JPH06511342A - ツインコンタクトチップカードとカード読み取り装置との通信方法 - Google Patents

ツインコンタクトチップカードとカード読み取り装置との通信方法

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JPH06511342A JP5512982A JP51298293A JPH06511342A JP H06511342 A JPH06511342 A JP H06511342A JP 5512982 A JP5512982 A JP 5512982A JP 51298293 A JP51298293 A JP 51298293A JP H06511342 A JPH06511342 A JP H06511342A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ツインコンタクトチップカードとカード読み取り装置との通信方法 本発明は、メモリカードまたはマイクロプロセッサカードのようなチップカード (ICカード)に関するものである。
これらのカードの用途は次第に拡大しており、その成功の主たる要因は、低コス トで製造可能ということにある。例えば、小さい金額を扱う商取引(例えばプリ ペイドテレホンカード、プリペイドパーキングカードなど)に応用するには、カ ードの製造コストが、カードによって供給されるサービスの商業的価値と比較し て低いことが非常に重要である。
チップカードを製造するには、集積回路チップ、数個のコンタクトを備えたコネ クタ、さらにチップとコネクタ間の接続ワイヤを、プラスチック製のキャリヤ( すなわちカード)に据えつける。チップカードのコネクタは、マイクロモジュー ルのコネクタで構成されている。
マイクロモジュールの製造においては、チップそのものよりも、チップをマイク ロモジュールに組み込む作業にずっと多くのコストがかかり、その比率は4:1 にも達する。
従って、カード全体のコストを下げるには、チップの回路がより複雑なものにな ったとしても、チップをマイクロモジュールに組み込む作業を最適化するのが有 利である。
考えられる方法のうち、コネクタのコンタクトの数、つまり接続ワイヤ(いわゆ るワイヤーボンディング法によって結合されている)の数を減らすというものが ある。この数は組み立てコストに直接影響してくる。現在のところ、ISO規格 7816によれば、カードは最大8個のコンタクトを有する。そのうち5個か6 個のコンタクトしか実際に使用されていないこともしばしばである。
もし、コンタクトを2個のみにすることができれば、コストは大幅に軽減されよ う。さらに、コンタクトの数を減らすことは、チップをだめにする可能性のある 静電放電の危険性を減らすことを意味する。さらに、チップの表面積も減少しく その大部分は、コネクタを備えた接続ワイヤを受けとるコンタクトバンドを配置 するためだけに使用されている)、それによって、チップにかかるコストが軽減 される。最後に、使用するコンタクトが2個のみであれば、現在使用されている チップカードの最も一般的な形態となっているクレジットカード(約5cmXg 印で厚さl mmの平らなカードである)以外の形態での、チップカードの応用 を考えることができる。例えば、チップコイン(コインに類似の形態を有する) またはキップキー(鍵に類似の形態を有する)が考えられる。これらの形態では 、カードを、読み取り装置内で正確に配置する必要性を最大限少なくするために 、コンタクトの数が2個であることが、特に有利である。
しかしながら、コンタクトが2個のみであるようなカードを提案するのは当然容 易なことではない。なぜならば、第1に、カードに給電しなければならず、第2 に、カードとそれが挿入される読み取り装置の間の2方向の通信を可能にしなけ ればならないからである。例えば、現在フランスで使用されているテレホンカー ドは、■CC1VSS、VPP、、CLK、Ilo、R3T、FUSEと称され る7個の有用なコンタクトと、加えて1個の使用されないコンタク) (PRO G)を有する。これらのコンタクトはそれぞれ、 VCC: 5ボルトのプラスの電源電圧VSS: 接地 V P P、 : プログラミング電圧(約21V)CLK: クロック ■10: カードのメモリ内での読み取り用のデータ出力FUS、E:全体的な 作動および再初期化のためのコンタクトに対応し、さらに R3T: このコンタクトは、動作が、インクリメンテ−ジョン動作であるか( R3T=0)またはプログラミング動作であるか(RS T、= 1 )を、ク ロック信号CLKの前縁で定義する。・ わずか2個のコンタクトで同じ機能を得るのは容易でないことが容易に理解され よう。
しかしながら、2個のコンタクトのみで働くカードを提案する試みがなされてき た。なされた提案は、主に、接地コンタクトVSSと電源コンタクトVCC使用 し、それと共にコンタクトVCCに存在する電圧の振幅変調を行うことに基づい ている。
供給電圧が常時存在して、カードの給電する。この電圧の変調は、カードと読み 取り装置間で交換される情報要素を表す。しかしながら、これらの方法は十分な ものではない。集積回路を用いた標準的な技術において、振幅の検出を習得する のは容易ではない。さらに、すでに使用されているカード読み取り装置との互換 性を持たせるのは不可能で、現在の読み取り装置がツインコンタクトカードを受 けられるようにするには、それらを全て変更しなければならない。それら読み取 り装置は、供給電圧を変調させる回路を備えておらず、その結果、この技術にょ って作動するこれらのカード用の動作ソフトウェアを考案することは不可能であ る。
