JPH0651738B2 - エラストマーのラテックスの粘着性付与に有用な組成物 - Google Patents

エラストマーのラテックスの粘着性付与に有用な組成物

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JPH0651738B2
JPH0651738B2 JP59502222A JP50222284A JPH0651738B2 JP H0651738 B2 JPH0651738 B2 JP H0651738B2 JP 59502222 A JP59502222 A JP 59502222A JP 50222284 A JP50222284 A JP 50222284A JP H0651738 B2 JPH0651738 B2 JP H0651738B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は掲題の如く、新規樹脂の組成およびより詳細に
は天然ゴムラテックスおよび種々の他のラテックスに粘
着性を付与するのに特に有用な新規なイオン化が可能な
樹脂の組成に関連する。これらの組成は陽イオン重合可
能オレフィンから誘導され、安定な水性の分散液あるい
る乳濁液として、もし存在した場合にはある粘着付与剤
の性質を減少させることが明らかにされている分散シス
テムを用いることなしに、製造される(スカイスト,
I.;ハンドブック・オブ・アドヒーンブズ,第2版,ヴ
ァン・レインホールド,ニューヨーク,1974年)。
米国特許4,183,834 は、本発明の変性オレフィン性炭化
水素樹脂の代りに、ロジン酸、例えば変性トール・オイ
ル・ロジンまたはロジン酸オリゴマーから作られている
種々のエラストマー性ラテックス用の粘着性付与剤を開
示している。上記の特許の粘着性付与剤の組成物は、特
にSBR(カルボキシ化されたブタジェン/スチレン)
の如き合成エラストマー性ラテックスに粘着性を付与す
るのに適しているが、それらは天然ゴム・ラテックスの
粘着性付与にはあまりよく適していないことが判明して
いる。驚くべきことには、本発明の粘着性付与剤は天然
ゴム・ラテックスの粘着性付与に特によく適している。
従って、本発明の主要な目的は、一般にラテックス・ポ
リマー、特に天然ゴムのラテックスに粘着性を付与する
のに有用な新規な粘着性付与剤としての組成物を提供す
ることである。
手短かに述べると、本発明は、水に分散可能な樹脂の組
成物、およびイオン化剤と反応性、かつその樹脂組成物
が不飽和カルボキシル酸又は無水物と縮合し、場合によ
って、C1−C30 アルコールまたはフェノールにより部分
エステル化された、重合された不飽和炭化水素樹脂の反
応生成物であるものを製造する方法である。カルホキシ
化およびエステル化された樹脂組成は、125 ℃を大幅に
越えない軟化点と、30から150 までの酸価を有する。水
中における分散のために、樹脂生成物は塩基、好ましく
は揮発性の塩基、例えば水中に容易に分散可能であり、
かつ容易にラテックス、特に天然ゴムのラテックスと混
合するイオン化可能な反応生成物を形成するアミン、で
中和される。
本発明の生成物は多段のルートにより製造され、それは 1.適当なオレフィンまたはオレフィン混合物の酸触媒
による処理による重合、 2.場合により、得られたポリマーを不飽和カルボニル
を含有する化合物と昇温下における反応、 3.2.で得られた生成物を触媒の存在下あるいは存在
しない状態で昇温下におけるアルコールとの反応、 4.3.の生成物を物質を水分散または乳化させる塩基
で処理する。好ましくは塩基は揮発性で、3の生成物が
熱処理により再生されるものとする、 5.4.の生成物を水で処理し、ラテックス重合物と相
溶性で、それらに粘着および剥離強さを与える安定した
分散液または乳化液を得るための処理、 を含む。
本発明を構成する特定の選好された生成物を得るに際
し、われわれは約2%アルファービネン、88% ベーター・
ピネンおよび10% ジペンテン(ジペンテンはリモネン、
アルファーおよびベータ・フェランドレン、テルピノレ
