JPH0650832B2 - 中継装置 - Google Patents

中継装置

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JPH0650832B2
JPH0650832B2 JP13185987A JP13185987A JPH0650832B2 JP H0650832 B2 JPH0650832 B2 JP H0650832B2 JP 13185987 A JP13185987 A JP 13185987A JP 13185987 A JP13185987 A JP 13185987A JP H0650832 B2 JPH0650832 B2 JP H0650832B2
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receiver
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transmission
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良雄 松尾
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、無線通信においてその通信範囲を拡大するた
めの中継装置に関し、特に移動通信の無線局で、同一の
周波数を用いて、送受信を周期的でかつ交互に行うこと
により、双方向通信を実現する、いわゆるピンポン方式
の通信方式において、通信範囲をトンネル内、地下街な
どの電波の到達し難いところへ拡大するための中継装置
に関する。
[従来の技術] 従来から無線通信の通信範囲を拡大するのに中継装置を
用いることは広く行われている。その方法の1つは、中
継装置を用いて受信信号を増幅すると共に、周波数を代
えて再送信する方法である。この方法の場合、中継装置
の送受信周波数が異なるため、送受信間の干渉が少な
く、中継利得を大きく設定することが出来る。
しかし、中継装置で周波数が変換されるために、2無線
局間で直接通信する場合と、中継装置を介して通信する
場合とで周波数関係を切り替える必要があり、そのため
の制御が必要となる。また中継用の周波数を必要とする
ために、周波数の利用効率も悪くなる。
また、他の方法として、送受信アンテナ間のアイソレー
ションを十分に取り、同一周波数で中継する方法があ
る。
しかし、この方法の場合は、アンテナ間のアイソレーシ
ョンより十分余裕をもって中継増幅器の利得を設定しな
いと発振等の不安定動作を起こすため、一般には大きな
中継利得を取ることが出来ない。
[解決すべき問題点] 本発明は、上記問題点にかんがみてなされたものであ
り、その目的は、安定し、周波数効率の高い中継装置を
実現することにある。
[問題点の解決手段] 上記目的を達成するため、本発明の中継装置は、送受信
のタイミングを決定する親無線局に対向した第1のアン
テナ系と、 他方の子無線局に対向した第2のアンテナ系と、 第1のアンテナ系に接続された第1の受信器、この受信
器出力を一時記憶する第1の記憶装置、この記憶装置か
ら読み出された信号を第2のアンテナ系から送信する第
1の送信器、を有する第1の送受信装置と、 第2のアンテナ系に接続された第2の受信器、この受信
器出力を一時記憶する第2の記憶装置、この記憶装置か
ら読み出された信号を第1のアンテナ系から送信する第
2の送信器、を有する第2の送受信装置と、 第1のアンテナ系に接続され送受信の周期、タイミング
を検出する同期検出器とで構成されている。
[実施例] 次に、本発明について図面を参照して説明する。なお以
下の説明においては、親無線局から子無線局の方向を下
り、逆の方向を上りと呼ぶこととする。
第1図は本発明の一実施例の構成図である。
第1のアンテナ1は親無線局に対向したアンテナであ
り、第2のアンテナ2は子無線局に対向したアンテナで
ある。スイッチ3,4はアンテナを切り替えるためのも
のであり、アンテナ1,2と共にそれぞれ第1、第2の
アンテナ系を構成する。
親無線局が送信のときに、スイッチ3,4は端子31,
42の側にそれぞれ接続されている。そして、下り信号
は第1の受信器5で受信され、第1の記憶装置6に蓄え
られると同時に、子無線局からの上り信号は第2の受信
器10で受信され、第2の記憶装置9に蓄えられる。
また親無線局が受信のときには、スイッチ3,4は端子
32,41の側にそれぞれ接続されている。そして、上
り信号は第2の記憶装置9から読み出されて第2の送信
器8からアンテナ1を介して親無線局に送信されると同
時に、下り信号は第1の記憶装置6から読み出されて第
1の送信器7からアンテナ2を介して子無線局に送信さ
れる。
同期検出器11は親無線局からの信号を受信して、親無
線局の送信タイミングを検出し、親無線局が送信の状態
にあるときには、スイッチ3,4を端子31,42に接
続すると共に、受信器5,10を受信状態に、記憶装置
6,9を書き込み状態に、送信器7,8を休止状態に制
御する。また、親無線局が受信の状態にあるときには、
スイッチ3,4を端子32,41に接続すると共に、記
憶装置6,9を読み出し状態に、送信器7,8を送信状
