JPH0650904Y2 - リングストッパー - Google Patents

リングストッパー

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JPH0650904Y2
JPH0650904Y2 JP1560589U JP1560589U JPH0650904Y2 JP H0650904 Y2 JPH0650904 Y2 JP H0650904Y2 JP 1560589 U JP1560589 U JP 1560589U JP 1560589 U JP1560589 U JP 1560589U JP H0650904 Y2 JPH0650904 Y2 JP H0650904Y2
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JP
Japan
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electric wire
neon
wall
notch
hook
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JP1560589U
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JPH02106630U (ja
Inventor
逸誠 吉武
Original Assignee
逸誠 吉武
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は碍管に挿通したネオン電線を係止するリングス
トッパーに関する。
(従来の技術) 装飾用や広告用などに用いられるネオン放電管を点灯す
るには、例えば1000V以上の高電圧をネオン放電管の電
極に印加して封入ガスにグロー放電を起させ、封入ガス
の種類に応じた独特の色光を発光させている。
このようなネオン放電管への高圧電源の配線は、例えば
看板などに配置されたネオン放電管では、その電極部分
の近傍の後方の板材や壁材などに碍管取付用の穴を貫設
し、第5図の断面図に示すように碍管の貫通部分の外周
に布テープなどを穴の寸法に応じて巻き回めた後、穴に
挿通して碍管を固定させている。そして、固定された碍
管の中空穴にネオン電線を挿通し、碍管の両端近傍のネ
オン電線をバインド線にて巻き止めた後、被覆を剥した
ネオン電線の心線をネオン放電管の電極に接続してい
る。
(考案が解決しようとする課題) 上述のように、固定された碍管にネオン電線を係止する
には、碍管の端部近傍のネオン電線に対してバインド線
を所定回数巻付けてバインドを行う作業を要するため、
手数が掛るとともにバインド作業用の工具も必要とする
という欠点や、またバインド線の金属部により高圧のリ
ークやスパークなどが発生するという問題も生じてい
る。
本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであり、
その目的はネオン電線を碍管に係止するに際して手数を
有するバインド線を用いることなく、またバインド線の
金属によるリークやスパークなどを防止しようとするリ
ングストッパーを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案によれば、碍管に挿通したネオン電線の外被に装
着させてネオン電線を碍管に係止するリングストッパー
において、合成樹脂素材からなり外周部からの切込みを
有する環体の内壁部に、前記外被に食い込ませる楔部を
突設するとともに、該切込みにより鈎部と受部とによる
係合部分を形成せしめ、該係合部分の反対側の環体外壁
部分に内壁からの切欠きによる薄肉部を設け、さらに前
記の係合を離脱させ内壁からの切欠きを開いて薄肉部を
変形させた状態の鈎部と受部との間隙を介し、ネオン電
線を内壁部に嵌入せしめられるよう構成したリングスト
ッパーが提供される。
(作用) 本考案では合成樹脂材の環体の内壁部に楔部を設け、ま
た、切欠きによって薄肉部を形成し、さらに薄肉部の反
対側には鈎部と受部とによる係合部分を切込みにより形
成したので、係合部分を外して切欠きを左右に開くと薄
肉部の変形によって鈎部と受部との間隔が開くことにな
り、この開いた間隔を介してネオン電線を中心の内壁部
に嵌入することができ、さらに、ネオン電線を嵌入後に
鈎部と受部とを係合させると前記の楔部が電線外被に食
い込むことになる。
(実施例) つぎに本考案の実施例について図面を用いて詳細に説明
する。
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2図はその
縦断面図である。
これらの図面において、1は本体で例えばポリ塩化ビニ
ールやポリプロピレンのような耐候性を有するとともに
弾力性のある合成樹脂材からなる環状体であり、図示の
ようにその内壁の一部にはU字状の切欠いた溝部11を有
して外壁の間に薄肉部12が形成されている。そして、溝
部11の反対側の内壁の部分には鈎部13およびこれに係合
する受部14を有する切込み部15が外壁との間に切込まれ
ており、さらに鈎部13を備えた外壁の部分には爪立て部
16が突設されている。なお、該爪立て部16を本体1の半
径方向に強く引く事により、鈎部13と受部14との係合が
外れ、弾力性のある薄肉部12を変形させてU字状の溝部
11開くと、開口された切込み部15の間隙を介してネオン
電線を中心に送り込むことができ、したがってネオン電
線が本体1の内壁部に抱持されるよう構成されている。