本発明は、クロックコンタクトCLKとデータ入/出力コンタク)Iloを用い て、必要な場合には、その動作に必要な電力をカードに送達することを含む、標 準的なチップカードによって通常行われるほとんど全ての動作を実行するという 新規な方法に基づくものである。従って、これら2個のコンタクトのみを備えた チップカードが実現可能であることが示され、従来技術において提案されたツイ ンコンタクトを用いた方法では不可能であった、既存の読み取り装置との互換性 を可能にする通信プロトコルが見出せることが示されよう。
第1の局面によれば、本発明は従って、このカードとそれが挿入される読み取り 装置との間の情報要素の交換を可能にするタイプのチップカードを提案するもの で、このカードは、この情報交換に使用されるコンタクトを2個以上備え、上記 カードはさらに、2つのコンタクトに接続された入力と、カードの残りの部分に その給電に必要な整流された電圧を供給する出力を有する整流回路を備えている 。
従って、整流器は、2つのコンタクトに交番する電圧レベルに基づいて、カード への供給電圧を作りだすために使用されるものである。これは全波整流器である のが好ましい。交流電圧からの直流電圧供給の分野における標準的なアセンブリ に従って、4個のダイオードよりなるブリッジによって構成されていてもよい。
従って、情報交換に使用される信号のエネルギーは、信号がしばしば異なる論理 状態にあり、従って異なる電位にあろうことを利用して、カードに直流電圧を供 給するために、予期せぬ方法で使用される。
最大限の電力を回復しようとする場合には、当然、全波整流器が好ましい。その 場合回復は、実際、コンタクト間に存在する電圧の方向と無関係となる。2個の コンタクトは、読み取り装置より、情報要素の交換中常時変化する論理レベルを 受取り、2個のコンタクトが過剰に長期間同じ電位に留まる可能性は非常に少な いことが理解されなければならない。従って、情報要素(データまたは命令)を 伝達する手続きによって、カードは常時給電されることになる。
したがって、好ましくは、2個のコンタクトを有し、その間に整流器を配置した チップカードを作ることが可能である。
本発明のもう一つの局面によれば、上記に説明したように、ツインコンタクトカ ードを作るための特に有利な選択は、第1のコンタクトとして、読み取り装置か ら、交換を同期化するための論理信号を受信するために構成されたクロックコン タクトを用い、第2のコンタクトとしては、交換される情報要素(データまたは 命令)を決定する論理信号を受信および送信するための入/出力コンタクトを用 いるというものである。
その結果、本発明の第2の局面によるならば、2個のコンタクトを有するチップ カードが提案されるもので、このカードは、第1のコンタクトがクロックコンタ クトであって、そのクロックの前縁と後縁がカードによってなされるべき各動作 の瞬間を決定し、第2のコンタクトがデータ要素の入/出力コンタクトであって 、その論理レベルが、第1に、読み取り装置の制御下にカードによって実行され るべき命令を表し、第2に、カードから読み取り装置に向けられた情報を表して いることを特徴とするものである。
接地コンタクトと電源コンタクトの代わりに上記2個のコンタクトを選択するこ とによって、どのようにして、特に既存のカード読み取り装置との互換性が得ら れるようになるかを見ることにしよう。その主たる理由は、公知の読み取り装置 は、その主なタスクが、クロック信号(CLK)と入/出力信号(Ilo)、そ してその他の信号を規定することであって、供給電圧を規定することではない、 ソフトウェアプログラムの制御下で働くように構成されているということである 。従って、これら読み取り装置は、使用を続けることが可能で、変更されなけれ ばならないのはソフトウェアのみである。これは、そのコンタクトが、接地コン タクトと振幅を変調される電源コンタクトであるようなツインコンタクトカード では不可能である。
コンタクトが、2方向の通信だけでなく、カードに必要な電力を送達するために も使用されることが望まれる場合には、当然、上記に述べた全波整流器を使用す ることができる。
最後に、第3の局面によるならば、本発明は、ツインコンタクトカードを用いて 、現在使用されている6個または8個のコンタクトを有するカードと、大体同じ ような情報交換能力を持つことを可能にする、独自の通信プロトコルに関するも のである。
この第3の局面によれば、本発明は、読み取り装置によって制御されるクロック コンタクトCLKとデータ入/出力コンタクト(10を用いた、チップカードと カード読み取り装置との間の通信の方法を提案するもので、該方法は(a)カー ドのメモリセルへの情報ビットの書き込みを、このビットの状態を読み取る動作 の直後に行い、(b)読み取られたビットが書き込まれるべきビットと反対の論 理である時のみ、コンタク)CLKとIloを介して、読み取り装置より書き込 み命令が与えられ、この書き込み命令は、書き込まれるべきビットの値とは無関 係の形で与えられ、(c)読み取り装置から書き込み命令が受信された時に、読 み取られたビットの値によって、カードがプログラミングまたは消去動作を実行 する ことを特徴とする。
