JPH06506253A - 重合性フルオロケミカル界面活性剤及びそれらを含有するアクリレート接着剤 - Google Patents

重合性フルオロケミカル界面活性剤及びそれらを含有するアクリレート接着剤

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JPH06506253A
JPH06506253A JP4509442A JP50944292A JPH06506253A JP H06506253 A JPH06506253 A JP H06506253A JP 4509442 A JP4509442 A JP 4509442A JP 50944292 A JP50944292 A JP 50944292A JP H06506253 A JPH06506253 A JP H06506253A
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クラー,ダグラス エイチ.
マグリ,イメルダ エー.
アルム,ロジャー アール.
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 重合性フルオロケミカル界面活性剤及びそれらを含有するアクリレート接着剤 発明の背景 発明の分野 本発明は、アクリレートを含有する重合性混合物に関する。他の視点では、本発 明は、アクリレート含有接着組成物における、界面活性剤、特にフルオロケミカ ル界面活性剤の使用に関する。
関連技術の説明 フルオロケミカル界面活性剤は、一般的に、有機溶媒の表面張力を低下させるた めに使用される。例えば、Pa1nt and Varnish Prod良の ための、フルオロケミカル界面活性剤、例えば、FC−430及びFC−431 (3M)の使用について記載している。フルオロケミカル界面活性剤を使用する ことを提起され得る問題は、筐膜のビーズへの収縮、クレータ−の形成、“ ミ カン肌“、顔料の浮き(floating)及び浮き色(flooding)、 並びに低い均展性を含んでいる。
米国特許第3.787.351号(Olson)は、フルオロ脂肪族ラジカル及 びポリ(オキシアルキレン)可溶化成分を含むオリゴマーについて記載している 。このオリゴマーは、充填された樹脂複合材料(例えば、ガラス繊維強化ポリエ ステル樹脂又はエポキシ樹脂複合材料)の造形品の機械的性質を改良するために 、湿潤剤として青用であると言われている。さらに、米国特許第4.415.6 15号(Esmay他)は、均一な気泡構造を作るための気泡質の感圧接着剤の 調製における界面活性剤としての、米国特許第3.787.351号のオリゴマ ーの幾つかの使用について記載している。
非フツ素化重合性界面活性剤は、例えば、米国特許第4.560.599号(R egen)に記載れている。この特許は、多官能価重合性界面活性剤による固体 支持体の直接の段階的な筒布方法を記載している。この重合性界面活性剤の中で 、メタクリレート−官能ホスファチジル・コリン及びリン酸エステルが使用され る。米国特許第4.569.798(Nieh)は、水溶液内での界面活性剤と して、そして、界面活性の性質をもつ水に可溶の共重合体の合成において青用で あると言われる両性の3級アミンにより置換されたアクリルアミドについて記載 している。
米国特許第4.246.387号(Deutsch)は、環−スルホン化マレエ ートの、アルコキシル化アルキル・アリールオールの部分エステルについて記載 し、そして米国特許第4.617.343号(Walker他)は、貼合せ用接 着剤のためのエマルション・ポリマーの合成におけるこのような界面活性剤の使 用について記載している。
Res、 Discl、、 1981.208.309は、1つの活性水素を含 む界面活性剤、例えば、ポリエチレン・グリコールの第2アルコールのエステル を、付加重合性イソシアネート、例えば、2−イソシアナト・エチル・メタクリ レートと反応させることにより、ビニル界面活性剤をv4製することを記載して いる。
lh、 Fiz、 Khim、、 1982.56.2898 (Abstra ct)は、共重合によりポリマーの表面に疎水性と耐薬品性を付与することに青 用であるものとしての、式CH1=CHC0、CH2(CF 、 CF2 )、  RC式中、Rが、H又はFてあり、モしてnが、1〜4である。〕のフッ素含 有アクリレートについて記載している。
英国特許GB2.172.8898 (Wakatsuki他)は、式のリン酸 エステル〔式中、R1が、水素又はメチル、Rが、とりわけ、lから36までの 炭素原子及び少なくとも1つのフッ素原子をもつ直鎖又は技分かれしたフルオロ アルキル基である。〕について記載している。これらの化合物は、良好な界面活 性、自己m織性(self−organizability) 、及び重合性ヲ モツト言ワレテイル。
発明の要約 本発明は、ポリマーの接着剤組成物であって:(a)アクリレートを基礎材料と した感圧接着剤のモノマー成分を含んで成るアクリレート含有混合物から得られ た多量の重合単位:及び、 (b) 少なくとも2つのフルオロ脂肪族側鎖、少なくとも2つの有機溶解基、 及び少なくとも1つの重合性オレフィン基側鎖をそれぞれに含んで成る、1つ又 はそれより多くのフッ素化オリゴマーを含んで成る、重合性の、有機溶解性の、 オリゴマーのフルオロケミカル界面活性剤から得られた少量の重合単位、を含ん で成るものを提供する。
好ましい懸様においては、上記界面活性剤組成物中のフッ素化オリゴマーは、以 下の; (i)十分にフッ素化された末端基をそれぞれにもつ、少なくとも2つのフルオ ロ脂肪族基: (ii)多数の炭素原子をそれぞれに含んで成り、そして場合により、l又はそ れより多くのカテナリー酸素原子を含んで成る、少なくとも1つの有機溶解基: 及び、 (iii)少なくとも1つの重合性オレフィン基、に結合されたオリゴマーの脂 肪族骨格であって、フルオロ脂肪族基、有機溶解基及び重合性オレフィン基のそ れぞれが、独立して、共有結合、ヘテロ原子、又は有機結合基を介して、上記脂 肪族骨格に結合されているものを含んで成る。
さらに好ましい態様においては、上記の重合性フルオロケミカル界面活性剤組成 物は、以下の式1: R1、R2、及びR3が、独立して、重合性のすレフイン・モノマーから得られ た重合単位を表し、そして−緒になって脂肪族骨格を形成し。
それぞれのQが、独立して、共有結合、ヘテロ原子、又は有機結合基であり。
R4か、十分にフッ素化された末端基を含むフルオロ脂肪族基であり。
R4か、多数の炭素原子を含んで成り、そして場合により、1つ又はそれより多 くのカテナリー酸素原子を含んで成る、有機溶解基であり。
R2が、重合性オレフィン基であり:そして、a、b、c、d及びeが、上記化 合物がオリゴマーとなるような全数であり、そしてそれぞれのnが独立して0又 は1である。〕により表される部分を含んで成る1つ又はそれより多くのオリゴ マーを含んで成る。
nが0である態様においては、上記の溶解基R8が、側基であり、そして上記オ リゴマーは、架橋されていない。nが1である態様においては、上記の溶解基R 8が、カテナリー(catenary)であり、そして上記オリゴマーは、架橋 されている。
アクリレート含有混合物は、好ましくは、アルキル基が1〜約14炭素原子を含 む多量のアルキル・アクリレート、及びこれらと共重合性の少量の極性モノマー を含んで成る。
本発明は、アクリレートを基礎材料とする感圧接着剤の多量のモノマー成分、及 び前記のような少量のフルオロケミカル界面活性剤を含んで成るプレポリマー組 成物も提供する。
このプレポリマー組成物の好ましい態様においては、上記アクリレート含有混合 物は、塗膜のための最適粘度を提供するために、部分的に重合される。
本発明は、感圧接着剤組成物の調製方法であって、以下の段階:(i>アクリレ ートを基礎材料とする感圧接着剤のモノマー成分と光重合開始剤とを一緒にし: (11)塗布目的のためにその粘度を増加させるように、段階(i)からの組成 物を、場合により、部分的に、光重合させ:(iii)プレポリマー組成物を与 えるために、前記のような重合性フルオロケミカル界面活性剤と、段階(2)か らの組成物とを化合させ。
(iv)段階(ii)からのプレポリマー組成物を、支持体上に塗布し:そして 、 (V)不活性雰囲気中で、実質的に、完全に、光重合させる。
を含んで成る方法も提供する。
フルオロケミカル界面活性剤と、上記プレポリマーのアクリレート含有混合物と の共重合の間、本発明の接着剤組成物は、一般的に、接着性能を時間にわたり維 持し、そして界面活性剤が硬化した接着剤組成物の表面へ移行することに関係す る減少された接着性能を回避する。さらに、共重合は、上記界面活性剤か、上記 組成物しゆうに分散して残存し、そして界面活性剤のより大きな液滴への凝集を 回避する。従って、本発明の接着剤組成物は、界面活性剤の存在のために良好に 塗布できるが熟成の間に接着性能における減少を示さない感圧接着剤塗膜の調製 において使用されることができる。
