JPH0651711B2 - ホスホン酸ジエステル誘導体 - Google Patents
ホスホン酸ジエステル誘導体Info
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- JPH0651711B2 JPH0651711B2 JP16308388A JP16308388A JPH0651711B2 JP H0651711 B2 JPH0651711 B2 JP H0651711B2 JP 16308388 A JP16308388 A JP 16308388A JP 16308388 A JP16308388 A JP 16308388A JP H0651711 B2 JPH0651711 B2 JP H0651711B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、新規なホスホン酸ジエステル誘導体に関す
る。
る。
従来の技術 本発明のホスホン酸ジエステル誘導体は、文献未載の新
規化合物である。
規化合物である。
発明が解決しようとする問題点 本発明は後記するように医薬品として有用な化合物を提
供することを目的とする。
供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明によれば、一般式 〔式中R1及びR2はそれぞれ水素原子、置換基として
ハロゲン原子、水酸基、低級アルコキシ基、N,N−ジ
低級アルキルアミノ基及びN,N−ジ低級アルキルアミ
ノ低級アルコキシ基から選ばれる基の1〜3個を有する
ことのあるフェニル基、フェニル環上に置換基として低
級アルコキシ基の1〜3個を有することのあるフェニル
低級アルキル基又はジフェニル低級アルキル基を示す
か、或いは互いに結合して之等が結合している窒素原子
と共に1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−1−イ
ル基、2位又は3位にフェニル基を有することのあるイ
ンドリン−1−イル基、2位又は3位にフェニル基を有
することのある2,3−ジヒドロ−4H−1,4−ベン
ゾオキサジン−4−イル基又はベンゼン環上にハロゲン
原子を有することのあるフェノチアジン−10−イル基
を形成する基を示す。R3は低級アルキル基を示す。A
はメチレン基又はスルホニル基を示す。〕 で表わされるホスホン酸ジエステル誘導体が提供され
る。
ハロゲン原子、水酸基、低級アルコキシ基、N,N−ジ
低級アルキルアミノ基及びN,N−ジ低級アルキルアミ
ノ低級アルコキシ基から選ばれる基の1〜3個を有する
ことのあるフェニル基、フェニル環上に置換基として低
級アルコキシ基の1〜3個を有することのあるフェニル
低級アルキル基又はジフェニル低級アルキル基を示す
か、或いは互いに結合して之等が結合している窒素原子
と共に1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−1−イ
ル基、2位又は3位にフェニル基を有することのあるイ
ンドリン−1−イル基、2位又は3位にフェニル基を有
することのある2,3−ジヒドロ−4H−1,4−ベン
ゾオキサジン−4−イル基又はベンゼン環上にハロゲン
原子を有することのあるフェノチアジン−10−イル基
を形成する基を示す。R3は低級アルキル基を示す。A
はメチレン基又はスルホニル基を示す。〕 で表わされるホスホン酸ジエステル誘導体が提供され
る。
上記一般式(I)において示される各基としては、具体
的にはそれぞれ以下の各基を例示できる。
的にはそれぞれ以下の各基を例示できる。
低級アルキル基としては、例えばメチル、エチル、プロ
ピル、イソプロピル、ブチル、t−ブチル、ペンチル、
ヘキシル基等を例示できる。
ピル、イソプロピル、ブチル、t−ブチル、ペンチル、
ヘキシル基等を例示できる。
低級アルコキシ基としては、例えばメトキシ、エトキ
シ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、ペンチル
オキシ、ヘキシルオキシ基等を例示できる。
シ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、ペンチル
オキシ、ヘキシルオキシ基等を例示できる。
