JPH06509387A - 改良アルミニウム合金 - Google Patents
改良アルミニウム合金Info
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- JPH06509387A JPH06509387A JP5502508A JP50250893A JPH06509387A JP H06509387 A JPH06509387 A JP H06509387A JP 5502508 A JP5502508 A JP 5502508A JP 50250893 A JP50250893 A JP 50250893A JP H06509387 A JPH06509387 A JP H06509387A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
改良アルミニウム合金
技術分野
本発明は改良されたアルミニウム合金およびその製造物に関するものであり、特
に改良された強度と加工性を有し、マグネシウム、銅およびシリコンを含有する
アルミニウム合金に関するものである。本発明は、又、アルミニウム合金のシー
トやそれから成る物品だけでなく、このような合金の製造方法、及び、このよう
な方法による生産物にも関するものである。
背景技術
アルミニウム合金は自動車の部品として利用が増大しており、アルミニウム合金
シートから作られるボンネット、トランクの蓋、ドア、フェンダ−1および類似
物にスタンピングされ得るシートに圧延される。しかしながら、現在では、企業
によって基準は異なる傾向にあるので、自動車のパネルや部品の製造に用いるの
に適している既存のアルミニウム合金は、種々の自動車会社の仕様を満足するよ
うには思われない。例えば、ある企業の要求は、合金の強度(例えば、25ks
iまたは1757. 5kg/c層2以上の降伏強度)を強調することにあり、
一方、他の企業は、より柔らかい合金(例えば、出荷状態で15−18ksiま
たは1054゜5 1265、 4kg/Cs!の降伏強度)の方が望ましい、
そのほうがより優れた加ると、その強度を改良するための合金の熱処理能力が減
少する。このように、自動車の車体のパネルに容易に加工でき、しかも、合金の
パネルが、たとえば塗料焼き付はサイクル時のように熱処理されたときに、合金
の強度が増すような、良好な時効硬化性を持つ合金がめられている。
例えば、車の車体用パネルの製造に適し、そして、良好な時効硬化性を示す組成
を有する改良アルミニウム合金を開発するために、種々の研究と試みが従来なさ
れてきた。
例えば、米国特許第4.589.932号(Park)は、Si:0. 4%か
ら1゜2%、Mg:0.5%から1.3%、Cu:0.6%から1.1%、Mn
:0. 1%から1%の組成を持つ合金に関するものと思われる。特許権者は、
この合金は高温の人工的時硬処理に感応する、と述べている。
米国特許第4.637,842号(J effrey等)においては、特許権者
はAl−Mg−Si合金シートと物品を製造する方法を述べている。しかし、特
許権者は、合金の時効硬化性を改良する努力において、相形酸を試みていない。
同様に、米国特許第3,881.966号(S taley等)においては、特
許権者が開発した合金について述べており、それはCuおよびMgとともに4.