ンおよびアルファーおよびガンマー・テルピネンの錯混
合物をさす)から成るテルピンの混合物を重合した。重
合は溶媒としてのキシレンの存在化における塩化アルミ
ニウム、AlCl3 との反応により行われた。このテルピン
の混合物は、生成樹脂が残留オレフィン性不飽和を含む
限り、石油から誘導された非テルペノイドオレフィンに
より部分的にあるいは全面的に代替されうる。さらにわ
れわれはAlCl3 もキシレンも本発明の樹脂の製造にとっ
て重要ではないもとの予見する。従ってトルエン、ヘプ
タン、メンタン、シクロヘキサン、ナプタ等でキシレン
を代替してもよく、他方BF3・EA2O、CaCl3,CH3AlCl2、T
iCl4 およびH2SO4 はAlCl3 の代替品として役立つ重合
触媒の例である。BF3 錯体が好ましい。かかる錯体の例
はBF3・ジエチル・エーテル、BF3・ジブチル・エーテル、
BF3 酢酸、BF3・プロパノール、BF3・テトラヒドロフラン
等を含む。モノマーおよび触媒を組合わせる際の反応温
度は現在までに本発明の最終的な性質に重要な影響を及
ぼすことが明らかにされている。われわれは有用な重合
物の製造にとって必要な決定的温度または温度幅は個々
のモノマー原料に対し決定されなければならないものと
信じる。
本発明の好ましい重合可能な組成物は広くいえばモノマ
ーのC5からC20 の不飽和炭化水素、好ましくは純モノマ
ーまたは2つ以上のモノマーの混合物としてのC5-C10
炭化水素である。望ましくは、重合可能な組成物はすべ
てテルペノイドまたは非テルペノイド組成物が存在する
ところでは、重合可能な組成の主要部分、すなわち50重
量%を越す、は単一の、エチレン系不飽和のテルペン炭
化水素類、または2つ以上のエチレン系不飽和のテルペ
ン炭化水素類から成る。また、全く非テルペノイドのオ
レフィンまたはそれらの混合物もそれらの粘着性を作り
出すのに用いられうることが判明している。但し、結果
は不飽和テルペン炭化水素を含む、あるいは構成される
重合可能な組成物の場合における程には満足すべきもの
ではないことが判明している。また重合可能なモノマー
中における炭素の最小数5である。かかる炭素原子数よ
り少ない結果は満足なものではないことが判明してあ
り、5個の炭素原子は境界線上にある。われわれはベー
タ・ピネンとのコモノマーとして18個の炭素原子のオク
タデセンを用いて来た。そして本発明に従い満足すべき
粘着性付与剤を製造した。また5%から95% のベーター・
ピネンで残りは大部分ピペリレンという混合物から作ら
れた樹脂炭化水素は本発明に従って粘着性付与剤を作る
のに用いてもよい。従って、C5-C20の不飽和炭化水素の
具体的な例は2−メチル−2−ブテン、2,3−ジメチ
ル−1−ブテン、3−メチル−1−ペンテン、2−メチ
ル−1−ペンテン、2−メチル−2−ペンテン、3−メ
チル−2−ペンテン、イソプレン、ピペリレン、ピペリ
レンダイマー、6−メチル−1−ヘプタン、オクテン−
2、アルファ・ピネン、ベーター・ピネン、ジペンテ
ン、リモネン、アルファおよびベーター・フェランドレ
ン、テルピノレン、アルファ・およびガンマ・テルピネ
ン、ドデセン−2、オクタデセン−1、アイコセン−
1、および上記のものを2つ以上含むいろいろな混合物
を含む。初期の炭化水素樹脂を製造するのに有効な商業
的に入手出来る石油炭化水素混合物は次の組成を持つ。
3−メチル−1−ペンテン 1.4% 2−メチル−2−ブテン 22.4% 2−メチル−1−ペンテン 2.5% 2−メチル−2−ペンテン 2.1% イソプレン 2.6% ピペリレン 48.1% ピペリレン ダイマー 16.4% 5−6のCを含む他の不飽和炭化水素 4.5% また非テルペノイド樹脂コーポリマーおよび本発明に従
って粘着性付与剤を作るのに有用な樹脂炭化水素を製造
するための重合方法について米国特許3,577,398 および
3,467,632 に言及してもよいだろう。これらの特許の開
示は参考に本明細書に繰り込まれる。一般的にいえばテ
ルペノイドまたは非テルペノイドであれ本発明の樹脂炭
