JPH06506383A - 薬剤投与装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の名称〕 薬剤の投薬装置 〔技術分野〕 本発明は容器から計量で液体物質を投薬するための装置に関するものであり、該 投薬装置は容器の内容物を投与した後に、本装置を最初の状態に容易に復帰させ ることができ、その最初の状態で別の容器を収容させ、計量した薬剤を投薬する ことができる機構を備えている。本発明は特に服用量の薬剤のカートリッジもし くはアンプルから薬剤を投与する装置に関するものである。

その他の態様によれば、本発明は投薬器をその最初の作動状態に戻すことができ る復帰装置に関するものである。

〔技術背景〕

計量の薬剤、すなわち服用量の薬剤を投与するのに用いる周知の装置、たとえば 特に皮下注射器や、さらに薬剤を微粉または粘質調合剤の形状で投与するにの用 いられる装置が有する１つの問題は、投薬装置を素早くその最初の状態に戻して 、新しい服用量の薬剤のアンプルを投薬装置内に嵌込むことができるようにした 構成が欠如していることである。

本発明の技術思想は充填させたアンプルの内容物を再組成させ、計量し、そして 投与するねじ機構を備える異なる種類の薬剤の投薬装置に容易に適応できる。こ の種の投薬装置は従来の技術、例えば米国特許第４，５９２゜７４５号明細書に おいて周知である。

スウェーデン国特許第ＳＥ、Ｂ、４６５，０６５号及び第ＳＥ、Ｂ、４６４，７ ９７号（ヨーロッパ特許第Ｂ。

２９８．０６７号に該当）明細書は充填したシリンダー内にプランジャーを移動 させるねじ機構を備える皮下注射器の形式の投薬装置を記載している。

これらの明細書はねじ機構を回転させることにより二重アンプルを再組成させる 方法を開示している。薬剤の投薬と投与はその後操作レバーにより作動される装 置の助けを借りて行われる。

この種の注射器をその最初の状態に戻し、それによって新しい未使用のアンプル を取付け、再組成させ、その内容物を投薬するためには、ねじ機構をその出発位 置に手動で引き戻す必要がある。これは時間のかかる仕事であって、簡単に無視 されてしまい、その結果、ねじ機構に損傷をケえるか、あるいは投薬装置の計量 の精度を弱めてしまう。

この課題はプランジャーを前方位置に位置させることによりアンプルを空にした 後に投薬装置を捨てる意図で投薬装置、すなわち注射器を１回限りの使用のみに 構成することにより充服することができるが、この解決策は主として材料の取扱 いの理由上好ましい解決策ではない。

その結果、簡単な構成により計量の薬剤すなわち服用量の薬剤を再組成して投与 する上に効果的な投薬装置の構成がアンプルを空にした後に迅速にその最初の位 置に復帰できる投薬装置を必要とする。これは特にこの技術分野において広く使 用されている上述した皮下注射器に言えることである。

特にねじ山付き作動器又は上述したねじ部材のような同様の装置をその出発位置 に迅速に復帰させ、出発位置において投薬装置すなわち注射器に新しい未使用ア ンプルを嵌込させることができる機構を備えることが所望されている。

スウェーデン国特許第３７９，０８９号及びフランス国特許第２，６１３，７８ ９号はこのようなねじ状装置をそのねじ山と接触させることなく離脱又は固定さ せるためにこのねじ状装置を迅速に移動させる問題の技術的解決策を教示してい る。

しかし、これらの刊行物のいずれも、アンプルまたは同様の容器から薬剤の計量 された量を投薬する目的のねじ山付き作動器をその最初の位置に復帰させて新し い服用量の薬剤を投与することができる方法についての説明はない。

本発明はこの問題を解決するためのもので、服用量の薬剤を繰り返し投与するた めにねじ山付き作動器を迅速且つ容易にリセットすることができる機構を備えた 薬剤の投与装置を提供することを目的とするものである。