5%から8%のZnを含むものであり、熱処理されたときに、極めて高い強度を
有する。
しかしながら、前記の合金は、適切な強度と加工性を共に持たせようとするなら
、自然的および人工的時硬サイクルの間中、極めて緻密な制御を必要とする。
実際に、14強度(T 4 strength)が比較的低(、自然的時硬速度
は遅く、そのため良好な加工性が長期間に亘って維持され得る、ということは重
要なことである。成形され、塗料を施された製品が高度な最終的強度を達成しつ
るためには、引き続いて、その合金は塗料焼き付はサイクルの間、高い析出硬化
反応性を示すことが必要である。
発明の開示
本発明は、重量パーセントで、Cu・1%から18%、Mg:0. 8%から1
9%、5i10.2%から0. 6%、Fe:0.05%から0.4%、Mn+
0. 05%から0.40%を必須成分とし、残部は通常の不純物を含むアルミ
ニウムからなるアルミニウム合金材料を提供する。上記の合金は、殊に、必要な
シートや)くネルを形成したあと、塗料焼き付はサイクルの間の時効硬化の時、
加工性と強度が望まし、い均衡に達していると思われる。
本発明は、又、重量パーセントで、Cu:1%から1.8%、Mg:0. 8%
から1.9%、8102%から0.6%、Fe:0.05%から04%、Mn:
O。
05%から0.40%を必須成分とし、残部は通常の不純物をふくむアルミニウ
ムからなるアルミニウム合金の製造工程を含む、改良アルミニウム合金の製造方
法をも提供する。アルミニウム合金は、シートや他の加工部材に成形されつる。
それらは、それから、合金の内部に靭2siと^11cuMgの析出物の準安定
前駆体を形成するのに効果的なように、所定の温度で所定の時間、熱処理され、
時効硬化する。
これらの析出物は合金を強化する。
発明は更に、前記の工程によって作り出され、それによって得られた機械的性質
の優れた組み合わせを有するアルミニウム合金シート、物品、車体部品をも含む
。
本発明のさらなる特性と有用性は以下の詳細な説明と、それに付随する図面によ
り明らかになる。
発明を実施するための最良の形態
本発明は、強度を犠牲にしないで改良された加工性を有するアルミニウム合金材
料に関するものである。殊に、この発明による改良合金は、塗料焼き付はサイク
ルの間の熱処理と時効硬化の後、良好な強度性を示す。この発明の合金は重量パ
ーセントで、Cu:1%から1.8%、Mg:0. 8%から1.9%、5i1
0゜2%から0.6%、Fe:0.05%から0.4%、Mn+0.05%から
0.40%を必須成分とし、残部は通常の不純物を含むアルミニウムからなる。
この合金において室温での析出速度は遅いが、しかし、より高温では、多様な準
安定相の析出のために、時効硬化速度は速い。
本発明は、更に、重量パーセントで、Cu・1.3%から16%、Mg+10%
から14%、Si:0. 25%から04%、Fe:0. 1%から0.3%、
Mn:0.05%から0,2%を必須成分とし、残部は通常の不純物を含むアル
ミニウムからなるアルミニウム合金材料も提示する。
このアルミニウム合金材料は熱処理と時効硬化サイクルによって、好ましく有効
に強化される。たとえば、塗料、エナメルあるいはラッカーで処理したあと塗料
焼き付はサイクルにおいて熱処理される場合もある。溶体化熱処理と焼き入れの
後、望ましくは、この合金を約1週間のあいだ室温で安定化するのがよい。
それに続く、最終成型のあとの塗料焼き付けの間の時効硬化が起こり、準安定相
が析出する。
本発明は又、重量パーセントで、Cu:1%から1.8%、Mg・0.8%から
19%、Si:0. 2%から0.6%、Fe:0.05%から04%、Mn:
0゜05%から0.40%を必須成分とし、残部は通常の不純物を含むアルミニ
ウムからなるアルミニウム合金の形成の段階を含む改良アルミニウム合金の製造
