JPH06332830A - アプリケーション管理装置および遠隔手続呼び出しシス テム - Google Patents

アプリケーション管理装置および遠隔手続呼び出しシス テム

Info

Publication number
JPH06332830A
JPH06332830A JP5120048A JP12004893A JPH06332830A JP H06332830 A JPH06332830 A JP H06332830A JP 5120048 A JP5120048 A JP 5120048A JP 12004893 A JP12004893 A JP 12004893A JP H06332830 A JPH06332830 A JP H06332830A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
application
server
stub
client
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5120048A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Shinohara
原 弘 樹 篠
Noriyuki Enomoto
本 典 行 榎
Nobuaki Tanaka
中 伸 明 田
Satoshi Kageyu
解 由 哲 勘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5120048A priority Critical patent/JPH06332830A/ja
Publication of JPH06332830A publication Critical patent/JPH06332830A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネットワークで接続されたコンピュータの分
散処理システムにおいて、複数のアプリケーションの要
件に合った柔軟な管理を実現する。 【構成】 アプリケーション管理装置のうち、アプリケ
ーション識別子の型とアプリケーション情報の型のデー
タ構造に依存しない要素102、103、104、10
5を予め用意し、これらのデータ構造に依存する要素1
06、107、108に関しては利用者が作成すること
により、利用者が定義した型のアプリケーション識別子
とアプリケーション情報を管理するアプリケーション管
理装置および遠隔手続呼び出しシステムを得ることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワークで接続さ
れたコンピュータの分散処理システムにおいて、複数の
アプリケーションの情報を管理するアプリケーション管
理装置および遠隔手続呼び出しシステムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】アプリケーション管理装置の例として、
ディレクトリシステムや遠隔手続呼び出し(Remoto Pro
cedure Call 、以下RPCと略す。)システムにおける
ネームサービスシステムなどが広く知られている。ここ
では例としてRPCシステムにおけるネームサービスシ
ステムについて説明する。
【0003】図9は従来のRPCシステムのネームサー
ビスの全体構成を示すものである。図9において、90
1はサービスを要求するクライアントアプリケーション
である。902はクライアントアプリケーション901
へサービスを提供するサーバアプリケーションである。
903はクライアントアプリケーション901に対して
連結機能を提供するクライアント連結装置である。90
4はサーバアプリケーション902に対して連結機能を
提供するサーバ連結装置である。905はサーバアプリ
ケーション902のサービス情報やネットワークの位置
情報を管理するネームサーバ管理装置である。
【0004】以上のように構成されたクライアント連結
装置を用いたRPCシステムについて、以下その動作に
ついて説明する。まず、サーバアプリケーション902
が起動され、サービスの提供が可能となると、サーバア
プリケーション902は、そのアプリケーション情報を
他のサーバアプリケーションと自アプリケーションとを
識別するアプリケーション識別子とともに登録すること
をサーバ連結装置904に対して要求する。要求を受け
たサーバ連結装置904は、ネットワーク上の位置情報
などのシステム実行時情報を付加し、アプリケーション
情報としてネームサーバ管理装置905へ登録する。こ
の登録処理は、ネットワーク上の様々なサービスを提供
する全てのサーバアプリケーション902が起動されて
サービス提供可能となった時に行なわれる。この時点
で、ネームサーバ管理装置905は、サービス提供可能
な全てのサーバシステムについての情報を所有すること
になる。一方、クライアントアプリケーション901
は、要求するサービスを受けたい時、クライアント連結
