JPH0652083A - クライアント連結装置 - Google Patents
クライアント連結装置Info
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- JPH0652083A JPH0652083A JP4201446A JP20144692A JPH0652083A JP H0652083 A JPH0652083 A JP H0652083A JP 4201446 A JP4201446 A JP 4201446A JP 20144692 A JP20144692 A JP 20144692A JP H0652083 A JPH0652083 A JP H0652083A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 異なるサービスを提供する複数のサーバアプ
リケーションにアクセスするクライアントの分散アプリ
ケーションプログラムに対して、サーバアプリケーショ
ンのサービス毎に異なる連結方式を容易に組み込むこと
を可能とする。 【構成】 クライアント連結装置１３が提供するシステ
ム自動連結処理部１３ａ、ユーザ指定連結処理部１３
ｂ、ユーザ選択連結処理部１３ｃの中から、クライアン
トアプリケーション１１が、サービスクラス識別子を指
定してサービス毎に最適な連結処理を選択可能とするこ
とによって、簡単に連結処理を組み込むことができ、複
数のサービスをアクセスするような複雑なクライアント
アプリケーションプログラムでも、クライアント連結処
理管理部１３ｄがサービスクラス識別子に基づいてサー
ビス毎に連結処理を管理することによって、サービスク
ラス毎に最適な連結処理を選択し組み込むことができ
る。
リケーションにアクセスするクライアントの分散アプリ
ケーションプログラムに対して、サーバアプリケーショ
ンのサービス毎に異なる連結方式を容易に組み込むこと
を可能とする。 【構成】 クライアント連結装置１３が提供するシステ
ム自動連結処理部１３ａ、ユーザ指定連結処理部１３
ｂ、ユーザ選択連結処理部１３ｃの中から、クライアン
トアプリケーション１１が、サービスクラス識別子を指
定してサービス毎に最適な連結処理を選択可能とするこ
とによって、簡単に連結処理を組み込むことができ、複
数のサービスをアクセスするような複雑なクライアント
アプリケーションプログラムでも、クライアント連結処
理管理部１３ｄがサービスクラス識別子に基づいてサー
ビス毎に連結処理を管理することによって、サービスク
ラス毎に最適な連結処理を選択し組み込むことができ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワークで接続さ
れたコンピュータのクライアント・サーバモデルの分散
処理システムにおいて、サービスを要求するクライアン
トシステムとサービスを提供するサーバシステムを連結
するためのクライアント連結装置に関するものである。
れたコンピュータのクライアント・サーバモデルの分散
処理システムにおいて、サービスを要求するクライアン
トシステムとサービスを提供するサーバシステムを連結
するためのクライアント連結装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、クライアント連結装置は、サーバ
連結装置およびネームサーバ管理装置とともにＲＰＣ
（Remote Procedure Call:遠隔手続き呼び出し）を利用
した分散処理システムを開発する場合、広く使用されて
いる。このようなクライアント連結装置の例として、一
般的な装置としては、“Building distributed systems
with remote procedure call ”by Steve Wilbur and
Ben Bacarisse in IEEE Software Engineering Journa
l,September 1987,pages 148-159.で述べられており、
また、代表的な例として“Implementing remote proced
ures calls, ”by Andrew D.Birrel and Bruce Nelson
in ACM Trans.on Computer Systems, Vol. 2,No. 1, Fe
b. 1984,pp. 35-39. の中で述べられているGrapevine
を用いたものが知られている。
連結装置およびネームサーバ管理装置とともにＲＰＣ
（Remote Procedure Call:遠隔手続き呼び出し）を利用
した分散処理システムを開発する場合、広く使用されて
いる。このようなクライアント連結装置の例として、一
般的な装置としては、“Building distributed systems
with remote procedure call ”by Steve Wilbur and
Ben Bacarisse in IEEE Software Engineering Journa
l,September 1987,pages 148-159.で述べられており、
また、代表的な例として“Implementing remote proced
ures calls, ”by Andrew D.Birrel and Bruce Nelson
in ACM Trans.on Computer Systems, Vol. 2,No. 1, Fe
b. 1984,pp. 35-39. の中で述べられているGrapevine
を用いたものが知られている。
【０００３】以下に従来のクライアント連結装置につい
て、サーバ連結装置およびネームサーバ管理装置と関連
づけて説明する。
て、サーバ連結装置およびネームサーバ管理装置と関連
づけて説明する。
【０００４】図８は従来のクライアント連結装置を用い