方法も提示している。DCインゴットは500−580℃の範囲て2−8時間、
約り0℃/時間の加熱速度で処理すると、均質化される。インゴットはそれから
最終的なシート・ゲージに圧延され、480−575℃で溶体化熱処理されてか
ら、適切な焼き入れ法を用いて急激に室温まで冷却される。シートはそれから約
1週間室温で安定化されるのが望ましく、そのあと最終形状に成形される。
有利なことに、もし、アルミニウム合金シートが、最初に好ましい形態にスタン
ピングされ、片面もしくは両面に塗料が塗られた後なら、焼き付はサイクルは、
最終的な形状に望ましい強度を与えて、同時に塗料を硬化させ、合金を硬くする
ことができる。
本発明のアルミニウム合金材料に対する組成の限界は、以下のようにして設定さ
れた。銅は本アルミニウム合金の強度を増すのに寄与する。望ましくは、金銅含
有量は重量で約1%から約18%の範囲がよく、現時点では1.3%から1.6
%がもっとも望ましい。銅は熱処理後、アルミニウム、マグネシウムと結合し、
A1□CuMg析出物のS°相(S’ phase)を形成するものである。
シリコンは、ある種のアルミニウム合金での不純物として存在するけれども、本
発明では合金の強度を増加させる元素である。ノリコンの含有量は、約0.2%
から06%の範囲に保たれ、約025%から04%が望まし四合金の組成として
はCuが18%以下、Siが06%以下とし、機械的性質を低下する不溶性のQ
相が形成しないことが望ましい。
又、08%から約19%のマグネシウム(Mg)が本発明の合金に加えれる。1
0%から14%のmgが望ましいと思われる。マグネシウムの濃度(Mg)は、
準安定なベータMg2Si析出物と、A 12 CuMg析出物であるS゛相の
両方に対する前駆体を形成する為に、マグネシウムの濃度が充分であるように調
整されるべきである。実際に好ましいマグネシウムの濃度は、銅とシリコンの濃
度により数式的に表され得る:
5Mg ± 0.2%=%Cu/2.2+1.73 X %Siこの関係は、合
金中で達成されれば、Mg/Si比(重量)が1.73である合金中CMg2S
i相が存在することになるであろう。Mgの濃度は、A 12 CuMg相を形
成するために追加すべき充分な量のMgを与える。
本発明の合金の鉄(Fe)の含有量はFe:約0.05から約0.4%の範囲で
あり、Fe:0. 1%から0.3%が望ましい。これらの濃度はもつとも汎用
のアルミニウムに含まれる鉄の不純度に対応する。より高い濃度は合金の質を落
とす可能性があり、望ましくない。
合金はまたマンガン(Mn)を含む。合金中のその濃度は、0605%から0゜
4%に保たれるのが望ましい。もっとも好ましいのは0.05%から0.2%の
範囲のようである。
本発明は、かくして、上記合金から製造された加工部材の時効硬化の間に形成さ
れる、2つ以上の強化用析出物の前駆体を提供する。同時に、合金は熱処理と時
効硬化に先駆けて、加工部材に容易に加工され得る。上述したように、熱処理と
時効硬化の工程の間に2つの析出相が形成される。もつとも望ましいのは準安定
のベータ相のMg2SiとS°相のA1□CuMgである。これらの2つの析出
層の形成の動力学は異なっており、かくして、1つの合金の組成に対して、種々
の条件下での熱処理によって強度付与を行うことを可能にする。
以前は、自動車のパネル、ボンネットのようなもの、トランク、ドア、フェンダ
−1および類似物の製造に用いられる各合金は別個のユニークな時効硬化を必要
としており、それが原因で、熱処理の仕様が変更されたときは、いつも異なる合
金が必要とされていた。一方、本発明の組成は、より幅広い種々の応用と仕様の
変化に用いることができる。それは、たとえば、自動車のドアのノくネル、ボン
ネットの蓋およびトランクの蓋のスタンピングを容易にする高い加工性をもたら
す。一旦加工されたら、種々の技術によって、パネルは熱処理され時効硬化させ