装置903に対して、該当するサービスを提供するサー
バアプリケーション902のアプリケーション情報をア
プリケーション識別子に基づいて要求する。この要求を
受けたクライアント連結装置903は、ネームサーバ管
理装置905へ該当するサービスを提供するサーバアプ
リケーション902の情報をアプリケーション識別子と
ともに要求する。これを受けたネームサーバ管理装置
は、アプリケーション識別子に基づいて管理しているサ
ーバアプリケーションの情報を検索し、該当する全サー
バアプリケーション情報をクライアント連結装置903
に返す。クライアント連結装置903は、全てのサーバ
アプリケーション情報をクライアントアプリケーション
901へ引き渡す。クライアントアプリケーション90
1は、このアプリケーション情報群の内容から最適なサ
ーバアプリケーションを選択してクライアント連結装置
903に対して連結することを要求する。クライアント
連結装置903は、選択されたサーバアプリケーション
902のアプリケーション情報に基づいて、サーバ連結
装置904を介してそのサーバアプリケーション902
と連結する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような構成では、ネームサーバ管理装置におけるサーバ
の管理やアクセスはネームサービスシステムが提供する
固定のサービス識別子とサーバ情報に基づいて行なわれ
ており、アプリケーション側がこれに合わせてシステム
を開発する必要があり、アプリケーションの要件に合っ
た柔軟な管理を実現することが困難であるという課題を
有していた。
【0006】本発明は、上記従来技術の課題を解決する
もので、複数のアプリケーションの要件に合った柔軟な
管理を行うことのできるアプリケーション管理装置およ
びこれを利用したシステムを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のアプリケーション管理装置は、利用者が定
義したアプリケーション識別子の型とアプリケーション
情報の型とを記述したアプリケーション識別子/アプリ
ケーション情報型定義ファイルおよびシステムが予め用
意したアプリケーションの登録、検索、削除のインタフ
ェースを記述した遠隔手続呼び出しインタフェース定義
ファイルに基づいて生成されたクライアントスタブと、
利用者が定義したアプリケーション識別子の比較処理を
記述したアプリケーション識別子比較処理ソースコード
ファイルおよびシステムが予め用意したアプリケーショ
ン管理の基本処理である登録処理、検索処理、削除処理
を記述したアプリケーション管理サーバ基本処理ソース
コードファイルに基づいて生成されたアプリケーション
管理サーバとを備えている。
【0008】また本発明のRPCシステムは、上記構成
のアプリケーション管理装置と、クライアントアプリケ
ーションとサーバアプリケーション間のデータ通信処理
を行うクライアントスタブおよびサーバスタブとを備え
ている。
【0009】
【作用】本発明は、上記構成によって、 利用者が定義
したアプリケーション識別子の型とアプリケーション情
報の型から生成されるアプリケーション管理装置を設け
ることにより、複数のアプリケーションの要件に合った
柔軟なアプリケーション管理および遠隔手続呼び出しを
実現することができる。
【0010】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例について図面
を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の実施例
におけるアプリケーション管理システムの構成図であ
る。図1において、101はアプリケーション管理サー
バである。102はアプリケーション管理表である。ア
プリケーション管理表102はKEY 型のアプリケーショ
ン識別子とOBJECT型のアプリケーション情報とを対応付
けている。KEY 型、OBJECT型の定義は利用者が行なう。
103はアプリケーション管理表102にアプリケーシ
ョン識別子とアプリケーション情報を登録する処理を行
なう登録処理部、104はアプリケーション管理表10
2からアプリケーション情報を検索する処理を行なう検
索処理部、105はアプリケーション管理表102から
アプリケーション情報を削除する処理を行なう削除処理
部である。106はサーバスタブである。アプリケーシ
ョン管理サーバ101は、このサーバスタブ106を用
いて登録処理、検索処理、削除処理のサービスを提供す
る。107はアプリケーション識別子比較処理部であ
る。これは2つのKEY 型のアプリケーション識別子を入
力値とし、それらが同じものかどうかを判断し、その結
果を返す。108は登録、検索、削除の各処理サービス
へのアクセスをアプリケーションに提供するクライアン
トスタブ、109はアプリケーションである。
【0011】以上のように構成されたアプリケーション
管理装置について、以下その動作を説明する。アプリケ