その結果、カードのメモリセルに情報要素が書き込まれなければならない時は、 読み取り装置は、可能な2つの異なる命令より選択された命令を送らずに、単一 の書き込み命令を送る。
読み取り装置のソフトウェアプログラムは、書き込まれるべきビットの状態が直 前に読み取られたビットの状態と違っている時にのみ、書き込み命令を送る。そ してカードが、この場合も直前に読み取られたビットの状態に応じて、受は取っ た書き込み命令を翻訳処理し、これをプログラミング命令か消去命令かに変換す る。この特徴によって、場合によっては読み取りおよび書き込み命令以外の命令 を含む、完全な通信プロトコルが設定され、このプロトコルはさらに、上記2つ のコンタクトCLKとIloのみによって達成される。さらに、この特徴には、 書き込み命令が、消去およびプログラミングのための唯一の命令であるにもかか わらず、メモリセルのあらゆる過剰プログラミングまたは過剰消去を防ぐという 利点がある。セルがすでにプログラムされている(または消去されている)とき に、プログラミング(または消去)命令が出されると、過剰プログラミング(ま たは過剰消去)が起こる。従来の技術では、読み取り装置が2つの異なる命令を 出せるようなプロトコルによってこの過剰プログラミングを防止していた。
ビットの状態の読み取りは以下のプロトコルに従い、各種段階が所定の順序で実 行されて行われるのが好ましい。つまり、CLKが第1のレベルにある時に、コ ンタク)Iloが読み取り装置によって第1の状態に設定され、CL Kのレベ ルのmlの変更がなされ、読み取り装置により、コンタク)Iloの電位が復旧 され、カードによって、コンタクトが、伝達すべき情報要素に対応した状態に設 定され、 CLKのレベルがその第1のレベルへと第2の変更がなされる前に、コンタクト 110の論理状態が読み取り装置によって読み取られる。
好ましくは、読み取り後、CL Kのレベルの第2の変更の前に、読み取り装置 はコンタクト110を第2の状態に設定する。
書き込みは以Fのブ++1−、TJルに従って行われるのが好ましい。
読み取り動作の後、CL Kがその第ルベルにある時に、読み取り装置からコン タクト110に短いパルスが与えられ、この二Jンタクトを第1の状態とし、さ らに第2の状態に戻し、この短いパルスの後、コンタクl−l10が第2の状態 に設定されたままである時に、そしてCL Kが第1の状態のままであるという 条件の下に、書き込みが行われる。
読み取りまたは書き込みされるセルの位置をインクリメントJる手段を備えたメ モリを有するチップカードの場合は、インクリメンテ−ジョン命令が、読み取り 命令の最初の部分(つまり、Iloが第1の状態に設定された後のCLKの第2 のレベルはの移行)によっ−C構成されることとするのが好ましい。
例えば秘密コードを用いることによって、通信における不正な試みに対しである 程度のセキュリティーを備えた、ある種のメモリーカードでは、読み取り装置か らカードに、さらに2つの命令が与えられるようにすることもできる。これらは 、カードのメモリビットを、読み取り装置が示す値と比較するための命令である 。上記の命令に加えて、これらの命令を、この場合も2つのコンタクトCLKと Iloによって実行できることが、以下に明らかとなろう。その他の命令も、本 発明の対象であるツインコンタクト通信プロトコルに従って実行することができ る。これらの命令は、例えば、インクリメンテ−ジョンカウンタのりセット命令 および低パワー待機命令である。
以下添付した図を参照して行う詳細な説明により、本発明のその他の特徴および 利点が明らかとなろう。図中二図1は8個の規格化されたコンタクトを有する従 来のチップカードのコンタクトを示し、 図2は2個の:Jコンタクトみを有する本発明のチップカードを示し、 図3は2個のコンタクトを有し、それぞれのコンタクトが部材の片面づつに配置 されているチップカードを示し、図4は本発明によるチップカードの一部の電気 回路図を示し、図5は図4の回路図のもう1つの構成を示し、図6は本発明の実 施を可能にするチップカード回路の、全体的な回路図を示し、さらに 図7から図11はカードと読み取り装置間の通信プロトコルを示し、より特定す るならば、図7はカードに内包される情報ビットの読み取りに関するものであり 、図8は書き込みに関するものであり、図9はカードのアドレスカウンタのリセ ットに関するものであり、図10は秘密コードの確認のための比較命令に関する ものであり、図11はシステムを低消費の待機状態に置くことに関するものであ る。
図1は、表面と高さを同じくする8個のコンタクトを備えたクレジットカードの 形態をとるカードのような、標準チップカードlOを示している。この8個のコ ンタクトは、上記に述べた、以下: VCClVSS、VPP、R3T、Ilo 、CLK、FtJsE、PROGと定義されるものである。コンタクトRS ′ I”、F LJ S EおよびPROGの定義は、採用する規格によって変化す るもので、この規格は国ごとに異なる。しかしながら、電源コンタクトVCC, VSS、VPI)、データ入/出力コンタクトI10およびクロックコンタク) CLKは、現在実際に使用されている規格化されたプロトコルにおいて同一に規 定される。