るが、しかし、この調賀工程は塗料焼き付はサイクルと結合されるのが好ましい
。即ち、必要な下塗りと塗料の層は、既に、所望の形態になっているパネルに用
いられる。そのパネルは、塗料を硬化し、最終製品の強度を増すために炉を通過
させる。
次の実施例は発明の実施形態を例示するものであり、制限として解釈されるべき
ではない。
実施例1
4種の合金は75X230X500+mmのDCインゴットで鋳造された。その
化学組成は表1に示される。
合金は平坦にされ、(3℃/hの加熱速度で)530℃で6時間、−4,0關ま
で熱間圧延され、最終ゲージ1.01まで常温圧延され、均質化された。それら
は、530℃で30秒間、流動砂床で溶体化熱処理され、水で焼き入れし、約1
週間室温で時効硬化させた(T4テンパー)。合金はT4テンパーで問題の機械
的性質を決定するために光学的に試験された。
次の標準テストは、この合金と市販されている合金のサンプルについて行われた
。
T4での降伏強度(ksjまたはksicIIりはT4テンパーでの降伏強度の
測定であり、A S 7M法 E 8M−89、バラグラフ 7. 3. 1の
′オフセット法(Offset Method)−により決定された。降伏強度
は、1平方インチあたりの1000ボンド単位(ksi)もしくはkg/cm2
で表わされ、材料が特別な用途に使われ得るかどうかを決定する基準である。
伸びは、破損の前の伸びのパーセント(%)により表わされ、加工性のもうひと
つの尺度であり、ASTM法 E 8M−89、パラグラフ 7.6により決定
された。
曲げやすさくbendability)は、r/lで表現されるが、ここで、r
は曲げの半径、tは破損の前のシートの厚さを示し、合金の加工性のもうひとつ
の尺度であり、ASTM法 E 290−87で決定された。
エリクセン・カップ(Erichsen Cup)またはボール・パンチ変形試
験(BalI Punch Deformation Te5t)は加工性に関
するもうひとつのテストであり、シートが破壊するまでシートに球を押し付ける
ことにより出来あがった半球状のものの高さをインチまたはミリメートルで表す
。これはASTM法 E643−84で行なわれた。
粒子の大きさは、金属構造の粒子の大きさの、光学的顕微鏡での測定による。
シートが欠陥なしに容易に変形されるには、粒子の大きさは、70μ票以下であ
るべきである。
引張試験は又、T8Xテンパー(2%の伸び +177℃ 1/2時間)でなさ
れた。これは米国自動車工業で用いられている加工と焼き付は操作をなぞるよう
に考案されたテストである。T8Xテストは以下の段階を含む。
−上で概要を述べたようにT4テンパーに対する標本を用意する。
−標本に対し2%の変形を加え、177℃で1/2時間の時効硬化を施す。
−ASTM法 E8−89に従ってksiで降伏強度を測定する。
KSElKSFSKSGおよびKSH合金の平均的な引張り特性は以下の表21
;まとめられている。表2は、又、エリクセン・カップの高さ、最小折り曲げ半
径、粒子の大きさの測定の結果も含む。T4条件での引張特性は、17.9から
24ksi(1258,4から1687. 2kg/cmすy、s、の範囲で、
38.3から47、 1ksi(2692,5から3311.1kg/cmすU
、 T、S、の範囲で、伸びが28から28.2%の範囲であることがわかる。
KSE合金は引張特性は最低で、KSH合金は最高を示す。T8Xテンパーで、
KSE、KSF、KSGおよびKSH合金は、伸びがわずかに減少(27から2
6%)すると共に、25,9から33.4ksi(1820,8から2348k
g/cm”)Y、S、の範囲、40.4から47. 1ksi(2048から3
311 ksicmすU、 T、S、の範囲で引張特性が極めて増す。
表2 試験室で製造された合金の機械的性質合金の曲げ易さは0.21から0.
