JPH06506967A - リグニンベースの改良型木材接着剤 - Google Patents

リグニンベースの改良型木材接着剤

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JPH06506967A JP4509104A JP50910492A JPH06506967A JP H06506967 A JPH06506967 A JP H06506967A JP 4509104 A JP4509104 A JP 4509104A JP 50910492 A JP50910492 A JP 50910492A JP H06506967 A JPH06506967 A JP H06506967A
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アルセル・テクノロジーズ・インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 リグニンベースの改良型木材接着剤 関連出願にたいするクロスリファレンス本出願は、「リグニンベースの木材接着 剤」と題する1991年4月9日に出願された米国特許出願第07/682.5 65号の一部継続出願である。
発明の背景 パルプ及び紙工業は、非常に大量のクラフトリグニン及び亜硫酸リグニンを産出 しているが、これは大部分が燃料として高圧ボイラーで燃焼されるか、又は廃棄 物として排出されて結果的に環境に対して負の影響をもたらしているかの何れか である。木材の化学者は何年にもわたって、これらのリグニンについての燃料以 外の有用な用途を突き止めるという問題を扱ってきているが、現在のところでは 、燃料以外の用途については、使用済パルプ化液から得られる全てのリグニンの 2%未満しか回収及び市販されていない。従って、リグニン及びその他のバイオ マス副生物を効率的に使用するための、燃料以外の新規な用途を提供するという 、以前からの、また現在も継続中の必要性が存在している。
例えば合板、ウェハー(薄片)板(waferboard) 、配向ストランド 板(oriented 5trandboard) 、及び繊維板といった構造 用木材製品の製造に用いられている、典型的なフェノールホルムアルデヒド接着 剤は、樹脂に加えて多くの構成要素を含んでいる。合板の場合、樹脂が主構成要 素ではあるが、処方の特性を制御するために、種々の増量剤、促進剤、充填材、 粘度調節剤、及びその他の添加剤が樹脂に添加されるのが一般的である。添加さ れる構成要素の幾つかは樹脂そのものよりも安価であるが、フェノールホルムア ミド樹脂は通常、価値の低い製品の処方には適当ではない。さらにまた、石油原 料の供給が将来的に減少しまたフェノールの価格が着実に上昇するにつれて、フ ェノールホルムアルデヒド樹脂の主構成要素の1つであるフェノールの入手性が 問題となり得ることから、フェノールの代替物、例えばリグニンの如きを開発す る必要性がある。
フェノールホルムアルデヒド接着剤の配合における成分として、在来のプロセス からのリグニンを使用することについては、多数の業績が報告されている。亜硫 酸法の濃縮廃棄液がある種の接着特性を示すことは昔から知られており、使用済 亜硫酸液をフェノールホルムアルデヒド樹脂のフェノールの一部の代用とするこ とが一般的な手法であった。この代用は、アルデヒドと縮合する前に、フェノー ルにリグニンを予め反応させることによって達成される。この手法は全体的には 不成功であった。なぜなら、リグニンとフェノールホルムアルデヒドとの反応性 が乏しいからである。
使用済亜硫酸液を接着剤処方に用いることの別の主要な欠点は、硬化した後の接 着剤の水溶性が高いことであり、これによりこのような処方は屋外の用途につい て不適当となる。
使用済亜硫酸液を接着剤処方に用いることは、それらの多分散性“ によってさ らに制限される。均一なりグニンフラクシコンを得るために、限外濾過が試みら れ、木材に限定して用いるための専用製品が得られている。
クラフトリグニンをフェノールホルムアルデヒド接着剤処方に用いるという試み がなされている。クラフトリグニンは比較的反応性に乏しく、加熱された場合に は焼結するため、乾燥樹脂の用途には適していない。さらにまた、液状フェノー ルホルムアルデヒド樹脂と配合された場合、クラフトリグニンは過剰な粘度の混 合物を生成する。クラフトリグニンの反応性を増大させ、架橋の可能性を改善さ せるために、クラフトリグニンをホルムアルデヒドと反応させることにより、メ チロール基が付加されている。
在米のプロセスからのリグニンを含有する、フェノール系接着剤の各種の処方が 提供されている。Blackmoreらに対する米国特許第3゜956、207 号においては、熱処理した使用済亜硫酸液固形分を含む、合板の製造用にすぐ使 用できるフェノール系接着剤が記載されている。
このフェノールホルムアルデヒド樹脂は、20%から50%の乾燥加熱固体が0 .5モルの炭酸ナトリウム水溶液に不溶となるまで乾燥状態で加熱処理された使 用済亜硫酸液固形分と、アルカリ条件下で混合される。6 Ludwigらに対する米国特許第3.957.703号においては、フェノー ル−アルデヒド合板接着剤が、水に不溶性の、酸で重合されたりゲニンスルホン 酸塩と配合されている。このリグニンスルホン酸塩は使用済亜硫酸液から、水に 暴露した場合に乾燥嵩容積が7倍未満増大する程度まで重合されている。
Forssらに対する米国特許第4.105.606号においては、合板、繊維 板、及びこれに類する製品の製造に用いる接着剤が記載されている。
この接着剤は、フェノールホルムアルデヒド樹脂と、リグニンスルホン酸塩又は アルカリリグニンの如きリグニン誘導体との併用である。最小で65重量%のり ゲニンスルホン酸塩と、最小で40重量%のアルカリリグニンが、グルカゴンを 上回る相対モル重量を有する。
A11anに対する米国特許第4.127.544号においては、フェノールホ ルムアルデヒド樹脂接着剤が処方されており、そこにおいてはフェノール成分の 一部がリグニンスルホン酸アンモニウムで置き換えられている。
使用済亜硫酸液及びリグニンスルホン酸塩の代替として、Loraらに対する米 国特許第4.746.596号に記載されたプロセスにより回収される^LCE LL’リグニンの如き有機可溶(organosolv)リグニンは、多くの用 途において、在来のプロセスから生成されるリグニンに有効に対抗することがで きる。ALCELL”リグニンは、フェノールホルムアルデヒド及びリグニンベ ースの接着剤の配合といった用途に用いることができる。「有機可溶パルプ化処 理により生成されたリグニンの特徴及び潜在的用途」^C3Symposium  5eries No、 397.318ページ(1988)に記載されたLo raらの最近の業績においては、^LCELL@リグニンがフェノールホルムア ルデヒド樹脂接着剤処方中に用いられている。
6の 本発明は、有機可溶リグニン及びフェノールホルムアルデヒド樹脂を、フェノー ルホルムアルデヒド樹脂中のフェノール固形分ベースで約0.5:99.5から 約70 : 30の重量比で含む、木材複合体用接着剤を提供する。
本発明によれば、接着剤の挙動は、有機可溶リグニンに対する重量比で約0.5 :99.5から約20 : 80の変性剤を添加することによって、改良するこ とができる。この特別の接着剤で製造された板は、競争力のある特性を有する。
本発明によれば、接着剤の挙動は、有機可溶リグニンに対する重量比で約5=9 5から約70 : 30の低分子量有機可溶リグニンを添加することによって改 良することができる。この特別の接着剤で製造された板は、競争力のある特性を 有する。
本発明によれば、接着剤の挙動は、板の製造に際しての圧縮時間を延長し、又は 圧縮温度を増大させることによって改良することができる。この特別の接着剤で 製造された板は、競争力のある特性を有する。
本発明によれば、接着剤の挙動は、配合に先立って有機可溶リグニンを焼成し、 乾燥することによって改良することができる。この特別の接着剤で製造された板 は、競争力のある特性を有する。
本発明によれば、液状フェノールホルムアルデヒド樹脂を、フェノールに対する ホルムアルデヒドのモル比を約2から約3とし、またフェノール1モル当たりの アルカリを約0.12から約0.47とすることによって製造することができる 。このフェノールホルムアルデヒド樹脂中におけるフェノール固形分ベースで約 5:95がら60 : 40の有機可溶リグニンからなる接着剤を製造すること ができる。この特別の接着剤で製造された板は、競争力のある特性を有する。
本発明によれば、液状フェノールホルムアルデヒド樹脂を、フェノールに対する ホルムアルデヒドのモル比を約2から約4.5とし、またフェノール1モル当た りのアルカリを約0.1から約0.8とすることによって製造することができる 。このフェノールホルムアルデヒド樹脂中におけるフェノール固形分ベースで約 0.5から約40%の有機可溶リグニンからなる接着剤を製造することができる 。この特別の接着剤で製造された板は、競争力のある特性を有する。
本発明によれば、液状フェノールホルムアルデヒド樹脂を、フェノールに対する ホルムアルデヒドのモル比を約2.3から約3.0とし、またフェノール1モル 当たりのアルカリを約0.5から約0.8モルとすることによって製造すること ができる。このフェノールホルムアルデヒド樹脂中におけるフェノール固形分ベ ースで約2から約30%の有機可溶リグニンからなる接着剤を製造することがで きる。この特別の接着剤で製造された板は、競争力のある特性を有する。
本発明によれば、液状フェノールホルムアルデヒド樹脂を、フェノールに対する ホルムアルデヒドのモル比を約2.4から約3.5とし、またフェノール1モル 当たりのアルカリを約0.4から約1モルとすることによって製造することがで きる。このフェノールホルムアルデヒド樹脂中におけるフェノール固形分ベース で約0.8から約35%の有機可溶リグニンからなる接着剤を製造することがで きる。この特別の接着剤で製造された板は、競争力のある特性を有する。
本発明によれば、液状フェノールホルムアルデヒド樹脂の製造において、フェノ ールの部分的な代用として、低分子量有機可溶リグニンを用いることができる。
低分子量有機可溶リグニンは、樹脂の調製に際して添加され、接着剤中のフェノ ール樹脂固形分の約0.5から約40%を置き換えることができる。このフェノ ールホルムアルデヒド樹脂は、フェノールに対するホルムアルデヒドのモル比を 約2から約4,5とし、またフェノール1モル当たりのアルカリを約0.1がら 約0.8モルとすることによって製造することができる。この特別の接着剤で製 造された板は、競争力のある特性を有する。
本発明によれば、液状フェノールホルムアルデヒド樹脂の製造において、フェノ ールの部分的な代用として、有機可溶リグニンのアルカリ溶液を用いることがで きる。有機可溶リグニンのアルカリ溶液は、リグニン重量ベースで約10から約 25%のアルカリを添加することによって調製でき、樹脂中のフェノール固形分 ベースで約5:95から約60 : 40の重量比でもって、液状フェノールホ ルムアルデヒド樹脂に添加することができる。このフェノールホルムアルデヒド 樹脂は、フェノールに対するホルムアルデヒドのモル比を約2から約3とし、ま たフェノール1モル当たりのアルカリを約0.12から約0.47モルとするこ とによって製造することができる。この特別の接着剤で製造された板は、競争力 のある特性を有する。
本発明によれば、液状フェノールホルムアルデヒド樹脂の製造において、フェノ ールの部分的な代用として、有機可溶リグニンのアルカリ溶液を用いることがで き、フェノール樹脂固形分の約2から約30%を置き換えることができる。この フェノールホルムアルデヒド樹脂は、フェノールに対するホルムアルデヒドのモ ル比を約2.3から約3とし、またフェノール1モル当たりのアルカリを約0. 5から約0.8モルとすることによって製造することができる。この特別の接着 剤で製造された板は、競争力のある特性を有する。
本発明によれば、有機可溶リグニン分散物を、液状フェノールホルムアルデヒド 樹脂に添加することができる。この分散物は、重量比で約0.5:99.5から 約2:98の、分散剤と有機可溶リグニンとからなる。有機可溶リグニン分散物 は、樹脂中のフェノール固形分ベースで約5:95から約60 : 40の重量 比でもって、樹脂に対して直接に添加することができる。このフェノールホルム アルデヒド樹脂は、フェノールに対するホルムアルデヒドのモル比を約2から約 3とし、またフェノール1モル当たりのアルカリを約0.12から約0.47モ ルとすることによって製造することができる。この特別の接着剤で製造された板 は、競争力のある特性を有する。
本発明によれば、有機可溶リグニンは、全反応重量の約lOから約80%の有機 可溶リグニンを全反応重量の約lOから約80%のフェノール及び全反応重量の 約1から約20%のアルカリと反応させることによって、フェノール化すること ができる。このフェノールホルムアルデヒド樹脂は、フェノールに対するホルム アルデヒドのモル比を約2から約4.5、またフェノール1モル当たりのアルカ リを約0.1から約0.8モルとすることによって製造することができる。有機 可溶リグニンは、フェノール重量ベースで約1から約45%を構成することがで きる。この特別の接着剤で製造された板は、競争力のある特性を有する。
本発明によれば、有機可溶リグニンは、全反応重量の約lOから約80%の有機 可溶リグニンを全反応重量の約10から約80%のフェノール及び全反応重量の 約1から約20%のアルカリと反応させることによって、フェノール化すること ができる。このフェノールホルムアルデヒド樹脂は、フェノールに対するホルム アルデヒドのモル比を約2.4から約3.5、またフェノール1モル当たりのア ルカリを約0.4から約1モルとすることによって製造することができる。有機 可溶リグニンは、フェノール重量ベースで約1から約70%を構成することがで きる。この特別の接着剤で製造された板は、競争力のある特性を有する。
本発明によれば、有機可溶リグニンは、全反応重量の約20から約60%の有機 可溶リグニンを全反応重量の約20から約50%のフェノールと反応させること によって、メチロール化することができる。全反応重量の約0.01から約3% の酸を用いて、全反応重量の約5から約50%のホルムアルデヒドを添加するこ とができる。このフェノールホルムアルデヒド樹脂は、フェノールに対するホル ムアルデヒドのモル比を約2から約4.5とし、またフェノール1モル当たりの アルカリを約0.1から約0.8モルとすることによって製造することができる 。有機可溶リグニンは、フェノール重量ベースで約1から約70%を構成するこ とができる。この特別の接着剤で製造された板は、競争力のある特性を有する。
本発明によれば、有機可溶リグニンは、全反応重量の約20から約60%の有機 可溶リグニンを全反応重量の約20から約50%のフェノールと反応させること によって、メチロール化することができる。全反応重量の約0.01から約3% の酸を用いて、全反応重量の約5から約50%のホルムアルデヒドを添加するこ とができる。このフェノールホルムアルデヒド樹脂は、フェノールに対するホル ムアルデヒドのモル比を約2.4から約3.5とし、またフェノール1モル当た りのアルカリを約0.4から約1モルとすることによって製造することができる 。有機可溶リグニンは、フェノール重量ベースで約1から約45%を構成するこ とができる。この特別の接着剤で製造された板は、競争力のある特性を有する。
