JPH06510343A - 油圧配管の迅速接続装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 油圧配管の迅速接続装置 技術分野 本発明は、エクスカベータやディガーなどへの機器の連結を行うと同時に、この 機器への動力系統の接続をも行うための、油圧配管の迅速接続装置に関するもの である。

背景技術 エクスヵベータやローダを使用した土壌掘削などの工事中に、スロープショベル や、専用ソヨベラーや、パーカッションハンマーや、パレット荷役フォークのよ うな各種の油圧機器を併用することが、普通になりつつある。−日の作業中に何 回もこれらの機器を取り替えねばならぬことは稀ではなく、また、これにはドラ イバーがそのつと該当する油圧ホースを手動で着脱せねばならない。これは時間 のかかる仕事であると同時にホースから油の溢れる危険があり、更には作業衣や ツールや周辺の土壌を汚すおそれもある。取り外された機器から吊り下かった状 態のホースは傷む恐れがあり、また無防備な継手には異物や汚染物か入りやすい 。この状態の機器が機械に接続されると、これらの不純物は機器の油圧系統に侵 入し、かつデリケートな部分を持つ油圧システムに重大な影響をもたらし、不要 な損害と運転の中断とを余儀なくする。今日のエクスカベータの大部分は、ショ ベル用のクイックカップリング機構をしばしば備えているか、これは機械的また は油圧的なロック手段を含んでいる。

エクスカヘータやディガーなどに取り付けられた作業用機器に、動力すなわち駆 動システムを自動的に接続することを可能にするために、掘削作業中にドライバ ーキャビンの中から直接に機器を接続することのできる油圧クイックカップリン グ装置かしばしば用いられる。機器を迅速かつ容易にエクスカベータに接続する と同時に、機器に油圧を供給可能にするために、掘削アームとショベルまたは機 器リンクとにピボット状に接続されている機械の該当部分には、一つまたは複数 の連結および接続部分、例えば雌型油圧力ップリングか設けられている。この部 分に油圧接続されるへき機器には、対応する雄型の油圧力ップリングが設けられ ている。機器を、例えば上記の機械の部分の片側に取り付け、かつこの機器を回 転して、この機器の別の側を上記の機械の部分の他の側に確実に取り付けた後、 機器を上記のエクスカベータ部品に連結し、かつ上記の機器を上記の部分にロッ クしてカップリングエレメントを合体させるような方法で、雄型と雌型の油圧力 ップリングエレメントが同時に継ぎ合わされる。機器をエクスカヘータへ連結す ることは、油圧の機能に依存する必要なしに純粋に機械的に行うことが出来る。

発明の開示 油圧ホースカップリングの保護度を高め、かつ油圧機能を持つ各種の機器へこの ようなカップリングを接続することを、エクスカベータやディガーなどに取り付 けられた機器クイックカップリングを利用して簡単化することを目的として、カ ップリングはクイックカップリング機構自体における保護された場所に設置され 、かつ、クイックカップリングの可動部分が機器の着脱方向に移動する時に、機 器の動作中に作動することかできる油圧継手も同時に着脱されるような機構を、 接続部か有する。

したがって、ドライバーはエクスカベータのドライビングキャビンから機器の着 脱を行うことか可能となり、また機器の着脱のためにクイックカップリングが使 用されるときに、油圧システムも同時に接続および切り離しが行われることにな る。

図面の簡単な説明 本発明にもとづく図１は、機器の上部の側面図であって、この機器として、たと えばショベルの頂部に油圧接続を備え、かつ掘削ショベルに接続される掘削アー ムを備えたものを示す。

本発明にもとづく図２は、ホースカップリングを利用したショベルクイックカッ プリングを示す。

発明を実施する最良の形態 本発明による図示のエクスカベータ用の機器クイックカップリング機構は、油圧 継手を持ち、かつ油圧により操作される。しかし、図示されたクイックカップリ ング機構１は、手動または電磁的に操作されることもできる。掘削アーム１２を 備えたエクスヵベータにパケットまたはショベルのような機器が取り付けられる 時に、エクスカベータのクイックカップリング装置１の固定式の半円形凹部２が 、ショベルアタッチメントの前側の横方向ボルト３にはまり合う。