たＲＰＣシステムの全体構成を示すものである。図８に
おいて、８１はサービスを要求するクライアントアプリ
ケーションである。８２はクライアントアプリケーショ
ン８１へサービスを提供するサーバアプリケーションで
ある。８３はクライアントアプリケーション８１に対し
て連結機能を提供するクライアント連結装置である。８
４はサーバアプリケーション８２に対して連結機能を提
供するサーバ連結装置である。８５はサーバアプリケー
ション８２のサービス情報やネットワークの位置情報を
管理するネームサーバ管理装置である。
たＲＰＣシステムの全体構成を示すものである。図８に
おいて、８１はサービスを要求するクライアントアプリ
ケーションである。８２はクライアントアプリケーショ
ン８１へサービスを提供するサーバアプリケーションで
ある。８３はクライアントアプリケーション８１に対し
て連結機能を提供するクライアント連結装置である。８
４はサーバアプリケーション８２に対して連結機能を提
供するサーバ連結装置である。８５はサーバアプリケー
ション８２のサービス情報やネットワークの位置情報を
管理するネームサーバ管理装置である。
【０００５】以上のように構成されたクライアント連結
装置を用いたＲＰＣシステムについて、以下その動作に
ついて説明する。まず、サーバアプリケーション８２が
起動され、サービスの提供が可能となると、サーバアプ
リケーション８２は、そのユーザ定義サービス情報をユ
ーザが定義したサービス識別子に基づいて登録すること
をサーバ連結装置８４に対して要求する。要求を受けた
サーバ連結装置８４は、ネットワーク上の位置情報など
のシステム実行時情報を付加し、サーバ情報としてネー
ムサーバ管理装置８５へ登録する。この登録処理は、ネ
ットワーク上の様々なサービスを提供する全てのサーバ
アプリケーション８２が起動されてサービス提供可能と
なった時に行なわれる。この時点で、ネームサーバ管理
装置８５は、サービス提供可能な全てのサーバシステム
についての情報を所有することになる。一方、クライア
ントアプリケーション８１は、要求するサービスを受け
たい時、クライアント連結装置８３に対して、該当する
サービスを提供するサーバアプリケーション８２のサー
バ情報をサービス識別子に基づいて要求する。この要求
を受けたクライアント連結装置８３は、ネームサーバ管
理装置８５へ該当するサービスを提供するサーバアプリ
ケーション８２の情報をサービス識別子とともに要求す
る。この結果を受けたクライアント連結装置８３は、全
てのサーバ情報をクライアントアプリケーション８１へ
引き渡す。クライアントアプリケーション８１は、この
サーバ情報群の内容から最適なサーバアプリケーション
を選択してクライアント連結装置８３に対して連結する
ことを要求する。クライアント連結装置８３は、選択さ
れたサーバアプリケーション８２のサーバ情報に基づい
て、サーバ連結装置を介してそのサーバアプリケーショ
ン８２と連結する。
装置を用いたＲＰＣシステムについて、以下その動作に
ついて説明する。まず、サーバアプリケーション８２が
起動され、サービスの提供が可能となると、サーバアプ
リケーション８２は、そのユーザ定義サービス情報をユ
ーザが定義したサービス識別子に基づいて登録すること
をサーバ連結装置８４に対して要求する。要求を受けた
サーバ連結装置８４は、ネットワーク上の位置情報など
のシステム実行時情報を付加し、サーバ情報としてネー
ムサーバ管理装置８５へ登録する。この登録処理は、ネ
ットワーク上の様々なサービスを提供する全てのサーバ
アプリケーション８２が起動されてサービス提供可能と
なった時に行なわれる。この時点で、ネームサーバ管理
装置８５は、サービス提供可能な全てのサーバシステム
についての情報を所有することになる。一方、クライア
ントアプリケーション８１は、要求するサービスを受け
たい時、クライアント連結装置８３に対して、該当する
サービスを提供するサーバアプリケーション８２のサー
バ情報をサービス識別子に基づいて要求する。この要求
を受けたクライアント連結装置８３は、ネームサーバ管
理装置８５へ該当するサービスを提供するサーバアプリ
ケーション８２の情報をサービス識別子とともに要求す
る。この結果を受けたクライアント連結装置８３は、全
てのサーバ情報をクライアントアプリケーション８１へ
引き渡す。クライアントアプリケーション８１は、この
サーバ情報群の内容から最適なサーバアプリケーション
を選択してクライアント連結装置８３に対して連結する
ことを要求する。クライアント連結装置８３は、選択さ
れたサーバアプリケーション８２のサーバ情報に基づい
て、サーバ連結装置を介してそのサーバアプリケーショ
ン８２と連結する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、望んでいるサービスを提供する全てのサ
ーバ情報をネームサーバ管理装置から得て、最適なサー
バを選択し連結するための処理を、分散アプリケーショ
ンプログラムの開発者であるユーザがサービスを利用す
る全てのクライアントアプリケーションプログラム中に
組み込まなければならず、特に、異なるサービスを提供
する複数のサーバにアクセスするようなクライアントの
分散アプリケーションプログラムを開発する場合、それ
ぞれのサービス毎に連結処理を組み込む必要があり、非
常に大きな負担となるという課題を有していた。
来の構成では、望んでいるサービスを提供する全てのサ
ーバ情報をネームサーバ管理装置から得て、最適なサー
バを選択し連結するための処理を、分散アプリケーショ
ンプログラムの開発者であるユーザがサービスを利用す
る全てのクライアントアプリケーションプログラム中に
組み込まなければならず、特に、異なるサービスを提供
する複数のサーバにアクセスするようなクライアントの
分散アプリケーションプログラムを開発する場合、それ