本発明のこれらの、及びその他の詳細は、本明細書の残りの部分及び請求の範囲 を読むことによって明らかとなろう。
ましい の 日 本発明において用いられるリグニンは、有機可溶(オルガノソルブ(organ osolv) )リグニン、好ましくはALCELL’リグニンであり、これは 木材からアルコール及び水で抽出され、ここで参照することによってその内容を 本明細書に取り入れる米国特許第4.764.596号及び1991年2月1日 に出願された米国特許出願第07/649.683号に記載された如(にして回 収された、天然生成物である。ALCELLΦリグニンは自由流動パウダーとし て回収され、天然リグニンに非常に類似している。
本発明においては、ALCELL@リグニンの如き有機可溶リグニンは、合板、 ウェハー板(waferboard) 、配向ストランド板(oriented strandboard) 、パーティクルボード、繊維板、及びハードボード その他を含めた構造用及び非構造用の木材製品の如き、木材複合体の製造におい て用いるための接着剤処方に適した、フェノールホルムアルデヒドのコア用及び 表面用樹脂の代替物として、種々の方法で添加することができる。
ALCELL’リグニンは硫黄を含まず、また炭水化物及び無機混入物のレベル も低い。これはまた非常に疎水性であり、中性又は酸性の水性媒体には本質的に 溶解せず、中程度から強度のアルカリ溶液及びある種の有機溶媒に可溶である。
ALCELL@リグニンは、約SOOから1500g1モル、好ましくは約90 0から1300g1モルの比較的低い数平均分子量と、好ましくは約80°から 約170°、特に約90°から約150°といったガラス転移温度も観測される が、好ましくは約1000から170°、特に約130°から150°のガラス 転移温度と、幅の狭い分子量分布、即ち約4未満、好ましくは約3よりも大きく ない、特に僅かに約1.5から2.7の多分散性と、天然リグニンのメチロール 含量(即ち広葉樹については約20%、針葉樹については約14%)にほぼ等し いメチロール含量とを有するものとして特徴付けることができる。ALCELL ”リグニンはまた、好ましくは約120’から150°、特に約130’から1 50°の軟化温度を有する。
好ましい実施例では、ウェハー板及び配向ストランド板の製造においては、フェ ノールホルムアルデヒド樹脂粉末と、乾燥有機可溶リグニンとが、約30 +  70から約95:5、好ましくは約70 : 30から約85 : 15の重量 比で直接に混合される。
乾燥有機可溶リグニンとフェノールホルムアルデヒド樹脂粉末の併用系の挙動は 、圧縮時間を延長し、又は圧縮温度を増大させることによって、さらに改善する ことができる。或いはまた、配合に先立って、約120から約200℃の温度に おいて有機可溶リグニンを約15から約90分焼成することにより、又は乾燥機 の入口温度約135°から約250℃において有機可溶リグニンを気流乾燥する ことにより、板の特性を大きく改善することができる。
有機可溶リグニン/フェノールホルムアルデヒド樹脂の併用物の挙動は、変性剤 、好ましくはフェノール性のものを添加することによって、改善することができ る。低分子量フェノール化合物、フェノール、又は低分子量ALCELL’リグ ニンといった変性剤を用いることができる。使用することのできる他の変性剤に 含まれるものとしては、トリー(p−ヒドロキシフェニル)エタン(THPE)  、p−tert−ブチルフェノール(PTBP)、ビスフェノールA (BP A) 、p−クレゾール、叶エチルフェノール、p−5ec−ブチルフェノール 、p−アミルフェノール、p−ノニルフェノール、p−ドデシルフェノール、2 ゜4−ジメチルフェノール、2.4.6− トリメチルフェノール、18から2 4及び24から28の炭素数の側鎖を有するバラアルキルフェノール、ポリヒド ロキシスチレン、クレオソート混合物、及びここで参照することによってその内 容を本明細書に取り入れる1991年2月1日に出願された米国特許出願第07 /649.683号に記載の方法により回収された洗浄フルフラールからなるフ ルフラールがある。
変性剤は、フェノールホルムアルデヒド樹脂粉末及び乾燥有機可溶リグニンに対 して直接に添加することができる。フェノール、p−tert−ブチルフェノー ル(PTBP)及びビスフェノールA(BPA)の如き変性剤は、有機可溶リグ ニンに対する変性剤のの重量比を約0.5:99.5から約20 : 80、好 ましく1;!1:99から10 : 90として添加することができる。有機可 溶リグニンと変性剤との混合物は、フェノール樹脂固形分の約15から約75% を置き換えることができる。
低分子量ALCELL@リグニンはまた、約5:95がら約70 : 30.好 ましくは20 : 80から50 + 50でもって、有機可溶リグニンに対し て変性剤として添加することができる。低分子量ALCELL’リグニンは、1 991年2月1日に出願された米国特許出願第07/649.683号に記載の 方法において、タール状の沈殿として回収される。低分子量^LCELL’リグ ニンは、500g1モル未滴の範囲の低い数平均分子量と、約24°から約80 ℃の範囲のガラス転移温度により特徴付けることができる。広葉樹がパルプ化さ れる場合の別の特徴は、低分子量ALCELI、’リグニンが主としてシリンギ ル核を有するタイプであることである。なぜならニトロベンゼンで酸化すると、 シリンガアルデヒドとバニリンとのモル比は約2.7:1から約5.3:1とな るからである。この低分子量ALCELL’リグニンは、最初に乾燥することが でき、次いで有機可溶リグニンに添加することができる。或いは低分子量^LC ELL’リグニンと有機可溶リグニンを最初に混合し、次いで使用に先立って同 時に乾燥することができる。
別の好ましい実施例では、ウェハー板及び配向ストランド板の製造において、乾 燥有機可溶リグニンを液状フェノールホルムアルデヒド樹脂に対して、乾燥有機 可溶リグニン及びフェノール樹脂中の乾燥固形分の重量ベースで、約5:95か ら約60 : 40の重量比でもって直接添加することができる。フェノールホ ルムアルデヒド樹脂は、ホルムアルデヒドとフェノールを約2から約3.0、好 ましくは2.2から2.5のモル比で縮合させることによって調製することがで きる。重合はアルカリ条件下、例えば水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムを1 以上のアルカリ付加でもって、フェノール1モル当たりアルカリ約0.12から 約0.47、好ましくは0.15から0.3モルというモル比で用いることによ って実行することができる。尿素、アンモニアその他の適当な化合物を、過剰の ホルムアルデヒドと反応するのに十分な量でもって添加することができる。樹脂 の配合の後に、有機可溶リグニン及びフェノールホルムアルデヒド樹脂を順次用 いてウェハーを被覆し、約2から約5%の重量比(乾燥ウェハーに対する樹脂固 形分)でもって、約1重量%(ワックスエマルジョンの固形分ベースで)で被覆 することができる。
別の好ましい実施例においては、ウェハー板及び配向ストランド板の製造におい て、有機可溶リグニンはフェノールとホルムアルデヒドとの縮合反応に際して共 重合させることができ、得られる接着剤中のフェノール樹脂固形分の約0.5か ら約40%、好ましくは約5から約30%を置き換えることができる。このフェ ノールホルムアルデヒド樹脂は、ホルムアルデヒドとフェノールのモル比を、フ ェノール1モルに対してホルムアルデヒドを約2から約4.5、好ましくは約2 .2から約4.2モルのモル比として調製することができる。重合はアルカリ条 件下、例えば水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムを1以上のアルカリ付加でも って、フェノール1モル当たりにアルカリ約0.1から約0.8、好ましくは0 .2から0.75モルというモル比で用いることによって実行することができる 。有機可溶リグニンは、フェノールの重量ベースで約1から約70%、好ましく は約10から約50%を構成するのに十分な量で添加することができる。尿素、 アンモニアその他の適当な化合物を、過剰のホルムアルデヒドと反応するのに十 分な量でもって添加することができる。このリグニン/フェノールホルムアルデ ヒド樹脂混合物はブレンドすることができ、ウェハーは約2から約5%の重量比 (乾燥ウェハーに対する樹脂固形分)でもって、約1重量%(ワックスエマルジ ョンの固形分ベースで)で被覆することができる。
他の用途では、有機可溶リグニンは、合板用接着剤配合物中で用いられるフェノ ールホルムアルデヒド樹脂の部分的な代用として用いることができる。好ましい 実施例では、フェノールホルムアルデヒド樹脂は、フェノールに対するホルムア ルデヒドの比を約2.3から約3.0、好ましくは約2.4から約2.6として 調製することができる。重合はアルカリ条件下で1以上のアルカリ付加でもって 、好ましくは水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムを、フェノール1モル当たり アルカリ約0.5から約0.8、好ましくは0.65から0.75モルというモ ル比で用いることによって実行することができる。尿素、アンモニアその他の適 当な化合物を、過剰のホルムアルデヒドと反応するのに十分な量でもって添加す ることができる。有機可溶リグニンは接着剤の調製に際して樹脂に添加すること ができ、フェノール樹脂固形分の約2から約30%、好ましくは約15から約2 0%を置き換えることができる。
別の好ましい実施例においては、合板用接着剤処方において、有機可溶リグニン は樹脂の製造に際して共重合され、得られる接着剤中のフェノール樹脂固形分の 約0.8から約35%、好ましくは約4から約20%を置き換えることができる 。このフェノールホルムアルデヒド樹脂は、フェノールに対するホルムアルデヒ ドのモル比を約2.4から約3.5、好ましくは約2.8から約3.1として調 製することができる。
重合はアルカリ条件下で、好ましくは水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムを1 以上のアルカリ付加でもって、フェノール1モル当たりアルカリ約0.4から約 1、好ましくは0.65から0.85モルというモル比で用いることによって実 行することができる。有機可溶リグニンは、フェノールとの重量比的2から約4 5%、好ましくは約lOから約30%の重量比でもって添加することができる。
尿素、アンモニアその他の適当な化合物を、過剰のホルムアルデヒドと反応する のに十分な量でもって添加することができる。得られる樹脂は、接着剤の調製に 際して用いることができる。
別の好ましい実施例においては、ALCELLΦリグニンの如き低分子量有機可 溶リグニンを、ウェハー板及び配向ストランド板の用途に用いるフェノールホル ムアルデヒド樹脂の製造において、フェノールの部分的な代用として用いること ができる。この低分子量有機可溶リグニンは、フェノールとホルムアルデヒドと の縮合反応に際して共重合させることができ、得られる接着剤中のフェノール樹 脂固形分の約0.5から約40%、好ましくは約5から約30%を置き換えるこ とかできる。このフェノールホルムアルデヒド樹脂は、フェノールに対するホル ムアルデヒドのモル比を、フェノール1モル当たりホルムアルデヒド約2から約 4.5、好ましくは約2.2から約4.2モルとして調製することができる。重 合はアルカリ条件下で、例えば水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムを1以上の アルカリ付加でもって、フェノール1モル当たりアルカリ約0.1から約0.8 、好ましくは0.2から0.75モルというモル比で用いることによって実行す ることができる。
低分子量有機可溶リグニンは、フェノール重量ベースで約1から約70%、好ま しくは約10から約50%を構成するのに十分な量でもって添加することができ る。尿素、アンモニアその他の適当な化合物を、過剰のホルムアルデヒドと反応 するのに十分な量でもって添加することができる。
別の好ましい実施例においては、有機可溶リグニンのアルカリ溶液を、ウェハー 板及び配向ストランド板の用途に用いるフェノールホルムアルデヒド樹脂の合成 に際して、フェノールの部分的な代用として添加することができる。有機可溶リ グニンのアルカリ溶液は、本明細書に記載したパルプ化プロセスから回収される 、有機可溶リグニンのケークを乾燥前に用いることにより、又は有機可溶リグニ ンのパウダーを乾燥後に用いることにより、調製することができる。
アルカリ溶液はまた、低分子量ALCELL”リグニンを用いることによっても 調製できる。好ましい実施例では、アルカリ、例えば水酸化ナトリウム又は水酸 化カリウムを1以上のアルカリ付加でもって、リグニンの重量ベースで約lOか ら約25%、好ましくは約12から約22%の量で添加することができる。固形 分の合計が約30%から約50%、好ましくは約35%から約45%となるよう に、必要に応じて水を添加することができる。有機可溶リグニンは、攪拌しなが らゆっくりと添加することができる。得られる有機可溶リグニンのアルカリ溶液 は、液状フェノールホルムアルデヒド樹脂に対して、有機可溶リグニン及びフェ ノール樹脂中の乾燥固形分の重量ベースで、約5:95から約60 : 40の 重量比でもって添加することができる。フェノールホルムアルデヒド樹脂は、ホ ルムアルデヒドとフェノールとを、約2から約3.0、好ましくは約2.2から 約2.5のモル比で縮合させることによって調製することができる。この重合は アルカリ条件下で、例えば水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムを1以上のアル カリ付加で、フェノール1モル当たりアルカリ約0.12から約0.47、好ま しくは0.15から0.3モルというモル比で用いることによって実行すること ができる。尿素、アンモニアその他の適当な化合物を、過剰のホルムアルデヒド と反応するのに十分な量でもって添加することができる。
別の好ましい実施例では、合板の用途に用いるフェノールホルムアルデヒドに対 し、有機可溶リグニンのアルカリ溶液を添加することができる。有機可溶リグニ ンのアルカリ溶液は、接着剤の調製に際してフェノールホルムアルデヒド樹脂中 に添加することができ、得られる接着剤中のフェノール樹脂固形分の約2から約 30%、好ましくは約15から約20%を置き換えることができる。このフェノ ールホルムアルデヒド樹脂は、フェノールに対するホルムアルデヒドの比を、約 2.3から約3.0、好ましくは約2.4から約2.6として調製することがで きる。重合は、アルカリ条件下で1以上のアルカリ付加でもって、好ましくは水 酸化ナトリウム又は水酸化カリウムを、フェノール1モル当たりアルカリ約0. 5から約0.8、好ましくは0.65から0.75モルというモル比で用いるこ とによって実行することができる。
尿素、アンモニアその他の適当な化合物を、過剰のホルムアルデヒドと反応する のに十分な量でもって添加することができる。