68の範囲であり、KSE合金は最良で12であり、KSHは最悪で0.6であ
る。全合金はエリクセン・カップの高さが近接している(0.34から0.32
ウェーバ−または8.6から8.1m■)。
上で述べた結果によれば、本発明の合金は、現在自動車の車体のパネルの製造に
用いられているシート合金と比較して、優れていることが判る。表3は、比較ノ
タメニ、現存するX611、X613.6111および6009合金ノ少数の機
械的性質を示している。KSESKSFおよびKSGは、商業的に生産された6
009、X613および6111合金とそれぞれ比較すると有利さがわかる。
表4 市販の合金の機械的性質
表4は市販されている合金の性質の比較をしたものであり、表2の結果を得るた
めに用いたのと同じ方法を用いて試験を行った。
補正書の翻訳文提出書
(特許法第184条の8)
Claims (21)
- 1.重量パーセントで、Cu:1%から1.8%、Mg:0.8%から1.9% 、Si:0.2%から0.6%、Fe:0.05%から0.4%、Mn:0.0 5%から0.40%を必須成分とし、残部は通常の不純物を含むアルミニウムか らなるアルミニウム合金材料。
- 2.アルミニウム合金材料の熱処理と時効硬化時に形成された、少なくとも2つ の析出層を含む請求項1に記載のアルミニウム合金材料。
- 3.上記2つの析出相はMg2Siの準安定なベータ相とAl2CuMgのS′ 相を含む請求項2に記載のアルミニウム合金材料。
- 4.Cu、MgおよびSi成分が上記準安定なベータ相と上記S′相の前駆体を 提供する請求項3に記載のアルミニウム合金材料。
- 5.上記準安定なベータ相と上記S′相が上記アルミニウム合金材料の熱処理と 時効硬化により形成される請求項4に記載の合金。
- 6.上記熱処理で上記アルミニウム合金材料のパネルに施された塗料を硬化させ る請求項5に記載のアルミニウム合金材料。
- 7.重量パーセントで、Cu:1.3%から1.6%、Mg:1.0%から1. 4%、Si:0.25%から0.4%、Fe:0.1%から0.3%、Mn:0 .05%から0.2%を必須成分とし、残部は通常の不純物を含むアルミニウム からなるアルミニウム合金材料。
- 8.上妃アルミニウム合金材料を熱処理し、時効硬化する請求項7記載のアルミ ニウム台金。
- 9.上記合金は熱処理及び時効硬化の間に2つの析出層を形成する請求項8に記 載のアルミニウム合金材料。
- 10.上記2つの析出層は準安定なMg2Siのベータ相とAl2CuMgのS ′相を含む請求項9に記載のアルミニウム合金材料。
- 11.Cu、MgおよびSi成分が準安定なベータおよびS′相の前駆体を提供 する請求項10に記載のアルミニウム合金材料。
- 12.重量パーセントで、Cu:1%から1.8%、Mg:0.8%から1.9 %、Si:0.2%から0.6%、Fe:0.05%から0.4%、Mn:0. 05%から0.40%を必須成分とし、残部は通常の不純物を含むアルミニウム からなるアルミニウム合金を形成する工程と; 上記アルミニウム合金からアルミニウム合金シートを形成する工程と;上記アル ミニウム合金シートをスタンピングして加工部材を形成する工程と;上記合金内 で準安定なベータMg2Si析出物と準安定なAl2CuMg析出物を形成する のに効果的な温度と時間で、上記加工部材を熱処理し、時効硬化する工程とから なる改良されたアルミニウム合金の製造方法。
- 13.上記合金内で、上記Mg2Si析出物は準安定ベータ相を構成し、上記A l2CuMg析出物はS′相を構成する請求項12に記載の製造方法。
- 14.上記相を形成するのに効果的な上記の温度は、約500℃から約580℃ の範囲である請求項12に記載の製造方法。
- 15.上記析出物を作るのに効果的な時間は、約2時間から約8時間の範囲であ る請求項14に記載の製造方法。
- 16.上記加工部材は上記効果的な温度になるまで、1時間あたり約30℃の割 合で熱せられる請求項15に記載の製造方法。
- 17.上記アルミニウム合金シートが、上記合金をあらかじめ決められた厚さに 圧延し、上記合金を約480℃から約575℃の範囲で溶体化熱処理し、それか ら、上記合金を焼き入れすることにより作られる請求項15に記載の製造方法。
- 18.その後アルミニウム合金シートを、凡そ室温で凡そ1週間、安定化させて おく請求項17に記載の製造方法。
- 19.請求項12の方法によって製造される自動車のパネル。
- 20.請求項17の方法によって製造される自動車のパネル。
- 21.請求項18の方法によって製造される自動車のパネル。
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