ぞれのサービス毎に連結処理を組み込む必要があり、非
常に大きな負担となるという課題を有していた。
【０００７】本発明は、上記従来技術の課題を解決する
ものであり、異なるサービスを提供する複数のサーバア
プリケーションにアクセスするクライアントの分散アプ
リケーションプログラムに対して、サーバアプリケーシ
ョンのサービス毎に異なる連結方式を組み込むことを可
能とし、１つのサーバアプリケーションへアクセスする
場合も含めて、クライアント・サーバモデルの分散アプ
リケーションプログラム開発において、開発者が連結処
理を容易に組み込むことができるクライアント連結装置
を提供することを目的とする。
ものであり、異なるサービスを提供する複数のサーバア
プリケーションにアクセスするクライアントの分散アプ
リケーションプログラムに対して、サーバアプリケーシ
ョンのサービス毎に異なる連結方式を組み込むことを可
能とし、１つのサーバアプリケーションへアクセスする
場合も含めて、クライアント・サーバモデルの分散アプ
リケーションプログラム開発において、開発者が連結処
理を容易に組み込むことができるクライアント連結装置
を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、サービスを要求するクライアントアプリ
ケーションに対して、サービスを提供するサーバアプリ
ケーションのサービスインタフェース定義からシステム
が生成したサービスクラス識別子に基づいて該当するサ
ービスを提供可能なサーバアプリケーション群の中から
自動的にサーバアプリケーションを選択して連結するシ
ステム自動連結処理部と、サービスを要求するクライア
ントアプリケーションに対して、要求時に指定されたユ
ーザ定義サービス情報の条件とシステムが生成したサー
ビスクラス識別子に基づいて自動的にサーバアプリケー
ションを選択して連結するユーザ指定連結処理部と、サ
ービスを要求するクライアントアプリケーションに対し
て、システムが生成したサービスクラス識別子に基づい
て要求されたサービスを提供可能な全てのサーバアプリ
ケーション情報を提供し、クライアントアプリケーショ
ンが選択したサーバアプリケーションと連結するユーザ
選択連結処理部と、クライアントアプリケーションがシ
ステム自動連結処理部、ユーザ指定連結処理部およびユ
ーザ選択連結処理部の中から選択した連結処理方式をサ
ービスクラス識別子単位で管理するクライアント連結処
理管理部とを備えている。
に、本発明は、サービスを要求するクライアントアプリ
ケーションに対して、サービスを提供するサーバアプリ
ケーションのサービスインタフェース定義からシステム
が生成したサービスクラス識別子に基づいて該当するサ
ービスを提供可能なサーバアプリケーション群の中から
自動的にサーバアプリケーションを選択して連結するシ
ステム自動連結処理部と、サービスを要求するクライア
ントアプリケーションに対して、要求時に指定されたユ
ーザ定義サービス情報の条件とシステムが生成したサー
ビスクラス識別子に基づいて自動的にサーバアプリケー
ションを選択して連結するユーザ指定連結処理部と、サ
ービスを要求するクライアントアプリケーションに対し
て、システムが生成したサービスクラス識別子に基づい
て要求されたサービスを提供可能な全てのサーバアプリ
ケーション情報を提供し、クライアントアプリケーショ
ンが選択したサーバアプリケーションと連結するユーザ
選択連結処理部と、クライアントアプリケーションがシ
ステム自動連結処理部、ユーザ指定連結処理部およびユ
ーザ選択連結処理部の中から選択した連結処理方式をサ
ービスクラス識別子単位で管理するクライアント連結処
理管理部とを備えている。
【０００９】
【作用】本発明は、上記構成によって、クライアント連
結装置が提供するシステム自動連結処理部、ユーザ指定
連結処理部、ユーザ選択連結処理部の中から、クライア
ントアプリケーションが、サービスクラス識別子を指定
してサービス毎に最適な連結処理を選択可能とすること
によって、簡単に連結処理を組み込むことができる。ま
た複数のサービスをアクセスするようなクライアントア
プリケーションプログラムでも、クライアント連結処理
管理部がサービスクラス識別子に基づいてサービス毎に
連結処理を管理することによって、サービスクラス毎に
最適な連結処理を選択して組み込むことができ、１つの
サーバアプリケーションへアクセスする場合も含めて、
様々なクライアント・サーバモデルの分散アプリケーシ
ョンプログラム開発において、開発者は柔軟かつ容易に
連結処理を組み込むことができる。
結装置が提供するシステム自動連結処理部、ユーザ指定
連結処理部、ユーザ選択連結処理部の中から、クライア
ントアプリケーションが、サービスクラス識別子を指定
してサービス毎に最適な連結処理を選択可能とすること
によって、簡単に連結処理を組み込むことができる。ま
た複数のサービスをアクセスするようなクライアントア
プリケーションプログラムでも、クライアント連結処理
管理部がサービスクラス識別子に基づいてサービス毎に
連結処理を管理することによって、サービスクラス毎に
最適な連結処理を選択して組み込むことができ、１つの
サーバアプリケーションへアクセスする場合も含めて、
様々なクライアント・サーバモデルの分散アプリケーシ
ョンプログラム開発において、開発者は柔軟かつ容易に
連結処理を組み込むことができる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図１は本発明の一実施例におけるク
ライアント連結装置を用いたＲＰＣシステムの構成図で
ある。図１において、１１はＲＰＣサービスを要求する
クライアントアプリケーション、１２はクライアントア
プリケーション１１へＲＰＣサービスを提供するサーバ
アプリケーション、１３はクライアントアプリケーショ
ン１１に対して連結機能を提供するクライアント連結装