化水素重合物は125 ℃より低い軟化点を有し、好ましく
は50℃と110 ℃の間である。
ある場合、特に塩化アルミニゥムが重合触媒として用い
られている場合には、炭化水素樹脂を、不活性雰囲気例
えば窒素の中で、5から20時間で高温、すなわち150 ℃
から300 ℃で、好ましくは約230 ℃を超えて、保つこと
が望ましいことが判明するであろう。
この方法で製造された樹脂炭化水素重合物は次にアルフ
ァ・ベータ不飽和カルボン酸、酸無水物またはその低級
アルキル・エステル、例えば無水マレイン酸と、150 ℃
を超す温度で反応される。かかる反応はキシレンのよう
な適当な溶媒の存在するところで、但しこの場合には反
応は圧力下で、または溶媒が存在しないとこで行われる
ことが出来る。好ましい方法では溶媒を使用せず、温度
は190 ℃である。反応を完了するのに2から24時間必要
である。使用された無水マレイン酸の大部分はポリマー
と化学的に結合され、他方未反応の無水物および無水物
から誘導された副生物は蒸溜により除去される。われわ
れは添合は“エン”およびディールス・アドラー・タイ
プの反応のある組合わせによって起り、その結果いくつ
かの無水物の官能基を含む生成物になるものと信じる。
ただ、われわれはこのような考えにとらわれたくない。
われわれは一般的に未反応の無水物および無水物から誘
導された生成物を蒸溜により除去することを助けるため
粗反応生成物にキシレンを添加するが、かかる添加ある
いはそれらの除去は必須ではないことが判明している。
使用された無水マレイン酸の量は工程3におけるように
製造された樹脂の分散性および工程5からの分散物の粘
着性に主要な影響を及ぼす。エラストマー・ラテックス
における後者の相溶性は無水物の結合の程度によっても
影響される。テルペン樹脂では、18-27 重量%の無水物
との反応によって最大結合が達成される。しかしなが
ら、樹脂の分散性、分散適合性および粘着性の適当な組
合わせは、この時点では約5から15重量%の無水物の使
用することに達成されるように思われ、その時生成物は
ファイヤーストーンからの商業的に入手可能な天然ゴム
のラテックス、Hartex 103に用いられるが、無水物の有
用な幅はポリマーにより大幅に異るかもしれない。
無水マレイン酸はシトラコン酸無水物、イタコン酸無水
物、フマル酸無水物およびマイイン酸(およびそれらの
低級アルキル半エステル)のような他の不飽和カルボニ
ル化合物によって代替されうるものと信じられている。
これらの化合物は有用な不飽和カルボニル化合物の例で
あるが、本発明はそれらの使用のみに限定されていると
解釈されるべきではない。
工程2の生成物のアルコールとの反応は軟化点および分
散されるべき樹脂の酸価の両方を有利に調製する方法を
提供する。C1-C30脂肪族アルコール、C1-C30アルキル・
アルコール、C1-C30アラルキル・アルコールおよびC1-C
30アルキルアリール・フェノールおよびエーテル・アル
コールを含むいろいろな枝分れしたあるいは直鎖アルコ
ールはこの事について利用されてもよい。これらのアル
コールの具体的な例は1−ヘキサノール、1−デカノー
ル、1−オクタデカーノール、2−エチル−1−ヘキサ
ノール、シクロヘキサノール、ベンジンル・アルコー
ル、シトロネロール、メトキシトリグリコール、メチル
・カルビトールおよびブチルセロソルブである。一般的
に言うと軟化点が約125 ℃より低い、好ましくは95℃よ
り低く、酸価が30より大きい生成物を作るために十分な
アルコールまたはフェノールが使用される。ただし、わ
れわれはこれらの限度には制約されることを望んではい
ない。場合により、工程2の生成物とアルコールとの反
応ははぶくことが出来る。エルテル化の温度は一般的に
は100 ℃を超え、好ましくは150 ℃を超える。
工程3の生成物(エステル化されたあるいはエステル化
されていないのいずれか)、と十分な塩基との反応によ
り生成物は水分散可能になる。かかる塩基はラテック
ス、樹脂、被着体または他の添加物を分解しない温度で