別の好ましい実施例においては、有機可溶リグニン分散物を調製することができ 、ウェハー板及び配向ストランド板の用途に用いる液状フェノールホルムアルデ ヒド樹脂と混合することができる。ポリメタクリル酸ナトリウム又はアンモニウ ムの如き界面活性剤、水酸化ナトリウム又はアンモニウムの如きアルカリ化合物 、或いは有機可溶リグニンに対して分散効果を有するその他の化合物を、分散剤 として用いることができる。本明細書に記述したパルプ化プロセスから回収され る、乾燥前の有機可溶リグニンケーク又は乾燥後の有機可溶リグニン粉末を用い ることができる。同様にして、低分子量ALCELL@リグニンも使用すること ができる。好ましい実施例では、分散剤を水に添加し、有機可溶リグニンを攪拌 しながらゆっくりと添加して、分散剤及び有機可溶リグニンのレベルを調節して 、分散物がチキソトロープに挙動するようにされる。分散物の固形分含量は、約 45から約65%の範囲、好ましくは豹50から約55%の範囲にある。有機可 溶リグニンに対する分散剤の重量比は、約0.5:99.5から約2=98、好 ましくは約199から約1.5:98.5とすることができる。
有機可溶リグニン分散物は液状フェノールホルムアルデヒド樹脂に対して、乾燥 有機可溶リグニン及びフェノール樹脂中の乾燥固形分の重量ベースで、約5=9 5から約60 + 40の重量比でもって、直接に添加することができる。フェ ノールホルムアルデヒド樹脂は、ホルムアルデヒドとフェノールとを、約2から 約3.θ、好ましくは約2.2から約2.5のモル比で縮合することによって調 製することができる。
重合はアルカリ条件下で、例えば水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムを1以上 のアルカリ付加でもって、フェノール1モル当たりアルカリ約0.12から約0 .47、好ましくは0.15から0.3モルというモル比で用いることによって 実行することができる。尿素、アンモニアその他の適当な化合物を、過剰のホル ムアルデヒドと反応するのに十分な量でもって添加することができる。
別の好ましい実施例においては、ウェハー板及び配向ストランド板の用途に用い るフェノールホルムアルデヒド樹脂の製造において、有機可溶リグニンのフェノ ール化を用いることができる。有機可溶リグニンのフェノール化は、全反応重量 の約10がら約80%、好ましくは約30から約60%の有機可溶リグニンを、 全反応重量の約10から約80%、好ましくは約20から約60%のフェノール とアルカリ条件下で、水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムを1以上のアルカリ 付加でもって全反応重量の約1から約20%、好ましくは約5がら約10%で、 約80°から約200℃、好ましくは約110°から約180’Cの温度におい て、約0.5から約2時間、好ましくは約0.5がら約1.5時間用いて反応さ せることによって達成することができる。フェノールホルムアルデヒド樹脂は、 必要ならばより多くのフェノールと、またポルムアルデヒドとを、フェノールに 対するホルムアルデヒドのモル比がフェノール1モル当たりホルムアルデヒドが 約2がら約4.5、好ましくは2.2から約4.2モルとなるように添加するこ とによって調製することができる。重合はアルカリ条件下で、例えば水酸化ナト リウム又は水酸化カリウムを1以上のアルカリ付加でもって、フェノール1モル 当たりでアルカリを約0.1から約0.8、好ましくは約0.2から約0.75 モルというモル比で用いることによって実行することができる。
フェノール化された有機可溶リグニンは、フェノールの重量ベースで約1から約 70%、好ましくは約10から約50%を構成することができる。樹脂中の固形 分の合計が約57%となるように、十分な水を添加することができる。尿素、ア ンモニアその他の適当な化合物を、過剰のホルムアルデヒドと反応するのに十分 な量でもって添加することができる。
別の好ましい実施例においては、合板の用途に用いるフェノールホルムアルデヒ ド樹脂の製造において、有機可溶リグニンのフェノール化を用いることができる 。有機可溶リグニンのフェノール化は、全反応重量の約lOから約80%、好ま しくは約30から約60%の有機可溶リグニンを、全反応重量の約10から約8 0%、好ましくは約20から約60%のフェノールとアルカリ条件下で、水酸化 ナトリウム又は水酸化カリウムを全反応重量の約1から約20%、好ましくは約 5から約10%で、約80°から約200℃、好ましくは約110°から約18 0℃の温度において、約0.5から約2時間、好ましくは約0.5から約15時 間用いて反応させることによって達成することができる。フェノールホルムアル デヒド樹脂は、必要ならばより多くのフェノールと、またホルムアルデヒドとを 、フェノールに対するホルムアルデヒドのモル比がフェノール1モル当たりホル ムアルデヒドが約2.4から約3.5、好ましくは2.8から約3.1モルとな るように添加することによって調製することができる。重合はアルカリ条件下で 、例えば水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムを1以上のアルカリ付加でもって 、フェノール1モル当たりアルカリ約0.4から約1、好ましくは約0.65か ら約0285モルというモル比で用いることによって実行することができる。フ ェノール化された有機可溶リグニンは、フェノールの重量ベースで約1から約4 5%、好ましくは約lOから約30%を構成することができる。樹脂中の固形分 の合計が約42%となるように、十分な水を添加することができる。尿素、アン モニアその他の適当な化合物を、過剰のホルムアルデヒドと反応するのに十分な 量でもって添加することができる。
別の実施例においては、有機可溶リグニンは酸触媒によりメチロール化すること ができ、メチロール化した有機可溶リグニンは、ウェハー板及び配向ストランド 板の用途に用いる接着剤の製造において用いることができる。メチロール化は、 液状フェノールホルムアルデヒド樹脂の製造に際して、最初のステ・ンプとして 取り入れることができる。酸性条件下における溶解性を助長するために、有機可 溶リグニンはフェノールホルムアルデヒド樹脂の製造に用いることのできる溶媒 を用いて可溶化することができる。トリオキサン、フェノール又はその他のフェ ノール系化合物といった溶媒を用いることができる。全反応重量の約2から約6 0%、好ましくは約20から約40%の有機可溶リグニンが、全反応重量の約2 0から約50%、好ましくは約30から約45%のフェノール中に溶解される。
全反応重量の約5から約50%、好ましくは約IOから約30%のホルムアルデ ヒドが、無機酸又は有機酸、好ましくは硫酸を全反応重量の約0.Olから約3 %、好ましくは約0.1から約2%用いた酸性条件下で添加される。この混合物 は、約40から約100℃、好ましくは約60から約90℃へと、約30から約 180分、好ましくは約60から約220分加熱される。フェノールホルムアル デヒド樹脂は、必要ならばより多くのフェノールと、またホルムアルデヒドとを 、フェノールに対するホルムアルデヒドのモル比がフェノール1モル当たりホル ムアルデヒドが約2から約4.5、好ましくは2.2から約4.2モルとなるよ うに添加することによって調製することができる。重合はアルカリ条件下で、例 えば水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムを1以上のアルカリ付加でもって、フ ェノール1モル当たりでアルカリ約0.1から約0.8、好ましくは約0.2か ら約0,75モルというモル比で用いることによって実行することができる。有 機可溶リグニンは、フェノールの重量ベースで約1から約70%、好ましくは約 10から約50%を構成することができる。樹脂中の固形分の合計が約57%と なるように、十分な水を添加することができる。尿素、アンモニアその他の適当 な化合物を、過剰のホルムアルデヒドと反応するのに十分な量でもって添加する ことができる。
同様にして、有機可溶リグニンの酸メチロール化を、合板の用途に用いる接着剤 の製造において用いることもできる。全反応重量の約2から約60%、好ましく は約20から約40%の有機可溶リグニンが、全反応重量の約20から約50% 、好ましくは約30から約45%のフェノール中に溶解される。全反応重量の約 5から約50%、好ましくは約10から約30%のホルムアルデヒドが、無機酸 又は有機酸、好ましくは硫酸を全反応重量の約0.Olから約3%、好ましくは 約0、lから約2%用いた酸性条件下で添加される。この混合物は、約40から 約100℃、好ましくは約60から約90℃へ、約30から約180分、好まし くは約60から約120分加熱される。フェノールホルムアルデヒド樹脂は、必 要ならばより多くのフェノールと、またホルムアルデヒドとを、フェノールに対 するホルムアルデヒドのモル比がフェノール1モル当たりホルムアルデヒドが約 2.4から約3.5、好ましくは2から約3.1モルとなるように添加すること によって調製することができる。重合はアルカリ条件下で、例えば水酸化ナトリ ウム又は水酸化カリウムを1以上のアルカリ付加でもって、フェノール1モル当 たりでアルカリ約0.4から約1、好ましくは約0.65から約0.85モルと いうモル比で用いることによって実行することができる。有機可溶リグニンは、 フェノールの重量ベースで約1から約45%、好ましくは約10から約30%を 構成することができる。樹脂中の固形分の合計が約42%となるように、十分な 水を添加することができる。尿素、アンモニアその他の適当な化合物を、過剰の ホルムアルデヒドと反応するのに十分な量でもって添加することができる。
接着剤の使用においては、木材複合体の製造に用いられている種々の公知の方法 及び手順を使用することができる。製造条件は、通常の場合に遭遇する変動を考 慮した、現在用いられている条件の範囲内にあり、当業者には自明なものである 。
本発明の木材複合体は、特に注記しない限りは、標準的な製造手順及び技術を用 いて製造される。表1. 2. 3. 4及び5は、本発明の木材複合体の製造 に用いられるパラメータを例示するものであり、またそれは新規な接着剤配合技 術及び方法を含むものであって、以下の実施例においてより詳細に記述される。
Xh斑上 表6は、異なる乾燥リグニンとブレンドされて、特定のフェノールホルムアルデ ヒド樹脂粉末であるBAKELITE 9111 (カナダ国オンタリオ州ベレ ビューのBakelite Thermosets Lim1tedにより製造 されている)の約20%を置き換えることにより製造された板の物性を示す。
これらの板は、表1のパラメータに従って製造された。表6の結果は、ALCE LL’リグニンの如き有機可溶リグニンが、板の特性を改善する点において最適 な代替物であることを示している。
X崖史l 乾燥ALCELL’リグニンが部分的な代替物として、GP5415 (米国ア ーカンソー州クロセットのGeorgia Pacific社により製造されて いる)の如きフェノールホルムアルデヒド表面樹脂(face resin)と 混合された場合、表7に示す如き改良された板の特性により、ALCELL’リ グニンがGP5415と特に相溶性であることが例証される。ウェハー板は、表 3に示すパラメータに従って製造された。
裏施■1 この実施例においては、約50%のフェノールホルムアルデヒド樹脂粉末(例え ばBD909)が、ALCELL”リグニン及びフェノールの如き変性剤で置き 換えられた。約10部の水中で約9部の乾燥ALCELL’リグニンが、約1部 のフェノールと混合された。この混合物は風乾されて粉末となり、次いでフェノ ールホルムアルデヒド樹脂の約50%を置き換えるために使用された。ウェハー 板は、表1のパラメータに従って製造された。表8の結果は、乾燥ALCELL ’リグニンとフェノールホルムアルデヒド樹脂の併用物の挙動は、フェノールの 如き変性剤によって改善され、優れた板の特性が得られることを示している。
火嵐透1 全接着剤重量ベースで約2%のフェノールが乾燥ALCELLのリグニンに添加 され、この混合物が実施例3の手順に従ってGP5415とブレンドされた場合 、表9の結果は、未変性のALCELL’リグニン/GP5415樹脂併用系に ついて得られるものに対して、より優れた板の特性が得られることを示している 。板の特性についての同様の改善が、実施例3の如くに調製されたALCELL のリグニン/BDO23及びALCELLΦリグニン/BD802接着剤系につ いても観察された。ウェハー板は、表1のパラメータに従って製造された。
夾施■1 同様に、低分子量ALCELL’リグニンの如き変性剤を用いて、例えばBD9 09の如きフェノールホルムアルデヒド樹脂についてのALCELL”リグニン の如き有機可溶リグニンの挙動を、表1Oに示すように改善することができる。
タール状の低分子量ALCELL’リグニンをALCELL’リグニンに対して 表10に示す割合で添加し、この混合物を約120℃に加熱する。混合物を約2 5℃に冷却し、粉末状に粉砕する。この粉末をBD909の如きフェノールホル ムアルデヒド樹脂とブレンドする。ウェハー板は、表1に示すパラメータを用い て製造された。
夾鑑医亙 この実施例では、フェノールホルムアルデヒド樹脂粉末(例えばBD909)の 約20%を、ALCELLΦリグニンと、トリー(p−ヒドロキシフェニル)エ タン(THPE)、ビスフェノールA (BPA) 、p−tert−ブチルフ ェノール(PTBP)、p−クレゾール、p−ノニルフェノール、I8から24 の炭素数の側鎖を有するパラアルキルフェノール、2゜4−ジメチルフェノール 及び2.4.6− トリメチルフェノールの如き変性剤で置き換えた。約10部 の水中で約9部の乾燥ALCELL”リグニンが、約1部のフェノールと、実施 例3におけるようにして混合された。
この混合物は風乾されて粉末となり、次いでフェノールホルムアルデヒド樹脂の 約20%を置き換えるために使用された。ウェハー板は、表4のパラメータに従 って製造され、板の厚みは378インチ(9,5ミリ)であった。表11及び1 2の結果は、ALCELLΦリグニンの挙動が、表11及び12の変性剤によっ て改善されたことを示している。
夾施■ユ この実施例では、フェノールホルムアルデヒド樹脂粉末(例えばGP5479) の約20%を、ALCELL’リグニンと、p−tert−ブチルフェノール( PTBP)の如き変性剤で置き換えた。この実施例においては、変性剤をALC ELL’リグニンの粒径に近い粒径まで粉砕することにより変性剤のトライブレ ンドを調製した。乾燥ALCELL’リグニンと変性剤は組み合わせられて、全 混合物重量ベースで約11約4、及び約10%の変性剤を含有するトライブレン ドとされた。ウェハー板は、表4のパラメータに従って製造された。表13の結 果は、フェノール変性剤が^LCELL”リグニンの相溶性を効果的に増大させ 、優れた板の特性が得られたことを示している。
夾鳳五五 表14の結果は、BD909の如きフェノールホルムアルデヒド粉末とブレンド されたALCELL勲ノグニンの如き乾燥有機可溶リグニンの組み合わせの挙動 が、約400’F (204℃)の圧縮温度において圧縮温度を約200秒又は それ以上に増大することによって改善しうろことが示されている。表14の結果 は、板の特性がどのように改善されたかを示す。