置、１３ａはシステム自動連結処理を行なうシステム自
動連結処理部、１３ｂはユーザ指定連結処理を行なうユ
ーザ指定連結処理部、１３ｃはユーザ選択連結処理を行
なうユーザ選択連結処理部、１３ｄは選択した連結処理
方式をサービスクラス識別子単位で管理するクライアン
ト連結処理管理部、１４はサーバアプリケーション１２
に対して連結機能やサーバシステム情報の登録および削
除機能を提供するサーバ連結装置、１５はネットワーク
上のサービスを提供する全サーバアプリケーション１２
のサーバ情報をサービスクラス識別子に基づいて管理す
るネームサーバ管理装置、１６はサーバアプリケーショ
ンのサービスインタフェースを定義したサービスインタ
フェース定義、１７はサービスインタフェース定義１６
からサービスクラス識別子を生成するクラス生成部であ
る。
しながら説明する。図１は本発明の一実施例におけるク
ライアント連結装置を用いたＲＰＣシステムの構成図で
ある。図１において、１１はＲＰＣサービスを要求する
クライアントアプリケーション、１２はクライアントア
プリケーション１１へＲＰＣサービスを提供するサーバ
アプリケーション、１３はクライアントアプリケーショ
ン１１に対して連結機能を提供するクライアント連結装
置、１３ａはシステム自動連結処理を行なうシステム自
動連結処理部、１３ｂはユーザ指定連結処理を行なうユ
ーザ指定連結処理部、１３ｃはユーザ選択連結処理を行
なうユーザ選択連結処理部、１３ｄは選択した連結処理
方式をサービスクラス識別子単位で管理するクライアン
ト連結処理管理部、１４はサーバアプリケーション１２
に対して連結機能やサーバシステム情報の登録および削
除機能を提供するサーバ連結装置、１５はネットワーク
上のサービスを提供する全サーバアプリケーション１２
のサーバ情報をサービスクラス識別子に基づいて管理す
るネームサーバ管理装置、１６はサーバアプリケーショ
ンのサービスインタフェースを定義したサービスインタ
フェース定義、１７はサービスインタフェース定義１６
からサービスクラス識別子を生成するクラス生成部であ
る。
【００１１】以上のように構成されたクライアント連結
装置を用いたＲＰＣシステムの動作について以下に説明
する。まず、サービスクラス識別子の生成について説明
する。サービスクラス識別子は、クライアント連結装置
１３とサーバ連結装置１４を生成する時に、クラス生成
部１７がサービスインタフェース定義１６を読み込んで
生成し組み込む。次に、サーバアプリケーション１２の
サービス登録処理について図２のフローチャートを用い
て説明する。サーバアプリケーション１２がクライアン
トアプリケーション１１に対してサービス提供可能とな
った時、サーバアプリケーション１２は、ユーザ定義サ
ービス情報を設定し（ステップ２１）、サーバ連結装置
１４に対してサービス開始要求を発行する（ステップ２
２）。サーバ連結装置１４は、ユーザ定義サービス情報
へサービスクラス識別子とこのサーバのシステム実行時
情報を付加し（ステップ２３）、ネームサーバ管理装置
１５に対して、このサーバ情報を登録するように依頼す
る（ステップ２４）。ネームサーバ管理装置１５は、サ
ービスクラス識別子に基づいて、この情報を登録して格
納し（ステップ２５）、その結果をサーバ連結装置１４
へ返す。この時、ネームサーバ管理装置１５内に同一サ
ービスクラス識別子がすでにサーバ情報として登録され
ているならば、すでに格納されている同一サービスクラ
ス識別子のサーバ情報の最後のエントリの次にこのサー
バ情報を格納する。もし、サービスクラス識別子がまだ
登録されていないならば、サービスクラス識別子の登録
とサーバ情報の格納を行なう。サーバ連結装置１４は登
録処理の結果を判断し（ステップ２６）、正しくサーバ
情報が格納された場合、クライアントアプリケーション
１１からのサービス要求を待つ（ステップ２７）。ま
た、正しく格納されていない場合、その理由をサーバア
プリケーション１２へ通知する（ステップ２８）。サー
バアプリケーション１２がサービス提供を終了する場
合、サーバ連結装置１４に対してサービス削除要求を発
行する。サーバ連結装置１４は、サービスクラス識別子
とサーバシステム実行時情報に基づいて、ネームサーバ
管理装置１５に対して、このサーバ情報を削除するよう
に依頼する。この処理結果を受け取ったサーバ連結装置
１４は、その結果をサーバアプリケーション１２へ通知
する。
装置を用いたＲＰＣシステムの動作について以下に説明
する。まず、サービスクラス識別子の生成について説明
する。サービスクラス識別子は、クライアント連結装置
１３とサーバ連結装置１４を生成する時に、クラス生成
部１７がサービスインタフェース定義１６を読み込んで
生成し組み込む。次に、サーバアプリケーション１２の
サービス登録処理について図２のフローチャートを用い
て説明する。サーバアプリケーション１２がクライアン
トアプリケーション１１に対してサービス提供可能とな
った時、サーバアプリケーション１２は、ユーザ定義サ
ービス情報を設定し（ステップ２１）、サーバ連結装置
１４に対してサービス開始要求を発行する（ステップ２
２）。サーバ連結装置１４は、ユーザ定義サービス情報
へサービスクラス識別子とこのサーバのシステム実行時
情報を付加し（ステップ２３）、ネームサーバ管理装置
１５に対して、このサーバ情報を登録するように依頼す
る（ステップ２４）。ネームサーバ管理装置１５は、サ
ービスクラス識別子に基づいて、この情報を登録して格
納し（ステップ２５）、その結果をサーバ連結装置１４
へ返す。この時、ネームサーバ管理装置１５内に同一サ
ービスクラス識別子がすでにサーバ情報として登録され
ているならば、すでに格納されている同一サービスクラ
ス識別子のサーバ情報の最後のエントリの次にこのサー
バ情報を格納する。もし、サービスクラス識別子がまだ
登録されていないならば、サービスクラス識別子の登録
