09
JPH065221Y2 true JPH065221Y2 (ja) 1994-02-09

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JPH0187914U (ja) 1989-06-09

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