態に、受信器5,10を休止状態に制御する。
このような動作をさせることにより、中継器の送信器と
受信器が同時に動作をすることが避けられ、送受信周波
数が同じであっても発振等の不安定動作を起すことがな
い。
なお本実施例では、同期検出器11が受信器5,10と
は独立して設けられているが、受信器5,10の無線周
波部などが共用できることは明らかである。
また同期検出器11が同期検出を確立できていないとき
には、中継器を受信状態に制御しておくことが、同期を
確立する上で、またシステムに撹乱を与えないために必
要である。
またアンテナ系としては、本実施例のようにスイッチを
用いる方法の外に、サーキュレータを用いる方法、送受
信のアンテナを別々に設ける方法を用いても本発明を実
施することができる。
第2図は本発明の動作を説明するタイムチャートであ
る。
同図においての状態20は親無線局の状態を、信号21
は親無線局から送信された信号を、状態22は第1の受
信器5、第1の記憶装置6、第1の送信器7からなる下
り中継器の状態を、信号23は下り中継器から送信され
た信号を、状態24は子無線局の状態を、信号25は子
無線局から送信された上り信号を、状態26は第2の受
信器10、第2の記憶装置9、第2の送信器8からなる
上り中継器の状態を、信号27は上り中継器から送信さ
れた信号をそれぞれ表している。
また、TXは送信状態を、RXは受信状態を、D1,D
2,D3は下り信号を、U1,U2,U3は上り信号を
表している。
図から明らかなように、実施例の通信システムは、親無
線局と中継器の間、および中継器と子無線局の間でそれ
ぞれ周期的に送受信を繰り返して上り下りの信号のやり
取りをする、いわゆるピンポン方式の伝送を行ってお
り、下り信号D1,D2,D3は親無線局から子無線局
に、上り信号U1,U2,U3は子無線局から親無線局
に伝送されていることが分かる。
また上り、下りの中継機は共に送信するか、共に受信す
るかであり、送信信号が受信信号に干渉を与え妨害する
ことがない。
ただ中継器から親無線局向けに送信された上り信号と、
子無線局向けに送信された下り信号は、同時に送信され
るので、親無線局においては下り信号が、子無線局にお
いては上り信号がそれぞれ干渉信号として妨害を与える
が、アンテナ系1と2の間のアイソレーションを有る程
度とっておけば実用上無視することができる。同様に、
親無線局からの下り信号と、子無線局からの上り信号と
が中継器において干渉するが、これもアンテナ系1,2
間のアイソレーションを有る程度とることによって実用
上無視することが出来る。この際に要求されるアイソレ
ーションの量は20〜30dB程度であり、同一周波中
継の際に要求されるアイソレーションの量に比べれば遥
かに小さい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、ピンポン方式に
於て、中継器に記憶装置を設けることにより、同一周波
中継を実現し、また送受信間で干渉のない中継装置を実
現でき、中継の適用領域の拡大、周波数利用効率の向上
に効果が大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の構成図、第2図は本発明の
動作を説明するタイムチャート図である。 1,2……アンテナ 3,4……スイッチ 5,10……受信器 6,9……記憶装置 7,8……送信器 11……同期検出器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線局間で、同一の周波数を用いて、送受
    信を周期的でかつ交互に行うことにより、双方向通信を
    実現する通信方式において、 送受信のタイミングを決定する親無線局に対向した第1
    のアンテナ系と、 他方の子無線局に対向した第2のアンテナ系と、第1の
    アンテナ系に接続された第1の受信器、この受信器出力
    を一時記憶する第1の記憶装置、この記憶装置から読み
    出された信号を第2のアンテナ系から送信する第1の送
    信器、を有する第1の送受信装置と、 第2のアンテナ系に接続された第2の受信器、この受信
    器出力を一時記憶する第2の記憶装置、この記憶装置か
    ら読み出された信号を第1のアンテナ系から送信する第
    2の送信器を有する第2の送受信装置と、 第1のアンテナ系に接続され送受信の周期、タイミング
    を検出する同期検出器と、 を含み、同期検出器の出力にしたがい、主無線局が送信
    状態にあるときには第1、第2の受信器を受信状態にす
    ると共に、第1、第2の記憶装置を書き込み状態にし、
    主無線局が受信状態にあるときには第1、第2の送信器
    を送信状態にすると共に、第1、第2の記憶装置を読み
    だし状態に制御することを特徴とする中継装置。
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JPS63299529A JPS63299529A (ja) 1988-12-07
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