本発明は、その上に前記のようなポリマー接着剤のま膜をもつ低い接着性のキャ リアーを含んで成る、接着性転写テープも提供する。
この本発明の接着性転写テープは、最初に支持体上に置いた後、長い時間にわた り、再位置決め可能であり、この時間の後、接着層か、”永久“になる。このよ うに、本発明の接着剤組成物及び転写テープは、例えば、2つ又はそれより多く の層がそれぞれの層の正確な位置決めにより互いに接着されるべきである、膜ス イ・ソチの組み立てにおいて応用を見圧す、上記層が最初に誤って位置決めされ た場合は、それらは、廃棄されるところかむしろ再位置決めされることができる 。
本発明は、少なくとも2つのフルオロ脂肪族基側鎖、少なくとも2つの有機溶解 基、及び1つの重合性オレフィン基側鎖を、それぞnに含んで成る、重合性の、 有機溶解性の、オリゴマーのフルオロケミカル界面活性剤組成物も提供する。
好ましい態様においては、1つ又はそれより多くのフッ素化オリゴマーを含んで 成る、重合性の、有機溶解性の、オリゴマーのフルオロケミカル界面活性剤組成 物であって、このフッ素化オリゴマーのそれぞれが、以下の: (i)十分にフッ素化された末端基をそれぞれにもつ、少なくとも2つのフルオ ロ脂肪族基: (ii)多数の炭素原子をそれぞれに含んで成り、そして場合により、■又はそ れより多くのカテナリー酸素原子を含んで成る、少なくとも2つの有機溶解基: 及び、 (iii)少なくとも1つの重合性オレフィン基、に結合されたオリゴマーの脂 肪族骨格であって、フルオロ脂肪族基、有機溶解基及び重合性オレフィン基のそ れぞれが、独立して、共存結合、ヘテロ原子、又は有機結合基を介して、上記脂 肪族骨格に結合されているもの、 を含んで成る界面活性剤組成物を提供する。
さらに好ましい態様においては、本発明は、重合性フルオロケミカル界面活性剤 組成物であって、以下の式I:R’、R”、及びR3が独立して、フッ素化され た、溶解性のそして2官能価のモノマーから得られた重合単位を表し、そして− 緒になって脂肪族骨格を形成し: それぞれのQが、独立して、共存結合、ヘテロ原子、又は有機結合基であり。
R1が、十分にフッ素化された末端基を含むフルオロ脂肪族基であり。
R8が、多数の炭素原子を含んで成り、そして場合により、1つ又はそれより多 くのカテナリー酸素原子を含んで成る、有機溶解基であり。
R2が、重合性オレフィン基であり:そして、a、b、c、d及びeが、上記化 合物がオリゴマーとなるような全数であり、そしてそれぞれのnが独立して0又 はlである。〕により表される部分を含んで成る1つ又はそれより多くのオリゴ マーを含んで成るものであり、nがOである態様においては、上記の溶解基R1 が、側基であり、そして上記オリゴマーは、架橋されていなく、nが1である態 様においては、上記の溶解基R5が、カテナリー(CatenarY)であり、 そして上記オリゴマーは、架橋されているもの、 を提供する。
本発明は、前記のような組成物の合成方法であって、以下の段階 (i)少なくとも2つのフルオロ脂肪族基の側鎖、少なくとも2つの有機溶解基 、及び、変換されそして更に重合性オレフィン基に合成されることができる1つ の側基を、それぞれに含んで成る1つ又はそれより多くのフッ素化すリボマーを 含んで成る中間体組成物を形成するために、フッ素化モノマー、溶解性モノマー 、及び2官能価のモノマーをオリゴマー化し:そして、(11)重合性のオレフ ィン基を含んで成る上記組成物を提供するために、段階(1)からの上記中間体 を、変換又は更に合成する、を含んで成る方法も提供する。
本発明の重合性のフルオロケミカル界面活性剤は、アクリレート含有混合物及び アクリレートを基本材料とした感圧接着剤の界面二不ルギーを減少させる。それ らは、その界面活性剤の存在のために良好に塗布され、そして熟成の間の接着性 を維持する、アクリレートを基本材料とした感圧接着剤の調製において使用され ることができる。
発明の詳細な説明 本発明のポリマー接着剤組成物は、重合性フッ素化オリゴマーから得られる重合 単位を含んで成る。このフッ素化すリボマーの構造を表すために本明細書中で用 いられる化学式は、数タイプのモノマーから生じたランダム重合単位の鎖の存在 を示している:これらの式は、単位、例えば、″ブロック”の単位、例えば、ブ ロック共重合体中の、又は上記鎖内の他の交互単位の順番を示すことを意図する ものではない。用語“オリゴマー“又は”オリゴマー〇“は、本明細書中で用い られたとき、多数の重合単位を含むが、ポリマー内に存在する重合単位の数をよ り少く、例えば、5〜約1ooの重合単位の鎖を含む化合物をさしている。
フルオロ脂肪族基は、本明細書中では、R4として名付けられる。
R7は、安定な、不活性な、非極性の、好ましくは、飽和の一価の疎油性及び疎 水性の両方である成分である。フッ素化オリゴマーは、好ましくは、2から約2 5のR4基を含んで成り、そしてそのオリゴマーの全重量に、そのフッ素の位置 が、R,基内に本質的に在るということに基づき、好ましくは、約5重量パーセ ント〜約30重量パーセントの、そしてより好ましくは、約8重量パーセント〜 約20重量パーセントのフッ素を含んで成る。R,は、好ましくは、少なくとも 、約3の炭素原子、より好ましくは、約6〜約12の炭素原子を含んで成る。R 1は、直鎖、枝鎖、若しくは環状フッ素化アルキル基又はそれらの組合せ、ある いは、それらと直鎖、枝鎖、若しくは環状アルキル基との組合せを含むことがで きる。R,は、好ましくは、重合性オレフィン不飽和物を含まず、そして場合に より、カテナリーのへテロ原子、例えば、酸素、2価若しくは6価の硫黄、又は 窒素を含むことができる。R4が、約40重量%〜約78重量%のフッ素、より 好ましくは、約50重量%〜約78重量%のフッ素を含むことが好ましい。この R1基の末端成分は、十分にフッ素化された末端基を含んで成る。この末端基は 、好ましくは、少なくとも、7つのフッ素原子、例えば、CF、 CF、 CF t −、(CF 、 ’) 2 CF−、−CF 。
SFs 、等を含む。過フッ素化脂肪族基、すなわち、化学式C、F 、。
0.のちのが、R1の最も好ましい態様である。
有機溶解基は、本明細書中で、R1とじて名付けられる。フッ素化化合物は、好 ましくは、その化合物を、有機媒質、例えば、慣用溶媒、例えば、ケトン、エス テル、及び炭化水素、並びにアクリル酸及びメタクリル酸の重合性混合液、アク リレート及びメタクリレート等に溶解させることができる、十分なR5基を含ん で成る。特に好まれるR1基数は、特定R1基、及び、その中で化合物か溶解か 企てられている特定媒質の性質に依存するであろう。しかしながら、一般的に、 多数の、例えば、2〜約60の、より好ましくは、4〜約30のR8基が好まれ る。それぞれのR1は、少な(とも4つの炭素原子、そして場合により、少なく とも1つのカテナリーの酸素原子を含む。R6は、好ましくは、8から約50の 炭素原子を含み、モして直鎖、枝鎖、環状、又はそれらのいかなる組合せである ことができる。上記の溶解基は、好ましくは、上記のフッ素化オリゴマーの側鎖 である。このような例では、式I中のnは、0である。式り中のnか、1である 場合は、それは、カテナリー基であることもてきる。少なくとも1つのnが0て あり、かつ1つのnがlである場合には、側鎖及びカテナリー溶解基の両方が存 在できる。好ましいR6基は、ポリオキシアルキレニル基、例えば、ポリオキシ エチレン若しくはポリオキシエチレンル、及び直鎖、枝鎖、又は環状アルキル若 しくはアルキレン基、例えば、ブチル、ブチレン、オクチル、オクチシン、イソ オクチル、イソオクチルン、オクタデシル、若しくはオクタデシルン、並びにそ れらの組合せを含む。
上記の重合性オレフィン基は、本明細書中で、R2として名付けられる。上記フ ッ素化化合物は、R,を介して、本発明の接着剤組成物に重合される。R,は、 フリー−ラジカル重合反応を行うことができるいかなるオレフィン基であること ができる。このような基の例は、例えば、アクリレート又はビニル・エーテル中 に見られるような、エチニル、及び例えば、メタクリレート中に見られる、2− プロペニルを含む。フッ素化化合物は、多数の重合性オレフィン基を含むことが でき、そして好ましくは、1つの重合性オレフィン基を含むことかできる。
上記の重合性フルオロケミカル界面活性剤組成物は、式1に示される好ましい態 様を参照しながら更に説明されるであろう。