ウェハー板は、表3のパラメータに従って製造された。
夾施史1 ^LCELL”リグニンの如き乾燥有機可溶リグニンと、BD909の如きフェ ノールホルムアルデヒド粉末との併用系の挙動はまた、表15に示されているよ うに、圧縮時間を約170秒と一定に保ちながら、圧縮温度を約415″F ( 213℃)に増大させることによって改善しつる。ウェハー板は、表3のパラメ ータに従って製造された。
尖五史話 二の特定の実施例においては、表16に示されているように、乾燥ALCELL @リグニンが約160℃の温度において約60分間焼成され、次い7、 でBD 909の如きフェノールホルムアルデヒド粉末とフレンドされた場1 合、板の 特性のがなりの改善が観察された。ウェハー板は、表1のパラメータに従って製 造された。
裏産史■ ALCELL@リグニンが乾燥機入口温度約138°から約235℃において気 −流乾燥され、次いで図17に示す如(BD909のようなフェノールホルムア ルデヒド樹脂粉末とブレンドされた場合、改善された板の特性が得られた。ウェ ハー板は、表1のパラメータに従って製造された。
夾鼻五B この実施例は、ウェハー板の用途に用いる液状接着剤の配合に用いた液状フェノ ール樹脂の調製において辿った手順を示す。約1モルのフェノール、約2.2モ ルのホルムアルデヒド、及び約0.2モルの水酸化ナトリウムが反応され、約8 ooから約100’Cの温度において、粘度が約250cPs (25℃で測定 )となるまで重合を行った。過剰のホルムアルデヒドと反応するのに十分な量の 尿素を添加し、樹脂を約25℃又はそれ以下へと急速に冷却した。最終的な樹脂 組成物は固形分の合計が約57%であり、粘度は約200cPs (25℃で測 定)であった。
叉鳳五刊 この実施例では、有機可溶リグニンをフェノールとホルムアルデヒドの縮合反応 混合物中に直接に添加し、この反応の間に共重合させた。次いで、この樹脂を用 いて、ウェハー板の用途に用いる液状接着剤を配合した。約2.7モルのホルム アルデヒド、約0.05モルの水酸化ナトリウム、及びフェノールの重量ベース で約20%の^LCELL’リグニンを、約70℃の温度で約60分間焼成させ た。この反応混合物を約30℃に冷却し、約1モルのフェノール及び約0.2モ ルの水酸化ナトリウムを添加した。この混合物を次いで約80℃に加熱し、約2 00から約700cPs (25℃で測定)の目標粘度に達するまで重合を継続 した。
過剰のホルムアルデヒドと反応するのに十分な量でもって尿素を添加し、樹脂を 約25℃又はそれ以下へと急速に冷却した。このリグニン/フェノール樹脂組成 物は、約57%の固形分を合計で育し、その約12%が有機可溶リグニンであっ た。
夾施勇■ この実施例においては、木材のウェハー(例えばアスペン)を回転混合機中に置 き、約1%(W/W)のワックスエマルジョン(例えば米国プラウエア州つィル ミントンのHercules社により製造されているPARACOL 802N )を噴霧してウェハーを被覆した。^LCELL”リグニンの如き乾燥形態の有 機可溶リグニンと、実施例12の液状フェノールホルムアルデヒド樹脂とを用い て、約20 : 80の重量比でもってウェハーを被覆したが、この有機可溶リ グニンは、液状フェノールホルムアルデヒド樹脂を噴霧するのに先立って、ウェ ハーを被覆するのに用いている。フェノールホルムアルデヒド樹脂と有機可溶リ グニンの全量を、ウェハー上で約4.5%(W/W)でブレンドした。
夾鑑勇長 約3.6%の実施例12の液状フェノールホルムアルデヒド樹脂と、約0.9% の乾燥ALCELL”リグニンを含有する、実施例14のウェハーの混合物を、 約410’F (210℃)の温度及び約540psig (3,7MPa)の 圧力でもって約5分間、表2の製造パラメータに従って3/8インチ(9,5ミ リ)の板へと圧縮した。これらのウェハー板を、実施例12の液状フェノールホ ルムアルデヒド樹脂的4.5%で製造され、ALCELLΦリグニンを含まない 対照の板と比較した。
表18の結果は、^LCELL’リグニンを含有する板が良好な特性を有し、対 照の板に匹敵するものであることを示している。
夾五史■ この実施例では、実施例14の手順に従って、^LCELL・リグニンの添加な しに、木材ウェハーの2つのバッチを作成した。各々のバッチのウェハーは、約 390cPsの粘度と約700cPsの粘度にある、約4.5%の実施例13の 液状フェノールホルムアルデヒド樹脂を含有していた。
これらのウェハーは、約410”F (210℃)の温度と約540psig  (3,72MPa)の圧力でもって約5分間、また表2の製造パラメータに従っ て、3/8インチ(9,5ミリ)の板へと圧縮した。これらの板は実施例12の 液状フェノールホルムアルデヒド樹脂が約4.5%で製造されており、ALCE LL’リグニンを含まない対照の板と比較した。
表19の結果は、ALCELL@リグニンを含有する板が良好な特性を有し、対 照の板に匹敵するものであることを示している。
火慕斑且 この実施例は、合板の用途に用いる液状フェノールポルムアルデヒド樹脂の調製 において辿った手順を示す。有機可溶リグニンを液状フェノールホルムアルデヒ ド樹脂に対し、合板用の接着剤の配合(実施例20参照)に際して添加したもの である。約1モルのフェノール、約2.45モルのホルムアルデヒド、水、及び 水酸化ナトリウムの第1部、好ましくはフェノール1、モル当たりで約0.15 モルの水酸化ナトリウムを、約80°から約100℃の温度において、約200 0から約2500cPs (25℃で測定)の粘度に達するまで重合を行った。
水酸化ナトリウムの第2部、好ましくは約0.2モルを添加し、重合を約65° から約75℃の温度において、また約2000から約2500cPs (25℃ で測定)の粘度に達するまで行った。水酸化ナトリウムの第3部、好ましくは約 0.15モルを添加し、約65°から約75℃の温度において、また約1500 から約1800cPs (25℃で測定)の粘度に達するまで反応を継続した。
過剰のホルムアルデヒドと反応するのに十分な量の尿素を添加し、樹脂を約25 ℃又はそれ以下へと急速に冷却した。最終的な樹脂組成物は固形分の合計が約4 2%であり、樹脂の粘度は約800cPs (25℃で測定)であった。
夾施五■ この実施例では、有機可溶リグニンをフェノールとホルムアルデヒドの縮合反応 混合物中に直接添加し、この反応の間に共重合させた。このリグニンを含有する フェノールホルムアルデヒド樹脂は、合板の用途に用いる接着剤を配合するため に使用することができる(実施例19参照)。フェノールの重量ベースで約15 %のALCELLΦリグニン、約0.28モルのホルムアルデヒド、約20%の 水、及び約0.08モルの水酸化ナトリウムを、約55°から約60℃の温度で 約90分間反応させた。この反応混合物を約30℃の温度に冷却し、1モルのフ ェノール、約0.17モルの水酸化ナトリウム、及び約2.52モルのホルムア ルデヒドと残りの水を添加して、約2000から2500cPs (25℃で測 定)の粘度に達するまで重合を継続した。この混合物は約55°から75℃の温 度に冷却し、約0.23モルの水酸化ナトリウムを添加し、約2000から25 00cPs (25℃で測定)の粘度に達するまで重合を継続した。約0.17 モルの水酸化ナトリウムを添加し、約1700から2000cPs (25℃で 測定)の粘度に達するまで重合を継続した。過剰のホルムアルデヒドと反応する のに十分な量でもって尿素を添加し、樹脂を約25℃又はそれ以下へと急速に冷 却した。このリグニン/フェノール樹脂組成物は約42%の固形分を合計で有し 、樹脂の粘度は約1000cPs (25℃で測定)であった。
夾五叢廿 合板の製造に用いる接着剤を種々の仕方で調製することができ、また用途に応じ て接着剤を配合するために、異なる技術が用いられた。この特定の実施例におい ては、約7.11重量%の実施例18のフェノールホルムアルデヒド樹脂と、約 21.35重量%の水と、約12.09重量%の添加剤混合物(例えば充填剤又 は粘度調節剤)と、約2.49重量%のアルカリ、好ましくは水酸化ナトリウム とが、約5から15分間にわたって混合された。約56.93重量%のバランス 量の実施例18の樹脂を、この混合物に添加した。最終的な接着剤組成物は約2 4から32%の固形分を合計で有し、そのうち約1から7%が有機可溶リグニン であった。最終的な接着剤の粘度は約5600cPs (25℃で測定)であっ た。 ゛ 例えばCanadian Re1chhold Chemical Compa nyのBB−055樹脂を用いた市販の接着剤を、同様の手順に従って調製した 。
裏直叢胚 合板の製造に用いる接着剤を、実施例19の手順を用いて製造した。
この実施例においては、約13.62重量%の実施例17のホルムアルデヒド樹 脂と、約18.54重量%の水と、約11.17重量%の添加剤混合物(例えば 充填剤又は粘度調節剤)と、約3.07重量%のアルカリ、好ましくは水酸化ナ トリウムと、約4.78%の有機可溶リグニン、好ましくはALCELL”リグ ニンとを、約5から15分間混合した。約48.81重量%のバランス量である 実施例17の樹脂を、この混合物に添加した。
最終的な接着剤組成物は固形分が約24から32%であり、そのうち約2から1 0%が有機可溶リグニンであった。最終的な接着剤の粘度は約3780cPs  (25℃で測定)であった。
夾五五■ この実施例においては、約4.7%の有機可溶リグニンを市販の接着剤(例えば Borden 3130H)に添加した。約13.60%の市販の樹脂(例えば Borden 3130)と、約18.53%の水と、約11.2%の添加剤混 合物(例えば充填剤又は粘度調節剤)と、約4.8%の有機可溶リグニン、好ま しくはALCELL”リグニンと、約3.06%のアルカリ、好ましくは水酸化 ナトリウムとを、約5から15分間混合した。約48.8重量%のバランス量で ある市販の樹脂を、この混合物に添加した。最終的な接着剤組成物は、約26. 85%が樹脂、約4.7%が有機可溶リグニンであった。最終的な接着剤の粘度 は約7200cPs (25℃で測定)であった。
以下の実施例は、本発明のリグニン含有合板用接着剤の挙動を、市販の接着剤と 比較する試験手順を例示したものである。調製された接着剤は、Douglas  Fir合板について使用するのに特に適したものであり、他の用途に合うよう に(例えば噴霧又は機械的塗布器により)、また他の単板(例えばサザンパイン )について使用するように変性することができる。試験パネルは、パネルの欠陥 の2つの主たる原因、即ち過剰浸透及び乾き切り(dry−out)を強調する ために、極端な製造条件の下で調製した。剪断見本は、公認の手順(例えばAm erican Plywood As5ociation、 PS 1−83) に従って、調製及び過剰浸透と完全乾燥についての試験を行った。
夾五匠U 合板製造用の接着剤を、実施例19の手順を用いて調製した。この特定の実施例 において、合板用接着剤は商業的な用途に適したものであった。この実施例にお いては、約13.62重量%の実施例17のフェノールホルムアルデヒド樹脂と 、約19.11重量%の水と、約10.62重量%の添加剤混合物(例えば充填 剤又は粘度調節剤)と、約3.11重量%のアルカリ、好ましくは水酸化ナトリ ウムと、約4.82%の有機可溶リグニン、好ましくはALCELL”リグニン とを、約5から15分間混合した。約48.90重量%のバランス量である実施 例17の樹脂を、この混合物に添加した。最終的な接着剤組成物は、固形分合計 が約26.6%であり、その約4.82%が有機可溶リグニンであった。最終的 な接着剤の粘度は約7000cPs (25℃で測定)であった。
火11引υ 表20の接着剤を、1層8インチ(3,2ミリ)のDouglas Fir単板 を用いて作成した3層のパネルの調製によって試験した。これらのパネルは、約 300″F (149℃)の圧縮温度と約200psi (1,’381Pa) の圧力を用いて圧縮した。過剰浸透を強調するために、約2から3分間の堆積時 間と約6分間の圧縮時間でもって、1000平方フイート(92,9m2)当た り接着剤約70ボンド(32kg)の湿潤接着剤塗布を、2本の接着剤ラインで もフて用いた。乾き切りを強調するために、約40分間の堆積時間と約5分間の 圧縮時間でもって、1000平方フイート(92,9mり当たり接着剤約40ポ ンド(18kg)の湿潤接着剤塗布を、2本の接着剤ラインでもって用いた。プ レス装置は装填の後に直ちに閉じられ、「フライ時間(fry−time) J がないようにされた。これらのパネルは真空圧力と4時間の交互沸騰試験を用い て試験し、結果が表20に要約されている。木材の欠陥の割合(%)が高いこと は、接着剤が保持されており、接着剤ではなく木材が破損していることを示して いる。
夾i史B 実施例23におけるようにして、3層パネルを調製し試験した。表21の結果は 、実施例20の接着剤が、リグニンを含む又は含まない市販の接着剤よりも良好 に挙動することを示している。
夾五−皿 表22の接着剤を、Douglas Fir単板を用いて作成した13/ 16 インチ(21ミリ)の5層パネルの調製によって試験した。この実施例において 、パネルは約300″F(149℃)の圧縮温度と約200psi (1,38 MPa)の圧力を用いて、異なる圧縮時間にわたって圧縮した。約15分間の堆 積時間でもって、1000平方フイート(92,9mり当たり接着剤約60ボン ド(27kg)の湿潤接着剤塗布を、2本の接着剤ラインでもって用いた。「フ ライ時間」は約0.5分であった。これらのパネルは真空) 圧力と4時間の交 互沸騰試験を用いて試験し、結果が表22に要約されている。木材の欠陥の割合 (%)が高いことは、接着剤が保持されており、接着剤ではなく木材が破損して いることを示している。
表22の結果は、有機可溶リグニン含有接着剤が、市販の接着剤と同じか又はよ り速い硬化特性を有することを示している。
夾鼻拠訃 実施例22の接着剤を、Douglas Fir単板により作成した5層6イン チ(21ミリ)の3層パネル、21/32インチ(17ミリ)の5層パネル、及 び25/32インチ(20ミリ)の5層パネルの調製により、市販の試用製材に ついて試験した。これらのパネルは約5分間、約150psi(1,031Pa )の圧力で冷間圧縮し、約275″F(135℃)の温度、約2001)Si  (1,381Pa)の圧力を用いて約5.5分間加熱圧縮した。1000平方フ イート(92,9m2)当たり接着剤約65ポンド(29kg)の湿潤接着剤塗 布を、2本の接着剤ラインでもって用いた。プレス装置は、装填の後直ちに閉じ た。これらのパネルは真空圧力と4時間の交互沸騰試験を用いて試験し、結果が 表23に要約されている。木材の欠陥の割合(%)が高いことは、接着剤が保持 されており、接着剤ではなく木材が破損していることを示している。表23の結 果は、実施例22の接着剤が優れた板の特性を有することを示している。
火五性釘 この実施例においては、ALCELL@リグニン分散物を調製し、フェノールホ ルムアルデヒド樹脂とブレンドして接着剤を形成した。リグニン分散物を調製す るについては、約1,2%の水酸化アンモニウム(アンモニアベース)を用いた 。水酸化アンモニウムは水に添加し、次いでALCELL@リグニンを攪拌しな からゆっ(つと添加して、安定な分散液を形成した。このリグニン分散液は、合 計で約51.3%の固形分を含んでいた。