揮発性でなければならない。かかる塩基はアルカリ金属
水酸化物、アンモニア、および、N−メチルアミノエタ
ノール、N、N−ジメチルアミノエタノール、ジエタノ
ールアミン、N,N−ジエチルアミノエタノールおよび
類似物のようなアミンを含む。塩基の量およびタイプは
分散されるべき樹脂および結果的な分散物の求められる
性質に依存する。
工程4の生成物はそれを水に加えるあるいはそれに水を
加えることにより水中に分散されうる。工程4の生成物
を50重量%より多く含んでいる分散物は工程3、塩基お
よび水を適当に組み合わせることで生成されることがで
できる。代りに、これらの物質を混ぜ、分散物が得られ
るまで撹拌してもよい。
かかる分散物は天然ゴム、ネオプレンおよびアクリルの
ラテックスに粘着性を付与するために単独であるいは他
の粘着性付与剤と組合わせて使用されることが出来る。
エチレン・ビニール・アセテート・コポリマー・ラテッ
クスにも粘着性を付与することが出来る。
本発明をさらによく理解することを容易ならしめるため
に、下の実施例を提示されている。
実施例I キシレン(1,875 グラム)および塩化アルミニゥム(3
7.5グラム)が5リットルの容器内で0.5 時間混合さ
れ、混合物はポジティブな窒素の雰囲気で保護された。
その後、それは70℃に暖められ、約2重量%アルファー
ピネン、88重量%のベーターピネンおよび10重量%のジ
ペンテンから成るテルペン組成物1,250 グラムが約1時
間にわたって添加された。最高温度である80℃を保つた
めに外部冷却が採用された。混合物は添加が完了してか
ら0.5 時間撹拌され、それから37.5グラムのカ性ソーダ
および187.5 グラムのメタノールの溶液が急速に添加さ
れた。追加的な0.5 時間の後、得られた物質は2時間還
流するために加熱された、そして水および揮発性物質は
容器の温度が143 ℃に到達するまでに除去された。130
℃に冷却したあと、固形物は過により分離され揮発性
物質は、容器の温度が270 ℃に達するまでN2を流すこと
により液から除去された。
この温度および窒素のフローは追加的に18時間保たれ
た。得られたテルペン樹脂の重量は1,246.8 グラムで、
環球式軟化点は55℃であった。
無水マレイン酸(224.4 グラム、18重量%)が樹脂に添
加され、混合物は190 ℃でポジティブな窒素雰囲気のも
とで24時間撹拌された。この後、混合物は短期間冷却さ
れ、次に850mlのキシレンが添加され、溶液は過され
た。揮発性物質はそれから容器温度が220 ℃および約2
mmHgの圧力が得られるまで得られるまで真空のもとで除
去された。残留物の重量は1,347.4 グラムであり、軟化
点が104 ℃で酸価は151 を示した。
この物質(300 グラム)の一部は、物質を16時間220 ℃
に加熱することによりオクタデカノール(109.2グラ
ム)と反応された。使用するアルコールの量は、分子の
すべての無水基を対応する半酸エステルに転化するため
に理論的に必要とされる量で、酸価に基ずき計算され
る。しかしながら、われわれはわれわれの発見がかかる
ことに依存しているということを望まない。生成物は軟
化点が48℃で酸価は48であった。
本樹脂の一部(50グラム)を、それから80℃に加熱し、
1.91 gのN,N−ジメチルアミノエアノール(アミンの
重量をゼロとした場合、酸価を半分減らすのに十分なア
ミンの量)で処理した。かかるプロセスはしばしば中和
として言及される。そして、この場合樹脂の50% 中和で
ある。添加後80-100℃の温度が15分間保たれ、それから
混合物は80℃に冷却された。それから水が撹拌された混
合物にゆっくり添加された。82 mlの水が添加された後
にはっきりとした転化がみられ、そこで加熱が停められ
た。混合物は冷却するにつれ若干増粘した。そこで36重
量%固体の安定した分散液であるようにみえる最終的で
流動的な生成物を作るために2mlのH2O が添加された。
その結果得られた分散液は天然ゴム・ラテックスのHart
ex 103といくつかの樹脂/ゴム重量比率で配合された。