式1に示される好ましい態様においては、上記の脂肪族骨格は、その化合物にオ リゴマー性を与える十分な数の重合単位を含んで成る。この骨格は、約5〜約1 00の重合単位、より好ましくは、10〜約50の、そして最も好ましくは、2 0〜約40の重合単位を含んで成ることか好ましい。単独重合単位は、!より多 くのタイプの側基を含むことができる。しかしながら、この重合単位は、好まし くは、フッ素化モノマー、すなわち、フルオロ脂肪族基を含むもの、2官能価の モノマー、すなわち、重合性オレフィン基に変換又は更に合成されることかでき る官能基を含むもの、並びに、溶解モノマー、すなわち、溶解基を含むもの、か ら誘導される。化合物中の数タイプの重合単位の相対及び絶対数は、好ましくは 、好ましい数の数タイプの対応する側基がオリゴマー中に存在するようなもので ある。従って、式lを参照すれば、aと、eの全発生物との合計か、約2〜約2 5、より好ましくは、5〜約15であり、bと、dの全発生物との合計が、少な くとも1〜約60、より好ましくは、2〜約30であり、そして、Cが、約2〜 約60、より好ましくは、4〜約30であることが、好ましい。
上記脂肪族骨格中の、数タイプの重合単位のモル比、そして、それ故の、フッ素 化された、溶解性の、及び重合性のすレフイン基の数は、本発明の組成物中に存 在するそれぞれのオリゴマー中で、同しではないであろう。それ故、本発明の組 成物及びオリゴマーは、一般的に、本明細書中で、数タイプのモノマーのそれぞ れから得られる重合単位の、組成物の調製において使用されるそれらの相対量に より第−義的に決定される、全体比に関して特徴ずけされる。
上記のフン素化された、溶解性の、及び重合性の基は、式I中のQと名付けられ た結合基により、上記脂肪族骨格に結合される。結合基Qは、共有結合、ヘテロ 原子、例えば、0若しくはS、又は有機成分であることができる。この結合基Q は、好ましくは、1〜約20の炭素原子を含む、場合により、酸素、窒素、若し くは硫黄含有基、又はそれらの組合せを含む有機成分、そして、好ましくは、官 能基、例えば、重合性オレフィンの2重結合、チオール、容易に分離できる水素 原子、例えば、クミル水素、及び他の、フリー・ラジカルのオリゴマー化の実質 的に妨害になるような当業者に知られている官能価を含まない。結合基Qに好適 な構造の例は、直鎖、枝鎖、又は環状アルキレン、アリレン、アラルキレン、オ キシ、オキソ、チオ、スルホニル、スルフィニル、イミノ、スルホンアミド、カ ルホキジアミド、カルボニルオキシ、ウレタニシン、ウレイレン、及びそれらの 組合せ、例えばスルホンアミドアルキレンを含む。好ましい結合基Qは、合成の 容易性及び商業的利用性に従い選択されることができ、そしてそれが、R,、R ,、又はR2を、上記脂肪族骨格に結合するか否かに依存して異なるであろう。
以下が、好適な有機Q基の部分的に代表するリストである。このリストの目的の ためには、それぞれのkは、独立して、■から約20までの整数であり、gは、 0から約10までの整数であり、hは、■から約20までの整数であり、R゛は 、水素、フェニル、又は1〜約4炭素原子のアルキルであり、モしてR” は、 1〜約20炭素原子のアルキルである。
一5o2NR’ (0M2)kO(0) C−−CONR’ (CH,)kO( 0)C−(CH,)kO(0)c− −CH2CH(OH) CH2O(0) C−−CH2CH(OR’ I)CH 20(0)C−−(CH2)kC(0)O− −(CH2)、5C(0)− −(CH2)7(CH2)kO(0)C−”” (CHz) *S (CHz) kO(0) C−−(CHt)k(OCHzCHz)ko(0)C−−(CH2 ) *S02 (CH2) *o(0) C−−5O,NR(CH2)kO(C 1(、CH,) kO(0) C−−(CH,)R50,NR(CH2)kO( 0)C−−(CHt)kSot− −SO邦’(CH2)k− −OC,H4CH2O(0) C− −(CH2) 、O(CH,CM2O) ICH2CH,QC(0) −−(C Hz)bO((0) C(CH2)60)、C(0) (CH2)60C(0) −−(CH,)、O((0) C(CM、) 、NH) 、C(0) (CH2 )−五c (o) −−C(0) O(CH2) 2QC(0) NH(CH, )、QC(0) −R,を結合するためには、Qは、好ましくは、アルキレン又 はスルホンアミド、あるいはスルホンアミドアルキレンである。R5を結合する ためには、Qは、好ましくは、カルボニルオキシである。R2基を結合するため には、Qは、好ましくは、−C(0)0(CH2) 20C(0)NH(CH2 ) ! QC(0)−である。
上記の脂肪族骨格は、もちろん、式Iに示された形感では存在しない。むしろ、 それは、水素により、又は幾つかの有機基(式Iに示されていない)により、そ れぞれの端で終了されている。この末端基は、上記組成物の合成に使用された方 法によって存在する。特定のフッ素化された化合物中に存在する特定の末端基は 、本発明の組成物の機能に、過度に必須ではない。典型的は、末端基は、水素、 又は、アルキルチオール連鎖移動剤から得られるであろうアルキルチオ基を含む 。
上記のポリマー接着剤組成物は、アクリレート含有混合物のモノマー成分から得 られた重合単位も含んで成る。このアクリレート含有混合物は、アクリレートを 基礎材料として感圧接着剤のモノマー成分を含んで成る。このような成分の性質 及び相対量は、当業者によく知られている。アクリレート含有混合物中で特に好 まれるものは、アルキル・アクリレート、好ましくは、アルキル基が1〜約14 の炭素原子を含む非3級アルキル・アルコールのl官能価不飽和アルキレート・ エステルを含むものである。このクラスのモノマー内に含まれるものは、例えば 、イソオクチル・アクリレート、イソノニル・アクリレート、2−エチルヘキシ ル・アクリレート、デシル・アクリレート、ドデシル・アクリレート、n−ブチ ル・アクリレート、及びヘキシル・アクリレートである。好ましいモノマーは、 イソオクチル・アクリレート、イソノニル・アクリレート、及びブチル・アクリ レートを含む。
場合により、そして好ましくは、極性の共重合性モノマーが、上記アクリレート 含有混合物中に存在する。上記アクリレート含有混合物中の極性共重合性モノマ ーの包含は、最終的な接着剤組成物の金属への接着性を改善し、そしてこの最終 的な接着剤組成物における凝集も改善する。強い極性の、及び中程度の極性の共 重合性モノマーが使用されることができる。強い極性の共重合性モノマーは、ア クリル酸、イタコン酸、ヒドロキシアルキル・アクリレート、シアノアルキル・ アクリレート、アクリルアミド、及び置換されたアクリルアミドを含む。強い極 性の共重合性モノマーは、好ましくは、少量の、例えば、上記アクリレート含有 混合物の、約25%までの、より好ましくは、約15%までを構成する。強い極 性の共重合性モノマーが存在するときには、上記アルキル・アクリレートモノマ ーは、一般的に、上記アクリレート含有混合物中に多量の上記モノマー、例えば 、少なくとも上記モノマーの約75重量%を構成する。
中程度の極性の共重合性モノマーは、N−ビニル・ピロリドン、アクリロニトリ ル、ビニル・クロライド、及びジアリル・フタレートを含む。中程度の極性の共 重合性モノマーは、好ましくは、少量の、例えば、上記アクリレート含有混合物 の、約40%までの、より好ましくは、5%から約40%までを構成する。中程 度の極性の共重合性モノマーが存在するときには、上記アルキル・アクリレート モノマーは、一般的に、上記アクリレート含有混合物中の少なくとも約60%を 構成する。
」二記のポリマー接着剤組成物は、好ましくは架橋している。
本発明のポリマー接着剤組成物は、上記アクリレート含有混合物から得られる多 量の重合単位、及び、上記フッ素化界面活性剤から得られる少量の重合単位を含 んで成る。好ましくは、このフッ素化単位は、上記のアクリレートを基礎材料と して感圧接着剤に比べて、上記組成物の表面張力を減少させるための有効量とし て、存在する。
有効量を構成する量は、使用された特定の界面活性剤及びアクリレート含有混合 物により、変化するであろう。しかし、一般的には、上記組成物の重量に基づく 、約0.05〜約2重量パーセントの界面活性剤が好適であり、約0.1〜約1 パーセントの界面活性剤が好まれる、そして約0.2パーセントか、最も好まし い。
本発明のポリマー接着剤組成物は、他の物質、例えば、増量剤、顔料、可塑剤、 粘着付与剤、繊維性強化剤、織物及び非織物生地、発泡剤、抗酸化剤、安定剤、 難燃剤、並びに粘度調整剤を含む。このような物質は、当業者に容易に決められ ることができる、いずれかの好適な量で使用されることができる。