ハロゲン原子としては、弗素原子、塩素原子、臭素原
子、沃素原子を例示できる。
子、沃素原子を例示できる。
N,N−ジ低級アルキルアミノ基としては、例えばN,
N−ジメチルアミノ、N,N−ジエチルアミノ、N,N
−ジプロピルアミノ、N,N−ジヘキシルアミノ、N−
メチル−N−エチルアミノ、N−メチル−N−ブチルア
ミノ、N−エチル−N−ヘキシルアミノ基等を例示でき
る。
N−ジメチルアミノ、N,N−ジエチルアミノ、N,N
−ジプロピルアミノ、N,N−ジヘキシルアミノ、N−
メチル−N−エチルアミノ、N−メチル−N−ブチルア
ミノ、N−エチル−N−ヘキシルアミノ基等を例示でき
る。
N,N−ジ低級アルキルアミノ低級アルコキシ基として
は、例えば(N,N−ジメチルアミノ)メトキシ、1−
(N,N−ジメチルアミノ)エトキシ、2−(N,N−
ジメチルアミノ)エトキシ、2−(N,N−ジエチルア
ミノ)エトキシ、2−(N,N−ジメチルアミノ)プロ
ポキシ、3−(N−メチル−N−エチルアミノ)ブトキ
シ、6−(N,N−ジプロピルアミノ)ヘキシルオキシ
基等を例示できる。
は、例えば(N,N−ジメチルアミノ)メトキシ、1−
(N,N−ジメチルアミノ)エトキシ、2−(N,N−
ジメチルアミノ)エトキシ、2−(N,N−ジエチルア
ミノ)エトキシ、2−(N,N−ジメチルアミノ)プロ
ポキシ、3−(N−メチル−N−エチルアミノ)ブトキ
シ、6−(N,N−ジプロピルアミノ)ヘキシルオキシ
基等を例示できる。
フェニル低級アルキル基としては、例えばフェニルメチ
ル、1−フェニルエチル、2−フェニルエチル、3−フ
ェニルプロピル、3−フェニルブチル、5−フェニルペ
ンチル、6−フェニルヘキシル基等を例示できる。
ル、1−フェニルエチル、2−フェニルエチル、3−フ
ェニルプロピル、3−フェニルブチル、5−フェニルペ
ンチル、6−フェニルヘキシル基等を例示できる。
ジフェニル低級アルキル基としては、例えばジフェニル
メチル、1,2−ジフェニルエチル、2,2−ジフェニ
ルエチル、2,3−ジフェニルプロピル、3,3−ジフ
ェニルプロピル、1−フェニル−1−メチル−2−フェ
ニルエチル、4,4−ジフェニルブチル、2,5−ジフ
ェニルペンチル、6,6−ジフェニルヘキシル基等を例
示できる。
メチル、1,2−ジフェニルエチル、2,2−ジフェニ
ルエチル、2,3−ジフェニルプロピル、3,3−ジフ
ェニルプロピル、1−フェニル−1−メチル−2−フェ
ニルエチル、4,4−ジフェニルブチル、2,5−ジフ
ェニルペンチル、6,6−ジフェニルヘキシル基等を例
示できる。
置換基としてハロゲン原子、水酸基、低級アルコキシ
基、N,N−ジ低級アルキルアミノ基及びN,N−ジ低
級アルキルアミノ低級アルコキシ基から選ばれる基の1
〜3個を有することのあるフェニル基としては、フェニ
ル基の他、例えば2−クロロフェニル、3−クロロフェ
ニル、4−クロロフェニル、4−ブロモフェニル、2,
4−ジクロロフェニル、2,3,4−トリクロロフェニ
ル、2−ヒドロキシフェニル、3−ヒドロキシフェニ
ル、4−ヒドロキシフェニル、2,4,6−トリヒドロ
キシフェニル、2−メトキシフェニル、4−メトキシフ
ェニル、2,4−ジメトキシフェニル、3,4−ジメト
キシフェニル、3,4,5−トリメトキシフェニル、4
−エトキシフェニル、4−t−ブトキシフェニル、4−
ヘキシルオキシフェニル、2−ジメチルアミノフェニ
ル、4−ジメチルアミノフェニル、2,5−ビス(ジメ
チルアミノ)フェニル、2,4,6−トリス(ジメチル
アミノ)フェニル、4−ジエチルアミノフェニル、4−
(N−メチル−N−エチルアミノ)フェニル、2−(2
−ジメチルアミノエトキシ)フェニル、2−(2−ジエ
チルアミノエトキシ)フェニル、3−(2−ジエチルア
ミノエトキシ)フェニル、4−(2−ジエチルアミノエ
トキシ)フェニル、2,5−ビス(2−ジエチルアミノ
エトキシ)フェニル、2,4,6−トリス(2−ジエチ
ルアミノエトキシ)フェニル、2−{2−(N−メチル
−N−エチルアミノ)エトキシ}フェニル基等を例示で
きる。
基、N,N−ジ低級アルキルアミノ基及びN,N−ジ低
級アルキルアミノ低級アルコキシ基から選ばれる基の1
〜3個を有することのあるフェニル基としては、フェニ