とサーバ情報の格納を行なう。サーバ連結装置１４は登
録処理の結果を判断し（ステップ２６）、正しくサーバ
情報が格納された場合、クライアントアプリケーション
１１からのサービス要求を待つ（ステップ２７）。ま
た、正しく格納されていない場合、その理由をサーバア
プリケーション１２へ通知する（ステップ２８）。サー
バアプリケーション１２がサービス提供を終了する場
合、サーバ連結装置１４に対してサービス削除要求を発
行する。サーバ連結装置１４は、サービスクラス識別子
とサーバシステム実行時情報に基づいて、ネームサーバ
管理装置１５に対して、このサーバ情報を削除するよう
に依頼する。この処理結果を受け取ったサーバ連結装置
１４は、その結果をサーバアプリケーション１２へ通知
する。
【００１２】次にクライアントアプリケーション１１の
連結処理を説明する。クライアントアプリケーション１
１は、サーバアプリケーション１２のサービスを要求す
る前にシステム自動連結処理、ユーザ指定連結処理、ユ
ーザ選択連結処理の中で、どの連結処理を行なうかサー
ビスクラス識別子単位にクライアント連結装置１３に対
して指定する。これは、図３で示すようにサービスクラ
ス識別子毎の連結処理管理テーブルとしてクライアント
連結処理管理部１３ｄが管理する。このテーブルは、１
つのエントリが、サービスクラス識別子エリア３１、指
定された連結処理方式設定エリア３２、サービスを提供
するサーバアプリケーションのサーバ情報設定エリア３
３から構成され、クライアントアプリケーション１１が
要求するサービスクラスの数だけエントリがある。も
し、クライアントアプリケーションが連結処理を指定し
ない場合、ディフォルトの連結処理が仮定される。これ
は、システム自動連結処理、ユーザ指定連結処理、ユー
ザ選択連結処理のどれでもよいが、本実施例では、シス
テム自動連結処理とする。また、サーバ情報エリア３３
は、連結するサーバアプリケーション１２が決定した
時、設定される。
連結処理を説明する。クライアントアプリケーション１
１は、サーバアプリケーション１２のサービスを要求す
る前にシステム自動連結処理、ユーザ指定連結処理、ユ
ーザ選択連結処理の中で、どの連結処理を行なうかサー
ビスクラス識別子単位にクライアント連結装置１３に対
して指定する。これは、図３で示すようにサービスクラ
ス識別子毎の連結処理管理テーブルとしてクライアント
連結処理管理部１３ｄが管理する。このテーブルは、１
つのエントリが、サービスクラス識別子エリア３１、指
定された連結処理方式設定エリア３２、サービスを提供
するサーバアプリケーションのサーバ情報設定エリア３
３から構成され、クライアントアプリケーション１１が
要求するサービスクラスの数だけエントリがある。も
し、クライアントアプリケーションが連結処理を指定し
ない場合、ディフォルトの連結処理が仮定される。これ
は、システム自動連結処理、ユーザ指定連結処理、ユー
ザ選択連結処理のどれでもよいが、本実施例では、シス
テム自動連結処理とする。また、サーバ情報エリア３３
は、連結するサーバアプリケーション１２が決定した
時、設定される。
【００１３】まず初めにユーザ指定連結処理とユーザ選
択連結処理について説明する。これらの処理は、ＲＰＣ
によるサーバアプリケーションのサービス要求をする前
に、クライアント連結装置に対してサーバ情報を得るた
めのセットアップ処理が必要となる。これらの処理につ
いて、ユーザ指定連結処理は図４のフローチャートを参
照し、ユーザ選択連結処理は図５のフローチャートを参
照しながら説明する。
択連結処理について説明する。これらの処理は、ＲＰＣ
によるサーバアプリケーションのサービス要求をする前
に、クライアント連結装置に対してサーバ情報を得るた
めのセットアップ処理が必要となる。これらの処理につ
いて、ユーザ指定連結処理は図４のフローチャートを参
照し、ユーザ選択連結処理は図５のフローチャートを参
照しながら説明する。
【００１４】図４に示すユーザ指定連結処理では、クラ
イアントアプリケーション１１が、クライアント連結装
置１３に対して、該当するサービスのサービスクラス識
別子と、要求するユーザ定義サービス情報の条件とを指
定して、このサービスを提供可能なサーバアプリケーシ
ョン１２に連結することを要求する（ステップ４１）。
この要求を受け取ったクライアント連結装置１３のユー
ザ指定連結処理部１３ｂは、サービスクラス識別子とユ
ーザ定義サービス情報に基づいて、ネームサーバ管理装
置１５に対して指定されたサービス条件を満足する１つ
のサーバ情報を要求する（ステップ４２）。ネームサー
バ管理装置１５は、指定されたサービス条件を満足する
サーバアプリケーションのサーバ情報をサービスクラス
識別子とユーザ定義情報に基づいて検索し（ステップ４
３）、その結果をクライアント連結装置１３のユーザ指
定連結処理部１３ｂへ転送する（ステップ４４）。ユー
ザ指定連結処理部１３ｂは、その結果を判断し（ステッ
プ４５）、該当するサーバアプリケーションが存在する
場合、クライアント連結管理部１３ｄにこのサーバ情報
の管理要求を行ない、クライアント連結管理部１３ｄ
は、該当するサービスクラス識別子の連結処理管理テー
ブルへサーバ情報を設定し（ステップ４６）、クライア
ントアプリケーションへ返す。
イアントアプリケーション１１が、クライアント連結装
置１３に対して、該当するサービスのサービスクラス識
別子と、要求するユーザ定義サービス情報の条件とを指
定して、このサービスを提供可能なサーバアプリケーシ
ョン１２に連結することを要求する（ステップ４１）。
この要求を受け取ったクライアント連結装置１３のユー
ザ指定連結処理部１３ｂは、サービスクラス識別子とユ
ーザ定義サービス情報に基づいて、ネームサーバ管理装
置１５に対して指定されたサービス条件を満足する１つ
のサーバ情報を要求する（ステップ４２）。ネームサー