特に有用な増量剤は、米国特許第4.710.536号及び第4.749.59 0号(Klingen他)(これらの両方が本明細書中に引用により取り込まれ る)に開示されるような疎水性のシリカである。
上記のプレポリマーの、及び接着剤の組成物内で使用される他の付属剤は、ガラ ス又はポリマーの微小球を含む。この微小球は、10〜200マイクロメーター の平均直径をもつべきであり、そして上記層の約5〜約65容量%を構成するこ とができる。好適なポリマーの微小球は、米国特許第4.287.398号(N akayama) (本明細書中に引用により取り込まれる)に開示されるよう なものを含む。
炭化水素エラストマー、例えば、スチレン−ブタジェンのブロック共重合体が、 1988年6月28日に出願された、共通に請渡された同時継続中の米国特許出 願番号07/210.712に記載されるように、高固形物塗料への接着性の改 良のために、取り込まれることもできる。
このようなエラストマーは、好ましくは、上記組成物の重量としての100部に 基づき、上記組成物の約5〜約35重量部を構成する。
側鎖溶解基をもつフッ素化された界面活性剤組成物(例えば、式Iの口が、0で ある非架橋性組成物)は、以下の反応機構に示されたように合成されることがで きる(ここで、R’、R”、R’、Q、R,、R,、R,、a、b、及びCは、 先に定義したものと同じである)。Gは、結合基Qに、対応する、変換されるで あろう、又は更に合成されるであろう、結合基である。それぞれのRは、水素、 ハロゲン、又はメチルであり、そしてR1は、重合性オレフィン基に、変換され ることができる、又は更に合成されることができる基である。上記オリゴマー鎖 を終了させる基は、この反応機構には、示されていない。
RfQCR″″″0(2 ■ 上記反応機構の段階(i)においては、フッ素化モノマー、溶解性モノマー、及 び2官能価のモノマーが、式I+の中間体を作るために、オリゴマー化される。
式IIの化合物中の、及び2官能価モノマー中のR5は、変換され、そして更に 重合性2重結合に合成されることかてきる基である。R,は、反応、例えば、重 合性オレフィン基を含む試薬による核又は電子攻撃に対し感受性のある基である 。
この性質の例示の基は、エポキシ、アズラクトン(すなわち、2−オキサノ゛リ ンー5−オン)、アシル・ハライド、アルキル・ノ1ライド、カルボキシリンク ・アンヒドリド、イソシアナト、及び他の電子基、並びに、ヒドロキシ、アミノ 、及び他の核基を含む。このような基を含む2官能価のモノマーは、当業者によ り、よく知られ、そして一般的に商業的に利用可能であり、又は容易に合成でき る。
模範的な2官能価のモノマーは、 2−アルケニル−2−才キサブリン−5−オンス、例えば、2−エチニル−2− オキサゾリン−5−オン、及び、2−プロペニル−2−オキサゾリン−5−才ン ニアクリルアミド:メタクリルアミド:マレアミド、マレイミド二N−イソプロ ピル・アクリルアミド;N−メチロール・メタクリルアミド;ジアセトン・アク リルアミド及びメタクリルアミド:メチロール化・ジアセトン・アクリルアミド 及びメタクリルアミド:2−ヒドロキシ−3−クロロプロピル・アクリレート及 びメタクリレート:アジリジニル・アクリレート及びメタクリレート:無水マレ イン酸:アリル・アルコール:アリル・グリコレート:イソブテネジ才一ル:ア リロキシエタノール二〇−アリル・フェノール:ジビニル・カルビノール:グリ セロール・α−アリルエーテル;アクリル酸、メタクリル酸及びそれらの金属塩 、ビニルスルホン酸及びスチレン・p−スルホン酸及びそれらの金属塩:3−ア ミノクロトニトリル;モノアリルアミド=2−アクリルアミド−2−メチルプロ パンスルホン酸(AMPS)及びその塩ニゲリシジルアクリレートおびよびメタ クリレート:アリル・グリシジル・エーテル:アクロレイン:N、N−ジメチル アミノエチル・アクリレート及びメタクリレート:N−tert−ブチルアミノ エチル・メタクリレート:オレフィン不飽和物、例えば、イソシアナトエチル・ メタクリレート、ビス(2−イソシアナト・エチル)−フマレート、メタクロイ ル・イソシアネート、1(1’−イソシアナト−1′−メチルエチル)−3−( 1’−メチルエチニル)−ベンゼン(American Cyanamideか ら、M−TλIIとして入手できる)、及びアリルイソシアネートを含むイソシ アネート:ハロゲン化低級オレフィン炭化水素、例えば、3−クロロ−2−イソ ブタン、臭化アリル、塩化アリル、及び塩化メタリル、ビニルエステル、例えば 、酢酸ビニル、ビニル・プロピオネート、ビニル・イソブチレート、ビニル・ス クシネート、ビニル・ステアレート、ジビニルカーホネート、アリルエステル、 例えば、酢酸アリルおよびおアリル・ヘプタノエート、ビニル・アルキル・ケト ン例えば、ビニル・メチル・ケトン:不飽和酸、例えば、アクリル酸、α−クロ ロ・アクリル酸、α−フルオロ・アクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、フマー ル酸、イタコン酸、及びシトラコン酸、並びに、それらの無水物及びエステル、 例えば、ジメチル・マレエート、エチル・クロトネート、酸メチル・マレエート 、酸ブチル・イタコネート、及びC1〜C4アルキル・アクリレート並びにメタ クリレート、 を含む。
溶解モノマーは、当業者により、よく知られ、そして一般的に商業的に利用可能 であり、又は容易に合成できる。模範的な、溶解モノマーは、C2及びそれより 長い、好ましくはC4及びそれより長いアルキル・アクリレート並びにメタクリ レート、例えば、オクタデシル・メタクリレート等、ポリアルキレン・グリコー ルのアクリレート及びメタクリレート、例えば、トリエチレングリコール・アク リレート、メトキノポリエチレン・グリコール及びポリエチレン・グリコール( CARBOW、AX ”’として入手可能な)のアクリレート及びメタクリレー ト、エチレン・オキサイド及びヒドロキシ基により末端キャップされたプロピレ ン・オキサイド(PLLIRONIC”’として入手可能な)のブロック共重合 体、並びにテトラメチレンオキサイド/グリコール(TERATHANE”’と して入手可能な):並びに、アミノ−末端のポリエーテル(JEFFAMINE ”’として入手可能な)のアクリルアミド及びメタクリルアミド、を含む。
フッ素化モノマー及びそれらの合成方法は、公知であり、そして、例えば、米国 特許第2.803.615号(Ahlbrecht他)及び第2.841.57 3号(Ahlbrecht他)(本明細書中に引用により取り込まれる)の中に 開示されている。これらの化合物の例は、一般的なりラスのフルオロケミカル・ オレフィン、例えば、アクリレート、メタクリレート、ビニル・エーテル、並び に、フッ素化スルホンアミド基を、フルオロミカル・テロマー・アルコールから 、フルオロケミカル・チオール等から得られるアクリレート若しくはメタクリレ ートを含むアリル化合物を含む。特定のフッ素化モノマーは、N−メチル・パー フルオロオクタンスルホンアミドエチル・アクリレート、N−メチル・パーフル オロオクタンスルホンアミドエチル・メタクリレート、N−エチル・パーフルオ ロオクタンスルホンアミドエチル・アクリレート、N−メチル−パーフルオロヘ キシルスルホンアミドエチル・アクリレート、イソシアナトエチル・メタクリレ ートとN−メチル−パーフルオロオクタンスルホンアミドエチル・アルコールと の反応産物、パーフルオロオクチル・アクリレート、N−メチル・パーフルオロ オクタンスルホンアミドエチル・ビニル・エーテル、及びC、F 、、502N HCH2CH=CH2、並びに、その他、例えば、パーフルオロシクロヘキシル ・アクリレート、及びテトラマーのヘキサフルオロプロピレンオキサイド・ジヒ ドロアクリレートを含む。
上記反応機構の段階(i)においては、数タイプのモノマーが、それぞれのタイ プのモノマーの所望の相対数を含む製品を作るのに必要な量で、存在する。また 、段Iv(i )においては、適当な長さでそのオリゴマーの鎖を停止させるた めに役立つことができる連鎖移動剤も存在し、これにより、化合物中のそれぞれ のタイプのモノマーの絶対数を制御する。好適な連鎖移動剤は、フリーラジカル 反応を生長及び終止させる能力のある基を含み、そして当業者に知られている。
代表的な連鎖移動剤は、チオール、例えば、エタンチオール、プロパンチオール 、ブタンチオール、n−オクチルチオール、t−ドデシルチオール、2−メルカ プトエチル・エーテル、2−メルカプト−イミダゾール、等を含む。この連鎖移 動剤は、段階(i)においては、上記脂肪族骨格内の重合単位の数を制御するの に十分な量で存在する。この連鎖移動剤は、上記反応のモノマーのモル数に基づ き、一般的に、約1〜約20モルパーセント、好ましくは約3〜約lOモルパー セントの量で使用される。