ーション109は、起動時にアプリケーション管理サー
バ101に対し自アプリケーション情報を登録する。ア
プリケーション109は、KEY 型のアプリケーション識
別子とOBJECT型のアプリケーション情報を引数にして、
クライアントスタブ108を使ってアプリケーション管
理サーバ101に登録要求を行なう。クライアントスタ
ブ108は、利用者が定義したKEY 型とOBJECT型のデー
タ構造を参照し、それに応じた要求メッセージを作成
し、サーバスタブ106へメッセージを送信する。サー
バスタブ106は、クライアントスタブ108から要求
メッセージを受け取ると、利用者が定義したKEY 型とOB
JECT型のデータ構造を参照して、要求メッセージからア
プリケーション識別子とアプリケーション情報を復元
し、登録処理部103に処理を依頼する。このとき、引
数として復元したアプリケーション識別子とアプリケー
ション情報を登録処理部103に渡す。
【0012】図2はこの登録処理部103の動作を示し
ている。図2において登録処理部103は、アプリケー
ション管理表102から既に登録されているアプリケー
ション識別子を取り出し、引数として渡されたアプリケ
ーション識別子とともにアプリケーション識別子比較処
理部107に渡す。アプリケーション識別子比較処理部
107では、KEY 型のデータ構造に基づき比較を行ない
(ステップ201)、同一か否かの結果を判定する(ス
テップ202)。この結果が同一ならば処理を終了し、
同一でない場合は、アプリケーション管理表102に登
録されている残りのアプリケーション識別子に対し、こ
の処理を繰り返す(ステップ203)。この結果、同一
のものが存在しない場合、引数で渡されたアプリケーシ
ョン識別子とアプリケーション情報をアプリケーション
管理表に登録する(ステップ204)。
【0013】次にアプリケーション109が他のアプリ
ケーションの情報を取得するときの動作について説明す
る。アプリケーション109は、取得したい情報に対応
するKEY 型のアプリケーション識別子を引数にしてクラ
イアントスタブ108を使ってアプリケーション管理サ
ーバ101に検索要求を行なう。クライアントスタブは
利用者が定義したKEY 型のデータ構造を参照し、それに
応じた要求メッセージを作成し、サーバスタブ106へ
メッセージを送信する。サーバスタブ106は、クライ
アントスタブ108から要求メッセージを受け取ると、
利用者が定義したKEY 型のデータ構造を参照して要求メ
ッセージからアプリケーション識別子を復元し、検索処
理部104に処理を依頼する。このとき、引数として復
元したアプリケーション識別子を検索処理部104に渡
す。
【0014】図3はこの検索処理部104の動作を示し
ている。図3において、検索処理部は、アプリケーショ
ン管理表102から既に登録されているアプリケーショ
ン識別子を取り出し、引数として渡されたアプリケーシ
ョン識別子とともにアプリケーション識別子比較処理部
107に渡す。アプリケーション識別子比較処理部10
7では、KEY 型のデータ構造に基づき比較を行ない(ス
テップ301)、同一か否かの結果を判定する(ステッ
プ302)。この結果が同一ならば、同一のアプリケー
ション識別子に対応するアプリケーション管理表102
内に登録されているアプリケーション情報を返り値とす
る(ステップ303)。同一でない場合は、アプリケー
ション管理表に登録されている残りのアプリケーション
識別子に対し、この処理を繰り返す(ステップ30
4)。この結果、同一のものが存在しない場合、検索に
失敗したのでエラーとして空のアプリケーション情報を
返り値とする(ステップ305)。最後にこの返り値を
サーバスタブ106に渡して処理を終了する(ステップ
306)。サーバスタブ106は、返り値を受け取る
と、利用者が定義したOBJECT型のデータ構造を参照し、
それに応じた応答メッセージを作成し、クライアントス
タブ108に応答メッセージを送信する。クライアント
スタブ108は、サーバスタブ106から応答メッセー
ジを受け取ると、利用者が定義したOBJECT型のデータ構
造を参照して、応答メッセージからアプリケーション情
報を復元して、これをアプリケーションに返す。
【0015】次にアプリケーション109が終了する
際、アプリケーション管理サーバ101に自分の情報の
削除要求を行なう場合の動作について説明する。アプリ
ケーション109は、KEY 型の自分自身のアプリケーシ
ョン識別子を引数にしてクライアントスタブ108を使
ってアプリケーション管理サーバ101に削除処理要求
を行なう。クライアントスタブ108は、利用者が定義
したKEY 型のデータ構造を参照し、それに応じた要求メ
ッセージを作成し、サーバスタブ106へメッセージを
送信する。サーバスタブ106は、クライアントスタブ
108から要求メッセージを受け取ると、利用者が定義
したKEY 型のデータ構造を参照して要求メッセージから
アプリケーション識別子を復元し、削除処理部105に