〔本発明の開示〕

本発明による薬剤の投与装置は服用量の薬剤のアンプルを収容するように構成さ れかつその前端に服用量の薬剤のアンプルを取付ける嵌合部材を有する溝孔付き ハウジングと、該溝孔付きハウジングに連結した投与導管とから構成されている 。前記ハウジングの後端にはねじ状装置が取付けられ、該ねじ状装置はアンプル を嵌合部材に固定させる機能をなし、また服用量の薬剤の投薬及び流出装置に接 続されている。

本発明によれば、投薬装置はアンプルと服用量の薬剤の投薬および流出装置を投 薬装置の所定の状態でハウジングからその溝孔を通して外側まで半径方向に回動 できるように構成されている。これはアンプルの内容物の投薬及び流出後に、ね じをその長手方向軸線を中心に半径方向に回動させることにより、ハウジングか ら離脱させることができ、それによりアンプルを投薬装置のハウジングから半径 方向に取り出すことができることを意味する。

ねじ山付き装置はねじ込むに従って、アンプルをハウジング内に固定する助けを なし、たとえば多室アンプル（ヨーロッパ特許第２９８，０６７号参照）の内容 物を再組成するための公知の機構を備えることによりアンプルの内容物を再組成 させることに寄与できる。投薬及び流出装置は当業者に周知の複数の機構たとえ ば多室アンプルの内容物を再組成し、アンプルを異なる調整服用量に分割し、投 薬装置からアンプルの内容物を流出させる機構を備えることもできる。その最も 簡単な形式において、該投薬及び流出装置はねじ山付き装置に接続された軸線方 向に移動可能なプランジャーロッドから構成することができる。アンプルも１つ 以上の室から構成でき、その１つに再組成できる粉末形状の薬剤を含有させるこ ともできるし、また流出装置の構成部材により作動できる移動可能なプランジャ ーを設けることもできる。

所望の投薬もしくは計量の種類により多数の異なる流出装置と変形例のアンプル を備えることは本発明の一般的範囲内である。

服用量の薬剤のアンプルはハウジングに設けられた空間に収容されている。前述 した通り、流出装置はハウジングの後部開口部にねじ込むことができるねじ山付 き装置を備えており、該後部開口部には少なくとも１つのねじ山部分を備えてい る。アンプルはねじ山付き装置がハウジングの後部開口部にねじ込まれるに従っ て、ハウジングの前部開口部に隣接して設けられた嵌合部材に軸線方向に案内さ れる。

アンプルはその後回組成されて、流出装置の種々の構成部材の助けを借りて周知 の方法で投与のために服用量が用意される。

アンプルは空になると、中空ハウジング内を軸線方向に移動できるように構成さ れ、従って、空のアンプルとねじ山付き装置を回動させてハウジングから離脱さ せるに十分な軸線方向の間隙が得られ、容器内におけるアンプルのこの軸線方向 の移動はねじ山付き装置をもハウジングから取外すことが可能となる。このため に、ねじ山付き装置はアンプルの重量がアンプルを固定部材から離脱させかつハ ウジングからねじ山付き装置を釈放させるに十分な距離を通してアンプルをねじ 山付き装置内で軸線方向に後退させるように形成されている。弛緩されたねじ山 付き装置はその長手方向軸線を中心にねじ山付き装置を半径方向に回動させるこ とによりハウジングの後部開口部のねじ山部分から自由に移動でき、その後その 最初の位置に復帰させて新しいアンプルの取付けと流出を行う。使用ずみの服用 量の薬剤のアンプルは半径方向に除去して、新しいものと取替えることができる 。

投薬及び流出装置に接続させたねじ山付き装置は該ねじ山付き装置を半径方向に 回動させ、そして該装置をねじ山付き部分を越えて新しい服用量アンプルを収容 させるその出発位置に引込めることによりハウジングの後部開口部のねじ山付き 部分から釈放させることができる。