また、段階(i)においては、フリーラジカル開始剤も存在する。
このような化合物は、当業者に知られており、そして、過硫酸塩、アゾ化合物、 例えば、アゾオソブチロニトリル及びアゾ−2−シアノハレリアン酸等、ヒドロ ペルオキシド、例えば、クメン、t−ブチル、及び【−アミル・ヒドロペルオキ シド、ジアルキル・ペルオキシド、例えば、ジ−t−ブチル及びジクミル・ペル オキシド、ペルオキシエステル、例えは、t−ブチル・パーベンゾエート及びジ −t−ブチルペルオキシ・フタレート、ジアシルペルオキシド、例えば、ヘンジ イル・ペルオキシド及びラウロイル・ペルオキシドを含む。
開始剤の好適な量は、使用されたその特定の開始剤及び他の反応基質に依存する 。反応における全ての他の反応基質の全重量に基つき、約0.1重量%〜約5重 量%の、好ましくは約0.1重量%〜約1重量%の開始剤か、使用されることが できる。
段階(1)は、好ましくは、不活性雰囲気、例えば、乾燥窒素雰囲気中で行わn る。段階(1)は、有機フリーラジカル反応に好適な溶媒中で行われることがで きる。反応基質は、この溶媒中に存在することかでき、そして、反応混合液の全 重量に基づき、いかなる好適す濃度、例えは、約5重量パーセント〜約90重量 パーセントであることかできる。好適な溶媒の例は 脂肪族及び脂環式の炭化水 素、例えば、ヘキサン、ヘプタン、及びシクロヘキサン:芳香族溶媒、例えば、 ベンゼン、トルエン、及びキシレン、エーテル、例えば、ジエチルエーテル、グ ライム、ジグライム、及びジイソプロピル・エーテル、エステル、例えば、酢酸 エチル及び酢酸ブチル:ケトン、例えば、アセトン、メチルエチル・ケトン、及 びメチル・イソブチル・ケトン:スルホキシド、例えば、ジメチル・スルホキシ ド:アミド、例えば、N、N−ジメチルホルムアミド及びN、N−ジメチルアセ トアミドハロゲン化溶媒、例えば、メチルクロロホルム、FRi:aN1113 、トリクロロエチレン、及びα、α、α−トリフルオロトルエン二等、並びにそ れらの混合物を含む。
同様に、段階(i)は、有機フリーラジカル反応を誘導するのに好適ないかなる 温度にて行われることができる。使用される特定の温度及び溶媒は、例えば、試 薬の溶解性、特定開始剤の使用に必要な温度等を考慮して、当業者により容易に 選択されることができる。
全ての開始剤及び全ての溶媒に好適な特定温度を列挙することが現実的でないの であるが、一般的に好適な温度は、約30″Cと約200 ’Cとの闇にある。
段階(i)の製品、すなわち、式1[のオリゴマーは、さらなる又は異なる官能 基を含むように、常法を介して、1以上の段階で、合成又は変換されることがで きる。しかしながら、この製品は、まだ、式IIの範囲内にあるであろう。例え ば、ヒドロキシ−官能基のオリゴマーか、ヒドロキシ及びクロロ基の両方をもつ 、さらなるオリゴマーを提供するために、エビクロロヒドリンと反応させられる ことができる。さらなる例として、酸−官能基のオリゴマー(これは、次に、エ ステル結合をも含むアミン−官能基オリゴマーを提供するためにアブロラクタム と反応させられることができる)は、ヒドロキシ−官能性のオリゴマーを提供す るために、当業者に知られた方法により還元されることができる。
段階(11)においては、式I+のオリゴマーは、重合性オレフィン基R2を含 んで成るように、変換又はさらに合成される。多数の反応の中のいずれか1つが 段階(11)の中で行われることができる。段階(ii)は、一般的に、R1基 と、重合性オレフィン基及びR1と反応性のある官能基を含んで成る試薬との反 応を含む。慣用反応、例えば請求核付加、求電子付加、及びフリーラジカル付加 反応が、使用されることができる。一般的に、慣用条件は、段階(11)の中で 使用されることができる様々な反応を行うのに好適である。特定条件は、当業者 によく知られており、モしてR,基の性質、及びR1と反応させるために選ばれ た試薬の性質に依存するであろう。
カテナリー溶解基、例えば、式I中のnが1である架橋組成物をもつ、フルオロ ケミカル界面活性剤組成物の合成方法は、説明されたl官能価の溶解モノマーの 代わりに、2官能価の溶解モノマー、すなわち、2つの重合性オレフィン成分と 結合する溶解基を含むものを、段階(i)の中で使用することを含む。好適な2 官能価の溶解モノマーの例は、ポリオキシアルキレン・ジオールのジアクリレー ト及びジメタクリレート、例えば、CARBOWAXT″″1000.1450 . 及U3350として入手可能なものを含む。このような2官能価の溶解モノ マーが使用されるときは、段階(1)は、カテナリー溶解基を含んで成る僅かに 架橋したフッ素化オリゴマーを作り出す。R,基の性質に依存して、上記別段階 (i)の製品は、重合性フルオロケミカル界面活性剤組成物を作る段階(ii) と組み合わせて、前記のように、変換又はさらに合成されることかできる。
当業者に知られ、そして、例えば、米国特許第4.181.752号Qlart ens他)(引用により本明細書中に取り込まれた)に開示された一般的な旅溶 媒法に従って、本発明のポリマー接着剤組成物は、混合され、塗布され、そして 硬化されることができる。
一般的に、アクリレート含有混合物が、任意のエラストマー(もしあったら)を 上記アクリレート・モノマーに溶解又は分散することにより、そして次に、任意 の極性共重合性モノマー(もしあったら)及び光重合開始剤を添加することによ り、合成されることがきる。好適な光重合開始剤は、ベンゾイン・エーテル、置 換ベンゾイン・エーテル、例えば、ベンゾイン・メチル・エーテル若しくはベン ゾイン・イソプロピル・エーテル、置換アセトフェノン、例えば、2.2−ジェ トキシ−アセトフェノン、及び2,2−ジメトキシ−2−フェニル−アセトフェ ノン、置換アルファーケトール、例えハ、2−メチル−2−ヒドロキシ−プロピ オフェノン、芳香族塩化スルホニル、例えば、2−ナフタレン・塩化スルホニル 、及び光活性オキシム、例えば、■−フェニルー1.1−プロパンジオン−2− (0−エトキシカルボニル)オキシムを含む。一般的に、この光重合開始剤は、 上記アクリレート含有混合物の光重合を開始するのに十分な量で、例えば、モノ マーの100部に基づき、約0.O1重量部〜約1.0重量部で、存在する。
任意の架橋剤又は他の添加剤も取り込まれることができる。アクリレート感圧接 着剤のための好ましい架橋剤は、多官能価アクリレート、例えば、1.6−ヘキ サンジオール・ジアクリレート、並びに、米国特許第4.379.201号(H ei1mann他)(引用により本明細書中に取り込まれる)に開示されたもの 、例えば、トリメチロールプロパン・トリアクリレート、ペンタエリスリトール ・テトラクリレート、1.2−エチレン・グリコール・ジアクリレート、及び1 .2−ドデカンジオール・ジアクリレートを含む。架橋形成は、多アクリレート 架橋剤の添加において上記モノマーを光重合するとき、制御が非常に容易である 。他の青用な架橋剤は、置換トリアジン、例えば、米国特許第4.329.38 4及び4.330.590(VesleyX両者が引用により本明細書中に取り 込まれる)に開示されたもの、例えば、2.4−ビス(トリクロロメチル)−6 −p−メトキシスチレン−3−トリアジンを含む。この架橋剤は、典型的には、 混合物のモノマーの全重量に基づき、約0.O1重量%〜約5重量%の範囲で存 在する。
このアクリレート含有混合物を、次に、塗布目的のために、その粘度を増加させ るために、部分的に重合されることができる。約500CpS〜約50.000 cps 、好ましくは、約3.000cpsの最適粘度までの重合が、好まれる 。
上記フルオロケミカル界面活性剤組成物は、次に、本発明のプレポリマー組成物 を作るために、上記アクリレート含有混合物に添加される。このフルオロケミカ ル界面活性剤は、好ましくは、塗布性質を改良するために、上記アクリレート含 有混合物に比較しての上記プレポリマー組成物の界面エネルギーを減少させるに 十分な量で、添加される。フルオロケミカル界面活性剤の好適な量は、本発明の ポリマー接着剤組成物と一緒に、先に記載したものと同じでる。
上記組成物の硬化の間、ポリマー鎖長を制御するために、連鎖移動剤か、プレポ リマー組成物中に含まれることができる。好適な連鎖移動剤は、当業者によく知 られており、そして、いかなる好適量で使用されることかでき、例えば、チオー ル連鎖移動剤は、好ましくは、約0.05〜約1重量パーセントの量で使用され る。
上記のプレポリマー組成物は、次に、支持体上に塗布されることができ、そして 不活性物内で、すなわち、実質的に無酸素な、雰囲気、例えば、窒素雰囲気内で 、実質的に完全に、光重合される。好適ば支持体は、シリコン化シート材料、例 えば、シリコン化ポリエチレン被覆紙及びシリコン化ポリマー(例えば、ポリエ チレン、ポリプロピレン、又はポリエステル)フィルムを含む低接着性担体を含 む。