図2は、本発明の好ましい具体例によるカード12を示す。その特徴は、供給と 情報要素の交換の両方に使用可能なコンタクトを2個のみ有するという点である 。これらのコンタクトはデータ入/出力コンタクトI10とクロックコンタクト CLKである。[データ入/出力コンタクト」という言葉は、第1に、カードが 読み取り装置に挿入された時に、カード読み取り装置によって!テえられる、情 報要素(データまたは命令)を表す、電圧論理レベルを受取り、第2に、読み取 り装置に向けられた、カードからの情報要素を与えるように構成されたコンタク トを意味するものと理解される。[クロックコンタクト」という言葉は、読み取 り装置からの交流電圧論理レベルを受け取って命令が実行される瞬間を規定する ように構成されたコンタクトを意味するものと理解される。所定の時点での、ク ロックコンタクトの状態または遷移とコンタク)Iloの状態または遷移の組み 合わせが、カードの様々な動作を規定することになろう。
カードのコンタクトが2個のみであれば、カードは、図3に示すチップコイン型 として公知のような、つまりチップが、例えばコインの大きさのディスク型モジ ュール14に埋め込まれた、特に単純な形態をとることができる。コンタクトC LKは一方の面上に備えられて、コンタク)Iloはもう一方の面に備えられて いる。クレジットカードの形態のカードと比べて、カードを読み取り装置内に配 置する際の問題が、大幅に単純化される。
クレジットカードの標準形態を維持しているカードの場合(図2)は、残る2つ のコンタクト、IloおよびCLKの位置が、8個のコンタクトを有するカード の対応するコンタクトI10およびCLKと、正確に同じくなるようになされて いるのが好ましい。このようにして、このカードは、既存の読み取り装置の動作 ソフトウェアを変更するだけで、既存の読み取り装置に使用することができる。
カードが、読み取り装置から電力を受けとりながら、2個のコンタクトのみで作 動可能となるには、本発明に従えば、図4および5に示すような構成とするのが 好ましい。
これらの構成では、情報交換コンタクトである2個のコンタク)IloおよびC LKが、カードに必要な電力も与えることができる。
図4は、本発明において、上記のことがいかにして可能になされているかを示し ている。つまり、読み取り装置とカードの間の情報要素交換に使用される2個の コンタクトの間に、整流回路が接続されている。ここで、もちろん、これらはコ ンタクトCLKとIloであるが、CLKとI10以外のコンタクトによって情 報要素が交換されるような、その他の状況も考えられ、その場合、整流器は、こ れら2個のコンタクトの間に接続されて、カードの電子回路に電力を供給する。
図4では、情報交換コンタクトバッドCLK (クロックコンタクト)および■ 10(データ入/出力コンタクト)を備えた、カードに内包される集積回路チッ プを示すために、参照番号2゜が用いられている。チップのこれらコンタクトパ ッドには、カードの外面のコンタクトと同じ参照番号が与えられている。なぜな ら、チップのコンタクトパッドは外面のコンタクトに直接接続されているからで ある。これらのコンタクトは、コンタクトにクロック信号clkを与えて、さら にデータ要素i / oを与える、または受け取るカード読み取り装置LCTに 接続されている。信号は、高い論理レベルと低い論理レベルが交互になったもの で、例えば5ボルトと0ボルトが交互になったものである。
カードの電子回路は、共通の参照番号Bを与えられたブロックにより、包括的に 描かれている。このブロックは、コンタクトCLKとIloに直接接続されて、 データ要素、命令およびり07り信号を、読み取り装置から受け取り、読み取り 装置にデータ要素を与える。
さらに、ブロックBは直流の供給電圧VCCINTとVSSINTを受け取る。
前者の電圧は2つのうち、よりポジティブであると思われる。
これら供給電圧は、コンタク)CLKとIloに存在する交互の論理信号が直接 供給される整流器RDRの出力において得られる。整流器RDRは、全波整流器 であるのが好ましく、例えば、図4に示すように接続された、4個のダイオード よりなる簡単なブリッジであるのが好ましい。コンデンサCは、電圧の変化を滑 らかにするために、VCCINTとVSSINTの間に、該ブリッジの出力に並 列に接続されていてもよい。このコンデンサは、しかしながら、ある場合には、 単に、ブロックB内に必ず存在する寄生静電容儀の値によって構成されていても よい。これは、信号clkとi / oが、高い周波数で変化する時はど、より あてはまる。
信号clkとi / oが反対の論理レベルにある時、例えば1つが5ボルトで もう1つがOボルトである時には、整流器RDRが作動中で、VCCINTをほ ぼ5ボルトに設定し、VSsINTをほぼOボルトに設定する(整流器のダイオ ードにおける電圧低下を考えないならば)。clkとi / oが両方とも5ボ ルトの時は、整流器は作動していないが、VCCINTを5ボルトに保つ傾向に ある。電位VSSINTはフローティング状態であるが、コンデンサCによって ほぼグラウンドに保たれている。clkとi / oが両方とも0の時は、その 反対となる。
つまり、VSSINTが0ポルトに保たれて、VCCINTが70−ティング状 態となる。
この回路は、clkとo/iが同一である期間が長すぎない場合にのみ、適正に 作動する。コンデンサCの静電容量値が増えれば、上記の期間を延長することが 可能となる。
