JPH0651581A - 回転伝達機構 - Google Patents

回転伝達機構

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Publication number
JPH0651581A
JPH0651581A JP4208030A JP20803092A JPH0651581A JP H0651581 A JPH0651581 A JP H0651581A JP 4208030 A JP4208030 A JP 4208030A JP 20803092 A JP20803092 A JP 20803092A JP H0651581 A JPH0651581 A JP H0651581A
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JP
Japan
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magnet gear
pole
gear
outer peripheral
transmission mechanism
Prior art date
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Pending
Application number
JP4208030A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Uchida
内田  理夫
Ryuji Watariki
龍司 渡木
Akitaka Okazaki
哲卓 岡崎
Yoshio Fujita
恵生 藤田
Koichi Baba
弘一 馬場
Eiji Nimura
栄司 丹村
Wataru Yoshida
渉 吉田
Yuki Ito
由起 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0651581A publication Critical patent/JPH0651581A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転伝達機構において小型でかつ大きな減速
比を得る。 【構成】 この回転伝達機構は、外周面に交互に多数の
磁極が形成された大マグネットギヤ48と、大マグネッ
トギヤ48の外周面に隣接して配置され、かつ外周面に
1又は2つの磁極が形成された小マグネットギヤ47と
を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転伝達機構、特に、
2つの回転体の間で大減速比を得るための回転伝達機構
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的な回転伝達機構としては、
歯車機構、ベルトやプーリ等を用いた巻掛け伝動機構等
が用いられる。これらの回転伝達機構においては、高速
回転する部材と低速回転する部材とを1つの駆動機構に
よって駆動するために、大きい変速比が要求される場合
がある。
【0003】たとえば複写機において、感光体ドラム表
面の残留トナーを除去するためのクリーニング装置で
は、残留トナーを除去するための2つのブラシローラが
設けられる場合がある。そして、上流側の第1ブラシロ
ーラは、感光体ドラム表面のほとんどの残留トナーを除
去するために高速で回転させる必要がある。一方、下流
側の第2ブラシローラは、除去すべきトナーが少量であ
り、かつクリーニング装置外へのトナーの飛散を防止す
るために超低速で回転させる必要がある。このため、第
1ブラシローラと第2ブラシローラとを連結する回転伝
達機構の変速比は、大きく設定しなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】回転伝達機構を歯車機
構で構成する場合、歯切り工具による切下げを防止する
ために歯車の歯数をあまり少なくすることができない。
このため、変速比を大きくするためには、歯車機構を構
成する各歯車の径が大きくなり、装置全体の寸法が大き
くなってしまう。また、ベルト及びプーリを用いた機構
においても、変速比を大きくするためにプーリ径が大き
くなってしまい、装置全体の寸法が大きくなる。
【0005】また、カム及び一方向クラッチを用いた大
減速比の回転伝達機構も提案されている。この機構で
は、カムの回転によってレバー部材を回動させ、このレ
バーの回動中心部に一方向クラッチを介して従動側のロ
ーラ等を装着する。この構成では、カムの回転により従
動ローラを間歇的に回転させることができ、両者間の変
速比は大きくなる。しかし、このようなカム及び一方向
クラッチを用いた機構では、構造が複雑になる。
【0006】本発明の目的は、小型かつ簡単な構成で大
きな変速比を得ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る回転伝達機
構は、外周面に交互に多数の磁極が形成された第1回転
体と、第1回転体の外周面に隣接して配置され、かつ外
周面に1または2つの磁極が形成された第2回転体とを
備えている。
【0008】
【作用】本発明に係る回転伝達機構では、第1回転体と
第2回転体とは磁気的に連結されている。すなわち、第
1回転体が回転を始めると、第1回転体の外周面の磁極
と第2回転体の外周面の磁極との間に吸引及び反発の磁
力が作用する。このため、第2回転体は、第1回転体の
1つの磁極変化に対応して1つの磁極分だけ回転する。
【0009】このように、各回転体の外周に形成された
磁極数を歯車の歯数と同様に考えることができ、しかも
加工上の制限がないため、磁極数を最低1個にすること
ができる。本発明では、第2回転体の外周面は1又は2
つの磁極で構成されているため、各回転体の外径を大き
くすることなく第1回転体に形成された磁極数と第2回
転に形成された磁極数との比、すなわち変速比を大きく
設定することができる。また、カム等を用いた機構に比
較して構成が簡単となる。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の一実施例が採用された複写