処理を依頼する。このとき、引数として復元したアプリ
ケーション識別子を削除処理部105に渡す。
【0016】図4はこの削除処理部105の動作を示し
ている。図4において、削除処理部105は、アプリケ
ーション管理表102から既に登録されているアプリケ
ーション識別子を取り出し、引数として渡されたアプリ
ケーション識別子とともにアプリケーション識別子比較
処理部107に渡す。アプリケーション識別子比較処理
部107では、KEY 型のデータ構造に基づき比較を行な
い(ステップ401)、同一か否かの結果を判定する
(ステップ402)。この結果が同一ならば、同一のア
プリケーション識別子に対応するアプリケーション管理
表102内のアプリケーション識別子とアプリケーショ
ン情報を表から削除し、処理を終了する(ステップ40
4)。同一でない場合は、アプリケーション管理表に登
録されている残りのアプリケーション識別子に対し、こ
の処理を繰り返す(ステップ403)。この結果、同一
のものが存在しない場合は、削除すべきアプリケーショ
ン識別子とアプリケーション情報がアプリケーション管
理表102に登録されていないので、そのまま処理を終
了する。
【0017】以上のように、登録処理部103、検索処
理部104、削除処理105は、アプリケーション識別
子の型KEY とアプリケーション情報の型OBJECTのデータ
構造に依存しない処理として実現されている。また、ア
プリケーション管理表102は、KEY 型とOBJECT型の対
応付けを行なう表であるが、それ自体の実現は、KEY型
とOBJECT型のデータ構造に依存しない。また、アプリケ
ーション識別子比較処理部107、サーバスタブ10
6、クライアントスタブ108は、KEY 型とOBJECT型の
データ構造に依存した処理として実現されている。
【0018】このようなアプリケーション管理装置は、
次のような構成要素から作成される。その作成過程につ
いて図5を用いて以下に説明する。図5において、50
1はアプリケーション管理サーバ101とのRPC インタ
フェース定義を記述したファイルであり、その内容はア
プリケーション識別子KEY 型とアプリケーション情報OB
JECT型を引数とするアプリケーション登録インタフェー
ス、アプリケーション識別子KEY 型を引数としアプリケ
ーション情報OBJECT型を返り値とするアプリケーション
情報検索インタフェース、アプリケーション識別子KEY
型を引数とするアプリケーション削除インタフェースか
ら構成される。このインタフェース定義は、KEY 型、OB
JECT型がどのようなデータ構造になっているかに依存し
ない形式で記述されている。502はアプリケーション
を管理するために使用するアプリケーション識別子とア
プリケーション情報の型を定義したファイルであり、利
用者はこのアプリケーション識別子/アプリケーション
情報型定義ファイル502に、利用者が定義したアプリ
ケーション識別子とアプリケーション情報の型を記述す
る。503はRPC コンパイラであり、これは、RPC コン
パイラが定めるインタフェース定義言語により記述され
たRPC のインタフェース定義と、RPC インタフェース定
義の中で引数または返り値として利用される利用者定義
型の定義から、そのインタフェースに対応するクライア
ントスタブ、サーバスタブを出力する装置であり、Mich
ael B. Jones, Richard F. Rashid, Mary R. Thompson,
"Matchmaker: An Interface Specification Language
for Distributed Processing",Proceeding of the 12th
ACM SIGACT-SIGPLAN Symposium on Principles of Pro
gramming Language, ACM, January 1985.に記載された
例が一般的に知られている。RPC コンパイラ503は、
RPC インタフェース定義ファイル501とアプリケーシ
ョン識別子/アプリケーション情報型定義ファイル50
2を入力し、クライアントスタブファイル504、クラ
イアント/サーバ共通部ファイル505、サーバスタブ
ファイル506を出力する。RPC インタフェース定義フ
ァイル501とアプリケーション識別子/アプリケーシ
ョン情報型定義ファイル502の記述方式は、RPC コン
パイラ503の仕様に依存する。クライアントスタブフ
ァイル504、クライアント/サーバ共通部ファイル5
05、サーバスタブファイル506は、利用者が定義し
たアプリケーション識別子の型KEY とアプリケーション
情報の型OBJECTのデータ構造を参照して要求メッセージ
や応答メッセージの作成と送受信、受信されたデータの
復元などを行なう部分である。クライアントスタブとサ
ーバスタブでは処理が似ており、全く同じ処理を行なう
部分がいくつかあるので、たいていのRPC コンパイラで
は、このような処理をクライアント/サーバ共通部ファ