図5もまた、この場合は機械の不調の危険を減らすために使用される改良を示し ている。カードの電子回路は2個のブロックB1と82に分割され、そのうちブ ロックB1は、恒久的な給電の存在を必要としない要素(つまり内部パルス発生 用の回路および種々の論理回路)のみを備えるという特徴を有する。
ブロックB2は、直流の給電なしでは行うことのできない回路(例えばデコーダ 、カウンタ、状態フリップフロップ回路)を主に集めたものである。これらのブ ロックは、図5では、完全に分離されたものとして示されているが、それらの間 に接続があってもよいことは明らかである。
ブロックB1には、整流器ブリッジRDRの出力における直流電圧VCCINT およびVSSINTが、直接供給されている。ブロックB2には、ブロックBl より得られる直流電圧VCCINTIとVSSINTIが供給されており、整流 器とブロックB2との間の連結を遮断するように制御される絶縁手段がある。こ れらの手段は、例えば、VCCINTとVCCINTlの接続を切るためのトラ ンジスタT1と、VSSINTとVSSINTIとの間の接続を切るトランジス タT2とを含んでいてもよい。これらのトランジスタは、給電を開始させるため の信号ACTVCCによって作動される。信号ACTVCCは、信号clkとi  / oより、カードの回路によって作成されるもので、これらの信号の相対的 な状態に応じて、トランジスタをオンまたはオフにする。例えば、clkとi  / oが別の電圧レベルにある場合は、それをオンにし、反対の場合には、オフ にする。コンデンサCはVCCINTとVSSINTIの間に置かれる。従って 、信号clkとi / oが、電位VCCINTまたはVSSrNTが70−テ ィング状態電位になるようなものである時、ブロックB1の動作を停止させる、 つまりカードによる電力消費を制限することができる。従って、clkとi /  oが同じ状態でいられる期間を長くすることができる。
以下、クロックコンタクトCLKとデータ入/出力コンタクトI10のみを用い て、8個のコンタクトを有する標準のメモリカードに必要な主たる動作を行うこ とを可能にする、カードと読み取り装置の間の通信方法を、詳細に説明する。
説明を簡単にするために、図6に、本発明の実施を可能にするメモリーカードの 全体線図を示す。この線図には、図4および5の整流器RDRは示されていない 。
カードは、好ましくは不揮発性EEPROMであるメモIJ MEMを有する。
このメモリは、カウンタCPTによって引き続いてアドレスされることの可能な 、2進数の情報セルを備えている。カウンタはインクリメンテ−ジョン命令IN Cによってインクリメントされ、再初期化命令RESETによって、初期の位置 に再初期化される。カウンタの定められた位置によって衛定されたメモリーセル は、読み取り命令RDによって制御される読み取り回路ALによって読み取られ 、それは、信号PRGによって作動されるプログラミング回路CPGにより、論 理状態0(従来の定義に従って)にプログラムされるか、あるいは信号EFFに よって作動される消去回路CEFによって消去される(論理状態lに置かれる) ことができる。
もし、カードのメモリセルに情報要素を書き込む動作に、5ボルトより高いブロ クラミングまたは消去電圧vppが必要ならば(例えば一般に15ボルト)、こ の電圧は、チップ内部の電圧引上げ回路ELVによって発生されよう。この種の 回路は、標準的なものである。
共通の命令デコーダDEC1が、コンタク)CLKからのクロック信号と、カー ド読み取り装置によってコンタクトパッド上に送信されるデータ信号を受け取り 、これらの信号に基づいて、カウンタインクリメンテ−ジョン命令(INC)、 リセッティング命令(RESET)および読み取り命令(RD)、および以下に 説明するその他の命令COMPO1COMPIを作成する。さらに、デコーダは 、書き込み命令WRを作成する。
カード読み取り装置は、コンタクトCLK上のクロック信号とコンタク1110 上の信号を用いて、直接、1における消去命令とは異なる、0におけるプログラ ミング命令を作成することはできず、唯一の包括的な命令、つまり書き込み命令 (WR)を作成する。
カードは、追加のデコーダDEC2を有し、これが信号WRの受信中、即座に読 み取られるビットの状態に応じて、命令PRGまたは命令EFFを作成する。読 み取り装置はといえば、同様に直前に(同じ位置で)読み取られたビットの状態 に応じて、信号WRを送信するか、あるいは送信しない。
従って動作は以下のようになる。つまり、もし、読み取り装置の動作プログラム が、セルが(例えば)0にプログラムされねばならないと決定したならば、その 場合、セルが読み取られ、(内部命令RDを発生することの可能な信号CLKと Iloの作成)、読み取られた情報要素が読み取り装置へと伝送される。
セルの状態がすてに0であるならば、読み取り装置は書き込み命令を送信しない 。信号WRは作られず、つまり、プログラミングも消去も行われない。反対に、 もし、読み取られた状態が1であれば、読み取り装置が書き込み命令を送信する 。同時に、デコーダDEC2が読み取られた情報(1のセル)を受取り、信号P RGを出す。読み取られた情報が0でない限りは、DEC2によって信号EFF が与えられることはない。
以下の図は、本発明の通信プロトコルのさまざまな段階を示している。