機を示している。図において、複写機本体1の上面には
原稿載置台2が固定されている。原稿載置台2の上部に
は原稿押さえ3が開閉自在に装着されている。一方、複
写機本体1の図中右側部にはバイパストレイ4と給紙カ
セット5,6とが着脱自在に装着されており、左側部に
は、複写済みの用紙が排出される排紙トレイ7が装着さ
れている。
【0011】複写機本体1の内部において、その上部に
は原稿読取りのための光学系8が設けられている。この
光学系8は、光源,ミラー等から構成されている。ま
た、装置本体1のほぼ中央には、その表面に静電潜像が
形成される感光体ドラム9が配置されている。感光体ド
ラム9の周囲には、感光体ドラム9を所定の電荷に帯電
させる主帯電用コロナ放電器10と、感光体ドラム9に
トナーを供給する現像装置11と、用紙にトナー像を転
写するための転写用コロナ放電器12と、感光体ドラム
9から用紙を分離するための分離用コロナ放電器13
と、感光体ドラム9上の残留トナー等を除去するクリー
ニング装置14が配置されている。
【0012】給紙カセット5,6の先端上方には、給紙
ローラ16a,16bが設けられている。給紙ローラ1
6a,16bと画像形成部との間には、画像形成部に用
紙を搬送するための給紙装置17が設けられている。画
像形成部の下流側には搬送装置18が設けられている。
この搬送装置18と排出ローラ19との間には、搬送さ
れてきた用紙上の転写像を定着するための定着装置20
が設けられている。
【0013】クリーニング装置14は、図2に示すよう
に、感光体ドラム9側に開口を有するケース30と、ケ
ース30内に配置された第1,第2ブラシローラ31,
32とを有している。また、ケース30内には、各ブラ
シローラ31,32に対応してそれぞれ回収ローラ33
及びブレード34が設けられている。第1ブラシローラ
31は、ケース30内の下部に感光体ドラム9と平行
に、かつ外周のブラシが感光体ドラム9の外周面と接触
するように配置されている。この第1ブラシローラ31
は、接触部が感光体ドラム9の外周面の走行方向と逆方
向に走行する。また、トナーと逆極性の電圧が印加され
ている。第2ブラシローラ32は、第1ブラシローラ3
1の上方に感光体ドラム9と平行に、かつ外周のブラシ
が感光体ドラム9の外周面と接触するように配置されて
いる。また、第1ブラシローラ31と同方向に回転し、
トナーと同極性の電圧が印加されている。
【0014】各ブラシローラ31,32に対応する回収
ローラ33は、各ブラシローラ31,32の側方に、ロ
ーラ軸と平行に配置されている。また、回収ローラ33
の外周面がブラシローラ31,32の外周ブラシと接触
するように配置されている。ブレード34はウレタン等
によって形成されており、各回収ローラ33の下部にお
いて先端が回収ローラ33の外周面に接触するように配
置されている。ブレード34は、ブレードホルダ35に
保持されている。ケース30下方に配置された第1ブラ
シローラ31及びこれに対応する回収ローラ33とブレ
ード34の上方には、分離板36が配置されている。さ
らに、ケース30の底部には、回収されたトナーを排ト
ナーボトル(図示せず)に搬送するための回収スパイラ
ル37が配置されている。なお、第1ブラシローラ31
の上流側には、感光体ドラム9表面の電荷を除去するた
めの除電用放電器38が配置されている。
【0015】図2に示したクリーニング装置14では、
大部分の残留トナーが第1ブラシローラ31で回収さ
れ、その残りのトナーが第2ブラシローラ32で回収さ
れる。このため、第1ブラシローラ31は高速で回転さ
せて多量のトナーを回収し、一方、第2ブラシローラ3
2はケース30外にトナーが飛散するのを防止するため
に超低速で回転させる必要がある。
【0016】このため、両ブラシローラ31,32は、
図3に示すような回転伝達機構40によって連結されて
いる。回転伝達機構40は、ケース30の外方に配置さ
れており、ベルト伝達機構41と、マグネットギヤによ
るマグネット伝達機構42とを有している。ベルト伝達
機構41は、第1ブラシローラ31のローラ軸31aに
固定された小プーリ43と、中間軸44に固定された大
プーリ45と、両プーリ44,45間に掛けわたされた
ベルト46とを有している。中間軸44は、第1ブラシ
ローラ31のローラ軸31aと第2ブラシローラ32の
ローラ軸32aとの間に、両ローラ軸31a,32aと
平行に配置されている。なお、第1ブラシローラ31の
ローラ軸31aは、図示しないモータに連結されてい
る。
【0017】マグネット伝達機構42は、中間軸44の
一端に固定された小マグネットギヤ47と、第2ブラシ
ローラ32のローラ軸32aの先端に固定された大マグ
ネットギヤ48とを有している。この大マグネットギヤ
48は、一方向クラッチ49を介して固定軸50に支持
されている。固定軸50は、図示しないフレームに回転
不能に固定されている。この構成では、大マグネットギ
ヤ48は図3の矢印B方向、すなわち感光体ドラム9の
外周面の走行方向と逆方向にのみ回転可能である。
【0018】小マグネットギヤ47は、図4に模式的に
示すように、外周部にS極とN極とが対向して着磁され
ている。また、大マグネットギヤ48の外周部には、S
極とN極とが交互に等角度間隔で着磁されている。この
1対のマグネットギヤ47,48は、両者が最も接近し
た際に約1mm程度の隙間が開くように配置されており、
磁気的に連結されている。そして、両マグネットギヤ4
1,42の回転数比は着磁された磁極数によって決定さ
れる。
【0019】次に回転伝達機構40の動作について説明
する。第1ブラシローラ31のローラ軸31aに接続さ
れたモータが回転を開始すると、モータの回転力は、小
プーリ43及びベルト46を介して大プーリ45に伝達
される。このベルト伝達機構41により、回転数はプー
リ径に応じて減速される。大プーリ45が回転すると、
小マグネットギヤ47が回転し、この小マグネットギヤ
47と磁気的に連結された大マグネットギヤ48を回転
する。このマグネット伝達機構42では、小マグネット
ギヤ47が2極であるので、大マグネットギヤ48の磁
極数をあまり多くすることなく、すなわち外径をあまり
大きくすることなく非常に大きな減速比とすることがで