火五叢訃 ウェハー板製造用の接着剤を、実施例27の分散液を用いて調製した。約58. 6グラムの実施例27のリグニン分散液を、214.4グラムのフェノールホル ムアルデヒド樹脂(例えば表面樹脂PH−102)及び4,9グラムの水と混合 した。最終的な接着剤組成物は合計で約54%の固形分を有し、その約20%が 有機可溶リグニンであった。最終的な接着剤の粘度は約379cPs (25℃ で測定)であった。最終的な接着剤組成物は、水を添加することにより、固形分 の合計が約50%に調節された。最終的な接着剤の粘度は約222cPs (2 5℃で測定)であった。
夾五拠幻 実施例28の接着剤を、表5のパラメータに従って製造される板の調製によって 試験した。板の試験の結果は表24に示されており、調製された板が対照の板に 匹敵することが示されている。
夾施丘皿 この実施例においては、実施例27の分散液でもって、フェノールホルムアルデ ヒド樹脂の合成に際して用いられるフェノールの約20%を置き換えた。接着剤 を調製するに際しては、実施例I3の手順を辿り、そこにおいて実施例27のリ グニン分散液を有機可溶リグニンの代わりに用いた。最終的な樹脂組成物は固形 分が合計で約54%であり、その約12%が有機可溶リグニンであった。最終的 な接着剤の粘度は約174cPs (25℃で測定)であった。
夾鳳拠■ 実施例30のフェノールホルムアルデヒド樹脂を、表5に示した製造条件に従つ て製造される板上で、表面樹脂として試験した。表25の結果は、板が良好な特 性を有することを示している。
夾五ガ皿 この実施例においては、ALCELL’リグニンのアルカリ溶液を、水酸化ナト リウム及び^LCELL”リグニンを水に添加することによって調製した。約6 5%の固形分を含む約1200グラムのりゲニンケークを、約50%の水酸化ナ トリウム水溶液約270グラム及び約559グラムの水と混合して、約44.9 %の固形分を含有し、約1300cPsの粘度を有する溶液を得た。この溶液組 成物は、水を添加することによって、固形公約40%となるように調節し、また 粘度を約227cPs (25℃で測定)と夾五且刀 実施例32のALCELL’リグニンのアルカリ溶液を、フェノールホルムアル デヒド樹脂の合成に際してフェノールの部分的な代用として用いることができる 。樹脂を調製するに際しては実施例13の手順を辿り、実施例32の有機可溶リ グニンのアルカリ溶液で、使用する有機可溶リグニンを置き換えた。最終的な接 着剤組成物は固形分が合計で約54%であり、その約12%が有機可溶リグニン であった。最終的な接着剤の粘度は、約204cPs (25℃で測定)であっ た。
夾凰五B 実施例33のフェノールホルムアルデヒド樹脂を、表5のパラメータに従って製 造された板上で、表面樹脂として試験した。表26の結果は、板が良好な特性を 有し、対照の板に匹敵することを示している。
火11引恐 この実施例においては、実施例32のリグニンのアルカリ溶液を実施例17のフ ェノールホルムアルデヒド樹脂に添加し、合板の用途に用いた。この実施例では 、約568.7グラムの実施例17のフェノールホルムアルデヒド樹脂を、12 8.5グラムの実施例32のリグニンのアルカリ溶液とブレンドした。最終的な 接着剤は約42.4%の固形分を合計で有し、その約15%が有機可溶リグニン であった。最終的な接着剤の粘度は、約685cPS (25℃で測定)であっ た。
夾亀透訃 実施例35の接着剤を、1層8インチ(3,2ミリ)のDouglas Fir 単板で作成された3層8インチ(9,5ミリ)の3層パネルを調製することによ り試験した。この実施例では、パネルは約6分間、約300’F (149℃) の圧縮温度と約200psi (1,381Pa)の圧力を用いて圧縮した。こ れらのパネルは真空圧力と4時間の交互沸騰試験を用いて、過剰浸透を助長する 条件の下で試験した。この接着剤は、市販のフェノールホルムアルデヒド樹脂と 比較した。木材の欠陥の割合(%)が高いことは、接着剤が保持されており、接 着剤ではなく木材が破損していることを示している。表27の結果は、実施例3 5の接着剤が、市販の接着剤に等しいか又はより良好に挙動することを示してい る。
夾五桝H 実施例35の接着剤を、1層8インチ(3,2ミリ)のDouglas Fir 単板で作成された3層8インチ(9,5ミリ)の3層パネルを調製することによ り試験した。この実施例では、パネルは約5分間、約300’F (149℃) の圧縮温度と約200psi (1,381Pa)の圧力を用いて圧縮した。こ れらのパネルは真空圧力と4時間の交互沸騰試験を用いて、乾き切りを助長する 条件の下で試験した。この接着剤は、市販のフェノールホルムアルデヒド樹脂と 比較した。木材の欠陥の割合(%)が高いことは、接着剤が保持されており、接 着剤ではなく木材が破損していることを示している。表28の結果は、実施例3 5の接着剤が、市販の接着剤に等しいか又はより良好に挙動することを示してい る。
夾五五邦 実施例35の接着剤を、1層8インチ(3,2ミリ)のDouglas Fir 単板で作成された5層8インチ(10,1ミリ)の3層パネルを調製することに より試験した。この実施例では、約5から45分の範囲の堆積時間において、約 6.5分の予備圧縮時間、約1分の密着堆積時間、約0.5分のフライ時間を用 いることにより、標準的な製造方法をシミュレートした。パネルは約6.5分間 、約300’F (149℃)の圧縮温度と、約200psi (1,38MP a)の圧力を用いて圧縮した。これらのパネルは通常の条件の下で試験した。こ の接着剤は、市販のフェノールホルムアルデヒド樹脂と比較した。木材の欠陥の 割合(%)が高いことは、接着剤が保持されており、接着剤ではなく木材が破損 していることを示している。表29の結果は、実施例35の接着剤が、市販の接 着剤に等しいか又はより良好に挙動することを示している。
夾五叢共 この実施例では、ウェハー板及び配向ストランド板の用途に用いるフェノールホ ルムアルデヒド樹脂の合成に先立って、^LCELL”リグニンをフェノール化 した。約0.67モルのフェノールと、約0.14モルの水酸化ナトリウムと、 フェノールの重量ベースで約20%の有機可溶リグニンとを、約180℃の温度 において約60分間反応させた。この反応混合物を約45℃に冷却し、約0.3 3モルのフェノールと、約4.1モルのホルムアルデヒドと、約0.24モルの 水酸化ナトリウムを添加した。最終的な接着剤が合計で約55%の固形分含量を 有するように、十分な水を添加した。この混合物を80℃に加熱し、重合を、約 200から400cPs (25℃で測定)という目標粘度に達するまで継続し た。液状樹脂重量の5%を構成するのに十分な量でもって尿素を添加し、樹脂を 25℃又はそれ以下へと急速に冷却した。最終的な接着剤組成物は樹脂固形分が 約55%であり、その約12%が有機可溶リグニンであった。最終的な接着剤の 粘度は約205cPs (25℃で測定)であった。
夾ム五並 3層のウェハー板パネルを調製することにより、実施例39の接着剤を試験した 。表5の製造条件に従った。板の試験結果は表30に示されており、調製された 板が対照の板に匹敵するものであることが示されている。
火五匠U この実施例では、合板の用途に用いるフェノールホルムアルデヒド樹脂の合成に 先立って、ALCELL’リグニンをフェノール化した。この実施例では、樹脂 中で用いられるフェノールの合計の約15%を、^LCELL”リグニンの如き 有機可溶リグニンで置き換えた。約0.28モルのフェノールと、約0.06モ ルの水酸化ナトリウムとを、約180℃の温度において約60分間反応させた。
この反応混合物を約45℃に冷却し、約0.72モルのフェノールと、約2.6 9モルのホルムアルデヒドと、最終的な樹脂の固形分が約42%の固形分となる のに十分な量の水とを添加した。約0.12モルの水酸化ナトリウムを添加し、 混合物を約20分間還流した。この混合物を次いで約80℃に冷却し、粘度が約 2500cPs (25℃で測定)に達するまで重合を継続した。この混合物を 次(1で約70℃に冷却し、約0.24モルの水酸化ナトリウムを添加した。重 合を、粘度が約2500cPs (25℃で測定)に達するまで継続した。この 混合物を約65℃に冷却し、約0.18モルの水酸化ナトリウムを添加した。粘 度が約1500cPs (25℃で測定)に達するまで重合を継続した。
樹脂重量の約5%を構成するのに十分な量でもって尿素を添加し、樹脂を25℃ 又はそれ以下へと冷却した。最終的な接着剤組成物は固形分が合計で約42%で あり、その約8%が有機可溶リグニンであつ火」Iシ超 実施例19の手順を用いて、合板製造用の接着剤を調製した。この特定の実施例 においては、約7.11重量%の実施例41のフェノールホルムアルデヒド樹脂 と、約21.35重量%の水と、約12.09重量%の添加剤混合物(例えば充 填剤又は粘度調節剤)と、約2.49重量%のアルカリ、好ましくは水酸化ナト リウムとを、約5から15分間混合した。約56.93重量%のバランス量の実 施例41の樹脂を、この混合物に添加した。最終的な接着剤組成物は固形分の合 計が約24から32%であり、その約1から7%が有機可溶リグニンであった。
最終的な接着剤の粘度は約56QOcPs (25℃で測定)であった。
犬施透り ALCELL@リグニンによる置き換えが種々のレベルである表31の接着剤を 、1層8インチ(3,2ミリ)のDouglas Fir単板で作成された3層 8インチ(9,5ミリ)の3層パネルを調製することにより試験した。パネルは 、約300”F (149℃)の圧縮温度と約200psi (1,38MPa )の圧力を用いて圧縮した。過剰浸透を強調するために、約2から3分間の堆積 時間と約6分間の圧縮時間でもって、1000平方フイート(92,9mり当た り接着剤約70ポンド(32kg)の湿潤接着剤塗布を、2本の接着剤ラインで もって用いた。「フライ時間」がないように、プレス装置は装填後に直ちに閉じ た。これらのパネルは真空圧力と4時間の交互沸騰試験を用いて試験し、結果を 表31に要約しである。木材の欠陥の割合(%)が高いことは、接着剤が保持さ れており、接着剤ではなく木材が破損していることを示している。
犬舅透■ ALCELL’リグニンによる置き換えが種々のレベルである表32の接着剤を 、1層8インチ(3,2ミリ)のDouglas Fir単板で作成された3層 8インチ(9,5ミリ)の3層パネルを調製することにより試験した。乾き切り を強調するために、約40分間の堆積時間と約5分間の圧縮時間でもって、10 00平方フイート(92,9m”)当たり接着剤約40ポンド(18kg)の湿 潤接着剤塗布を、2本の接着剤ラインでもって用いた。
「フライ時間」がないように、プレス装置は装填後に直ちに閉じた。
これらのパネルは真空圧力と4時間の交互沸騰試験を用いて、乾き切りを助長す る条件の下で試験し、結果を表32に要約しである。木材の欠陥の割合(%)が 高いことは、接着剤が保持されており、接着剤ではなく木材が破損していること を示している。
夾鳳拠並 ALCELL”リグニンによる置き換えが種々のレベルである表33の接着剤を 、1層8インチ(3,2ミリ)のDouglas Fir単板で作成された5層 8インチ(10,1ミリ)の5層パネルを調製することにより試験した。
この実施例では、僅かに高い湿潤塗布及び通常の湿潤塗布において、シミュレー トされた通常の堆積条件の下で、接着挙動を考察した。
約5から30分の範囲の異なる堆積時間において、5分の予備圧縮条件、1分の 密着堆積時間、0.5分のフライ時間を用いることにより、通常の製造方法をシ ミュレートした。圧縮温度は約300’F (149℃)に設定し、圧力は約2 00psi (1,3811Pa)に設定した。湿潤接着剤塗布は、1000平 方フイート(92,h2)当たり接着剤約60ポンド(27kg)を2本の接着 剤ラインでもって用いた。これらのパネルは真空圧力と4時間の交互沸騰試験を 用いて試験し、結果を表33に要約しである。木材の欠陥の割合(%)が高いこ とは、接着剤が保持されており、接着剤ではなく木材が破損していることを示し ている。
X鳳史服 この実施例では、ウェハー板及び配向ストランド板の用途に用いるフェノールホ ルムアルデヒド樹脂の製造におけるフェノールの部分的な代替として、低分子量 ALCELL”リグニンを用いた。この接着剤については実施例13の手順を用 い、低分子量ALCELL’リグニンで有機可溶リグニンを置き換えた。最終的 な接着剤組成物は固形分が合計で約54%であり、その約12%が有機可溶リグ ニンであった。最終的な接着剤の粘度は、約204cPs (25℃で測定)で あった。
X五五打 実施例46の接着剤を、3層のウェハー板パネルの調製によって試験した。表5 の製造条件に従った。板の試験結果が表34に示されており、調製された板が対 照の板に匹敵するものであることが示されている。
火五史邦 この実施例においては、フェノールホルムアルデヒド樹脂の製造において用いら れるフェノールの重量ベースでフェノールの約20%をALCELL@リグニン で置き換えた。約1.3モルのホルムアルデヒドと、0.06モルの水酸化ナト リウムと、フェノールの重量ベースで約20%のALCELL”リグニンとを、 約70℃の温度において約90分間反応させた。
反応混合物を約30℃に冷却し、約1モルのフェノールと、約1.15モルのホ ルムアルデヒドと、約0.27モルの水酸化ナトリウムとを添加した。この混合 物を約80℃に加熱し、約200から700cPs (25℃で測定)の粘度に 達するまで重合を継続した。過剰のホルムアルデヒドと反応するのに十分な量で もって尿素を添加し、樹脂を25℃又はそれ以下へと急速に冷却した。最終的な 樹脂組成物は樹脂固形分が約57%であり、その約12%が有機可溶リグニンで あった。最終的な接着剤の粘度は約240cPs (25℃で測定)であった。
火鑑五■ この実施例においては、フェノールホルムアルデヒド樹脂の製造に際して、重量 ベースでフェノールの約40%をALCELL’リグニンの如き有機可溶リグニ ンで置き換えた。約2.9モルのホルムアルデヒドと、0.16モルの水酸化ナ トリウムと、フェノールの重量ベースで約40%の有機可溶リグニンと、水とを 、約70℃の温度において約90分間反応させた。反応混合物を約45℃に冷却 し、約1モルのフェノールと、約0.31モルの水酸化ナトリウムとを添加した 。この混合物を約80℃に加熱し、約200から400cPs (25℃で測定 )の目標粘度に達するまで重合を継続した。樹脂の合計重量の約5%に等しい量 の尿素を添加し、樹脂を25℃又はそれ以下へと急速に冷却した。最終的な樹脂 組成物は樹脂固形分が約57%であり、その約25%が有機可溶リグニンであっ た。最終的な接着剤の粘度は約240cPs (25℃で測定)であった。
火[浅 実施例48及び49の接着剤を、ウェハー板及び配向ストランド板の用途に用い る表面樹脂として試験した。表5の製造条件に従った。
板の試験結果が表35に示されており、調製された板が対照の板に匹敵するもの であることが示されている。