読み取り(図7)は、カウンタCPTを実行するためのルーチンステップと共に 始まる。つまり、カード読み取り装置からCLKに送信されたクロック信号が第 1のレベル(1)である時に、読み取り装置はコンタクl−110を第1の状態 (1)に設定する。次いで読み取り装置が、CLKを第2の論理レベル(0)に 移動させる。後に続<CLKの遷移が、インクリメンテ−ジョン命令INCをト リガする。
以下、CLKにおけるレベルとIloにおけるレベルとを区別するために、論理 レベルという言葉をCLKに用い、論理状態という言葉をIloに用いる(これ らは重複する意味を持つものであるが)。つまり、CLK上での論理レベルlが 低電位に対応し、一方で、Ilo 上の論理状態1がむしろ高いレベルであるな らば、本発明の通信プロトコルの原則は変化しない。
しかしながら、以下に説明する特別の理由によって、図に示される方法が好まし い。同様に、図5を参照してふれた論理信号ACTVCCの作成は、明らかに、 実際の相対的な電位レベルに影響される。
ルーチンのインクリメン−ジョンの後、読み取り段階は以下のように続く。つま り、CLKが第2のレベル(0)にある時、読み取り装置は、コンタクトI10 を、高インピーダンスの状態に移動させる。つまり、読み取り装置はこのコンタ クトにレベルを設定しない。読み取り命令RDが、デコーダDEC1より送信さ れる。セル内で読み取られた状態が、自由に0または1いずれかになることので きるラインI10に伝送される。カード読み取り装置は、特定の期間の後、CL Kがまだ0にある時に、読み取られたセル内に記憶されている情報を表す、コン タク)Iloがとっている状態を検出する。
最後に、CLKが0にある時に、好ましくは、読み取り装置が、続く作業、例え ば書き込みを期待して、コンタクl−110を第2の状態(状態0)とする。
図8は、通信プロトコルの書き込みに関する部分を示している。この段階は、必 ず、読み取り動作に続くもので、CLKが0で、Iloが読み取り装置によって Oに設定された時に開始される。読み取り装置が、コンタク)CLKを第1のレ ベル(1)とする。次いで、これが、I10上に全波移行(1に上昇してから0 に落ちる)を送信する。このようにして発生されるパルスは短い。このパルスは CLKが1に留まっている間に起こり、デコーダDEC1によって、書き込み命 令として翻訳される。信号WRが送信される。これはデコーダDEC2によって 受信され、このデコーダが、この信号を、直前の読出し動作に応じて翻訳する。
プログラミング命令、または反対に消去命令が送信される。このプロトコルは、 異なった2つの書き込み命令を出すことはない。単一のコマンドWRの意味を規 定するのはカードである。
プログラミングまたは消去は、読み取り作業よりも時間のかかる動作である。従 って、信号PRGとEFFは、I10上に送信された短いパルスの検出中に発生 されるが、その後セルのプログラミングまたは消去が完了するのに必要なだけ続 く。そのためには、読み取り装置は、レベル1において、CLK上に、十分に長 い矩形波のパルス(数ミリ秒の範囲、つまり、読み取り動作に使用される矩形波 パルスCLK=Oの数十から数百倍長い)を送信する。
この点で、図4および5の原則を用いた回路においては、この長い期間中に、C L K上の電位の実際のレベルが、I10上のレベルと正反対となるようにする のが有利である。なぜならば、そうすれば、書き込み作業の間中、給電が継続す るからである。
書き込み段階は、通常、Iloが状態1に上昇してCLKが状態0に落ちること によって終了する。これは新規のインクリメンテ−ジョンにすぎない。しかしな がら、それは、以下に説明するように、リセット命令(RESET)の実行のた め、あるいはシステムを待機(PWDWN)とする作業のために、Iloが上昇 する前に、CLKが落ちることによっても終了することができる。
図9に、リセット段階を示す。CLKが第2のレベル(0)へと移行した後、I loが第1の状態(1)に上昇し、次いでCLKが第1のレベル(1)に戻る。
CLKが1である間に、■から0、続いて0から1の余波パルスが、読み取り装 置によって、I10上に送信される。この全波パルスは、デコーダDECIによ って検出され、リセット命令として翻訳される。信号RESETが送信されてカ ウンタCPTをリセットする。
セキュリティ回路を備えたある種のメモリカードでは、ユーザによって秘密コー ドが導入されて、カードによって確認された時のみ、読み取り装置との通信(ま たはある種の読み取りまたは書き込み動作)が許可されなければならない。しか しながら、この確認は、秘密コードの値をカードから出力することなく、カード 内で行われなければならない。このためには、一般に、COMPOとCOMPl と呼ばれる2うの命令が使用される。本発明のプロトコルにおいては、交換が2 個のコンタクトのみによって行われているにもかかわらず、読み取り、書き込み 、インクリメンテ−ジョンおよび再初期化命令に加えて、上記の命令がカードに 伝送可能であることが示されよう。
命令COMPOは、カードが、現在のセルの状態(秘密コードのビットを表す状 態)を、値Oと比較しなければならないことを意味する。命令COMP 1は、 カードが、この状態を値lと比較しなければならないことを示している。