ル基の他、例えば2−クロロフェニル、3−クロロフェ
ニル、4−クロロフェニル、4−ブロモフェニル、2,
4−ジクロロフェニル、2,3,4−トリクロロフェニ
ル、2−ヒドロキシフェニル、3−ヒドロキシフェニ
ル、4−ヒドロキシフェニル、2,4,6−トリヒドロ
キシフェニル、2−メトキシフェニル、4−メトキシフ
ェニル、2,4−ジメトキシフェニル、3,4−ジメト
キシフェニル、3,4,5−トリメトキシフェニル、4
−エトキシフェニル、4−t−ブトキシフェニル、4−
ヘキシルオキシフェニル、2−ジメチルアミノフェニ
ル、4−ジメチルアミノフェニル、2,5−ビス(ジメ
チルアミノ)フェニル、2,4,6−トリス(ジメチル
アミノ)フェニル、4−ジエチルアミノフェニル、4−
(N−メチル−N−エチルアミノ)フェニル、2−(2
−ジメチルアミノエトキシ)フェニル、2−(2−ジエ
チルアミノエトキシ)フェニル、3−(2−ジエチルア
ミノエトキシ)フェニル、4−(2−ジエチルアミノエ
トキシ)フェニル、2,5−ビス(2−ジエチルアミノ
エトキシ)フェニル、2,4,6−トリス(2−ジエチ
ルアミノエトキシ)フェニル、2−{2−(N−メチル
−N−エチルアミノ)エトキシ}フェニル基等を例示で
きる。
フェニル環上に置換基として低級アルコキシ基の1〜3
個を有することのあるフェニル低級アルキル基として
は、例えばベンジル、α−フェネチル、β−フェネチ
ル、3−フェニルプロピル、2−フェニルブチル、5−
フェニルペンチル、6−フェニルヘキシル、2−メトキ
シベンジル、3,4−ジメトキシベンジル、2−(3−
メトキシフェニル)エチル、2−(4−メトキシフェニ
ル)エチル、2−(2,3−ジメトキシフェニル)エチ
ル、2−(3,4−ジメトキシフェニル)エチル、3−
(4−エトキシフェニル)プロピル、6−(3,4−ジ
メトキシフェニル)ヘキシル基等を例示できる。
個を有することのあるフェニル低級アルキル基として
は、例えばベンジル、α−フェネチル、β−フェネチ
ル、3−フェニルプロピル、2−フェニルブチル、5−
フェニルペンチル、6−フェニルヘキシル、2−メトキ
シベンジル、3,4−ジメトキシベンジル、2−(3−
メトキシフェニル)エチル、2−(4−メトキシフェニ
ル)エチル、2−(2,3−ジメトキシフェニル)エチ
ル、2−(3,4−ジメトキシフェニル)エチル、3−
(4−エトキシフェニル)プロピル、6−(3,4−ジ
メトキシフェニル)ヘキシル基等を例示できる。
上記一般式(I)で表わされる本発明のホスホン酸ジエ
ステル誘導体は、優れた脂質低下作用を有しており、高
脂質血症治療剤として、高コレステロール血症、高トリ
グリセリド血症、高リン脂質血症、高遊離脂肪酸血症等
の各種疾患(高脂質血症)の治療及び予防に有用であ
る。
ステル誘導体は、優れた脂質低下作用を有しており、高
脂質血症治療剤として、高コレステロール血症、高トリ
グリセリド血症、高リン脂質血症、高遊離脂肪酸血症等
の各種疾患(高脂質血症)の治療及び予防に有用であ
る。
以下、本発明の上記一般式(I)で表わされるホスホン
酸ジエステル誘導体の製造方法につき詳述すれば、該誘
導体は種々の方法により製造することができ、その代表
的方法は、下記反応式−1〜−5に示す通りである。
酸ジエステル誘導体の製造方法につき詳述すれば、該誘
導体は種々の方法により製造することができ、その代表
的方法は、下記反応式−1〜−5に示す通りである。
反応式−1 反応式−2 反応式−3 反応式−4 反応式−5 〔上記反応式−1〜−5に示す各一般式中R1、R2、
R3及びAは前記に同じ。Yはハロゲン原子を示す。〕 反応式−1に示す方法によれば、スルホン酸ハライド誘
導体(II)とアミン類(III)とを反応させることによ
り、本発明化合物(Ia)を得ることができる。
R3及びAは前記に同じ。Yはハロゲン原子を示す。〕 反応式−1に示す方法によれば、スルホン酸ハライド誘
導体(II)とアミン類(III)とを反応させることによ
り、本発明化合物(Ia)を得ることができる。
上記反応は、一般に適当な溶媒中、脱酸剤を用いて実施
される。ここで用いられる脱酸剤としては、反応に悪影
響を与えない公知の各種のものをいずれも使用できる。
その具体例としては、例えばトリエチルアミン、ジエチ
ルアニリン、N−メチルモルホリン、ピリジン、4−ジ
