JPH0651901A - 視線認識によるコミュニケーション装置 - Google Patents

視線認識によるコミュニケーション装置

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JPH0651901A
JPH0651901A JP4171266A JP17126692A JPH0651901A JP H0651901 A JPH0651901 A JP H0651901A JP 4171266 A JP4171266 A JP 4171266A JP 17126692 A JP17126692 A JP 17126692A JP H0651901 A JPH0651901 A JP H0651901A
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JP4171266A
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English (en)
Inventor
Takashi Hasegawa
長谷川  隆
Akihiro Noda
田 昭 宏 野
Hiroshi Unno
野 浩 海
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Nomura Research Institute Ltd
Original Assignee
Nomura Research Institute Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用者の動作を拘束することがなく、あらゆ
る場所で使用することができる。 【構成】 使用者5の頭部に、頭部固定装置6を用い
て、超小型ディスプレイ装置2および眼球追跡装置3を
固定する。超小型ディスプレイ装置2の小型ディスプレ
イ8の画面を、可動レンズ9で拡大し、虚像スクリーン
10を得る。眼球追跡装置3からの信号により、視線角
度検出部17で視線角度を検出し、かつ注視時間測定部
18で、視点19を注視する継続時間を求める。視線角
度を用い、視点19の虚像スクリーン10上の座標を求
める。視点19の座標および視点19を注視する継続時
間をアイコン制御部24に入力し、画面の表示を制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は視線を検出することによ
って機械との情報通信を行なう視線認識によるコミュニ
ケーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、視線を検出することによって機械
との情報通信を行なう視線認識によるコミュニケーショ
ン装置としては、例えば特公昭60−17125号公報
に示されているように、眼球画像をカメラで撮影し、カ
メラの座標系における瞳孔の中心を計算により算出し、
ディスプレイの座標系への変換は、事前に行なったキャ
リブレーションデータに基づき計算し、ディスプレイ座
標上の視点を決定する方式のもの、あるいは特開平2−
110622号公報に示されているように使用者の頭部
に固定した照射部からの光を、ディスプレイ前面の受光
フィルタで受けて照射位置を決定するとともに、頭部と
ディスプレイとの間の距離を、距離測定部により測定
し、この距離データに基づき頭部の位置を決定する方式
のものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の視線認識に
よるコミュニケーション装置において、カメラを用いる
前者は、カメラと使用者の頭部との相対位置関係が一定
であることを前提としているため、頭部を動かすと、カ
メラ、ディスプレイおよび頭部の位置関係が変わってし
まい、座標系変換のためのキャリブレーションを再度行
なう必要があるという問題がある。
【0004】一方、光の照射部を用いる後者は、照射部
が使用者の頭部に固定されているため、使用者がディス
プレイの正面に対座している限り、頭部を多少動かして
も問題はないが、使用者がディスプレイを斜めに見る位
置にいる場合には、頭部とディスプレイとの位置関係を
判別できず、誤差が大きくなるという問題がある。
【0005】また、従来の視線認識によるコミュニケー
ション装置は、いずれの方式の場合にも、機械が設定さ
れている場所に赴いてシステムを利用しなければなら
ず、例えば携帯しての使用は不可能であるという問題が
ある。
【0006】本発明は、このような点を考慮してなされ