光重合のためには、十分な不活性雰囲気は、紫外線照射の選択波長に対し実質的 に透明であるプラスチックフィルムにより、上記被覆を覆うことにより、そして そのフィルムを通して空気中に放射することにより達成されることもできる。上 記被覆を覆うことのかわりに、上記光重合が、不活性雰囲気内で行われようとす る場合は、上記不活性雰囲気の許容酸素含有量は、上記プレポリマー組成物に、 米国特許第4.303.485号(Levens) (引用により本明細書中に 取り込まれる)に教示された如き被酸化性の錫化合物を、混合することにより、 増加されることができる。当該特許は、このような手順が空気中で光重合される べき厚い被覆を可能にするであろうことも教示している。
本発明の組成物は、接着転写テープ、感圧接着テープ、例えば、米国特許第4. 415.615号(Esmay他)(引用により本明細書中に取り込まれる)に 記載されたようなもの、並びに多層感圧接着テープ、例えば、米国特許第4.8 94.259号(Kuller )(引用により本明細書中に取り込まれる)に 記載されたようなもの、の形態で使用されることかできる。
本発明の組成物は、以下に述べるテスト方法に従い、テストされた。
90°剥離接着性 テストされるべき接着層を、化学的に下塗りされた、50μmのアルミニウム・ ホイル裏材料に転写し、次に、これを、1.27cm(1/2インチ)の幅にス リットする。得られたテープを、一端か平滑な支持体プレート、例えば、ステン レス鋼、アクリロニトリル/ブタジェン/スチレン共重合体、又はテスト結果が 表さられた以下の表に示されたようなもの、の端の上で突き出すように置く。こ のテープを、2.04kgの固いゴムで覆われた鋼製ローラーの重量の下で、上 記支持体プレートに付着させる。それぞれの方向の2つのバスが上記ローラーに より行われる。上記テープの一端が、上記支持体プレートの端から伸び、そして それにより、このテープが引張り試験機により引かれることを可能にするために 、自由端として残す。指示された条件に晒された後、90°剥離接着性が、引張 試験機を使用して、90°で、そして、毎秒約0.5cmの速度で、上記支持体 プレートから上記テープの自由端を引き離すことにより測定される。条件を、以 降の例の中で、以下のように示す: 1N・剥離テスト前のテスト支持体上の接着剤の開始15分間の滞留時間 3RT=剥離テスト前の室温での3日間の滞留時間31(A= 70°Cての3 日間の滞留時間(加速された熟成を表す条件)表面張力 界面エネルギーは、fischer 5urface Tensiomat N Iodel 21上のDuNouyのring法を使用して測定された。
以下の例において、全ての反応を、乾燥窒素雰囲気下で行い、そして全ての部分 及び百分率は、特にことわらない限り重量である。
例中に表された、特定の物質及びそれらの量、並びに、他の条件及び詳細は、本 発明を不適当に限定するものと解釈されるへきてはない。
例1 約950mLのボトル内に、75.0g(0,120mol)のN−エチル・パ ーフルオロ(オクタン)−スルホンアミドエチル・メタクリレート、II7.5 g(0,146mo1)のCARBOWAXTM750アクリレート、25.0 g(0,216mol)のヒドロキシ・エチル・アクリレート、250gの酢酸 エチル溶媒、5.0g(0゜034mol)のn−オクチル・チオール及び0. 625gのアゾイソブチロニトリルを入れた。このボトル及び内容物を、減圧下 脱気し、窒素を注入し、密閉し、次に、launder−0−Meter内で、 65℃で16時間、加熱、及び攪拌し、式[[のヒドロキシ−官能基の中間体を 与えた。このボトルを冷却し、減圧下で脱気し、そして空気を注入した。
パートB パートAからの溶液に、32.5g(0,21mol)のイソシアナトエチル・ メタクリレート、重合阻害剤としての0.25gのヒドロキシン・モノメチル・ エーテル、及び0.25gの触媒としてのオクタン酸第−錫(九]&T Che micals、 [nc、から入手可能な、catalyst T−9)を添加 した。
上記密閉ボトルを、launder−0−Meter内で、70°Cて5時間、 加熱した。透明な、暗琥珀色のポリマー溶液の赤外線分析は、未反応のイソシア ナト基を全く示さず、そしてウレタン、メタクリレート、フルオロ脂肪族、及び ポリオキシエチレン基の存在を示した。
例2〜17 例1の一般的な手順に従って、本発明の追加の組成物を合成した。
特定のモノマー、他の反応基質、及び触媒を以下の表1に示す。表中: EtFOSEMAは、C、F 、、S02 N(C2HS )C,H、QC(0 )C(CH3)=CH2を表し: EtFO3EAは、C、F 、7S02 N(C2HS )C2H、QC(0) CH=C)I2を表し。
入1eFO3E、Aは、C、F 、、SO,N(CH、)C、H、QC(0)C I(=CH2を表し:2:0NYL 8A AIA は、 C、F t、、+c  t H4QC(0)C(CH3)=CH2、n=6−12を表し。
CARBOX 750Aは、CH30(C2H40)−C(0)CH=CH2、 m=約18を表し。
OD^IAは、CIxHz70c(0)C(C)I 3 )”CH2を表し;H OEAは、HOC2H、QC(0)CH=CH1を表し;HOPμは、HO(C H2) ff QC(0)C(CH! )=CH,を表し:TBAE八1Aはへ (CH、’) 2 CNHC,H4QC(0)C(CI(、)=C1(、を表し 716Mは、0CNC,H、QC(0)C(CH、戸CHIを表し:T9は、オ クタン酸第−錫(Al&T Chemicals、[nc、)を表し、そして、 TI2は、ジブチル錫ジラウレート(λl&T Chemicals、Inc、 )を表す。
本発明の3つの組成物に関して分子量データを得た。これらの組成物の合成にお いて唯一有意な変数は、使用した連鎖移動剤の量にあった。このデータを表2に 記す。
分子量及び分散度 例 連鎖移動剤(g) 分子量(重量平均)元監歴6 0.0625 20.0 12 4.497 1.25 12.313 1.758 0.5 16.97 4 2.38 表2のデータは、連鎖移動剤の量が上記のフッ素化化合物のオリゴマー鎖の長さ に影響することを示している。
約110mLのボトル内に、7.0g(0,011mol)のN−エチル・パー フルオロ(オクタン)−スルホンアミドエチル・メタクリレート、12.0g( 0,015mo l )のCARBOWAX750アクリレート(750A)、 1. Og(0,007mol)の2−ビー)Iv−4,4−ジメチル−2−オ キサゾリン−5−オン(VDAI) 、32.6gの酢酸エチル、0.30gの n−オクチル・チオール及び0.20gのアゾビスイソブチロニトリ゛ルを入れ た。二のボトルを、減圧上脱気し、窒素を注入し、密閉し、そして次に、1au nder−0−へIeter内て、75°Cて16時間、加熱及び攪拌し、式+ 1のアズラクトン−官能基の中間体を与えた。このボトルを取り出し、室温まで 冷却した。
バートB バートAからの溶液に、0.66g(0,006mol)の2−ヒドロキシエチ ル・アクリレート及び0.04g(2W4)のメタン・スルホン酸触媒を添加し た。次に、上記ボトルを密閉し、そして室温(約22°Cueで8時間、振とう した。得られた琥珀色溶液のサンプルの[R及びNIIR分析は、未反応のアズ ラクトン基を全く示さず、そしてアクリレート、フルオロ脂肪族、及びポリオキ シエチレン基の存在を示した。
例19〜22 例18の一般的な手順に従った。但し、例22においては、バートBの反応温度 が70°Cであり、そして反応時間が40時間であった。組成物を、以下の表3 に示すように合成した。表中、EtFOSEUAは、08F 、?SO□S(C 、HS )cz H4QC(0)C(CH、)=CHtを表し;DMVAは、2 −ビニル−4,4−ジメチル−2−才キサブリン−5−オンを表し:GMAは、 HOEAは、HOC2H、QC(0)CH=CH2を表し:AMC−2は、Ae rojet Strategic Propulsion Co、から入手てき るミネラルスピリット中のオクタン酸クロムを表し、そして、4−D^IAPは 、4−(ジメチルアミノ)ピリジンを表す。
表4に示したようにアクリレート・モノマー及びそれらの混合物における、例1 〜22の組成物について、4つの濃度での表面張力低下の性質を得た。式中、I OAは、イソオクチルアクリレート(表面張力=27.5 dynes/cm) を表し、そして、IOA/AAは、90/10重量比のイソオクチルアクリレー ト/アクリル酸(表面張力=27.8 dynes/cm)を表す。記入を欠く のは、値が測定されなかったことを示す。