夾亀透■ この実施例では、ウェハー板及び配向ストランド板の用途に用いるフェノールホ ルムアルデヒド樹脂の合成における最初のステップとして、ALCELI、’リ グニンを酸でメチロール化した。フェノールホルムアルデヒド樹脂の製造におい て用いられるフェノールの重量ベースで約20%を、有機可溶リグニンで置き換 えた。この場合18.8グラムのリグニンを、約0.32モルのフェノール、約 0.39モルのホルムアルデヒド及び約o、 ooaモルの硫酸中に溶解した。
この混合物を約80℃の温度において、約45分間反応させた。反応混合物を約 45℃に冷却し、約0.006モルの水酸化ナトリウムを添加して硫酸を中和し た。約0.68モルのフェノール、約2.36モルのホルムアルデヒド及び約0 .31モルの水酸化ナトリウムを添加した。合計の樹脂固形分が約55%となる ように、十分な水を添加した。この混合物を約80℃に加熱し、約200から4 00cPs (25℃で測定)の目標粘度に達するまで重合を継続した。液状樹 脂の重量の約5%を構成するのに十分な量の尿素を添加し、樹脂を25℃又はそ れ以下へと急速に冷却した。最終的な樹脂組成物は樹脂固形分が約55%であり 、その約12%が有機可溶リグニンであった。
実1■引浮 実施例51の接着剤を、ウェハー板の用途に用いる表面樹脂として試験した。表 36の結果は、調製された板が対照の板に匹敵するものであることを示している 。
夾施五井 この実施例では、合板の用途に用いるフェノールホルムアルデヒド樹脂の合成に おける最初のステップとして、ALCELLのリグニンを酸でメチロール化した 。フェノールホルムアルデヒド樹脂の製造において用いられるフェノールの重量 ベースで約15%を、ALCELLΦリグニンで置き換えた。約14.1グラム の有機可溶リグニン、約0.23モルのフェノール、約0.31モルのホルムア ルデヒド及び約0.002モルの硫酸を、約80℃の温度において、約45分間 反応させた。この反応混合物を約35℃に冷却し、約0.012モルの水酸化ナ トリウムを添加して硫酸を中和した。最終的な樹脂固形分が約42%となるよう に、十分な水を添加した。約0.77モルのフェノール及び約2.84モルのホ ルムアルデヒドを添加した。約0.18モルの水酸化ナトリウムを添加した。こ の混合物を約15分間加熱還流して、次いで約80℃に冷却した。粘度が約20 00から2500cPs (25℃で測定)に達するまで重合を継続した。
この混合物を約70℃に冷却した。約0.24モルの水酸化ナトリウムを添加し 、粘度が約2000から2500cPs (25℃で測定)に達するまで重合を 継続した。この混合物を約65℃に冷却した。約0.18モルの水酸化ナトリウ ムを添加し、粘度が約1500から1800cPs (25℃で測定)に達する まで重合を継続した。最終的な接着剤の重量の約5%を構成するのに十分な量の 尿素を添加し、樹脂を25℃又はそれ以下へと急速に冷却した。最終的な樹脂組 成物は樹脂固形分が約42%であり、その約8%が有機可溶リグニンであった。
夾産史B 実施例19の手順を用いて、合板製造用の接着剤を調製した。この特定の実施例 においては、約7.11重量%の実施例52のフェノールホルムアルデヒド樹脂 と、約21.35重量%の水と、約12.09重量%の添加剤混合物(例えば充 填剤又は粘度調節剤)と、約2.49重量%のアルカリ、好ましくは水酸化ナト リウムとを、約5から15分間混合した。約56.93重量%のバランス量の実 施例52の樹脂を、この混合物に添加した。最終的な接着剤組成物は固形分の合 計が約24から32%であり、その約1から7%が有機可溶リグニンであった。
最終的な接着剤の粘度は約5600cPs (25℃で測定)であった。
火五ガ鼓 ALCELL@リグニンによる置き換えが種々のレベルである表37の接着剤を 、1/8インチ(3,2ミリ)のDouglas Fir単板で作成された3/ 8インチ(9,5ミリ)の3層パネルを調製することにより試験した。パネルは 、約300’F (149℃)の圧縮温度と約200psi (1,38MPa )の圧力を用いて圧縮した。過剰浸透を強調するために、約2から3分間の堆積 時間と約6分間の圧縮時間でもって、1000平方フイート(92,9,2)当 たり接着剤約70ポンド(32kg)の湿潤接着剤塗布を、2本の接着剤ライン でもって用いた。「フライ時間」がないように、プレス装置は装填後に直ちに閉 じた。これらのパネルは真空圧力と4時間の交互沸騰試験を用いて試験し、結果 を表37に要約しである。木材の欠陥の割合(%)が高いことは、接着剤が保持 されており、接着剤ではなく木材が破損していることを示している。
火五匠皿 ALCELL@リグニンによる置き換えが種々のレベルである表38の接着剤を 、1/8インチ(3,2ミリ)のDouglas Fir単板で作成された3/ 8インチ(9,5ミリ)の3層パネルを調製することにより試験した。乾き切り を強調するために、約40分間の堆積時間と約5分間の圧縮時間でもって、10 00平方フイート(92,h”)当たり接着剤約40ポンド(18kg)の湿潤 接着剤塗布を、2本の接着剤ラインでもって用いた。
「フライ時間」がないように、プレス装置は装填後に直ちに閉じた。
これらのパネルは真空圧力と4時間の交互沸騰試験を用いて、乾き切りを助長す る条件の下で試験し、結果を表38に要約しである。木材の欠陥の割合(%)が 高いことは、接着剤が保持されており、接着剤ではなく木材が破損していること を示している。
夾鼻桝酊 ALCELL■リグニンによる置き換えが種々のレベルである表39の接着剤を 、1/8インチ(3,2ミリ)のDouglas Fir単板で作成された5/ 8インチ(10,1ミリ)の5層パネルを調製することにより試験した。
この実施例では、僅かに高い湿潤塗布及び通常の湿潤塗布において、シミュレー トされた通常の堆積条件の下で、接着挙動を考察した。
約5から30分の範囲の異なる堆積時間において、5分の予備圧縮条件、1分の 密着堆積時間、0.5分のフライ時間を用いることにより、通常の製造方法をシ ミュレートした。圧縮温度は約300′F (149℃)に設定し、圧力は約2 00psi (1,38MPa)に設定した。湿潤接着剤塗布は、1000平方 フイート(92,9m”)当たり接着剤約60ポンド(27kg)を2本の接着 剤ラインでもって用いた。これらのパネルは真空圧力と4時間の交互沸騰試験を 用いて試験し、結果を表39に要約しである。木材の欠陥の割合(%)が高いこ とは、接着剤が保持されており、接着剤ではな(木材が破損していることを示し ている。
表−1 タイプ 市販アスベン 水分含量(%)4.6 添加剤 バインダー含量(ウェハー重量%)2.5ワツクス含量(ウェハー重量の%固形 分)1.0圧縮条件 温度(’F (℃) ) 410 (210)時間(秒)180 圧力(psi (MPa) ) 540 (3,7)板 厚み(インチ(ミリ) ) 3/8±20/1000 (9,5±0.5)密度 (lb/ft” (g/c+n”) ) 39.8−43.0 (0,637− 0,688)パネル数/条件 3 パネル寸法 15” X 15” (380mmx 380ma)表−−A タイプ 市販アスペン 水分含量(%)4.6 添加剤 バインダー含量(ウェハー重量%)4.5ワツクス含量(ウェハー重量の%固形 分)1.0圧縮条件 温度(’F (℃) ’) 410 (210)時間(秒)300 圧力(psi (MPa) ) 540 (3,7)板 厚み(インチ(ミリ) ’I 3/8±20/1000 (9,5±0.5)密 度(lb/ft” (g/am”) ) 39.8−43.0 (0,637− 0,688)パネル数/条件 3−4 パネル寸法 15”X 15” (380mmx 380mm)表−1 タイプ 市販アスペン 水分含量(%)4.6 添加剤 バインダー含量(ウェハー重量%) 1.95ワツクス含量(ウェハー重量の% 固形分)1.0圧縮条件 温度(’F (’C) ) 400 (204)時間(秒)170 圧力(psi (MPa) ) 550−750 (3,8−5,2)板 厚み(インチ(ミリ) ) 7/16±20/1000 (11±0.5)密度 (lb/ft” (g/cm”) ) 38.0−42.0 (0,608−0 ,672)パネル数/条件 4−5 パネル寸法 42”X42”(10107h 1070aus)表−」。
タイプ 市販アスベン 水分含量(%)4.6 添加剤 バインダー含量(ウェハー重量%’) 1.95ワツクス含量(ウェハー重量の %固形分)1.0圧縮条件 温度(下(’C)”) 400 (204)時間(秒)180 圧力(psi (MPa) ) 540 (3,7)板 厚み(インチ(ミリ) ’) 7/16±20/1000 (11±0.5)密 度(lb/ft’ (g/cm’) ) 38.0−42.0 (0,608− 0,672)パネル数/条件 3 パネル寸法 15” X 15” (38h+mx 380m1+)表−」− タイプ 市販アスベン 水分含量(%)4.6 コア樹脂 (ウェハー重量%)3.0 表面樹脂 (ウェハー重量%)3.3 添加剤 ワックス含量(ウェハー重量の%固形分)0.9圧縮条件 温度(′F(℃) ) 400 (204)時間(秒)255 圧力(psi (MPa) ) 540 (3,7)板 厚み(インチ(ミリ’) ’) 7/16±20/1000 (11±0.5) 密度(lb/ft’ (g/c1M3) ) 38.0−42.0 (0,60 8−0,672)パネル数/条件 3 パネル寸法 15” X 15” (38hmx 38hm)表−1 14512M ORM OE I B D −4(psi(MPa)) (Kp si(liPa)) (psi(MPa)) (lbs(kg))有機可溶’  4875(33,61) 846(5830) 74(0,51) 198(8 9,7)リク゛ニンスル水ン酸塩2 4762(32,83)806(5560 ) 63(0,63) 179(81,2)クラフト” 4066(28,01 ) ?22(4980) 74(0,51) 163(73,9)注:換算単位 を示す括弧以外の括弧内の数字はパーセント(%)であり、100%フェノール ホルムアルデヒド樹脂で作成された板についての値に基づくものである。
、8J: MORE=破壊応力(psi (MPa) )MOE=弾性係数(Kpsi ( MPa) )1B=内部結合(psi (MPa) )D −4=Americ an Plywood As5ociation Te5t Method単サ イクル曲す(lbs (kg) )邂定譚序 MOR,MOE、IB:ASTM標準D 1037−78D−4,D−5・米国 合板協会試験法サイクル曲げ(1) ALCELLΦリグニン、米国ペンシルバ ニア州バリーフォージ、Repap Technologies社(2) 0r zan S、米国コネチカット州スタンフォード、ITT Rayonier社 (3) Indulin AT、米国ニューヨーク州ニューヨーク、Westv aco社表−1− 鼠旦λ −り旦 旦二1 旦:」− (psi(MPa)) (psi(MPa)) (lbs(kg)) (lbs (kg))(%) (%) (%)(96) 100%GP5415’ 3456(23,83) 59.4(0,410)  144(65,3) 115(52,2)80%GP5415 3654(25 ,19) 60.1(0,414) 143(64,9) 141(64,0) 20%人LCELL’ (106) (101) (99) (123)リグニ ン 耗:400下(204℃) 、170秒100%BD909をコア層に使用 へl[ D−5=^merican Plywood As5ociation Te5 t Method6サイクル曲げ(lbs (kg) )(1)米国アーカンソ ー州クロセット、Georgia Pacific社製造の表面樹脂 表ニー隻 (psi(MPa)) (lbs(kg)) (psi(MPa))(%) ( %) (%) 100%BD909’ 4096(28,24) 131.5(59,6) 5 5.8(0,385)50%BD909 4431(30,55) 130.3 (59,1) 59.2(0,408)5%フェノール (108) (109 ) (106)45%^LCELL’リグニン 紐: 米国アーカンソー州クロセット、Georgia Pacific社製造の10 0%GP5415を表面層に使用 (1)カナダ国オンタリオ州ベレビューのRelchhold社のコア樹II旨 表−」− Y立退 2二1 1旦 (psiflPa)) (lbs(kg)) (psi(MPa))(%) ( %) (%) 100%GP5415 4163(28,70) 170(77゜1) 68( 0,47)80%GP5415 209fiALCELL’lJグ= ン4015(27,68) 119(54 ,0) 50(0,34)80%GP5415 4619(31,85) 19 8(89,8) 55(0,38)18%ALCELL”リグニン(111)  (116) (81)2%フェノール 100%BD802 2952(20,35) 146(66,2) 57(0 ,39)80%BD802 3138(21,64) 119(54,0) 5 0(0,34)20%ALCELL”lJゲニン(106) (82) (87 )80%BD802 3114(21,47) 155(70,3) 55(0 ,38)18%^LCELL”リグニン(106) (106) (96)2% フェノール 100%BDO233226(22,24) 190(86,2) 81(0, 56)80%BDO232913(20,09) 164(74,4) 65( 0,45)20%^LCELL’リグニン(90) (86) (80)80% BDO233360(23,17) 195(88,5) 79(0,54)1 8%ALCELL’リグニン(104) (103) (97)2%フェノール 永作: BDO23及びBD802は両方とも、カナダ国オンタリオ州ベレビューのRe lchhold社が製造 GP5415は米国アーカンソー州クロセット、Georgia Pacifi c社製造表−一■ 琶立退 より D二二生 (psi(MPa)) (psi(MPa)) (lbs(kg))(%) ( %) (%) 100%BD909 4310(29,72) 81(0,56) 225(1 02,1)80%BD909 3735(25,75) 68(0,47) 1 72(78,0)20%ALCELL@リグニン(87) (84) (76) 80%BD909 3832(26,42) 73(0,50) 206(93 ,4)16%ALCELL@リグニン(89) (90) (92)4%低分子 量^LCELL’リグニン 80%BD909 4223(29,12) 83(0,57) 224(10 1,6)10%^LCELL”リグニン(98) (102) (100)lO %低分子量^LCELLのリグニン1−■ M旦旦 ユニ4 rB (psi(MPa)) (lbs(kg)) (psi(ilPa))(%)  (%) (%) 100%BD909’ 42911(29,63) 141(64,0) 66 (0,46)(100) (100) (10G) 80%BD909 4343(2194) 118(53,5) 42(0,2 9)20%ALCELI、’リグニン(80) (84) (63)80%BD 909 4:M3(21j、94) 12G(58,5) 51(0,35)1 8%^LCELLφリグニン(201) (91) (77)2%フェノール 80%BD909 3694(25,47) 144(65,3) 53(0, 37)18%^LCELL’リグニン(86) (102) (8G)2%PT BP 80%BD909 3462(23,87) 86(39,0) 4G(0,2 8)18%^LCELLφリグニン(81) (61) (60): 2%p− クレゾール 80%BD909 3825(26,37) 124(56,2) 39(0, 27)18%^LCELL’リグニン(89) (11B) (58)2%p− ノニルフェノール 80%B0909 4298(29,63) 137(62,1) 49(0, 34)18%^LCELL”リグニン(100) (97) (73)2%p− C24−28フエノール 80%BD909 3636(25,07) 11G(49,9) 45(0, al)18%ALCELL・リグニン(85) (85) (6B)2%2.4 −ジメチルフェノール 80%BD909 3876(26,73) 154(69,9) 50(0, 34)18%^LCELL”リグニン(91) (109) (76)2%2. 