イル505に格納し、同じ処理を重複して記述する無駄
を省くようになっている。クライアントスタブファイル
504とクライアント/サーバ共通部ファイル505
は、クライアントスタブ108の処理を記述したもので
あり、クライアント/サーバ共通部ファイル505とサ
ーバスタブファイル506は、サーバスタブ106の処
理を記述したものである。507はプログラミング言語
コンパイラ、108はプログラミング言語コンパイラ5
07により出力されたクライアントスタブ、508は利
用者が用意するアプリケーション識別子比較処理ソース
コードファイルであり、このファイルにはアプリケーシ
ョン識別子比較関数の処理がプログラミング言語で記述
してある。アプリケーション識別子比較関数は、2つの
アプリケーション識別子を入力値とし、この2つのアプ
リケーション識別子が同一か否かを判断し、その結果を
返す関数であり、このファイルに記述された処理は、ア
プリケーション識別子比較処理部105に相当し、処理
はアプリケーション識別子KEY 型のデータ構造に依存す
る。509はアプリケーションサーバの基本的な処理を
記述したファイルであり、登録処理部103、検索処理
部104、削除処理部105の処理とアプリケーション
管理表102の定義が記述されている。このファイルに
記述されている内容は,アプリケーション識別子の型KE
Y とアプリケーション情報の型OBJECTのデータ構造には
依存しないコードで実現されている。510はプログラ
ミング言語のコンパイラとリンカ、101はコンパイラ
/リンカ510により出力されたアプリケーション管理
サーバである。
【0019】次に、クライアントスタブ108の生成過
程を図6のフローを用いて説明する。利用者は、エディ
タでアプリケーション識別子とアプリケーション情報の
型定義を編集し、RPC コンパイラ503の入力ファイル
の一つであるアプリケーション識別子/アプリケーショ
ン情報型定義ファイル502を作成する(ステップ60
1)。次にアプリケーション識別子/アプリケーション
情報型定義ファイル502とあらかじめ記憶装置に格納
されているRPC インタフェース定義ファイル501とを
合わせて一つのファイルとし、RPC コンパイラ503の
入力ファイルを作成する(ステップ602)。RPC コン
パイラ503は、このファイルを入力し、クライアント
スタブファイル504、クライアント/サーバ共通部フ
ァイル505、サーバスタブファイル506を出力する
(ステップ603)。この出力されたクライアントスタ
ブファイル504、クライアント/サーバ共通部ファイ
ル505、サーバスタブファイル506には、入力ファ
イルの中で利用者が定義したアプリケーション識別子の
型KEY とアプリケーション情報の型OBJECTのデータ構造
に依存する処理が記述されている。次にクライアントス
タブファイル504、クライアント/サーバ共通部ファ
イル505をコンパイルし、クライアントスタブ108
を生成する(ステップ604)。
【0020】次にアプリケーション管理サーバ101の
生成過程を図7を用いて説明する。利用者は、エディタ
でアプリケーション識別子比較関数の処理を記述し、ア
プリケーション識別子比較処理ソースコードファイル5
08を作成する(ステップ701)。次にアプリケーシ
ョン識別子比較処理ソースコードファイル508とあら
かじめ記憶装置に格納されているアプリケーション管理
サーバ基本処理ソースコードファイル509と、上述の
クライアントスタブ生成過程で生成されたクライアント
/サーバ共通部ファイル505とサーバスタブファイル
506をそれぞれコンパイルしリンクしてアプリケーシ
ョン管理サーバ101を生成する。
【0021】以上のようにして生成されたクライアント
スタブ108とアプリケーション管理サーバ101から
なるアプリケーション管理装置により、利用者が定義し
たアプリケーション識別子の型KEY とアプリケーション
情報の型OBJECTを用いたアプリケーション管理を実現す
ることが可能となる。
【0022】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例
について図面を参照しながら説明する。図8は本発明の
第2の実施例におけるRPCシステムの構成図である。
801はRPCシステムの構成要素の一つであるRPC
クライアントスタブ、802はRPCシステムの構成要
素の一つであるRPCサーバスタブ、803はRPCシ
ステムのクライアントアプリケーション、804はRP
Cシステムのサーバアプリケーションである。RPCシ
ステムでは、クライアントアプリケーションとサーバア
プリケーションがデータ転送を行なうために、クライア
ントアプリケーションはサーバアプリケーションの所在
情報を知る必要があり、この所在情報はRPCシステム
の仕様に依存する。101はサーバアプリケーションの
所在情報をアプリケーション情報とした実施例1のアプ
リケーション管理装置におけるアプリケーション管理サ