メチルアミノピリジン等の第三級アミン類を好ましく例
示できる。また溶媒としては、ベンゼン、トルエン、キ
シレン、石油エーテル等の芳香族乃至脂肪族炭化水素
類、ジエチルエーテル、ジメトキシエタン、テトラヒド
ロフラン(THF)、1,4−ジオキサン等の鎖状乃至
環状エーテル類、アセトン、メチルエチルケトン、アセ
トフェノン等のケトン類、ジクロロメタン、クロロホル
ム、四塩化炭素、1、2−ジクロロエタン等のハロゲン
化炭化水素類等を例示できる。
される。ここで用いられる脱酸剤としては、反応に悪影
響を与えない公知の各種のものをいずれも使用できる。
その具体例としては、例えばトリエチルアミン、ジエチ
ルアニリン、N−メチルモルホリン、ピリジン、4−ジ
メチルアミノピリジン等の第三級アミン類を好ましく例
示できる。また溶媒としては、ベンゼン、トルエン、キ
シレン、石油エーテル等の芳香族乃至脂肪族炭化水素
類、ジエチルエーテル、ジメトキシエタン、テトラヒド
ロフラン(THF)、1,4−ジオキサン等の鎖状乃至
環状エーテル類、アセトン、メチルエチルケトン、アセ
トフェノン等のケトン類、ジクロロメタン、クロロホル
ム、四塩化炭素、1、2−ジクロロエタン等のハロゲン
化炭化水素類等を例示できる。
上記反応におけるスルホン酸ハライド誘導体(II)とア
ミン類(III)との使用割合は、特に限定されないが、
通常後者に対して前者を等モル量〜過剰量用いるのがよ
い。また上記脱酸剤は、通常スルホン酸ハライド誘導体
(II)に対して等モル量〜少過剰量用いられるのが好適
である。反応は、冷却下、室温下及び加熱下のいずれで
も進行するが、通常室温付近〜溶媒の還流温度範囲の温
度条件を採用して行なわれ、一般に約0.5〜15時間
程度で終了する。
ミン類(III)との使用割合は、特に限定されないが、
通常後者に対して前者を等モル量〜過剰量用いるのがよ
い。また上記脱酸剤は、通常スルホン酸ハライド誘導体
(II)に対して等モル量〜少過剰量用いられるのが好適
である。反応は、冷却下、室温下及び加熱下のいずれで
も進行するが、通常室温付近〜溶媒の還流温度範囲の温
度条件を採用して行なわれ、一般に約0.5〜15時間
程度で終了する。
反応式−2に示す方法によれば、アルデヒド誘導体(I
V)とアミン類(IIIa)との反応により本発明化合物
(Ib)を収得できる。
V)とアミン類(IIIa)との反応により本発明化合物
(Ib)を収得できる。
上記反応は還元剤の存在下に適当なプロトン性溶媒中で
行なわれる。ここで還元剤としては、従来公知の各種の
ものを広く利用でき、その具体例としては、例えば水素
化ホウ素ナトリウム、水素化シアノホウ素ナトリウム等
の複合水素化合物や、ジメチルアミノ−ボラン錯体、ト
リメチルアミン−ボラン錯体等を例示できる。之等の内
では水素化シアノホウ素ナトリウムの利用が好ましい。
また上記溶媒としては例えば水、メタノール、エタノー
ル、酢酸、之等の混合溶媒等を使用できる。
行なわれる。ここで還元剤としては、従来公知の各種の
ものを広く利用でき、その具体例としては、例えば水素
化ホウ素ナトリウム、水素化シアノホウ素ナトリウム等
の複合水素化合物や、ジメチルアミノ−ボラン錯体、ト
リメチルアミン−ボラン錯体等を例示できる。之等の内
では水素化シアノホウ素ナトリウムの利用が好ましい。
また上記溶媒としては例えば水、メタノール、エタノー
ル、酢酸、之等の混合溶媒等を使用できる。
上記アルデヒド誘導体(IV)とアミン類(IIIa)との
使用割合は、特に限定されないが、通常後者に対して前
者を等モル量〜過剰量とするのがよい。また、還元剤は
アルデヒド誘導体(IV)に対して過剰量用いられるのが
好ましい。反応は冷却下、室温下及び加熱下のいずれで
も進行するが、通常室温付近〜溶媒の還流温度範囲の温
度条件下に行なわれ、一般に約1〜6時間で完結する。
使用割合は、特に限定されないが、通常後者に対して前
者を等モル量〜過剰量とするのがよい。また、還元剤は
アルデヒド誘導体(IV)に対して過剰量用いられるのが
好ましい。反応は冷却下、室温下及び加熱下のいずれで
も進行するが、通常室温付近〜溶媒の還流温度範囲の温
度条件下に行なわれ、一般に約1〜6時間で完結する。
反応式−3に示す方法によれば、ベンジルハライド誘導