表4のデータは、本発明の重合性界面活性剤が、その非重合性フルオロケミカル 界面活性剤より、一般的により大きな程度に、アクリレート・モノマー及びそれ らの混合物の界面エネルギーを低下させることを示している。
以下の表5は、本発明の重合性フルオロケミカル界面活性剤のその示された濃度 を含む、硬化イソオクチル・アクリレート/アクリル酸接着剤組成物についての 接着データを示している。接着データは、ステンレス鋼及びアクリロニトリル/ −ブタジェン/スチシン共重合体(ABS)支持体について、示されている。こ のデータは、前述のテスト方法に従って得られ、その組成物は、以下のように合 成された: 部分的に重合されたアクリレート含有混合物を、米国特許第4,330、590 号(Ves 1ey)の例1に記された一般的な方法に従って、イソオクチル・ アクリレートを90重量部、アクリル酸を10重量部、及び2゜2−ジメトキシ −2−フェニル・アセトフェノンを0.04重量部含むモノマー混合物を使用し て、合成した。得られたアクリレート含有混合物を、約3300cpsのブルッ クフィールド粘度まで、紫外線照射により、部分的に重合した。次に、この物質 を、2.2−ジメトキシ−2−フェニル・アセトフェノン(0,15重量部)及 び4〜(p−メトキシフェニル)−2,6−ピスドリクロロメチルーS−トリア ジン(0,15重量部)を添加することにより修飾した。
得られた部分重合のアクリレート含有混合物を、以下のように、感圧接着転写テ ープに取り込んた: 界面活性剤を、所望の量で、上記の部分重合のアクリレート含有混合物に添加す る。次に、この組成物を、ナイフ塗布機を使用して、低接着性担体に対して、0 .05mmの厚さで塗布する。この塗布担体を、次に、300nmと400nm との間にそれらの照射エネルギーの90パーセントをもち、そして351nmの 最大値をもつランプのバンクからの、約125mJ/cm”の紫外線照射(DY NACHEM ”500ラジオメーターによる測定される)により、照射する。
l 間標名FLUORAD TMFC−431筐布添加剤の下、3助1ら商業的 に入手可能な、重合性オレフィン不飽和物を含まない、オリゴマーのフルオロケ ミカル・アクリレート共重合体界面活性削去5中のデータは、本発明の重合性界 面活性剤を含んで成るこれらの硬化接着剤組成物か、一般的に、上記に示された 支持体に対して良好な接着性を維持することを示している。他方、非重合性フッ 素化界面活性剤を含んで成る接着剤組成物は、一般的に、特に加速された熟成の 後、上記に示された支持体に対して、より低い接着性をもっている。
例23〜24及び比較例CI 、 C24濃度での表面張力の低下の性質を、表 6に示されたような非重合性アクリレート・モノマー及びそれらの混合物におい て、例1〜22の界面活性剤について得た。表中、10Aは、イソオクチルアク リレート(表面張力=27.5 dynes/cm )を表し、そしてIOA/ AAは、イソオクチルアクリレート/アクリル酸90/10重量/重量比((表 面張力=27.8 dynes/Cm )を表している。記入を欠いたのは、そ の値が測定されなかったことを示している。
表6中のデータは、アルキル・アクリレート又はアクリレート含有混合物と一緒 に重合性界面活性剤を含んで成る本発明のこれらのプレポリマー混合物が、これ に対応するアルキル・アクリレート又はアクリレート含有混合物よりも低い界面 エネルギーをもっていることを示している。このデータは、更に、本発明のこれ らのプレポリマー混合物が、非重合性フッ素化界面活性剤を含んで成るその対応 する組成物に比較できる界面エネルギーをもつことも示している。
他方、比較例C3は、非フツ素化ポリオキシエチレン界面活性剤が、実質的に、 アクリレート含有混合物の界面エネルギーを減少させないことを示している。
例45〜53 部分的に重合されたアクリレート含有混合物を、米国特許第4゜330、590 号(Vesley)の例1に記された一般的な方法に従って、イソオクチル・ア クリレートを90重量部、アクリル酸をlOt量部置部び2.2−ジメトキシ− 2〜フエニル・アセトフェノンを0.04重量部含むモノマー混合物を使用して 、合成した。得られたアクリレート含有混合物を、約3300cpsのブルック フィールド粘度まて、紫外線照射により、部分的に重合した。次に、この物質を 、2,2−ジメトキシ−2−フェニル・アセトフェノン(0,15ffi量fa )及び4−(ρ−メトキシフェニル)−2,6−ピスドリクロロメチルーs−h リアジン(0,15重量部)を添加することにより修飾した。
得られた部分重合のアクリレート含有混合物を、以下のように、感圧接着転写テ ープに取り込んだ、 界面活性剤(使用されるべき場合に)を、所望の量で、上記の部分重合のアクリ レート含有混合物に添加し、本発明のプレポリマー組成物を形成する。次に、こ の組成物を、ナイフ筒布機を使用して、低接着性担体に対して、0.05mmの 厚さで塗布する。この塗布担体を、次に、300nmと400nmとの間にそれ らの照射エネルギーの90パーセントをもち、そして351nmの最大値をもつ ランプのバンクからの、約125mJ/cm”の紫外線照射(DYNACHEM  ”500ラジオメーターによる測定される)により、照射する。
前述の手順を使用して、本発明の組成物及びそれと同様のものを取り込んでいる 接着転写テープを、以下の表7に示された成分から合成した。接着データを、ス テンレス鋼支持体を使用して測定した。
結果を以下の表7に示す。表中、界面活性剤を、アクリレート含有混合物の重量 に基づく、1重量パーセントの量で使用した。(下表は、2つの部分に分かれて おり、それぞれの部分は、比較を目的として共に行われた実験を表している。) 商標名FLUORAD ” FC−431塗布添加剤の下、3に+から入手可能 な、重合性オレフィン不飽和物を含まない、オリゴマーのフッしオロケミカル・ アクリレート共重合体界面活性剤表7中のデータは、本発明のこれらのポリマー 接着剤組成物が、界面活性剤を全く含まないその対応接着剤組成物よりも低い界 面エネルギーをもつことを示している。表7は、加速された熟成の間、重合性界 面活性剤が、本発明の接着剤組成物が界面活性剤が使用されなかった場合の比較 例のものと比べてステンレス鋼への付着を維持することを、可能にすることも示 している。他方、表7は、非重合性フッ素化界面活性剤を含んで成る接着剤組成 物が、加速された熟成の間、ステンレス鋼への良好な付着を維持しないことを示 している。
例54〜71 接着転写テープを、先の例45〜53に述べた一般的な方法に従って調製した。
界面活性剤及びそれらの量、並びに前記のように調製された転写テープについて のステンレス鋼接着データを、以下の表8に記す。
54 12(0+21 64 96 164、 55 12(1,Ol) 68  83 16056 15(0+24) 64 85 16457 15(1, ON) 66 83 1625822(0,21) 70 103 15B59  22(1,0%) 61 72 19560 7(0,2k) 66 74  16661 7(1,ot) 59 79 15362 17(0,2%) 6 1 83 14063 17(1,0%) 68 70 13464 2(0, 2t) 68 72 15165 2(1,Cn) 59 64 15366  5(0+24) 64 72 15567 5(1,ot) 61 81 14 568 B(0,21) 64 88 16469 8(1,(n) 70 9 4 ’:L7370 6(0,2%) 61 85 17771 6(1,01 ) 64 85 173表8中のデータは、本発明のこれらのポリマー接着剤組 成物、及び比較例C8も、加速された熟成の間にも、ステンレス鋼への良好な接 着性を維持していることを示している。
例72〜77 接着転写テープを、先の例45〜53に述べた一般的な方法に従つて、以下の表 9に述べる部分的に重合したプレポリマー混合物、界面活性剤、開始剤、及び架 橋剤を使用して、調製した。表9中で命名した支持体表面、及び前記のテスト方 法を使用して、接着テストを行った。結果を、表9中に記す。表中、”PC“は 、ポリカーボネート支持体が接着テストに使用されたことを示し、ABS”は、 アクリロニトリル/ブタジェン/スチレン共重合体表面が接着テストに使用され たことを示し、そして、”PP“は、ポリプロピレン支持体が接着テストに使用 されたことを示している。