たもので、システムの利用に際して、使用者の動作を拘
束することがなく、あらゆる場所で容易にシステムを利
用することができる視線認識によるコミュニケーション
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成する手段として、使用者に提供すべき情報を表示する
小型の表示手段と;この表示手段の表示画面前方に設置
されて表示画面を拡大する可動レンズ系と;使用者の視
線の方向を検出する眼球追跡手段と;少なくとも前記表
示手段、可動レンズ系および眼球追跡手段を、使用者の
頭部に装着固定する固定手段と;前記眼球追跡手段から
の信号および事前に行なった校正データに基づき、使用
者の注視点を表示画面上の座標点に変換する変換手段
と;前記眼球追跡手段からの信号に基づき、所定の注視
範囲に対する注視の継続時間を検出する注視時間検出手
段と;前記変換手段および注視時間検出手段からの信号
に基づき、表示画面の表示内容を制御する表示制御手段
とをそれぞれ設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明に係る視線認識によるコミュニケーショ
ン装置においては、小型の表示手段の表示画面が、可動
レンズ系で拡大されるとともに、眼球追跡手段により使
用者の視線の方向が検出される。そして、変換手段によ
り、使用者の注視点が、可動レンズ系で拡大された虚像
のスクリーン上の座標点に変換される。また、注視時間
検出手段により注視の継続時間が検出され、所定の注視
点に対する注視継続時間を、制御信号として用いること
により、表示画面の表示内容が制御される。このため、
目の動きのみにより表示制御を行なうことが可能とな
り、また、表示手段、可動レンズ系および眼球追跡手段
は、固定手段により使用者の頭部に固定されるので、例
えば屋外に携帯しても使用することが可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0010】図1は、本発明に係る視線認識によるコミ
ュニケーション装置の一例を示すもので、このコミュニ
ケーション装置1は、超小型ディスプレイ装置2と、眼
球追跡装置3と、マイクロホン4と、これらを使用者5
の頭部に装着固定するための頭部固定装置6とを備えて
いる。
【0011】超小型ディスプレイ装置2は、ケース7内
に小型ディスプレイ8と可動レンズ9とを組付けて構成
されており、可動レンズ9を、小型ディスプレイ8に対
し遠近移動させることにより、小型ディスプレイ8の表
示画面が、虚像スクリーン10として拡大されて使用者
5に認識されるようになっている。
【0012】図2は、この超小型ディスプレイ装置2の
一例を示すもので、この超小型ディスプレイ装置2は、
ケース11と、このケース11内に配置された赤色LE
Dアレイ12と、この赤色LEDアレイ12からの光を
スキャンする可動ミラー13と、赤色LEDアレイ12
と可動ミラー13との間に配置されピント調節のために
位置調節可能な拡大レンズ14とから構成されており、
使用者が前記可動ミラー13を介し赤色LEDアレイ1
2からの光を見ることにより、12インチ相当の虚像ス
クリーンとして認識できるようになっている。
【0013】なお、超小型ディスプレイ装置2として
は、図2に示す構造のものに限らず、例えば液晶ディス
プレイとレンズ系とを組合わせて構成することもでき
る。
【0014】前記眼球追跡装置3は、例えば「強膜反射
法」と呼ばれる原理に基づく方式のものが用いられてい
る。この方式は、使用者5の眼球15に赤外線を照射す
るとともに、その反射光を受光し、黒目と白目の反射率
に差があることを利用して眼球15の方向、すなわち視
線16の方向を検出するものである。この眼球追跡装置
3からの検出信号は、図1に示すように、視線角度検出
部17および注視時間測定部18にそれぞれ入力され、
視線角度および特定の視点19に対する注視継続時間が
それぞれ検出されるようになっている。
【0015】視線角度検出部17からの出力信号は、校
正制御部20からの信号とともに視線角度・座標変換校
正値演算・保持部21に入力されるようになっており、
視線角度・座標変換校正値演算・保持部21からの信号
は、前記視線角度検出部17からの出力信号とともに視
線角度・座標変換演算部22に入力されるようになって
いる。そして、この視線角度・座標変換演算部22によ
り、視点19の虚像スクリーン10上の座標点への変換
がなされるようになっている。