体(V)とアミン類(III)との反応により、本発明化
合物(Ic)を収得できる。
体(V)とアミン類(III)との反応により、本発明化
合物(Ic)を収得できる。
上記反応は、一般に適当な溶媒中、脱酸剤を用いて実施
できる。ここで脱酸剤としては、従来公知の塩基性化合
物を広く使用できる。その具体例としては、例えば炭酸
水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム等の金属炭酸化物乃至炭酸水素化物、水酸
化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の金
属水酸化物、水素化ナトリウム、水素化カリウム等の金
属水素化物、ナトリウムメトキシド、カリウムメトキシ
ド、ナトリウムエトキシド、カリウムエトキシド等の金
属アルコキシド等の無機塩基性化合物を例示できる。之
等の内では炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の金属炭酸
化物が好適である。
できる。ここで脱酸剤としては、従来公知の塩基性化合
物を広く使用できる。その具体例としては、例えば炭酸
水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム等の金属炭酸化物乃至炭酸水素化物、水酸
化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の金
属水酸化物、水素化ナトリウム、水素化カリウム等の金
属水素化物、ナトリウムメトキシド、カリウムメトキシ
ド、ナトリウムエトキシド、カリウムエトキシド等の金
属アルコキシド等の無機塩基性化合物を例示できる。之
等の内では炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の金属炭酸
化物が好適である。
また、溶媒としては通常の各種のもの、例えばジエチル
エーテル、ジメトキシエタン、THF、1,4−ジオキ
サン等の鎖状乃至環状エーテル類、メタノール、エタノ
ール、イソプロパノール等の低級アルコール類、アセト
ニトリル、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルホスホルアミ
ド等の非プロトン性極性溶媒をいずれも使用でき、之等
の内では特にジメチルホルムアミドやアセトニトリル等
の非プロトン性極性溶媒が好ましい。
エーテル、ジメトキシエタン、THF、1,4−ジオキ
サン等の鎖状乃至環状エーテル類、メタノール、エタノ
ール、イソプロパノール等の低級アルコール類、アセト
ニトリル、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルホスホルアミ
ド等の非プロトン性極性溶媒をいずれも使用でき、之等
の内では特にジメチルホルムアミドやアセトニトリル等
の非プロトン性極性溶媒が好ましい。
ベンジルハライド誘導体(V)とアミン類(III)との
使用割合は、特に限定されないが、通常前者に対して後
者を等モル量〜少過剰量とするのがよい。また前記脱酸
剤はアミン類(III)に対して等モル量〜少過剰量用い
られるのが好ましい。
使用割合は、特に限定されないが、通常前者に対して後
者を等モル量〜少過剰量とするのがよい。また前記脱酸
剤はアミン類(III)に対して等モル量〜少過剰量用い
られるのが好ましい。
反応は冷却下、室温及び加熱下のいずれでも進行する
が、通常室温〜溶媒の還流温度範囲の温度条件を採用し
て行なわれるのが適当であり、一般に約4〜20時間程
度で終了する。
が、通常室温〜溶媒の還流温度範囲の温度条件を採用し
て行なわれるのが適当であり、一般に約4〜20時間程
度で終了する。
反応式−4に示す方法によれば、スルホン酸誘導体(V
I)とアミン類(III)とを反応させることにより、本発
明化合物(Ia)を収得できる。
I)とアミン類(III)とを反応させることにより、本発
明化合物(Ia)を収得できる。
上記反応は、一般に適当な溶媒中、縮合剤の存在下に実
施される。ここで縮合剤としては、従来公知の各種のも
のをいずれも使用できる。その具体例としては、例えば