従って、秘密コードによるfli認は、連続する以下の動作よりなるものである 。つまり、読み取り装置が、数ビツトワード、0.1などに応じて、連続する命 令COMPOおよびCOMPlを送信する。そのたびに、カードがセルの位置を インクリメントして(信号INC)、セルの状態を内部で読み取り(つまり、命 令RDを使わずに、またはいずれの場合もIloに読み取りの結果を与えずに) 、この状態を、比較器CMP内の命令に対応する値と比較し、この比較結果をレ ジスタREGに保存する。秘密コードのビットが全て読み取られた時に、導入さ れたコードが記憶されているコードに対応するならば、Lヒ較の結果は全て同一 でなければならない(比較は全て正しくなければならない)。反対に、導入され たコードが記憶されているコードと異なるならば、レジスタは、「比較は誤り」 という指示を内包しなければならない。レジスタREGの内容を受け取る確認回 路VLDが、前者の場合には確認信号ENBを与え、後者の場合には禁止信号I NHを与える。禁止信号INHは、書き込みまたは読み取り、あるいはまた、カ ードのあらゆる動作を禁止するように働く。必要な場合には、これをラインI1 0に伝送して、カード読み取り装置に知らせることもできる。いずれの場合も、 メモリに記憶されている秘密コードが、コンタクトI10上に出てくることはな い。
図10は、本発明のツインコンタクトプロトコルにおける、比較命令C’OMP OとCOMPlの作成段階を示している。
インクリメンテ−ジョンがなされる。つまり、Iloが1となり、次いで、CL Kが0となる。
CLKが0のままである時、読み取り装置は、COMPIを実行させたいならば 、Iloを1のままとする。反対に、実行すべき命令がCOMPOであるならば 、短い負のパルス(Iloを1から01次に0から1にする全波パルス)を送信 する。
その後、Iloはlに留まり、Iloが0に戻る前に、CLKが再び1に上昇す る(これが読み取り動作を比較動作と区別するものである)。デコーダDEC1 は、全波信号の有無を翻訳して、比較器CMPに向けた命令COMPOまたはC OMPIを作成する。これらの命令が、比較およびレジスタREGへの手続きを 開始させる。
最後に、図11は、本発明のプロトコルに与えられたさらなる可能性を示してい る。これは、システムを待機(消費電力が低い)の状態とするための命令である 。この命令PWDWNは、CLK=0である時に、Iloにパルス(正、次いで 負の全波信号)が存在することによって検出される。続くインクリメンテ−ジョ ン段階が、システムを通常動作に戻すための命令であると見なされる。
以上、標準的なチップカードのプロトコルと同じ機能を行うことを可能にするツ インコンタクト通信プロトコル(クロックおよびデータ入/出力による)につい て説明した。このプロトコルは、ツインコンタクトカード用として明らかに有利 なものであるが、特別な理由によって、(その他の機能、別の供給などに関する )その他のコンタクトを加える必要がある場合には、さらに、2個以上のコンタ クトを有するチップカードにも使用可能である。このプロトコルは、さらに、電 力の供給がこれら2個のコンタクトによって行われなければならない場合に特に 有利であるが、その他の手段(電磁伝送、給電用に確保された追加のコンタクト 、電池など)によって給電を行って使用することも可能である。
補正書の翻訳文提出書(特許法第184条の8)平成6″″8月181

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.カードとそれが挿入される読み取り装置(LCT)との間の情報要素の交換 を可能にするタイプのチップカードであって、上記カードは、この情報交換に使 用される少なくとも2個のコンタクト(CLK、I/O)を備え、さらに、2つ のコンタクトに接続された入力を有する整流回路(RDR)を備えており、上記 歴流回路は、カードの残りの部分にその電源に必要な整流された電圧(VCCI NT、VSSINT)を供給する出力を有していることを特徴とするチップカー ド。
  2. 2.整流器が、全波整流器であることを特徴とする請求項1に記載のチップカー ド。
  3. 3.整流器が、ダイオードブリッジと、平滑コンデンサを備えていることを特徴 とする請求項2に記載のチップカード。
  4. 4.カードの電子回路が、整流器からくる電圧によって直接給電されている第1 の部分(B1)と、制御可能な絶縁手段(T1、T2)を介して、整流器により 給電されている第2の部分を備え、上記絶縁手段が、2個のコンタクトの電圧レ ベルが同一である時に整流器と第2の部分との接続をさえぎり、異なっている時 にそれを回復するようなものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一 項に記載のチップカード。
  5. 5.カード読み取り装置との連結用に、2個のコンタクトのみを有することを特 徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のチップカード。
  6. 6.第1のコンタクトがクロックコンタクト(CLK)であって、そのクロック の前縁と後縁が、カードによってなされるべき各動作の瞬間を決定し、第2のコ ンタクトがデータ入/出力コンタクト(I/O)であって、その論理レベルが、 第1に、読み取り装置の制御下にカードによって実行されるべき命令を表し、第 2に、カードから読み取り装置に向けられた情報要素を表していることを特徴と する請求項5に記載のチップカード。