【0016】次に、視点19の虚像スクリーン10上の
座標点への変換方法の一例を、図3を参照して説明す
る。
【0017】まず、視線角度の検出を行なうが、視線角
度の検出は、X成分と、X成分に直交するY成分とに分
けて行なう。なお、X成分、Y成分とも、その検出方法
は基本的には同一であるため、以下X成分についてのみ
説明する。
【0018】視線角度の検出では、まず校正を行なう。
校正基準点を、虚像スクリーン10左端のA点、中央の
B点、右端のC点にとる。これら各校正基準点A,B,
Cを、虚像スクリーン10上にアイマークポインタ等で
表示し、使用者5に各校正基準点A,B,Cをそれぞれ
注視してもらう。そして、各校正基準点A,B,Cにお
ける視線角度θA ,θB ,θC をそれぞれ検出する。
【0019】ここで、校正基準点A,B,CのX座標を
それぞれXA ,XB ,XC 、虚像スクリーン10から眼
球15までの距離をL、距離とX座標単位との比例定数
をα(だだし、L,αは未知)とすると、次式が成立す
る。
【0020】 (L×α×tan θC )−(L×α×tan θB )=XC −XB …(1) (L×α×tan θB )−(L×α×tan θA )=XB −XA …(2) これら両式より、
【0021】 の式が得られ、未知であった距離Lと比例定数αとが
(L×α)の形で、実測の視線角度θA ,θB ,θC
座標XA ,XB ,XC とによって表現される。
【0022】この校正値は、視線角度・座標変換校正値
演算・保持部21において演算された後保持され、続い
て視線角度・座標変換演算部22においての演算に用い
られる。
【0023】一般の視点19の位置をXとし、そのとき
の視線角度をθx とすると、 (L×α×tan θx )−(L×α×tan θB )=X−XB …(5) の式が得られる。この(5)式は、前記(3)式を代入
することにより、 X=XB +(XC −XB )×(tan θx −tan θB )/ (tan θC −tan θB ) …(6) のように表わすことが可能となる。なお、測定誤差等を
考慮に入れて、θx >θB であれば(3)式を、θx
θB であれば(4)式を適用することができる。
【0024】すなわち、実測の視線角度θA ,θB ,θ
C と校正基準点の座標XA ,XB ,XC を用いることに
より、任意の視点19の位置Xの視線角度θx から、位
置Xの虚像スクリーン10上における座標を求めること
が可能となる。また、同様の方法により、Y成分の座標
も求めることが可能となり、この両者の計算を行なうこ
とで、虚像スクリーン10上の視点19の座標(x,
y)を計算することができる。
【0025】このようにして求められた虚像スクリーン
10上の視点19の座標は、図1に示すように、視線角
度・座標変換演算部22から、注視時間測定部18から
の信号とともにアイコン制御部24に入力されるように
なっている。
【0026】注視時間測定部18は、前述のように、特
定の視点に対する注視継続時間を検出するようになって
おり、例えば予め、アイコンを選択状態にするために使
用者5が意識してアイコンを注視しなければならない最
少時間、選択状態のアイコンに定義している処理を起動
させるために使用者5が意識してアイコンを注視しなけ
ればならない最少時間、あるいは選択状態のアイコンに
定義している処理を起動させるために使用者5が意識し
て目を閉じていなければならない最少時間等を決めてお
くことにより、眼球15の動きによって画面表示内容を
制御できるようになっている。注視中の視線のふらつき
を吸収するために、注視継続時間としては視点の近傍に
設けた注視範囲内に視点が入っている時間を検出する。
【0027】なおここで、アイコンとは、使用者5に情
報を提示したり、あるいは使用者5が情報を入力するた
めに画面上に設けられた適当な閉領域をいい、視点19
が特定のアイコン上に移動してきたならば、使用者5へ
の視標として、視点19にアイマークポインタが表示さ
れるとともに、視点19が設定時間以上特定のアイコン
に留まったならば、当該アイコンが反転表示等で強調表
示され、選択されたアイコンは、他のアイコンが選択さ
れるまで有効となるようになっている。そしてこれによ
り、アイコンの境界線上に近い所での視点19のふらつ
きや、まばたき等による検出視線位置の一時的な誤認等
によるアイコンの誤認識を避けることができるようにな
っている。
【0028】音声は必ずしも使用しなくてもよいが、音
声の併用がより効率的である場合には次のようにして併