N,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド、1−ヒド
ロキシベンゾトリアゾール、N−ヒドロキシコハク酸イ
ミド、ジエチルリン酸シアニド、ジフェニルリン酸アジ
ド等を例示でき、上記ジエチルリン酸シアニドはこれを
トリエチルアミンと共に用いるのが特に有利である。ま
た溶媒としては、公知の非プロトン性溶媒をいずれも用
い得るが、特にN,N−ジメチルホルムアミド(DM
F)が好ましい。
施される。ここで縮合剤としては、従来公知の各種のも
のをいずれも使用できる。その具体例としては、例えば
N,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド、1−ヒド
ロキシベンゾトリアゾール、N−ヒドロキシコハク酸イ
ミド、ジエチルリン酸シアニド、ジフェニルリン酸アジ
ド等を例示でき、上記ジエチルリン酸シアニドはこれを
トリエチルアミンと共に用いるのが特に有利である。ま
た溶媒としては、公知の非プロトン性溶媒をいずれも用
い得るが、特にN,N−ジメチルホルムアミド(DM
F)が好ましい。
上記反応におけるスルホン酸誘導体(VI)とアミン類
(III)との使用割合は、特に限定されず広範囲から適
宜選択できるが、通常前者に対して後者を等モル量〜過
剰量、好ましくは等モル量程度とするのがよい。また縮
合剤は、スルホン酸誘導体(VI)に対して等モル量〜過
剰量、好ましくは少過剰量用いられるのが望ましい。反
応温度条件としては、氷冷下〜室温付近の温度が採用で
き、通常約0.5〜2時間程度で反応は完結する。
(III)との使用割合は、特に限定されず広範囲から適
宜選択できるが、通常前者に対して後者を等モル量〜過
剰量、好ましくは等モル量程度とするのがよい。また縮
合剤は、スルホン酸誘導体(VI)に対して等モル量〜過
剰量、好ましくは少過剰量用いられるのが望ましい。反
応温度条件としては、氷冷下〜室温付近の温度が採用で
き、通常約0.5〜2時間程度で反応は完結する。
反応式−5に示す方法によれば、ハロアミド誘導体(VI
I)と亜リン酸トリエステル類(VIII)とを反応させる
ことにより、本発明化合物(I)を収得できる。
I)と亜リン酸トリエステル類(VIII)とを反応させる
ことにより、本発明化合物(I)を収得できる。
上記反応は、反応に悪影響を及ぼさない適当な溶媒、例
えば低級アルコール類、芳香族乃至脂肪族炭化水素類、
DMF等の溶媒中で行なうこともできるが、通常無溶媒
で行なわれるのが好ましい。
えば低級アルコール類、芳香族乃至脂肪族炭化水素類、
DMF等の溶媒中で行なうこともできるが、通常無溶媒
で行なわれるのが好ましい。
該反応におけるハロアミド誘導体(VII)と亜リン酸ト
リエステル類(VIII)との使用割合は、通常前者に対し
て後者を過剰量とするのがよく、反応は通常約130〜
180℃、好ましくは約140〜150℃の温度下に実
施され、反応時間は用いる亜リン酸トリエステル類(VI
II)の種類に応じて異なるが、一般に約0.5〜3時間
程度である。
リエステル類(VIII)との使用割合は、通常前者に対し
て後者を過剰量とするのがよく、反応は通常約130〜
180℃、好ましくは約140〜150℃の温度下に実
施され、反応時間は用いる亜リン酸トリエステル類(VI
II)の種類に応じて異なるが、一般に約0.5〜3時間
程度である。
上記反応式−1〜−5に示す方法により得られる目的の
本発明化合物は、慣用される分離手段により反応系内よ
り単離され得、また精製され得る。上記単離、精製手段
としては、溶媒抽出、蒸留、再結晶、カラムクロマトグ
ラフィー、プレパラティブ薄層クロマトグラフィー等を
採用することができる。
本発明化合物は、慣用される分離手段により反応系内よ
り単離され得、また精製され得る。上記単離、精製手段
としては、溶媒抽出、蒸留、再結晶、カラムクロマトグ
ラフィー、プレパラティブ薄層クロマトグラフィー等を
採用することができる。
実施例 以下、本発明を更に詳しく説明するため本発明化合物の
製造例を実施例として挙げる。
製造例を実施例として挙げる。
実施例 1 p−クロロアニリン2.55g(20ミリモル)とトリ
エチルアミン2.22g(22ミリモル)とを、乾燥ジ
クロロメタン40mに溶解させ、氷冷撹拌下、この混