4.6− )リメチルフェノール五性: 米国アーカンソー州クロセット、Georgia Pacific社製造の10 0%GP5415を表面層に使用 &f!!: (1)カナダ国オンタリオ州ベレビューのRelchhold社のコア樹脂1− 且 鼠旦且 旦二」、 上l (psi(MPa)) (lbs(kg)) (psi(ilPa))(%)  (%) (%) 100%BD909’ 4829(33,30) 171(77,6) 5g( 0,40)(100) (too) (10G) 80%BD909 3723(25,67) 194(88,0) 61(0, 42)18%^LCELLφリグニン(77) (113) (105ン2%T EIPE 80%BD909 4068(30,12) 193(87,5) 40(0, 28)18%ALCELL”リグニン(91) (113) (83)2%BP ^ 表作: 米国アーカンソー州りクセット、Georgia Pacific社製造の10 0%GP5415を表面層に使用 五1し く1)カナダ国オンタリオ州ベレビューのRelchhold社のコア樹脂1− 且 MカRD−41旦 (psi(MT’a)) (lbs(kg)) <psi(liPa))(%)  (%) (%) ■00%GP5479’ 4042(27,87) 157(71,2) 59 (0,41)(100) (too) (100) 80%GP5479 4147(28,59) 147(66,7) 54(0 ,37)19.8%^LCELL争リク゛ニノ す102) (93) (92 )0.2%PTBP 80%GP5479 4243(29,26) 175(79,8) 56(0 ,39)19.2%^LCELL”リク゛ニン (103) (112) (9 6)0.8%MBP 80%GF5479 399り(27,51) 129(58,5) 51(0 ,35)18%ルCELL・リグニン(99) (82) (86)2%PTB f’ 紐・ 米国アーカンソー州クロセット、Georgia Pacific社製造の10 0%GP5415を表面層に使用 、aJ!1 (1)米国アーカンソー州クロセット、Georgia Pacific社製造 のコア樹脂 表−■ 芽朋(psi(MPa)) (psi(Il[Pa)) (lbs(kg))  (lbs(kg))(秒) (%) (%) (%) (%)lOO%BD90 9 170 4009(27,64)58(0,40) 194(88,0)  177(80,3)80%BD909 170 3503(24,15) 52 (0,36) 159(72,1) 149(67、6)20%ALCELLe ljり”ニン (87) (90) (82) (84)80%BD909 2 00 4048(27,91) 64(0,44) 218(98,9) 19 8(89,8)20%ALCELL’リク゛二ン (100) (110) ( 112) (112)80%BD909 230 4679(32,26) 7 2(0,50) 238(108,0) 220(99,8)20%λLCEL L’リク゛ニン (117) (124) (123) (124)条件: 400下(204℃) 米国アーカンソー州クロセット、Georgia Pacific社製造の10 0%GP5415を表面層に使用 表−■ 温度 MO尺 1旦 D−4D−5 (psi(MPa)) (psi(i[Pa)) (lbs(kg)) (lb s(kg))(F(’C)) (%) (%) (%) (%)100%BD9 09 400(204) 3698(25,50) 56(0,39) 136 (61,7) 112(50,8)80%BD909 400(204) 30 76(21,21) 52(0,36) 104(47,2) 77(34,9 )20%[ELL’リク”二y (83) (93) (76) (69)80 %BD909 415(213) 3537(24,39) 54(0,37)  143(64,9) 113(51,3)20%ALCELL’+Jり’二y  (96) (96) (105) (101)条件: 米国アーカンソー州クロセット、Georgia Pacific社製造造の1 00%GP5415を表面層に使用 表−二則 と旦且 土l 2二」− (psi(MPa)) (psi(MPa)) (lbs(kg))(%) ( %) (%) 100%BD909 4310(29,72) 81(0,56) 225(1 02,1)80%BD909 3894(26,85) 71(0,49) 1 77(80,3)20%^LCELL”リグニン(90) (88) (79) 80%BD909 4681(32,28) 74(0,51) 230(10 4,3)20%焼成ALCELL”リク゛ニン (109) (91) (10 2)160℃−60分 条件: 米国アーカンソー州クロセット、Georgia Pacific社製造の10 0%GP5415を表面層に使用 表−H 入口温度 (psi(MPa)) (psi(I[Pa)) (lbs(kg) )(℃) (%) (%) (%) 100%BD909 4310(29,72) 81(0゜56) 225(1 02,1)80%BD909 138 3891(26,83) 69(0,4 8) 184(83,5)20%ALCELL”す9’ニン (90) (85 ) (82)80%BD909 157 374B(25,34) 77(0, 53) 210(95,3)20%WELL”す9’=y (87) (95)  (93)80%BD909 192 3963(27,32) 70(0,4 8) 216(98,0)20%ALCELL”+7り”=y (92) (8 6) (96)80%BD909 235 4447(30,66) 86(0 ,59) 240(108,9)使用 表−」け 区立至 1旦 Ω:」。
(psi(MPa)) (psi(MPa)) (lbs(kg))(%) ( %) (%) 実施例12の樹脂4.5% 5138(35,43) 116(0,80) 2 79(126,6)(too) (100) (100) 実施例12の樹脂3,6% 5159(35,57) 103(0,71) 2 84(128,8)ALCELL’リグニン0.9% (100) (89)  (102)表−二1 M(と& 」二司 p二二生 (psi(MPa)) (psi(MPa)) (lbs(kg))(%) ( %) (%) 実施例12の樹脂 5138(35,43) 116(0,80) 279(1 26,6)実施例13の樹脂 5279(36,40) 109(0,752)  274(124,3)粘度700cPs (103) (94) (98)実 施例13の樹脂 4604(31,74) 115(0,793) 243(1 10,2)粘度390cPs (90) (99) (87)表−堕 真空圧力 4時間交互沸騰 過剰浸透(%) 乾き切り試験(%) 市販接着剤’ 56.6 77、2 実施例19の接着剤 60.5 91.7(1)実施例19におけるようにして カナダ国オンタリオ州ベレビューのRelchhold社のBB−055樹脂か ら調製された接着剤表二」■ 真空圧力 4時間交互沸騰 過剰浸透(%) 乾き切り試験(%) 市販接着剤’ 95 55.6 実施例20の接着剤 94.3 72.1実施例21の接着剤” 92 49. 1(1) Borden 3130−H接着剤(2)約4.7%の有機可溶リグ ニンを含有するBorden 3130−H接着剤表−」ツ 真空圧力 4時間交互沸騰 (%) (%) 医縦!皿二旦分 実施例20の接着剤 市販接着剤’ 40 40 凪樅豊皿上i分 実施例20の接着剤 6288 市販接着剤1715 凪監乱U分 実施例20の接着剤 市販接着剤1 2 7 (1) Borden 3130−H接着剤表二」じ 真空圧力 4時間交互沸騰 バ主沙1 (%) (%) 3層、5/16“(7,9mm) 93.2 94.73層、21/ 32”  (17II1m) 89.1 94.63層、25/32”(200+1!+)  93.4 93.8(1) Douglas Fir単板 表二」■ 祉旦且 旦:」、 1旦 (psi(MPa)) (lbs(kg)) (psi(MPa))(%) ( %) (%) 100%PH−102’ 5204(35,88) 276(125) 83( 0,57)80%PH−1024866(33,55) 295(134) 9 7(0,67)20%ALCELL’リグニン (94) (117) (10 7)分散物 免許: コア層に用いた100%5L−101は米国ミネソタ州バージニアのDyn。
potymers社製 &fi: (1)表面樹脂は米国ミネソタ州バージニアのDyno Polymers社製 表−胚 鼠旦且 l:1 1旦 (psi(MPa)) (lbs(kg)) (psi(MPa))(%) ( %) (%) 100%PH−102’ 5204(35,88) 276(125) 83( 0,57)アンモニア分散物 5176(35,69) 287(130) 8 6(0,59)20%フェノール代替 (119) (103) (104)粂 珠: コア層に用いた100%5L−101は米国ミネソタ州バージニアのDyn。
Polymers社製 八lし く1)表面樹脂は米国ミネソタ州バージニアのDyno Polymers社製 表二」慣 欲旦且 l:ま 1旦 ) (psi(MPa)) (lbs(kg)) (psi(MPa))(%)  (%) (%) 100%pH−102’ 5204(35,88) 276(125) 83( 0,57)20%フェノール代替 4679(32,26) 310(141)  84(0,58)とり、rALcELL”+Jり’ニン (90) (112 ) (fol)免許: コア層に用いた100%5L−101は米国ミネソタ州バージニアのDyn。
Polymers社製 &f2!l: (1)表面樹脂は米国ミネソタ州バージニアのDyno Polyyaers社 製i〜訂 真fl力 過剰浸透(%) 実施例17の樹脂85% 68 ALCELLΦリグニン アルカリ溶液15% 100%市販接着剤 50 免件: (1)湿潤接着剤塗布は、1(too平方フィー1− (92,釦り当たり接着 剤約70ポンド(32kg)、2本の接着剤ライン(2)堆積時間は約2.5分 間 表−」1 土!」じこ【激鳳 乾き切り試験(%) 実施例17の樹脂85% 78.6 ALCELL”) クニン アルカリ溶液15% 100%市販接着剤 72 莱作: (1)湿潤接着剤塗布は、1000平方フイート(92,h+”)当たり接着剤 約40ポンド(18kg)、2本の接着剤ライン(2)堆積時間は約40分間 表−じ割 実施例17の樹脂85% 78 72 96ALCELL’リグニン アルカリ溶液15% 100%市販接着剤 74 70 97条件: (1)湿潤接着剤塗布は、1000平方フイート(92,9m2)当たり接着剤 約65ポンド(29kg)、2本の接着剤ライン(2)堆積時間は約5から45 0分間 (3)予備圧縮時間は約6分間 (4)密着堆積時間は約1分間 表−」刊 y」」2 1二A 1旦 (psi(MPa)) (lbs(kg)) (psi(MPa))(%) ( %) (%) 100%PH−102’ 4006(27,62) 182(82,6) 63 (0,43)20%7 x / h代替 4413(30,43) 278(1 26) 62(0,43)条作: コア層に用いた100%GP92C60は米国アーカンソー州クロセットのGe orgia Pacific社製 BJi: (1)表面樹脂は米国ミネソタ州バージニアのDyno Polymers社製 表−」■ 実施例42の接着剤 4291 2.5%ALCELL@リグニン 実施例42の接着剤 5167 8、5 % ALCELL”) クニン実施例42の接着剤 7293 2.2%ALCELL’リグニン i−井 実施例42の接着剤 7881 2.5%ALCELL■リグニン 実施例42の接着剤 5977 4.9%ALCELLΦリグニン 実施例42の接着剤 579゜ 4、1%ALCELL”J ’!−ン 表−」じ 実施例42の接着剤 74 72 902、5%ALCELL”J りニー ン 実施例42の接着剤 66 62 884.9%ALCELL’リグニン 実施例42の接着剤 80 72 934.1%ALCELL’リグニン 表−B MORD二二生 −し」− (psi(k[Pa)) (lbs(kg)) (psi(MPa))(%)  (%) (%) 100%PH−102’ 4006(27,62) 182(82,6) 63 (0,43)低分子量ALCELL’ 4258(29,36) 199(90 ,3) 59(0,41)リグニンによる (106) (108) (94) 20%フェノール代替 条件: コア層に用いた100%5L−101は米国ミネソタ州バージニアのDyn。
Polymers社製 BJi: (1)表面樹脂は米国ミネソタ州バージニアのDyno PolyIIlers 社製表−」巧 MORD−41B (psi(liPa)) (lbs(kg)) (psi(MPa))(%)  (%) (%) 0%フェノール代替 5015(34,58) 205(93,0) 76(0 ,52)20%フェノール代替 4593(31,67) 204(92,5)  76(0,52)30%フェノール代替 4169(28,75) 193( 87,5) 79(0,54)40%フェノール代替 4522(31,18)  214(97,1) 71(0,49)50%フェノール代替 3738(2 5,77) 220(99,8) 65(0,45)60%7z/ h代替 4 185(28,86) 222(101) 70(0,48)粂作: コア層に用いた100%GP92C60は米国アーカンソー州クロセットのGe orgia Pacific社製 BJi: (1) 100%PH−102表面樹脂は米国ミネソタ州バージニアのDyn。
Polymers社製 表−」剖 (psi(MPa)) (lbs(kg)) (psi(MPa:(%) (% ) (%) 0%フェノール代替 4242(29,25) 195(88,5) 66(0 ,46)20%フェノール代替 4274(29,47) 268(122)  72(0,50)条作: 表面層に用いた100%PEl−102は米国ミネソタ州バージニアのDyn。
Polymers社袈 コア層に用いた100%5L−101は米国ミネソタ州バージニアのDyn。