き、第2ブラシローラ32を超低速で回転させることが
できる。
【0020】ここで、小マグネットギヤ47が図3で示
す方向に回転すると、大マグネットギヤ48は外周部の
N極(S極)が、対向する小マグネットギヤ47のS極
(N極)に引かれて、通常、図3の矢印A方向に追従し
て回転しようとする。しかし、大マグネットギヤ48は
一方向クラッチ49及び固定軸50によって矢印A方向
の回転が禁止されているので、小マグネットギヤ47が
回転しても追従して回転しない。そして、小マグネット
ギヤ47が回転して、そのN極(S極)と大マグネット
ギヤ48のN極(S極)とが対向すると、両者は反発し
合い、その反発力によって、大マグネットギヤ48は回
転が許容されている矢印B方向に回転する。このため、
第2ブラシローラ32は、超低速で同方向に回転する。
【0021】このような実施例では、ベルト伝達機構4
1及びマグネット伝達機構42によって大きな減速比を
設定できる。しかも、小マグネットギヤ47は加工上の
制限がないので、2極とすることができ、大マグネット
ギヤ48の外径を大きくすることなく大きな減速比を設
定できる。また、構成もカム機構等を用いた装置に比較
して非常に簡単である。
【0022】〔他の実施例〕 (a)前記実施例では、小マグネットギヤを2極とした
が、1極にすることも可能である。図5に小マグネット
ギヤの他の例を示す。この実施例における小マグネット
ギヤ51は楕円形状であり、長軸方向の一端部が中間軸
44に固定されている。この場合には、小マグネットギ
ヤ51は、その他端部に着磁された1極(たとえばN
極)だけとなる。
【0023】このような実施例においては、大マグネッ
トギヤ48の外径を大きくすることなく、より大きな減
速比を設定することができ、しかも構造が簡単である。 (b)前記実施例では、回転伝達機構をベルト伝達機構
とマグネット伝達機構で構成したが、マグネット伝達機
構のみによって構成してもよい。 (c)本発明の回転伝達機構の適用は、複写機のクリー
ニング装置に限定されるものではなく、大減速比が要求
される他の装置に対して同様に適用できる。
【0024】
【発明の効果】本発明では、外周面に交互に多数の磁極
が形成された第1回転体と、外周面に1又は2つの磁極
が形成された第2回転体とにより回転伝達機構を構成し
たので、小型でかつ大減速比の機構を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を採用した複写機の縦断面概
略構成図。
【図2】前記複写機のクリーニング装置の縦断面概略構
成図。
【図3】前記クリーニング装置を装置後方から見た斜視
部分図。
【図4】本実施例のマグネット伝達機構の正面概略図。
【図5】本発明の他の実施例を示す図4に対応する図。
【符号の説明】
1 複写機 31,32 ブラシローラ 40 回転伝達機構 41 ベルト伝達機構 42 マグネット伝達機構 47,51 小マグネットギヤ 48 大マグネットギヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 恵生 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内 (72)発明者 馬場 弘一 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内 (72)発明者 丹村 栄司 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内 (72)発明者 吉田 渉 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内 (72)発明者 伊東 由起 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周面に交互に多数の磁極が形成された第
    1回転体と、 前記第1回転体の外周に面に隣接して配置されかつ外周
    面に1又は2つの磁極が形成された第2回転体と、を備
    えた回転伝達機構。
JP4208030A 1992-08-04 1992-08-04 回転伝達機構 Pending JPH0651581A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4208030A JPH0651581A (ja) 1992-08-04 1992-08-04 回転伝達機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4208030A JPH0651581A (ja) 1992-08-04 1992-08-04 回転伝達機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0651581A true JPH0651581A (ja) 1994-02-25

Family

ID=16549513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4208030A Pending JPH0651581A (ja) 1992-08-04 1992-08-04 回転伝達機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0651581A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010134371A (ja) * 2008-12-08 2010-06-17 Konica Minolta Business Technologies Inc クリーニング装置およびそれを備えた画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010134371A (ja) * 2008-12-08 2010-06-17 Konica Minolta Business Technologies Inc クリーニング装置およびそれを備えた画像形成装置

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