合物に4−ジエトキシホスフィノイルメチルベンゼンス
ルホニル クロリド 6.53g(20ミリモル)の乾
燥ジクロロメタン10m溶液をゆっくり滴下した。室
温で12時間撹拌した後、反応混合物中に水50mを
加え、クロロホルムで抽出し、芒硝上で乾燥し、溶媒を
留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
で精製(クロロホルム:酢酸エチル=1:1より溶出)
し、ベンゼン−n−ヘキサンより再結晶して、無色結晶
の4−ジエトキシホスフィノイルメチル−N−(4−ク
ロロフェニル)ベンゼンスルホンアミド3.30gを得
た。
エチルアミン2.22g(22ミリモル)とを、乾燥ジ
クロロメタン40mに溶解させ、氷冷撹拌下、この混
合物に4−ジエトキシホスフィノイルメチルベンゼンス
ルホニル クロリド 6.53g(20ミリモル)の乾
燥ジクロロメタン10m溶液をゆっくり滴下した。室
温で12時間撹拌した後、反応混合物中に水50mを
加え、クロロホルムで抽出し、芒硝上で乾燥し、溶媒を
留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
で精製(クロロホルム:酢酸エチル=1:1より溶出)
し、ベンゼン−n−ヘキサンより再結晶して、無色結晶
の4−ジエトキシホスフィノイルメチル−N−(4−ク
ロロフェニル)ベンゼンスルホンアミド3.30gを得
た。
融点 145〜146℃ 実施例 2〜12 実施例1と同様にして、下記第1表に示す各化合物を得
た。
た。
尚、第1表には前記実施例1で得た化合物も併記する。
また第1表に示す化合物中、油状のもの(実施例6、
8、9及び10の化合物)については、それらの1H−
NMR(CDC3、内部標準:TMS)分析結果(δ
値:ppm)を引続き第2表に示す。
8、9及び10の化合物)については、それらの1H−
NMR(CDC3、内部標準:TMS)分析結果(δ
値:ppm)を引続き第2表に示す。
実施例13 アニリン0.56g(6ミリモル)のメタノール10m
溶液中に、室温撹拌下に4−ジエトキシホスフィノイ
ルメチルベンズアルデヒド1.54g(6ミリモル)の
メタノール10m溶液を一度に加え、室温で30分間
かきまぜた。次に氷冷撹拌下に、水素化シアノホウ素ナ
トリウム0.75g(12ミリモル)をメタノール10
mに溶かした溶液をゆっくり滴下し、室温で2時間撹
拌した後、反応混合物中に2N水酸化ナトリウム水溶液
50mを加え、クロロホルムで抽出した。芒硝上で乾
燥し、溶媒を留去した後、残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーで精製(クロロホルム:酢酸エチル=
1:1で溶出)して、油状のN−(4−ジエトキシホス
フィノイルメチルベンジル)アニリン0.80gを得
た。
溶液中に、室温撹拌下に4−ジエトキシホスフィノイ
ルメチルベンズアルデヒド1.54g(6ミリモル)の
メタノール10m溶液を一度に加え、室温で30分間
かきまぜた。次に氷冷撹拌下に、水素化シアノホウ素ナ
トリウム0.75g(12ミリモル)をメタノール10
mに溶かした溶液をゆっくり滴下し、室温で2時間撹
拌した後、反応混合物中に2N水酸化ナトリウム水溶液
50mを加え、クロロホルムで抽出した。芒硝上で乾
燥し、溶媒を留去した後、残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーで精製(クロロホルム:酢酸エチル=
1:1で溶出)して、油状のN−(4−ジエトキシホス
フィノイルメチルベンジル)アニリン0.80gを得
た。
このものの1H−NMR分析結果は、後記第4表に示す
通りである。
通りである。
実施例14〜17 実施例13と同様にして、下記第3表に示す各化合物を
得た。尚、第3表には上記実施例13で得られた化合も
併記する。
得た。尚、第3表には上記実施例13で得られた化合も
併記する。
また得られた各化合物の1H−NMR分析結果を引続く
第4表に示す。
第4表に示す。
実施例18 N−ベンジル−p−アニシジン0.64g(3ミリモ
ル)と無水炭酸カリウム0.41g(3ミリモル)のア
セトニトリル20m懸濁液中に、室温撹拌下に、4−
ジエトキシホスフィノイルメチルベンジルブロミド0.