表9(続き) Ao、15部の4−(−p−メトキンフェニル)−2,6−ピスドリクロロメチ ルーS−トリアジン及び0.39部の1−ベンゾイルシクロヘキサノールを使用 して合成された、93.5部のイソオクチル・アクリレート、6.5部のアクリ ル酸、 ’ 0.10部の4−(−p−メトキシフェニル)−2,6−ピスドリクロロメ チルーS−トリアジン及び0.14部の2.2−ジメトキシ−2−フェニル・ア セトフェノンを使用して合成された、80部のイソオクチル・アクリレート、2 0部のN−ビニル・ピロリジノン’ 0.10部の4−(−p−メトキシフェニ ル)−2,6−ピスドリクロロメチルーS−トリアジン及び0.14部の2.2 −ジメトキシ−2−フェニル・アセトフェノンを使用して合成された、90部の イソノニル・アクリレート、10部のアクリル酸 0 ”部分′は、アクリレート含有混合物中のモノマーの100重量部に基づく 。
’ FORALTM−85樹脂は、Herculesから商業的に入手可能な、 高水素添加樹脂のグリセリルアステルを含んで成ると言われている粘着付与剤組 成物 ′ 商標名FLUORAD TMFC−740良好な刺激添加剤の下、3λIか ら商業的に入手可能な、重合性オレフィン不飽和物を含まなし・、オリゴマーの フルオロケミカル・アクリレート共重合体界面活性削去9中のデータは、強い極 性の共重合性モノマー(例72.73.76及び77)を含む本発明のこれらの ポリマー接着剤組成物か、加速された熟成の間でさえも様々な支持体物質に対し 良好な接着性を維持していることを示している。中程度の極性の共重合性モノマ ー(例74及び75)を含む本発明のこれらの組成物は、ポリカーボネート、A BS 、又はポリプロピレン支持体を用いて使用されたとき、その比較組成物に 匹敵する。
本発明の様々な修正及び変更は、本発明の範囲及び核心から外れることなく、当 業者に明らかになるであろう。本発明が本明細書中に記載された態様に不適当に 限定されるへきでないことが、理解されるへきである。
フロントページの続き (72)発明者 マグリ、イメルダ ニー。
アメリカ合衆国、ミネソタ 55133−3427゜セントポール、ポスト オ フィス ボックス33427 (72)発明者 アルム、ロジャー アール。
アメリカ合衆国、ミネソタ 55133−3427゜セントポール、ポスト オ フィス ボックス33427

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.少なくとも2つのフルオロ脂肪族側鎖、少なくとも2つの有機溶解基、及び 少なくとも1つの重合性オレフィン基側鎖をそれぞれに含んで成る1以上のフッ 素化オリゴマーを含んで成る、重合性の、有機溶解性の、オリゴマーのフルオロ ケミカル界面活性剤組成物。
  2. 2.上記フッ素化オリゴマーが、 (i)十分にフッ素化された末端基をそれぞれにもつ、少なくとも2つのフルオ ロ脂肪族基; (ii)多数の炭素原子をそれぞれに含んで成り、そして1以上のカテナリー酸 素原子をそれぞれに含んでもよい、少なくとも1つの有機溶解基;及び、 (iii)少なくとも1つの重合性オレフィン基、に結合している脂肪族の骨格 を含んで成り、それぞれのフルオロ脂肪族基、有機溶解基、及び重合性オレフィ ン基が、独立して、共有結合、ヘテロ原子、又は有機架橋基を介して、この脂肪 族の骨格に結合されているもの。
  3. 3.請求項1に記載の重合性フルオロケミカル界面活性剤組成物であって、その フッ素化オリゴマーが、以下の式:▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、 R1、R2、及びR3が、独立して、重合性のオレフィン・モノマーから得られ た重合単位を表し、そして一緒になって脂肪族骨格を形成し: それぞれのQが、独立して、共有結合、ヘテロ原子、又は有機結合基であり; Rfが、十分にフッ素化された末端基を含むフルオロ脂肪族基であり; Rsが、多数の炭素原子を含んで成り、そして場合により、1以上のカテナリー 酸素原子を含んでもよい、有機溶解基であり;Rpが、重合性オレフィン基であ り;そして、a、b、c、d及びeが、上記化合物がオリゴマーとなるような全 数であり、そしてそれぞれのnが独立して0又は1である。〕により表される部 分を含んで成る、請求項1に記載の重合性フルオロケミカル界面活性剤組成物。
  4. 4.以下の段階: (i)フッ素化モノマー、溶解性モノマー、及び2官能価モノマーを一緒にし、 (ii)少なくとも2つのフルオロ脂肪族基側鎖、少なくとも2つの有機溶解基 、及び更に重合性オレフィン基に合成されることができる側基を、それぞれに含 んで成る1以上のフッ素化オリゴマーを含んで成る中間体組成物を形成するため に、フッ素化モノマー、溶解性モノマー、及び2官能価のモノマーをオリゴマー 化し;そして、 (iii)重合性のオレフィン基を含んで成る請求項1に記載の組成物を提供す るために、段階(ii)からの上記中間体を、変換又は更に合成すること、 を含んでなる、請求項1に記載の組成物の合成方法。
  5. 5.(a)アクリレートを基礎材料とした感圧接着剤のモノマー成分を含んで成 るアクリレート含有混合物から得られた多量の重合単位;及び、 (b)少なくとも2つのフルオロ脂肪族側鎖、少なくとも2つの有機溶解基、及 び少なくとも1つの重合性オレフィン基側鎖をそれぞれに含んで成る、1以上の フッ素化オリゴマーを含んで成る、重合性の、有機溶解性の、オリゴマーのフル オロケミカル界面活性剤から得られた少量の重合単位、を含んで成る、ポリマー 接着剤組成物。
  6. 6.上記フッ素化オリゴマーが、 (i)十分にフッ素化された末端基をそれぞれにもつ、少なくとも2つのフルオ ロ脂肪酸基; (ii)多数の炭素原子をそれぞれに含んで成り、そして場合により、1又はそ れより多くのカテナリー酸素原子を含んで成る、少なくとも1つの有機溶解基; 及び、 (iii)少なくとも1つの重合性オレフィン基、に結合している脂肪族骨格を 含んで成り、フルオロ脂肪族基、有機溶解基、及び重合性オレフィン基のそれぞ れが、独立して、共有結合、ヘテロ原子、又は有機結合基を介して、この脂肪酸 骨格に結合されている、請求項5に記載の接着剤組成物。
  7. 7.上記重合性フルオロケミカル界面活性剤が、以下の式:▲数式、化学式、表 等があります▼ 〔式中、 R1、R2、及びR3が独立して、重合性オレフィン・モノマーから得られた重 合単位を表し、そして一緒になって脂肪族骨格を形成し; それぞれのQが、独立して、共有結合、ヘテロ原子、又は有機結合基であり; Rfが、十分にフッ素化された末端基を含むフルオロ脂肪族基であり; Rsが、多数の炭素原子を含んで成り、そして1以上のカテナリー酸素原子を含 んでもよい、有機溶解基であり;Rpか、重合性オレフィン基であり;そして、 a、b、c、d及びeが、上記化合物がオリゴマーとなるような全数であり、そ してそれぞれのnが独立して0又は1である。〕により表される部分を含んで成 るオリゴマーを含んで成る、請求項5に記載の接着剤組成物。
  8. 8.上記のアクリレート含有混合物が、そのアルキル基が1〜約14の炭素原子 を含む多量のアルキル・アクリレート、及びそれらと共重合体性の少量の極性モ ノマーを含んで成る、請求項5に記載の接着剤組成物。
  9. 9.前記重合性界面活性剤から得られた重合単位が、前記アクリレートを基礎材 料とした感圧接着剤に比べて、その組成物の表面張力を減少させるのに効果のあ る量で、存在している、請求項5に記載の接着剤組成物。
  10. 10.(a)アクリレートを基礎材料とした感圧接着剤のモノマー成分を含んで 成るアクリレート含有混合物;及び、(b)少なくとも2つのフルオロ脂肪族側 鎖、少なくとも2つの有機溶解基、及び少なくとも1つの重合性オレフィン基側 鎖をそれぞれに含んで成る、1以上のフッ素化オリゴマーを含んで成る、重合性 の、有機溶解性の、オリゴマーのフルオロケミカル界面活性剤組成物、を含んで 成るプレポリマー組成物であって、上記の界面活性剤組成物が、上記のアクリレ ート含有混合物に比べて、このプレポリマー組成物の表面張力を低下させるのに 効果のある量で存在しているもの。
  11. 11.以下の段階: (i)アクリレートを基礎材料とする感圧接着剤のモノマー成分と光重合開始剤 とを一緒にし; (ii)塗布目的のためにその粘度を増加させるように、段階(i)からの組成 物を、場合により、部分的に、光重合させ;(iii)プレポリマー組成物を与 えるために、前記重合性フルオロケミカル界面活性剤と段階(ii)からの組成 物とを化合させ;(iv)段階(iii)からのプレポリマー組成物を、低接着 性担体上に塗布し;そして、 (v)不活性雰囲気中で、実質的に、完全に、光重合させること。 を含んで成る、請求項5に記載の感圧接着剤組成物の調製方法。
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