17は楔部であり、本体1の内壁にリブとして突設されて
その頂部は中心に向って鋭く突出し、ネオン電線を抱持
して前記の鈎部13と受部14とを係合させると、楔部17は
ネオン電線の外被に食い込むよう形成されている。な
お、この楔部17の形状は成型時の型を考慮して内側に突
出する峰状に設けたものである。
つぎにこのように構成された本実施例の作動を説明す
る。
第3図は碍管に挿通したネオン電線に本実施例のリング
ストッパーを装着した状態を示す斜視図であり、碍管を
使用するネオン電線の配線作業に際しては、ネオン電線
を碍管に係止するためネオン電線の所定部分にリングス
トッパーを装着するが、まず本体1の外壁の爪立て部16
に指を掛けて鈎部13と受部14との係合を外す。
ついで、ネオン電線を内壁部に送り込むため、薄肉部12
を変形させて溝部11を左右に開き、開口された切込み部
15を介して本体1にてネオン電線20を抱持する。そして
開かれた本体1を左右から押圧して楔部17をネオン電線
20の外被に食込ませるとともに、鈎部13と受部14とを係
合させてネオン電線20に装着させる。
以上の処理により本体1はネオン電線20に固着されるこ
とになり、碍管の両端部に接して本実施例のリングスト
ッパーをネオン電線にそれぞれ装着することにより、挿
通されたネオン電線が碍管に係止されることになる。
また、第4図は鍔部のない碍管の内部にてネオン管を接
続した状態を示す説明図であり、電源側の変圧器からの
ネオン電線30と、ネオン放電管側のネオン電線3とをそ
れぞれ被覆を剥いて心線のジョイントを行い、碍管20を
被せた後、本実施例による本体1を碍管20の両端近傍に
装着させてネオン電線を碍管に係止したものである。
以上、本考案を上述の実施例によって説明したが、本考
案の主旨の範囲内で種々の変形が可能であり、これらを
本考案の範囲から排除するものではない。
(考案の効果) 本考案によれば、合成樹脂材の環体の内壁部に楔部を設
けるとともに、弾力性のある薄肉部を変形させて鈎部と
受部との間隔を広げるよう構成したので、ネオン電線へ
の装着に際しては前記の広げた間隔を介して内壁部へ電
線を送入することができ、さらに鈎部と受部とを係合さ
せることによって楔部が電線外被に食い込んで十分に電
線に係止されるため、バインド線の必要がなく、したが
ってバインド作業の手数が省ける効果があるとともに、
作業用の工具も全く不必要となる利点がある。
また本考案によれば、ネオン電線の係止のためにバイン
ド線を用いないので、金属部があると高電圧により発生
しやすいリークやスパークが、本実施例では合成樹脂製
のため防止できるという効果も生ずる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2図はその
縦断面図、第3図および第4図は碍管に挿通したネオン
電線に本実施例のリングストッパーを装着した状態を示
す斜視図、第5図は従来のネオン電線の係止状態の断面
図である。 1……本体、2……碍管、12……薄肉部、13……鈎部、
14……受部、17……楔部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】碍管に挿通したネオン電線の外被に装着さ
    せてネオン電線を碍管に係止するリングストッパーにお
    いて、合成樹脂素材からなり外周部からの切込みを有す
    る環体の内壁部に、前記外被に食い込ませる楔部を突設
    するとともに、該切込みにより鈎部と受部とによる係合
    部分を形成せしめ、該係合部分の反対側の環体外壁部分
    に内壁からの切欠きによる薄肉部を設け、さらに前記の
    係合を離脱させ内壁からの切欠きを開いて薄肉部を変形
    させた状態の鈎部と受部との間隙を介し、ネオン電線を
    内壁部に嵌入せしめられるよう構成したことを特徴とす
    るリングストッパー。
JP1560589U 1989-02-13 1989-02-13 リングストッパー Expired - Lifetime JPH0650904Y2 (ja)

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JP1560589U JPH0650904Y2 (ja) 1989-02-13 1989-02-13 リングストッパー

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JP1560589U JPH0650904Y2 (ja) 1989-02-13 1989-02-13 リングストッパー

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JPH02106630U JPH02106630U (ja) 1990-08-24
JPH0650904Y2 true JPH0650904Y2 (ja) 1994-12-21

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JP1560589U Expired - Lifetime JPH0650904Y2 (ja) 1989-02-13 1989-02-13 リングストッパー

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JPH02106630U (ja) 1990-08-24

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