ねじ山付き装置と、投薬及び流出装置はこのため本発明の好ましい実施例に関し て以下に記載する方法で構成させである。

〔図面の簡単な説明〕

本発明をさらに容易に理解し、その特徴をさらに明白にするため、本発明の実施 例を添付図面に関して詳細に説明する。

第１図は発明の薬剤の投与装置の適当な実施例の斜視図である。

第２図は第１図に示した装置の断面図である。

第３Ａ図はねじ山付き装置と２つのねじ山付き部分を有するハウジングの断面図 であり、出発位置のねじ山付き装置を示したものである。

第３Ｂ図は第３Ａ図に示した図に一致する断面図であり、底部位置のねじ山付き 装置を示したものである。

第３Ｃ図は第３Ａ図及び第３Ｂ図に一致する断面図であり、溝孔を通してハウジ ングから外側に半径方向に回動させ且つねじ山付き部分を越えてその出発位置に 引込めたねじ山付き装置を示したものである。

第４Ａ図及び第４Ｂ図は溝付きハウジングに１つのみのねじ山部分を設け、第３ Ａ図ないし第３Ｃ図に示した復帰を行う方法を示す断面図である。

〔発明を実施するための最良の形態〕

特に好ましい実施例（第１図及び第２図参照）によれば、投薬及び流出装置に接 続させたねじ山付き装置はねじ部材１と、該ねじ部材１に接続させた投薬ピスト ンロッド４とから成っている。服用量の薬剤のアンプル３を挿入する時に、ねじ 部材１は中空且つ溝付きハウジング２にねじ込まれ、該ハウジング２はその後部 開口部１１に少なくとも１つのねじ山部分７（第３Ａ図参照）を設け、アンプル ３はねじ部材ｌがハウジング２のねじ山部分７にねじ込まれるに従ってハウジン グ２の前端１２に設けた嵌合部に案内され、該嵌合部はアンプル固定凹部５を有 している。図面から明らかなように、ハウジング２は溝孔１３が形成されており 、アンプル３とねじ山付き装置を溝孔１３から外側に回動させることができるよ うにしである。

本発明の他の実施例において、ねじ部材１は多室アンプルの内容物の再組成を生 じさせ且つ該アンプルの内容物の計量の服用量に投与するような方法で周知の構 造（図示せず）のピストンロッド４と連動させることもできる。

服用量アンプルは円筒状であって、多数の異なる方法で構成できる。たとえば、 該アンプルは１つ又は複数の室を備え、そして本発明の流出機構により作動でき る移動ｉｉＪ能なプランジャーを備えることもできる。

ねじ部材１をその限度まで下方にねじ込むと、アンプルの内容物をピストンロッ ド４を移動させることにより取付は台６に取付けたカニュールまたは注射針を通 して排出できる。

投薬装置の全体を転倒させることによりねじ部はその出発位置に戻り、アンプル はねじ部材に設けられた中空間隙】Ｏを通って軸線方向に後退することができ、 アンプルを凹部５から離脱させてハウジングから放出させることができる。ピス トンロッドはその自重によりその出発位置に戻り、ねじ部材はねじ部材をねじ山 部分との接触から外すように半径方向に回動させそしてねじ部材を前述した方法 （第３Ｃ図参照）でその出発位置に戻すことによりねし山部分７から釈放される 。

アンプルを空にした後に、ピストンロッドはアンプルから投薬された後の服用量 に相当する距離だけ軸線方向に向かって後方に移動させることができ、アンプル を軸線方向に移動できるよう手助けする。ピストンロッドの後方移動は肩部９に より制限されている。これはアンプルをハウジングから溝孔により釈放させ、そ れから半径方向に取外すことができ、そのうえ新しいアンプルをハウジングの周 縁部に形成した開口部１３を通して挿入させることができる。

ハウジングのねじ山部分からねじ部材の釈放はねじ山付き装置をハウジングの溝 孔を通して半径方向に回動させる時、ねじ部分間の距離がねじ山付き装置の直径 より大きくなるようにねじ部分とねじ山付き装置とを一定の距離だけ離して配置 したために可能となる。