ーバ、108はサーバアプリケーションの所在情報をア
プリケーション情報とした実施例1のアプリケーション
管理装置におけるクライアントスタブである。
【0023】次に本実施例の動作について説明する。R
PCサーバアプリケーション804は、起動時にアプリ
ケーション情報である自分自身の所在情報の登録要求を
実施例1で説明したようにクライアントスタブ108を
用いてアプリケーション管理サーバ101に対して行な
い、所在情報をアプリケーション管理サーバ101に登
録する。RPCクライアントアプリケーション803
は、RPCサーバアプリケーション804に対して初め
てRPCを実行する際、RPCサーバアプリケーション
804の所在情報を取得するために、RPCサーバアプ
リケーション804に対応するアプリケーション識別子
を引数にし、実施例1で説明したようにクライアントス
タブ108を用いてアプリケーション管理サーバ101
に検索要求を行ない、RPCサーバアプリケーション8
04の所在情報を取得し、これをRPCクライアントス
タブ801に渡す。RPCクライアントスタブ801
は、この所在情報を用いてRPCサーバスタブ802と
の連結処理を行ない、以後、RPCクライアントアプリ
ケーション803とRPCサーバアプリケーション80
4とでRPCの実行が可能となる。RPCサーバアプリ
ケーション804は、終了時にアプリケーション情報で
ある自分自身の所在情報の削除要求を実施例1で説明し
たようにクライアントスタブ108を用いてアプリケー
ション管理サーバ101に対して行ない、所在情報をア
プリケーション管理サーバ101から削除する。
【0024】なお、任意のRPCシステムに対し、その
RPCシステムの仕様に合わせたRPCサーバアプリケ
ーション所在情報をアプリケーション情報としたアプリ
ケーション管理装置を用いることにより、どのようなR
PCシステムを用いても実施例2で説明したクライアン
トアプリケーションとサーバアプリケーションを自動的
に連結するRPCシステムを実現することが可能であ
る。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明は、利用者が定義し
たアプリケーション識別子の型とアプリケーション情報
の型から生成されるアプリケーション管理装置を設ける
ことにより、複数のアプリケーションの要件に合った柔
軟なアプリケーション管理および遠隔手続き呼び出しを
実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるアプリケーショ
ン管理装置のシステム構成を示すブロック図。
【図2】第1の実施例におけるアプリケーション管理装
置におけるアプリケーション登録処理の動作を示すフロ
ーチャート。
【図3】第1の実施例におけるアプリケーション管理装
置におけるアプリケーション検索処理の動作を示すフロ
ーチャート。
【図4】第1の実施例におけるアプリケーション管理装
置におけるアプリケーション削除処理の動作を示すフロ
ーチャート。
【図5】第1の実施例におけるアプリケーション管理装
置の作成過程を示すブロック図。
【図6】第1の実施例におけるアプリケーション管理装
置の構成要素の1つであるクライアントスタブを作成す
る過程を示すフローチャート。
【図7】第1の実施例におけるアプリケーション管理装
置の構成要素の1つであるアプリケーション管理サーバ
を作成する過程を示すフローチャート。
【図8】本発明の第2の実施例におけるクライアントア
プリケーションとサーバアプリケーションとを自動的に
連結するRPCシステムの構成を示すブロック図。
【図9】従来のアプリケーション管理の一種であるRP
Cシステムにおけるネームサービスシステムの構成を示
すブロック図。
【符号の説明】
101 アプリケーション管理サーバ 102 アプリケーション管理表 103 登録処理部 104 検索処理部 105 削除処理部 106 サーバスタブ 107 アプリケーション識別子比較処理部 108 クライアントスタブ 109 アプリケーション 501 RPCインタフェース定義ファイル 502 アプリケーション識別子/アプリケーション情
報型定義ファイル 503 RPCコンパイラ 504 クライアントスタブファイル 505 クライアント/サーバ共通部ファイル 506 サーバスタブファイル 507 コンパイラ 508 アプリケーション識別子比較処理ソースコード
ファイル 509 アプリケーション管理サーバ基本処理ソースコ
ードファイル 510 コンパイラ/リンカ 801 RPCクライアントスタブ 802 RPCサーバスタブ 803 RPCクライアントアプリケーション 804 RPCサーバアプリケーション 901 クライアントアプリケーション 902 サーバアプリケーション 903 クライアント連結装置 904 サーバ連結装置 905 ネームサーバ管理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 勘 解 由 哲 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者が定義したアプリケーション識別