用することができる。
【0029】前記マイクロホン4は、図1に示すよう
に、使用者5の口25の近傍位置に設置され、使用者5
の音声26を捉えるようになっている。マイクロホン4
で捉えられた音声26は、音声認識部27においてデー
タとして認識され、アイコン制御部24に入力される。
そして、このアイコン制御部24からの出力信号は、前
記校正制御部20からの出力信号とともに画面表示制御
部28に入力され、この画面表示制御部28からの出力
信号により、小型ディスプレイ8の表示画面が制御され
るようになっている。
【0030】図4は音声によるアイコンの制御方法を示
すフロチャートを示すものである。まずマイクロホン4
を用いて入力された音声は、選択状態のアイコンがある
場合、音声認識部27において入力された音声データに
対する処理が定義されているか判断される。音声データ
に対する処理が定義されているときは、アイコン制御部
24によりそのアイコンに定義されている音声データ入
力に対する処理が行われ、その処理信号が画面表示制御
部28に入力され、この画面表示制御部28により小型
ディスプレイ8の表示画面が制御される。
【0031】また、音声データに対する処理が定義され
ていないときは、未定義な音声データ入力に対する処理
が行われる。また、アイコンが未選択状態で、音声デー
タに対する処理が定義されている音声が入力された場合
には、アイコン未選択状態における入力音声データに対
し定義されている処理が行われる。
【0032】音声によるデータ入力は、視線のように継
続的には行われないため、データ入力が発生するたびに
視線検出処理に優先して音声入力データ処理を行ない、
処理が終了した後、視線検出によるアイコン制御にデー
タ処理が引継がれる。
【0033】図5は、視点19の移動と注視時間による
アイコンの選択処理の手順を示すフローチャートを示す
もので、以下、図5を参照して本実施例の作用を説明す
る。
【0034】なお、図5において、t1 は、アイコンを
選択状態にするために、使用者5が意識してアイコンを
注視しなければならない最少時間、t2 は、選択状態の
アイコンに定義している処理を起動させるために、使用
者5が意識して選択状態のアイコンを注視しなければな
らない最少時間、t3 は、選択状態のアイコンに定義し
ている処理を起動させるために、使用者が意識して目を
閉じなければならない最少時間である。
【0035】ステップS1において、視点検出がなされ
ると、ステップS2において、目を開けているか否かの
判別がなされる。目を開けていると判断された場合に
は、ステップS3において、視点19がアイコン内であ
るか否かが判別され、アイコン内である場合には、ステ
ップS4において、選択状態のアイコンであるか否かが
判別される。
【0036】なお、目を開けているか否かの判断は、た
とえば眼球からの光の反射を見る眼球追跡装置を採用し
ている場合、目を閉じると眼球からではなく、閉じたま
ぶたからの反射光を検出するため、検出値が異常な値と
なり、これは、正常なレンジの値との比較手段を設け、
区別・判断することで解決可能である。
【0037】ステップS4において、選択状態のアイコ
ンであると判断された場合には、ステップS5におい
て、継続時間がt2 以上であるか否かが判別される。そ
して、t2 を超えている場合には、ステップS6におい
て、選択状態にあるアイコンに定義された処理を起動
し、ステップS1に戻る。
【0038】一方、ステップS4において、選択状態の
アイコンでないと判断されたならば、ステップS7にお
いて、継続時間がt1 以上か否かが判別され、t1 を超
えている場合には、ステップS8において、選択状態ア
イコンがあれば、そのアイコンを未選択状態に戻した
後、現在注視しているアイコンを選択状態にして、ステ
ップS1に戻る。
【0039】また、ステップS2において、目を閉じて
いると判断されたならば、ステップS9において、選択
状態のアイコンがあるか否かが判別され、選択状態のア
イコンがある場合には、ステップS10において、継続
時間がt3 以上であるか否かが判別される。
【0040】ステップS10において、t3 を超えてい
ると判断された場合には、ステップS11において、選
択されているアイコンに定義された処理を起動した後、
ステップS1に戻る。
【0041】このように、眼球15の動きを追跡して、
虚像スクリーン10上の視点19の座標を求め、その視
点19の注視継続時間と音声とを用いて、画面表示を制