  7. 7.カードとそれが挿入される読み取り装置(LCT)との間の情報要素の交換 を可能にするタイプのチップカードであって、上記カードは、情報要素の交換を 行うためのコンタクトを2個のみ備え(CLK、I/O)、場合によっては、読 み取り装置によってカードヘの給電がなされており、上記カードは、第1のコン タクトがクロックコンタクト(CLK)であって、そのクロックの前縁と後縁が 、カードによってなされるべき各動作の瞬間を決定し、第2のコンタクトがデー タ入/出力コンタクト(I/O)であって、その論理レベルが、第1に、読み取 り装置の制御下にカードによって実行されるべき命令を表し、第2に、カードか ら読み取り装置に向けられた情報要素を表していることを特徴とするチップカー ド。
  8. 8.読み取り装置によってコンタクト(CLK)と(I/O)に強制される信号 に応じて、内部制御信号を設定する第1のデコーダ(DEC1)を備え、その内 の1つが、メモリセルに書き込みを行うための書き込み信号(WR)であり、さ らに、書き込み命令(WR)を受信し、さらに書き込み命令の直前にセル内で読 み取られたビット情報を表す信号を受信するための第2のデコーダ{DEC2) を備え、上記第2のデコーダ(DEC2)は、書き込み信号(WR)の受信にお いて、セル内で読み取られた状態が、消去されているか、あるいはプログラムさ れているかのいずれであるかによって、セルのプログラミングまたは消去を行う 信号(PROG)または(EFF)を作成しることを特徴とする請求項7に記載 のチップカード。
  9. 9.読み取り装置によって制御されるクロックコンタクトCLKとデータ入/出 力コンタクトI/Oを用いた、チップカードとカード読み取り装置間の通信方法 において、(a)カードのメモリセルヘの情報ビットの書き込みを、このビット の状態の読み取り動作の直後に行い、(b)読み取られたビットが書き込まれる べきビットと反対の論理である時のみ、コンタクトCLKとI/Oを介して、読 み取り装置より書き込み命令が与えられ、上記書き込み命令は、書き込まれるべ きビットの値とは無関係の形で与えられ、(c)読み取り装置から書き込み命令 が受信された時に、読み取られたビットの値に応じて、カードがプログラミング または消去動作を実行する ことを特徴とする通信方法。
  10. 10.ビットの状態の読み取りが以下、コンタクトCLKが第1のレベルにある 時に、コンタクトI/Oが読み取り装置によって第1の状態に設定され、CLK のレベルの第1の変更がなされ、読み取り装置により、コンタクトI/Oの電位 が復旧され、カードによって、コンタクトが、伝達すべき情報要素に対応した状 態に設定され、 CLKのレベルがその第1のレベルヘと第2の変更がなされる前に、コンタクト I/Oの論理状態が読み取り装置によって読み取られる というプロトコルに従って、各種段階が所定の順序で実行されて行われることを 特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 11.読み取り後、CLKのレベルの第2の変更の前に、読み取り装置がコンタ クトI/Oを第2の状態に設定することを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 12.読み取りが以下、 読み取り動作の後、CLKがその第1レベルにある時に、読み取り装置からコン タクトI/Oに短いパルスが与えられ、このコンタクトを第1の状態とし、さら に第2の状態に戻し、この短いパルスの後、コンタクトI/Oが第2の状態に設 定されたままである時に、そしてCLKが第1の状態のままであるという条件の 下に、書き込みが行われるというプロトコルに従って行われるとを特徴とする請 求項10および11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 13.読み取りまたは書き込みされるセルの位置をインクリメントする動作が、 読み取り動作の最初の部分、つまり、I/Oが第1の状態に設定された後、CL Kが第2のレベルに移行している間に実行されることを特徴とする請求項10〜 12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 14.メモリセルの状態と所定ビットとの内部比較動作が、カードによって、こ の状態をコンタクトに印加することなく実行可能な請求項10〜13のいずれか 一項に記載の方法であって、比較命令を与えるために読み取り装置によって送信 される信号が、コンタクトI/Oの第2の状態から第1の状態へと移行させ、そ の後CLKを第1のレベルから第2のレベルヘと移行させ、その後実行されるべ き比較命令によって、コンタクトI/O上に全波遷移が存在するか、あるいは存 在せず、その後、CLKを第1のレベルに移行させ、その後、最後に、I/Oを 第2のレベルに移行させることを含むことを特徴とする方法。
  15. 15.メモリセル位置のカウンタ(CPT)の再初期化段階を有し、この段階が 、カード読み取り装置によって送信される以下、CLKを第1のレベルから第2 のレベルに移行させ、その後コンタクトI/Oを第2の状態から第1の状態へと 移行させ、その後CLKを第1のレベルヘと移行させ、その後、最後に、コンタ クトI/O上の状態を全波遷移させるという一連の信号によって作動されること を特徴とする請求項10〜14のいずれか一項に記載の方法。
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