二のねじ山部分の位置決めの結果として、ねじ山付き装置は該ねじ山付き装置を 回動させ、その出発位置に引き戻して新しい薬用量を投与（第３Ａ図乃至第３Ｃ 図参照）する時、ねじ山部分から自由に通過できる。その出発位置にねじ山付き 装置を復帰させるこの作用は該ねじ山付き装置が半径方向に回動され、その出発 位置に引き戻される際にねじ山付き装置を適合させるための間隙を形成するよう な方法においてハウジングの後部開口部を斜めに切欠することにより容易に行う ことができる。ハウジングは単に１つだけのねじ山部分をも備えることができる 。このねじ山部分はハウジングの後部開口部がら適当な軸線方向の距離をとって 配置しであるので、ねじ山付き装置は半径方向に回動された時に開口部との係合 からはずれて自由に通過できる（第４Ａ図及び第４Ｂ図参照）。

各ねじ山部分の位置とその形状は、ハウジングとねじ山付き装置の構成に適合さ れている。このような構造的実施例は当業者には周知であり、多数の実施例を導 くことができ、そのすべては本発明の範囲内にある。

本発明は前述し且つ図面に示した実施例に限定するものではない。たとえば、前 述の投薬装置を使用して、注射針の流出装置をその元の位置に素早く復帰させ、 また空のアンプルを未使用のアンプルに取り替え、さらにねじ山付き装置を備え た他の薬剤装置に取替えることができる。