御するようにしているので、操作に両手を必要としな
い。また、コミュニケーション装置1は、頭部固定装置
6により使用者5の頭部に固定されるので、頭部を動か
しても問題がなく、移動しながらでも、また全く身体を
動かさなくても、操作することができる。このため、コ
ンピュータに限らず、様々な入力装置、情報表示・検索
装置を、自由な姿勢で制御できる装置を実現することが
できる。また、データ入力に音声を併用することもでき
るので、小型ディスプレイ8の限られた面積を、より有
効に利用することができる。
【0042】本実施例に係るコミュニケーション装置1
は例えば次のような場合にでも使用することができる。
【0043】即ち、本実施例に係るコミュニケーション
装置1を新しい電子メディアとして用いることにより、
例えば満員電車の中などでも新聞や雑誌を読むことがで
き、時間の有効活用が可能となる。
【0044】また、本実施例に係るコミュニケーション
装置1を健康モニタとして利用し、運動するときには各
種センサとともに身体に装置し、体調をリアルタイムで
モニタリングすることにより、運動の適正量を容易に把
握することができる。また、運動の記録計や運動のペー
スメーカーとしても利用できる。
【0045】さらに、本実施例に係るコミュニケーショ
ン装置1を寝たきり老人や身障者、あるいは病院に入院
中の人などの生活補助具として用い、目で打つワープロ
やリモートコントローラとして使用することにより、他
人とのコミュニケーションの強化や、より利便性のある
生活を営むことができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、少なくと
も表示手段、可動レンズ系、および眼球追跡手段が、固
定手段により使用者の頭部に装着固定されるので、シス
テムの利用に際して、使用者の動作を拘束することがな
く、あらゆる場所で容易にシステムを利用することがで
きる。また、所定の注視点に対する注視の継続時間によ
って、表示画面の表示内容を制御することができるの
で、歩行中等、両手が使えない場合であっても、システ
ムを利用することができる。また、必要であれば音声も
併用して表示画面の表示内容を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る視線認識によるコミュ
ニケーション装置を示す構成図。
【図2】超小型ディスプレイ装置の一例を示す構成図。
【図3】視線角度から視点の虚像スクリーン上の座標を
求める方法を示す説明図。
【図4】音声入力によりアイコンを制御する方法を示す
フロチャート。
【図5】視点の移動と注視時間によるアイコンの選択処
理の手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 コミュニケーション装置 2 超小型ディスプレイ装置 3 眼球追跡装置 4 マイクロホン 5 使用者 6 頭部固定装置 8 小型ディスプレイ 9 可動レンズ 15 眼球 16 視線 17 視線角度検出部 18 注視時間測定部 19 視点 20 校正制御部 21 視線角度・座標変換校正値保持部 22 視線角度・座標変換演算部 24 アイコン制御部 26 音声 27 音声認識部 28 画面表示制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】使用者に提供すべき情報を表示する小型の
    表示手段と;この表示手段の表示画面前方に設置されて
    表示画面を拡大する可動レンズ系と;使用者の視線の方
    向を検出する眼球追跡手段と;少なくとも前記表示手
    段、可動レンズ系および眼球追跡手段を、使用者の頭部
    に装着固定する固定手段と;前記眼球追跡手段からの信
    号および事前に行なった校正データに基づき、使用者の
    注視点を表示画面上の座標点に変換する変換手段と;前
    記眼球追跡手段からの信号に基づき、所定の注視範囲に
    対する注視の継続時間を検出する注視時間検出手段と;
    前記変換手段および注視時間検出手段からの信号に基づ
    き、表示画面の表示内容を制御する表示制御手段と;を
    具備することを特徴とする視線認識によるコミュニケー
    ション装置。
JP4171266A 1992-06-29 1992-06-29 視線認識によるコミュニケーション装置 Pending JPH0651901A (ja)

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