    子の型とアプリケーション情報の型とを記述したアプリ
    ケーション識別子/アプリケーション情報型定義ファイ
    ルおよびシステムが予め用意したアプリケーションの登
    録、検索、削除のインタフェースを記述した遠隔手続呼
    び出しインタフェース定義ファイルに基づいて生成され
    たクライアントスタブと、利用者が定義したアプリケー
    ション識別子の比較処理を記述したアプリケーション識
    別子比較処理ソースコードファイルおよびシステムが予
    め用意したアプリケーション管理の基本処理である登録
    処理、検索処理、削除処理を記述したアプリケーション
    管理サーバ基本処理ソースコードファイルに基づいて生
    成されたアプリケーション管理サーバとを備えたアプリ
    ケーション管理装置。
  2. 【請求項2】アプリケーション管理サーバが、アプリケ
    ーション識別子とアプリケーション情報とを対応付ける
    アプリケーション管理表と、アプリケーション管理表に
    対し登録、検索、削除処理を行う手段と、入力されたア
    プリケーション識別子を比較して一致しているか否かを
    判定する手段と、クライアントスタブからの要求を受け
    付けるサーバスタブとを備えた請求項1記載のアプリケ
    ーション管理装置。
  3. 【請求項3】 アプリケーション情報として、そのアプ
    リケーションの所在を示すデータ構造を定義した請求項
    1記載のアプリケーション管理装置と、クライアントア
    プリケーションとサーバアプリケーション間のデータ通
    信処理を行なうクライアントスタブおよびサーバスタブ
    とを備えた遠隔手続呼び出しシステム。
JP5120048A 1993-05-21 1993-05-21 アプリケーション管理装置および遠隔手続呼び出しシス テム Pending JPH06332830A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5120048A JPH06332830A (ja) 1993-05-21 1993-05-21 アプリケーション管理装置および遠隔手続呼び出しシス テム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5120048A JPH06332830A (ja) 1993-05-21 1993-05-21 アプリケーション管理装置および遠隔手続呼び出しシス テム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06332830A true JPH06332830A (ja) 1994-12-02

Family

ID=14776607

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5120048A Pending JPH06332830A (ja) 1993-05-21 1993-05-21 アプリケーション管理装置および遠隔手続呼び出しシス テム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06332830A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0793264A (ja) * 1993-09-10 1995-04-07 Sun Microsyst Inc クライアント側スタブインタプリタ
US5887172A (en) * 1996-01-10 1999-03-23 Sun Microsystems, Inc. Remote procedure call system and method for RPC mechanism independent client and server interfaces interoperable with any of a plurality of remote procedure call backends
JP2002095071A (ja) * 2000-09-13 2002-03-29 Sanyo Electric Co Ltd ネットワークシステム及び機器制御方法
US6701323B2 (en) 2000-04-18 2004-03-02 Hitachi, Ltd. Object management system and method for distributed object system

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0793264A (ja) * 1993-09-10 1995-04-07 Sun Microsyst Inc クライアント側スタブインタプリタ