バ管理装置１５は、指定されたサービス条件を満足する
サーバアプリケーションのサーバ情報をサービスクラス
識別子とユーザ定義情報に基づいて検索し（ステップ４
３）、その結果をクライアント連結装置１３のユーザ指
定連結処理部１３ｂへ転送する（ステップ４４）。ユー
ザ指定連結処理部１３ｂは、その結果を判断し（ステッ
プ４５）、該当するサーバアプリケーションが存在する
場合、クライアント連結管理部１３ｄにこのサーバ情報
の管理要求を行ない、クライアント連結管理部１３ｄ
は、該当するサービスクラス識別子の連結処理管理テー
ブルへサーバ情報を設定し（ステップ４６）、クライア
ントアプリケーションへ返す。
【００１５】図５に示すユーザ選択連結処理では、クラ
イアントアプリケーション１１が、クライアント連結装
置１３に対して、要求するサービスを提供する全てのサ
ーバアプリケーションのサーバ情報をサービスクラス識
別子に基づいて要求する（ステップ５１）。この要求を
受け取ったクライアント連結装置１３のユーザ選択連結
処理部１３ｃは、サービスクラス識別子に基づいて、ネ
ームサーバ管理装置１５に対して該当するサービスの全
てのサーバ情報を要求する（ステップ５２）。ネームサ
ーバ管理装置１５は、該当するサービスを提供する全て
のサーバアプリケーションのサーバ情報をサービスクラ
ス識別子に基づいて検索し（ステップ５３）、検索した
全ての情報をクライアント連結装置１３のユーザ選択連
結処理部１３ｃへ転送する（ステップ５４）。この情報
を受け取ったユーザ選択連結処理部１３ｃは、その全て
の情報をクライアントアプリケーション１１へ引き渡す
（ステップ５５）。クライアントアプリケーション１１
は、受け取った全てのサーバ情報を参照して、サービス
を要求するサーバアプリケーション１２を選択し（ステ
ップ５６）、クライアント連結処理管理部１３ｄにこの
サーバ情報の管理要求をサービスクラス識別子とともに
行なう（ステップ５７）。クライアント連結管理部１３
ｄは、該当するサービスクラス識別子の連結処理管理テ
ーブルへサーバ情報を設定し（ステップ５８）、クライ
アントアプリケーションへ返す。
イアントアプリケーション１１が、クライアント連結装
置１３に対して、要求するサービスを提供する全てのサ
ーバアプリケーションのサーバ情報をサービスクラス識
別子に基づいて要求する（ステップ５１）。この要求を
受け取ったクライアント連結装置１３のユーザ選択連結
処理部１３ｃは、サービスクラス識別子に基づいて、ネ
ームサーバ管理装置１５に対して該当するサービスの全
てのサーバ情報を要求する（ステップ５２）。ネームサ
ーバ管理装置１５は、該当するサービスを提供する全て
のサーバアプリケーションのサーバ情報をサービスクラ
ス識別子に基づいて検索し（ステップ５３）、検索した
全ての情報をクライアント連結装置１３のユーザ選択連
結処理部１３ｃへ転送する（ステップ５４）。この情報
を受け取ったユーザ選択連結処理部１３ｃは、その全て
の情報をクライアントアプリケーション１１へ引き渡す
（ステップ５５）。クライアントアプリケーション１１
は、受け取った全てのサーバ情報を参照して、サービス
を要求するサーバアプリケーション１２を選択し（ステ
ップ５６）、クライアント連結処理管理部１３ｄにこの
サーバ情報の管理要求をサービスクラス識別子とともに
行なう（ステップ５７）。クライアント連結管理部１３
ｄは、該当するサービスクラス識別子の連結処理管理テ
ーブルへサーバ情報を設定し（ステップ５８）、クライ
アントアプリケーションへ返す。
【００１６】次に、クライアントアプリケーション１１
が、ＲＰＣを利用したサーバアプリケーションのサービ
スを要求する場合の処理について、図６のフローチャー
トを参照しながら説明する。まず、クライアントアプリ
ケーション１１がサーバアプリケーションに対してＲＰ
Ｃを利用したサービス要求を行なうと（ステップ６
１）、クライアント連結装置１３は、クライアント連結
管理部１３ｄにこのサービスのサービスクラス識別子の
サーバ情報があるか否かを問い合わせる（ステップ６
２）。サーバ情報があるならば、サーバアプリケーショ
ンとＲＰＣを利用したサービスを開始する（ステップ６
６）。サーバ情報がないならば、連結処理がディフォル
トかまたはシステム自動連結処理かを判断する（ステッ
プ６３）。この結果、他の連結処理の場合、クライアン
トアプリケーション１１へエラーリターンする（ステッ
プ６７）。そうでないならば、システム自動連結処理部
１３ａに対してシステム自動連結処理を実行して、サー
バ情報を得る（ステップ６４）。もし、サーバ情報が得
られない場合、クライアントアプリケーション１１へエ
ラーリターンする（ステップ６７）。サーバ情報が得ら
れたならば、このサーバ情報からサーバアプリケーショ
ン１２の位置情報を得て、該当するサービスを提供する
サーバアプリケーション１２とのＲＰＣを利用したサー
ビスを開始する（ステップ６６）。
が、ＲＰＣを利用したサーバアプリケーションのサービ
スを要求する場合の処理について、図６のフローチャー
トを参照しながら説明する。まず、クライアントアプリ
ケーション１１がサーバアプリケーションに対してＲＰ
Ｃを利用したサービス要求を行なうと（ステップ６
１）、クライアント連結装置１３は、クライアント連結
管理部１３ｄにこのサービスのサービスクラス識別子の
サーバ情報があるか否かを問い合わせる（ステップ６
２）。サーバ情報があるならば、サーバアプリケーショ
ンとＲＰＣを利用したサービスを開始する（ステップ６
６）。サーバ情報がないならば、連結処理がディフォル
トかまたはシステム自動連結処理かを判断する（ステッ
プ６３）。この結果、他の連結処理の場合、クライアン
トアプリケーション１１へエラーリターンする（ステッ
プ６７）。そうでないならば、システム自動連結処理部