フィルムはMylar フィルムに作られ粘着および剥離値が
PSTC(プレッシャー・センシティブテープ・カウンシル
・グレーウッド、III.)法1,5 および6に従って得ら
れた。被覆Mylar の評価もポリケン・プローブ器で行わ
れた。
実施例II 実施例Iの如くテルペン樹脂が作られた。それは軟化点
97℃および酸価104 の樹脂を作るために12重量%の無水
マレイン酸と反応された。この生成物は次に酸価のデー
タに基づき決定されたモル数の無水基の数に等しいオク
タデカノールの量と反応された。軟化点は60.1℃で酸価
は53。
この物質50グラムはそれから逐次的に50% 中和に必要な
量である2.1 グラムのN,N−ジメチルアミノ−エタノ
ールおよび実施例Iと同様の方法で水と反応された。い
くつかの樹脂/ゴム比率でHartex 103と配合された41%
の固形の分離体が作られた,これらは実施例Iの如くMy
lar の上で被覆され試験された(表II)。
実施例III 分散液は、テルピン樹脂との反応において、9重量%の
無水マレイン酸が使用されたということを除いては、実
施例IおよびIIの如くに作られた。Hartex 103との配合
は以下の性質を示した(表III)。
実施例IV キシレン(1,000グラム)、BF3・Et2O(40 グラム)およびn
−ヘキサノール(14.4グラム)が5リットルの容器内で
混合され、10℃に冷却された。ポジティブな窒素の雰囲
気が供給された。その後、約92% のベーター・ピネン、
2%のアルファ・ピネンおよび6%のジペンテン(後者
はリモネン、アルファ・およびベーター・フェランドレ
ン、テルピノーレンおよびアルファ・およびガンマー・
テルピネンの混合物をさす)から成るテルピン混合物が
1時間内に5リットルの容器の内容物に添加された。添
加が完了して1時間後、反応物は室温にまで暖められ、
次に20% の水酸化ナトリウム100 グラムで急冷された。
80℃に暖められた後、有機層は水性の層と分離され、10
0 グラムの水で一度洗滌された。次に容器の温度が1か
ら2時間230 ℃に保たれるまでキシレンおよび他の揮発
性物質を蒸留により除去することにより濃縮された。蒸
留の際容器内に窒素を流すことにより援助された。モノ
マーの重量に基づき92重量%の収率でテルペン樹脂が得
られ、それは70℃の軟化点を示した。
この樹脂の一部分に9重量%の無水マレイン酸が添加さ
れた。そして混合物はN2 の存在下24時間加熱された。
その後、生成混合物は140 ℃まで冷却された。それから
使用されたテルピン樹脂の重量に等しいキシレンが混合
物に加えられた。その結果得られた溶液は0.5 時間の間
キシレンの2/3 の重量に等しい水で洗滌された。次に、
有機層は単離され10トールを真空下で220 ℃まで蒸留す
ることにより変性テルペン樹脂からキシレンおよび他の
揮発性物質が除去された。樹脂の残留分は酸価94および
軟化点87を示した。
上記の反応の生成物はそれから15.8重量%のn−オクタ
デカノールで処理され、混合物は8時間150 ℃まで加熱
された。生成物は酸価57および軟化点60℃を示した。
この物質の一部分は80-90 ℃で4.6 重量%のN,N−ジ
メチルアミノエタノールと反応された。次に十分なH2O
が40% 樹脂から成る分散液を作るために加えられた。こ
の分散液のHartex 103に粘着性を付与する能力が評価さ
れた(表IV)。
実施例V 実施例IVに記述されているテレペン樹脂の一部を実施例
IVに例示されている如く4.5 重量%の無水マレイン酸と
反応させ、軟化点77℃および酸価56の変性樹脂が得られ
た。この物質は樹脂40% からなる分散液を作るため、90
℃で4重量%N,N−ジメチルアミノエタノールおよび
十分な水で処理された。この分散液のHartex 103に粘着
性を付与する能力が評価された(表V)。
実施例VI 1%アルファーピネン、66% ベーター・ピネン、8%ジペン
テンおよび25% ジイソブチレンから成るモノマー原料が
30℃で実施例#1と同様の方法で重合された。得られたポ