US5887172A (en) * 1996-01-10 1999-03-23 Sun Microsystems, Inc. Remote procedure call system and method for RPC mechanism independent client and server interfaces interoperable with any of a plurality of remote procedure call backends
US6446137B1 (en) 1996-01-10 2002-09-03 Sun Microsystems, Inc. Remote procedure call system and method for RPC mechanism independent client and server interfaces interoperable with any of a plurality of remote procedure call backends
US6701323B2 (en) 2000-04-18 2004-03-02 Hitachi, Ltd. Object management system and method for distributed object system
JP2002095071A (ja) * 2000-09-13 2002-03-29 Sanyo Electric Co Ltd ネットワークシステム及び機器制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3622313B2 (ja) ドキュメント管理システム
US5864669A (en) Method and system for accessing a particular instantiation of a server process
US6839897B2 (en) Stub search loading system and method, server apparatus, client apparatus, and computer-readable recording medium
US6202085B1 (en) System and method for incremental change synchronization between multiple copies of data
JP3696639B2 (ja) ディレクトリサービスのファイルシステムサービスとの統一
Ananda et al. A survey of asynchronous remote procedure calls
US7676538B2 (en) Systems and methods for application view transactions
US6374400B1 (en) Code server
JP3484779B2 (ja) 名前サービス方式及び名前サービス方法
JPH05289871A (ja) アプリケーション結合方法
JPH1031637A (ja) エージェント通信装置
JPH06110808A (ja) クライアントインターフェースをアプリケーションのオブジェクト指向呼出しに対処するための方法及び装置
JPH07160518A (ja) オペレーティングシステムのシステム管理のためのイベントアーキテクチャ
US20010004737A1 (en) System and method including a merging driver for accessing multiple data sources
JPH09218777A (ja) コンピュータシステム
KR100346667B1 (ko) 작업 종료를 통지하기 위한 방법 및 장치
JPH06332830A (ja) アプリケーション管理装置および遠隔手続呼び出しシス テム
US6105073A (en) Method for packing/unpacking C operations to/from RPC compatible format using the RPC protocol to operate remotely with an object-oriented repository
Cisco Cisco Network Order Manager Introduction
JP2970564B2 (ja) 移動エージェントのアドレス管理方法および移動エージェント装置
JPH0922348A (ja) プログラム作成方法およびプログラム管理方法
JP2001337858A (ja) 複製データ管理システム
JPH0652083A (ja) クライアント連結装置
Rao Distributed application framework for large scale distributed systems
JP3005556B1 (ja) Wwwにおける指定ファイル名の登録方式及び参照方式