１３ａに対してシステム自動連結処理を実行して、サー
バ情報を得る（ステップ６４）。もし、サーバ情報が得
られない場合、クライアントアプリケーション１１へエ
ラーリターンする（ステップ６７）。サーバ情報が得ら
れたならば、このサーバ情報からサーバアプリケーショ
ン１２の位置情報を得て、該当するサービスを提供する
サーバアプリケーション１２とのＲＰＣを利用したサー
ビスを開始する（ステップ６６）。
【００１７】次に、ステップ６４のシステム自動連結処
理の処理を図７のフローチャートを参照しながら説明す
る。要求を受け取ったシステム自動連結処理部１３ａ
は、サービスクラス識別子に基づいて、ネームサーバ管
理装置１５に対してサービス要求を満足する１つのサー
バアプリケーションのサーバ情報を要求する（ステップ
７１）。ネームサーバ管理装置１５は、要求するサービ
スを満足するサーバアプリケーションのサーバ情報をサ
ービスクラス識別子に基づいて検索し（ステップ７
２）、その結果をクライアント連結装置１３のシステム
自動連結処理部１３ａへ転送する（ステップ７３）。シ
ステム自動連結処理部１３ａは、この結果を判断し（ス
テップ７４）、該当するサーバ情報が存在する場合、ク
ライアント連結処理管理部１３ｄに要求し、該当するサ
ービスクラス識別子の連結処理管理テーブルへサーバ情
報を設定する（ステップ７５）。
理の処理を図７のフローチャートを参照しながら説明す
る。要求を受け取ったシステム自動連結処理部１３ａ
は、サービスクラス識別子に基づいて、ネームサーバ管
理装置１５に対してサービス要求を満足する１つのサー
バアプリケーションのサーバ情報を要求する（ステップ
７１）。ネームサーバ管理装置１５は、要求するサービ
スを満足するサーバアプリケーションのサーバ情報をサ
ービスクラス識別子に基づいて検索し（ステップ７
２）、その結果をクライアント連結装置１３のシステム
自動連結処理部１３ａへ転送する（ステップ７３）。シ
ステム自動連結処理部１３ａは、この結果を判断し（ス
テップ７４）、該当するサーバ情報が存在する場合、ク
ライアント連結処理管理部１３ｄに要求し、該当するサ
ービスクラス識別子の連結処理管理テーブルへサーバ情
報を設定する（ステップ７５）。
【００１８】以上のように本実施例によれば、クライア
ント連結装置が提供するシステム自動連結処理、ユーザ
指定連結処理、ユーザ選択連結処理の中から、クライア
ントアプリケーションが、サービスクラス識別子を指定
してサービス毎に最適な連結処理を選択可能とすること
によって、簡単に連結処理を組み込むことができる。ま
た複数のサービスをアクセスするようなクライアントア
プリケーションプログラムでも、クライアント連結処理
管理部がサービスクラス識別子に基づいてサービス毎に
連結処理を管理することによって、サービスクラス毎に
最適な連結処理を選択し組み込むことができ、１つのサ
ーバアプリケーションへアクセスする場合も含めて、様
々なクライアント・サーバモデルの分散アプリケーショ
ンプログラム開発において、開発者は柔軟かつ容易に連
結処理を組み込むことができる。
ント連結装置が提供するシステム自動連結処理、ユーザ
指定連結処理、ユーザ選択連結処理の中から、クライア
ントアプリケーションが、サービスクラス識別子を指定
してサービス毎に最適な連結処理を選択可能とすること
によって、簡単に連結処理を組み込むことができる。ま
た複数のサービスをアクセスするようなクライアントア
プリケーションプログラムでも、クライアント連結処理
管理部がサービスクラス識別子に基づいてサービス毎に
連結処理を管理することによって、サービスクラス毎に
最適な連結処理を選択し組み込むことができ、１つのサ
ーバアプリケーションへアクセスする場合も含めて、様
々なクライアント・サーバモデルの分散アプリケーショ
ンプログラム開発において、開発者は柔軟かつ容易に連
結処理を組み込むことができる。
【００１９】
【発明の効果】以上のように本発明は、クライアント連
結装置が提供するシステム自動連結処理、ユーザ指定連
結処理、ユーザ選択連結処理の中から、クライアントア
プリケーションが、サービスクラス識別子を指定してサ
ービス毎に最適な連結処理を選択可能とすることによっ
て、簡単に連結処理を組み込むことができ、複数のサー
ビスをアクセスするようなクライアントアプリケーショ
ンプログラムでも、クライアント連結処理管理部がサー
ビスクラス識別子に基づいてサービス毎に連結処理を管
理することによって、サービスクラス毎に最適な連結処
理を選択し組み込むことができ、１つのサーバアプリケ
ーションへアクセスする場合も含めて、様々なクライア
ント・サーバモデルの分散アプリケーションプログラム
開発において、開発者が柔軟かつ容易に連結処理を組み
込むことができる優れたクライアント連結装置を実現で
きるものである。
結装置が提供するシステム自動連結処理、ユーザ指定連
結処理、ユーザ選択連結処理の中から、クライアントア
プリケーションが、サービスクラス識別子を指定してサ
ービス毎に最適な連結処理を選択可能とすることによっ
て、簡単に連結処理を組み込むことができ、複数のサー
ビスをアクセスするようなクライアントアプリケーショ
ンプログラムでも、クライアント連結処理管理部がサー
ビスクラス識別子に基づいてサービス毎に連結処理を管
理することによって、サービスクラス毎に最適な連結処
理を選択し組み込むことができ、１つのサーバアプリケ
ーションへアクセスする場合も含めて、様々なクライア
ント・サーバモデルの分散アプリケーションプログラム
開発において、開発者が柔軟かつ容易に連結処理を組み
込むことができる優れたクライアント連結装置を実現で
きるものである。
【図１】本発明の一実施例におけるクライアント連結装
置を利用したＲＰＣシステムの全体構成図
置を利用したＲＰＣシステムの全体構成図
【図２】本発明の一実施例におけるサーバ連結装置のサ