リマーは9重量%の無水マレイン酸および0.3 当量のオ
クタデカノールと反応された。N,N−ジメチルエタノ
ールアミンとの反応後、この物質は水中に分散された。
この分散液はHartex 103と配合され、前に記述されてい
る如くに試験された(表VI)。
実施例VII コーポリマーが、約1−2%のアルファ・ピネン、75%
ベーター・ピネン、8−9%シペンテンおよび15% 1−
オクタデセンからなる原料から実施例Iに記載された方
法で作られた。得られたコーポリマーは軟化点18℃を有
した。それは190 ℃で7重量%の無水マレイン酸と24時
間反応され、軟化点が64℃および酸価62の樹脂が得られ
た。
マレイン酸化された樹脂は150 ℃で8.9 重量%のオクタ
デカノールと20時間反応された。この反応の生成物の軟
化点は52℃および酸価は45であった。次に43% の固体分
散液を作るため5.3 重量%のN,N−ジメチルアミノエ
タノールおよび十分な水で処理された。分散液はいくつ
かの樹脂/ゴム比率でHartex 103と配合され、配合物は
Mylar に適用され、実施例Iの如くに試験された(表VI
I参照)。
実施例VIII ピペリレンを重合可能な不飽和炭化水素として使用し反
応温度30℃で、実施例Iの手順がくり返えされた。その
結果得られた粘着性付与剤は天然ゴム・ラテックスにお
いて満足すべき結果をもたらした。
実施例IX 上記の分析を有する石油炭化水素混合物の同量を重合可
能な混合物として用いて、実施例Iの手順がくり返えさ
れた。重合温度は30℃であった。生成物が天然ゴム・ラ
テックスに粘着性付与剤として使用された時、同等の結
果が得られた。
実施例X 55% ベーター・ピネンおよび45% 石油炭化水素混合物か
らなる重合可能な混合物を用いて実施例IXの手順がくり
返えされた。生成物が天然ゴム・ラテックスに粘着性付
与剤として使用された時、同等の結果が得られた。
実施例XI 95% アルファーピネンおよび5%ピペリレンから成る混合
物を重合可能な混合物として使用し、実施例IXの手順が
くり返えされた。生成物が天然ゴム・ラテックスの粘着
性付与剤として使用された時、同等の結果が得られた。
実施例XII 同等量のシクロペンタジエンを重合可能なオレフィンと
して使用し、実施例IXの手順がくり返えされた。生成物
が天然ゴム・ラテックスの粘着性付与剤として使用され
た時、同等の結果が得られた。
実施例XIII 実施例IIIの分散液25重量%、米国特許4,183,834 実施
例Iに従って造ったAquatec 552725重量%、およびAmsc
o b140の混合物はMylar フィルムのストリップ2枚間に
良好な接着性を与えた。
実施例XIV 実施例Iのマレイン酸化された樹脂(酸価151)の一部
分(300グラム)が1−デカノール(63.5グラム)と150
℃で5時間反応された。生成物の軟化点は66℃および酸
価は66であった。この物質の50グラムはN,N−ジメチ
ルアミノエタノール(2.52 グラム)および水と反応され
た。分散液がHartex 103で配合され、前述の如く試験さ
れた。結果は次の表VIIIに示された如くである。
本発明に従って作られた、イオン化可能なおよびイオン
化された形両方の、本発明の新規な樹脂組成物は、樹脂
組成物の軟化点によっては、しばしばきわめて粘稠では
あるが常態で液体から、脆い固形にわたっている。本発
明の樹脂組成物の固有粘度は部分的に従来の方法で本発
明の樹脂組成物のイオン化の程度を変更することにより
コントロールされうる。その結果得られた樹脂組成物
(イオン化可能なあるいはイオン化された)はかかる形
式で相対的に容易に保管および取扱いを行うことがで
き、イオン化された形では、低軟化点の樹脂組成物は水
中で外部加熱をわずかあるいはまったくしないで保管お
よび取扱うことができる。相対的に高い軟化点を有する
樹脂組成物は水中で分散するためにいくらかの加熱およ
び時々は補助溶剤の添加を必要するかもしれない。加う
るに、本発明の低軟化点の樹脂組成は、相対的に高い軟
化点の樹脂組成物を分散するのを助けるために使用され