Polymers社製 表−F L)) 実施例20の接着剤 45.5 89 4、2% ALCELL’ !J クニ>実施例20の接着剤 26.6 85 8.5%ALCELL@リグニン 実施例19の接着剤 39.7 81 2、2 % ALCELL” IJ クニ>実施例19の接着剤 21.7 7 4 4.4%ALCELL@リグニン 実施例54の接着剤 42.9 78 2.2%ALCELL”リグニン 実施例54の接着剤 31.8 69 4.4%ALCELL”) ! −1−ン本発明及びそれに伴う利点の多くは、 以上の記述から理解されるものであり、また本発明の思想及び範囲から逸脱する ことなしに、或いはその重要な利点の全てを犠牲にすることなしに、種々の修正 及び変更をなすことができ、これまでに記載した特定の材料、手順及び実施例は 、単に好ましい実施例であるに過ぎないことが明らかであろう。
例えば、乾燥有機可溶リグニンは低粘度の液状フェノール樹脂中に混合してウェ ハー板の製造に用いることができ、或いはまた、有機可溶リグニンは少量の分散 剤と混合することにより、ワックスエマルジジンの成分として配合することもで きる。別の実施例では、合板用接着剤の挙動は、変性剤を添加することによって 改良することもできる。
別の実施例では、商業レベルにおいて、有機可溶リグニンとフェノール樹脂とを 別個の適用手段によって同時に適用することができる。このリグニンは、液状、 スラリー、又はパウダーの形態で適用することができる。
別の実施例では、液状、スラリー、又はパウダーの何れかの形態のリグニンを、 フェノールホルムアルデヒド樹脂粉末の液状前駆物質に対して添加し、混合物を 噴霧乾燥して、リグニン/フェノールホルムアルデヒド樹脂ブレンドを得るのに 用いることができる。
別の実施例では、有機可溶リグニンを化学的に変性して、フェノールホルムアル デヒド樹脂と混合することなしに、それを接着剤の用途に用いることも可能であ る。
さらに、本発明を用いてフェノールホルムアルデヒド樹脂と相溶性のある有機可 溶リグニン以外のリグニンを作成することも可能であり、本発明を合板及びウェ ハー板以外の構造的及び非構造的木材製品に用いることもできる。
国際調査報告 フロントページの続き (72)発明者 クリ−マー、アルバート、ダブリュアメリカ合衆国ペンシルヴ アニア州19020ベンセーラム、オーヴアーランド・ロード・4612 (72)発明者 ローラ、ジャイロ、エイチアメリカ合衆国ペンシルヴアニア州 19063メディア、キャンパイ・チェイス・7

Claims (70)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.有機可溶リグニンとフェノールホルムアルデヒド樹脂とを、前記フェノール ホルムアルデヒド樹脂のフェノール固形分ベースで約0.5:99.5から約7 0:30の重量比で含む、木材複合体用接着剤。
  2. 2.前記フェノールホルムアルデヒド樹脂が粉末状樹脂である、請求項1の接着 剤。
  3. 3.前記有機可溶リグニンが前記フェノールホルムアルデヒド樹脂と、前記フェ ノールホルムアルデヒド樹脂のフェノール固形分ベースで約5:95から約70 :30の重量比で混合されている、請求項2の接着剤。
  4. 4.前記有機可溶リグニンが前記フェノールホルムアルデヒド樹脂との混合に先 立って焼成され、前記フェノールホルムアルデヒド樹脂と前記有機可溶リグニン の挙動が改善される、請求項3の接着剤。
  5. 5.前記有機可溶リグニンが前記フェノールホルムアルデヒド樹脂との混合に先 立って気流乾燥され、前記フェノールホルムアルデヒド樹脂と前記有機可溶リグ ニンの挙動が改善される、請求項3の接着剤。
  6. 6.前記フェノールホルムアルデヒド樹脂と前記有機可溶リグニンの挙動を改善 するために変性剤をさらに含む、請求項3の接着剤。
  7. 7.前記変性剤と前記有機可溶リグニンとが両方で、前記フェノールホルムアル デヒド樹脂のフェノール固形分ベースで約15%から約75%を置き換える、請 求項6の接着剤。
  8. 8.前記変性剤が、低分子量有機可溶リグニン、低分子量フェノール化合物、ト リ−(p−ヒドロキシフェニル)エタン、p−tert−ブチルフェノール、ビ スフェノールA、p−クレゾール、p−エチルフェノール、P−sec−ブチル フェノール、P−アミルフェノール、p−ノニルフェノール、p−ドデシルフェ ノール、2,4−ジメチルフェノール、2,4,6−トリメチルフェノール、1 8から24及び24から28の炭素数の側鎖を有するパラアルキルフェノール、 ポリヒドロキシスチレン、クレオソート混合物、及びフルフラールからなる群よ り選択される、請求項7の接着剤。
  9. 9.前記変性剤が、フェノール、p−tert−ブチルフェノール、及びビスフ ェノールAからなる群より選択される、請求項8の接着剤。
  10. 10.前記変性剤と、前記有機可溶リグニンとの重量比が、約0.5:99.5 から20:80である、請求項9の接着剤。
  11. 11.前記変性剤が、低分子量有機可溶リグニンである、請求項8の接着剤。
  12. 12.前記低分子量有機可溶リグニンと前記有機可溶リグニンとの重量比が、約 5:95から70:30である、請求項11の接着剤。
  13. 13.前記低分子量有機可溶リグニンが、約500g/モル未満の分子量と、約 24°から80℃のガラス転移温度とを有し、シリンガアルデヒドとバニリンと のモル比が約2.7:1から約5.3:1であるリグニンである、請求項12の 接着剤。
  14. 14.前記フェノールホルムアルデヒド樹脂が液状樹脂である、請求項1の接着 剤。
  15. 15.前記有機可溶リグニンが前記フェノールホルムアルデヒド樹脂に対し、前 記有機可溶リグニン及び前記フェノールホルムアルデヒド樹脂のフェノール固形 分ベースで約5:95から約60:40の重量比で添加される、請求項14の接 着剤。
  16. 16.前記接着剤が、ホルムアルデヒドとフェノールとをアルカリ条件下で約2 から約3のモル比で縮合することにより調製される、請求項15の接着剤。
  17. 17.前記アルカリが、前記フェノール1モル当たり約0.12から約0.47 モルである、請求項20の接着剤。
  18. 18.前記有機可溶リグニンが前記フェノールホルムアルデヒド樹脂の調製に際 して、前記接着剤のフェノール固形分ベースで約0.5:99.5から40:6 0の重量比で添加される、請求項14の接着剤。
  19. 19.前記接着剤が、ホルムアルデヒドとフェノールとをアルカリ条件下で約2 から約4.5のモル比で縮合し、前記有機可溶リグニンを前記ホルムアルデヒド 及び前記フェノールと前記縮合中に反応させることによって調製される、請求項 18の接着剤。
  20. 20.前記有機可溶リグニンが前記フェノールの重量ベースで約1から約70% である、請求項19の接着剤。
  21. 21.前記アルカリが前記フェノール1モル当たり約0.1から0.8である、 請求項20の接着剤。
  22. 22.前記有機可溶リグニンが前記フェノールホルムアルデヒド樹脂に対し、前 記有機可溶リグニン及び前記フェノールホルムアルデヒド樹脂のフェノール固形 分ベースで約2:80から約30:70の重量比で添加される、請求項14の接 着剤。
  23. 23.前記接着剤が、ホルムアルデヒドとフェノールとをアルカリ条件下で約2 .3から約3のモル比で縮合することにより調製される、請求項22の接着剤。
  24. 24.前記アルカリが前記フェノール1モル当たり約0.5から0.8である、 請求項23の接着剤。
  25. 25.前記有機可溶リグニンが前記フェノールホルムアルデヒド樹脂の調製に際 して、前記接着剤のフェノール固形分ベースで約0.8:99.2から35:6 5の重量比で添加される、請求項14の接着剤。
  26. 26.前記接着剤が、ホルムアルデヒドとフェノールとをアルカリ条件下で約2 .4から約3.5のモル比で縮合し、前記有機可溶リグニンを前記ホルムアルデ ヒド及び前記フェノールと前記縮合中に反応させることによって調製される、請 求項25の接着剤。
  27. 27.前記有機可溶リグニンが前記フェノールの重量ベースで約2から約45% である、請求項26の接着剤。
  28. 28.前記アルカリが前記フェノール1モル当たり約0.4から1である、請求 項27の接着剤。
  29. 29.前記低分子量有機可溶リグニンが前記フェノールホルムアルデヒド樹脂の 調製に際し、前記接着剤のフェノール固形分ベースで約0.5:99.5から4 0:60の重量比で添加される、請求項14の接着剤。
  30. 30.前記接着剤が、ホルムアルデヒドとフェノールとをアルカリ条件下で約2 から約4.5のモル比で縮合し、前記有機可溶リグニンを前記ホルムアルデヒド 及び前記フェノールと前記縮合中に反応させることによって調製される、請求項 29の接着剤。
  31. 31.前記有機可溶リグニンが前記フェノールの重量ベースで約1から約70% である、請求項30の接着剤。
  32. 32.前記アルカリが前記フェノール1モル当たり約0.1から0.8である、 請求項31の接着剤。
  33. 33.前記有機可溶リグニンがアルカリ溶液である、請求項14の接着剤。
  34. 34.前記アルカリに対する前記有機可溶リグニンの比が前記有機可溶リグニン の重量ベースで約10から約25%である、請求項33の接着剤。
  35. 35.前記有機可溶リグニンのアルカリ溶液が、前記フェノールホルムアルデヒ ド樹脂の調製に際して、前記有機可溶リグニン及び前記フェノールホルムアルデ ヒド樹脂のフェノール固形分の重量ベースで約5:95から60:40の重量比 で添加される、請求項34の接着剤。
  36. 36.前記接着剤が、ホルムアルデヒドとフェノールとをアルカリ条件下で約2 から約3のモル比で縮合することにより調製される、請求項35の接着剤。
  37. 37.前記アルカリが前記フェノール1モル当たり約0.12から0.47であ る、請求項36の接着剤。
  38. 38.前記有機可溶リグニンのアルカリ溶液が、前記フェノールホルムアルデヒ ド樹脂の調製に際して、前記接着剤のフェノール固形分ベースで約2:98から 30:70の重量比で添加される、請求項34の接着剤。
  39. 39.前記接着剤が、ホルムアルデヒドとフェノールとをアルカリ条件下で約2 .3から約3のモル比で縮合し、前記有機可溶リグニンを前記ホルムアルデヒド 及び前記フェノールと前記縮合中に反応させることによって調製される、請求項 38の接着剤。
  40. 40.前記アルカリが前記フェノール1モル当たり約0.5から0.8である、 請求項39の接着剤。
  41. 41.前記有機可溶リグニンが分散物中に含まれる、請求項1の接着剤。
  42. 42.前記分散物がさらに分散剤を含む、請求項41の接着剤。
  43. 43.前記分散剤及び前記有機可溶リグニンが、約0.5:99.5から約2: 98の重量比である、請求項42の接着剤。
  44. 44.前記分散物が前記フェノールホルムアルデヒド樹脂に対して、前記有機可 溶リグニン及び前記フェノールホルムアルデヒド樹脂のフェノール固形分の重量 ベースで約5:95から約60:40の重量比で添加される、請求項43の接着 剤。
  45. 45.前記接着剤が、ホルムアルデヒドとフェノールをアルカリ条件下で約2か ら3のモル比で縮合させることにより調製される、請求項44の接着剤。
  46. 46.前記アルカリが、前記フェノール1モル当たり約0.12から約0.47 である、請求項45の接着剤。
  47. 47.前記分散剤が水酸化アンモニウムである、請求項46の接着剤。
  48. 48.前記有機可溶リグニンがフェノール化を受ける、請求項14の接着剤。
  49. 49.前記フェノール化が、前記有機可溶リグニンをフェノールと、アルカリ条 件下において全反応重量ベースで約10から約80%の重量比で反応させる段階 からなる、請求項48の接着剤。
  50. 50.前記アルカリが、全反応重量ベースで約1から約20%の重量比である、 請求項49の接着剤。
  51. 51.前記フェノール化された有機可溶リグニンが、前記フェノールホルムアル デヒド樹脂の調製に際して添加される、請求項50の接着剤。
  52. 52.前記接着剤が、ホルムアルデヒドとフェノールとをアルカリ条件下で約2 から約4.5のモル比で縮合し、前記フェノール化した有機可溶リグニンを前記 ホルムアルデヒド及び前記フェノールと前記縮合中に反応させることによって調 製される、請求項51の接着剤。
  53. 53.前記フェノール化した有機可溶リグニンが前記フェノールの重量ベースで 約1から約70%である、請求項52の接着剤。
  54. 54.前記アルカリが前記フェノール1モル当たり約0.1から約0.8である 、請求項53の接着剤。
  55. 55.前記接着剤が、ホルムアルデヒドとフェノールとをアルカリ条件下で約2 .4から約3.5のモル比で縮合し、前記フェノール化した有機可溶リグニンを 前記ホルムアルデヒド及び前記フェノールと前記縮合中に反応させることによっ て調製される、請求項51の接着剤。
  56. 56.前記フェノール化した有機可溶リグニンが、前記フェノールの重量ベース で約1から約45%である、請求項55の接着剤。
  57. 57.前記アルカリが約0.4から約1である、請求項56の接着剤。
  58. 58.前記有機可溶リグニンがメチロール化を受ける、請求項14の接着剤。
  59. 59.前記メチロール化が、フェノール中に前記有機可溶リグニンを全反応重量 ベースで約2から約60%溶解させる段階からなる、請求項58の接着剤。
  60. 60.全反応重量ベースで約5から約50%のホルムアルデヒドを酸性条件下に 添加する段階をさらに含む、請求項59の接着剤。
  61. 61.前記フェノールが全反応重量ベースで約20から約50%である、請求項 60の接着剤。
  62. 62.前記酸が全反応重量ベースで約0.01から約3%である、請求項61の 接着剤。
  63. 63.前記メチロール化した有機可溶リグニンが、前記フェノールホルムアルデ ヒド樹脂の調製に際して添加される、請求項62の接着剤。
  64. 64.前記接着剤が、ホルムアルデヒドとフェノールとをアルカリ条件下で約2 から約4.5のモル比で縮合し、前記メチロール化した有機可溶リグニンを前記 ホルムアルデヒド及び前記フェノールと前記縮合中に反応させることによって調 製される、請求項63の接着剤。
  65. 65.前記メチロール化した有機可溶リグニンが前記フェノールの重量ベースで 約1から約70%である、請求項64の接着剤。
  66. 66.前記アルカリが前記フェノール1モル当たり約0.1から約0.8である 、請求項65の接着剤。
  67. 67.前記接着剤が、ホルムアルデヒドとフェノールとをアルカリ条件下で約2 .4から約3.5のモル比で縮合し、前記メチロール化した有機可溶リグニンを 前記ホルムアルデヒド及び前記フェノールと前記縮合中に反応させることによっ て調製される、請求項63の接着剤。
  68. 68.前記メチロール化した有機可溶リグニンが前記フェノールの重量ベースで 約1から約45%である、請求項67の接着剤。
  69. 69.前記アルカリが前記フェノール1モル当たり約0.4から約1である、請 求項68の接着剤。
  70. 70.請求項1の接着剤で製造された木材複合体。
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