〔商業上の利用可能性〕

本発明のよる投薬装置は、異なる種類の容器もしくは服用量アンプルで実施され るすべての種類の投薬方法、たとえば薬剤のｉｔ量服用量の非経口、経口、鼻、 直腸および目に投与する使用に適応できる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）服用量アンプルを収容させることができかつその前端で服用量アンプルの嵌 合部を備えたハウジングと、該アンプルに接続させるための流出導管と、アンプ ルをハウジング中に固定させるためにハウジングの後端に係合させかつ流出導管 と接続させたねじ山付き装置とから構成し、ハウジングには溝孔（１３）を形成 し、所定の服用量の薬剤を投与させた後に、アンプルとねじ山付き装置をハウジ ングの溝孔を通して外側に半径方向に沿つて回動させ、該ねじ山付き装置を新し いアンプルを収容できる出発位置に復帰させる機構（１０）を備えたことを特徴 とする薬剤の投薬装置。 ２）復帰機構（１０）には所望の服用量の薬剤を投与した後に、ねじ山付き装置 とアンプルとをハウジングから溝孔を通して外側に容易に回動させるためにアン プルをハウジング内において軸線方向に移動させる手段を備えたことを特徴とす る請求の範囲第１項に記載の薬剤の投薬装置。 ３）ねじ山付き装置には中空間隙（１０）を備え、アンプルを軸線方向に移動で きるようにねじ山付き装置に嵌合させ、ねじ山付き装置の中空間隙にはアンプル に作用し、その内容物を計量しかつ排出させるようにした流出導管を配置させ、 ハウジングにはアンプルをねじ山付き装置でハウジング内に固定させる少なくと も１つのねじ山部分を設けた後部開口部を備え、ねじ山付き装置を半径方向に回 動させることによりねじ山付き装置をねじ山部分から自由にさせ、ねじ山付き装 置と流出導管を後方に自由に移動させ、その出発位置に復帰させて、その位置で 新しいアンプルを挿入し、その内容物を投与できるようにしたことを特徴とする 請求の範囲第１項または第２項に記載の投薬装置。 ４）その内容物の投薬後に、アンプルをアンプル嵌合部との係合から離脱させる に十分な程度までアンプルをねじ山付き装置内の中空間隙内において軸線方向に 沿つて後方に移動可能とし、アンプルを半径方向に回動させて投薬装置から取り 外し、そして新しいアンプルをハウジングの溝孔を通して入れ替えることができ るようにねじ山付き装置をハウジングから離脱可能としたことを特徴とする請求 の範囲第３項に記載の投薬装置。 ５）ハウジングの後部開口部には２つ以上のねじ山部分を備え、ねじ山付き装置 をハウジングから半径方向に回動させ、その出発位置に引き戻すことができるよ うに、ねじ山部分をねじ山付き装置の直径よりも大きい距離で互いに離間させた ことを特徴とする請求の範囲第３項または第４項に記載の投薬装置。 ６）ハウジングには単に１つのねじ山部分を設け、ねじ山付き装置をハウジング から半径方向に回動させ、その出発位置に引き戻す時に、前記ねじ山付き装置が 後部開口部から自由に通過できるようにねじ山部分をハウジングの後部開口部か ら一定の距離をおいて配置したことを特徴とする請求の範囲第３項または第４項 に記載の投薬装置。 ７）ねじ山付き装置をハウジングから離れて半径方向に揺動させかつその出発位 置に引き戻す時にねじ山付き装置のための空間を備えるためにハウジングの後部 開口部を斜めに切欠したことを特徴とする請求の範囲第３項乃至第６項のいずれ か１項に記載の投薬装置。 ８）ねじ山付き装置（１）を投薬及び計量ピストンロッド（４）に接続し、アン プル（３）の内容物の投薬後に、ピストンロツドをその自重によってその出発位 置に復帰させ、アンプル嵌合部をアンプルの形状に適応できる凹部（５）の形状 にしたことを特徴とする請求の範囲第１項乃至第７項のいずれか１項に記載の投 薬装置。 ９）アンプルの軸線方向の移動をアンプルからの服用量の薬剤の投薬後にピスト ンロツド（４）を投薬量に相当する距離だけ後方に移動させることにより行うこ とを特徴とする請求の範囲第８項に記載の投薬装置。 １０）服用量アンプルを円筒状にし、そして該アンプルには１つ以上の室を内蔵 させ、本投薬装置を非経口注射に使用できるように本投薬装置にはカニュール又 は注射針を取付ける手段（６）を備えたことを特徴とする請求の範囲第１項乃至 第９項のいずれか１項に記載の投薬装置。 １１）新しい服用量アンプルを挿入し、そしてその内容物を投与できる出発位置 に入れ替え可能な液体含有服用量アンプルを収容させるように構成したハウジン グに接続させることができる投薬及び流出装置を有するねじ山付き装置のリセッ ト機構であつて、アンプルの内容物の投薬後に、服用量アンプルとねじ山付き装 置をハウジングから半径方向に釈放できるようにしたことを特徴とするねじ山付 き装置のリセツト機構。 １２）ねじ山付き装置をハウジングから半径方向に揺動可能にし、アンプルの内 容物の投与後にハウジング内を軸線方向に移動できるようにアンプルをハウジン グ内に嵌合し、ハウジングからねじ山付き装置を釈放可能にさせ、ハウジングの 後部開口部には少なくとも１つのねじ山部分を備え、ねじ山付き装置を半径方向 に揺動させ、その出発位置に復帰させる時にねじ山付き装置がその少なくとも１ つのねじ山部分から離れて自由に通過するように該ねじ山部分を位置決めしたこ とを特徴とする請求の範囲第１１項に記載のリセツト機構。 １３）アンプルがその内容物の投与後に軸線方向に移動できる空間を形成するよ うにねじ山付き装置を中空状にし、ねじ山付き装置に接続させた投薬及び流出装 置にはアンプルの内容物の投与後に軸線方向に沿って後方に移動してアンプルを 軸線方向に移動させる作用をなすピストンロツドを備え、ねじ山付き装置をハウ ジングから半径方向に揺動させて新しい服用量の薬剤を投与するためにその出発 位置に引き戻す時に、ねじ山付き装置を収容する空間を備えるようにハウジング の後部開口部を斜めに切欠したことを特徴とする請求の範囲第１２項に記載のリ セツト機構。 １４）ハウジングの後部開口部には２つ以上のねじ山部分を備え、ねじ山付き装 置を半径方向に揺動させることができるようねじ山付き装置の直径より大きい距 離でねじ山部分を互いに離間させたことを特徴とする請求の範囲第１２項乃至次 第１３項のいずれか１項に記載のリセツト機構。 １５）ハウジングの後部開口部には１つのみのねじ山部分を備え、ねじ山付き装 置がハウジングから外側に向けて半径方向に揺動する時にねじ山付き装置がねじ 山部分との係合からはずれて通過できるようにハウジングの後部開口部から適当 な軸線方向の距離をとつてねじ山部分を配置させたことを特徴とする請求の範囲 第１２項乃至第１３項のいずれか１項に記載のリセツト機構。