ーバシステムの登録処理を示すフローチャート
ーバシステムの登録処理を示すフローチャート
【図３】本発明の一実施例におけるクライアント連結処
理管理部が管理するテーブルの構成図
理管理部が管理するテーブルの構成図
【図４】本発明の一実施例におけるクライアント連結装
置のユーザ指定連結モード処理を示すフローチャート
置のユーザ指定連結モード処理を示すフローチャート
【図５】本発明の一実施例におけるクライアント連結装
置のユーザ選択連結モード処理を示すフローチャート
置のユーザ選択連結モード処理を示すフローチャート
【図６】本発明の一実施例におけるクライアント連結装
置のサービス提供処理を示すフローチャート
置のサービス提供処理を示すフローチャート
【図７】本発明の一実施例におけるクライアント連結装
置のシステム自動連結モード処理を示すフローチャート
置のシステム自動連結モード処理を示すフローチャート
【図８】従来のクライアント連結装置を利用したＲＰＣ
システムの全体構成図
システムの全体構成図
１１ クライアントアプリケーション １２ サーバアプリケーション １３ クライアント連結装置 １３ａ システム自動連結処理部 １３ｂ ユーザ指定連結処理部 １３ｃ ユーザ選択連結処理部 １３ｄ クライアント連結処理管理部 １４ サーバ連結装置 １５ ネームサーバ管理装置 ３１ サービスクラス識別子エリア ３２ 連結処理方式設定エリア ３３ サーバ情報設定エリア ８１ クライアントアプリケーション ８２ サーバアプリケーション ８３ クライアント連結装置 ８４ サーバ連結装置 ８５ ネームサーバ管理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田 中 伸 明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 鈴 木 芳 彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 サービスを要求するクライアントアプリ
ケーションに対して、サービスを提供するサーバアプリ
ケーションのサービスインタフェース定義からシステム
が生成したサービスクラス識別子に基づいて、該当する
サービスを提供可能なサーバアプリケーション群の中か
ら自動的にサーバアプリケーションを選択して連結する
システム自動連結処理部と、サービスを要求するクライ
アントアプリケーションに対して、要求時に指定された
ユーザ定義サービス情報の条件とシステムが生成したサ
ービスクラス識別子に基づいて自動的にサーバアプリケ
ーションを選択して連結するユーザ指定連結処理部と、
サービスを要求するクライアントアプリケーションに対
して、システムが生成したサービスクラス識別子に基づ
いて要求されたサービスを提供可能な全てのサーバアプ
リケーション情報を提供し、クライアントアプリケーシ
ョンが選択したサーバアプリケーションと連結するユー
ザ選択連結処理部と、クライアントアプリケーションが
システム自動連結処理部、ユーザ指定連結処理部および
ユーザ選択連結処理部の中からサービスクラス識別子単
位に選択した連結処理方式を前記クライアントアプリケ
ーションが要求する全サービスについてサービスクラス
識別子単位で管理するクライアント連結処理管理部とを
備えたクライアント連結装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4201446A JPH0652083A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | クライアント連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4201446A JPH0652083A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | クライアント連結装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0652083A true JPH0652083A (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=16441228
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4201446A Pending JPH0652083A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | クライアント連結装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0652083A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001001001A1 (fr) | 1999-06-28 | 2001-01-04 | Aoyama Seisakusho Co., Ltd. | Vis auto-taraudeuse |
-
1992
- 1992-07-28 JP JP4201446A patent/JPH0652083A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001001001A1 (fr) | 1999-06-28 | 2001-01-04 | Aoyama Seisakusho Co., Ltd. | Vis auto-taraudeuse |
| US6672813B1 (en) | 1999-06-28 | 2004-01-06 | Aoyama Seisakusho Co., Ltd. | Tapping screw |
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