次にピストンシリンダ装置４が作動することにより、カップリングは、ショベル アタッチメントの後側の別の横方向ボルト５に合致する。カップリングが正しく 芯出しされると、カップリングのロック機構６に設けられた可動型の半円形凹部 は、少なくとも一つの油圧ピストンシリンダー装置７または少なくとも一つの機 械的レバーによって、第２の横方向ボルト５に向かって移動される。このために 、はまり合い、したかってショベルまたはパケットは、ショベルアタッチメント への結合を完了する。クイックカップリング機構は一つまたはそれ以上の油圧ホ ースカップリングを備え、かっこの場合に、一つの油圧ホースカップリングの雌 型は、クイックカップリング機構のロック機構６が運動するための可動部分に固 定的に取り付けられている。油圧クイックカップリング８は、クイックカップリ ングの油圧ピストンシリンダ装置７の両側に設置されることにより、最良の方法 で保護されることになる。

対応するホースカップリング部品すなわち機器（ショベル）カップリング部品と しての雄型９は、機器、たとえばパケットまたはショベル、にアタッチメント１ １を利用して確実に取り付けられる。

その際において、雄型９は、クイックカップリング機構１がパケットまたはショ ベルに確実にロックされる時に雌型８を受けるのに適切な位置となるように構成 されている。クイックカップリング機構１のロック機構６が作動してパケットま たはショベルを確実に保持すると、雌型８は、同時に平行を保ちつつ雄型９に被 さるように移動し、かつ移動が終わった最終挿入位置では、雌型カップリングに 設けられたロック機構ＩＯにより自動的にロックされる。したがって、機器の連 結と油圧系統の接続は一度かつ同時に行われる。パケット、ショベルまたは他の 機器が取り外される時には、クイックカップリング機構のロック機構６は反対方 向に作動され、同時に、雌型８のロック機構１０か解放されるとともに雌型がそ の結合位置から外される。また機器と油圧力ップリングとが同時に切り離される 。

機器と油圧系統とを同時に結合できる結果、機器には油圧ホースを装備する必要 はなく、油圧シリンダなどに直接接続されることができる。かつ、ショベル側の クイックカップリング機構の中の油圧継手は狭いスペースに囲まれ、したがって 上側および側方からの衝撃に対して十分に守られる。ロック機構が直線状に移動 して、後側の機器ボルトをグリップするとともに正確に位置決めする故に、油圧 ホースカップリングはその力の作用により前進し、かつこれらの運動は互いに平 行に行われるから機器側のカップリングに対して極めて良好な位置合わせと案内 作用とが保障され、したがって機器をエクスカーベーダーに油圧的に安全にかつ 信頼し得る方法で接続することがてきる。

国際調査報告 国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．機器を、エクスカベータやディガーなどに迅速に連結すると同時に、前記機 器に、たとえば油圧システムなどの動カシステムを接続するための装置であって 、機器をロックしかつ保持する機能を有するカップリング機構（１）の作動手段 （６）が、少なくとも一つの作動油カップリング手段（８）を備えて、作動手段 （６）が上記機器をロックしかつ保持するときに、上記作動油を上記機器に連通 させるように、カップリング手段（８）が、機器に取り付けられたカップリング 手段（９）に同時に接続されるように構成されていることを特徴とする油圧配管 の迅速接続装置。 ２．作動油カップリング手段（８）が、ロック機構（６）の形態の可動作動手段 に固く接続されたホースカップリングに雌型を備え、また機器に取り付けられた カップリング手段（９）が、雄型であって、たとえば掘削バケットまたはショベ ルのような上記機器に固く結合されていることを特徴とする請求項１記載の油圧 配管の迅速接続装置。 ３．機器をエクスカベータに着脱しかつ同時に油圧源を機器に着脱するための手 段（７）を有することを特徴とする請求項１記載の油圧配管の迅速接続装置。 ４．機器の着脱と同時に作動油の系統を機器に着脱する手段が、ロック機構（６ ）に接続されるとともに作動油カップリング手段（８）を備えた、少なくとも一 つの油圧ピストンシリンダ装置または機械的レバーから成ることを特徴とする請 求項３記載の油圧配管の迅速接続装置。