てもよい。かかる樹脂組成物は、すぐれた長期的安定性
を有し、それは明らかな便益である。
水中にあらかじめ分散された樹脂組成物は、かかる配合
のラテックスの固体の重量で代表的には約15% から300%
の割合で従来のラテックス接着剤フォーミュレーション
の中に直接混入されうる。しかしながら、樹脂組成物の
粘着剤の割合は、特定のラテックス、意図された用途、
応用技術等によって、これらの数字が大きく変るかもし
れない。揮発性のイオン化剤でイオン化された新規な樹
脂組成物を含むラテックス接着剤フォーミュレーション
は、新規で有用な発泡化されたラテックス接着剤を作る
ために起泡剤あるいは発泡剤の使用により作られること
ができる。
ラテックス接着剤フォーミュレーションにおける粘着付
与剤としての新規な樹脂組成物は、接着剤フォーミュレ
ーションから水を蒸発することにより疎水性の樹脂組成
物に転化(または再転化)されなければならない。樹脂
組成物からイオン化剤を揮発させることにより本発明は
完了する。
いろいろなラテッスク接着剤の技術が知られいる。かか
るラテックス接着剤フォーミュレーションはスチレン・
ブタジェンコーポリマー(SBR)、天然ゴム、環化ゴム、
アクリルニトリルブタジェンコーポリマー(NBR)、塩化
ゴム、ポリクロロプレン(ネオプレン)、塩酸ゴム、ポ
リサルファイドゴム、カルボキシル・エラストマー、シ
リコーン・ゴム、ポリウレタン・ゴム、(イソシアネー
ト)、アクリルニトリルブタジェン・スチレン・コーポ
リマー(ABS)、ブチル・ゴム、ポリイソプレン、エピク
ロヒドリン、ホモポリマー・ゴム、エピクロヒドリンエ
チレン・オキサイドゴム、プロピレン・オキサイドアリ
ル・グリシジル・エーテル・コーポリマー・ゴム、エチ
レン・プロピレン・コーポリマー・ゴム、エチレン・プ
ロピレン・ジエン・モノマー・ターポリマーゴム、また
はそれらの混合物等の天然または合成ゴムあるいはエラ
ストマーから誘導される。代替的には、かかるラテック
ス接着剤は、例えばエチレン・エチルアクリレート・コ
ーポリマー、エチレン・ビニールアセテート等のいろい
ろなアクリルラテックスまたは、ビニール・ニール・ラ
テックスから誘導される。
本発明の新規な樹脂粘着性付与剤をラテックス接着剤フ
ォーミュレーション中に分散させ、その水を揮発性イオ
ン化剤と共に揮発させるときは、この新規樹脂ラテック
ス接着剤は各種の用途に理想的に適合している。このよ
うな接着剤フォーミュレーションの代表的用途には、テ
ープ、ラベル等に応用するための圧感接着剤、接触接着
剤、ラミネート用接着剤、などが含まれる。
本発明の粘着性付与剤を含むこのような新規なラテック
ス接着剤フォーミュレーションは長期にわたってもきわ
めて安定的であり、その樹脂粘着性付与剤はラテックス
接着剤フォーミュレーションにまれに見る粘着、剥離お
よびシャー強度を付与する。それらは実質上水に対し不
感応でありあるいは抵抗性を有する。水中に分散された
本発明の粘着性付与剤もまた製品にとって、特にラテッ
クス接着剤組成物において使用される粘着性付与剤とし
て使用される時、はっきりとした便益であるまれにみる
加水分解安定度を有する。新規の樹脂粘着性付与剤を含
むラテックス接着剤のすぐれた性能は少なくとも一部分
は、接着剤の中に結合されていて、接着剤の性能に悪影
響を及ぼす従来のロジン乳化剤が実質的に欠除している
ことによる。追加的に、本樹脂粘着性付与剤を含むラテ
ックス接着剤の応用に静電塗装技術は有利でありうる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スターク,チヤールス ジエイ アメリカ合衆国、32225 フロリダ、サウ ス ジヤクソンビル、ウインドヘブン ド ライブ 11132 (56)参考文献 特開 昭53−6396(JP,A)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)少なくとも1種の炭素数5乃至20
    の不飽和炭化水素を酸触媒の存在下に重合することによ