96g(3ミリモル)のアセトニトリル10m溶液を
滴下した。室温で12時間撹拌した後、反応混合中に水
30mを加え、クロロホルムで抽出し、芒硝上で乾燥
し、溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーで精製(クロロホルム:酢酸エチル=1:1
で溶出)して、油状のN−ベンジル−N−(4−ジエト
キシホスフィノイルメチルベンジル)−p−アニシジン
0.49gを得た。
ル)と無水炭酸カリウム0.41g(3ミリモル)のア
セトニトリル20m懸濁液中に、室温撹拌下に、4−
ジエトキシホスフィノイルメチルベンジルブロミド0.
96g(3ミリモル)のアセトニトリル10m溶液を
滴下した。室温で12時間撹拌した後、反応混合中に水
30mを加え、クロロホルムで抽出し、芒硝上で乾燥
し、溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーで精製(クロロホルム:酢酸エチル=1:1
で溶出)して、油状のN−ベンジル−N−(4−ジエト
キシホスフィノイルメチルベンジル)−p−アニシジン
0.49gを得た。
このものの1H−NMR分析結果は後記第6表に示す通
りである。
りである。
実施例19〜25 実施例18と同様にして、下記第5表に示す各化合物を
得た。尚、第5表には上記実施例18で得た化合物も併
記する。
得た。尚、第5表には上記実施例18で得た化合物も併
記する。
また、油状の化合物の1H−NMR分析結果を引続く第
6表に示す。
6表に示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // A61K 31/66 ADN 8314−4C
Claims (1)
- 【請求項1】一般式 〔式中R1及びR2はそれぞれ水素原子、置換基として
ハロゲン原子、水酸基、低級アルコキシ基、N,N−ジ
低級アルキルアミノ基及びN,N−ジ低級アルキルアミ
ノ低級アルコキシ基から選ばれる基の1〜3個を有する
ことのあるフェニル基、フェニル環上に置換基として低
級アルコキシ基の1〜3個を有することのあるフェニル
低級アルキル基又はジフェニル低級アルキル基を示す
か、或いは互いに結合して之等が結合している窒素原子
と共に1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−1−イ
ル基、2位又は3位にフェニル基を有することのあるイ
ンドリン−1−イル基、2位又は3位にフェニル基を有
することのある2,3−ジヒドロ−4H−1,4−ベン
ゾオキサジン−4−イル基又はベンゼン環上にハロゲン
原子を有することのあるフェノチアジン−10−イル基
を形成する基を示す。 R3は低級アルキル基を示す。 Aはメチレン基又はスルホニル基を示す。〕 で表わされるホスホン酸ジエステル誘導体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16308388A JPH0651711B2 (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | ホスホン酸ジエステル誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16308388A JPH0651711B2 (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | ホスホン酸ジエステル誘導体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0211590A JPH0211590A (ja) | 1990-01-16 |
JPH0651711B2 true JPH0651711B2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=15766860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16308388A Expired - Lifetime JPH0651711B2 (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | ホスホン酸ジエステル誘導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0651711B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002518506A (ja) * | 1998-06-25 | 2002-06-25 | テュラリク インコーポレイテッド | アリールスルホンアニリドホスフェート |
-
1988
- 1988-06-29 JP JP16308388A patent/JPH0651711B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0211590A (ja) | 1990-01-16 |
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Legal Events
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