    り、樹脂炭化水素ポリマーを生成させる、 (b)その結果得られたポリマーをアルファ・ベーター
    不飽和ジカルボン酸、その無水物またはジカルボン酸の
    低級アルキル半エステルと反応させる、 (c)次いで、C1−C30の脂肪族若しくはアラキルア
    ルコール又はフェノールとエステル化する、 (d)揮発性イオン化剤たる塩基で中和する、および (e)水と混合して、エラストマーラテックスと相溶性
    のある安定な分散液を得る、 工程を含む製造法で得られた生産物である樹脂分散液。
  2. 【請求項2】工程(c)における生成物の軟化点が12
    5℃以下であり酢価が30−150である請求の範囲1
    に記載の分散液。
  3. 【請求項3】少なくとも1種の不飽和炭化水素がテルペ
    ン炭化水素であることを特徴とする請求の範囲1に記載
    の分散液。
  4. 【請求項4】樹脂炭化水素ポリマーが大量のテルペン炭
    化水素と少量の非テルペノイドC5−C20不飽和炭化水
    素とからなり、後者がオクタデセン、ピペリレン、ピペ
    リレンダイマー、2−メチル−2−ブテン、2,3−ジ
    メチル−1−ブテン、ジイソブチレン、3−メチル−1
    −ペンテン、2−メチル−1−ペンテン、2−メチル−
    2−ペンテン、3−メチル−2−ペンテン、イソプレ
    ン、6−メチル−1−ヘプテン、オクテン−2またはこ
    れらの混合物であることを特徴とする請求の範囲1に記
    載の分散液。
  5. 【請求項5】触媒が塩化アルミニウムであり、重合段階
    において熱処理が150℃乃至300℃の温度で5乃至
    20時間行なわれることを特徴とする請求の範囲1乃至
    4の何れか1項に記載の分散液。
  6. 【請求項6】テルペン炭化水素がピネンであり、非テル
    ペノイド炭化水素がピペリレンであることを特徴とする
    請求の範囲4に記載の分散液。
  7. 【請求項7】ジイソブチレンがモノマーとして3重量%
    以上の濃度で含まれていることを特徴とする請求の範囲
    1乃至6の何れか1項に記載の分散液。
  8. 【請求項8】工程(b)において無水マレイン酸が5〜
    27重量%使用されることを特徴とする請求の範囲1、
    2又は3に記載の分散液。
  9. 【請求項9】工程(c)においてアルコールがオクタデ
    カノールであることを特徴とする請求の範囲1乃至8の
    何れか1項に記載の分散液。
  10. 【請求項10】工程(d)において塩基がN,N−ジメ
    チルアミノエタノールであることを特徴とする請求の範
    囲1乃至9の何れか1項に記載の分散液。
  11. 【請求項11】ラテックスポリマーと樹脂分散液とを含
    有してなる組成物であって、樹脂分散液は、 (a)少なくとも1種の炭素数5乃至20の不飽和炭化
    水素を酸触媒の存在下に重合することにより、樹脂炭化
    水素ポリマーを生成させる、 (b)その結果得られたポリマーをアルファ・ベーター
    不飽和ジカルボン酸、その無水物またはジカルボン酸の
    低級アルキル半エステルと反応させる、 (c)次いで、C1−C30の脂肪族若しくはアラルキル
    アルコール又はフェノールとエステル化する、 (d)揮発性イオン化剤たる塩基で中和する、および (e)水と混合して、エラストマーラテックスと相溶性
    のある安定な分散液を得る、 工程を含む製造法で得られた生産物であることを特徴と
    する組成物。
  12. 【請求項12】ラテックスポリマーが天然ゴムラテック
    スであることを特徴とする請求の範囲11に記載の組成
    物。
JP59502222A 1983-05-18 1984-05-09 エラストマーのラテックスの粘着性付与に有用な組成物 Expired - Lifetime JPH0651738B2 (ja)

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